JP2023062503A - サッシ - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、開口部に配置されるサッシに関する。
従来、例えば、金属框の室内側に樹脂框を取り付けてなる複合サッシが知られている。
複合サッシにおいて、断熱性のさらなる向上が求められている。
本発明は、複合サッシにおいて、断熱性をさらに向上させることを目的とする。
一つの実施形態は、ガラス間口を有する枠材と、枠材のガラス間口内に配置されるグレージングチャンネルと、パネル体を備え、枠材は、金属枠材の室内側に樹脂枠材を取り付けてなり、グレージングチャンネルは、外周面に長手方向に連続する少なくともひとつのヒレ片を有し、ヒレ片は、枠材のガラス間口の底部を形成する樹脂枠材の見込壁部分に当接または近接しているサッシである。
本実施形態によれば、複合サッシにおいて、断熱性をさらに向上させることができる。
実施形態のサッシについて、金属框材の室内側に樹脂框材を取り付けてなる框材を四周に組んで、内周にパネル体を保持して形成された内、外障子を開閉自在に備えた引き違いサッシを用いて説明する。
(全体の構成)
本実施形態の引き違いサッシは、図1,図2に示すように、上枠11,下枠12及び左、右縦枠13,14からなる枠体1の内周に、上框21,31、下框22,32及び左、右縦框23,24,33,34からなる框体の内周にガラス等のパネル体を保持してなる内、外障子2,3が引き違い自在に配置されている。
本実施形態の引き違いサッシは、図1,図2に示すように、上枠11,下枠12及び左、右縦枠13,14からなる枠体1の内周に、上框21,31、下框22,32及び左、右縦框23,24,33,34からなる框体の内周にガラス等のパネル体を保持してなる内、外障子2,3が引き違い自在に配置されている。
枠体1を構成する上枠11は、アルミ合金等の金属材料からなる室外側上枠部材111と、アルミ合金等の金属材料からなる室内側上枠部材112と、室外側上枠部材111と室内側上枠部材112を連結する合成樹脂等の断熱材料からなるブリッジ部材113を有している。
上枠11は、室外側上枠部材111の内周側に合成樹脂等の断熱部材からなる外上カバー部材114が配置され、室内側上枠部材112の内周側に合成樹脂等の断熱材料からなる内上カバー部材115が配置されている。
枠体1を構成する下枠12は、アルミ合金等の金属材料からなる室外側下枠部材121と、アルミ合金等の金属材料からなる室内側下枠部材122と、室外側下枠部材121と室内側下枠部材122を連結する合成樹脂等の断熱材料からなるブリッジ部材123を有している。
下枠12は、室外側下枠部材121の内周側に合成樹脂等の断熱部材からなる外下カバー部材124が配置され、室内側下枠部材122の内周側に合成樹脂等の断熱材料からなる内下カバー部材125が配置されている。
枠体1を構成する左縦枠13は、アルミ合金等の金属材料からなる左縦枠材131と、左縦枠材131の室内側内周に配置される樹脂左縦枠材132を有している。
枠体1を構成する右縦枠14は、アルミ合金等の金属材料からなる右縦枠材141と、右縦枠材141の室内側内周に配置される樹脂右縦枠材142を有している。
枠体1を構成する右縦枠14は、アルミ合金等の金属材料からなる右縦枠材141と、右縦枠材141の室内側内周に配置される樹脂右縦枠材142を有している。
内障子2を構成する上框(枠材)21は、アルミ合金等の金属材料からなる金属上框材(金属枠材)211と、金属上框材211の室内側を覆う樹脂上框材(樹脂枠材)212を有している。
上框21は、金属上框材211と樹脂上框材212によってガラス間口21aが形成されており、金属上框材211と樹脂上框材212はガラス間口21aの底部の見込方向ほぼ中央位置で樹脂上框材212を内周側にして連結されている。
上框21は、ガラス間口21aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
上框21は、ガラス間口21aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
内障子2を構成する下框(枠材)22は、アルミ合金等の金属材料からなる金属下框材(金属枠材)221と、金属下框材221の室内側を覆う樹脂下框材(樹脂枠材)222を有している。
下框22は、金属下框材221と樹脂下框材222によってガラス間口22aが形成されており、金属下框材221と樹脂下框材222はガラス間口22aの底部の見込方向中央位置よりやや室内側位置で樹脂下框材222を内周側にして連結されている。
下框22は、ガラス間口22aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
下框22は、ガラス間口22aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
内障子2を構成する戸先框(枠材)24は、アルミ合金等の金属材料からなる金属戸先框材(金属枠材)241と、金属戸先框材241の室内側を覆う樹脂戸先框材(樹脂枠材)242を有している。
戸先框24は、金属戸先框材241と樹脂戸先框材242によってガラス間口24aが形成されており、金属戸先框材241と樹脂戸先框材242はガラス間口24aの底部の見込方向中央位置よりやや室内側位置で樹脂戸先框材242を内周側にして連結されている。
戸先框24は、ガラス間口24aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
戸先框24は、ガラス間口24aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
内障子2を構成する召合框(枠材)23は、アルミ合金等の金属材料からなる金属召合框材(金属枠材)231と、金属召合框材231の外周側及び室内側を覆う樹脂召合框材(樹脂枠材)232を有している。
召合框23は、金属召合框材231と樹脂召合框材232によってガラス間口23aが形成されており、金属召合框材231と樹脂召合框材232はガラス間口23aの底部の見込方向の室内側位置で樹脂召合框材232を内周側にして連結されている。
召合框23は、ガラス間口23aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
召合框23は、ガラス間口23aに合成樹脂等の断熱部材からなるグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
外障子3を構成する召合框(右縦框)34は、アルミ合金等の金属材料からなる金属召合框材341を有し、金属召合框材341の内周側にガラス間口34aが形成されている。
召合框34は、ガラス間口34aにグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
召合框34は、ガラス間口34aにグレージングチャンネル9を介在してパネル体を保持している。
外障子3を構成する上框31,下框32及び戸先框(左縦框)33は、内障子2を構成する上框21,下框22及び戸先框(右縦框)24と同様の構成であるので、ここではその説明を省略する。
以上、本実施形態の引き違いサッシの全体の構成について説明した。
以上、本実施形態の引き違いサッシの全体の構成について説明した。
本実施形態の引き違いサッシは、内、外障子2,3を構成する各框材のガラス間口に対して、グレージングチャンネルを介在して複層ガラス等のパネル体が保持されており、グレージングチャンネルの外周面に長手方向に連続するヒレ片を設けることで、断熱性能を向上させている。
以下、さらに説明する。
以下、さらに説明する。
-第1の実施形態-
本実施形態の引き違いサッシのグレージングチャンネル9は、図1(b),図7(a)に示すように、ガラス間口の底部に沿って配置される底壁部9aと、底壁部9aの左右両端より内周方向に延びる左、右側壁部9b,9bと、左、右側壁部9b,9bの内周端内側に設けられるガラス当接部9c,9cを有している。
本実施形態の引き違いサッシのグレージングチャンネル9は、図1(b),図7(a)に示すように、ガラス間口の底部に沿って配置される底壁部9aと、底壁部9aの左右両端より内周方向に延びる左、右側壁部9b,9bと、左、右側壁部9b,9bの内周端内側に設けられるガラス当接部9c,9cを有している。
そして、グレージングチャンネル9は、底壁部9aの外周面で見込み方向中央位置にグレージングチャンネル9の長手方向に沿って連続するひとつのヒレ片9dが設けられている。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の上框21に配置されることで、図1(a)に示すように、ヒレ片9dが樹脂上框材212の内周壁(見込壁部分)212aの室外側縁に沿って近接し、ヒレ片9dの室内側に樹脂上框材212とグレージングチャンネル9によって断熱空間S21を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の下框22に配置されることで、図1(a)に示すように、ヒレ片9dが樹脂下框材222の室外側に配置され、ヒレ片9dの室内側に樹脂下框材222とグレージングチャンネル9によって断熱空間S22を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の戸先框24に配置されることで、図2に示すように、ヒレ片9dが樹脂戸先框材242の室外側でガラス間口24aの底部に近接し、ヒレ片9dの室内側に樹脂戸先框材242とグレージングチャンネル9によって断熱空間S24を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内、外障子2,3の召合框34,23に配置されることで、図2に示すように、ヒレ片9dが召合框34,23のガラス間口23a,34aの底部に近接し、ヒレ片9dの室内側に断熱空間S23,S34を形成する。
-第2の実施形態-
本実施形態の引き違いサッシのグレージングチャンネル9は、図3(b)に示すように、ガラス間口の底部に沿って配置される底壁部9aと、底壁部9aの左右両端より内周方向に延びる左、右側壁部9b,9bと、左、右側壁部9b,9bの内周端内側に設けられるガラス当接部9c,9cを有しており、底壁部9aの外周面で見込み方向の中央から一方側(室内側)に偏った位置にグレージングチャンネル9の長手方向に沿って連続するひとつのヒレ片9dが設けられている。
本実施形態の引き違いサッシのグレージングチャンネル9は、図3(b)に示すように、ガラス間口の底部に沿って配置される底壁部9aと、底壁部9aの左右両端より内周方向に延びる左、右側壁部9b,9bと、左、右側壁部9b,9bの内周端内側に設けられるガラス当接部9c,9cを有しており、底壁部9aの外周面で見込み方向の中央から一方側(室内側)に偏った位置にグレージングチャンネル9の長手方向に沿って連続するひとつのヒレ片9dが設けられている。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の上框21にヒレ片9dを室内側に偏らせて配置されることで、図3(a)に示すように、ヒレ片9dが樹脂上框材212の内周壁(見込壁部分)212aの室外側に近接し、ヒレ片9dの室内側に樹脂上框材212とグレージングチャンネル9によって断熱空間S21を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の下框22にヒレ片9dを室内側に偏らせて配置されることで、図3(a)に示すように、ヒレ片9dが樹脂下框材222の内周壁(見込壁部分)222aの室外側縁に沿って近接し、ヒレ片9dの室内側に樹脂下框材222とグレージングチャンネル9によって断熱空間S22を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の戸先框24にヒレ片9dを室内側に偏らせて配置されることで、図4に示すように、ヒレ片9dが樹脂戸先框材242の内周壁(見込壁部分)242aの室外側縁に沿って近接し、ヒレ片9dの室内側に樹脂戸先框材242とグレージングチャンネル9によって断熱空間S24を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内、外障子2,3の召合框23,34にヒレ片9dを室内側に偏らせて配置されることで、図4に示すように、ヒレ片9dが召合框34,23のガラス間口23a,34aの底部に近接し、ヒレ片9dの室内側に断熱空間S23,S34を形成する。
-第3の実施形態-
本実施形態の引き違いサッシのグレージングチャンネル9は、図5(b),図7(b)に示すように、ガラス間口の底部に沿って配置される底壁部9aと、底壁部9aの左右両端より内周方向に延びる左、右側壁部9b,9bと、左、右側壁部9b,9bの内周端内側に設けられるガラス当接部9c,9cを有しており、底壁部9aの外周面に長手方向に沿って連続する4つのヒレ片9d,9eが設けられている。
本実施形態の引き違いサッシのグレージングチャンネル9は、図5(b),図7(b)に示すように、ガラス間口の底部に沿って配置される底壁部9aと、底壁部9aの左右両端より内周方向に延びる左、右側壁部9b,9bと、左、右側壁部9b,9bの内周端内側に設けられるガラス当接部9c,9cを有しており、底壁部9aの外周面に長手方向に沿って連続する4つのヒレ片9d,9eが設けられている。
グレージングチャンネル9の4つのヒレ片9d,9eは、底壁部9aの外周面で見込み方向の中央線を挟んで中央寄りに設けられる二つの中央寄りヒレ片9d,9dと、中央線を挟んで中央寄りヒレ片9d,9dの外側に設けられる二つの側壁寄りヒレ片9e,9eとからなり、左右対称に設けられている。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の上框21に配置されることで、図5(a)に示すように、室内側の中央寄りヒレ片9dが樹脂上框材212の内周壁(見込壁部分)212aの室外側の内周面に近接し、室内側の側壁寄りヒレ片9eが樹脂上框材212の内周壁212aの室内側の内周面に近接し、中央寄りヒレ片9dの室内側に樹脂上框材212とグレージングチャンネル9によって見付け方向に連続する複数の断熱空間S21を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の下框22に配置されることで、図5(a)に示すように、室内側の中央寄りヒレ片9dが樹脂下框材222の内周壁(見込壁部分)222aの室外側縁に沿って近接し、室内側の側壁寄りヒレ片9eが樹脂下框材222の内周壁222aの室内側の内周面に近接し、中央寄りヒレ片9dの室内側に樹脂下框材222とグレージングチャンネル9によって見付け方向に連続する複数の断熱空間S22を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2(外障子3も同様)の戸先框24に配置されることで、図6に示すように、室内側の中央寄りヒレ片9dが樹脂戸先框材242の内周壁(見込壁部分)242aの室外側縁に沿って近接し、室内側の側壁寄りヒレ片9eが樹脂戸先框材242の内周壁242aの室内側の内周面に近接し、ヒレ片9dの室内側に樹脂戸先框材242とグレージングチャンネル9によって見付け方向に連続する複数の断熱空間S24を形成する。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、内障子2の召合框23に配置されることで、図6に示すように、室内側の中央寄りヒレ片9dがガラス間口23aの底部に近接し、室内側の側壁寄りヒレ片9eが樹脂召合框材232の内周壁(見込壁部分)232aの室外側縁に沿って近接し、側壁寄りヒレ片9eの室内側に樹脂召合框材232とグレージングチャンネル9によって断熱空間S23を形成する。
そして、中央寄りヒレ片9d及び側壁寄りヒレ片9eが召合框23のガラス間口23aの底部に近接することで、グレージングチャンネル9の外周側の空間を複数に分断している。
そして、中央寄りヒレ片9d及び側壁寄りヒレ片9eが召合框23のガラス間口23aの底部に近接することで、グレージングチャンネル9の外周側の空間を複数に分断している。
本実施形態のグレージングチャンネル9は、外障子3の召合框34に配置されることで、図6に示すように、中央寄りヒレ片9d及び側壁寄りヒレ片9eがガラス間口34aの底部に近接し、グレージングチャンネル9の外周側の空間を複数に分断している。
以上のように、各実施形態のサッシは、グレージングチャンネルの外周面に長手方向に連続する少なくともひとつのヒレ片を設けており、ヒレ片をガラス間口の底部に近接させることで、ガラス間口とグレージングチャンネルとの間に断熱空間を形成することができ、ガラス間口における空気の対流を抑制することができる。
特に、グレージングチャンネルのヒレ片をガラス間口の底部を形成する樹脂枠材の内周壁(見込壁)に近接させることで、ヒレ片の室内側に樹脂材料からなる部材によって囲まれる断熱空間を形成することができ、断熱性能をさらに向上させることができる。
さらに、グレージングチャンネルのヒレ片をガラス間口の底部を形成する樹脂枠材の内周壁(見込壁)の室外側端縁に近接させることで、樹脂材料からなる部材によって囲まれる断熱空間を大きく形成することができ、さらに断熱性能を向上させることができる。
また、グレージングチャンネルのヒレ片を見込み方向に複数並べて設けることで、ガラス間口とグレージングチャンネルとの間に見込み方向に並ぶ複数の断熱空間を形成することができ、さらに断熱性能を向上させることができる。
なお、本実施形態のグレージングチャンネルは、ガラス間口にスムーズ(抵抗無く)に嵌め込むためにヒレ片をガラス間口の底部に近接させているが、グレージングチャンネルの嵌め込みに支障を及ぼさない範囲でヒレ片をガラス間口の底部に当接させてもよい。
また、グレージングチャンネルの外周面に設けるヒレ片の数や位置は、限定されるものではない。
また、グレージングチャンネルを取り付ける建具は、引き違い窓に限定されるものではなく、パネル体を取り付ける窓であればFIX窓、開き窓等どのような窓種にも採用することができる。
以上の実施形態は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることは言うまでもない。
以上の実施形態は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることは言うまでもない。
2 :内障子
21 :上框(枠材)
21a :ガラス間口
211 :金属上框材(金属枠材)
212 :樹脂上框材(樹脂枠材)
212a :内周壁(見込壁部分)
9 :グレージングチャンネル
9d :ヒレ片
S21 :断熱空間
21 :上框(枠材)
21a :ガラス間口
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212 :樹脂上框材(樹脂枠材)
212a :内周壁(見込壁部分)
9 :グレージングチャンネル
9d :ヒレ片
S21 :断熱空間
Claims (1)
- ガラス間口を有する枠材と、枠材のガラス間口内に配置されるグレージングチャンネルと、パネル体を備え、
枠材は、金属枠材の室内側に樹脂枠材を取り付けてなり、
グレージングチャンネルは、外周面に長手方向に連続する少なくともひとつのヒレ片を有し、
ヒレ片は、枠材のガラス間口の底部を形成する樹脂枠材の見込壁部分に当接または近接しているサッシ。
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