JP2023533825A - 宝飾品の物品 - Google Patents

Abstract

本発明は、筐体内の実質的に透明な液体に浸漬されて移動可能である少なくとも１つの宝石または準宝石を受け入れるために設けられる筐体を形成する少なくとも１つの透明壁と、前記液体中で移動可能であり前記液体と同じ屈折率を有する少なくとも１つの部品であって、前記液体中に浸漬される前記部品は実質的に光学的に不可視である、少なくとも１つの部品と、を備える、宝飾品の物品に関する。前記筐体は、２つの壁によって区切られており、その内面は互いに平行であることが好ましく、可動装飾要素を形成するために、前記少なくとも１つの宝石または準宝石が前記部品に挿入され、前記液体中に浸漬される前記部品は、実質的に光学的に不可視であり、回転軸と、前記内面にそれぞれ隣接し、前記可動装飾要素が、前記筐体内部の前記回転軸を中心として前記液体内で自在に並進および回転運動することを可能にする２つのガイド面とを備える。
【選択図】図１

Description

関連出願の相互参照

本特許出願は、２０２０年７月１４日に出願されたスイス国出願番号CH００８６１／２０の優先権を主張する、２０２１年６月２４日に出願された国際出願番号PCT／IB２０２１／０５５５８５の国内段階出願であり、その開示内容は本明細書中で参照することによりその全体が組み込まれる。

本発明は、宝飾品、特にリング及びペンダントの物品内で回転かつ並進運動させることを目的とした可動装飾要素、及び可動装飾要素、特に時計、眼鏡のフレームまたは高級レザーウェア製品で装飾された実用的な物品に関する。

時計または宝飾品類における装飾要素の可動性は、ユーザーが動いて動かすと、美的効果が強くなり、時計または宝飾品類にさらに視覚的な魅力を与え、その価値をより強調する。時計の文字盤の周りに、またはさらに後者の上に、宝石のような宝飾品の要素、またはさらに少なくとも１つの自由度を有する半球形に研磨され取り付けられた宝石を、これらの宝飾品の要素が移動可能なチャネルまたは閉鎖空間に配置することが知られている。

さらに、宝石または準宝石を液体に入れた。US１７３０２５７Aは、浸漬された多数の小さな宝石の群を含むタイプの複合宝石に対する改良を記載しており、且つ、多数の小さな宝石の群は、実質的に透明な筐体内の実質的に透明な液体内で移動可能であり、その筐体内では、液体空間は、その中で運動状態に設定されると、小さな宝石間にスペースを置く。改良は、小さな宝石と混ざり合い、液体中で移動可能であり、それらが液体中にあるときにそれらを実質的に光学的に不可視にする液体に関する特性を有する、複数の実質的に透明なスペーサからなる。

本出願人は、可動装飾要素を含む物品の実装に関する大きな専門知識を有し、全く異なる技術的効果を得ることを追求する。

本発明の課題は、可動装飾要素の動きやスピニング効果が遅くなるように、ビデオスローモーション効果のように、これらの動きをスローモーションで可視化するために、液中で可動する装飾要素を構成するために、可動部品に配置された宝石又は準宝石を備える宝飾品の物品を提供することにある。

本発明によれば、宝飾品の物品は、筐体内の実質的に透明な液体に浸漬されて移動可能である宝石または準宝石である少なくとも１つの石を受け入れるために設けられる筐体を形成する少なくとも１つの透明壁と、前記液体中で移動可能であり前記液体と同じ屈折率を有する少なくとも１つの部品であって、前記液体中に浸漬される前記部品は実質的に光学的に不可視である、少なくとも１つの部品と、を備える。前記筐体は、２つの壁によって区切られており、その内面は互いに平行であることが好ましい。可動装飾要素を形成するために、前記石が前記部品に挿入されるという点で、前記液体中に浸漬される前記部品は、実質的に光学的に不可視であり、回転軸と、前記内面にそれぞれ隣接し、前記可動装飾要素が、前記筐体内部の前記回転軸を中心として前記液体内で自在に並進および回転で動くことを可能にする２つのガイド面とを備える。

本発明の効果により、液体内に配置された可動装飾要素は、映し出された動きが遅くなるようにフレームレートを加速して撮影することからなるビデオスローモーション効果のように、可動装飾要素の動きとスピニング効果１０の動きを遅くしてこれらの動きをスローモーションで可視化するような特殊効果を生み出すことができる。

一実施態様では、前記石は、前記石を取り囲むソケットを形成する可動部品に挿入される。

見えないように、前記可動部品の内部と前記石との間の各空間は、前記液体が充填されている。

一実施態様では、前記可動部品は、複数の宝石または準宝石を受けるように配置される。この実施態様によれば、それは、それ自身で動きオンにする複数の宝石または準宝石のアセンブリである。

本実施態様では、前記複数の宝石または準宝石は、異なる密度を有し、前記可動部品の動きを方向付けるように配置される。

一実施態様において、前記可動部品は、前記可動装飾要素の動きを決定する前記液体中の抗力係数（Cx）を有する。

前記可動装飾要素のゆっくりとした前記回転を加速するために、前記可動部品は、その周縁に配置されたフィンを備える。前記ソケットには、並進運動中に回転（スピン効果）を促進するためのフィンがあり、一方、前記液体中で可動する前記装飾要素の効果は、一般にこのスピン効果を遅くすることである。

光学効果を増幅するために、前記可動装飾要素は、前記壁のうちの少なくとも１つに配置された突起部または中空部によって画定される回廊でまたは経路に沿って移動するように配置することができる。これらの突出部またはこれらの中空部によって形成される壁は、液体内で目に見えないようにすることができ、したがって、前記装飾要素は、その周囲を離れることも、定義された経路以外の経路をたどることもできないため、着用者が目に見えない回廊または経路を見ることもできないので、その効果を一層高めることができる。例えば、突出部または中空部は、ガラス、グリセリンの液体、およびサファイアの前記２つの壁のうちの１つの結晶であってもよい。本実施態様では、可動装飾要素は、したがって、制限された周囲内でのみ動くのに対して、筐体全体内で動くことができるように見える。

別の実施態様では、前記石は、前記部品の本体の上に延び、前記石を前記部品の本体の上にセットする、複数のアームによって前記部品内に保持され、これらの前記アームは前記アームの間に離され、横方向の開口部は、前記アームの間の前記石の側面が前記液体と直接接触することを可能にし、前記ガイド面は、前記部品の開口外面の周囲で互いに離間された個別の接触領域の態様で前記アームの自由端により形成される。

一実施態様では、前記装飾要素は、底なしの中空円筒と石で構成することができる。

前記石は宝石、特にダイヤモンドにすることができ、または準宝石にすることができる。

前記可動装飾要素は、前記宝石または準宝石及びその部分から成り、その形状は、例えば、円筒形、楕円形、四角形、三角形または非対称形に対応する。

一実施態様では、前記可動装飾要素の高さと前記壁の対向する内面との間のクリアランスは、０．０５～０．３mmであり、好ましくは０．０５～０．１mmである。

一実施態様では、前記壁の平行な内面は平坦である。しかし、変形例では、前記壁の平行な内面は湾曲している。

本発明の装飾品は、時計、筆記具、宝石、眼鏡フレーム、または高級革衣類の態様であり得る。

本発明の特徴は、完全に非限定的な例として、また、以下の概略図を参照することによってのみ与えられる、いくつかの実施形態の説明を読むことによってより明確に明白である。

２つの壁の間に挿入され、液体に浸漬された４つの可動装飾要素が中にある腕時計の断面図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で軸の周りの回転および並進運動において自在に動く可動装飾要素の断面図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く丸い形状の可動装飾要素の断面図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く丸い形状の可動装飾要素の断面図を示す。 ２つの宝石を含み、互いに非常に接近し、かつ液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く可動装飾要素の断面図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動くことを意図した魚の形状をした可動部の上面図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で軸の周りの回転および並進運動において自在に動くことを意図したシリンダの形態の可動装飾要素の斜視図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動き、互いに離間しており、宝石は接触することができない、異なるサイズの３つの可動装飾要素４、６を備える、時計の部品的な上面図を示す。 ２つの宝石を含み、液体で満たされ幅広に離間された２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く２つの可動装飾要素の断面図を示す。 液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動くことを意図したハート形の可動装飾要素の上面図を示す。 液体で満たされ、目に見えないようにされた経路によって導かれる２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く可動装飾要素を備える時計の部分上面図を示す。 液体で満たされ、目に見えないようにされた回廊によって導かれる２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く可動装飾要素を備える時計の部分上面図を示す。 ソケットとして機能する部品の凸状底部とアームの端部との間に中間リングを備える可動装飾要素の側面図を示す。 底のないソケットと宝石からなり、液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動において自在に動く可動装飾要素の断面図を示す。

図１に示されているように、断面で示された時計は、文字盤が取り付けられたムーブメントを備え、中央部分が、一方の側には、裏カバーによって、他方の側には、クリスタル・ガラス１によって、閉じられたケーシング内に収容される。第２のクリスタル・ガラス２は、クリスタル・ガラス１とダイアルとの間に配置される。

この実施例では、各クリスタル・ガラス１及び２のそれぞれの内部面は、時計ケーシングを構成する部品の内部面のベアリング面に対して適用され、それらの間に決められた高さの自由空間を残し、液体５で満たされる。この実施例では、クリスタル・ガラス１、２のそれぞれの内部面は、厳密に平坦である。図示されていない変形例において、クリスタル・ガラス１、２のそれぞれの内部面は、１つ以上の曲率半径によって、特に、EP０９６５０７１のとおり異なる切断面に従って、１つ以上の曲率中心または曲率軸の周囲に形成されるわずかな曲率を有してもよい。この場合、これらの２つの内部面１、２に与えられるそれぞれの曲率は、互いに厳密に同一であり、その間に形成される自由空間の高さは一定のままである。

好ましくは、時計のクリスタル・ガラス１は、また、温度にリンクしている液体の体積の変動を補償するために、液体５の熱膨張を補償するための装置（図示せず）を含む。この装置は、特許出願WO２０１５／１５０９１０に開示されているような可撓性膜のような異なる形態をとることができる。

したがって、図１に見られるように、時計は、したがって、略透明な液体５に浸漬され移動可能な４つの可動装飾要素４，６を筐体３内に収納するように配置された筐体３を形成する２つの透明壁１，２を備える。各可動装飾要素４、６はソケット６を備え、ソケット６は、液体５とほぼ同じ屈折率であり、液体５に浸漬されたソケット６は実質的に光学的に不可視である。この実施例では、ソケットはガラス製で、液体はグリセリンである。その他の組み合わせも可能である。したがって、筐体３は、その内部面１a、２a（図２参照）が互いに平行である２つの透明壁１、２によって区切られる。液体５内に浸漬されたソケット６は、実質的に光学的に不可視であり、回転軸と、内部面にそれぞれ隣接する２つのガイド面６a、６bとを備え、４つの可動装飾要素４、６のそれぞれが、筐体３の内部の回転軸を中心として、液体内で並進および回転で自由に動くことを可能にする。

従って、液体内で可動装飾要素は、それらの回転及び移動の間、減速効果を作り出すことを可能にする。

図２に示すように、ソケットを完全に見えなくするためには、ソケット６の内部６cと宝石４との間の各空間に液体が必要である。図示されていない変形例では、ソケット内の開口は、液体がソケットと宝石との間の空間を満たすことを可能にすることができる。図示されていない別の変形では、ソケットの内部がダイヤモンドの形状と完全に一致しているソケットと宝石を組み合わせることによって、ソケットの中に液体が入らないようにすることができる。

図３aおよび図３bに示す実施例では、ソケット６はボールの形成である。図３aの例では、ボールの内部部分はダイヤモンド４と一致し、ボールは例えば鋳造又は成形される。図３bの実施例では、ボールは液体でいっぱいである。

図４に示す実施例では、ソケット６は複数の宝石４を受けるように配置されている。ソケット６の底部は湾曲している。

図５に示す実施例では、ソケット６は魚によって表され、それぞれが小型ソケット６内にある複数の宝石４を備える。この実施例では、宝石４は、異なる密度を有し、ソケットの動きを方向付けるように配置される。したがって、例えば魚の頭部に近いものがより密であるような異なる性質の宝石４のおかげで、これは魚の「頭部前方」の動きを好み、魚の回転を加速するであろう。

図６に示すように、可動装飾要素は、円筒状である。他の幾何学的形状も可能である。

図７は、液体で満たされた２つの壁の間で回転および並進運動で自在に動く、異なるサイズの３つの可動装飾要素４、６を備える、時計の部分的な上面図を示す。この実施例では、ソケット６は、異なるサイズであり、目に見えないので、宝石は接触できず、浮上効果を生じる。図示しないバージョンでは、複数の可動装飾要素４、６は、ダイヤモンドを含まず、スペーサとして機能する１つ又は複数のソケット６と関連付けることができ、可動装飾要素４、６が移動するときの移動を妨げるものとして、これらの不思議な変位のおかげで、可動装飾要素４、６の前記移動をさらに目立たせる。

図８は２つの可動装飾要素４、６の断面図を示しており、２つの宝石４を含み、２つの幅広に離間された壁１、２の間で回転および並進運動が自在に動かされ、液体５が充填されている。

図９は、可動装飾要素の上面図を示し、液体で満たされた２つの壁の間を自在に回転し、並進運動するように意図されたハート形の宝石４を備えている。この実施例では、ソケット６は、可動装飾要素の動きを決定する液体内の抗力係数Cxを有する。したがって、成形可動部品は、その動きが、その抗力係数Cxによって影響され、したがって、その落下中に、好ましくはそれ自体で枢動した後にハート形ダイヤモンドがその先端に配向されるように、設計することができる。

図１０は、液体で満たされ、経路１９によって案内される２つの壁の間で回転及び並進運動で自在に動く可動装飾要素４、６を備える時計の部分的な上面図を示す。

図１１は、液体で満たされ、回廊２０によって案内される２つの壁の間で回転及び並進運動で自由に動く可動装飾要素４、６を備える時計の部分的な上面図を示す。

最後に、先の例では、可動装飾要素は、底部の外面が凸状である小さな円筒状のソケットの形成で支持体に取り付けられているが、図１３は、ソケットとして機能する部品の凸状底部と宝石４の外面を越えて延在するいくつかのアーム８の端部との間に中間リングを備える可動装飾要素の側面図を示している。この非常に開いたソケットは、円筒形のソケットを液体で満たすようにくり抜く必要がないという利点がある。

図１４に示す実施例では、ソケットを完全に見えなくするために、ソケット６の内部部品と宝石４との間の各空間に液体が必要である。したがって、底のない円筒形のソケットは、液体がソケットと宝石の間の空間を満たすことを可能にする。

本発明により、液体内で移動可能な装飾要素を含む宝飾品の各物品は、真空中で、ゆっくりと動いて旋回しているという印象を与えることによって、その効果がさらに目立つようになり、それ自体で回転する宝石の美しさから利益を得ることを可能にする。

もちろん、本発明は、引用されかつ記載された実施例に限定されず、例えば、ダイヤモンド、ルビー、真珠層、金属等のようなソケットにおける異なるタイプの挿入を想像することができる。同様に、宝石は、異なる技術、例えば、刻みをつけられ、フレッティングされ、鋳造され、接着され、等によって、ソケットに挿入することができる。

上述したように、本発明は腕時計に限定されるものではなく、代わりにあらゆる種類の物品、特に指輪やペンダントのような宝飾品の物品、さらに眼鏡、ペンなどの筆記具、に適用可能である。ハンドバッグ等の高級革製品と関連する本発明による可動装飾要素を備えた物品を想定することも可能である。一般に、液体内で可動なこれらの装飾要素は、後者に本来の美的効果を与えるために、任意のユーティリティ物品に適用することができる。特に、独特の美的効果を生み出すために、１つの物品に異なるタイプのいくつかの装飾要素を含むことが可能である。

Claims (17)

1. 筐体内の実質的に透明な液体に浸漬されて移動可能である宝石または準宝石である少なくとも１つの石を受け入れるために設けられる筐体を形成する少なくとも１つの透明壁と、
   前記液体中で移動可能であり前記液体と同じ屈折率を有する少なくとも１つの部品であって、前記液体中に浸漬される前記部品は実質的に光学的に不可視である、少なくとも１つの部品とを備える、宝飾品の物品であって、
   前記筐体は、２つの壁によって区切られており、その内面は互いに平行であることが好ましく、可動装飾要素を形成するために、前記石が前記部品に挿入されるという点で、前記液体中に浸漬される前記部品は、実質的に光学的に不可視であり、回転軸と、前記内面にそれぞれ隣接し、前記可動装飾要素が、前記筐体内部の前記回転軸を中心として前記液体内で自在に並進および回転で動くことを可能にする２つのガイド面とを有する、宝飾品の物品。
2. 前記石は、前記石を取り囲むソケットを形成する部品に挿入される、請求項１に記載の宝飾品の物品。
3. 前記部品の内部と前記石との間に、前記液体が充填された少なくとも１つの空間がある、請求項１に記載の宝飾品の物品。
4. 前記部品は、複数の宝石または準宝石を受けるように配置される、請求項１に記載の宝飾品の物品。
5. 前記複数の宝石または準宝石は、異なる密度を有し、前記部品の動きを方向付けるように配置される、請求項４に記載の宝飾品の物品。
6. 前記部品は、前記可動装飾要素の動きを決定する前記液体中の抗力係数を有する、請求項１に記載の宝飾品の物品。
7. 前記部品は、前記可動装飾要素の前記回転を加速するように配置されたフィンを備える、請求項１に記載の宝飾品の物品。
8. 前記可動装飾要素は、前記壁のうちの少なくとも１つに配置された突起部または中空部によって画定される回廊でまたは経路に沿って移動するように配置される、請求項１に記載の宝飾品の物品。
9. 前記石は、前記部品の本体の上に延び、前記石を前記部品の本体の上にセットする、複数のアームによって前記部品内に保持され、これらの前記アームは前記アームの間に離され、横方向の開口部は、前記アームの間の前記石の側面が前記液体と直接接触することを可能にし、前記ガイド面は、前記部品の開口外面の周囲で互いに離間された個別の接触領域の形態で前記アームの自由端により形成される、請求項１に記載の宝飾品の物品。
10. 前記石は宝石であり、特にダイヤモンドである、請求項１に記載の宝飾品の物品。
11. 前記宝石または準宝石及びその部分は、対応する形状を有し、特に、略、円筒形、楕円形、正方形、三角形または非対称形である、請求項１に記載の宝飾品の物品。
12. 前記可動装飾要素の高さと前記壁の対向する内面との間のクリアランスは、０．０５～０．３mmであり、好ましくは０．０５～０．１mmである、請求項１に記載の装飾物品。
13. 前記壁の平行な内面は平坦である、請求項１に記載の装飾物品。
14. 前記壁の平行な内面は湾曲している、請求項１に記載の装飾物品。
15. 前記壁は、サファイア又はサファイアの硬度と同等の硬度を有する材料で作られる、請求項１に記載の装飾物品。
16. 前記２つの壁は透明である、請求項１に記載の装飾物品。
17. 時計、筆記具、宝石、眼鏡フレーム、または高級革衣類の形態である、請求項１に記載の装飾物品。

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