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JP2023170639A - プレキャストコンクリート部材及びその製造方法 - Google Patents

プレキャストコンクリート部材及びその製造方法 Download PDF

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JP2023170639A JP2022082534A JP2022082534A JP2023170639A JP 2023170639 A JP2023170639 A JP 2023170639A JP 2022082534 A JP2022082534 A JP 2022082534A JP 2022082534 A JP2022082534 A JP 2022082534A JP 2023170639 A JP2023170639 A JP 2023170639A
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吉隆 紀伊
Yoshitaka Kii
一也 岩端
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Abstract

【課題】プレキャストコンクリート部材の製造に要する時間を短縮する。
【解決手段】プレキャストコンクリート部材100は、コンクリート構造体10と、コンクリート構造体10の表面に貼付されたシート20と、を備え、シート20は、コンクリート構造体10の表面を水から保護する防水層21と、防水層21に接着され、コンクリート構造体10におけるコンクリートが浸透した状態で硬化することによりコンクリート構造体10に固着したコンクリート浸透層22と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プレキャストコンクリート部材及びその製造方法に関する。
コンクリート躯体を構築する工法として、工場等で製造されたプレキャストコンクリート部材を構築現場でつなぎ合わせてコンクリート躯体を構築するプレキャスト工法が知られている。プレキャストコンクリート部材の防水性を高めるために、防水層を備えたプレキャストコンクリート部材が提案されている(特許文献1)。
特許文献1に開示されたプレキャストコンクリート部材は、コンクリート構造体としてのコンクリートセグメントと、コンクリートセグメントの外表面に形成された防水層としての樹脂製のライニング層と、を有する。ライニング層は、コンクリートセグメントの形成後、コンクリートセグメントの外表面に接着剤としてのプライマーを塗布し、未硬化の樹脂をプライマー上に塗布し硬化させることにより形成される。
特開2001-349192号公報
特許文献1に開示されたプレキャストコンクリート部材では、コンクリート構造体の表面が湿っている状態で接着剤をコンクリート構造体の表面に塗布すると、接着剤の付着力が低下し、防水層がコンクリート構造体から剥離するおそれがある。防水層の剥離を防ぐためには、コンクリート構造体のもとになる未硬化のコンクリートを型枠に充填した後、コンクリート構造体が硬化しその表面が乾くまで待って、コンクリート構造体の表面に接着剤を塗布し防水層を設けることになる。そのため、プレキャストコンクリート部材の製造に時間がかかる。
本発明は、プレキャストコンクリート部材の製造に要する時間を短縮することを目的とする。
本発明は、コンクリート構造体と、コンクリート構造体の表面に貼付されたシートと、を備え、シートは、コンクリート構造体の表面を水から保護する防水層と、防水層に接着され、コンクリート構造体におけるコンクリートが浸透した状態で硬化することによりコンクリート構造体に固着したコンクリート浸透層と、を備える。
また、本発明は、プレキャストコンクリート部材の製造方法であって、型枠にフレッシュコンクリートを充填するフレッシュコンクリート充填工程と、防水層と、防水層に接着されフレッシュコンクリートが浸透可能なコンクリート浸透層と、を備えたシートをフレッシュコンクリートの表面に貼付するシート貼付工程と、を備え、シート貼付工程では、フレッシュコンクリートの表面が乾く前にコンクリート浸透層をフレッシュコンクリートに接触させてフレッシュコンクリートをコンクリート浸透層に浸透させる。
本発明によれば、プレキャストコンクリート部材の製造に要する時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係るプレキャストコンクリート部材を用いて構築されたコンクリート躯体の断面図である。 図1に示すII部の拡大断面図である。 図2に示すIII部の拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るプレキャストコンクリート部材の製造方法を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るプレキャストコンクリート部材の製造方法を説明するための図4に続く工程の図である。 本発明の実施形態に係るプレキャストコンクリート部材の製造方法を説明するための図5に続く工程の図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係るプレキャストコンクリート部材(以下、「PCa部材」とも称する)100を用いて構築されたコンクリート躯体1の断面図である。ここでは、コンクリート躯体1が地下構造物である場合について説明するが、コンクリート躯体1は、地上構造物であってもよい。
図1に示すように、コンクリート躯体1は、地盤を掘削して形成された空間Sに構築される。空間Sの壁面は土留め2によって形成されている。土留め2によって、地盤が支持されている。
コンクリート躯体1は、工場等で製造され空間Sに搬入されたPCa部材100どうしを不図示の連結具を介してつなぎ合わせることで構築される。図示を省略するが、コンクリート躯体1の構築後、コンクリート躯体1の上方は埋め戻されてもよい。また、土留め2とコンクリート躯体1との間に裏込め材が注入されてもよい。
図2は、図1に示すII部の拡大断面図である。なお、図2では、鉛直方向に隣り合うPCa部材100の拡大断面図が示されているが、水平方向に隣り合うPCa部材100の拡大断面図も略同じである。
図2に示すように、PCa部材100は、コンクリート構造体10を備えている。隣り合うPCa部材100のコンクリート構造体10の間には、シール部材5が設けられている。シール部材5は、弾性を有する材料から形成されており、隣り合うコンクリート構造体10によって圧縮されて隣り合うコンクリート構造体10の間を封止する。シール部材5により、地盤から漏出する地下水が隣り合うコンクリート構造体10の間を通ってコンクリート躯体1の内部空間に流入することを防止することができる。
コンクリート構造体10の表面には、欠けやクラックが形成されることがある。この場合に、コンクリート構造体10の表面に地下水が触れると、当該表面の欠けやクラックを通じて地下水がコンクリート構造体10から漏出するおそれがある。
そこで、本実施形態では、コンクリート構造体10に防水処理を施している。具体的には、PCa部材100は、コンクリート構造体10の表面のうち地盤側の表面である地盤側面10aに貼付されたシート20を備えている。シート20は、PCa部材100を製造するための工場等においてコンクリート構造体10に貼付される。コンクリート躯体1の構築時には、PCa部材100は、シート20が地盤側に位置するように配置される。
シート20は、防水性を有しており、コンクリート構造体10の地盤側面10aを地下水から保護する。そのため、コンクリート構造体10の地盤側面10aに地下水が触れなくなる。したがって、コンクリート構造体10の地盤側面10aに欠けやクラックが生じている場合においても、欠けやクラックを通じた漏水を防止することができる。
PCa部材100を用いたコンクリート躯体1の構築では、コンクリート構造体10の地盤側面10aに防水処理が予め施されているため、コンクリート躯体1の構築後に地盤側面10aへの防水施工が不要となる。したがって、防水施工用の足場が不要になり、足場の組立作業及び解体作業をなくすことができると共に足場での高所作業をなくすことができる。
また、コンクリート構造体10における地盤側面10aの防水処理(シート20の貼付)は、工場等で行われるため、コンクリート躯体1の構築現場で行われる防水施工と比較して、作業性はよく、防水品質を高めることができる。
さらに、従来ではコンクリート躯体1と土留め2(図1参照)との間に足場を組立ててコンクリート構造体10の地盤側面10aに防水施工を行っていたところ、本実施形態では、そのような足場が不要になる。そのため、コンクリート躯体1を土留め2により近づけて構築することができる。したがって、地盤の掘削必要範囲を小さくすることができ、コンクリート躯体1の構築期間を短縮することができると共に構築費用を低減することができる。
コンクリート構造体10の表面のうちシール部材5と地盤側面10aの縁との間の連結面地盤側領域10bは、シート20と同様に防水性を有するカバー部材4によって覆われている。そのため、コンクリート構造体10の連結面地盤側領域10bに地下水が触れなくなる。したがって、コンクリート構造体10の連結面地盤側領域10bに欠けやクラックが生じている場合においても、欠けやクラックを通じた漏水を防止することができる。
カバー部材4は、例えば、コンクリート構造体10どうしをつなぎ合わせる前に連結面地盤側領域10bに予め貼付される。コンクリート構造体10どうしをつなぎ合わせるときにコンクリート構造体10どうしの間にカバー部材4を配置して隣り合うコンクリート構造体10によってカバー部材4を挟持してもよい。
以下、シート20の構造及びPCa部材100の製造方法について、図3から図6を参照して詳述する。
図3は、図2に示すIII部の拡大断面図である。図3に示すように、シート20は、防水層21と、防水層21に接着されたコンクリート浸透層22と、を備えており、コンクリート浸透層22がコンクリート構造体10の地盤側面10aに接触した状態で地盤側面10aに貼付される。
防水層21は、水が透過し難い材料、一般的に防水機能があると扱われている、例えば、エチレン酢酸ビニル(Ethylene-vinyl acetate:EVA)、合成樹脂又は重合樹脂から形成される。
コンクリート浸透層22は、シート20がコンクリート構造体10に貼付される前の状態では、フレッシュコンクリート(より具体的にはフレッシュコンクリート11のペースト分)が浸透可能である。コンクリート浸透層22には、例えば、網体又は布を用いることができる。布は、織布であっても不織布であってもよい。
シート20は、防水層21に接着された補強層23と、補強層23に接着された防水層24と、を更に備えている。コンクリート浸透層22、防水層21、補強層23及び防水層24は、この順に設けられている。PCa部材100の製造時には、シート20は、防水層21、コンクリート浸透層22、補強層23及び防水層24が予め一体化された状態でコンクリート構造体10に貼付される。
補強層23は、防水層21の材料よりも伸縮性が小さい材料から形成されており、防水層21の形状を保持する。そのため、シート20をコンクリート構造体10に貼付するときに、シート20が変形したりしわになったりすることを防止することができる。したがって、コンクリート構造体10にシート20を容易に貼付することができる。
防水層24は、防水層21と同様に、水が透過し難い材料、例えば、エチレン酢酸ビニル(Ethylene-vinyl acetate:EVA)、合成樹脂又は重合樹脂から形成される。本実施形態では防水層21に防水層24が重ねられた二重構造をシート20が有しているため、シート20の防水性をより高めることができる。防水層24は、防水層21の材料と同じ材料から形成されていてもよいし、防水層21の材料とは異なる材料から形成されていてもよい。
防水層21、24は、耐塩害性を有していることが好ましい。この場合には、地下水が塩分を含んでいたとしても塩分によるシート20の腐食を軽減することができる。
図4から図6は、PCa部材100の製造方法を説明するための図である。PCa部材100の製造では、まず、図4に示すように、型枠6にまだ硬化しない状態のフレッシュコンクリート11を充填する(フレッシュコンクリート充填工程)。フレッシュコンクリート11は、スランプ値が例えば1~4cm程度である。
なお、「スランプ値」は、硬化前のコンクリートの軟らかさを示す値であり、スランプ値が大きいほど軟らかいことを意味する。スランプ値は、例えばJIS(日本工業規格)A 1101:2005に規定されているスランプ試験方法により測定される。
図示を省略するが、フレッシュコンクリート充填工程ではフレッシュコンクリート11の充填前に、予め組み立てられた鉄筋かごが型枠6の内部に配置される。その後、フレッシュコンクリート11が型枠6に充填され、フレッシュコンクリート11の締固めが行われる。
次に、図5に示すように、型枠6に充填されたフレッシュコンクリート11の表面仕上げが行われる(表面仕上げ工程)。表面仕上げ工程では、木ごてや金ごてなどの治具12を用いて、フレッシュコンクリート11における露出表面が均される。これにより、フレッシュコンクリート11の露出表面が平面状に仕上げられる。平面状に仕上げられた露出表面が、図2及び図3に示されるコンクリート構造体10の地盤側面10aに対応する。
次に、図6に示すように、シート20をフレッシュコンクリート11の露出表面に貼付する(シート貼付工程)。このとき、シート20を、図3に示す防水層21、コンクリート浸透層22、補強層23及び防水層24が予め一体化された状態で用意する。そして、フレッシュコンクリート11の露出表面が乾く前に、コンクリート浸透層22をフレッシュコンクリート11の露出表面に接触させてシート20をフレッシュコンクリート11の露出表面に貼付する。これにより、フレッシュコンクリート11(より具体的にはフレッシュコンクリート11のペースト分)がシート20のコンクリート浸透層22に浸透する。
シート貼付工程では、シート20にしわやエアだまりなどが生じないように、シート20を木ごてや金ごてなどの不図示の治具を用いて均一にフレッシュコンクリート11に貼付することが好ましい。フレッシュコンクリート11にシート20を貼付けする時期は、例えばJIS(日本工業規格)A 1147:2019に規定される「コンクリートの凝結時間試験方法」による、コンクリートの始発時間以前の時刻が好ましく、コンクリートの終結時間以前の時刻であっても良い。
図示を省略するが、シート貼付工程後、蒸気養生工程が行われる。蒸気養生工程では、蒸気が充満した蒸気室内に、シート20が貼付されたフレッシュコンクリート11を保管する。これにより、フレッシュコンクリート11の硬化を早めることができる。フレッシュコンクリート11の硬化により、コンクリート構造体10が成形される。
蒸気養生工程では、シート20のコンクリート浸透層22(図3参照)にフレッシュコンクリート11が浸透しているため、フレッシュコンクリート11が経時的に硬化しコンクリート構造体10となる過程で、コンクリート浸透層22に浸透したフレッシュコンクリート11も硬化し、シート20がコンクリート構造体10の地盤側面10aに固着する。つまり、シート20は、フレッシュコンクリート11の硬化と並行してコンクリート構造体10に固着する。したがって、フレッシュコンクリート11の表面が乾くのを待たずにコンクリート構造体10にシート20を貼付することができ、PCa部材100の製造に要する時間を短縮することができる。
コンクリート浸透層22の一部の領域のみにフレッシュコンクリート11が浸透し硬化している場合には、地下水がコンクリート浸透層22の他の領域に浸透可能である。このようなPCa部材100を用いてコンクリート躯体1を構築した場合、コンクリート浸透層22における当該他の領域に地下水が浸透し、コンクリート構造体10における地盤側面10aの欠けやクラックを通じて地下水がコンクリート構造体10から漏出するおそれがある。
このような理由から、フレッシュコンクリート11は、コンクリート浸透層22の全体に浸透していることが好ましい。この場合には、フレッシュコンクリート11の硬化後、コンクリート浸透層22に地下水が浸透不能になる。したがって、コンクリート構造体10の地盤側面10aにおける欠けやクラックを通じた漏水をより確実に防止することができる。
フレッシュコンクリート11の硬化後、型枠6がコンクリート構造体10から外される(脱型工程)。以上により、PCa部材100の製造が完了する。なお、蒸気養生工程後、シート20が貼付されたコンクリート構造体10を水中に保管する水中養生工程を行ってもよい。
以上の実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
本実施形態では、フレッシュコンクリート11の露出表面が乾く前に、コンクリート浸透層22をフレッシュコンクリート11の露出表面に接触させてシート20をフレッシュコンクリート11の露出表面に貼付する。そのため、フレッシュコンクリート11が硬化しコンクリート構造体10となる過程で、コンクリート浸透層22に浸透したフレッシュコンクリート11も硬化し、シート20がコンクリート構造体10の地盤側面10aに固着する。したがって、フレッシュコンクリート11の表面が乾くのを待たずにコンクリート構造体10にシート20を貼付することができ、PCa部材100の製造に要する時間を短縮することができる。
コンクリート浸透層22が網体又は布である場合には、フレッシュコンクリート11がより確実にコンクリート浸透層22に浸透する。したがって、シート20をコンクリート構造体10により確実に固着させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
上記実施形態では、コンクリート構造体10の地盤側面10aは、平面状に形成されているが、平面状でなくてもよく、例えば湾曲して形成されていてもよい。地盤側面10aが湾曲して形成されたコンクリート構造体10としては、例えば、シールドトンネルの一部を構成するセグメントがある。シールドトンネルを構築するシールド工法では、シールド掘進機で地山を掘削しながら、シールド掘進機の後方(坑口側)で複数のセグメントをトンネル周方向及びトンネル軸方向に連結する。つまり、コンクリート躯体1は、シールドトンネルであってもよく、コンクリート構造体10は、シールドトンネルの一部を構成するセグメントであってもよい。
上記実施形態では、コンクリート構造体10の地盤側面10aにシート20が貼付されているが、シート20は、地盤側面10a以外の表面、例えば、コンクリート構造体10における地盤側面10aとは反対側の表面に貼付されていてもよい。つまり、シート20は、コンクリート構造体10の表面に貼付されていればよい。
上記実施形態では、シート貼付工程後、蒸気養生工程を行っているが、蒸気養生工程を行わなくてもよい。例えば、シート貼付工程後、蒸気養生を用いずに例えば屋外環境下で養生してもよい。
上記実施形態では、シート20は、防水層21及びコンクリート浸透層22に加え、補強層23及び防水層24を備えているが、補強層23及び防水層24を備えておらず防水層21及びコンクリート浸透層22のみを備えていてもよい。
上記実施形態では、コンクリート構造体10を地下水から保護する場合について説明したが、本発明は、地下水からの保護に限られない。例えば、コンクリート躯体1が地上構造物である場合には、コンクリート構造体10を雨水から保護するためにシート20が用いられてもよい。つまり、本発明は、シート20は、水からコンクリート構造体10を保護するために用いられていればよい。
100・・・プレキャストコンクリート部材
6・・・型枠
10・・・コンクリート構造体
10a・・・地盤側面(表面)
11・・・フレッシュコンクリート
20・・・シート
21・・・防水層
22・・・コンクリート浸透層

Claims (4)

  1. コンクリート構造体と、
    前記コンクリート構造体の表面に貼付されたシートと、を備え、
    前記シートは、
    前記コンクリート構造体の前記表面を水から保護する防水層と、
    前記防水層に接着され、前記コンクリート構造体におけるコンクリートが浸透した状態で硬化することにより前記コンクリート構造体に固着したコンクリート浸透層と、を備える、
    プレキャストコンクリート部材。
  2. 前記コンクリート浸透層は、網体又は布である、
    請求項1に記載のプレキャストコンクリート部材。
  3. プレキャストコンクリート部材の製造方法であって、
    型枠にフレッシュコンクリートを充填するフレッシュコンクリート充填工程と、
    防水層と、前記防水層に接着され前記フレッシュコンクリートが浸透可能なコンクリート浸透層とを有するシートを、前記フレッシュコンクリートの表面に貼付するシート貼付工程と、を備え、
    前記シート貼付工程では、前記フレッシュコンクリートの表面が乾く前に前記コンクリート浸透層を前記フレッシュコンクリートに接触させて前記フレッシュコンクリートを前記コンクリート浸透層に浸透させる、
    プレキャストコンクリート部材の製造方法。
  4. 前記コンクリート浸透層は、網体又は布である、
    請求項3に記載のプレキャストコンクリート部材の製造方法。
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