JP2023046058A - 電池診断装置、プログラムおよび電池診断方法 - Google Patents
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Abstract
Description
電池診断装置は、蓄電池の稼働情報として温度および充電率の時系列データ(実測値データ)を取得して、最も頻度が高い温度および充電率を当該蓄電池の稼働状態とする。電池診断装置は、蓄電池の稼働状態と、劣化リスク(劣化速度)との関連を示す診断テーブル(診断情報データベース)を参照して、当該蓄電池の劣化リスクを診断する。
このようにすることで、電池診断装置は、劣化特性が未知の蓄電池に対しても、稼働情報に基づいて診断テーブルを更新することで、高い精度で劣化リスクを診断することができるようになる。
図1は、第1実施形態に係る電池診断装置100を含む運行管理システム10の全体構成図である。運行管理システム10は、運行管理装置210、電池診断装置100、充電器230、および管理対象である電動車両220を含んで構成される。運行管理装置210、電池診断装置100、充電器230、および電動車両220は、ネットワーク280を介して相互に通信可能である。
電動車両220は、通信装置221、制御装置222、バッテリ223、インバータ/モータ224、および車両側充電コネクタ225(車側インレット)を含んで構成される。バッテリ223は、電圧が3.5~4.2V程度の単電池を直列もしくは並列に接続した多直列多並列電池、および電池制御装置を含んで構成される。電池制御装置は、充放電中の電流や電圧を監視するとともに電池の充電率(SOC、State Of Charge)や劣化率(SOH(State of Health)、初期状態における電池容量と劣化後における電池容量との比)を算出する。バッテリ223は、電動車両220の駆動力を生成するインバータ/モータ224と接続される。バッテリ223には、充電器230から電力供給を受けるための車両側充電コネクタ225が接続されている。
通信装置221は、制御装置222から受信したバッテリ223の稼働情報や劣化率を電池診断装置100に送信する。
充電器230は、通信装置231、充電制御装置232、充電回路233、および充電器側充電プラグ235を含んで構成される。充電回路233は、充電制御装置232が決定した充電電流を基に、バッテリ223へ充電電力を供給する。
通信装置231は、充電制御装置232が収集した充電中の電流、電圧、充電率に関する情報を電池診断装置100に送信する。
図2は、第1実施形態に係る電池診断装置100の機能ブロック図である。電池診断装置100はコンピュータであって、制御部110、記憶部120、および入出力部180を備える。入出力部180には、ディスプレイやキーボード、マウスなどのユーザインターフェイス機器が接続される。また、入出力部180は通信デバイスを備え、運行管理装置210他とのデータ送受信が可能である。
記憶部120は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、SSD(Solid State Drive)などの記憶機器を含んで構成される。記憶部120には、電池情報データベース130、稼働状態データベース140、劣化特性情報150、診断テーブル160、およびプログラム128が記憶される。
図3は、第1実施形態に係る稼働状態データベース140に記憶される稼働状態テーブル141のデータ構成図である。稼働状態テーブル141は、電動車両220が搭載するバッテリ223それぞれに対して作成され、バッテリ223の稼働状況を示す。稼働状態テーブル141の横軸(列)の0・10・…・100は充電率であり、縦軸(行)の-30・-10・…・60は温度である。
図4は、第1実施形態に係る劣化特性情報150を説明するためのグラフ310である。劣化特性情報150は、バッテリ223の劣化速度を示す情報であり、稼働状態ごとのバッテリ223の使用開始からの経過時間または充放電総量と、劣化率との関係(劣化曲線)および劣化リスクを示す。なおバッテリ223の稼働状態とは、最高頻度の充電率と温度との組み合わせであり、稼働状態テーブル141の最大値となるセルの充電率と温度との組み合わせである。以下、後記するグラフ320,330,340,350,360,370を含め、グラフ310の横軸となる使用開始からの経過時間または充放電総量を単に時間とも記す。劣化曲線は、時間と劣化率との関係を示すテーブルであってもよい。
なお、劣化速度が速いほど使用可能期間は短くなり、劣化速度が遅いほど使用可能期間は長くなるので、劣化速度をバッテリ223の寿命の指標と見なすこともできる。このため、劣化速度を寿命に対するリスクと見なして、劣化リスクとも記す。例えば、バッテリ223の稼働状態が高充電率で高温であるのは、劣化リスク大である。また、劣化曲線311,312,313の劣化リスクは、それぞれ小/中/大(低/中/高)である。
図5は、第1実施形態に係る診断テーブル161のデータ構成図である。診断テーブル160とは、診断テーブル161,162,163(後記する図7、図9参照)を含めた診断テーブルの総称である。図5記載の診断テーブル161は、初期状態の診断テーブル160である。診断テーブル160は、バッテリ223の稼働状態と劣化リスク(劣化速度)との関連を示す。診断テーブル160の横軸(列)の0・10・…・100は充電率であり、縦軸(行)の-30・-10・…・60は温度である。セルの値は、バッテリ223の稼働状態が当該セルの充電率および温度である場合の劣化リスクであって、0/1/2はそれぞれ劣化リスク小/中/大を示す。例えば、充電率が60%台で温度が40度付近である稼働状態のバッテリ223の劣化リスクは中(「1」)である。
図2に戻って、制御部110を説明する。制御部110は、CPU(Central Processing Unit)を含んで構成され、データ分析部111、診断テーブル更新部112、および診断部113が備わる。
データ分析部111は、電池情報データベース130に記憶されるそれぞれのバッテリ223の稼働情報に基づいて稼働状態テーブル141(図3参照)を生成して、稼働状態データベース140に格納する。データ分析部111は、電池情報データベース130にあるバッテリ223それぞれの稼働情報である時系列のデータについて、データが示す充電率と温度に該当するデータの総数を、該当するセルに格納する。
診断テーブル更新部112は、電池情報データベース130にあるデータ(実測値)に基づいて診断テーブル160を更新する。図6は、第1実施形態に係る診断テーブル160の更新を説明するためのグラフ320である。グラフ320に記載の実線・破線・点線の劣化曲線は、図4記載の劣化曲線313,312,311と同様であって、劣化速度(劣化リスク)は高、中、低である。
一点鎖線331で囲われた円は、充電率が90%台、温度が60度付近を稼働状態とするバッテリ223の劣化率の実測値を示す。診断テーブル161(図5参照)によれば、バッテリ223の劣化速度(劣化リスク)は大であり、実線の劣化曲線で示される劣化速度が想定されていた。しかしながら、実測値では劣化速度が高の実線の劣化曲線ではなく破線の劣化曲線に近く、バッテリ223の劣化速度は中である。このように診断テーブル160が示す劣化速度が実測値と異なるので、診断テーブル更新部112は、診断テーブル160を更新する。
図2に戻って、制御部110の説明を続ける。診断部113は、バッテリ223の稼働状態を基に診断テーブル160(診断情報データベース)を参照して、バッテリ223の劣化リスク(劣化速度)を診断する。詳しくは、診断部113は診断テーブル160のなかでバッテリ223の稼働状態の劣化リスクを、バッテリ223の診断結果として出力する。なお、診断部113が参照するのは、最新の診断テーブル160である。
図10は、第1実施形態に係る診断テーブル更新処理のフローチャートである。診断テーブル更新処理は所定のタイミング、例えば周期的に実行される。
ステップS11において診断テーブル更新部112は、バッテリ223ごとにステップS12~S14の処理を繰り返す。
ステップS12においてデータ分析部111は、バッテリ223の稼働状態テーブル141を生成する。
ステップS14において診断テーブル更新部112は、診断テーブル160を更新する(図6~図9参照)。
図11は、第1実施形態に係る診断処理のフローチャートである。診断処理は、所定のタイミング、例えば周期的に実行されたり、運行管理装置210が運行計画を立てるタイミングで実行されたりする。
ステップS21においてデータ分析部111は、診断対象となるバッテリ223の稼働状態テーブル141を生成する。
ステップS23において診断部113は、診断テーブル160のなかでステップS22に特定した稼働状態の劣化リスクを取得して、バッテリ223の劣化リスクとして出力する。
電池診断装置100は、バッテリ223の稼働状態を特定して(ステップS22参照)診断テーブル160を参照して劣化リスクを出力する(ステップS23参照)。診断テーブル160は、バッテリ223の温度、充電率、劣化率の実測値に基づいて更新される(図10参照)。診断テーブル160の初期状態(図5記載の診断テーブル161参照)では、既存のバッテリの劣化速度を参照して劣化リスクが設定されるため、劣化特性が未知であるバッテリ223の診断の精度が低くなる可能性がある。しかしながら、バッテリ223の実測値を基に診断テーブル160を更新するので、バッテリ223の稼働情報が蓄積されるのに応じて診断の精度が向上する。延いてはバッテリ223の劣化特性に合わせた運行計画が立案できるようになる。
上記した実施形態においてバッテリ223の稼働状態テーブル141のセルで最大値となるセル(稼働データのなかで最も頻度・滞在時間が長い)の充電率・温度が、バッテリ223の稼働状態である(ステップS13,S22参照)。稼働情報(実測値)が散らばっている(頻度・滞在時間が複数の充電率・温度条件に広く分布している)場合を考慮して、セルの値で重み付けして稼働状態が特定されるようにしてもよい。例えば、充電率が50・60・70で温度が25・40・60である9つのセルにほぼ等しくデータが散らばっている場合には、稼働状態は充電率が60%で温度が40度であるとしてもよい。
また、診断部113は、劣化リスクが0と1のセルにほぼ等しくデータが散らばっている場合には、劣化リスクが0~1、例えば「1-」と判断してもよい。
第1実施形態では、バッテリ223の劣化因子として充電率および温度に注目しているが、他の劣化因子に基づいて劣化リスクを診断してもよい。第2実施形態において注目する劣化因子は電圧と温度であり、劣化リスクが大きくなるのはリチウム金属析出による特異的劣化が発生する場合である。この意味で、第2実施形態における劣化リスクとは、リチウム金属析出による特異的劣化が発生するリスクとなる。以下、第1実施形態と異なる部分を説明する。
一点鎖線351で囲われた円(〇)は、電圧が4.0V前後、温度が0度付近を稼働状態とするバッテリ223の劣化率の稼働情報(実測値)を示す。初期状態の診断テーブル161A(図15参照)によれば、バッテリ223の劣化リスクは小であり、実線の劣化曲線で示される劣化速度が想定されていた。しかしながら、実測値は時間経過とともに実線の劣化曲線から大きく乖離している。このように診断テーブル160Aおよび劣化特性情報150Aが示す劣化速度(劣化曲線)が実測値と乖離する場合、診断テーブル更新部112Aは、診断テーブル160Aを更新する。
合わせて診断テーブル更新部112Aは、同じ温度で電圧が高い側のセルについても、電圧が高い場合には特異的劣化が発生しやすくなることを考慮して、0から1に更新する。図17では、このように実測値からの推定により更新されたセルを太い破線の枠で示している。また診断テーブル更新部112Aは、同じ電圧で温度が低い側のセルについても、温度が低い場合には特異的劣化が発生しやすくなることを考慮して、0から1に更新してもよい。
第2実施形態における電池診断装置100Aは、バッテリ223の稼働状態として温度および電圧に基づくことで、リチウム金属析出による特異的劣化を考慮した劣化リスクを出力する。診断テーブル160Aは、バッテリ223の温度、電圧、劣化率の実測値に基づいて更新される。診断テーブル160Aの初期状態(図15記載の診断テーブル161A参照)では、既存のバッテリの劣化速度を参照して劣化リスクが設定されるため、劣化特性が未知であるバッテリ223の診断の精度が低くなる可能性がある。しかしながら、バッテリ223の実測値を基に診断テーブル160Aを更新するので、バッテリ223の稼働情報が蓄積されるのに応じて診断の精度が向上する。
バッテリ223の劣化因子として、第1実施形態では充電率および温度に、第2実施形態では電圧および温度に注目している。第3実施形態において注目する劣化因子は電流と温度であり、劣化リスクが大きくなるのは大電流での充電もしくは放電により生じたリチウムイオン濃度の偏りによる特異的劣化が発生する場合である。この意味で、第3実施形態における劣化リスクとは、リチウムイオン濃度の偏りによる特異的劣化が発生するリスクとなる。以下、第1実施形態と異なる部分を説明する。
一点鎖線371で囲われた円(〇)は、電流が±180A前後、温度が0度付近を稼働状態とするバッテリ223の劣化率の稼働情報(実測値)を示す。初期状態の診断テーブル161B(図21参照)によれば、バッテリ223の劣化リスクは小であり、実線の劣化曲線で示される劣化速度が想定されていた。しかしながら、実測値は時間経過とともに実線の劣化曲線から大きく乖離している。このように診断テーブル160Bおよび劣化特性情報150Bが示す劣化速度(劣化曲線)が実測値と乖離する場合、診断テーブル更新部112Bは、診断テーブル160Bを更新する。
合わせて診断テーブル更新部112Bは、同じ温度で電流が多い側のセルについても、電流が多い場合には特異的劣化が発生しやすくなることを考慮して、0から1に更新する。図23では、このように実測値からの推定により更新されたセルを太い破線の枠で示している。また診断テーブル更新部112Bは、同じ電流で温度が低い側のセルについても、温度が低い場合には特異的劣化が発生しやすくなることを考慮して、0から1に更新してもよい。
第3実施形態における電池診断装置100Bは、バッテリ223の稼働状態として温度および電流に基づくことで、リチウムイオン濃度の偏りによる特異的劣化を考慮した劣化リスクを出力する。診断テーブル160Bは、バッテリ223の温度、電流、劣化率の実測値に基づいて更新される。診断テーブル160Bの初期状態(図21記載の診断テーブル161B参照)では、既存のバッテリの劣化速度を参照して劣化リスクが設定されるため、劣化特性が未知であるバッテリ223の診断の精度が低くなる可能性がある。しかしながら、バッテリ223の実測値を基に診断テーブル160Bを更新するので、バッテリ223の稼働情報が蓄積されるのに応じて診断の精度が向上する。
バッテリ223の劣化因子は、第1実施形態では温度と充電率であり、第2実施形態では温度と電圧、第3実施形態では温度と電流である。3つ以上の劣化因子を組み合わせてもよい。例えば劣化因子を温度と充電率と電流としてもよい。データ分析部111は、バッテリ223の稼働情報から、この3軸の稼働状態テーブルを生成する。また、診断テーブル更新部112は、この3軸の診断テーブルを更新するようにしてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。例えば、電池情報データベース130や稼働状態データベース140、劣化特性情報150、診断テーブル160は、記憶部120に記憶されるが、電池診断装置100とは異なる装置、例えばクラウドにあるストレージに記憶されてもよい。上記した実施形態では、電池診断装置100,100A,100Bが診断テーブル更新部112,112A,112Bと診断部113,113A,113Bとを備えるが、別の装置が備えるようにしてもよい。
111,111A,111B データ分析部
112,112A,112B 診断テーブル更新部(診断情報更新部)
113,113A,113B 診断部
130 電池情報データベース(稼働情報)
150,150A,150B 劣化特性情報
160,160A,160B,161,161A,161B,162,162A,162B,163 診断テーブル(診断情報データベース)
223 バッテリ(蓄電池)
310,320,330,340,350,360,370 グラフ(劣化曲線のグラフ)
311,312,313,341,342,361,362 劣化曲線
Claims (10)
- 蓄電池の時系列の稼働情報と当該蓄電池の劣化率とを基に、前記蓄電池の稼働状態と当該蓄電池の劣化リスクとを関連付けて記憶する診断情報データベースを更新する診断情報更新部と、
前記蓄電池の稼働状態を基に、前記診断情報データベースを参照して当該蓄電池の劣化リスクを診断する診断部とを備える
ことを特徴とする電池診断装置。 - 前記蓄電池の稼働状態は、充電率、温度、電流、電圧のうち何れか2つ以上で示される
ことを特徴とする請求項1に記載の電池診断装置。 - 前記蓄電池の劣化率は、当該蓄電池の容量の使用開始時との比、当該蓄電池の内部抵抗の使用開始時との比のうち何れか1つ以上で示される
ことを特徴とする請求項1に記載の電池診断装置。 - 前記診断情報更新部は、
前記蓄電池の稼働状態、前記蓄電池の使用時間経過または充放電総量に伴う劣化率の変化を示す劣化曲線、および劣化リスクを関連付けて記憶する劣化特性情報を参照し、
前記診断情報データベースが示す前記蓄電池の稼働状態に対応する劣化曲線との乖離よりも小さい乖離となる劣化曲線がある場合には、
前記診断情報データベースが示す当該蓄電池の稼働状態の劣化リスクを、当該劣化曲線に対応する劣化リスクに更新する
ことを特徴とする請求項1に記載の電池診断装置。 - 前記蓄電池の稼働状態は、充電率と温度で示され、
前記診断情報更新部は、
前記蓄電池の稼働状態に対応する劣化リスクを小さくなるように更新した場合には、前記蓄電池の稼働状態より充電率が低い稼働状態、および、前記蓄電池の稼働状態より温度が低い稼働状態に対応する劣化リスクを小さくなるように更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の電池診断装置。 - 前記蓄電池の稼働状態は、充電率と温度で示され、
前記診断情報更新部は、
前記蓄電池の稼働状態に対応する劣化リスクを大きくなるように更新した場合には、前記蓄電池の稼働状態より充電率が高い稼働状態、および、前記蓄電池の稼働状態より温度が高い稼働状態に対応する劣化リスクを大きくなるように更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の電池診断装置。 - 前記蓄電池の稼働状態は、電圧と温度で示され、
前記診断情報更新部は、
前記蓄電池の稼働状態に対応する劣化リスクを大きくなるように更新した場合に、前記蓄電池の稼働状態より電圧が高い稼働状態、および、前記蓄電池の稼働状態より温度が低い稼働状態に対応する劣化リスクを大きくなるように更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の電池診断装置。 - 前記蓄電池の稼働状態は、電流と温度で示され、
前記診断情報更新部は、
前記蓄電池の稼働状態に対応する劣化リスクを大きくなるように更新した場合に、前記蓄電池の稼働状態より電流が多い稼働状態、および、前記蓄電池の稼働状態より温度が低い稼働状態に対応する劣化リスクを大きくなるように更新する
ことを特徴とする請求項4に記載の電池診断装置。 - コンピュータを、
蓄電池の時系列の稼働情報と当該蓄電池の劣化率とを基に、前記蓄電池の稼働状態と当該蓄電池の劣化リスクとを関連付けて記憶する診断情報データベースを更新する診断情報更新部と、
前記蓄電池の稼働状態を基に、前記診断情報データベースを参照して当該蓄電池の劣化リスクを診断する診断部とを備える電池診断装置として機能させるための
プログラム。 - 電池診断装置が、
蓄電池の時系列の稼働情報と当該蓄電池の劣化率とを基に、前記蓄電池の稼働状態と当該蓄電池の劣化リスクとを関連付けて記憶する診断情報データベースを更新するステップと、
前記蓄電池の稼働状態を基に、前記診断情報データベースを参照して当該蓄電池の劣化リスクを診断するステップとを実行する
電池診断方法。
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