JP2024088053A - ショベル - Google Patents
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Abstract
【課題】運転技能の向上を支援することを目的とする。【解決手段】下部走行体と、旋回機構と、上部旋回体と、アタッチメントとを有するショベルであって、作業前の所定のタイミングで、前記ショベルの運転技能に関する情報を出力する制御部を有するショベルである。【選択図】図1
Description
本発明は、ショベルに関する。
従来から、下部走行体と、上部旋回体と、上部旋回体に取り付けられたアタッチメントと、上部旋回体に設けられたキャビンと、を有し、キャビンに乗車したオペレータによって操作されるショベルが知られている。
近年では、高齢化等の影響により、ショベルの操作技術に習熟したオペレータが減少しつつあり、各々のオペレータの運転技能の向上が望まれている。
そこで、上記課題に鑑み、運転技能の向上を支援することを目的とする。
本発明の実施形態に係るショベルは、下部走行体と、旋回機構と、上部旋回体と、アタッチメントとを有するショベルであって、作業前の所定のタイミングで、前記ショベルの運転技能に関する情報を出力する制御部を有するショベルである。
運転技能の向上を支援できる。
(第一の実施形態)
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
以下に、図面を参照して、本実施形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
図1は、ショベルの側面図の一例である。図1中、矢印X1方向は前方向、矢印X2方向は後方向、矢印Z1方向は上方向、矢印Z2方向は下方向を表す。各方向は、運転席に着座するオペレータ(オペレータ)からみた方向である。
本実施形態のショベル100は、下部走行体1、旋回機構2、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、バケット6を有する。
下部走行体1には、旋回機構2を介して旋回自在に上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3には、ブーム4が取り付けられている。ブーム4の先端には、アーム5が取り付けられている。アーム5の先端には、アームトップピンP1及びバケットリンクピンP2によりエンドアタッチメント(作業部位)としてバケット6が取り付けられている。エンドアタッチメントとしては、法面用バケット、浚渫用バケット、ブレーカ等が取り付けられてもよい。
ブーム4、アーム5、及びバケット6は、アタッチメントの一例として掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。ブーム4、アーム5、及びバケット6には、それぞれブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3が取り付けられている。掘削アタッチメントには、バケットチルト機構が設けられてもよい。
ブーム角度センサS1は、ブーム4の回動角度を検出する。ブーム角度センサS1は、例えば水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3に対するブーム4の回動角度を検出する加速度センサである。
アーム角度センサS2は、アーム5の回動角度を検出する。アーム角度センサS2は、例えば水平面に対する傾斜を検出して、ブーム4に対するアーム5の回動角度を検出する加速度センサである。
バケット角度センサS3は、バケット6の回動角度を検出する。バケット角度センサS3は、例えば水平面に対する傾斜を検出して、アーム5に対するバケット6の回動角度を検出する加速度センサである。
掘削アタッチメントがバケットチルト機構を備える場合、バケット角度センサS3は、チルト軸回りのバケット6の回動角度を追加的に検出する。ブーム角度センサS1、アーム角度センサS2、及びバケット角度センサS3は、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、対応する油圧シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ、連結回りの回動角度を検出するロータリエンコーダ等であってもよい。
上部旋回体3は、エンジン11等の動力源、車体傾斜センサS4が搭載され、カバー3aにより覆われている。車体傾斜センサS4は、上部旋回体3の傾斜角度を検出する。車体傾斜センサS4は、例えば水平面に対する傾斜を検出して、上部旋回体3の傾斜角度を検出する加速度センサである。
上部旋回体3のカバー3a上部には、撮像装置80が設けられている。撮像装置80は、上部旋回体3からキャビン10に向かって、左側を撮像する左側カメラ80L、右側を撮像する右側カメラ80R、後方を撮像する後方カメラ80Bを有する。左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bは、例えばCCDやCMOS等の撮像素子を有するデジタルカメラであり、それぞれ撮影した画像をキャビン10内に設けられている第1表示装置40に送る。
上部旋回体3には、運転室としてのキャビン10が設けられている。キャビン10の頂部には、GPS装置(GNSS受信機)G1、及び送信装置T1が設けられている。GPS装置G1は、ショベル100の位置をGPS機能により検出し、位置情報をコントローラ30内のマシンガイダンス装置50に供給する。送信装置T1は、ショベル100の外部に向けて情報を発信する。また、キャビン10内には、コントローラ30、第1表示装置40、第2表示装置40S、音声出力装置43、入力装置45、記憶装置47、及びゲートロックレバー49が設けられている。
コントローラ30は、ショベル100の駆動制御を行う主制御部として機能する。コントローラ30は、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成されている。コントローラ30の各種の機能は、CPUが内部メモリに格納されているプログラムを実行することで実現される。
コントローラ30は、ショベル100の操作をガイドするマシンガイダンス装置50としても機能する。マシンガイダンス装置50は、例えばオペレータが設定した目標地形の表面である目標面とアタッチメントの作業部位との距離等といった作業情報をオペレータに報知する。目標面とアタッチメントの作業部位との距離は、例えばエンドアタッチメントとしてのバケット6の先端(爪先)、バケット6の背面、エンドアタッチメントとしてのブレーカの先端等と目標面との間の距離である。マシンガイダンス装置50は、第1表示装置40、第2表示装置40S、音声出力装置43等を介して、作業情報をオペレータに報知し、ショベル100の操作をガイドする。
なお、本実施形態では、マシンガイダンス装置50がコントローラ30に組み込まれているが、マシンガイダンス装置50とコントローラ30とは別に設けられてもよい。この場合、マシンガイダンス装置50は、コントローラ30と同様、CPU及び内部メモリを含む演算処理装置で構成される。マシンガイダンス装置50の各種の機能は、CPUが内部メモリに格納されたプログラムを実行することで実現される。
また、本実施形態のコントローラ30は、ショベル100の稼働状況を示す稼働情報を取得し、定期的に管理装置等の外部装置に送信する。また、ショベル100は、管理装置等の外部装置から、各種の情報を受信してよい。また、稼働情報は、後述するコントローラ30の記憶部30aに格納されていてよい。
ショベル100の稼働情報とは、具体的には、自機の現在位置を示す位置情報、自機の向きを示す向き情報、自機の姿勢を示す姿勢情報、作業内容を示す作業内容情報、負荷率を記す負荷率情報、ショベル100の稼働時間を示す稼働時間情報、燃料噴射量を含む燃料情報、CO2排出量、作業量、ショベル100の撮像装置80により取得された画像データ、単位仕事量当たりに要する燃料消費量(燃費)等を含む。
第1表示装置40及び第2表示装置40Sは、コントローラ30に含まれるマシンガイダンス装置50からの指令に応じて各種の作業情報を含む画像を表示する。第1表示装置40及び第2表示装置40Sは、例えばマシンガイダンス装置50に接続される車載液晶ディスプレイである。本実施形態では、第2表示装置40Sの画面サイズは第1表示装置40の画面サイズより大きい。但し、第2表示装置40Sの画面サイズは第1表示装置40の画面サイズ以下であってもよい。
また、本実施形態のショベル100は、コントローラ30により、第1表示装置40及び第2表示装置40Sの何れか一方に、ショベル100が作業を開始する前の所定のタイミングで、オペレータの運転技能に関する情報を表示させる。
運転技能に関する情報とは、例えば、これから行われる作業において生じる危険を回避するための情報や、ショベル100の燃費に関する情報を含む。また、本実施形態において、ショベル100が作業を開始する前とは、例えば、午前の作業が開始される前の朝の時間帯や、午後の作業が開始される前の昼の時間帯等であってよい。
なお、本実施形態では、ショベル100の燃費に関する情報に代えて、ショベル100の省エネに関する情報を表示させてもよい。省エネに関する情報とは、ショベル100の使用電力に関する情報を含む。
本実施形態では、このように、ショベル100による作業の開始前に、運転技能に関する情報を表示させることで、オペレータに対して、その後の作業における危険因子を把握させることができ、安全意識を高めることができる。また、本実施形態では、オペレータに対し、その後の作業において、ショベル100の操作に関して留意すべき点を把握させることができ、運転技能の向上を支援することができる。
さらに、本実施形態では、ショベル100による作業の開始前に、運転技能に関する情報を表示させるため、オペレータがショベル100を作業している最中に第1表示装置40及び第2表示装置40Sに表示される情報量を減らすことができる。このため、本実施形態によれば、オペレータに対して作業に集中させることができる。なお、以下の説明では、運転技能に関する情報を、運転技能情報と表現する場合がある。
音声出力装置43は、コントローラ30に含まれるマシンガイダンス装置50からの音声出力指令に応じて各種の音声情報を出力する。音声出力装置43は、例えばマシンガイダンス装置50に接続される車載スピーカを含む。また、音声出力装置43は、ブザー等の警報器を含んでもよい。
入力装置45は、ショベル100のオペレータがマシンガイダンス装置50を含むコントローラ30に各種の情報を入力するための装置である。入力装置45は、例えば第2表示装置40Sに設けられるメンブレンスイッチを含んで構成される。
入力装置45は、例えば、バケット6の寸法等を設定する寸法設定画面へ切り替えるための寸法設定画面切替スイッチ、ブザー音の周波数(高低)、音量等を設定するブザー設定画面へ切り替えるためのブザー設定画面切替スイッチ、測量モードの使用を有効にするか否か等を設定する測量設定画面へ切り替えるための測量設定画面切替スイッチ、基準点設定画面切替スイッチ、バケットベンチセット機能スイッチ、旋回ベンチセット機能スイッチ等を含んでよい。また、入力装置45は、第1表示装置40及び第2表示装置40Sのそれぞれに対応付けて個別に設けられていてもよい。この場合、入力装置45としてタッチパネル等を含んで構成されてもよい。
記憶装置47は、各種の情報を記憶するための装置である。記憶装置47は、例えば半導体メモリ等の不揮発性記憶媒体である。記憶装置47は、マシンガイダンス装置50を含むコントローラ30等が出力する各種の情報を記憶する。
ゲートロックレバー49は、キャビン10のドアと運転席との間に設けられ、ショベル100が誤って操作されるのを防止する機構である。オペレータが運転席に乗り込んでゲートロックレバー49を引き上げると、オペレータはキャビン10から退出できなくなると共に、各種の操作装置の操作が可能になる。オペレータがゲートロックレバー49を押し下げると、オペレータはキャビン10から退出可能になると共に、各種の操作装置の操作が不能になる。
図2は、ショベルのコントローラを含む接続構成の一例を示す図である。
第1表示装置40及び第2表示装置40Sは、キャビン10内に設けられ、マシンガイダンス装置50から供給される作業情報等を含む画像を表示する。第1表示装置40及び第2表示装置40Sは、コントローラ30に接続されている。コントローラ30は、例えばCAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の通信ネットワーク、専用線等を介してマシンガイダンス装置50を含む。
第1表示装置40は、画像表示部41に表示する画像を生成する変換処理部40aを有する。変換処理部40aは、撮像装置80から得られる画像データに基づいて画像表示部41上に表示する撮影画像を含む画像を生成する。第1表示装置40には、左側カメラ80L、右側カメラ80R、及び後方カメラ80Bのそれぞれから画像データが入力される。
また、変換処理部40aは、コントローラ30から第1表示装置40に入力される各種のデータのうち画像表示部41に表示させるデータを画像信号に変換する。コントローラ30から第1表示装置40に入力されるデータは、例えばエンジン冷却水の温度を示すデータ、作動油の温度を示すデータ、尿素水の残量を示すデータ、燃料の残量を示すデータ等を含む。
そして、変換処理部40aは、変換した画像信号を画像表示部41に出力し、撮影画像や各種のデータに基づいて生成した画像を画像表示部41に表示させる。なお、変換処理部40aは、第1表示装置40ではなく、例えばコントローラ30に設けられてもよい。この場合、撮像装置80は、コントローラ30に接続される。
第1表示装置40は、入力部としてのスイッチパネル42を有する。スイッチパネル42は、各種のハードウェアスイッチを含むパネルである。スイッチパネル42は、ライトスイッチ42a、ワイパースイッチ42b、ウィンドウォッシャスイッチ42cを有する。
ライトスイッチ42aは、キャビン10の外部に取り付けられるライトの点灯・消灯を切り替えるためのスイッチである。
ワイパースイッチ42bは、ワイパーの作動・停止を切り替えるためのスイッチである。
ウィンドウォッシャスイッチ42cは、ウィンドウォッシャ液を噴射するためのスイッチである。
第2表示装置40Sは、第1表示装置40と同様、画像を生成する変換処理部40Saを有する。本実施形態では、第2表示装置40Sは撮像装置80に直接的には接続されていない。そのため、変換処理部40Saは撮影画像を含む画像を生成しない。但し、変換処理部40Saは、第2表示装置40Sが撮像装置80に直接的に接続されている場合には撮影画像を含む画像を生成してもよい。
変換処理部40Saは、コントローラ30から第2表示装置40Sに入力される各種のデータのうち画像表示部41Sに表示させるデータを画像信号に変換する。そして、変換処理部40Saは、変換した画像信号を画像表示部41Sに出力し、各種のデータに基づいて生成した画像を画像表示部41Sに表示させる。なお、変換処理部40Saは、第2表示装置40Sではなく、例えばコントローラ30に設けられていてもよい。
第1表示装置40及び第2表示装置40Sは、蓄電池70から電力の供給を受けて動作する。蓄電池70は、エンジン11のオルタネータ11a(発電機)で発電した電力で充電される。蓄電池70の電力は、コントローラ30、第1表示装置40、及び第2表示装置40S以外のショベル100の電装品72等にも供給される。また、エンジン11のスタータ11bは、蓄電池70からの電力で駆動されてエンジン11を始動させる。
エンジン11は、メインポンプ14及びパイロットポンプ15に接続され、エンジン制御装置(ECU)74により制御される。ECU74からは、エンジン11の状態を示す各種のデータ(例えば、水温センサ11cで検出される冷却水温(物理量)を示すデータ等)がコントローラ30に常時送信される。コントローラ30は内部の記憶部30aにこのデータを蓄積し、適宜、第1表示装置40及び第2表示装置40Sに送信できる。
メインポンプ14は、高圧油圧ライン16を介して作動油をコントロールバルブ17に供給するための油圧ポンプである。メインポンプ14は、例えば斜板式可変容量型油圧ポンプである。
パイロットポンプ15は、パイロットライン22を介して各種の油圧制御機器に作動油を供給するための油圧ポンプである。パイロットポンプ15は、例えば固定容量型油圧ポンプである。
コントロールバルブ17は、ショベル100における油圧システムを制御する油圧制御装置である。コントロールバルブ17は、例えばブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ、及び旋回用油圧モータ等に、メインポンプ14が吐出する作動油を選択的に供給する。なお、以下では、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9、走行用油圧モータ、及び旋回用油圧モータを、「油圧アクチュエータ」という場合がある。
操作装置26は、キャビン10内に設けられ、オペレータによって油圧アクチュエータの操作に用いられる。操作装置26が操作されると、パイロットポンプから油圧アクチュエータのそれぞれに対応する流量制御弁のパイロットポートに作動油が供給される。各パイロットポートには、対応する操作装置26の操作方向及び操作量に応じた圧力の作動油が供給される。
操作装置26は、ブーム操作レバー、アーム操作レバー、バケット操作レバー、走行用油圧モータや旋回用油圧モータ等を駆動させる操作レバー、操作ペダルを含む。オペレータがブーム操作レバーを操作すると、ブームシリンダ7を油圧駆動させて、ブーム4を操作できる。オペレータがアーム操作レバーを操作すると、アームシリンダ8を油圧駆動させて、アーム5を操作できる。オペレータがバケット操作レバーを操作すると、バケットシリンダ9を油圧駆動させて、バケット6を操作できる。オペレータが走行用油圧モータや旋回用油圧モータ等を駆動させる操作レバーを操作すると、走行用油圧モータや旋回用油圧モータ等を油圧駆動させて、下部走行体1や上部旋回体3を操作できる。
なお、本実施形態の操作装置26は、電気式操作装置であってもよく、操作装置26に対する操作内容は、電気的に検出されてもよい。
コントローラ30は、例えば以下で説明する各種のデータを取得する。コントローラ30が取得したデータは、記憶部30aに格納される。
可変容量式油圧ポンプであるメインポンプ14のレギュレータ14aは、斜板角度を示すデータをコントローラ30に送る。また、吐出圧力センサ14bは、メインポンプ14の吐出圧力を示すデータをコントローラ30に送る。これらのデータ(物理量を表すデータ)は記憶部30aに格納される。また、メインポンプ14が吸入する作動油が貯蔵されたタンクとメインポンプ14との間の管路に設けられている油温センサ14cは、管路を流れる作動油の温度を表すデータをコントローラ30に送る。
圧力センサ15a、15bは、操作装置26が操作された際にコントロールバルブ17に送られるパイロット圧を検出し、検出したパイロット圧を示すデータをコントローラ30に送る。操作装置26には、スイッチボタン27が設けられている。オペレータは、操作装置26を操作しながらスイッチボタン27を操作することで、コントローラ30に指令信号を送ることができる。
ショベル100のキャビン10内には、エンジン回転数調整ダイヤル75が設けられている。
エンジン回転数調整ダイヤル75は、エンジン11の回転数(以下、「エンジン回転数」)を調整するための操作入力を受け付ける。エンジン回転数調整ダイヤル75は、ユーザがエンジン回転数を予め規定される10段階で調整可能に構成される。これにより、例えば、軽負荷作業において、エンジン回転数のレベルが相対的に低くなるように調整されることで、ショベル100の燃費を向上させることができる。また、例えば、吊り作業やダンプトラックへの土砂の積み込み作業が行われる場合に、エンジン回転数のレベルが相対的に低く設定されることで、荷揺れや荷台の土砂の崩壊等の発生を抑制することができる。また、例えば、ショベル100の操作スキルが相対的に低い新人オペレータの場合、無理な操作や操作ミス等による作業への影響を抑制するために、エンジン回転数を相対的に低くなるように調整することができる。
エンジン回転数調整ダイヤル75で受け付けられる入力内容に対応する出力信号は、コントローラ30に取り込まれる。なお、エンジン回転数調整ダイヤル75を通じて、エンジン回転数のレベルが調整される代わりに、エンジン回転数自体が調整可能な態様であってもよい。例えば、エンジン回転数調整ダイヤル75を用いて、連続的に、或いは、所定値刻みで、エンジン回転数を調整可能な態様であってもよい。
次に、図3を参照して、本実施形態のコントローラ30の機能について説明する。図3は、コントローラの機能構成を説明する図である。
本実施形態のコントローラ30は、作業内容推定部31、表示内容特定部32、表示制御部33を有する。
作業内容推定部31は、ショベル100が収集した稼働情報等に基づき、これから行われる作業の内容を推定する。具体的には、作業内容推定部31は、稼働情報に含まれ作業内容情報を参照して、作業を開始する前に行われた過去の作業内容を特定する。そして、作業内容推定部31は、特定された過去の作業内容に基づき、これから行われる作業の内容を推定してもよい。過去の作業内容とは、例えば、前日に行われた作業の内容であってよい。
また、作業内容推定部31は、作業内容情報に加え、作業開始前に撮像装置80によって取得された画像データを用いて、これから行われる作業の内容を推定してもよい。
表示内容特定部32は、作業内容推定部31により推定された作業の内容と対応する運転技能情報を特定する。
本実施形態では、コントローラ30の有する記憶部30aにおいて、作業内容と、作業内容に応じた運転技能情報とが対応付けられて格納されていてよい。本実施形態の表示内容特定部32は、作業内容推定部31により作業内容が推定されると、記憶部30aを参照して、推定された作業内容と対応付けられた運転技能情報を、表示内容に特定してよい。
表示制御部33は、表示内容特定部32によって特定された表示内容を、所定のタイミングで第1表示装置40及び第2表示装置40Sの何れか一方に表示させる。
本実施形態の所定のタイミングとは、ショベル100が、オペレータにより、キーオンされたタイミングであってもよい。また、本実施形態の所定のタイミングとは、ショベル100が、オペレータにより、キーオフされたタイミングであってもよい。
本実施形態では、第2表示装置40Sは、オペレーションシステムが搭載されたタブレット型端末装置であってよく、表示制御部33は、第2表示装置40Sに搭載されたオペレーションシステムが起動するまでの間に、第2表示装置40Sに運転技能情報を表示させてよい。
また、本実施形態の表示制御部33は、運転技能情報を表示させてから所定時間が経過するか、又は、運転技能情報が表示された表示装置において、表示内容を確認したことを示す操作が行われると、運転技能情報の表示を終了する。
次に、図4A、図4Bを参照して、本実施形態のショベル100のコントローラ30の処理について説明する。図4Aは、ショベルのコントローラの処理を説明する第一のフローチャートである。図4Aでは、ショベル100が、オペレータにより、キーオンされたタイミングを所定のタイミングとしている。
本実施形態のショベル100において、コントローラ30は、キーオンされたか否かを判定する(ステップS401)。言い換えれば、コントローラ30は、作業前の所定のタイミングとなったか否かを判定する。ステップS401において、キーオンされていない場合、コントローラ30は待機する。
ステップS401において、キーオンされた場合、コントローラ30は、作業内容推定部31により、直前に行われていた作業の内容を示す作業内容情報を取得する(ステップS402)。
続いて、コントローラ30は、表示内容特定部32により、作業内容情報が示す作業の内容に応じた運転技能情報を表示内容に特定する(ステップS403)。
続いて、コントローラ30は、表示制御部33により特定された運転技能情報を第1表示装置40及び第2表示装置40Sの何れか一方に表示させる(ステップS404)。
続いて、コントローラ30は、表示制御部33により、所定時間が経過するか、又は、表示の内容を確認したことを示す操作が行われたか否かを判定する(ステップS405)。なお、所定時間とは、例えば5秒間程度であってよい。
ステップS405において、所定時間が経過していない、又は、表示の内容を確認したことを示す操作が行われていない場合、コントローラ30は待機する。
ステップS405において、所定時間が経過するか、又は、表示の内容を確認したことを示す操作が行われた場合、コントローラ30は、表示制御部33により、運転技能情報の表示を消去し(ステップS406)、処理を終了する。
図4Bは、ショベルのコントローラの処理を説明する第二のフローチャートである。図4Bでは、ショベル100が、オペレータにより、キーオフされたタイミングを所定のタイミングとしている。
本実施形態のショベル100において、コントローラ30は、キーオフされたか否かを判定する(ステップS701)。ステップS701において、キーオフされていない場合、コントローラ30は待機する。
ステップS701において、キーオフされた場合、コントローラ30は、作業内容推定部31により、直前に行われていた作業の内容を示す作業内容情報を取得する(ステップS702)。
図4BのステップS702からステップS706までの処理は、図4AのステップS402からステップS406までの処理と同様であるから、説明を省略する。
次に、図5、図6を参照して、本実施形態の表示例について説明する。図5は、表示例を示す第一の図である。
図5では、第2表示装置40Sに運転技能情報が表示された例を示す。第2表示装置40Sは、画像表示部41を有する。
画像表示部41は、表示領域41a、41b、41cと、操作ボタン41dとを有する。表示領域41aは、現在の日時を表示する領域である。表示領域41bは、運転技能情報の一部として、オペレータに対するメッセージ(テキストデータ)を表示する領域である。表示領域41cは、運転技能情報の一部として、メッセージに対応したイラスト画像を表示する領域である。
このように、本実施形態の運転技能情報には、テキストデータと、テキストデータと対応した画像を示す画像データとが含まれてよい。
図5では、例えば、作業内容推定部31により、稼働情報に含まれる作業内容情報から、前日の作業内容が掘削作業と特定され、これから行われる作業が、排土された土砂のダンプトラックへの積み込み作業である、と推定された場合の運転技能情報の例を示す。
この場合、表示内容特定部32は、排土された土砂のダンプトラックへの積み込み作業と対応する運転技能情報を特定し、表示制御部33は、特定された運転技能情報を第2表示装置40Sに表示させる。
図5の例では、運転技能情報として、表示領域41bに「土を入れたバケットが作業員の頭上やダンプトラックの運転席の上を通らないようにしましょう」というメッセージが表示されている。また、図5の例では、運転技能情報として、表示領域41cに、メッセージと対応するイラスト画像が表示されている。
また、画像表示部41において、操作ボタン41dが操作されると、表示制御部33は、運転技能情報の表示を消去する。また、表示制御部33は、操作ボタン41dが操作されない場合であっても、運転技能情報が表示されてから所定時間が経過すると、運転技能情報の表示を消去する。
本実施形態では、このように、これから行われる作業内容と対応した運転技能情報を表示させることで、事故の発生等を未然に防ぐことができ、作業現場の安全性の向上に貢献できる。
なお、図5の例では、運転技能情報は、これから行われる作業の内容に応じて特定されるものとしたが、これに限定されない。
本実施形態では、過去の稼働情報に含まれる、単位仕事量当たりに要する燃料消費量(燃費)に応じた運転技能情報が表示されてもよい。
図6は、表示例を示す第二の図である。図6では、稼働情報に含まれる、単位仕事量当たりに要する燃料消費量(燃費)に応じた運転技能情報が表示された例を示す。
図6に示す画像表示部41は、表示領域41a、41e、41f、操作ボタン41dを含む。
表示領域41eには、運転技能情報の一部として、燃費に関するメッセージが表示されている。燃費に関する情報とは、燃費を下げる操作の仕方を示す情報であってよい。より具体的には、燃費に関する情報とは、エンジン11をアイドリング状態にする操作方法を示す情報であってよい。
図6の例では、表示領域41eには、「作業をしないときは、右レバーのワンタッチアイドルボタンを押しましょう」というメッセージが表示されており、表示領域41fには、操作レバーにおいて、ワンタッチアイドルボタンが設けられた位置を示すイラスト画像が表示されている。
本実施形態では、このように、操作方法を示すテキストデータと、操作方法を図解するイラスト画像とを対応付けて、運転技能情報として表示させる。このため、本実施形態によれば、作業前に、ショベル100の操作方法をオペレータに把握させることができる。また、本実施形態では、操作方法を図解するイラスト画像を運転技能情報の一部として表示させるため、例えば、ショベル100の部材の名称等を正しく記憶していないオペレータに対しても、容易に操作方法を把握させることができる。
なお、本実施形態では、運転技能情報は、第2表示装置40Sに表示されるものとしたが、これに限定されない。運転技能情報は、第1表示装置40に表示されてもよい。
また、本実施形態では、運転技能情報を音声データとして、音声出力装置43から出力させてもよい。また、この場合には、コントローラ30は、テキストデータを音声データとして出力し、テキストデータと対応するイラスト画像を第2表示装置40Sに表示させてもよい。
また、本実施形態では、表示させる運転技能情報の特定の仕方は、上述した例に限定されない。
本実施形態のコントローラ30は、例えば、エンドアタッチメントの種類に応じて、表示させる運転技能情報を特定してもよい。具体的には、エンドアタッチメントとして、ブレーカが取り付けられている場合には、ブレーカの操作に関する情報が、運転技能情報として表示されてもよい。
また、本実施形態のコントローラ30は、これから作業を行う現場の環境に応じて、表示させる運転技能情報を特定してもよい。
例えば、コントローラ30は、作業を行う前に撮像装置80により撮像された画像データに基づき、運転技能情報を特定してもよい。具体的には、コントローラ30は、撮像装置80により撮像された画像データを解析し、画像データからぬかるみの画像が検出された場合等には、ぬかるみに注意することを促す情報を、運転技能情報として表示させてもよい。
さらに、コントローラ30は、作業を行う現場における、作業を行う日の天候に応じて、運転技能情報を特定してもよい。具体的には、例えば、作業を行う日の天候が雨天であった場合には、下部走行体1の有するシューに上に登る際に、滑らないように留意することを促す情報を、運転技能情報として表示させてもよい。また、コントローラ30は、複数種類の運転技能情報を、第2表示装置40Sに一覧表示させてもよい。
(第二の実施形態)
第二の実施形態のショベル100は、運転技能情報を表示させる所定のタイミングを、キャビン10のドアが開閉したタイミングとする。
第二の実施形態のショベル100は、運転技能情報を表示させる所定のタイミングを、キャビン10のドアが開閉したタイミングとする。
本実施形態のショベル100は、エンジンが起動していない状態(キーオフの状態)であっても、第1表示装置40及び第2表示装置40Sに対する運転技能情報の表示が可能である。このため、本実施形態では、例えば、ショベル100がキーオフの状態で、且つ、キャビン10のドアが開いたタイミングを所定のタイミングとして、運転技能情報を表示させてもよい。
本実施形態では、このように、運転技能情報を表示させることで、オペレータがキャビン10の運転席に着席したときには運転技能情報が表示されている状態とすることができ、その後の作業が開始される前に、オペレータに運転技能情報の内容を把握させることができる。
(第三の実施形態)
第三の実施形態のショベル100は、運転技能情報を表示させる所定のタイミングを、ショベル100に搭載されているソフトウェアがアップデートされるタイミングとしてもよい。
第三の実施形態のショベル100は、運転技能情報を表示させる所定のタイミングを、ショベル100に搭載されているソフトウェアがアップデートされるタイミングとしてもよい。
具体的には、例えば、ショベル100を管理する管理装置から、ショベル100に対してソフトウェアのアップデートが指示されると、コントローラ30は、アップデートが行われる期間に、第2表示装置40Sに対して、これから行われる作業内容に対応した運転技能情報を表示させてもよい。言い換えれば、コントローラ30は、ショベル100に搭載されるソフトウェアの更新中に、運転技能情報を第2表示装置40Sに表示させてもよい。
なお、ソフトウェアのアップデートが行われる期間は、ショベル100はキーオフの状態とされてよい。
また、ソフトウェアのアップデートの指示は、ショベル100に不具合が発生した場合等に、サービスマンによる管理装置の操作に応じて、管理装置からショベル100に通知されてもよい。また、ソフトウェアのアップデートは、サービスマンの指示にしたがって、オペレータが行ってもよい。
本実施形態では、このように、ショベル100が作業を行わない期間に、運転技能情報を表示させるため、作業効率を低減させることなく、オペレータの運転技能の向上を支援できる。
なお、所定のタイミングは、上述した実施形態に限定されない。本実施形態では、所定のタイミングを、オペレータによりゲートロックレバー49が押し下げられて、ショベル100の操作が不能とされている期間における何れかのタイミングであってよい。
例えば、所定のタイミングとは、ショベル100の操作が不能とされたタイミングであってもよいし、所定のタイミングとは、ショベル100の操作が不能とされた後の何れかのタイミングであってよい。
また、本実施形態では、ショベル100の操作が不能とされた状態において、運転技能情報を表示装置40に表示させてもよい。
(第四の実施形態)
第四の実施形態のショベル100は、ショベル100のオペレータに応じた内容の運転技能情報を表示させる。
第四の実施形態のショベル100は、ショベル100のオペレータに応じた内容の運転技能情報を表示させる。
本実施形態のショベル100において、コントローラ30は、オペレータを特定する。そして、コントローラ30は、特定されたオペレータの運転履歴情報に応じた運転技能情報を表示させる。
具体的には、ショベル100は、オペレータの有するスマートフォン等の端末装置と通信を行い、端末装置を識別することで、オペレータを特定してもよい。また、コントローラ30は、キャビン10の内部設けられた撮像装置80により撮像されたオペレータの顔画像に基づき、オペレータを特定してもよい。
また、本実施形態では、ショベル100の管理装置において、オペレータ毎の運転履歴を示す運転履歴情報が管理されていてもよく、ショベル100の第2表示装置40Sに表示される運転技能情報は、管理装置において特定されてもよい。
具体的には、例えば、ショベル100は、オペレータが有する端末装置の識別情報や、オペレータの顔画像データを管理装置に送信する。言い換えれば、ショベル100は、管理装置に対し、オペレータを特定するための情報を送信する。
管理装置は、ショベル100から、オペレータを特定するための情報を受信すると、オペレータを特定し、特定されたオペレータの運転履歴情報を参照する。そして、管理装置は、オペレータの経験年数や運転の傾向等に応じて、オペレータに提示すべき運転技能情報を特定し、特定された運転技能情報をショベル100に送信する。ショベル100は、管理装置から送信された運転技能情報を第2表示装置40Sに表示させる。
例えば、管理装置において、オペレータの運転の傾向として、ショベル100を旋回させるときの旋回速度が速い傾向があると判定された場合には、管理装置は、旋回速度の減速を促す情報を運転技能情報をショベル100に送信する。ショベル100は、旋回速度の減速を促す情報を、運転技能情報として、第2表示装置40Sに表示させる。
なお、上述した説明では、オペレータに応じた運転技能情報の特定を管理装置で行うものとしたが、これに限定されない。オペレータ毎の運転履歴情報は、ショベル100において管理されていてもよく、オペレータに応じた運転技能情報の特定は、ショベル100において行われてもよい。
つまり、コントローラ30は、ショベル100のオペレータを特定し、特定されたオペレータの運転履歴情報に応じて、オペレータ毎に表示させる運転技能情報の内容を特定してもよい。
本実施形態では、このように、オペレータに応じた運転技能情報を表示させるため、オペレータの運転技能の向上を支援できる。
なお、本実施形態では、ショベル100を作業機械の一例としたが、作業機械はショベル100に限定されず、本実施形態は、例えば、ショベル100以外の作業機械にも適用することができる。
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記内容は、発明の内容を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
1 下部走行体
2 旋回機構
3 上部旋回体
30 コントローラ
31 作業内容推定部
32 表示内容特定部
33 表示制御部
40 第1表示装置
40S 第2表示装置
100 ショベル
2 旋回機構
3 上部旋回体
30 コントローラ
31 作業内容推定部
32 表示内容特定部
33 表示制御部
40 第1表示装置
40S 第2表示装置
100 ショベル
Claims (13)
- 下部走行体と、旋回機構と、上部旋回体と、アタッチメントとを有するショベルであって、
作業前の所定のタイミングで、前記ショベルの運転技能に関する情報を出力する制御部を有するショベル。 - 前記運転技能に関する情報は、
これから行われる作業において生じる危険を回避するための情報、省エネに関する情報の少なくとも一方を含む、請求項1記載のショベル。 - 前記制御部は、
前記運転技能に関する情報を、
前記上部旋回体に設けられたキャビン内に配置された表示装置に表示させる、請求項2記載のショベル。 - 前記制御部は、
前記運転技能に関する情報を、
前記上部旋回体に設けられたキャビン内に配置された音声出力装置から出力させる、請求項2記載のショベル。 - 前記制御部は、
過去の作業内容に応じて、前記運転技能に関する情報の内容を特定する、請求項3又は4に記載のショベル。 - 前記制御部は、
前記ショベルのオペレータに応じて、前記運転技能に関する情報の内容を特定する、請求項3又は4に記載のショベル。 - 前記制御部は、
前記アタッチメントに含まれるエンドアタッチメントの種類に応じて、前記運転技能に関する情報の内容を特定する、請求項3又は4に記載のショベル。 - 前記制御部は、
作業を行う現場の画像データに応じて、前記運転技能に関する情報の内容を特定する、請求項3又は4に記載のショベル。 - 前記運転技能に関する情報は、テキストデータと、前記テキストデータと対応する画像データとを含み、
前記制御部は、
前記テキストデータと前記画像データとを前記表示装置に表示させる、請求項3記載のショベル。 - 前記運転技能に関する情報は、テキストデータと、前記テキストデータと対応する画像データとを含み、
前記制御部は、
前記テキストデータと対応する音声データとして前記音声出力装置から出力し、前記画像データを表示装置に表示させる、請求項4記載のショベル。 - 前記所定のタイミングは、前記ショベルがキーオンされたタイミング、又は、前記ショベルがキーオフされたタイミングである、請求項3又は4記載のショベル。
- 前記所定のタイミングは、前記上部旋回体に設けられたキャビンのドアが開かれたタイミング又はドアが閉められたタイミングのである、請求項1記載のショベル。
- 前記所定のタイミングは、前記ショベルに搭載されたソフトウェアの更新中のタイミングのである、請求項1記載のショベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022203023A JP2024088053A (ja) | 2022-12-20 | 2022-12-20 | ショベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022203023A JP2024088053A (ja) | 2022-12-20 | 2022-12-20 | ショベル |
Publications (1)
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---|---|
JP2024088053A true JP2024088053A (ja) | 2024-07-02 |
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ID=91672550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022203023A Pending JP2024088053A (ja) | 2022-12-20 | 2022-12-20 | ショベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024088053A (ja) |
-
2022
- 2022-12-20 JP JP2022203023A patent/JP2024088053A/ja active Pending
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