JP2024022992A - 現像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】充填口付近に現像剤が堆積しない現像装置を提供すること。【解決手段】現像装置14は、現像剤が収容される撹拌室22と、軸33Sとブレードとを有し、撹拌室22に収容された現像剤を撹拌するパドル33と、パドル33の軸方向における撹拌室22の一端部に設けられ、軸33Sの一端部を回転可能に支持する支持部と、軸方向における撹拌室22の他端部に設けられ、軸方向に貫通した充填口23と、軸33Sの他端部を回転可能に支持し、充填口23を塞ぐキャップ41と、を備え、軸33Sは、支持部24とキャップ41のみによって支持されている。【選択図】図6
Description
本発明は、現像剤で潜像を現像する現像装置に関する。
現像剤カートリッジを兼ねる現像装置が知られている。現像剤が充填された現像装置がユーザーに供給され、現像剤が尽きた場合には、現像剤が充填された別の現像装置に交換される。空の現像装置は回収され、工場にて現像剤が充填された後、ユーザーに供給される。
現像装置の撹拌室にはパドルが設けられている。パドルの軸方向における撹拌室の一端部には、パドルの軸の一端部を支持する支持部が設けられている。撹拌室の他端部には、軸方向に貫通した充填口が設けられている。充填口を上方に向けた姿勢で現像装置が治具で固定され、現像剤が収容された容器が充填口につながれ、現像剤を撹拌室に落下させることによって現像剤が充填される。
しかし、従来、充填口の内部には、パドルの軸の他端部を支持する支持部が設けられていたため(例えば、特許文献1、2)、現像剤が支持部に降り積もり、充填に時間がかかるという問題があった。この問題を解決する手段の1つとして、現像装置に振動を与えて支持部から現像剤を振り落とすことが考えられるが、現像装置には現像ローラーに保持される現像剤の層厚を規制するブレードが設けられているため、振動によってブレードが現像ローラーに衝突して現像ローラーを損傷させるおそれがある。
本発明は、上記事情を考慮し、充填口付近に現像剤が堆積しない現像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る現像装置は、現像剤が収容される撹拌室と、軸とブレードとを有し、前記撹拌室に収容された前記現像剤を撹拌するパドルと、前記パドルの軸方向における前記撹拌室の一端部に設けられ、前記軸の一端部を回転可能に支持する支持部と、前記軸方向における前記撹拌室の他端部に設けられ、前記軸方向に貫通した充填口と、前記軸の他端部を回転可能に支持し、前記充填口を塞ぐキャップと、を備え、前記軸は、前記支持部と前記キャップのみによって支持されている。
前記キャップは、前記充填口に嵌合する筒状部と、前記筒状部の前記一端部側の縁部よりも前記他端部側に設けられ、前記軸の前記他端部を回転可能に支持する孔部と、前記筒状部の前記一端部側の縁部から前記孔部に向かってすぼまった形状の第1テーパー部と、を備えていてもよい。
前記軸は、前記軸の前記他端部から離間した箇所に、径方向に突出した突出部を備えていてもよい。
前記軸の前記他端部は、先端側がすぼまった形状の第2テーパー部を備えていてもよい。
本発明によれば、充填口付近に現像剤が堆積しない現像装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係るプリンター1(画像形成装置の一例)について説明する。
最初に、プリンター1の全体の構成について説明する。図1は、プリンター1の外観を示す斜視図である。図2は、プリンター1の内部構成を模式的に示す左側面図である。以下、図1及び2におけるFr側をプリンター1の正面側(前側)とし、左右の向きはプリンター1を正面から見た方向を基準として説明する。各図において、U、Lo、L、R、Fr、Rrは、それぞれ上、下、左、右、前、後を示す。
プリンター1は、直方体状の本体ハウジング3を備える。本体ハウジング3の内部の下部には、シートSが積載される給紙トレイ4と、給紙トレイ4からシートSを送り出す給紙ローラー5が設けられている。本体ハウジング3の上部には、後端部に設けられたヒンジ3Hを支点として開閉可能なカバー3Cが設けられている。給紙トレイ4の上方には、電子写真方式にてトナー像を形成する作像装置6が設けられ、作像装置6の上方には、トナー像をシートSに定着させる定着装置7が設けられている。定着装置7の前方には、トナー像が定着されたシートSを排出する排出ローラー8が設けられている。カバー3Cには、排出されたシートSが積載される排出トレイ9が設けられている。
本体ハウジング3の内部には、給紙ローラー5から作像装置6、定着装置7を経て排出ローラー8に至る搬送路10が設けられている。搬送路10は、シートSを通過させる間隙を空けて互いに対向する板状部材を主体として形成されており、シートSを挟持して搬送する複数の搬送ローラー17が搬送方向Yの複数箇所に設けられている。作像装置6よりも搬送方向Y上流側には、レジストローラー18が設けられている。
作像装置6は、光の照射により電位が変化する感光体ドラム11、放電により感光体ドラム11を帯電させる帯電装置12、画像データに応じたレーザー光を出射する露光装置13、感光体ドラム11にトナーを供給する現像装置14、転写バイアスを発生する転写ローラー15を備える。
制御部2は、演算部と記憶部とを備える。演算部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。記憶部は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶媒体を含む。演算部は、記憶部に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで各種処理を実施する。なお、制御部2は、ソフトウェアを用いずに、集積回路のみによって実現されてもよい。
本体ハウジング3の上面には、表示操作部19が設けられている。表示操作部19は、インジケーターランプと、プッシュボタンと、を備える。制御部2は、プリンター1のステータスに応じてインジケーターランプを点灯させ、プッシュボタンで検知された操作に応じてプリンター1の各部を制御する。
プリンター1の基本的な画像形成動作は、次のとおりである。外部のコンピューター等からプリンター1に印刷ジョブが入力されると、給紙ローラー5が給紙トレイ4から搬送路10にシートSを送り出し、回転が停止されたレジストローラー18がシートSの斜行を補正し、レジストローラー18が所定のタイミングで作像装置6にシートSを送り出す。作像装置6においては、帯電装置12が感光体ドラム11を所定の電位に帯電させ、露光装置13が感光体ドラム11に潜像を書き込み、現像装置14がトナーを用いて潜像を現像することでトナー像を形成し、転写ローラー15がトナー像をシートSに転写する。続いて、定着装置7がシートSを挟持して搬送しながらトナー像を溶融させることでトナー像をシートSに定着させ、排出ローラー8が排出トレイ9にシートSを排出する。
次に、現像装置14の構成について説明する。図3は、現像装置14(キャップ41を除く)の外観を示す斜視図である。図4は、現像装置14を示す右側面図である。図5は、現像装置14(キャップ41を除く)を示す右側面図である。図6は、図4のI-I断面を示す斜視図である。図7は、現像ハウジング21の下側の部分を示す斜視図である。図8は、パドル33を示す斜視図である。図9は、パドル33の他端部を示す斜視図である。図10、11は、キャップ41を示す斜視図である。図12は、キャップ41の断面を示す斜視図である。
現像装置14は、現像剤が収容される撹拌室22と、軸33Sとブレード33Bとを有し、撹拌室22に収容された現像剤を撹拌するパドル33と、パドル33の軸方向における撹拌室22の一端部に設けられ、軸33Sの一端部を回転可能に支持する支持部24と、軸方向における撹拌室22の他端部に設けられ、軸方向に貫通した充填口23と、軸33Sの他端部を回転可能に支持し、充填口23を塞ぐキャップ41と、を備え、軸33Sは、支持部24とキャップ41のみによって支持されている。なお、本実施形態では、全ての部材について、一端部は左端部であり、他端部は右端部である。
[現像ハウジング]
現像ハウジング21(図3、7参照)は、左右方向を長手方向とする箱状をなしている。現像ハウジング21の前部の左右方向の2箇所には、把持部26が設けられている。現像ハウジング21の後部には、現像ローラー32の軸方向の全域にわたって現像ローラー32の一部分を露出させる開口部25が設けられている(図4参照)。
現像ハウジング21(図3、7参照)は、左右方向を長手方向とする箱状をなしている。現像ハウジング21の前部の左右方向の2箇所には、把持部26が設けられている。現像ハウジング21の後部には、現像ローラー32の軸方向の全域にわたって現像ローラー32の一部分を露出させる開口部25が設けられている(図4参照)。
[撹拌室、パドル]
現像ハウジング21の底部には、現像剤が収容される撹拌室22が設けられている(図6、7参照)。撹拌室22は、左右方向に細長い空洞である。撹拌室22の内部には、パドル33が設けられている(図5、6、8、9)。パドル33は、左右方向を長手方向(軸方向)とする軸33Sと、軸33Sから径方向に突出した突出部33Pと、突出部33Pに保持されたブレード33Bと、を備える。
現像ハウジング21の底部には、現像剤が収容される撹拌室22が設けられている(図6、7参照)。撹拌室22は、左右方向に細長い空洞である。撹拌室22の内部には、パドル33が設けられている(図5、6、8、9)。パドル33は、左右方向を長手方向(軸方向)とする軸33Sと、軸33Sから径方向に突出した突出部33Pと、突出部33Pに保持されたブレード33Bと、を備える。
突出部33Pは、全体として軸方向を長手方向とする直方体状に形成されており、軸33Sよりも太い。突出部33Pは、軸33Sの両端部を除く所定の範囲にわたって設けられている。換言すれば、軸33Sは、他端部から離間した箇所に、径方向に突出した突出部33Pを備える。軸33Sの他端部には、先端側がすぼまった形状の第2テーパー部33Tが設けられている。
ブレード33Bは、軸方向を長手方向とする直方体状の板状の部材である。ブレード33Bの軸方向の長さは、突出部33Pの軸方向の長さよりも短くてもよく、突出部33Pの長さと同一でもよい。ブレード33Bは、軸方向の全域にわたって突出部33Pに保持されている。ブレード33Bは、突出部33Pから径方向に突出している。
[支持部]
撹拌室22の一端部(図7参照)には、軸33Sの一端部を回転可能に支持する支持部24が設けられている。つまり、軸33Sの一端部は、現像ハウジング21に支持されている。支持部24は、軸33Sの一端部を収容する孔である。孔の径は、軸33Sよりも若干大きい。軸33Sの他端部は、現像ハウジング21に支持されておらず、後述するキャップ41によって回転可能に支持されている。撹拌室22の底部は、パドル33のブレード33Bの先端部の軌跡に対応する曲面をなしている。
撹拌室22の一端部(図7参照)には、軸33Sの一端部を回転可能に支持する支持部24が設けられている。つまり、軸33Sの一端部は、現像ハウジング21に支持されている。支持部24は、軸33Sの一端部を収容する孔である。孔の径は、軸33Sよりも若干大きい。軸33Sの他端部は、現像ハウジング21に支持されておらず、後述するキャップ41によって回転可能に支持されている。撹拌室22の底部は、パドル33のブレード33Bの先端部の軌跡に対応する曲面をなしている。
[現像ローラー、供給ローラー]
撹拌室22よりも後方には、供給ローラー34が設けられている(図4参照)。供給ローラー34よりも後方斜め上方には、現像ローラー32が設けられている。現像ローラー32の軸方向の全域にわたって現像ローラー32の外周面の一部分が開口部25から露出している。現像ローラー32は、スリーブと、スリーブの内部に設けられた永久磁石と、を備える(図示省略)。供給ローラー34の両端部は、現像ハウジング21(図7参照)の軸方向の両端部に設けられた供給ローラー支持部28に支持されている。現像ローラー32の両端部は、現像ハウジング21の軸方向の両端部に設けられた現像ローラー支持部27に支持されている。現像ローラー32、供給ローラー34、パドル33の左端部には従動ギアが設けられており、モーターが発生した駆動力が減速ギアを介して各従動ギアに伝達される(図示省略)。
撹拌室22よりも後方には、供給ローラー34が設けられている(図4参照)。供給ローラー34よりも後方斜め上方には、現像ローラー32が設けられている。現像ローラー32の軸方向の全域にわたって現像ローラー32の外周面の一部分が開口部25から露出している。現像ローラー32は、スリーブと、スリーブの内部に設けられた永久磁石と、を備える(図示省略)。供給ローラー34の両端部は、現像ハウジング21(図7参照)の軸方向の両端部に設けられた供給ローラー支持部28に支持されている。現像ローラー32の両端部は、現像ハウジング21の軸方向の両端部に設けられた現像ローラー支持部27に支持されている。現像ローラー32、供給ローラー34、パドル33の左端部には従動ギアが設けられており、モーターが発生した駆動力が減速ギアを介して各従動ギアに伝達される(図示省略)。
[充填口]
撹拌室22の他端部には、充填口23が設けられている。充填口23は、軸方向に貫通した円筒形をなしている。
撹拌室22の他端部には、充填口23が設けられている。充填口23は、軸方向に貫通した円筒形をなしている。
[キャップ]
キャップ41(6、10乃至12参照)は、充填口23に嵌合する筒状部41Cと、筒状部41Cの一端部側の縁部よりも他端部側に設けられ、軸33Sの他端部を回転可能に支持する孔部41Hと、筒状部41Cの一端部側の縁部から孔部41Hの縁部に向かってすぼまった形状の第1テーパー部41Tと、を備える。
キャップ41(6、10乃至12参照)は、充填口23に嵌合する筒状部41Cと、筒状部41Cの一端部側の縁部よりも他端部側に設けられ、軸33Sの他端部を回転可能に支持する孔部41Hと、筒状部41Cの一端部側の縁部から孔部41Hの縁部に向かってすぼまった形状の第1テーパー部41Tと、を備える。
筒状部41Cの外面は、充填口23の内面に対応する形状を有する。本実施形態では、充填口23が円筒形であるため、筒状部41Cも円筒形である。なお、充填口23と筒状部41Cは、円筒形でなくてもよい。例えば、軸方向から見た断面が多角形、楕円形などの筒状でもよい。
孔部41Hは、筒状部41Cの左端部よりも右方に設けられている。孔部41Hは、軸方向に貫通していてもよいが、トナーの飛散をなくすため、右端部が閉塞されていることが望ましい。軸方向から見た孔部41Hの断面は、円形である。軸方向から見て、孔部41Hは筒状部41Cの中心に配置されている。孔部41Hの径は、軸33Sの他端部の径よりも若干大きい。
第1テーパー部41Tは、軸方向に貫通した空洞を有する円錐台の形状を有し、左方から右方に向かってすぼまっている。第1テーパー部41Tの左縁部は、筒状部41Cの左縁部とつながっている。第1テーパー部41Tの右縁部は、孔部41Hの左縁部とつながっている。
現像剤は、例えば、磁性を有するキャリアと、樹脂に色材を付着させたトナーと、を含む。撹拌室22に収容された現像剤をパドル33が撹拌することでキャリアを摩擦帯電させる。供給ローラー34は、現像剤を現像ローラー32に供給する。現像ローラー32の外周面に、現像剤による磁気ブラシが形成される。磁気ブラシに含まれるトナーが感光体ドラム11の潜像に吸着されることで、潜像が現像される。
次に、キャップ41の取り付けについて説明する。図13は、キャップ41が取り外された現像装置14のI-I断面を示す斜視図である。キャップ41が取り外された場合、軸33Sの他端部を支持するものがなくなる。軸33Sの一端部と支持部24との間には組立作業の容易性を考慮して若干の遊び(隙間)が設けられているため、キャップ41が取り外されるとパドル33が倒れて撹拌室22の内面に寄り掛かった状態となる。
図14は、キャップ41を充填口23に取り付ける様子を示す斜視図である。キャップ41が取り外されてパドル33が撹拌室22の内面に寄り掛かった場合に軸33Sの他端部が撹拌室22の内面に接触していると、キャップ41を取り付けるときにキャップ41が軸33Sの他端部につかえてキャップ41の取り付けが困難になるおそれがある。これに対して本実施形態では、パドル33が撹拌室22の内面に寄り掛かった場合に、突出部33Pが撹拌室22の内面に接触するから、軸33Sの他端部が撹拌室22の内面から離間する。そのため、キャップ41を取り付ける場合にキャップ41の第1テーパー部41Tの左端部を軸33Sの他端部と撹拌室22の内面との間隙に進入させることができるから、キャップ41を容易に取り付けることができる。
また、本実施形態では、パドル33が撹拌室22の内面に寄り掛かった場合に、第2テーパー部33Tを備えていない場合と比べて軸33Sの先端部が撹拌室22の内面からさらに離間する。そのため、キャップ41を取り付ける場合にキャップ41の第1テーパー部41Tの左端部を軸33Sの他端部と撹拌室22の内面との間隙にさらに容易に進入させることができるから、キャップ41をさらに容易に取り付けることができる。
キャップ41は、フランジ部41Fが充填口23の縁部に接触するまで押し込まれる(図6参照)。キャップ41を押し込むことによって軸33Sの他端部が第1テーパー部41Tに沿って孔部41Hに誘導されるから、キャップ41を取り付けるだけで容易に軸33Sの他端部をキャップ41に支持させることができる。
以上説明した本実施形態に係る現像装置14によれば、現像装置14は、現像剤が収容される撹拌室22と、軸33Sとブレード33Bとを有し、撹拌室22に収容された現像剤を撹拌するパドル33と、パドル33の軸方向における撹拌室22の一端部に設けられ、軸33Sの一端部を回転可能に支持する支持部24と、軸方向における撹拌室22の他端部に設けられ、軸方向に貫通した充填口23と、軸33Sの他端部を回転可能に支持し、充填口23を塞ぐキャップ41と、を備え、軸33Sは、支持部24とキャップ41のみによって支持されている。
上記構成によれば、軸33Sの他端部を支持する支持部材が充填口23側に設けられていないから、現像剤を充填するときに充填口23付近に現像剤が堆積しない。その結果、現像剤を充填する作業の所要時間を短縮することができる。また、現像剤を充填するときに現像装置14に振動を与える必要がないから、現像ローラー32の損傷を防ぐことができる。また、キャップ41が、軸33Sの他端部を支持する機能と、充填口23を塞ぐ機能と、を兼ね備えるから、軸33Sの他端部を支持する構成を撹拌室22側に設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
また、本実施形態に係る現像装置14によれば、キャップ41は、充填口23に嵌合する筒状部41Cと、筒状部41Cの一端部側の縁部よりも他端部側に設けられ、軸33Sの他端部を回転可能に支持する孔部41Hと、筒状部41Cの一端部側の縁部から孔部41Hに向かってすぼまった形状の第1テーパー部41Tと、を備える。この構成によれば、キャップ41を押し込むことによって軸33Sの他端部が第1テーパー部41Tに沿って孔部41Hに誘導されるから、キャップ41を取り付けるだけで容易に軸33Sの他端部をキャップ41に支持させることができる。
また、本実施形態に係る現像装置14によれば、軸33Sは、軸33Sの他端部から離間した箇所に、径方向に突出した突出部33Pを備える。この構成によれば、キャップ41を取り付ける場合に、キャップ41の第1テーパー部41Tの左端部を軸33Sの他端部と撹拌室22の内面との間隙に進入させることができるから、キャップ41を容易に取り付けることができる。
また、本実施形態に係る現像装置14によれば、軸33Sの他端部は、先端側がすぼまった形状の第2テーパー部33Tを備える。この構成によれば、キャップ41を取り付ける場合にキャップ41の第1テーパー部41Tの左端部を軸33Sの他端部と撹拌室22の内面との間隙にさらに容易に進入させることができるから、キャップ41をさらに容易に取り付けることができる。
上記実施形態が以下のように変形されてもよい。
上記実施形態では、突出部33Pが軸方向を長手方向とする直方体状である例が示されたが、突出部33Pは軸33Sよりも太ければよく、その形状は、円筒状など、いかなる形状でもよい。また、突出部33Pは、軸33Sの全周にわたって設けられている必要はなく、例えば、十字型、星形など、周方向に間隔を空けて設けられた複数の突起であってもよい。
上記実施形態では、突出部33Pがブレード33Bを保持する例が示されたが、突出部33Pとは別の部材がブレード33Bを保持し、ブレード33Bを保持する部材の右側に隣り合うように突出部33Pが設けられていてもよい。
上記実施形態では、軸33Sに突出部33Pと第2テーパー部33Tが設けられている例が示されたが、突出部33Pと第2テーパー部33Tのいずれか一方が設けられていてもよい。
上記実施形態では、キャップ41にフランジ部41Fが設けられている例が示されたが、フランジ部41Fに代えて、筒状部41Cの左端部に接触する凸部が充填口23の内面に設けられていてもよい。
14 現像装置
22 撹拌室
23 充填口
24 支持部
33 パドル
33S 軸
33T 第2テーパー部
33B ブレード
33P 突出部
41 キャップ
41C 筒状部
41T 第1テーパー部
41H 孔部
22 撹拌室
23 充填口
24 支持部
33 パドル
33S 軸
33T 第2テーパー部
33B ブレード
33P 突出部
41 キャップ
41C 筒状部
41T 第1テーパー部
41H 孔部
Claims (4)
- 現像剤が収容される撹拌室と、
軸とブレードとを有し、前記撹拌室に収容された前記現像剤を撹拌するパドルと、
前記パドルの軸方向における前記撹拌室の一端部に設けられ、前記軸の一端部を回転可能に支持する支持部と、
前記軸方向における前記撹拌室の他端部に設けられ、前記軸方向に貫通した充填口と、
前記軸の他端部を回転可能に支持し、前記充填口を塞ぐキャップと、を備え、
前記軸は、前記支持部と前記キャップのみによって支持されていることを特徴とする現像装置。 - 前記キャップは、
前記充填口に嵌合する筒状部と、
前記筒状部の前記一端部側の縁部よりも前記他端部側に設けられ、前記軸の前記他端部を回転可能に支持する孔部と、
前記筒状部の前記一端部側の縁部から前記孔部に向かってすぼまった形状の第1テーパー部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記軸は、前記軸の前記他端部から離間した箇所に、径方向に突出した突出部を備えることを特徴とする請求項2に記載の現像装置。
- 前記軸の前記他端部は、先端側がすぼまった形状の第2テーパー部を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の現像装置。
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