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JP2024082365A - 光コネクタ及び光コネクタの製造方法 - Google Patents

光コネクタ及び光コネクタの製造方法 Download PDF

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JP2024082365A
JP2024082365A JP2022196163A JP2022196163A JP2024082365A JP 2024082365 A JP2024082365 A JP 2024082365A JP 2022196163 A JP2022196163 A JP 2022196163A JP 2022196163 A JP2022196163 A JP 2022196163A JP 2024082365 A JP2024082365 A JP 2024082365A
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JP2022196163A
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賢司 柳沢
Kenji Yanagisawa
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

Figure 2024082365000001
【課題】簡易に高い精度を得ることができる光コネクタ及び光コネクタの製造方法を提供する。
【解決手段】光コネクタは、導波路部材30と保持部材40とを有し、導波路部材は、第1面101を有する第1クラッド層11と、第1面に設けられたコア層20と、コア層を覆う第2クラッド層12と、第2クラッド層から露出した第1当接層21及び第2当接層22とを有し、第1当接層は、第2面102と、第2面とは反対側の第3面103とを有し、第2当接層は、第4面104と、第2面とは反対側の第5面105とを有し、第1クラッド層は、第1当接層側にあり、第1面との間で鈍角をなす第6面106と、第2当接層側にあり、第1面との間で鈍角をなす第7面107とを有し、保持部材は、第3面に直接接する第8面108と、第5面に直接接する第9面109と、第6面に直接接する第10面110と、第7面に直接接する第11面111とを有する。
【選択図】図2

Description

本開示は、光コネクタ及び光コネクタの製造方法に関する。
光コネクタの一つとして、PMT光コネクタが知られている。
特開2013-029624号公報 特開2016-004224号公報
光コネクタには光信号の伝送のために高い精度が必要とされる。従来の光コネクタにおいては、高い精度で位置合わせを行うために、高精細な作業が必要とされている。例えば、シングルモード光導波路を備えた光コネクタを製造する場合には、高倍率の光学機器を用いるなど、煩雑な作業が必要となる。
本開示は、簡易に高い精度を得ることができる光コネクタ及び光コネクタの製造方法を提供することを目的とする。
本開示の一形態によれば、導波路部材と、前記導波路部材が固定された保持部材と、を有し、前記導波路部材は、長手方向を備え、第1面を有する第1クラッド層と、前記第1面に設けられたコア層と、前記第1面に設けられ、前記コア層を覆う第2クラッド層と、前記第1面に設けられ、前記長手方向に垂直な断面視で前記コア層を間に挟み、前記第2クラッド層から露出した第1当接層及び第2当接層と、を有し、前記第1当接層は、前記第1面に接する第2面と、前記第2面とは反対側の第3面と、を有し、前記第2当接層は、前記第1面に接する第4面と、前記第2面とは反対側の第5面と、を有し、前記第1クラッド層は、前記第2クラッド層からみて前記第1当接層側にあり、前記第1面に連なり、前記第1面との間で鈍角をなす第6面と、前記第2クラッド層からみて前記第2当接層側にあり、前記第1面に連なり、前記第1面との間で鈍角をなす第7面と、を有し、前記保持部材は、前記第3面に直接接する第8面と、前記第5面に直接接する第9面と、前記第6面に直接接する第10面と、前記第7面に直接接する第11面と、を有する光コネクタが提供される。
本開示によれば、簡易に高い精度を得ることができる。
実施形態に係る光コネクタを例示する図である。 実施形態に係る光コネクタを例示する分解断面図である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その1)である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その2)である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その3)である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その4)である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その5)である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その6)である。 実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図(その7)である。
以下、本開示の実施形態について添付の図面を参照しながら具体的に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省くことがある。また、本開示においては、X1-X2方向、Y1-Y2方向、Z1-Z2方向を相互に直交する方向とする。X1-X2方向及びY1-Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1-Y2方向及びZ1-Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1-Z2方向及びX1-X2方向を含む面をZX面と記載する。なお、便宜上、Z1-Z2方向を上下方向とし、Z1側を上側、Z2側を下側とする。また、平面視とは、Z1側から対象物を視ることをいい、平面形状とは、対象物をZ1側から視た形状のことをいう。但し、光コネクタは天地逆の状態で用いることができ、又は任意の角度で配置することができる。
[光コネクタの構造]
まず、実施形態に係る光コネクタの構造について説明する。図1は、実施形態に係る光コネクタを例示する図である。図1(a)は平面図であり、図1(b)は断面図である。図1(b)は図1(a)中のIb-Ib線に沿った断面図に相当する。図1(a)では、保持部材を透視している。図2は、実施形態に係る光コネクタを例示する分解断面図である。図1(b)及び図2では、接着剤を省略している。
図1及び図2に示すように、実施形態に係る光コネクタ1は、主として、導波路部材30と、保持部材40と、接着剤50とを有する。接着剤50により導波路部材30が保持部材40に固定されている。
導波路部材30は、基板10と、下クラッド層11と、コア層20と、上クラッド層12と、第1当接層21と、第2当接層22とを有する。
基板10は、例えばプリント配線基板である。基板10は、Z1側の一方の面と、Z2側の他方の面とを有する。一方の面及び他方の面はXY面に平行である。基板10はY1-Y2方向に平行に延び、Y1-Y2方向に平行な長手方向を備える。例えば、基板10の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は0.8mmであり、幅(X1-X2方向の寸法)は2.8mmであり、長さ(Y1-Y2方向の寸法)は10mm以上である。
下クラッド層11は基板10の一方の面に設けられている。下クラッド層11は樹脂製である。下クラッド層は、Z1側の一方の面101と、Z2側の他方の面とを有する。一方の面101及び他方の面はXY面に平行である。例えば、下クラッド層11の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は50μmである。下クラッド層11は、基部11Aと、2つの第1当接領域11Bと、2つの第2当接領域11Cとを有する。下クラッド層11は第1クラッド層の一例である。面101は第1面の一例である。
基部11AはY1-Y2方向に平行に延び、Y1-Y2方向に平行な長手方向を備える。例えば、基部11Aの幅(X1-X2方向の寸法)は2.4mmであり、長さ(Y1-Y2方向)の寸法は10mm以上である。
第1当接領域11Bは基部11AのX1側にあり、基部11Aにつながる。第2当接領域11Cは基部11AのX2側にあり、基部11Aにつながる。第1当接領域11Bは、一方の面101及び他方の面に連なる側面106を有する。第2当接領域11Cは、一方の面101及び他方の面に連なる側面106を有する。側面106は側面107のX1側にあり、側面107は側面106のX2側にある。側面106及び107はZX面から傾いている。側面106及び107は、一方の面101との間で鈍角をなし、他方の面との間で鋭角をなす。例えば、一方の面101と側面106との間の内角θ1は97°であり、一方の面101と側面107との間の内角θ2は97°である。側面106は第6面の一例であり、側面107は第7面の一例である。
第1当接領域11Bの幅(X1-X2方向の寸法)は0.1mm弱であり、長さ(Y1-Y2方向の寸法)は0.5mm以上である。一方の第1当接領域11Bは、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。他方の第1当接領域11Bは、一方の第1当接領域11BよりもY1側にある。
第2当接領域11Cの幅(X1-X2方向の寸法)は0.1mm弱であり、長さ(Y1-Y2方向の寸法)は0.5mm以上である。一方の第2当接領域11Cは、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。他方の第2当接領域11Cは、一方の第2当接領域11CよりもY1側にある。
例えば、一組の第1当接領域11B及び第2当接領域11CがX1-X2方向で並び、もう一組の第1当接領域11B及び第2当接領域11CがX1-X2方向で並ぶ。
コア層20は下クラッド層11の一方の面101に設けられている。複数のコア層20が下クラッド層11の一方の面101に設けられていてもよい。コア層20は基部11Aの一方の面101に設けられている。コア層20は樹脂製である。コア層20の屈折率は下クラッド層11の屈折率よりも高い。コア層は、Z1側の一方の面と、Z2側の他方の面とを有する。一方の面及び他方の面はXY面に平行である。コア層20は、一方の面及び他方の面に連なる2つの側面を有する。2つの側面はZX面に平行である。コア層20はY1-Y2方向に平行に延び、Y1-Y2方向に平行な長手方向を備える。コア層20は、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。例えば、コア層20の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は5μmであり、幅(X1-X2方向の寸法)は5μmであり、長さ(Y1-Y2方向の寸法)は10mm以上である。
第1当接層21は下クラッド層11の一方の面101に設けられている。第1当接層21は基部11A及び第1当接領域11Bの一方の面101に設けられている。第1当接層21は樹脂製である。第1当接層21の屈折率は下クラッド層11の屈折率よりも高い。
第1当接層21は、Z1側の一方の面103と、Z2側の他方の面102とを有する。他方の面102は下クラッド層11の一方の面101に直接接する。第1当接層21は、一方の面103及び他方の面102に連なるX1側の一方の側面112と、X2側の他方の側面とを有する。一方の側面112はZX面から傾いている。他方の側面はZX面に平行である。側面112は、一方の面103との間で鈍角をなし、他方の面102との間で鋭角をなす。例えば、一方の面103と側面112との間の内角は97°である。Y2側の第1当接領域11Bの上に設けられた第1当接層21は、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。面102は第2面の一例であり、面103は第3面の一例である。側面112は第12面の一例である。
例えば、第1当接層21の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は5μmであり、一方の面103の幅(X1-X2方向の寸法)は0.2mmである。Y1側の第1当接領域11Bの上に設けられた第1当接層21の長さ(Y1-Y2方向の寸法)は0.5mmであり、Y2側の第1当接領域11Bの上に設けられた第1当接層21の長さ(Y1-Y2方向の寸法)は0.5mm弱である。
第2当接層22は下クラッド層11の一方の面101に設けられている。第2当接層22は基部11A及び第2当接領域11Cの一方の面101に設けられている。第2当接層22は樹脂製である。第2当接層22の屈折率は下クラッド層11の屈折率よりも高い。
第2当接層22は、Z1側の一方の面105と、Z2側の他方の面104とを有する。他方の面104は下クラッド層11の一方の面101に直接接する。第2当接層22は、一方の面105及び他方の面104に連なるX2側の一方の側面113と、X1側の他方の側面とを有する。一方の側面113はZX面から傾いている。他方の側面はZX面に平行である。側面113は、一方の面103との間で鈍角をなし、他方の面102との間で鋭角をなす。例えば、一方の面103と側面113との間の内角は97°である。Y2側の第2当接領域11Cの上に設けられた第2当接層22は、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。面104は第4面の一例であり、面105は第5面の一例である。側面113は第13面の一例である。
例えば、第2当接層22の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は5μmであり、一方の面105の幅(X1-X2方向の寸法)は0.2mmである。Y1側の第2当接領域11Cの上に設けられた第2当接層22の長さ(Y1-Y2方向の寸法)は0.5mmであり、Y2側の第2当接領域11Cの上に設けられた第2当接層22の長さ(Y1-Y2方向の寸法)は0.5mm弱である。
長手方向に垂直な断面視で第1当接層21及び第2当接層22がコア層20を間に挟む。第1当接層21の側面112が下クラッド層11の側面106と面一であってもよく、第2当接層22の側面113が下クラッド層11の側面107と面一であってもよい。
複数のコア層20のうちで最もX1側に位置するコア層20のX1側の側面と、最もX2側に位置するコア層20のX2側の側面との間の距離は、例えば1.76mmである。また、第1当接層21のX2側の側面と第2当接層22のX1側の側面との間の距離は、例えば1.9mmである。
上クラッド層12は下クラッド層11の一方の面101に設けられている。上クラッド層12はコア層20を覆う。第1当接層21の少なくとも一部及び第2当接層22の少なくとも一部は、上クラッド層12から露出している。上クラッド層12は樹脂製である。例えば、上クラッド層12の屈折率は下クラッド層11の屈折率と等しく、コア層20の屈折率よりも低い。下クラッド層は、Z1側の一方の面と、Z2側の他方の面とを有する。一方の面及び他方の面はXY面に平行である。上クラッド層12は、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。例えば、上クラッド層12の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は20μmであり、幅(X1-X2方向の寸法)は1.8mmであり、長さ(Y1-Y2方向の寸法)は10mm以上である。上クラッド層12は第2クラッド層の一例である。
保持部材40は直方体状の立体形状を有する。保持部材40の厚さ(Z1-Z2方向の寸法)は導波路部材30の厚さよりも大きく、幅(X1-X2方向の寸法)は導波路部材30の幅よりも大きい。また、保持部材40は、平面視で、2つの第1当接層21及び2つの第2当接層22と重なる程度の長さ(Y1-Y2方向の寸法)を有する。保持部材40は、例えば樹脂製である。保持部材40は、基板10のY2側の端面と面一の端面を有する。
図2に示すように、保持部材40のZ2側の面に、導波路部材30を収容する溝45が形成されている。溝45はY1-Y2方向に平行に延びる。溝45は、凹部41、42及び43を含む。
凹部41はZ2側に、外部につながる開口を有する。凹部41は、例えば、ZX面に平行な内壁面と、XY面に平行な底面とを有する。凹部41の幅(X1-X2方向の寸法)は導波路部材30の幅よりも大きい。
凹部42はZ2側に凹部41の底につながる開口を有する。凹部42は、XY面に平行な底面108及び109と、ZX面から傾いた内壁面110及び111とを有する。底面108及び109は同一面内にある。底面108は底面109のX1側にあり、底面109は底面108のX2側にある。内壁面110は内壁面111のX1側にあり、内壁面111は内壁面110のX2側にある。凹部42の深さは、下クラッド層11の厚さと第1当接層21の厚さとの和よりも大きく、下クラッド層11の厚さと第2当接層22の厚さとの和よりも大きい。
内壁面110は底面108との間で鈍角をなし、内壁面111は底面109との間で鈍角をなす。例えば、内壁面110と底面108とのなす角の大きさは97°であり、内壁面111と底面109とのなす角の大きさは97°である。内壁面110と内壁面111との間の距離は、第1当接層21の面103が底面108に直接接し、第2当接層22の面105が底面109に直接接した時に、内壁面110に側面106が直接接し、内壁面111に側面107が直接接する距離である。底面108は第8面の一例であり、底面109は第9面の一例である。内壁面110は第10面の一例であり、内壁面111は第11面の一例である。
凹部43はZ2側に凹部42の底につながる開口を有する。凹部43は、例えばZX面に平行な内壁面を有する。凹部43の幅(X1-X2方向の寸法)は上クラッド層12の幅よりも大きい。
保持部材40に、Y1-Y2方向に平行に延びる貫通穴61及び62が形成されている。貫通穴61は溝45のX1側に設けられ、貫通穴62は溝45のX2側に設けられている。貫通穴61及び62の長手方向に垂直な断面形状は円形であり、貫通穴61及び62の各中心のZ1-Z2方向での位置は、例えば、各コア層20のZ1-Z2方向での中心の位置と一致する。
導波路部材30が溝45内に収容されている。第1当接層21の面103が凹部42の底面108に直接接し、第2当接層22の面104が凹部42の底面109に直接接する。また、下クラッド層11の側面106が凹部42の内壁面110に直接接し、下クラッド層11の側面107が凹部42の内壁面111に直接接する。第1当接層21の側面112が凹部42の内壁面110に直接接してもよく、第2当接層22の側面113が凹部42の内壁面111に直接接してもよい。そして、溝45内に接着剤50が設けられ、接着剤50により導波路部材30が保持部材40に固定されている。
[光コネクタの製造方法]
次に、実施形態に係る光コネクタの製造方法について説明する。図3~図9は、実施形態に係る光コネクタの製造方法を例示する図である。図3(a)~図9(a)は平面図であり、図3(b)~図9(b)は断面図である。図3(b)~図9(b)は、それぞれ図3(a)~図9(a)中のIb-Ib線に沿った断面図に相当する。図8(a)及び図9(a)では、保持部材40を透視しており、接着剤50を省略している。
まず、図3に示すように、基板10を準備し、基板10の一方の面に下クラッド層11を形成する。下クラッド層11は、例えば、樹脂の塗布、露光及び現像により形成することができる。下クラッド層11は、基部11Aと、2つの第1当接領域11Bと、2つの第2当接領域11Cとを有する。この時点では、第1当接領域11BのX1側の側面及び第2当接領域11CのX2側の側面は、いずれもZX面に平行であり、第1当接領域11B及び第2当接領域11Cの幅は、いずれも0.1mmである。また、下クラッド層11のY2側の端面は、基板10のY2側の端面よりもY1側にある。
次いで、図4に示すように、下クラッド層11の一方の面101に、コア層20と、第1当接層21と、第2当接層22とを形成する。コア層20、第1当接層21及び第2当接層22は、例えば、樹脂の塗布、露光及び現像により形成することができる。第1当接層21及び第2当接層22は、下クラッド層11の長手方向に垂直な断面視でコア層20を間に挟む。この時点では、第1当接層21のX1側の側面及び第2当接層22のX2側の側面は、いずれもZX面に平行であり、第1当接層21及び第2当接層22の幅は、いずれも0.3mmである。また、コア層20、第1当接層21、第2当接層22のY2側の各端面は、下クラッド層11の基部11AのY2側の端面よりもY1側にあり、基板10のY2側の端面よりもY1側にある。
その後、図5に示すように、下クラッド層11の一方の面101に、コア層20を覆う上クラッド層12を、第1当接層21及び第2当接層22が上クラッド層12から露出するように形成する。上クラッド層12は、例えば、樹脂の塗布、露光及び現像により形成することができる。この時点では、上クラッド層12のY2側の端面は、下クラッド層11の基部11AのY2側の端面よりもY1側にあり、基板10のY2側の端面よりもY1側にある。上クラッド層12のY2側の端面は、コア層20のY2側の端面よりもY2側にある。
続いて、図6に示すように、第1当接領域11BのX1側の側面と、第1当接層21のX1側の側面とを含む矩形状の2つの領域71に、一方の面101に垂直な方向からエキシマレーザを用いてレーザ光81を照射する。また、第2当接領域11CのX2側の側面と、第2当接層22のX2側の側面とを含む矩形状の2つの領域72に、一方の面101に垂直な方向からエキシマレーザを用いてレーザ光82を照射する。エキシマレーザが発するレーザ光は照射方向から7°傾いて細くなるビーム形状を有する。エキシマレーザとしては、例えばKrFエキシマレーザ又はArFエキシマレーザを用いることができる。例えば、第1当接層21の一方の面103及び第2当接層22の一方の面105を含む面において、領域71及び72のX1-X2方向の寸法は0.2mmであり、Y1-Y2方向の寸法は0.6mmである。
レーザ光81の照射の結果、図7に示すように、第1当接領域11Bに側面106が形成され、第1当接層21に側面112が形成される。また、レーザ光82の照射の結果、図7に示すように、第2当接領域11Cに側面107が形成され、第2当接層22に側面113が形成される。下クラッド層11の一方の面101と側面106との間の内角θ1は97°となり、下クラッド層11の一方の面101と側面107との間の内角θ1は97°となる。また、第1当接層21の一方の面103の幅及び第2当接層22の一方の面105の幅は0.2mmとなり、第1当接領域11Bの幅及び第2当接領域11Cの幅は0.1mm弱となる。
このようにして、導波路部材30が形成される。
また、図8に示すように、導波路部材30とは別に保持部材40を準備する。保持部材40は、例えば金型を用いたモールド成形により形成することができる。そして、保持部材40の溝45内に導波路部材30を収容する。この時、保持部材40が溝45の凹部42に案内され、第1当接層21の面103が凹部42の底面108に直接接し、第2当接層22の面104が凹部42の底面109に直接接する。また、下クラッド層11の側面106が凹部42の内壁面110に直接接し、下クラッド層11の側面107が凹部42の内壁面111に直接接する。第1当接層21の側面112が凹部42の内壁面110に直接接してもよく、第2当接層22の側面113が凹部42の内壁面111に直接接してもよい。
その後、溝45内に接着剤50を設け、導波路部材30と保持部材40とを互いに固定する。
続いて、図9に示すように、保持部材40、上クラッド層12、第1当接層21、第2当接層22、コア層20、下クラッド層11及び基板10のY2側の端面を研磨し、これら端面を面一にする。
このようにして、実施形態に係る光コネクタ1を製造することができる。
このように、光コネクタ1においては、導波路部材30を保持部材40に収容する際に、導波路部材30が凹部42に案内され、面103が底面108に直接接し、面104が底面109に直接接し、側面106が内壁面110に直接接し、側面107が内壁面111に直接接する。このため、導波路部材30はそれ以上Z1側に移動せず、また、X1-X2方向での導波路部材30の位置が自己整合的に拘束される。従って、簡易に高い精度を得ることができる。例えば、2μm以下の誤差で位置合わせを行うことができる。このため、光コネクタ1はシングルモードの伝送に特に好適である。また、光コネクタ1は、例えばPMT光コネクタ(polymer waveguides connected with mechanically transferable connector)として用いることができる。
光コネクタ1がシングルモードの伝送に用いられる場合、長手方向に垂直な断面視で、コア層20が、一辺の長さが10μm以下の矩形状の形状を有していてもよい。コア層20が、一辺の長さが5μm以下の矩形状の形状を有していてもよい。
レーザ光81は、第1当接層21の位置を確認しながら照射し、レーザ光82は、第2当接層22の位置を確認しながら照射する。コア層20と、第1当接層21及び第2当接層22とが同一の露光マスクを用いた同時露光を経て形成されている場合、コア層20と、第1当接層21及び第2当接層22との間には、優れた位置精度が得られる。このため、第1当接層21の位置を確認しながらレーザ光81を照射すれば、コア層20と下クラッド層11の側面106との間にも優れた位置精度が得られる。同様に、第2当接層22の位置を確認しながらレーザ光82を照射すれば、コア層20と下クラッド層11の側面107との間にも優れた位置精度が得られる。
側面112及び106は、レーザ光81の複数回の照射により形成してもよい。この場合、1又は数回の照射を行った後に位置精度を確認し、その際に位置ずれが生じていれば、その時点でレーザ光81の照射位置の調整を行ってもよい。同様に、側面113及び107は、レーザ光82の複数回の照射により形成してもよい。この場合、1又は数回の照射を行った後に位置精度を確認し、その際に位置ずれが生じていれば、その時点でレーザ光82の照射位置の調整を行ってもよい。
貫通穴61及び62には、光コネクタ1が接続される別の光コネクタとの間での位置合わせの際に、ガイドピンが挿入される。
下クラッド層11、上クラッド層12及びコア層20の材料は限定されず、下クラッド層11、上クラッド層12及びコア層20の材料としては、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂又はポリイミド系樹脂等が用いられる。
以上、好ましい実施形態について詳説したが、上述した実施形態に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施形態に種々の変形及び置換を加えることができる。
1 光コネクタ
10 基板
11 下クラッド層
11A 基部
11B 第1当接領域
11C 第2当接領域
12 上クラッド層
20 コア層
21 第1当接層
22 第2当接層
30 導波路部材
40 保持部材
41、42、43 凹部
45 溝
50 接着剤
61、62 貫通穴
71、72 領域
81、82 レーザ光
101、102、103、104、105 面
106、107、112、113 側面
108、109 底面
110、111 内壁面

Claims (9)

  1. 導波路部材と、
    前記導波路部材が固定された保持部材と、
    を有し、
    前記導波路部材は、
    長手方向を備え、第1面を有する第1クラッド層と、
    前記第1面に設けられたコア層と、
    前記第1面に設けられ、前記コア層を覆う第2クラッド層と、
    前記第1面に設けられ、前記長手方向に垂直な断面視で前記コア層を間に挟み、前記第2クラッド層から露出した第1当接層及び第2当接層と、
    を有し、
    前記第1当接層は、
    前記第1面に接する第2面と、
    前記第2面とは反対側の第3面と、
    を有し、
    前記第2当接層は、
    前記第1面に接する第4面と、
    前記第2面とは反対側の第5面と、
    を有し、
    前記第1クラッド層は、
    前記第2クラッド層からみて前記第1当接層側にあり、前記第1面に連なり、前記第1面との間で鈍角をなす第6面と、
    前記第2クラッド層からみて前記第2当接層側にあり、前記第1面に連なり、前記第1面との間で鈍角をなす第7面と、
    を有し、
    前記保持部材は、
    前記第3面に直接接する第8面と、
    前記第5面に直接接する第9面と、
    前記第6面に直接接する第10面と、
    前記第7面に直接接する第11面と、
    を有する、光コネクタ。
  2. 前記導波路部材は、前記第1クラッド層の前記第1面とは反対側の面が接する基板を有する、請求項1に記載の光コネクタ。
  3. 前記第1当接層は、前記第10面に接する第12面を有し、
    前記第2当接層は、前記第11面に接する第13面を有する、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  4. 前記第1クラッド層、前記コア層及び前記第2クラッド層は、いずれも樹脂製である、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  5. 前記第1面と前記第6面との間の内角及び前記第1面と前記第7面との間の内角は、いずれも97°である、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  6. 前記コア層の材料と、前記第1当接層の材料と、前記第2当接層の材料とが同一である、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  7. 前記保持部材に前記導波路部材を固定する接着剤を有する、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  8. 前記長手方向に垂直な断面視で、前記コア層は、一辺の長さが10μm以下の矩形状の形状を有する、請求項1又は2に記載の光コネクタ。
  9. 導波路部材を準備する工程と、
    前記導波路部材を保持部材に固定する工程と、
    を有し、
    前記導波路部材を準備する工程は、
    長手方向を備え、第1面を有する第1クラッド層の前記第1面に、コア層と、前記長手方向に垂直な断面視で前記コア層を間に挟む第1当接層及び第2当接層を形成する工程と、
    前記第1面に前記コア層を覆う第2クラッド層を、前記第1当接層及び前記第2当接層が前記第2クラッド層から露出するように形成する工程と、
    エキシマレーザを用いて前記第1クラッド層を加工することにより、前記第1クラッド層に、前記第2クラッド層からみて前記第1当接層側にある第6面と、前記第2クラッド層からみて前記第2当接層側にある第7面と、を形成する工程と、
    を有し、
    前記第1当接層は、
    前記第1面に接する第2面と、
    前記第2面とは反対側の第3面と、
    を有し、
    前記第2当接層は、
    前記第1面に接する第4面と、
    前記第2面とは反対側の第5面と、
    を有し、
    前記第6面及び前記第7面は、前記第1面に連なり、前記第1面との間で鈍角をなし、
    前記保持部材は、
    前記第3面に直接接する第8面と、
    前記第5面に直接接する第9面と、
    前記第6面に直接接する第10面と、
    前記第7面に直接接する第11面と、
    を有し、
    前記導波路部材を前記保持部材に固定する工程は、
    前記第3面を前記第8面に直接接触させる工程と、
    前記第5面を前記第9面に直接接触させる工程と、
    前記第6面を前記第10面に直接接触させる工程と、
    前記第7面を前記第11面に直接接触させる工程と、
    を有する、光コネクタの製造方法。
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