JP2023516416A - ポリアスパラギン酸エステルをベースとする硬化性コーティング組成物のための構成部分一式 - Google Patents
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Abstract
Description
a) 容器C1は、ポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有し、
b) 容器C2は、ポリイソシアネート(B)を含有し、
c) 容器C3は、溶媒(S1)を含有し、
容器C2及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、任意に溶媒(S2)を含有し、そして
容器C1及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、任意に添加剤(AD)を含有するものであり、
溶媒(S1)が、モノアルコール及びアルコキシモノアルコール、好ましくはアルコキシモノアルコールから選択され、
溶媒(S2)が、ケトンであり、そして
添加剤(AD)が、UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択されることを特徴とする。
(1) 任意に、少なくとも1つのベースコート組成物を基材の少なくとも一部に適用して、少なくとも1つのベースコート層を形成する工程、
(2) 本発明の構成部分一式から調製されたコーティング組成物、又は本発明のコーティング組成物を、基材の少なくとも一部に、又は工程(1)で形成された少なくとも1つのベースコート層に直接適用して、クリアコート層を形成する工程、
(3) 工程(2)で形成されたクリアコート層を硬化させるか、又は工程(1)で形成された少なくとも1つのベースコート層が存在する場合には、それを工程(2)で形成されたクリアコート層と一緒に硬化させる工程
を含む。
本発明による構成部分一式は、少なくとも3つの別々の成分又は容器C1、C2、及びC3を含む多成分系である。ここでポリアスパラギン酸エステル化合物はアミノ基を有し、このアミノ基はポリイソシアネートの好ましくは遊離又はブロックされていないイソシアネート官能基と、室温でさえ且つ追加の硬化触媒がなくても反応する。少なくともそのポリアスパラギン酸エステル化合物は、望ましくない早期反応を避けるために、適用前に互いに別々に貯蔵しなければならない。驚くべきことに、本発明内では、特定の溶媒(S1)及び溶媒(S2)がポリアスパラギン酸エステル化合物と相互作用し、貯蔵時にポリアスパラギン酸エステル化合物を含む成分の望ましくない変色又は黄変をもたらすことが確認された。故に溶媒(S1)及び任意の溶媒(S2)も、ポリアスパラギン酸エステル化合物と同じ化合物又は容器内に貯蔵されない。溶媒(S1)のイソシアネート反応性基、すなわちヒドロキシル基と、ポリイソシアネート(B)のイソシアネート官能基との間の別の望ましくない反応は、少なくとも溶媒(S1)を含む第3の容器又は成分を提供するという、技術的に簡易な解決策につながる。任意の溶媒(S2)はポリイソシアネートと早期相互作用しないので、溶媒(S2)は、存在する場合、ポリイソシアネート(B)と共に同じ容器又は成分中に貯蔵できるが、第3の成分中に溶媒(S1)と共に貯蔵することが好ましい。さらに、OEM又は再仕上げコーティング組成物において典型的に含まれるUVA及び/又はHALS添加剤の添加剤パッケージは、溶媒(S1)及び溶媒(S2)についてここで示した強い黄変の傾向ほど顕著ではないものの、貯蔵時、特に50℃以下の高温での貯蔵時に、ポリアスパラギン酸エステルを含む化合物の変色又は黄変のさらなる原因であることが確認された。これが理由で、UVA及び/又はHALS添加剤は、存在する場合、好ましくは、第3の成分中に溶媒(S1)と共に含まれる。
容器C1は、少なくとも1つのポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有する。従ってイソシアネート反応性成分(A)は、フィルム形成を担うコーティング組成物の架橋性樹脂、オリゴマー又はポリマーを表す。これらの樹脂には、架橋されたポリマーネットワークを様々なメカニズムによって形成するポリイソシアネート(B)のイソシアネート官能基と反応性である官能基が含まれる。
X-[NH-C(COOR1)R3-C(COOR2)R4H]n (I)
(式中、Xは、100℃以下の温度でイソシアネート基に対して不活性であるn価の有機基を表し、好ましくは脂肪族、芳香脂肪族又は脂環式ポリアミン、より好ましくはジアミンからアミノ基を除去することにより得られた基、より好ましくはそれにより得られた炭化水素基であり、
R1及びR2は、同一であるか又は異なり、そして100℃以下の温度でイソシアネート基に対して不活性である有機基、好ましくは、1~9個の炭素原子を含有するアルキル基、及びより好ましくはメチル、エチル又はブチル基を表し、又はR1及びR2は、β-炭素原子と共に脂環式又は複素環式環を形成し、
R3及びR4は、同一であるか又は異なり、そして水素又は100℃以下の温度でイソシアネート基に対して不活性である有機基を表し、
nは2以上の値の整数、好ましくは2~6、より好ましくは2~4、最も好ましくは2を表す)
に対応するものが含まれる。
R1OOC-CR3=CR4-COOR2 (II)
(式中、R1、R2、R3及びR4は、上に定義した通りである)
に対応する。
X-(-NH2)n (III)
(式中、X及びnは、先に定義した通りである)
に対応するものが含まれる。
容器C2は、少なくとも1つのポリイソシアネート(B)を含有する。好ましくは、ポリイソシアネートは、多成分コーティング組成物のハードナー又は硬化剤を表す。そのハードナーは多液型製品の1成分であり、一緒に混合すると、相補的な反応性化合物、すなわちポリマー樹脂との化学反応によって、所望の特性を有するコーティングフィルムを形成する。ポリイソシアネート(B)のイソシアネート官能基は、好適な反応条件下で、イソシアネート反応性成分(A)の相補的イソシアネート反応性官能基、例えばポリアスパラギン酸エステル化合物のアミノ官能基及び任意のさらなる化合物(R)の官能基との架橋反応を受け、バインダーの架橋によってコーティング又はフィルムを形成することができる。さらなる化合物(R)が存在する場合、本発明の構成部分一式は、イソシアネート反応性基を有するさらなる化合物(R)の官能基との化学反応を受けるのみであるさらなる架橋剤も含有してよい。従ってポリイソシアネート及びポリマー樹脂はフィルム形成に関与し、バインダーの大部分を表す。「バインダー」という用語は、本発明の意味において、且つDIN EN ISO4618(ドイツ版、日付:2007年3月)と一致して、好ましくは、硬化時のフィルム形成に関与する本発明の構成部分一式又はコーティング組成物の硬化性の不揮発性画分を指し、これらに含まれる如何なる顔料及びフィラーも除き、そしてより具体的には、ポリアスパラギン酸エステル化合物及びポリイソシアネート(B)とのフィルム形成に関与する任意のさらなる化合物(R)を指す。特定の条件下における蒸発により得られた残渣質量としての不揮発性画分は、実施例のセクションに記載の方法によって決定してよい。
容器C3は、少なくとも1つの溶媒(S1)を含有する。溶媒(S1)は、本発明の意味において、且つDIN EN ISO4618(英語版、日付:2015年1月)と一致して、好ましくは、単一の液体又は液体のブレンドを指し、これは所定の使用条件下で揮発性であって、コーティング材料又は組成物に添加され、粘度を低下させるか又は他の特性に影響を与える。従って溶媒(S1)はシンナーを表す。
本発明の構成部分一式は、容器C2及び/又はC3中に少なくとも1つの溶媒(S2)をさらに含むことができ、ここで溶媒(S2)はケトンを表す。存在する場合、溶媒(S2)は、好ましくは容器C3に含有される。溶媒(S2)は、本発明の意味において、且つDIN EN ISO4618(英語版、日付:2015年1月)と一致して、好ましくは、単一の液体又は液体のブレンドを指し、これは所定の乾燥条件下で揮発性であり、且つこれにバインダーが溶解する。溶媒(S2)は、室温(すなわち23℃)で液体である。
a) 容器C1は、ポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有し、
b) 容器C2は、ポリイソシアネート(B)を含有し、
c) 容器C3は、溶媒(S1)を含有し、
容器C2及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、溶媒(S2)を含有し、そして
容器C1及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、任意に添加剤(AD)を含有するものであり、
溶媒(S1)が、モノアルコール及びアルコキシモノアルコール、好ましくはアルコキシモノアルコールから選択され、
溶媒(S2)が、ケトンであり、そして
添加剤(AD)が、UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択されることを特徴とする。
本発明の構成部分一式は、さらに、容器C1、C2、及び/又はC3の任意の1つに、「溶媒」、「希釈剤」及び「シンナー」のクラスから選択され、溶媒ベースのコーティング組成物に一般的に使用される溶媒(S1)及び溶媒(S2)とは異なるか又は同一でない、少なくとも1つのさらなる溶媒(S3)、例えばブチルアセテート、1-メトキシ-2-プロパニルアセテート(MPA)、トルエン、キシレン、ソルベントナフサ、Solvesso100又はHydrosol(登録商標)(APAL社から)、エステル、例えばエチルアセテート、ブチルアセテート、ペンチルアセテート又はエチルエトキシプロピオネート、アミド、メチラール、ブチラール、1,3-ジオキソラン、グリセロールホルマール、炭化水素、及びこれらの混合物を含むことができる。好ましい有機溶媒(S3)はエステルであり、非常に好ましくはn-ブチルアセテート及び/又は1-メトキシプロピルアセテート及び/又は2-ブトキシエチルアセテートである。
本発明の構成部分一式の容器C1及び/又はC3、好ましくは容器C3は、UV吸収剤(UVA)及び/又はヒンダードアミン光安定剤(HALS)から選択される1つ以上の添加剤(AD)を含んでよい。
a) 容器C1は、ポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有し、
b) 容器C2は、ポリイソシアネート(B)を含有し、
c) 容器C3は、溶媒(S1)を含有し、
容器C2及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、任意に溶媒(S2)を含有し、そして
容器C1及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、添加剤(AD)を含有するものであり、
溶媒(S1)が、モノアルコール及びアルコキシモノアルコール、好ましくはアルコキシモノアルコールから選択され、
溶媒(S2)が、ケトンであり、そして
添加剤(AD)が、UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択されることを特徴とする。
a) 容器C1は、ポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有し、
b) 容器C2は、ポリイソシアネート(B)を含有し、
c) 容器C3は、溶媒(S1)を含有し、
容器C2及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、溶媒(S2)を含有し、そして
容器C1及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、添加剤(AD)を含有するものであり、
溶媒(S1)が、モノアルコール及びアルコキシモノアルコール、好ましくはアルコキシモノアルコールから選択され、
溶媒(S2)が、ケトンであり、そして
添加剤(AD)が、UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択されることを特徴とする。
a) 容器C1は、ポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有し、
b) 容器C2は、ポリイソシアネート(B)を含有し、
c) 容器C3は、溶媒(S1)を含有し、
容器C3は、溶媒(S2)を含有し、そして
容器C3は、添加剤(AD)を含有するものであり、
溶媒(S1)が、モノアルコール及びアルコキシモノアルコール、好ましくはアルコキシモノアルコールから選択され、
溶媒(S2)が、ケトンであり、そして
添加剤(AD)が、UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択されることを特徴とする。
本発明の構成部分一式は、容器C1、C2、及び/又はC3の任意の1つに、コーティング組成物、好ましくはクリアコーティング組成物に慣例的に含有される少なくとも1つのさらなる添加剤(AD2)をさらに含むことができる。添加剤(AD2)は、添加剤(AD)と同一ではない。添加剤(AD2)の例は、以下のとおりである:
- スリップ添加剤
- 表面処理されたシリカのナノ粒子分散体
- 酸化防止剤、例えば立体障害フェノール酸化防止剤及び有機リン酸化防止剤
- 重合阻害剤
- 消泡剤
- 湿潤剤、例えばシロキサン、フッ素化合物、カルボン酸モノエステル、リン酸エステル、ポリアクリル酸及びこれらのコポリマー、又はポリウレタン
- 付着促進剤、例えばトリシクロデカンジメタノール
- 流れ制御剤
- フィルム形成補助剤、例えばセルロース誘導体
- フィラー、例えば、二酸化ケイ素、酸化アルミニウム又は酸化ジルコニウムをベースとするナノ粒子、さらなる詳細については、Roempp Lexikon「Lacke and Druckfarben」Georg Thieme Verlag,Stuttgart,1998年、第250~252頁を参照
- レオロジー制御添加剤、例えば特許WO94/22968、EP-A-0276501、EP-A-0249201又はWO97/12945から公知の添加剤、架橋ポリマー微粒子、例えばEP-A-0008127に開示されているもの、無機フィロシリケート、例えばモンモリロナイト型のアルミニウム-マグネシウムシリケート、ナトリウム-マグネシウム及びナトリウム-マグネシウム-フッ素-リチウムフィロシリケート、Aerosils(登録商標)などのシリカ、又はイオン性及び/又は会合性基を含有する合成ポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリ(メタ)アクリルアミド、ポリ(メタ)アクリル酸、ポリビニルピロリドン、スチレン-無水マレイン酸コポリマー又はエチレン-無水マレイン酸コポリマー及びそれらの誘導体、又は疎水的に修飾されたエトキシル化ウレタン又はポリアクリレート
- 難燃剤、及び/又は
- 水スカベンジャ―
- 硬化触媒
- 顔料。
本発明のコーティング組成物は多液型製品であり、ここで「多液型製品」という用語は、2つ以上、例えば3つの別々の成分又は容器で供給され、製造者によって特定された割合で使用前に混合しなければならないコーティング材料又はコーティング組成物を説明するものである。
本発明の構成部分一式から調製されたコーティング組成物、又は本発明のコーティング組成物は、好ましくは、クリアコート組成物として、コーティング、好ましくは多層コーティングを基材上に調製する方法において使用される。
工程(1):少なくとも1つのベースコート組成物を、基材(S)の少なくとも一部に適用して、少なくとも1つのベースコート層を形成する任意の工程、
工程(2):本発明の構成部分一式から調製されたコーティング組成物又は本発明のコーティング組成物を、コーティング対象の基材(S)の少なくとも一部に、又は直接工程(1)で形成された少なくとも1つのベースコート層に適用して、コーティング層、好ましくはクリアコート層を形成する工程、
工程(3):工程(2)で形成されたコーティング層を硬化させるか、又は工程(1)で形成された少なくとも1つのベースコート層(存在する場合)と、工程(2)で形成されたコーティング層とを一緒に硬化させる工程。
本発明のコーティング方法の任意の工程(1)において、ベースコート組成物を基材(S)の少なくとも一部に適用して、ベースコート層を形成する。コーティング層の形成は、好ましくは、適用したコーティング組成物をフラッシュオフすることによって実施する。これは、通常、例えば5~120℃、好ましくは5~45℃又は15~25℃の範囲の温度、約10~100%、好ましくは約40~70%の相対湿度で、30秒~30分間の持続時間の、組成物中に存在する揮発性有機化合物、例えばシンナー、希釈剤及び溶媒などの能動的又は受動的蒸発を意味する。組成物は、適用直後及びフラッシュオフの開始時にまだ流動可能であるので、フラッシュオフ段階中に均一で滑らかなコーティングフィルムを形成することができる。しかしながら、フラッシュオフ後のコーティング組成物から得られた層は、まだ使用可能な状態ではない。それは実際には、例えば、もはや流動性ではないが、まだ軟質又は粘着性であり、部分的に乾燥したのみであり得る。ダストフリータイムと呼ばれることもある。特に、コーティング組成物から得られた層は、以下に記載するように、まだ硬化していない。
本発明のコーティング方法の工程(2)において、上記の本発明の構成部分一式から調製されたコーティング組成物又は本発明のコーティング組成物を、基材(S)の少なくとも一部に適用するか、又は工程(1)においてベースコート組成物が基材(S)の少なくとも一部に適用された場合、好ましくは、少なくとも部分的に乾燥させたベースコート層に直接適用して、コーティング層、好ましくは、クリアコート層を形成する。ベースコート層を形成するための、好ましくは上記のコーティング層の形成は、好ましくは、適用された本発明の構成部分一式から調製されたコーティング組成物又は本発明のコーティング組成物をフラッシュオフすることによって行う。これは、通常、例えば5~120℃、好ましくは5~45℃又は15~25℃の範囲の温度、約10~100%、好ましくは約40~70%の相対湿度で、30秒~30分間の持続時間の(ダストフリータイム)、組成物中に存在する揮発性有機化合物、例えばシンナー、希釈剤及び溶媒などの能動的又は受動的蒸発を意味する。組成物は、適用直後及びフラッシュオフの開始時にまだ流動可能であるので、フラッシュオフ段階中に均一で滑らかなコーティングフィルムを形成することができる。しかしながら、フラッシュオフ後のコーティング組成物から得られた層は、まだ使用可能な状態ではない。それは実際には、例えば、もはや流動性ではないが、まだ軟質又は粘着性であり、部分的に乾燥したのみであり得る。特に、コーティング組成物から得られた層は、以下に記載するように、まだ硬化していない。
本発明の方法の工程(3)において、第1の変形では、工程(2)で適用されたコーティング組成物を硬化させ、又は第2の変形では、工程(1)及び(2)で適用されたコーティング組成物を一緒に硬化させる。これは、これらのコーティング組成物及びポリマー材料の使用可能な状態への変換を指し、前記の硬化させた組成物及びポリマー材料を含む成分が意図した通りに使用及び輸送できる状態を意味する。従って、硬化した組成物及びポリマー材料は、特に、もはや軟質又は粘着性ではなく、代わりに固体コーティングフィルム、固体ポリマー材料又は固体成分のそれぞれに調整されたものである。フィルム又は材料又は成分は、架橋条件にさらに曝露されても、硬度又は付着性などのその特性に如何なる実質的な変化ももはや示さない。
本発明のコーティングプロセスの結果は、本発明の構成部分一式から調製されたコーティング組成物から得られた、又は本発明のコーティング組成物の、コーティング又は多層効果及び/又はカラーコーティングでコーティングされた基材(S)である。
固形分含量(固体、不揮発性画分)
不揮発性画分は、ASTM D2369(日付:2015年)に準拠して決定した。この手順において、あらかじめ乾燥させておいたアルミニウム皿に2gの試料を量り取り、その試料を乾燥キャビネット中110℃で60分間乾燥させ、デシケーター内で冷却してから、再秤量した。導入した試料の総量に対する残留物は、不揮発性画分に相当する。
数平均分子量(Mn)は、DIN55672-1(2016年3月)に準拠してゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって決定した。この方法は、数平均分子量の他に、質量平均分子量(Mw)及び多分散性d(質量平均分子量(Mw)の数平均分子量(Mn)に対する比)の決定にも使用することができる。テトラヒドロフランを溶離剤として使用した。決定は、ポリスチレン標準に対して実施した。カラム材料は、スチレン-ジビニルベンゼンコポリマーからなっていた。
黄色度の指標として、試料のAPHA色を分光光度法により決定し、DIN EN ISO6271:2015に準拠した白金/コバルト単位(Pt/Co単位)で表した。100を超える値は許容できないと見なした。
研磨後の引っかき抵抗性の指標として、試験対象のコーティング材料の試料を、ウエットインウェットで本発明による方法で適用した。第1の工程で、市販の黒色水性ベースコートを、16μm±2μmの乾燥層膜厚で、重力供給カップガンを用いて、Bonder金属パネル(市販のカソード電着被覆及び市販の従来の溶媒系プライマーサーフェイサーでコーティングされている)に適用し、ベースコート層を15分間、21℃±2℃の温度で、50%±10%の相対湿度で乾燥させた(ダストフリータイム)。第2の工程で、試験対象のコーティング材料を、約40μm±5μmの乾燥層膜厚で、重力供給カップガンを用いて、前に適用した第1の工程のベースコート層に適用した。試験対象のコーティング材料の乾燥、及びベースコート層と試験対象のコーティング材料とから形成されたマルチコート層の硬化を、90分後に、21℃±2℃の温度、50%±10%の相対湿度で、完了した。
ポットライフとは、DIN4mmカップ(DIN53211)で23℃における試験対象試料の動粘度が24sを超える時間と定義される。少なくとも28分のポットライフが許容可能である。
Desmophen(登録商標)NH1420、ビス-(4-アミノシクロヘキシル)-メタンから調製されたポリアスパラギン酸エステル(アミン価195~205)、Covestro AG社、ドイツ。
Claims (15)
- 3つの別々の容器C1、C2、及びC3を含む、硬化性コーティング組成物の調製のための構成部分一式であって、ここで、
a) 容器C1は、ポリアスパラギン酸エステル化合物を含むイソシアネート反応性成分(A)を含有し、
b) 容器C2は、ポリイソシアネート(B)を含有し、
c) 容器C3は、溶媒(S1)を含有し、
容器C2及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、任意に溶媒(S2)を含有し、そして
容器C1及び/又は容器C3、好ましくは容器C3は、任意に添加剤(AD)を含有するものであり、
溶媒(S1)が、モノアルコール及びアルコキシモノアルコール、好ましくはアルコキシモノアルコールから選択され、
溶媒(S2)が、ケトンであり、そして
添加剤(AD)が、UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択されることを特徴とする、構成部分一式。 - 容器C1が、溶媒(S1)、溶媒(S2)及び/又は添加剤(AD)を10質量%未満、好ましくは5質量%未満、より好ましくは1質量%未満、及び最も好ましくは0質量%の総量で、各場合に容器C1の総質量に基づいて含む、請求項1に記載の構成部分一式。
- 前記モノアルコールが、メタノール、エタノール、n-及びイソ-プロパノール、及び1-ブタノール(n-ブタノール)、2-ブタノール(sec-ブタノール)、2-メチルプロパン-1-オール(イソ-ブタノール)、及び2-メチルプロパノール(tert-ブタノール)を含むブタノールから選択され、好ましくはn-及びイソ-プロパノール、及びn-、sec-及びイソ-ブタノール、最も好ましくはイソ-ブタノールである、請求項1又は2に記載の構成部分一式。
- 前記アルコキシモノアルコールが、グリコールエーテルから選択され、好ましくは2-ブトキシエタノールである、請求項1から3のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- 溶媒(S2)が、一般式RaC(=O)Rbで表される非対称ケトンであり、式中、Ra及びRbはカルボニル基C=Oに直接結合した同一ではないアルキル基であり、Raは、1~4個、好ましくは1~3個、より好ましくは1又は2個、最も好ましくは1個の炭素原子を含有する構成炭素原子の直鎖状配置を有する、非置換の脂肪族炭化水素に由来する一般式CpH2p+1の1価のラジカルの任意の系列であり、そしてRbは、1~6個、好ましくは3~6個、より好ましくは4又は5~6個、最も好ましくは5個の炭素原子を含有する構成炭素原子の直鎖又は分岐状の、好ましくは分岐状の配置を有する、非置換の脂肪族炭化水素に由来する一般式CpH2p+1の1価のラジカルの任意の系列である、請求項1から4のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- 溶媒(S2)が5-メチルヘキサン-2-オンである、請求項1から5のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- UV吸収剤及びヒンダードアミン光安定剤から選択される添加剤(AD)の、前記構成部分一式中の前記添加剤(AD)の総質量に基づく全量が容器C3に含まれる、請求項1から6のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- 前記ポリアスパラギン酸エステル化合物が、約200~500、好ましくは約210~400、非常に好ましくは220~300の当量を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- 容器C1、C2及び/又はC3のいずれか1つ、好ましくは容器C1が、表面処理されたシリカナノ粒子の分散体から選択される添加剤(AD2)を含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- 前記少なくとも1つのポリイソシアネート(B)が、少なくとも1つ、好ましくは少なくとも2つの脂肪族イソシアネート官能性材料、及び少なくとも1つの脂環式イソシアネート官能性材料を含み、好ましくは前記脂環式イソシアネート官能性材料が、約50質量%を超える、好ましくは約60質量%を超える、非常に好ましくは約70質量%を超える総量で、各場合にポリイソシアネート(B)に含有される脂肪族及び脂環式イソシアネート官能性材料の総質量に基づいて存在する、請求項1から9のいずれか1項に記載の構成部分一式。
- 請求項1から10のいずれか1項に記載の構成部分一式から、少なくとも容器C1、C2及びC3を混合することにより調製された、コーティング組成物、好ましくはクリアコートコーティング組成物。
- 少なくとも1つのポリアスパラギン酸エステル化合物を含む、好ましくはポリアスパラギン酸エステル化合物からなる前記イソシアネート反応性成分(A)を含む容器C1と、前記ポリイソシアネート(B)を含む容器C2とを、0.5:10~10:0.5、好ましくは0.5:5~5:0.5、より好ましくは0.5:3~3:0.5、さらにより好ましくは約0.5:1.5~1.5:0.5、最も好ましくは0.5:1.1~1.1:0.5又は1:1のNH:NCO比で混合する、請求項11に記載のコーティング組成物。
- 以下の工程:
(1) 任意に、少なくとも1つのベースコート組成物を基材の少なくとも一部に適用して、少なくとも1つのベースコート層を形成する工程、
(2) 請求項1から10のいずれか1項に記載の構成部分一式から調製されたコーティング組成物、又は請求項11又は12に記載のコーティング組成物を、前記基材の少なくとも一部に、又は直接工程(1)で形成された少なくとも1つのベースコート層に適用して、コーティング層、好ましくはクリアコート層を形成する工程、
(3) 工程(2)で形成されたクリアコート層を硬化させるか、又は工程(1)で形成された少なくとも1つのベースコート層が存在する場合には、それを工程(2)で形成されたクリアコート層と一緒に硬化させる工程、
を含む、少なくとも1つのコーティングを基材(S)上に調製するための方法。 - 前記基材(S)が、ベースコートで、又は好ましくは欠陥を有する多層コーティングでコーティングされた、任意に前処理されている金属又はプラスチック基材である、請求項13に記載の方法。
- 請求項13又は14に記載の方法によって得られたコーティングされた基材(S)。
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