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JP2023089205A - 接続部材及び接続方法 - Google Patents

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JP2023089205A
JP2023089205A JP2023067677A JP2023067677A JP2023089205A JP 2023089205 A JP2023089205 A JP 2023089205A JP 2023067677 A JP2023067677 A JP 2023067677A JP 2023067677 A JP2023067677 A JP 2023067677A JP 2023089205 A JP2023089205 A JP 2023089205A
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Temple Duncan
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Young Duncan
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Abstract

Figure 2023089205000001
【課題】手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続するための接続部材、接続部材を含む手術器具、手術器具を含む手術キットを提供する。
【解決手段】接続部材10は、縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフト2を含む。接続部材はまた、シャフトの近位端に位置する複数の接続具を含む。複数の接続具は、第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を含む。複数の接続具はまた、第2の異なる種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を含む。接続部材はオス接続部材であってもよく、対応コネクタはメスであってもよい。当該手術器具を提供することと、当該接続部材を対応コネクタに接続することと、を含む、方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、接続部材に関する。本発明はまた、接続部材を含む手術器具にも関する。本発明は更に、手術器具を含む手術キットに関する。本発明はまた、手術器具の接続部材を対応コネクタに接続することを含む方法にも関する。
手術キットは、通常、様々な異なる種類の器具を含む。器具の例としては、寛骨臼グレーター/リーマードライバー、カルカープレーナー、カルカーミル、大腿骨イニシエーター、大腿骨リーマー、寛骨臼スクリューホールドリルドライバー、脛骨中央ドリル、大腿骨髄内リーマーが挙げられる。
手術中、これらの器具は、回転動力器具などの他のコンポネントに接続されてもよい。これらの接続を行うために、器具には、別のコンポネントの対応接続部材(例えば、メス)に接続するための接続部材(例えば、オス)が設けられてもよい。これら接続部材は、通常、他の接続部材の対応接続具と嵌合する複数の接続具を含む。接続具は、安全な接続を提供し、外科的処置において使用中に手術器具が別のコンポネントから外れることを防止することができる。
この種のオスコネクタ及びメスコネクタを有する様々な異なる種類の接続システムが知られている。例としては、ハドソン接続、AO接続、トリンクル接続が挙げられる。
本発明の態様は、添付の独立請求項及び従属請求項に記載される。従属請求項からの特徴の組み合わせは、独立請求項の特徴と適宜組み合わせることができ、かつ請求項に明示的に記載されるものだけに限定されない。
本発明の一態様によれば、手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続する接続部材であって、
縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフトと、
シャフトの近位端に位置する複数の接続具であって、
第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、
異なる第2の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、を含む複数の接続具と、を備える、接続部材を提供する。
異なる種類の対応コネクタと嵌合する接続具を設けることにより、接続部材は、2つ以上の種類の接続システムに対して互換性を有することができる。これにより、接続部材を備える手術器具は、例えば、様々な異なる種類のコネクタを含む別のコンポネントに接続することができる。したがって、同じ種類のコネクタを有する器具又はコンポネントとのみ互換性がある、複数の種類の器具及び/又は別のコンポネントを提供することを回避することで、それ自体が外科手術を遅延させうるアダプタの使用も回避することができる。アダプタは外科的処置を遅延させ得る。アダプタを回避すると、手術器具アセンブリの全長を短縮できる。これは、人間工学的にも、患者の安全性からも重要な要因であり得る。接続部材はまた、キットで提供する必要がある品目の全体数を低減することによって、手術キットを単純化する(キットの重量及びコストを低減する)ことができる。
接続具の少なくとも1つは、2つ以上の種類の対応コネクタの対応コネクタと接続するように構成されてもよい。これにより、接続部材はより簡単かつよりコンパクトな構造を有することができ、より安価に製造することができる。
1種類の対応コネクタと嵌合する接続具(単数又は複数)は、接続部材の第1領域に共にグループ化されてもよく、別の種類の対応コネクタと嵌合する接続具(単数又は複数)が接続部材の異なる第2領域に共にグループ化されてもよい。このように、それぞれの接続具をそれぞれ別途にグループ化することにより、接続部材の構造が簡略化され得る。これは、様々な接続具が互いに干渉することを防止することにつながる。
接続部材はオス接続部材であってもよく、対応コネクタはメスコネクタであってもよい。
複数の接続具は、第3の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を更に備えてもよく、第3の種類の対応コネクタは、第1の種類及び第2の種類の対応コネクタの両方と異なる種類の対応コネクタである。これにより、接続部材の互換性を更に改善することができる。
接続具の少なくとも1つは、止めピン軸受又は止め玉軸受など、対応コネクタの止め具を収容する止め溝であってもよい。
接続具の少なくとも1つは、対応コネクタの1つの対応する止め玉軸受を収容する、略球状の凹部であってもよい。
一部の実施形態では、接続具の少なくとも1つは、止めピン軸受又は止め玉軸受を備える対応コネクタの止め具を収容する止め溝であって、接続部材は、止め溝に隣接して、細長いシャフトの周囲に円周方向に分布した複数の球状の凹部を更に含んでもよい。
一実施形態では、接続具は、第1の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容する第1の略球状の凹部と、第2の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容する第2の略球状の凹部と、を含んでもよい。第1の略球状の凹部は、第2の略球状の凹部に対して近位に位置してもよい。第1の略球状の凹部は、第2の略球状の凹部と重なり合い、それによって第1の略球状の凹部と第2の略球状の凹部との間の界面に肩部が形成されていてもよい。この構成により、接続部材の接続具は、2つ以上の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容するために、より正確に位置決めされ、他の接続具の係合をより良好にすることができる。したがって、接続部材と各種類の対応コネクタとの間で受容(伝達)されるトルクが大きくなる(例えば、止め溝を設ける場合、止め玉軸受を細長いシャフトに沿って僅かにズレた位置に収容するために広く設定する必要があるので、その場合に比べて大きくなる)。
一部の実施形態では、細長いシャフトの周囲に円周方向に分布された、第1の略球状の凹部及び第2の略球状の凹部を複数備えてもよい。これにより、接続部材は、接続具として複数の止め玉軸受を用いる対応コネクタと接続することができる。第1の凹部はそれぞれ、それぞれの第2の凹部に対して近位に位置してもよい。第1の凹部はそれぞれ、ぞれぞれの第2の凹部と重なり合い、それによってそれぞれの第1の凹部とそれぞれの第2の凹部との間の界面に肩部が形成されてもよい。
接続具の少なくとも1つは、細長いシャフトの縦軸と略平行に延在する、1つ以上の略平坦面を含んでもよい。略平坦面はそれぞれ、対応コネクタの対応面と係合し、細長いシャフトの縦軸を中心とする、対応コネクタに対する接続部材の回転を防止するように配置されてもよい。
一部の実施形態では、1つ以上の略平坦面は、略平行面において延在する反対の一対の略平坦面を含んでもよい。反対の一対の略平坦面が延在する平面は、それぞれ、細長いシャフトの縦軸と略平行であってもよい。一部の実施形態では、接続具の少なくとも1つは、反対の略平坦面のこれらの対を複数備えてもよい。反対の略平坦面の対は、接続部材の周囲に円周方向に配置されてもよい。
接続具の少なくとも1つは、細長いシャフトの縦軸に向かって先細になる面を含んでもよい。
接続部材は、ハドソン接続、AO接続、及び/又は変形トリンクル接続(例えば、Depuy Synthesの変形トリンクル接続)の対応コネクタと嵌合する接続具を含んでもよい。
本発明の別の態様によれば、上記の種類の接続部材を含む手術器具が提供される。
手術器具は、例えば、寛骨臼グレーター/リーマードライバー、カルカープレーナー、カルカーミル、大腿骨イニシエーター、大腿骨リーマー、寛骨臼スクリューホールドリルドライバー、脛骨中央ドリル、又は大腿骨髄内リーマーであってもよい。接続部材は、例えば、Tハンドル、スクリュードライバーハンドル、又は打ち込みハンドルに含まれる対応コネクタに手術器具を接続することができる。一部の実施例では、対応コネクタは、動力器具(例えば、回転動力器具)、又は当該動力器具と共に使用されるアダプタに含まれてもよい。
本発明の更なる態様によれば、上述の手術器具を備える手術キットが提供される。
手術キットは、第1の種類の対応コネクタを含む1つ以上のコンポネントを含んでもよい。手術キットはまた、第2の種類の対応コネクタを含む1つ以上のコンポネントを含んでもよい。
本発明の別の態様によれば、手術器具を別のコンポネントと結合させる方法が提供される。
本方法は、別のコンポネントの対応コネクタに手術器具の接続部材を接続させることを含み、接続部材は、上記の種類の接続部材である。
本方法は、別のコンポネントの対応コネクタから接続部材を分離して別のコンポネントと手術器具の結合を解除することを、更に含んでもよい。次いで、追加コンポネントの対応コネクタに手術器具の接続部材を接続させて追加コンポネントと、結合を解除された手術器具を結合させてもよい。追加コンポネントの対応コネクタは、別のコンポネントの対応コネクタとは異なる種類のものであってもよい。接続部材は、別のコンポネント及び追加コンポネントの両方の対応コネクタと互換性があるため、別のコンポネントと追加コンポネントとの間で容易に切り替えができ、よってアダプタの使用を必要としない。
本発明の実施形態を、あくまで実例として、添付図面を参照しながら以下に説明する。なお、図中、同様の参照符合は同様の要素を示す。
本発明の実施形態に係る、接続部材の等角図を示す。 図1の接続部材の第1の側面図を示す。 図1の接続部材の第2の側面図を示す。 図3の側面図に示される接続具のいくつかをより詳細に示す。 本発明の一実施形態に係る、第1の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。 本発明の一実施形態に係る、第1の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。 本発明の一実施形態に係る、第2の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。 本発明の一実施形態に係る、第2の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。 本発明の一実施形態に係る、第3の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。 本発明の一実施形態に係る、第3の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。 本発明の別の実施形態による接続部材の細長いシャフトの近位端の一部を示す。 図8の接続部材の切欠き図を示す。 図8の接続部材の別の切欠き図を示す。 2種類の異なる種類の対応コネクタの止め玉軸受が図8の接続部材によって収容され得る位置を概略的に示す。 本発明の更なる実施形態による接続部材の等角図を示す。 図11Aの接続部材の第1の側面図を示す。 図11Aの接続部材の第2の側面図を示す。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照しながら以下に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る、接続部材10の等角図を示す。図2及び図3は、接続部材10の2つの異なる側面図を示し、図4は、図3の側面図に示される接続具のいくつかをより詳細に示す。
接続部材10は、以下でより詳細に説明するように、手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続するために使用することができる。
接続部材10は、細長いシャフト2を有する。シャフト2は、例えば円筒形であってもよい。細長いシャフト2は、縦軸(図1の点線5によって示される)を有する。細長いシャフト2は、遠位端7及び近位端4を有する。
細長いシャフト2の遠位端7は、寛骨臼グレーター/リーマードライバー、カルカープレーナー、カルカーミル、大腿骨イニシエーター、大腿骨リーマー、寛骨臼スクリューホールドリルドライバー、脛骨中央ドリル、又は大腿骨髄内リーマーなど、手術器具の特徴部を含んでもよく、又はそれに取り付けられてもよい。説明を簡潔にするために、上記の特徴部について、本明細書では詳細な説明を省略するものとする。接続部材10は、例えば、Tハンドル、スクリュードライバーハンドル、又は打ち込みハンドルに含まれる対応コネクタに手術器具を接続することができる。一部の実施例では、対応コネクタは、動力器具(例えば、回転動力器具又は電動打ち込み器具)、又は当該動力器具と共に使用されるアダプタに含まれてもよい。
近位端4は、複数の接続具を含んでもよい。これらの接続具は、接続部材10、したがって、細長いシャフト2の遠位端7に位置する手術器具が、別のコンポネントの対応コネクタ(例えば、シャフト2を回転させて手術器具を操作するための回転ドライバー)と嵌合させることができる。特に、接続具は、接続部材10が異なる種類の対応コネクタと嵌合させることができる。第1の種類の対応コネクタと嵌合するために、少なくとも1つの接続具が提供されてもよい。第1の種類の対応コネクタと嵌合するために、少なくとも1つの接続具が提供されてもよい。また、第3の種類の対応コネクタと嵌合するために、少なくとも1つの接続具が提供されることも想定される。これにより、接続部材10は、2つ以上の種類の接続システムに対して互換性を有することができる。したがって、同じ種類のコネクタを有する器具又はコンポネントとのみ互換性がある、複数の種類の器具及び/又は別のコンポネントを提供することを回避することで、それ自体が外科的処置を遅延させ得るアダプタの使用も回避することができる。接続部材10はまた、キットで提供する必要がある品目の全体数を低減することによって、手術キットを単純化する(キットの重量及びコストを低減する)ことができる。
異なる種類の対応コネクタとの、図1~図4に関連して以下に説明する接続具の嵌合は、図5~図7に関連して後に説明する。本実施形態では、接続部材10はオス接続部材であり、対応コネクタはメスコネクタである。
接続部材10の近位端4は、近位先端部30及びカラー22を含んでもよい。カラー22は、近位先端部30に対して遠位に位置してもよい。カラーは、円筒形であってもよく、細長いシャフト2の直径よりも大きい直径を有してもよい。この実施例では、接続部材10の接続具はすべて、カラー22と近位先端部30との中間の位置において、シャフトの遠位端4に提供される。カラー22は、介在周方向溝14によって接続部材10の1つ以上の接続具から離隔されてもよい。
ここで、本実施形態の接続部材10の接続具について説明する。
本実施形態では、接続部材は、第1の種類の対応コネクタと嵌合する接続具、第2の種類の対応コネクタと嵌合する接続具、及び第3の種類の対応コネクタと嵌合する接続具を含む。本実施形態では、第1の種類の対応コネクタはハドソンコネクタであり、第2の種類の対応コネクタはAOコネクタであり、第3の種類の対応コネクタは、Depuy Synthesの変形トリンクルコネクタである。本発明の実施形態は、特定の種類の対応コネクタに限定されるものではなく、ハドソン、AO、変形トリンクルの対応コネクタと嵌合する接続具は、例示のみを目的として本明細書に記載されることが理解されよう。本実施形態は、Depuy Synthesの変形トリンクルを示しているが、異なる種類の変形トリンクルコネクタが使用されてもよい。本発明の一実施形態に係る接続部材は、2種類の対応コネクタ(例えば、ハドソン/AO、ハドソン/変形トリンクル、又はAO/変形トリンクル)と嵌合する接続具のみを含み得ることが想定される。これは、例えば、図1~図4に示される接続具のいくつかを省略することによって実施されてもよい。
この実施形態における接続部材10の接続具は、止め溝6を含む。この止め溝6は、図5A及び図5Bを参照して以下に説明するように、メス型ハドソンコネクタの止め玉軸受を収容するように位置決め及び成形されてもよい。止め溝6は、近位先端部30に隣接する位置で、接続部材10の近位端4の周囲に円周方向に延在してもよい。
この実施形態における接続部材10の接続具はまた、テーパ部18を含む。テーパ部18は、図5A及び図5Bを参照して以下で説明するように、メス型ハドソンコネクタの対応テーパ面と係合するように位置決め及び成形されてもよい。テーパ部18は、縦軸5に向かって近位方向に内側に向かって先細になる、概ね円錐台形の外面を有してもよい。テーパは、線形テーパであってもよい。本実施形態では、テーパ部18は、止め溝6に対して遠位に位置する。
一部の実施形態では、接続具の少なくとも1つは、細長いシャフトの縦軸と略平行に延在する、1つ以上の略平坦面を含み得る。略平坦面はそれぞれ、対応コネクタの対応面と係合し、細長いシャフトの縦軸を中心とする、対応コネクタに対する接続部材の回転を防止するように配置されてもよい。
一部の実施形態では、1つ以上の略平坦面は、略平行面において延在する反対の一対の略平坦面を含んでもよい。反対の一対の略平坦面が延在する平面は、それぞれ、細長いシャフトの縦軸と略平行であってもよい。
本実施形態では、接続部材10の接続具は、細長いシャフト2の縦軸5と略平行に延在する反対の一対の略平坦面8を含む。これらの反対の略平坦面8は、図5A及び図5Bに関連して以下で説明するように、メス型ハドソンコネクタの対応面と係合するように配置される。図に見られるように、この実施形態における反対の略平坦面8は、テーパ状カラー9上に位置する。テーパ状カラー9は、縦軸5に向かって近位方向に内側に向かって先細になる。反対の略平坦面8及びテーパ状カラー9の表面は、メス型ハドソンコネクタに対するシャフト2の回転に対抗するために、接続部材がメス型ハドソンコネクタに収容されるとき、メス型ハドソンコネクタの対応面と協働することができる。この実施形態におけるテーパ状カラー9は、テーパ部18に対して遠位に位置する。この実施形態では、反対の略平坦面8がテーパ部18の遠位部に位置する。
一部の実施形態では、接続具の少なくとも1つは、反対の略平坦面の複数の対を有してもよい。反対の略平坦面の対は、接続部材の周囲に円周方向に配置されてもよい。
本実施形態では、接続部材10の接続具は、切子部20を含む。切子部20は、細長いシャフト2の縦軸5と略平行に延在する、反対の略平坦面の複数の対を含む。表面の対は、上述のように、接続部材10の周囲に円周方向に配置される。本実施形態では、切子部20は、反対の略平坦面の対を3つ有し、縦軸5に沿って見ると略六角形をなす。切子部は、止め溝6及びテーパ部18に対して概ね略遠位に、略平坦面のより多く/少ない数の対を有し得ることが想定される。この実施形態では、それぞれの反対の略平坦面8の近位部は、反対の平坦面を横切って延在する(例えば、切子部は、断面で正方形又は八角形であってもよい)。本実施形態における切子部20の反対の略平坦面は、図6A及び図6Bを参照して以下に説明するように、メス型AOコネクタの対応面と係合するように位置決め及び成形される。切子部20の反対の略平坦面とメス型AOコネクタの対応面とは、メス型AOコネクタに対するシャフト2の回転に対抗するために、接続部材がメス型AOコネクタに収容されるとき、協働することができる。この実施形態では、切子部20は、上述の介在周方向溝14に対して近位に位置する。
この実施形態における接続部材10の接続具は、第2の止め溝12を更に含む。第2の止め溝12は、図6A及び図6Bに関連して以下に説明するように、メス型AOコネクタの1つ以上の止めピン軸受を収容するように位置決め及び成形されてもよい。第2の止め溝12は、テーパ状カラー9と切子部20との中間の位置で、接続部材10の周囲に円周方向に延在してもよい。
この実施形態における接続部材10の接続具はまた、周方向隆起部16を含む。図7A及び図7Bに関連して以下に説明するように、周方向隆起部16は、メス型変形トリンクルコネクタの対応周方向隆起部と協働するように位置決め及び成形されてもよい。周方向隆起部16は、テーパ部18と略円筒部11との中間の位置で、接続部材10の周囲に円周方向に延在してもよい。略円筒部11自体は、テーパ部18と止め溝6との中間に位置してもよい。円筒部11は、テーパ部18の近位端の直径よりも小さい直径を有してもよく、それによって、周方向隆起部16を形成してもよい。
一部の実施例では、接続部材10の1つ以上の接続具を使用して、2つ以上の種類の対応コネクタの対応接続具と嵌合することができることが想定される。この例として、本実施形態の止め溝6は、図7A及び図7Bに関して以下に説明するように、メス型変形トリンクルコネクタの止め玉軸受を収容するように位置決め及び成形される。本明細書に記載される種類の接続部材10における1つ以上の接続具を二重使用すると、空間を節約することができ、接続部材10をよりコンパクトにすることができる。
図1~図4から、対応コネクタのそれぞれの種類の接続部材10の接続具は、接続部材10の異なる領域に共にグループ化され得ることが理解されよう。例えば、メス型ハドソンコネクタを接続するための止め溝6、テーパ部18、及び反対の略平坦面8は、接続部材10の近位端4の概近位/内側領域に一緒に設けられている。同様に、メス型変形トリンクルコネクタに接続するための止め溝6及び周方向隆起部16は、接続部材10の近位端4の概近位領域に一緒に設けられる。同様に、メス型AOコネクタに接続するための第2の止め溝12及び切子部20は、接続部材10の近位端4の概遠位領域に一緒に設けられる。このように、それぞれの接続具を別々にグループ化することにより、接続部材10の構造は、簡略化され得る。これは、様々な接続具が互いに機械的に干渉することを防止することにつながる。なお、止め溝6/周方向隆起部16(変形トリンクル)を含む領域と、止め溝6/テーパ部18/反対の略平坦面8(ハドソン)を含む領域とは、ある程度重なり合うが、止め溝6は「共有される」接続具であり、変形トリンクルコネクタ及びハドソンコネクタの両方に接続するために使用され得る。
図5A及び図5Bはそれぞれ、本発明の一実施形態に係る、第1の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。上述したように、この実施形態では、第1の種類の対応コネクタは、メス型ハドソンコネクタ102である。メス型ハドソンコネクタ102は、例えば、Tハンドル、スクリュードライバーハンドル、打ち込みハンドル、動力器具、又は実際には、更なる種類のコネクタに接続するためのアダプタに含まれてもよい。
接続部材10をハドソンコネクタ102に接続するために、接続部材10の縦軸5は、ハドソンコネクタ102の縦軸(図5Aの点線45を参照)と位置合わせされてもよく、次いで、接続部材10の近位端4を近位方向に移動させて、それをハドソンコネクタ102のコア41に挿入することができる。
ハドソンコネクタ102は、止め玉軸受46を含む。接続部材10がハドソンコネクタ102に挿入されると、コア41の側壁の開口内に着座して、縦軸45に向かって弾性的に付勢された止め玉軸受46は、止め溝6内へと移動し、係合する。当該技術分野において既知であるように、ハドソンコネクタ102は、止め玉軸受46を解放するための機構を含む。この機構は、コア41の周囲に取り付けられ、コア41に対して遠位方向に付勢される外側スリーブ42を含む。外側スリーブ42は、止め玉軸受46が載る内向き面43(縦軸45に面する)を有する。内向き面43の直径は、遠位方向に増加し、外側スリーブ42を近位方向に移動させることによって、止め玉軸受46には、縦軸45から離れる方向に移動する余地が設けられる。これにより、止め玉軸受46を止め溝6から解放することができる。接続部材10をハドソンコネクタ102から分離するために、この機構を操作して、接続部材10の近位端4を遠位方向に移動させることができる。
接続部材10と及びハドソンコネクタ102が一緒に接続されると、接続部材10のテーパ部18は、ハドソンコネクタ102の対応テーパ面48と係合する。接続部材10のテーパ部18は、ハドソンコネクタ102の対応テーパ面48とぴったりと嵌合するように成形される。
接続部材10及びハドソンコネクタ102が一緒に接続されると、反対の一対の略平坦面8は、ハドソンコネクタ102の対応平坦面44と係合する。接続部材10及びハドソンコネクタ102がこのように接続されると、ハドソンコネクタ102の反対の略平坦面8と対応平坦面44とが協働して、ハドソンコネクタ102内の細長いシャフト2(縦軸5/45の周り)の回転に対抗することができる。
図6A及び図6Bはそれぞれ、本発明の一実施形態に係る、第2の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。上述のように、この実施形態では、第2の種類の対応コネクタはメス型AOコネクタ104である。メス型AOコネクタ104は、例えば、Tハンドル、スクリュードライバーハンドル、打ち込みハンドル、動力器具、又は実際には、更なる種類のコネクタに接続するためのアダプタに含まれてもよい。
接続部材10をメス型AOコネクタ104に接続するために、接続部材10の縦軸5は、メス型AOコネクタ104の縦軸(図6Aの点線55を参照)と位置合わせされてもよく、次いで、接続部材10の近位端4を近位方向に移動されて、それをメス型AOコネクタ104のコア51に挿入することができる。
メス型AOコネクタ104は、1つ以上の止めピン軸受52を含む。本実施形態では、接続部材10が収容されるコア51の開口部の両側に位置する2つの止めピン軸受52が存在する。止めピン軸受52のうちの1つのみが図6A及び図6Bに示されているが、両方の止めピン軸受52が同様に動作し得ることが理解されよう。
止めピン軸受(単数又は複数)52は、例えばばね付きスリーブ及びワッシャ(図6Aに図示せず)によって遠位方向に付勢されてもよい。各止めピン軸受52は、例えば、メス型AOコネクタ104の対応平坦面54のうちの1つに位置する角度付きスロット53内に捕捉されてもよい(下記を参照)。ばね付きスリーブ及びワッシャによる各止めピン軸受52の遠位付勢を角度付きスロット53によって提供される偏向力と組み合わせた結果、各止めピン軸受52が軸55に向かって内側に付勢される。
接続部材10がメス型AOコネクタ104内に挿入されると、上記のように縦軸55に向かって弾性的に付勢された止めピン軸受(単数又は複数)52は、第2の止め溝12内へと移動し、係合する。当該技術分野において既知であるように、メス型AOコネクタ104は、止めピン軸受(単数又は複数)52を解放するための機構を含む。この機構は、コア51の周りに取り付けられ、ばね付きワッシャを止めピン軸受(単数又は複数)52から離れる方向に持ち上げるために近位方向に移動され得る摺動可能なカラー57を含んでもよい。これにより、止めピン軸受(単数又は複数)52が角度付きスロット53に沿って摺動するように解放され、それにより、止めピン軸受52は、第2の止め溝12から自由に移動する。AOコネクタ104から接続部材10を取り外すために力が加えられると、止めピン軸受(単数又は複数)52は、第2の止め溝12の角度付き面によって脇に押される。接続部材10をメス型AOコネクタ104から分離するために、この機構を操作して、接続部材10の近位端4を遠位方向に移動させることができる。
接続部材10及びメス型AOコネクタ104が一緒に接続されると、切子部20の反対の略平坦面の複数の対は、メス型AOコネクタ104の対応平坦面54と係合する。接続部材10及びメス型AOコネクタ104がこのように接続されると、切子部20の反対の略平坦面とメス型AOコネクタ104の対応平坦面54とが協働して、メス型AOコネクタ104内の細長いシャフト2(縦軸5/55の周り)の回転に対抗することができる。
図7A及び図7Bはそれぞれ、本発明の一実施形態に係る、第3の種類の対応コネクタに接続された図1~図4の接続部材の切欠き図を示す。上述したように、この実施形態では、第3の種類の対応コネクタは、Depuy Synthesのメス型変形トリンクルコネクタ106などの、メス型変形トリンクルコネクタである。
メス型変形トリンクルコネクタ106は、例えば、Tハンドル、スクリュードライバーハンドル、打ち込みハンドル、動力器具、又は実際には、更なる種類のコネクタに接続するためのアダプタに含まれてもよい。
接続部材10を変形トリンクルコネクタ106に接続するために、接続部材10の縦軸5は、変形トリンクルコネクタ106の縦軸(図7Aの点線65を参照)と位置合わせされてもよく、次いで、接続部材10の近位端4を近位方向に移動させて、それを変形トリンクルコネクタ106のコア61に挿入することができる。
変形トリンクルコネクタ106は、コア61の側壁の開口内に着座する止め玉軸受66を含む。接続部材10が変形トリンクルコネクタ106に挿入されると、縦軸65に向かって弾性的に付勢された止め玉軸受66は、止め溝6内へと移動し、係合する。変形トリンクルコネクタ106は、止め玉軸受66を解放するための機構を含む。この機構は、上述のメス型ハドソンコネクタ102の機構と同様に動作する。この機構は、コア61の周囲に取り付けられ、コア61に対して遠位方向に付勢される外側スリーブ(図7A又は図7Bに図示せず)を含む。外側スリーブは、止め玉軸受66が載る内向き面(縦軸65に面する)を有する。内向き面の直径は遠位方向に増加し、外側スリーブを近位方向に移動させることによって、止め玉軸受66には、縦軸65から離れる方向に移動する余地が設けられている。これにより、止め玉軸受66を止め溝6から解放することができる。接続部材10を変形トリンクルコネクタ106から分離するために、この機構を操作して、接続部材10の近位端4を遠位方向に移動させることができる。
接続部材10及び変形トリンクルコネクタ106が一緒に接続されると、接続部材10のテーパ部18は、変形トリンクルコネクタ106の対応テーパ面68と係合する。接続部材10のテーパ部18は、変形トリンクルコネクタ106の対応テーパ面68とぴったりと嵌合するように成形される。
接続部材10及び変形トリンクルコネクタ106が一緒に接続されると、反対の一対の略平坦面8は、変形トリンクルコネクタ106の対応平坦面64と係合する。接続部材10及び変形トリンクルコネクタ106がこのように接続されると、反対の略平坦面8と変形トリンクルコネクタ106の対応平坦面64とが協働し、変形トリンクルコネクタ106内の細長いシャフト2(縦軸5/65の周り)の回転に対抗することができる。
接続部材10及び変形トリンクルコネクタ106が一緒に接続されると、周方向隆起部16は、メス型変形トリンクルコネクタ106の対応周方向隆起部67と係合する。変形トリンクルコネクタ106では、対応周方向隆起部67は円形状であり、接続部材10が収容されるチャネルの狭小化によって形成されている。対応周方向隆起部67との周方向隆起部16の係合は、メス型変形トリンクルコネクタ106へ挿入しすぎないように接続部材10が防止することができる。
一部の実施形態では、対応コネクタがアダプタの一部を形成し得ることが想定される。アダプタは、接続部材10を接続するための第1の種類のメス接続(例えば、図5~図7に関連して上述されたようなハドソン、AO、又は変形トリンクル)を含んでもよい。アダプタはまた、異なる種類のコネクタ(例えば、ハドソン、AO、変形トリンクル、又は更なる種類)に接続するための更なるコネクタ(オス型又はメス型であってもよい)を含んでもよい。このようにして、接続部材10の普遍性を更に改善することができる。
図8は、本発明の別の実施形態による接続部材10の細長いシャフト2の近位端4の一部を示す。この実施形態における接続部材の残りは、図1~図7を参照して説明される接続部材と同様に構成されてもよい。本実施形態と上記実施形態との相違点は、本実施形態では、止め溝6が複数の略球状の凹部で置換されていることである。図9A及び図9Bは、図8の接続部材10の2つの切欠き図を示す。図10は、2種類の異なる種類の対応コネクタの止め玉軸受が図8の接続部材10の凹部によって収容され得る位置を概略的に示す。
上述したように、この実施形態における接続部材10の接続具は、複数の略球状の凹部116A、216A、116B、216B、116C、216Cを含む。本実施形態では、これらの凹部は、略円筒部11の表面に位置しているが、細長いシャフト2に沿った他の場所に位置することが想定される。凹部116A、216A、116B、216B、116C、216Cは、細長いシャフト2の周囲に円周方向に分布されてもよい。本実施形態では、略球状の凹部は、細長いシャフト2の周りに90度の間隔で配置された4つの凹部(116A、116B、116Cとラベル付けされたものを含む)を含む。本実施形態では、略球状の凹部はまた、細長いシャフト2の周りに90度の間隔で配置された4つの更なる凹部(216A、216B、216Cとラベル付けされたものを含む)も含む。第4の対の凹部は、凹部116B、216Bの反対側の細長いシャフト2上に位置するが、これらは図示されないことが理解されよう。
凹部は、一般に、対で共にグループ化される。各対の凹部は、第1の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容するための凹部(例えば、216A、216B、216C)と、第2の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容するための凹部(例えば、116A、116B、116C)とを含む。本実施形態では、細長いシャフト2の周囲に円周方向に位置決めされた4対の凹部が存在するが、他の例では、より少ない対が代わりに提供されてもよいことが想定される。一実施例では、二対の凹部が設けられてもよく、各対は、縦軸5の反対側に位置する(すなわち、180度の間隔で円周方向に分布している)。別の実施例では、(例えば、図8の実施形態に関連して本明細書に記載される対のうちの1つを省略することによって3対が提供され得る。凹部の対のうちの少なくとも1つ(例えば、図8に示される凹部116B、216B)は、反対の一対の略平坦面8の表面法線に対して、縦軸5の周りに90度の角度で提供され得ることが想定される。凹部の対(例えば、凹部116A、216A及び/又は凹部116C、216C)のうちの少なくとも1つが、反対の一対の略平坦面8と位置合わせされてもよい(つまり、反対の一対の略平坦面8の表面法線に対して縦軸5の周りに0度で位置決めされる)ことも想定される。
この例では、凹部216A、216B、216Cは、メス型ハドソンコネクタ102(図5A及び図5Bを参照)の止め玉軸受(単数又は複数)46を収容させるためのものであり、一方、凹部116A、116B、116Cは、メス型変形トリンクルコネクタ106(図7A及び図7Bを参照)の止め玉軸受(単数又は複数)66を収容するためのものである。
なお、凹部の各対の凹部は、僅かに(例えば、縦軸5に平行な方向に)重なり合ってもよい。この凹部の配置は、様々な理由で、例えば、上述した止め溝6の使用と比較して、対応コネクタの止め玉軸受(単数又は複数)46、66のより正確な収容を可能にし得る。これにより、平坦な反対面8などの他の接続具のより良好な係合を可能にすることができ、したがって、接続部材10とそれぞれの種類の対応コネクタとの間により大きなトルクを受容(伝達)することが可能になる。
まず、上述した止め溝6は、2種類以上の対応コネクタを使用して止め玉軸受を使用して十分に収容及び接続してもよいことに留意されたい。対応コネクタの止め玉軸受(単数又は複数)は、縦軸5に沿って僅かに異なる位置に位置し得ることが想定される(これは、例えば、ハドソンコネクタ102及び変形トリンクルコネクタ106の場合に当てはまる)。これに対応するために、止め溝6は、細長いシャフト2の長さに沿って僅かにズレた位置で止め玉軸受を収容することができるように、比較的幅広にする必要があり得る。止め溝6の大きさの増大は、止め溝6内の止め玉軸受(単数又は複数)の比較的緩い嵌合のみを可能にし、接続の安全性が低下する。それに対して、図示の凹部116A、116B、116C、216A、216B、216Cは、対応コネクタの止め玉軸受(単数又は複数)66、46を収容するようにより正確に位置決めされ、より安全な接続を提供することができる。また、凹部の各対の凹部間の界面に形成された肩部120はまた、一対の凹部のいずれかに収容された止め玉軸受66、46の移動を制限するのに役立つことにも留意されたい。
また、凹部116A、116B、116C、216A、216B、216Cは、対応コネクタの止め玉軸受(単数又は複数)の移動のための自由度を少なくする。例えば、止め玉軸受と凹部との係合は、一般に、縦軸5の周りの対応コネクタ(単数又は複数)に対する接続部材10の回転に対抗するように作用することができる。なお、上述した止め溝6は、このような回転を概ね制限しないが、その代わりに、縦軸5に沿った対応コネクタに対する接続部材10の移動を防止するように作用するだけである。
第三に、凹部は、嵌合することが意図される止め玉軸受(単数又は複数)のサイズと一致するサイズを有していてもよい。これは、例えば、メス型変形トリンクルコネクタの止め玉軸受66が凹部116A内に収容され得る位置、及びハドソンコネクタ102の止め玉軸受46が凹部216A内に収容され得る位置を概略的に示している図10を参照すると理解され得る。なお、メス型変形トリンクルコネクタ106の止め玉軸受66は、ハドソンコネクタの止め玉軸受46よりも僅かに大きい。
図9Aは図8の接続部材の切欠き図である。図9Bは、図8の接続部材の別の切欠き図を示しており、このとき、接続部材10が図9Aの図に関して縦軸5の周りを約25度回転している。図9Aの図では、凹部116A/116Cと凹部216A/216Cとの間の肩部120は比較的浅いことが分かる。しかしながら、図9Bと図9Aとの比較から、肩部120の鋭さは、縦軸5の周りの異なる位置で変化することが理解できる。図9Bでは、肩部120は、図9Aよりもはるかに鋭利であることが分かる。したがって、いくつかの位置(例えば図9A)では、肩部120が比較的浅いが、凹部及び介在する肩部120の全体的な形状は、安全な接続を可能にし得ることを理解されよう。一対の凹部(例えば、116A/116C)の凹部のうちの1つに収容された止め玉軸受が、肩部120を介して一対の他の凹部(例えば216A/216C)に飛び越すことは比較的困難である。
凹部は、例えば、ボールエンドミルを使用して形成されてもよい。
図11Aは、本発明の更なる実施形態による接続部材10の等角図を示す。図11B及び図11Cは、図11Aの接続部材10の第1の側面図及び第2の側面図を示す。
図11A~図11Cに示される接続部材10は、上述の接続部材と共通の特徴を共有し、相違点のみを詳細に説明する。
図11A~図11Cと図1~図3との比較から理解され得るように、図11A~図11Cに示される接続部材10はカラー22を含まない。この例では、この例の周方向溝14は、接続具のうちの1つと細長いシャフト2との間に(例えば、切子部20に対して遠位に)位置する。
このようにカラー22を省略することにより、製造コストを低減することができる(図1では、カラー22は、その実施形態では接続部材10の最も広い部分であることが分かる)。更に、カラー22を省略することにより、製造を容易にすることができる。これは、切子部20の頂部及び底部における幾何学的形状を鏡写できるためである(つまり、周方向溝14及び第2の止め溝12は同じ形状を有してもよく、その結果、これらの溝12、14を形成するための器具を変更する必要がないためである)。カラー自体が、接続部材10を通って伝達され得るトルクの量に有意に寄与しないとも考えられる。
カラー22はまた、図1~図10に関連して上述されたた種類の接続部材10において、このように省略されてもよいことが想定される。
図11A~図11Cに示される接続部材10と上述の接続部材との別の違いは、図11A~図11Cに示される接続部材10が、縦軸5に向かって近位方向に内側に向かって先細になるテーパ状カラー9を含まないことである。その代わりに、この例では、反対の一対の略平坦面8が、略円筒カラー19の上に設けられている。
図1~図10に関連して上述された種類の接続部材10はまた、テーパ状カラー9の代わりに、図11A~図11Cに示される種類の略円筒カラー19を含んでもよいことが想定される。
図11A~図11Cに示される接続部材10と上述の接続部材との間の更なる相違は、図11A~図11Cに示される接続部材10が、図8~図10に示される種類の凹部116を含むが、凹部216を含まないことである。凹部216の代わりに、この実施形態における接続部材10は、止め溝26を含む。止め溝26は、近位先端部30に隣接する位置で、接続部材10の近位端4の周囲に円周方向に延在してもよい。止め溝26は、凹部116の近位に位置してもよいが、止め溝26は、代わりに凹部116の遠位に位置し得ることも想定される。
このようにして、凹部116は、図8~図10に関連して説明されている凹部116のように機能してもよい(例えば、図7A及び図7Bのように、メス型変形トリンクルコネクタ106の止め玉軸受66(単数又は複数)を後退させる)。止め溝26は、凹部216として機能してもよい(例えば、図5A及び図5Bのように、メス型ハドソンコネクタ102の止め玉軸受(単数又は複数)46を収容する)。
この構成は、図8~図10に示される接続部材10とは異なる種類のメス接続部材に接続するためのより大きな互換性を提供することができる。これは、凹部216とは異なり、止め溝26は、接続部材10の周囲の様々な異なる位置で、メス接続部材の対応接続具を収容することができるからである。例えば、図8~図10に示される凹部216は、典型的には、接続部材10の周囲の一定の間隔(例えば90度)で提供され、円周の周りに異なる間隔(例えば120度)で止め玉軸受が位置するタイプのメス接続部材への接続を防止する。
更に、止め溝26は、凹部116によって収容される対応接続具(例えば、止め玉軸受(単数又は複数)66)を収容する大きさにする必要がないため、止め溝26は、図1~図3に示される止め溝6よりも狭くなる可能性がある。したがって、図11A~図11Cの止め溝26は、図1~図3の止め溝6よりも安全な接続を提供し得る。
図11A~図11Cの接続部材10は、止め溝26が凹部216よりも容易に形成され得るため、製造がより容易であり得ることが更に想定される。
図1~10に関連して上述された種類の接続部材10はまた、止め溝26及び凹部116(例えば、図1~図3に示される止め溝6の代わりに)も含み得ることが想定される。
本発明の一実施形態によれば、手術器具を別のコンポネントに結合させる方法が提供され得る。手術器具は、通常、上記の種類の接続部材10を有する器具であってもよい。本方法は、別のコンポネントの対応コネクタに手術器具の接続部材10を接続することを含み得る。対応コネクタは、例えば、メス型のハドソンコネクタ、AOコネクタ、又は変形トリンクルコネクタであってもよい。
この方法はまた、別のコンポネントの対応コネクタから接続部材10を分離して別のコンポネントと手術器具の結合を解除することを含んでもよい。本方法は、追加コンポネントの対応コネクタに手術器具の接続部材10を接続させて追加コンポネントと手術器具を結合させることを更に含んでもよい。追加コンポネントの対応コネクタは、別のコンポネントの対応コネクタとは異なる種類のコネクタであってもよい。追加コンポネントの対応コネクタは、例えば、メス型のハドソンコネクタ、AOコネクタ、又は変形トリンクルコネクタコネクタであってもよい。
接続部材を複数の種類の対応コネクタに接続できると、適切なアダプタを探す必要がないため、外科的処置中の時間を節約することができる。手術キットにアダプタを提供する必要性は、本発明の実施形態によって低減され得るため、手術キットの複雑性と重量が低減され得る。
したがって、手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続するための接続部材について説明してきた。当該接続部材を含む手術器具。当該手術器具を含む手術キット。接続部材は、縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフトを含む。接続部材はまた、シャフトの近位端に位置する複数の接続具を含む。複数の接続具は、第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を含む。複数の接続具はまた、第2の異なる種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を含む。接続部材はオス接続部材であってもよく、対応コネクタはメスであってもよい。当該手術器具を提供することと、当該接続部材を対応コネクタに接続することと、を含む、方法。
以上、本発明の特定の実施形態について説明したが、特許請求される発明の範囲内で多くの変更/追加、及び/又は置換を行い得ることが理解されよう。
〔実施の態様〕
(1) 手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続する接続部材であって、
縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフトと、
前記シャフトの前記近位端に位置する複数の接続具であって、
第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、
異なる第2の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、を含む複数の接続具と、を備える、接続部材。
(2) 前記接続具の少なくとも1つは、2つ以上の前記種類の対応コネクタの対応接続具と接続するように構成された、実施態様1に記載の接続部材。
(3) 1種類の対応コネクタと嵌合する前記接続具が前記接続部材の第1領域に共にグループ化され、別の種類の対応コネクタと嵌合する前記接続具が前記接続部材の異なる第2領域に共にグループ化されている、実施態様1に記載の接続部材。
(4) 前記接続部材はオス接続部材で、前記対応コネクタはメスコネクタである、実施態様1に記載の接続部材。
(5) 前記複数の接続具は、第3の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を更に備え、前記第3の種類の対応コネクタは、前記第1の種類及び第2の種類の対応コネクタの両方と異なる種類の対応コネクタである、実施態様1に記載の接続部材。
(6) 前記接続具の少なくとも1つは、止めピン軸受又は止め玉軸受を備える前記対応コネクタの止め具を収容する止め溝を備えている、実施態様1に記載の接続部材。
(7) 前記接続具の少なくとも1つは、前記対応コネクタの1つの対応する止め玉軸受を収容する、略球状の凹部を備える、実施態様1に記載の接続部材。
(8) 前記接続具の少なくとも1つは、止めピン軸受又は止め玉軸受を備える前記対応コネクタの止め具を収容する止め溝を備え、前記接続部材は、前記止め溝に隣接して、前記細長いシャフトの周囲に円周方向に分布した複数の前記球状の凹部を含む、実施態様7に記載の接続部材。
(9) 前記接続具は、
前記第1の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容する第1の略球状の凹部と、
前記第2の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容する第2の略球状の凹部と、を含み、
前記第1の略球状の凹部は、前記第2の略球状の凹部に対して近位に位置し、
前記第1の略球状の凹部は、前記第2の略球状の凹部と重なり合い、それによって前記第1の略球状の凹部と前記第2の略球状の凹部との間の界面に肩部が形成されている、実施態様7に記載の接続部材。
(10) 前記細長いシャフトの周囲に円周方向に分布された、前記第1の略球状の凹部及び前記第2の略球状の凹部を複数備え、
前記第1の凹部はそれぞれ、それぞれの第2の凹部に対して近位に位置し、
前記第1の凹部はそれぞれ、ぞれぞれの前記第2の凹部と重なり合い、それによってそれぞれの前記第1の凹部とそれぞれの前記第2の凹部との間の界面に肩部が形成されている、実施態様9に記載の接続部材。
(11) 前記接続具の少なくとも1つは、前記細長いシャフトの前記縦軸と略平行に延在する、1つ以上の略平坦面を備え、
略平坦面はそれぞれ、前記対応コネクタの対応する面と係合し、前記細長いシャフトの前記縦軸を中心とする、前記対応コネクタに対する前記接続部材の回転を防止するように配置された、実施態様1に記載の接続部材。
(12) 前記1つ以上の略平坦面は、前記細長いシャフトの前記縦軸と略平行な略平行面において延在する、それぞれ反対の一対の略平坦面を備える、実施態様11に記載の接続部材。
(13) 前記接続具の少なくとも1つは、前記それぞれ反対の一対の略平坦面を複数備え、前記一対の面は、前記接続部材の周囲に円周方向に配置されている、実施態様12に記載の接続部材。
(14) 前記接続具の少なくとも1つは、前記細長いシャフトの前記縦軸に向かって先細になる面を備える、実施態様1に記載の接続部材。
(15) ハドソン接続、AO接続、及び/又は変形トリンクル接続(modified Trinkle connection)の対応コネクタと嵌合する接続具を備える、実施態様1に記載の接続部材。
(16) 手術器具であって、
前記手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続する接続部材を備え、
前記接続部材は、
縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフトと、
前記シャフトの前記近位端に位置する複数の接続具であって、
第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、
異なる第2の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、を含む複数の接続具と、を備える、手術器具。
(17) 前記器具は、寛骨臼グレーター/リーマードライバー、カルカープレーナー、カルカーミル、大腿骨イニシエーター、大腿骨リーマー、寛骨臼スクリューホールドリルドライバー、脛骨中央ドリル、又は大腿骨髄内リーマーを備える、実施態様16に記載の手術器具。
(18) 手術キットであって、
手術器具を備え、
前記手術器具は、該手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続する接続部材を備え、
前記接続部材は、
縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフトと、
前記シャフトの前記近位端に位置する複数の接続具であって、
第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、
異なる第2の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、を含む複数の接続具と、を備える、手術キット。
(19) 前記第1の種類の対応コネクタを含む1つ以上のコンポネントと、前記第2の種類の対応コネクタを含む1つ以上のコンポネントとを更に備える、実施態様18に記載の手術キット。
(20) 手術器具を別のコンポネントと結合させる方法であって、
前記別のコンポネントの対応コネクタに前記手術器具の接続部材を接続させることを含み、
前記接続部材は、前記手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続するためのものであり、前記接続部材は、
縦軸、近位端、及び遠位端を有する細長いシャフトと、
前記シャフトの前記近位端に位置する複数の接続具であって、
第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、
異なる第2の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、を含む複数の接続具と、を備える、方法。
(21) 前記別のコンポネントの前記対応コネクタから前記接続部材を分離して前記別のコンポネントと前記手術器具の結合を解除することと、
追加コンポネントの対応コネクタに前記手術器具の前記接続部材を接続させて前記追加コンポネントと前記手術器具を結合させることと、を更に含み、
前記追加コンポネントの前記対応コネクタは、前記別のコンポネントの前記対応コネクタとは異なる種類のコネクタである、実施態様20に記載の方法。

Claims (6)

  1. 手術器具を複数の異なる種類の対応コネクタに接続する接続部材であって、
    シャフトと、
    前記シャフトの近位端に位置する複数の接続具であって、
    動力器具を前記手術器具に接続するための第1の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、
    前記第1の種類の対応コネクタとは異なる動力器具を前記手術器具に接続するための第2の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具と、を含む複数の接続具と、を備える、接続部材。
  2. 前記接続具の少なくとも1つは、前記第1の種類の対応コネクタの一部である第1の対応接続具及び前記第2の種類の対応コネクタの一部であって前記第1の対応接続具と基本的構造が同様である第2の対応接続具の何れにも接続するように構成された、請求項1に記載の接続部材。
  3. 前記複数の接続具のうちの1種類の対応コネクタと嵌合する接続具が前記接続部材の第1領域に共にグループ化され、前記複数の接続具のうちの別の種類の対応コネクタと嵌合する接続具が前記接続部材の第2領域に共にグループ化されており、前記第1領域と前記第2領域の一部が重なり合う、請求項1に記載の接続部材。
  4. 前記複数の接続具は、動力器具を前記手術器具に接続するための第3の種類の対応コネクタと嵌合する少なくとも1つの接続具を更に備え、前記第3の種類の対応コネクタは、前記第1の種類及び第2の種類の対応コネクタの両方と異なる種類の対応コネクタである、請求項1に記載の接続部材。
  5. 前記複数の接続具の少なくとも1つは、前記対応コネクタの1つの対応する止め玉軸受を収容する、略球状の凹部を備え、
    前記複数の接続具は、
    前記第1の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容する第1の略球状の凹部と、
    前記第2の種類の対応コネクタの止め玉軸受を収容する第2の略球状の凹部と、を含み、
    前記第1の略球状の凹部は、前記第2の略球状の凹部に対して近位に位置し、
    前記第1の略球状の凹部は、前記第2の略球状の凹部と重なり合い、それによって前記第1の略球状の凹部と前記第2の略球状の凹部との間の界面に肩部が形成されている、請求項1に記載の接続部材。
  6. 前記シャフトの周囲に円周方向に分布された、前記複数の接続具の一つである前記第1の略球状の凹部及び前記複数の接続具の一つである前記第2の略球状の凹部を複数備え、
    前記第1の略球状の凹部はそれぞれ、それぞれの第2の凹部に対して近位に位置し、
    前記第1の略球状の凹部はそれぞれ、ぞれぞれの前記第2の凹部と重なり合い、それによってそれぞれの前記第1の略球状の凹部とそれぞれの前記第2の凹部との間の界面に肩部が形成されている、請求項5に記載の接続部材。
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