JP2024002835A - カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クリーニング枠体の選択自由度が高いプロセスカートリッジを提供する。【解決手段】帯電ローラは、クリーニング枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられる。電極板901は、帯電ローラと電気的に接続される。電極板901は、プロセスカートリッジの外部に露出し、装置本体のバネ接点911と接触するように構成された接点部901aを有する。接点部901aは、坦面である底面901cと、底面901cの法線方向において底面901cよりもクリーニング枠体の外側に位置する最外面901fと、底面901cと最外面901fとを接続する内壁面901dとを有する。【選択図】図20
Description
本発明は、カートリッジ、及び、これを備える画像形成装置に関する。
従来から、感光ドラムなどの画像形成に用いられる部材(プロセス部材)を枠体内にまとめてカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置の装置本体に対して着脱可能とした構成が知られている。このようなカートリッジは、装置本体に装着した状態で装置本体に設けられた本体側電極部材とカートリッジの電極部材とが接触し、プロセス部材が装置本体と電気的に接続されるように構成されている。ここで、特許文献1には、カートリッジ側の電極部材の例として、カートリッジを構成する枠体に導電樹脂を注入した構成が開示されている。
ここで、カートリッジに電極部材を設ける構成では、電極部材近傍の電気的な安全性をより向上させるために、カートリッジの枠体として、高い難燃性を有する材料を用いることが望ましいケースがある。このため、枠材の材質の選択肢が制限されるという課題がある。
本発明は、枠体の材質の選択自由度が高いカートリッジを提供することを目的とする。
本発明は、カートリッジであって、枠体と、前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記プロセス部材に供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための電気接点部を有し、前記電気接点部は、平坦面である第1面と、前記第1面の法線方向において前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面と、前記第1面と前記第2面とを接続する接続面と、を有することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なカートリッジであって、枠体と、前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記装置本体の本体側電極部材と接触するように構成された電気接点部を有し、前記電気接点部は、互いに法線方向の角度が異なる複数の平坦面により構成された第1面と、前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面とを有することを特徴とする。
また、本発明は、カートリッジであって、第1回転軸線を中心に回転するように構成された感光ドラムと、前記感光ドラムにトナーを供給し且つ第2回転軸線を中心に回転するように構成された現像ローラと、前記現像ローラに担持されたトナーの層厚を規制するように構成された現像ブレードと、前記現像ローラにトナーを供給するように構成された供給ローラと、前記現像ローラと電気的に接続された第1電気接点部であって、前記現像ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第1電気接点部と、前記現像ブレードと電気的に接続された第2電気接点部であって、前記現像ブレードに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第2電気接点部と、前記供給ローラと電気的に接続された第3電気接点部であって、前記供給ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第3電気接点部と、を備え、前記第1回転軸線の方向から見たときに、第1回転軸線と前記第2回転軸線を通る仮想線を第1仮想線とした場合において、前記第1電気接点部、前記第2電気接点部及び前記第3電気接点部は、前記第1回転軸線の方向に見たときに、第1仮想線と平行な第2仮想線上に設けられ、前記第2仮想線が延びる方向に並んでいることを特徴とする。
本発明によれば、枠体の材質の選択自由度が高いカートリッジを提供することができる。
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図23を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
第1の実施形態について、図1ないし図23を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
[画像形成装置]
本実施形態の画像形成装置200は、電子写真方式のレーザプリンタである。図1に示すように、画像形成装置200は、装置本体(プリンタ本体)A、画像形成部としてのプロセスカートリッジB、トナーカートリッジCを有する。装置本体Aには、レーザースキャナ101、シート搬送部102、シート給送部103、転写ローラ104、定着部105、シート排出部110、反転搬送部111などが設置されている。また、詳しくは後述するが、装置本体Aには、プロセスカートリッジB、トナーカートリッジCが着脱可能に配置される。このために装置本体Aは、開閉ドア107を有している。
本実施形態の画像形成装置200は、電子写真方式のレーザプリンタである。図1に示すように、画像形成装置200は、装置本体(プリンタ本体)A、画像形成部としてのプロセスカートリッジB、トナーカートリッジCを有する。装置本体Aには、レーザースキャナ101、シート搬送部102、シート給送部103、転写ローラ104、定着部105、シート排出部110、反転搬送部111などが設置されている。また、詳しくは後述するが、装置本体Aには、プロセスカートリッジB、トナーカートリッジCが着脱可能に配置される。このために装置本体Aは、開閉ドア107を有している。
プロセスカートリッジBは、像担持体及び感光体としての感光ドラム11と、帯電部材としての帯電ローラ12と、現像ユニット15と、クリーニング部材としてのクリーニングブレード17とを有する。プロセスカートリッジBの上方には、露光装置としてのレーザースキャナ101が配置されている。
帯電ローラ12は、感光ドラム11の外周面に接触するように配置され、装置本体Aからの電圧印加によって、感光ドラム11を帯電する。また、帯電ローラ12は、感光ドラム11と従動回転する。現像ユニット15は、現像剤としてのトナーを担持して搬送する現像剤担持体としての現像ローラ16を備える。現像ローラ16は、感光ドラム11と対向するように配置されている。
クリーニングブレード17は、感光ドラム11の外周面に接触するように配置される弾性を有する部材であり、感光ドラム11の表面を清掃する。クリーニングブレード17は、その先端が感光ドラム11に弾性的に接触することで、後述するシートSが感光ドラム11と転写ローラ104との間を通過した後に残留するトナーを感光ドラム11より除去する。
シート給送部103は、カセット103aと、カセット103aに収容された最上位のシートSを給送するピックアップローラ103bと、ピックアップローラ103bによって給送されたシートSを1枚ずつに分離する分離ローラ103c及び分離パッド103dと、を有している。シート搬送部102は、シート給送部103から給送されたシートSを搬送する搬送ローラ対102a、レジストレーションローラ対102bを有する。レジストレーションローラ対102bは、感光ドラム11上に形成されたトナー像とタイミングを合わせて、シートSを感光ドラム11と転写ローラ104との間の転写部にシートを搬送する。
定着部105は、ヒータなどの熱源により加熱された定着ローラ105aと、定着ローラ105aとの間でシートを挟持する定着ニップを形成する加圧ローラ105bとを有する。転写部でトナー像が転写されたシートSは、定着部105に搬送され、定着ニップにおいて加熱、加圧される。これにより、シートS上にトナー像が定着される。
シート排出部110は、排出ローラ対110aを有し、トナー像が定着されたシートSを排出ローラ対110aにより排出トレイ106に排出する。反転搬送部111は、反転搬送ローラ対111aを有し、シートSの両面に画像を形成する場合に、定着部105を通過したシートSの表裏を反転させ、レジストレーションローラ対102bに向けて搬送する。
続いて、画像形成装置200の動作について図1を用いて説明する。不図示の駆動源(モータ)によって回転駆動された感光ドラム11は、帯電ローラ12によって所定の電位に一様に帯電される。帯電後の感光ドラム11はその表面に対しレーザースキャナ101によって画像情報に基づいた露光がなされ、露光部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。感光ドラム11上の静電潜像に対し現像ローラ16からトナーが供給されトナー像として可視化される。
一方、このようなトナー画像の形成動作と並行して、シート給送部103からシートSを給送する。シート給送部103から給送されたシートSは、レジストレーションローラ対102bにより、感光ドラム11にトナー像を作像するタイミングを合わせて転写部に搬送される。シートSが転写部を通過する際には、転写ローラ104には装置本体Aから電圧が印加され、感光ドラム11上のトナー像がシートSに未定着画像として転写される。その後、トナー像が転写されたシートSは定着部105へと搬送され、未定着画像が加熱及び加圧されてシートSの表面に定着される。トナー像が定着されたシートSは、シート排出部110により排出トレイ106へ排出され積載される。なお、シートSの両面に画像形成を行う場合には、シートSを反転搬送部111に搬送し、シートSの裏面に、上述と同様にトナー像を形成する。
[プロセスカートリッジ]
プロセスカートリッジBについて、図2ないし図7を用いて説明する。図2ないし図4に示すように、プロセスカートリッジBは、感光ドラム11、クリーニングブレード17などを備えたクリーニングユニット(第1ユニット、ドラムユニット)10と、現像ローラ16を備えた現像ユニット(第2ユニット)15から構成される。クリーニングユニット10は、前述した感光ドラム11、クリーニングブレード17、帯電ローラ12、帯電ローラ12のクリーニング部材としての帯電ローラクリーナ14、廃トナー一次収容部10a、第一廃トナー搬送路10b、第二廃トナー搬送路10cを有する。クリーニングブレード17により感光ドラム11から除去されたトナー(廃トナー)は、廃トナー一次収容部10aから、第一廃トナー搬送路10b、第二廃トナー搬送路10cを通じて、トナーカートリッジCへ搬送される。
プロセスカートリッジBについて、図2ないし図7を用いて説明する。図2ないし図4に示すように、プロセスカートリッジBは、感光ドラム11、クリーニングブレード17などを備えたクリーニングユニット(第1ユニット、ドラムユニット)10と、現像ローラ16を備えた現像ユニット(第2ユニット)15から構成される。クリーニングユニット10は、前述した感光ドラム11、クリーニングブレード17、帯電ローラ12、帯電ローラ12のクリーニング部材としての帯電ローラクリーナ14、廃トナー一次収容部10a、第一廃トナー搬送路10b、第二廃トナー搬送路10cを有する。クリーニングブレード17により感光ドラム11から除去されたトナー(廃トナー)は、廃トナー一次収容部10aから、第一廃トナー搬送路10b、第二廃トナー搬送路10cを通じて、トナーカートリッジCへ搬送される。
図5に示すように、現像ユニット15は、現像ローラ16、供給ローラ13、現像ブレード18、現像ローラ16が配置される現像室151、現像室151にトナー供給する現像剤収容室152、トナーカートリッジCから供給されるトナーを受け入れるトナー受入室153を有する。現像ローラ16は、トナーを担持して回転し、感光ドラム11の現像領域へトナーを供給する。そして、現像ローラ16は、トナーを用いて、感光ドラム11に形成された静電潜像を現像する。供給ローラ13は、現像室151内のトナーを現像ローラ16に供給する。このような供給ローラ13は、その回転軸線方向が現像ローラ16の回転軸線方向と平行になるように配置され、外周面には現像剤が搬送しやすいようにスポンジ等の弾性層が形成されている。現像ブレード18は、現像ローラ16の周面に当接して現像ローラ16の周面に付着する(担持された)トナーの層厚(量)を規制する。また、トナーに摩擦帯電電荷を付与する。
現像剤収容室152は、現像室151と連通し、現像室151に供給するトナーを収容する。現像剤収容室152内に収納されたトナーは、撹拌部材154の回転によって現像室151へ送り出され、現像ローラ16に供給される。現像剤収容室152内のトナーは、不図示の残量検知部によって残量が検知される。そして、現像剤収容室152内のトナー量が一定以下になった時に、トナーカートリッジCよりプロセスカートリッジBへトナーが供給される。
トナー受入室153は、現像剤収容室152と連通し、トナーカートリッジCから補給されたトナーを現像剤収容室152に供給する。トナーカートリッジCからプロセスカートリッジBの現像ユニット15へのトナー供給は、ステー21の補給口21c、トナー受入室153、受け渡し口21dを介して行われ、現像剤収容室152に収容される。
次に、図3、図6(a)、(b)、図7(a)、(b)を用いて、プロセスカートリッジBの構成についてより詳細に説明する。前述の通り、クリーニングユニット10は、感光ドラム11、帯電ローラ12、クリーニングブレード17を有する。同様に、現像ユニット15は、現像ローラ16、現像ブレード18、現像室151、現像剤収容室152、トナー受入室153を有する。
図6(a)、(b)に示すように、クリーニングユニット10は、クリーニング枠体20と、ステー21と、サイドカバー7とで構成される。クリーニング枠体20は、クリーニングブレード17、帯電ローラ12、帯電ローラクリーナ14を支持する。図6(b)に示すように、感光ドラム11は、片側をクリーニング枠体20に取り付けられるドラムピン22で、反対側をサイドカバー7に設けられた感光ドラム支持部7bで回転可能に支持される。
また、図6(a)、(b)に示すように、現像ローラ16の軸線方向の端部には、軸受け部材4、5が配置され、現像ユニット15は、支軸8a、支軸8bを含む直線で定義される揺動軸線8まわりに回動可能にクリーニングユニット10に結合される。揺動軸線8は、感光ドラム11の回転軸線11bと略平行に配置される。
現像ユニット15がクリーニングユニット10に支持される構成について、詳細に説明する。図6(a)に示すように、軸受け部材5に設けられた円筒形状部5aが、クリーニングユニット10のサイドカバー7に設けられた円筒状穴部7aに支持される。支軸8aは、サイドカバー7の円筒状穴部7aと軸受け部材5の円筒形状部5aとの共通軸線で定義される。また、軸受け部材5の円筒形状部5aの回転中心に装置本体Aからの駆動を受け取るための駆動入力部材としての現像カップリング155が設けられている。
また、図6(b)に示すように、ピン6がクリーニングユニット10のクリーニング枠体20の円筒状穴部20aと軸受け部材4の円筒状穴部4aとに跨るように挿入される。支軸8bは、ピン6と軸受け部材4の円筒状穴部4aとの共通軸線で定義される。支軸8aと支軸8bとは略同軸に配置され、前述のように支軸8aと支軸8bとを含む直線で揺動軸線8が定義される。
以上により、現像ユニット15は、クリーニングユニット10に対し、揺動軸線8まわりに回動可能に支持される。そして、現像ユニット15は、弾性部材である加圧バネ19a、19bによりクリーニングユニット10の感光ドラム11に向けて付勢され、現像ローラ16が感光ドラム11に当接する。
次に、現像ユニット15のクリーニングユニット10に対する当接離間動作に関して、図7(a)、(b)を用いて説明する。なお、図7(a)、(b)は、装置本体Aの離間機構100を示すために、サイドカバー7を省略した説明図である。図7(a)に示すように、軸受け部材5の離間機構100と対向する位置に突出部5bが設けられている。本実施形態では、プロセスカートリッジBが装置本体Aに装着された状態で、現像ユニット15の下方に離間機構100が設けられている。そして、突出部5bは、軸受け部材5の下端部に設けられている。離間機構100は、装置本体Aに設けられ、不図示のモータなど駆動源により揺動軸100aを中心に略上下方向に揺動可能となっている。
図7(a)に示すように、突出部5bが離間機構100と当接しない位置においては、現像ローラ16は、加圧バネ19a、19bの付勢力により感光ドラム11に当接する。この位置が、現像ローラ16によって感光ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像可能な画像形成位置となる。
図7(b)に示すように、装置本体Aに設けられた離間機構100が揺動軸100aを中心に揺動して突出部5bに当接し、突出部5bが離間機構100から力を受けることで、現像ユニット15が揺動軸線8を回動中心として矢印R2方向に回動する。これにより、現像ローラ16が加圧バネ19a、19bの付勢力に抗して感光ドラム11から離間する。この位置が、画像形成位置から退避した非画像形成位置となる。
離間機構100が図7(b)の位置から元の位置である図7(a)の位置に戻ると、離間機構100が突出部5bから離れる。そして、加圧バネ19a、加圧バネ19bの付勢力により、現像ローラ16が感光ドラム11と再び当接する。このように本実施形態では、離間機構100により現像ユニット15の位置を当接位置(画像形成位置)と離間位置(非画像形成位置)とに切り替え可能となる。即ち、プロセスカートリッジBにおける現像ユニット15の姿勢を感光ドラム11に対して、当接位置と離間位置の切り替え可能である。これによりトナーの劣化抑制及び非画像形成時における不要なトナー消費を抑制できる。
上述のように、現像ユニット15は、クリーニングユニット10に対して、揺動軸線8まわりに回動することで当接位置と離間位置とを移動する構成である。そのため、現像ユニット15がクリーニングユニット10に対して当接位置と離間位置との間を移動する際、現像カップリング155の位置変化は嵌合ガタ程度の微小に抑えることができる。具体的には、軸受け部材5の円筒形状部5aは、サイドカバー7の円筒状穴部7aに係合する(図6(a))が、軸受け部材5の円筒形状部5aとサイドカバー7の円筒状穴部7aとは嵌合ガタ0.13mm以内をもって係合している。よって、現像ユニット15が当接位置と離間位置とを移動する際の現像カップリング155の位置は嵌合ガタ分以上には変化しない。
[トナーカートリッジ]
次に、トナーカートリッジCに関して、図8ないし図11を用いて説明する。図8に示すように、トナーカートリッジCは、トナー供給ユニット30と、廃トナー収容ユニット40とを備える。トナーカートリッジCは、プロセスカートリッジBと共に装置本体Aに対して着脱可能であり、プロセスカートリッジBに対しても着脱可能である。トナー供給ユニット30は、プロセスカートリッジBにトナーを供給可能である。廃トナー収容ユニット40は、プロセスカートリッジBで回収した廃トナーを収容可能である。
次に、トナーカートリッジCに関して、図8ないし図11を用いて説明する。図8に示すように、トナーカートリッジCは、トナー供給ユニット30と、廃トナー収容ユニット40とを備える。トナーカートリッジCは、プロセスカートリッジBと共に装置本体Aに対して着脱可能であり、プロセスカートリッジBに対しても着脱可能である。トナー供給ユニット30は、プロセスカートリッジBにトナーを供給可能である。廃トナー収容ユニット40は、プロセスカートリッジBで回収した廃トナーを収容可能である。
[トナー供給ユニット]
トナー供給ユニット30は、図9に示すように、トナーが収容される第1収容容器としてのトナー供給容器31と、トナー供給容器31からトナーを外部へ排出するためのトナー排出口31aとを有する。トナー供給容器31は、トナー収容部30aを有する供給部枠体32aと、供給部フタ32bとで形成されている。また、供給部枠体32aには、トナー収容部30aよりトナーを排出するトナー排出口31aを有する。また、トナー排出口31aを開閉可能なシャッター部材34が設けられている。シャッター部材34は、トナーカートリッジCのプロセスカートリッジBに対する着脱動作に連動して矢印R1方向に回転することで、トナー排出口31aを開閉する。シャッター部材34は、供給部枠体32aの外部に配置されている。
トナー供給ユニット30は、図9に示すように、トナーが収容される第1収容容器としてのトナー供給容器31と、トナー供給容器31からトナーを外部へ排出するためのトナー排出口31aとを有する。トナー供給容器31は、トナー収容部30aを有する供給部枠体32aと、供給部フタ32bとで形成されている。また、供給部枠体32aには、トナー収容部30aよりトナーを排出するトナー排出口31aを有する。また、トナー排出口31aを開閉可能なシャッター部材34が設けられている。シャッター部材34は、トナーカートリッジCのプロセスカートリッジBに対する着脱動作に連動して矢印R1方向に回転することで、トナー排出口31aを開閉する。シャッター部材34は、供給部枠体32aの外部に配置されている。
また、トナー収容部30aはトナー排出口31aにトナーを搬送するトナー搬送部材として、トナー排出口31aに向かってトナーを搬送するトナー収容部スクリュー部材35を有している。また、トナー収容部スクリュー部材35に向かってトナーを搬送するトナー収容部撹拌搬送ユニット36を有している。
また、図11(a)、(b)に示すように、トナー排出口31aまで搬送されたトナーは、ポンプユニット37に設けられたポンプ37aの容積変動によりトナー排出口31a外へと排出される。ポンプユニット37は、伸縮することで容積を変化させるポンプ37aと、ポンプ37aを回転によって伸縮させるカム37bと、リンクアーム37cとで構成される。また、図7、図11(a)、(b)に示すように、トナー供給ユニット30は、トナー搬送部を駆動するトナー搬送駆動部として、トナー収容部撹拌搬送ユニット36を駆動する撹拌駆動入力部38と、ポンプユニット37及びトナー収容部スクリュー部材35を駆動するポンプ・スクリュー駆動入力部39とを有する。ポンプ・スクリュー駆動入力部39は、突起形状であるポンプ・スクリューカップリング部39aに装置本体Aから回転駆動力が入力される。この回転駆動力をカム37bとリンクアーム37cによってレシプロ運動に変換する。そして、このレシプロ運動を用いてポンプ37aの蛇腹形状を伸縮させることで容積変動を得る。
[廃トナー収容ユニット]
図10に示すように、廃トナー収容ユニット40は、プロセスカートリッジBからの廃トナーを受け入れるための廃トナー受入口42と、廃トナー受入口42から受け入れた廃トナーが収容される第2収容容器としての廃トナー収容容器41とを有する。
図10に示すように、廃トナー収容ユニット40は、プロセスカートリッジBからの廃トナーを受け入れるための廃トナー受入口42と、廃トナー受入口42から受け入れた廃トナーが収容される第2収容容器としての廃トナー収容容器41とを有する。
廃トナー収容容器41は、廃トナー収容部40aを有する廃トナー収容部枠体41aと、廃トナー収容フタ41bとで形成されている。廃トナー収容フタ41bには、プロセスカートリッジから回収した廃トナーを受け入れる廃トナー受入口42が設けられている。廃トナー収容フタ41bは、廃トナー受入口42を開閉する廃トナーシャッター部材43を有する。廃トナーシャッター部材43は、トナーカートリッジCの装置本体Aに対する着脱に連動して、図12の矢印R3の方向に開閉される。
図10、図11(a)に示すように、廃トナー収容ユニット40内には、仕切り部材46と、廃トナー収容部40a内の廃トナーを搬送する廃トナー搬送部材としての第一廃トナー収容スクリュー44と、第二廃トナー収容スクリュー45とを有している。仕切り部材46は、廃トナー収容ユニット40内の空間を複数の収容部に仕切っている。第一廃トナー収容スクリュー44は、廃トナー受入口42より落下してきた廃トナーをトナーカートリッジCの長手方向に搬送する。第二廃トナー収容スクリュー45は、第一廃トナー収容スクリュー44より駆動を得て、第一廃トナー収容スクリュー44で搬送された廃トナーを斜め上方に搬送する。
図11(a)、(b)に示すように、前述の撹拌駆動入力部38より入力された駆動力は、トナー収容部撹拌搬送ユニット36を介して、トナー供給ユニット30の非駆動側に伝達され、トナー収容部撹拌部材非駆動側ギア38aに伝達する。トナー収容部撹拌部材非駆動側ギア38aより廃トナー収容部ギア列47により、第一廃トナー収容スクリュー44に駆動を伝達する。トナー供給ユニット30側には、駆動側トナーカートリッジサイドカバー50を、廃トナー収容ユニット40側には、非駆動側トナーカートリッジサイドカバー60がそれぞれ取り付けられる。
以上の構成により、ポンプ・スクリュー駆動入力部39を駆動してないときでも、撹拌駆動入力部38を駆動することができる。即ち、トナー供給ユニット30がプロセスカートリッジBにトナーを補給していないときでも、廃トナー収容ユニット40内の第一廃トナー収容スクリュー44、第二廃トナー収容スクリュー45を駆動し、廃トナー回収可能状態を維持できる。
また、装置本体Aからの駆動の入力をトナーカートリッジCの一端にすることができるので、装置本体Aのギア列を簡略にすることができる。また、トナー収容部撹拌搬送ユニット36を用いて、駆動を供給部枠体32の一端から他端に伝達することで、駆動伝達のための部品を増やすことなく、廃トナー収容ユニット40に駆動を伝達できる。このことにより、トナーカートリッジCの駆動手段によるトナーカートリッジC及び装置本体Aの感光ドラム11の回転軸線方向への大型化を抑制しつつ、廃トナーをトナーカートリッジCに収容できる。
[プロセスカートリッジB、トナーカートリッジCの着脱方法]
続いてプロセスカートリッジB、トナーカートリッジCの装置本体Aへの着脱方法について、図6、図11(a)、(b)、図12(a)、(b)、図13(a)~(c)、図14、図15を用いて説明する。図12(a)に示すように、装置本体Aの内部の空間がプロセスカートリッジB、トナーカートリッジCの装着部となっている。開閉ドア107は、装置本体Aに対して回動軸線107aを中心に矢印R5方向に回動可能に設けられている(図13(a)~(c)参照)。図12(a)は、開閉ドア107を開いた状態の図である。
続いてプロセスカートリッジB、トナーカートリッジCの装置本体Aへの着脱方法について、図6、図11(a)、(b)、図12(a)、(b)、図13(a)~(c)、図14、図15を用いて説明する。図12(a)に示すように、装置本体Aの内部の空間がプロセスカートリッジB、トナーカートリッジCの装着部となっている。開閉ドア107は、装置本体Aに対して回動軸線107aを中心に矢印R5方向に回動可能に設けられている(図13(a)~(c)参照)。図12(a)は、開閉ドア107を開いた状態の図である。
また、装置本体Aは、ガイド部108、ガイド部109を有している。ガイド部108、ガイド部109は、装着状態のプロセスカートリッジB及びトナーカートリッジCの長手方向両側に、プロセスカートリッジB及びトナーカートリッジCの装着方向Dに沿って設けられている。プロセスカートリッジBは、図6、図14、図15に示すように、長手方向両側に上方ボス93、94と下方ボス95、96が設けられ、上方ボス93、94の装着方向下流側に先端ボス97、98が設けられている。
プロセスカートリッジB、トナーカートリッジCの装置本体Aへの装着は、プロセスカートリッジBから行う。まず、プロセスカートリッジBを装置本体Aに装着する際には、図12(a)、図13(a)に示すように、上方ボス93と先端ボス98とがガイド部108に乗り、その2点と下方ボス96とでガイド部108を挟み込む。長手方向反対側でも同様に上方ボス93と先端ボス97とがガイド部109の乗り、その2点と下方ボス95とでガイド部109を挟み込む。このように、プロセスカートリッジBを上方ボス93、94及び先端ボス97、98と下方ボス95、96によりガイド部108、109を挟みながら挿入することで、プロセスカートリッジBがガイド部108、109に装置本体Aの内部の装着部に案内される。
より詳細に説明する。プロセスカートリッジBの装着方向Dは、図14に示すように、先端ボス97の下端と、上方ボス93の下端を結んだ線の方向である。ユーザーが先端ボス97(98)を起点にプロセスカートリッジBを持ち上げた姿勢で装置本体Aに装着したときには、下方ボス96(95)がガイド部109(108)にあたることでプロセスカートリッジBの姿勢は規制される。この時の方向と装着方向Dとのズレ量は、ガイド部109(108)と、下方ボス96(95)のガタ分程度である。
ユーザーが上方ボス94(93)を起点にプロセスカートリッジBを持ち上げた姿勢で装置本体Aに装着したときには、下方ボス96(95)がガイド部108(109)にあたることでプロセスカートリッジBの姿勢は規制される。この時の方向と装着方向Dとのズレ量は、ガイド部108(109)と、下方ボス96(95)のガタ分程度である。
以上のように装着方向Dは、ユーザーの装着方法により多少の角度幅を有する。本実施形態においては、図14に示すように、装着方向Dの別の示し方として、感光ドラム11と現像ローラ16とが当接した状態において、感光ドラム11と現像ローラ16の軸中心を結んだ線と、成す角αが、3.8°±5°になる方向と規定する。
トナーカートリッジCには、図11(a)、(b)に示すように、長手方向両側の装着方向Dの前方(装着方向上流側)に位置決めボス50a、60aを有する。また、トナーカートリッジCは、長手方向両側に、被ガイド部50b、60bを位置決めボス50a、60aより装着方向Dの後方(装着方向下流側)に有する。位置決めボス50a及び被ガイド部50bは駆動側トナーカートリッジサイドカバー50の軸線方向Eの外側の端面に設けられている。位置決めボス60a及び被ガイド部60bは非駆動側トナーカートリッジサイドカバー60の軸線方向Eの外側の端面に設けられている。プロセスカートリッジBは、図6(a)、(b)に示すように、ステー21にトナーカートリッジ位置決め部21a、21bを有する。
図12(b)、図13(b)に示すように、トナーカートリッジCを装置本体Aに装着する際には、被ガイド部50b、60bをそれぞれガイド部108、ガイド部109に載せて装着方向Dに装着する。図13(c)に示すように、トナーカートリッジCが装着完了位置まで装着されると、プロセスカートリッジBのトナーカートリッジ位置決め部21a、21bに、トナーカートリッジCの位置決めボス50a、60aが入り込む。この時、被ガイド部50b、60bの装着方向先端側は、ガイド部108、ガイド部109より離れ、後端はガイド部108、ガイド部109に当接した状態となる。これにより、トナーカートリッジCはプロセスカートリッジBに位置決めされる。また、被ガイド部50b、60bの後端がガイド部108、ガイド部109に当接することでトナーカートリッジCの装置本体A内での位置が決まる。
プロセスカートリッジB、トナーカートリッジCを装着後に開閉ドア107を閉めると、画像形成装置200は、画像形成が可能な状態となる。トナーカートリッジC、プロセスカートリッジBを取り外す際は上記と逆の手順で行われる。
[プロセスカートリッジの帯電接点構成]
次に、本実施形態のプロセスカートリッジBの帯電接点構成の詳細について、図16ないし図21を用いて説明する。図16及び図17に示すとおり、クリーニングユニット10は、枠体としてのクリーニング枠体20と、プロセス部材及び帯電部材としての帯電ローラ12が設けられている。プロセス部材は、画像形成に用いられる部材であり、帯電ローラ12は、クリーニング枠体20に回転可能に支持され、画像形成に用いられる回転体である。また、クリーニング枠体20は、樹脂材料により構成されており、本実施形態では、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成されている。
次に、本実施形態のプロセスカートリッジBの帯電接点構成の詳細について、図16ないし図21を用いて説明する。図16及び図17に示すとおり、クリーニングユニット10は、枠体としてのクリーニング枠体20と、プロセス部材及び帯電部材としての帯電ローラ12が設けられている。プロセス部材は、画像形成に用いられる部材であり、帯電ローラ12は、クリーニング枠体20に回転可能に支持され、画像形成に用いられる回転体である。また、クリーニング枠体20は、樹脂材料により構成されており、本実施形態では、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成されている。
図17、図18に示すように、帯電ローラ軸受61が帯電ローラ軸受バネ910を介してクリーニング枠体20に接続されており、帯電ローラ12は、帯電ローラ軸受61を介してクリーニング枠体20に回転可能に支持される。帯電ローラ12は、所定のバイアスを付与されながら回転することで、感光ドラム11の表面を一様に帯電する。
図16、図19に示すように、クリーニングユニット10は帯電ローラ12に所定のバイアスを付与するために、金属製の電極部材としての電極板901を有する。電極板901は、図20(a)~(c)に示すように、帯電ローラ12と電気的に接続される導電接続部901bを有すると共に、装置本体側に設けられた本体側電極部材としてのバネ接点911と電気的に接続される電気接点部としての接点部(接触部)901aを有する。
接点部901aは、帯電ローラ12の回転軸線方向に関してクリーニング枠体20の外部に露出するように設けられる。一方、導電接続部901bは、クリーニング枠体20の内部に挿し込まれ、帯電ローラ軸受バネ910と接触する。そして、図20(a)~(c)に示すように、接点部901aは、装置本体Aに設けられる給電部材であるバネ接点911と接触する。以上の構成により、装置本体Aは、バネ接点911、電極板901、帯電ローラ軸受バネ910、帯電ローラ軸受61を介して帯電ローラ12と電気的に接続される。なお、帯電ローラ12の回転軸線方向は、プロセスカートリッジBの長手方向と略平行である。
続いて、電極板901について、さらに詳細に説明する。図16及び図20に示すように、電極板901の接点部901aは、第1面としての底面901c、底面901c周囲に設けられる接続面としての内壁面901d、第2面としての最外面901fを有する。最外面901fは、クリーニング枠体20に取り付けた際に最も外側に面する面である。底面901cは、最外面901fよりも1段下がった位置に設けられた単一の平坦面である。
即ち、最外面901fは、底面901cの法線方向において底面901cよりもクリーニング枠体20の外側に位置する。本実施形態では、最外面901fは、帯電ローラ12の回転軸線方向に関して底面901cよりもクリーニング枠体20の外側に位置している。また、底面901cと最外面901fは、互いに略平行に形成されており、それぞれ帯電ローラ12の回転軸線方向に関してクリーニング枠体20の外側に向くように配置されている。また、底面901cは、プロセスカートリッジBを装置本体Aに装着した状態で、底面901cの角度が重力方向に対して-45°以上+45°以下の範囲となるように、好ましくは-30°以上+30°以下の範囲、より好ましくは-10°以上+10°以下の範囲に設けられている。本実施形態では、底面901cは、重力方向と平行に設けられている。なお、最外面901fは、底面901cよりもクリーニング枠体20の外側に位置していれば良く、底面901cと平行でなくても良い。
装置本体A側に設けられたバネ接点911は、装置本体Aのうち、電極板901と対向している位置から底面901cに向けて侵入するように配置されている。具体的には、バネ接点911は、金属製の棒状部材を折り曲げるように形成されたものであり、この折り曲げ部分が、クリーニング枠体20の外側から最外面901fを超えて底面901c側に侵入し、最外面901fとは接触せずに底面901cの一部と接触可能となっている。本実施形態では、バネ接点911が帯電ローラ12の回転軸線方向に関してクリーニング枠体20の外側から内側に向けて底面901c側に侵入するように構成されている。
内壁面901dは、最外面901fと底面901cとを接続するように設けられた傾斜面であり、底面901cの法線方向に対して傾斜している。最外面901fの底面901c側である内側の周縁部(内周縁部)は、底面901cの外周縁部よりも外側に位置する。内壁面901dは、底面901cの外周縁部と最外面901fの内周縁部とを接続する傾斜面であり、傾斜方向は、底面901cから最外面901fに向かうほど、底面901cから遠ざかる方向である。
また、内壁面901dは、底面901cの周囲全体を覆っている。このような本実施形態の底面901c、内壁面901d、最外面901fは、金属製の板の一部を凹ませるように形成されたものである。なお、内壁面901dは、最外面901fと底面901cとを接続していれば良く、底面901cの周囲全体を覆っていなくても良い。但し、後述の火花の飛散を抑制する観点から、内壁面901dが底面901cの周囲全体を覆っていることが好ましい。
ここで、内壁面901dは、互いに対向する内壁面901d間の距離(距離E1および距離E2)を、バネ接点911が接点部901aに侵入する幅(幅E3および幅E4)よりも十分に長くすることが望ましい。これにより、バネ接点911は、内壁面901dに接触せずに底面901cと接触することができる。したがって、バネ接点911と底面901cとの接触点901eの周囲には内壁面901dがあり、外面方向に最外面901fがある、という配置となる。
この配置により、図21に示すように、万が一、接触点901eに可燃性の異物が噛みこまれ、トラッキング現象による火花が発生したとしても、金属部材である内壁面901dが延焼防止壁として機能する。即ち、発生した火花の飛散方向を規制範囲K内に規制することでクリーニング枠体20への飛散を抑制することできる。ここで、規制範囲Kは、次のように定義される。
即ち、図21に示すように、底面901cと直交する断面において、内壁面901dと最外面901fとの境界上の任意の点を第1の点α1、内壁面901dと最外面901fとの境界上で第1の点と対向する位置にある点を第2の点α2とした場合に、底面901cの中央と第1の点α1とを結ぶ線を第1の線β1、底面901cの中央と第2の点α2を結ぶ線を第2の線β2とする。図示の例では、底面901cの中央に底面901cとバネ接点911との接触点901eがある。そして、第1の線β1から第2の線β2までの範囲を火花の飛散を規制する規制範囲Kと定義する。本実施形態では、この規制範囲Kを120°以上としている。即ち、第1の線β1と第2の線β2とがなす角度を120°以上としている。第1の線β1と第2の線β2とがなす角度は、170°以下とすることが好ましく、より好ましくは160°以下、更に好ましくは150°以下とする。
このように第1の線β1と第2の線β2とがなす角度を設定することで、底面901cの最外面901fからの深さ及び互いに対向する内壁面901dと最外面901fとの境界の間隔を、適切に設定できる。即ち、底面901cの最外面901fからの深さが深すぎると、電極板901のこの深さ方向の寸法が大きくなり装置の大型化に繋がる。また、この深さに対して互いに対向する内壁面901dと最外面901fとの境界の間隔が狭すぎると、火花が飛散することを十分に抑制できない虞がある。このため、本実施形態では、規制範囲Kを上述のように規制している。
また、本実施形態では、底面901cが重力方向Gに略平行に配置されている。このため、飛散した火花は重力方向Gに落下するので、クリーニング枠体20に付着しにくい。なお、底面901cは、重力方向Gと平行でなくても良く、例えば、底面901cが下方に向くように重力方向Gに対して傾斜していても良い。
本実施形態では、このようにクリーニング枠体20へ火花が飛散することを抑制できるため、クリーニング枠体20の樹脂材料として、難燃性の低い材料を選択することができる。一般的に難燃性の低い材料に対して、難燃性の高い樹脂は添加物を添加することによって樹脂重量が高く、環境負荷が大きい。火花の拡散を規制し、難燃性の低い材料を選択することによって安全性と環境性に対して良好な構成を得ることができる。
[プロセスカートリッジの現像ユニットの電気接点]
続いてプロセスカートリッジBの現像ユニット15の電気接点に関して、図14、図15、図22、図23を用いて説明する。図22は、プロセスカートリッジBの現像ユニットの電気接点に対応する装置本体Aの電気接点を示す図である。図23は、プロセスカートリッジBの現像ローラ16が感光ドラム11から離間した状態の時の現像ユニット15の電気接点の位置を示す側面図である。
続いてプロセスカートリッジBの現像ユニット15の電気接点に関して、図14、図15、図22、図23を用いて説明する。図22は、プロセスカートリッジBの現像ユニットの電気接点に対応する装置本体Aの電気接点を示す図である。図23は、プロセスカートリッジBの現像ローラ16が感光ドラム11から離間した状態の時の現像ユニット15の電気接点の位置を示す側面図である。
図14、図15に示すように、プロセスカートリッジBは長手方向において、現像カップリング155の反対側の端部に、現像ローラ16に対して装置本体Aから給電する現像接点(第1電気接点部)16b、現像ブレード18に給電する現像ブレード接点(第2電気接点部)18a、供給ローラ13に給電する供給ローラ接点(第3電気接点部)13aを有する。即ち、現像接点16bは、現像ローラ16と電気的に接続され、現像ローラ16に供給するための電力がプロセスカートリッジBの外部から供給されるための電気接点部である。現像ブレード接点18aは、現像ブレード18と電気的に接続され、現像ブレード18に供給するための電力がプロセスカートリッジBの外部から供給されるための電気接点部である。供給ローラ接点13aは、供給ローラ13と電気的に接続され、供給ローラ13に供給するための電力がプロセスカートリッジBの外部から供給されるための電気接点部である。
ここで、感光ドラム11は、第1回転軸線11aを中心に回転するように構成されている。現像ローラ16は、第2回転軸線16aを中心に回転するように構成されている。図14に示すように、第1回転軸線11aの方向に見たときに、第1回転軸線11aと第2回転軸線16aとを通る仮想線を第1仮想線L1とする。この場合において、現像接点16b、現像ブレード接点18a及び供給ローラ接点13aは、第1仮想線L1と平行な第2仮想線L2上に設けられ、第2仮想線L2が延びる方向に並んでいる。また、現像接点16b、現像ブレード接点18a及び供給ローラ接点13aのうち、現像接点16bが、現像ローラ16に最も近い位置にある。また、第2仮想線L2が延びる方向において、現像ローラ16に近い側から、現像接点16b、現像ブレード接点18a、供給ローラ接点13aの順に並んでいる。また、現像接点16b、現像ブレード接点18a及び供給ローラ接点13aは、第2仮想線L2が延びる方向において現像ローラ16から離れた位置にある接点ほど、第2仮想線L2の垂直な方向の長さが長い。
本実施形態においては、各接点は装着方向Dにおいて、揺動軸線8よりも装着方向上流側に配置される。また、各接点の順番は、装着方向下流側から順に現像接点16b、現像ブレード接点18a、供給ローラ接点13aの順に並び、それぞれの接点の装着方向Dと垂直な方向の高さH16b、H18a、H13aは、H13a>H18a>H16bとなるように配置する。また、現像接点16b、現像ブレード接点18a、供給ローラ接点13aは、現像ユニット15の揺動中心である揺動軸線8(ピン6)を中心とした揺動方向の長さについても、並び順に揺動軸線8から遠い程長くなっている。図14では、揺動軸線8を中心とした仮想円弧M1が現像接点16bを、仮想円弧M2が現像ブレード接点18aを、仮想円弧M3が供給ローラ接点13aを通る。これらの仮想円弧で示す方向が、揺動軸線8(ピン6)を中心とした現像ユニット15の揺動方向であり、揺動軸線8から遠い程、この方向の長さがなくなっている。なお、本実施形態では、第1回転軸線11aの方向に見たときに、第2仮想線L2が延びる方向において現像ユニット15の揺動軸線8(ピン6)の位置は、第2回転軸線16aと現像接点16bとの間にある。
装置本体Aは、図22(a)に示すように現像接点16b、現像ブレード接点18a、供給ローラ接点13aに対応する接点として、本体現像接点108a、本体現像ブレード接点108b、本体供給ローラ接点108cを有する。装着方向Dに対して、装着方向上流側に行くほど装着方向Dと垂直な方向において高くなるように配置されている。即ち、本体現像接点108a、本体現像ブレード接点108b、本体供給ローラ接点108cの順に高くなっていくように配置されている。
図22(b)に示すように、本体供給ローラ接点108cは、供給ローラ接点13aに向けて付勢される付勢バネ108dによってプロセスカートリッジB側に突出するように付勢される。プロセスカートリッジBの装着時は、本体供給ローラ接点108cのテーパ形状108c2によってプロセスカートリッジBを受け入れ可能になる。プロセスカートリッジBの装着完了後は本体供給ローラ接点108cの本体供給ローラ接点先端108c1が、供給ローラ接点13aと接触することで給電を行う。本体現像接点108a、本体現像ブレード接点108bも同様の構成である。このように本体接点を配置すると、図14に示すように、感光ドラム11に現像ローラ16が当接した時の、プロセスカートリッジBの各接点が、本体接点の先端(108a1、108b1、108c1)に接する点は、装着方向上流側の接点ほど高くなるように配置される。
図23に示すように、感光ドラム11から現像ローラ16が離間した状態においても、各接点が装着方向上流側に行くほど揺動中心から離れるため、各接点の移動量が大きくなる。前述のとおり、それぞれの接点の装着方向Dと垂直な方向の高さを、H13a>H18a>H16bにしているので、各本体接点の先端(108a1、108b1、108c1)はプロセスカートリッジBの各接点(16b、18a、13a)から脱落しない。即ち、離間時も各接点に給電することが出来る。
また、図23に示すように、装着方向最上流の接点の、感光ドラム11と現像ローラ16の当接時の位置と、離間時の位置とは、現像ローラ16の軸線方向から見て、最低でもその一部が重なるように配置する。以上により、プロセスカートリッジBのサイズを大型化することなく、離間時も安定して給電接点を得ることできる。また、本実施形態では、接点の順番を装着方向下流側から、現像接点16b、現像ブレード接点18a、供給ローラ接点13aの順としたが、その順序に関しては異なっていても良い。
なお、上述の例では、帯電接点である電極板901が金属板である場合に関して説明した。但し、電極板901は導電樹脂製であっても良く、この場合であっても上述と同様の効果を得ることができる。
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図24を用いて説明する。なお、本実施形態は、帯電接点である電極板902の構成が第1の実施形態と異なる。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して図示及び説明を省略又は簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
第2の実施形態について、図24を用いて説明する。なお、本実施形態は、帯電接点である電極板902の構成が第1の実施形態と異なる。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様であるため、第1の実施形態と同様の構成については、同じ符号を付して図示及び説明を省略又は簡略にし、以下、第1の実施形態と異なる点を中心に説明する。
本実施形態の電極板902の接点部902aは、第1面としての内壁面902dと、プロセスカートリッジBの長手方向に関して内壁面902dよりも更にクリーニング枠体20の外側に位置する第2面としての最外面902fとを有する。内壁面902dは、互いに法線方向が異なる複数の平坦面により構成されている。複数の平坦面は、プロセスカートリッジBの長手方向に関して最外面902fから最も離れた頂点Pと最外面901fとを接続する。本実施形態では、複数の平坦面により、多角錐(底面を除く)形状を構成している。最外面902fは、プロセスカートリッジBの長手方向に関して多角錐の頂点Pよりもクリーニング枠体20の外側に位置する。また、本実施形態では、内壁面902dをそれぞれが三角形状の4つの平坦面で構成している。
このような形状では、バネ接点911と電極板902は、内壁面902d上の接触点902eで接することになる。これにより、内壁面902d上の接触点902eから発生した火花が飛散した場合、火花が発生した内壁面902dの一部の面ではない他の内壁面902dの一部の面がそれぞれ火花の飛散を規制することができる。例えば、図24に示すように、内壁面902dの一部の面902d1に接触点902eがあり、この面902d1で火花が発生したとする。その場合でも、内壁面902dが上述した多角錐の形状であるため、内壁面902dの他の面902d2、902d3、902d4を延焼防止壁として機能する。これにより火花がクリーニング枠体20まで飛散することを抑制できる。
また、本実施形態では、規制範囲Kを次のように規定している。即ち、複数の平坦面と最外面902fとの境界上の任意の点を第1の点、複数の平坦面と最外面902fとの境界上で、頂点P及び第1の点を通る断面において第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、頂点Pと第1の点とを結ぶ第1の線と、頂点Pと第2の点を結ぶ第2の線との間の範囲を規制範囲Kとしている。そして、第1の線と第2の線とがなす角度が120°以上としている。
言い変えると、内壁面902dを構成する複数の平坦面のうち、任意の平坦面を第1の平坦面、第1の平坦面と対向する位置にある平坦面を第2の平坦面とした場合に、第1の平坦面から第2の平坦面までの範囲を火花の飛散を規制する規制範囲Kとする。本実施形態では、この規制範囲Kを120°以上としている。即ち、第1の平坦面と第2の平坦面とがなす角度を120°以上としている。具体的には、面902d1とこの面902d1と対向する902d3とのなす角度を120°以上、面902d2とこの面902d2と対向する902d4とのなす角度を120°以上としている。規制範囲Kの角度の上限については、第1の実施形態と同様である。
なお、上述の例では、内壁面902dを多角推形状の凹形状としているが、内壁面902dは円錐形状であっても良い。また、内壁面902dは、最外面902fと平行な断面形状が、多角形状、円形状以外にも、楕円形状や、円弧と平面を組み合わせた形状などであっても良い。
<他の実施形態>
上述の各実施形態では、カートリッジとしてプロセスカートリッジBに設けられた電極板構成を例にとって説明をしたが、これは構成の一例であり、その効果はプロセスカートリッジBに限るものではなく、例えば現像ユニット15に設けられた導電接点部であってもよい。この場合、例えば、現像ローラ16、供給ローラ13、現像ブレード18の少なくとも何れかがプロセス部材に相当する。
上述の各実施形態では、カートリッジとしてプロセスカートリッジBに設けられた電極板構成を例にとって説明をしたが、これは構成の一例であり、その効果はプロセスカートリッジBに限るものではなく、例えば現像ユニット15に設けられた導電接点部であってもよい。この場合、例えば、現像ローラ16、供給ローラ13、現像ブレード18の少なくとも何れかがプロセス部材に相当する。
ここで、カートリッジとは、現像剤、感光ドラムなどの像担持体、感光ドラムに作用する帯電部材などのプロセス部材のうち少なくとも一つを有し、電子写真方式の画像形成装置の装置本体に着脱可能なものを指す。カートリッジの代表例として、感光ドラムや現像ユニットを組み合わせたプロセスカートリッジ、感光ドラム、帯電ローラ及びクリーニング部材を有するドラムカートリッジ(上述のクリーニングユニット)、現像カートリッジ(上述の現像ユニット)、トナーを収容するトナーカートリッジなどが挙げられる。本発明は、これらの各種カートリッジに適用可能である。
また、上述の各実施形態では、一つの感光ドラムを有する画像形成装置に関して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複数の感光ドラムを有するタンデム方式のカラー画像形成装置にも適用可能である。
更に、上述の各実施形態では、画像形成装置としてレーザプリンタを例に説明したが、LEDプリンタなどでも良い。画像形成装置は、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体(例えば、普通紙、普通紙の代用品である合成樹脂製のシート、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等のシート材など)に画像を形成するものである。したがって、本発明の画像形成装置は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などを含む。
また、本実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
カートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、
前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、
前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記プロセス部材に供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための電気接点部を有し、
前記電気接点部は、平坦面である第1面と、前記第1面の法線方向において前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面と、前記第1面と前記第2面とを接続する接続面と、を有する
ことを特徴とするカートリッジ。
(構成2)
前記接続面は、前記第1面の法線方向に対して傾斜している
ことを特徴とする構成1に記載のカートリッジ。
(構成3)
前記第1面と直交する断面において、前記接続面と前記第2面との境界上の任意の点を第1の点、前記接続面と前記第2面との境界上で前記第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、前記第1面の中央と前記第1の点とを結ぶ第1の線と、前記中央と前記第2の点を結ぶ第2の線とがなす角度が120°以上である
ことを特徴とする構成1又は2に記載のカートリッジ。
(構成4)
前記カートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成され、
前記第1面は、前記カートリッジを前記装置本体に装着した状態で、前記第1面の角度が重力方向に対して-45°以上+45°以下の範囲となるように設けられている
ことを特徴とする構成1ないし3の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成5)
前記接続面は、前記第1面の周囲全体を覆うように設けられている
ことを特徴とする構成1ないし4の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成6)
前記枠体は、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成される
ことを特徴とする構成1ないし5の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成7)
前記電極部材は、金属製である
ことを特徴とする構成1ないし6の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成8)
前記プロセス部材は、感光体の表面を帯電させる帯電ローラである
ことを特徴とする構成1ないし7の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成9)
画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なカートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、
前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、
前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記装置本体の本体側電極部材と接触するように構成された電気接点部を有し、
前記電気接点部は、互いに法線方向の角度が異なる複数の平坦面により構成された第1面と、前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面とを有する
ことを特徴とするカートリッジ。
(構成10)
前記複数の平坦面は、前記第2面から最も離れた頂点と前記第2面とを接続する
ことを特徴とする構成9に記載のカートリッジ。
(構成11)
前記複数の平坦面と前記第2面との境界上の任意の点を第1の点、前記複数の平坦面と前記第2面との境界上で、前記頂点及び前記第1の点を通る断面において前記第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、前記頂点と前記第1の点とを結ぶ第1の線と、前記頂点と前記第2の点を結ぶ第2の線とがなす角度が120°以上である
ことを特徴とする構成10に記載のカートリッジ。
(構成12)
前記枠体は、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成される
ことを特徴とする構成9ないし11の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成13)
前記電極部材は、金属製である
ことを特徴とする構成9ないし12の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成14)
前記プロセス部材は、感光体の表面を帯電させる帯電ローラである
ことを特徴とする構成9ないし13の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成15)
装置本体と、
前記装置本体に着脱可能であって、感光体と、前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、前記感光体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像ユニットと、前記感光体の表面を清掃するクリーニング部材とを有するプロセスカートリッジと、を備え、
前記プロセスカートリッジが、構成1ないし14の何れか1項に記載のカートリッジである
ことを特徴とする画像形成装置。
(構成16)
カートリッジであって、
第1回転軸線を中心に回転するように構成された感光ドラムと、
前記感光ドラムにトナーを供給し且つ第2回転軸線を中心に回転するように構成された現像ローラと、
前記現像ローラに担持されたトナーの層厚を規制するように構成された現像ブレードと、
前記現像ローラにトナーを供給するように構成された供給ローラと、
前記現像ローラと電気的に接続された第1電気接点部であって、前記現像ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第1電気接点部と、
前記現像ブレードと電気的に接続された第2電気接点部であって、前記現像ブレードに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第2電気接点部と、
前記供給ローラと電気的に接続された第3電気接点部であって、前記供給ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第3電気接点部と、
を備え、
前記第1回転軸線の方向から見たときに、第1回転軸線と前記第2回転軸線を通る仮想線を第1仮想線とした場合において、
前記第1電気接点部、前記第2電気接点部及び前記第3電気接点部は、前記第1回転軸線の方向に見たときに、第1仮想線と平行な第2仮想線上に設けられ、前記第2仮想線が延びる方向に並んでいる
ことを特徴とするカートリッジ。
(構成17)
前記第1回転軸線の方向に見たときに、前記第1電気接点、前記第2電気接点及び前記第3電気接点のうち、前記第1電気接点が、前記現像ローラに最も近い位置にある
ことを特徴とする構成16に記載のカートリッジ。
(構成18)
前記第2仮想線が延びる方向において、前記現像ローラに近い側から、前記第1電気接点、前記第2電気接点、前記第3電気接点の順に並んでいる
ことを特徴とする構成16又は17に記載のカートリッジ。
(構成19)
前記第1電気接点、前記第2電気接点及び前記第3電気接点は、前記第2仮想線が延びる方向において前記現像ローラから離れた位置にある電気接点ほど、前記第2仮想線に垂直な方向の長さが長い
ことを特徴とする構成16ないし18の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成20)
感光ドラムを有するドラムユニットと、前記現像ローラ及び前記供給ローラ及び前記現像ブレードを有する現像ユニットであって前記現像ローラが前記感光ドラムに近づく方向に揺動軸線を中心に回転可能に前記ドラムユニットに支持された現像ユニットと、を有し、
前記第1回転軸線の方向に見たときに、前記第2仮想線が延びる方向において前記揺動軸線の位置は、前記第2回転軸線の位置と前記第1電気接点の位置の間の位置にある
ことを特徴とする構成16ないし19の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成1)
カートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、
前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、
前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記プロセス部材に供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための電気接点部を有し、
前記電気接点部は、平坦面である第1面と、前記第1面の法線方向において前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面と、前記第1面と前記第2面とを接続する接続面と、を有する
ことを特徴とするカートリッジ。
(構成2)
前記接続面は、前記第1面の法線方向に対して傾斜している
ことを特徴とする構成1に記載のカートリッジ。
(構成3)
前記第1面と直交する断面において、前記接続面と前記第2面との境界上の任意の点を第1の点、前記接続面と前記第2面との境界上で前記第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、前記第1面の中央と前記第1の点とを結ぶ第1の線と、前記中央と前記第2の点を結ぶ第2の線とがなす角度が120°以上である
ことを特徴とする構成1又は2に記載のカートリッジ。
(構成4)
前記カートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成され、
前記第1面は、前記カートリッジを前記装置本体に装着した状態で、前記第1面の角度が重力方向に対して-45°以上+45°以下の範囲となるように設けられている
ことを特徴とする構成1ないし3の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成5)
前記接続面は、前記第1面の周囲全体を覆うように設けられている
ことを特徴とする構成1ないし4の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成6)
前記枠体は、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成される
ことを特徴とする構成1ないし5の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成7)
前記電極部材は、金属製である
ことを特徴とする構成1ないし6の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成8)
前記プロセス部材は、感光体の表面を帯電させる帯電ローラである
ことを特徴とする構成1ないし7の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成9)
画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なカートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、
前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、
前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記装置本体の本体側電極部材と接触するように構成された電気接点部を有し、
前記電気接点部は、互いに法線方向の角度が異なる複数の平坦面により構成された第1面と、前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面とを有する
ことを特徴とするカートリッジ。
(構成10)
前記複数の平坦面は、前記第2面から最も離れた頂点と前記第2面とを接続する
ことを特徴とする構成9に記載のカートリッジ。
(構成11)
前記複数の平坦面と前記第2面との境界上の任意の点を第1の点、前記複数の平坦面と前記第2面との境界上で、前記頂点及び前記第1の点を通る断面において前記第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、前記頂点と前記第1の点とを結ぶ第1の線と、前記頂点と前記第2の点を結ぶ第2の線とがなす角度が120°以上である
ことを特徴とする構成10に記載のカートリッジ。
(構成12)
前記枠体は、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成される
ことを特徴とする構成9ないし11の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成13)
前記電極部材は、金属製である
ことを特徴とする構成9ないし12の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成14)
前記プロセス部材は、感光体の表面を帯電させる帯電ローラである
ことを特徴とする構成9ないし13の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成15)
装置本体と、
前記装置本体に着脱可能であって、感光体と、前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、前記感光体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像ユニットと、前記感光体の表面を清掃するクリーニング部材とを有するプロセスカートリッジと、を備え、
前記プロセスカートリッジが、構成1ないし14の何れか1項に記載のカートリッジである
ことを特徴とする画像形成装置。
(構成16)
カートリッジであって、
第1回転軸線を中心に回転するように構成された感光ドラムと、
前記感光ドラムにトナーを供給し且つ第2回転軸線を中心に回転するように構成された現像ローラと、
前記現像ローラに担持されたトナーの層厚を規制するように構成された現像ブレードと、
前記現像ローラにトナーを供給するように構成された供給ローラと、
前記現像ローラと電気的に接続された第1電気接点部であって、前記現像ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第1電気接点部と、
前記現像ブレードと電気的に接続された第2電気接点部であって、前記現像ブレードに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第2電気接点部と、
前記供給ローラと電気的に接続された第3電気接点部であって、前記供給ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第3電気接点部と、
を備え、
前記第1回転軸線の方向から見たときに、第1回転軸線と前記第2回転軸線を通る仮想線を第1仮想線とした場合において、
前記第1電気接点部、前記第2電気接点部及び前記第3電気接点部は、前記第1回転軸線の方向に見たときに、第1仮想線と平行な第2仮想線上に設けられ、前記第2仮想線が延びる方向に並んでいる
ことを特徴とするカートリッジ。
(構成17)
前記第1回転軸線の方向に見たときに、前記第1電気接点、前記第2電気接点及び前記第3電気接点のうち、前記第1電気接点が、前記現像ローラに最も近い位置にある
ことを特徴とする構成16に記載のカートリッジ。
(構成18)
前記第2仮想線が延びる方向において、前記現像ローラに近い側から、前記第1電気接点、前記第2電気接点、前記第3電気接点の順に並んでいる
ことを特徴とする構成16又は17に記載のカートリッジ。
(構成19)
前記第1電気接点、前記第2電気接点及び前記第3電気接点は、前記第2仮想線が延びる方向において前記現像ローラから離れた位置にある電気接点ほど、前記第2仮想線に垂直な方向の長さが長い
ことを特徴とする構成16ないし18の何れか1つに記載のカートリッジ。
(構成20)
感光ドラムを有するドラムユニットと、前記現像ローラ及び前記供給ローラ及び前記現像ブレードを有する現像ユニットであって前記現像ローラが前記感光ドラムに近づく方向に揺動軸線を中心に回転可能に前記ドラムユニットに支持された現像ユニットと、を有し、
前記第1回転軸線の方向に見たときに、前記第2仮想線が延びる方向において前記揺動軸線の位置は、前記第2回転軸線の位置と前記第1電気接点の位置の間の位置にある
ことを特徴とする構成16ないし19の何れか1つに記載のカートリッジ。
12・・・帯電ローラ(プロセス部材)
20・・・クリーニング枠体(枠体)
901、902・・・電極板(電極部材)
901c・・・底面(第1面)
901d・・・内壁面(接続面)
901f、902f・・・最外面(第2面)
902d・・・内壁面(第1面)
911・・・バネ接点(本体側電極部材)
200・・・画像形成装置
A・・・装置本体
B・・・プロセスカートリッジ
20・・・クリーニング枠体(枠体)
901、902・・・電極板(電極部材)
901c・・・底面(第1面)
901d・・・内壁面(接続面)
901f、902f・・・最外面(第2面)
902d・・・内壁面(第1面)
911・・・バネ接点(本体側電極部材)
200・・・画像形成装置
A・・・装置本体
B・・・プロセスカートリッジ
Claims (20)
- カートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、
前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、
前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記プロセス部材に供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための電気接点部を有し、
前記電気接点部は、平坦面である第1面と、前記第1面の法線方向において前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面と、前記第1面と前記第2面とを接続する接続面と、を有する
ことを特徴とするカートリッジ。 - 前記接続面は、前記第1面の法線方向に対して傾斜している
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記第1面と直交する断面において、前記接続面と前記第2面との境界上の任意の点を第1の点、前記接続面と前記第2面との境界上で前記第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、前記第1面の中央と前記第1の点とを結ぶ第1の線と、前記中央と前記第2の点を結ぶ第2の線とがなす角度が120°以上である
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記カートリッジは、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能に構成され、
前記第1面は、前記カートリッジを前記装置本体に装着した状態で、前記第1面の角度が重力方向に対して-45°以上+45°以下の範囲となるように設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記接続面は、前記第1面の周囲全体を覆うように設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記枠体は、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成される
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記電極部材は、金属製である
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 前記プロセス部材は、感光体の表面を帯電させる帯電ローラである
ことを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。 - 画像形成装置の装置本体に対し着脱可能なカートリッジであって、
枠体と、
前記枠体に支持され、画像形成のプロセスに用いられるプロセス部材と、
前記プロセス部材と電気的に接続される電極部材と、を備え、
前記電極部材は、前記カートリッジの外部に露出し、前記装置本体の本体側電極部材と接触するように構成された電気接点部を有し、
前記電気接点部は、互いに法線方向の角度が異なる複数の平坦面により構成された第1面と、前記第1面よりも前記枠体の外側に位置する第2面とを有する
ことを特徴とするカートリッジ。 - 前記複数の平坦面は、前記第2面から最も離れた頂点と前記第2面とを接続する
ことを特徴とする請求項9に記載のカートリッジ。 - 前記複数の平坦面と前記第2面との境界上の任意の点を第1の点、前記複数の平坦面と前記第2面との境界上で、前記頂点及び前記第1の点を通る断面において前記第1の点と対向する位置にある点を第2の点とした場合に、前記頂点と前記第1の点とを結ぶ第1の線と、前記頂点と前記第2の点を結ぶ第2の線とがなす角度が120°以上である
ことを特徴とする請求項10に記載のカートリッジ。 - 前記枠体は、UL94規格による難燃性がHBである樹脂材料によって構成される
ことを特徴とする請求項9に記載のカートリッジ。 - 前記電極部材は、金属製である
ことを特徴とする請求項9に記載のカートリッジ。 - 前記プロセス部材は、感光体の表面を帯電させる帯電ローラである
ことを特徴とする請求項9に記載のカートリッジ。 - 装置本体と、
前記装置本体に着脱可能であって、感光体と、前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、前記感光体の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像する現像ユニットと、前記感光体の表面を清掃するクリーニング部材とを有するプロセスカートリッジと、を備え、
前記プロセスカートリッジが、請求項1ないし14の何れか1項に記載のカートリッジである
ことを特徴とする画像形成装置。 - カートリッジであって、
第1回転軸線を中心に回転するように構成された感光ドラムと、
前記感光ドラムにトナーを供給し且つ第2回転軸線を中心に回転するように構成された現像ローラと、
前記現像ローラに担持されたトナーの層厚を規制するように構成された現像ブレードと、
前記現像ローラにトナーを供給するように構成された供給ローラと、
前記現像ローラと電気的に接続された第1電気接点部であって、前記現像ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第1電気接点部と、
前記現像ブレードと電気的に接続された第2電気接点部であって、前記現像ブレードに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第2電気接点部と、
前記供給ローラと電気的に接続された第3電気接点部であって、前記供給ローラに供給するための電力が前記カートリッジの外部から供給されるための第3電気接点部と、
を備え、
前記第1回転軸線の方向から見たときに、第1回転軸線と前記第2回転軸線を通る仮想線を第1仮想線とした場合において、
前記第1電気接点部、前記第2電気接点部及び前記第3電気接点部は、前記第1回転軸線の方向に見たときに、第1仮想線と平行な第2仮想線上に設けられ、前記第2仮想線が延びる方向に並んでいる
ことを特徴とするカートリッジ。 - 前記第1回転軸線の方向に見たときに、前記第1電気接点、前記第2電気接点及び前記第3電気接点のうち、前記第1電気接点が、前記現像ローラに最も近い位置にある
ことを特徴とする請求項16に記載のカートリッジ。 - 前記第2仮想線が延びる方向において、前記現像ローラに近い側から、前記第1電気接点、前記第2電気接点、前記第3電気接点の順に並んでいる
ことを特徴とする請求項16に記載のカートリッジ。 - 前記第1電気接点、前記第2電気接点及び前記第3電気接点は、前記第2仮想線が延びる方向において前記現像ローラから離れた位置にある電気接点ほど、前記第2仮想線に垂直な方向の長さが長い
ことを特徴とする請求項16に記載のカートリッジ。 - 感光ドラムを有するドラムユニットと、前記現像ローラ及び前記供給ローラ及び前記現像ブレードを有する現像ユニットであって前記現像ローラが前記感光ドラムに近づく方向に揺動軸線を中心に回転可能に前記ドラムユニットに支持された現像ユニットと、を有し、
前記第1回転軸線の方向に見たときに、前記第2仮想線が延びる方向において前記揺動軸線の位置は、前記第2回転軸線の位置と前記第1電気接点の位置の間の位置にある
ことを特徴とする請求項16に記載のカートリッジ。
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