JP2023044919A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、表示部に表示された情報から、設定値により実行される機能の内容をユーザに識別させることを目的とする。【解決手段】プロセッサを備え、前記プロセッサは、予め定めた機能の設定値の設定を受付け、受付けた前記設定の前記設定値に応じて決定した、前記設定値により実行される前記予め定めた機能の内容を識別可能な識別情報を表示部に表示させる。【選択図】図1
Description
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ジョブの設定履歴が選択されたことに従って、選択された設定履歴に対応するジョブの設定をよく使う設定として登録する指示を受け付ける技術が開示されている。
従来、画像形成装置では、コピー、スキャン、及びFAX等の予め定めた各種機能に対して、カラーモード、解像度、及び送信先等の設定値を設定することができる。このとき、当該設定値を設定する場合は、設定値により実行される各種機能の内容を識別できるように名称等の識別情報を表示することが望ましい。
ここで、識別情報として、全ての設定値を文字列で表示する場合は、表示した文字が小さくなり、当該文字列から設定値により実行される各種機能の内容を識別できないおそれがある。また、識別情報として、表示する文字を小さくせず、設定値の一部のみを文字列で表示する場合は、当該文字列の情報だけでは設定値により実行される各種機能の内容を識別できないおそれがある。
そこで、本発明は、表示部に表示された情報から、設定値により実行される機能の内容をユーザに識別させることを目的とする。
第1の態様の情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、予め定めた機能の設定値の設定を受付け、受付けた前記設定の前記設定値に応じて決定した、前記設定値により実行される前記予め定めた機能の内容を識別可能な識別情報を表示部に表示させる。
第2の態様の情報処理装置は、第1の態様の情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記識別情報として、前記予め定めた機能の種類、前記設定値を使用する目的を示す使用目的、及び前記設定の前記設定値を示す設定項目の少なくとも1つを前記表示部に文字で表示させる。
第3の態様の情報処理装置は、第2の態様の情報処理装置であって、前記識別情報は、前記予め定めた機能の種類、前記使用目的、及び前記設定項目を含み、前記プロセッサは、前記表示部の予め定めた方向における先頭に前記予め定めた機能の種類を表示させる。
第4の態様の情報処理装置は、第1の態様の情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記識別情報として、前記予め定めた機能の種類、及び前記設定の前記設定値を示す設定項目の少なくとも1つを前記表示部にアイコンで表示させる。
第5の態様の情報処理装置は、第4の態様の情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記識別情報として、前記予め定めた機能の種類を前記表示部にアイコン及び文字で表示させる。
第6の態様の情報処理装置は、第4又は第5の態様の情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記識別情報として、前記予め定めた機能の基準となる前記設定値から前記設定値が変更された前記設定項目を前記表示部にアイコンで表示させる。
第7の態様の情報処理装置は、第1から第6の何れかの態様の情報処理装置であって、前記プロセッサは、前記識別情報を前記表示部の一画面に表示しきれない場合、前記識別情報をカルーセル表示させる。
第8の態様の情報処理プログラムは、コンピュータに、予め定めた機能の設定値の設定を受付け、受付けた前記設定の前記設定値に応じて決定した、前記設定値により実行される前記予め定めた機能の内容を識別可能な識別情報を表示部に表示させる、処理を実行させる。
第1及び第8の態様によれば、表示部に表示された情報から、設定値により実行される機能の内容をユーザに識別させることができる。
第2の態様によれば、表示部に表示された文字から、予め定めた機能の種類、使用目的、及び設定項目の少なくとも1つをユーザに識別させることができる。
第3の態様によれば、表示部の予め定めた方向における先頭以外に予め定めた機能の種類が表示される構成に比べて、表示部に表示された情報から、設定に対応する予め定めた機能をユーザに容易に識別させることができる。
第4の態様によれば、表示部に表示されたアイコンから、予め定めた機能の種類、及び設定項目の少なくとも1つをユーザに識別させることができる。
第5の態様によれば、表示部に表示されたアイコン及び文字から、予め定めた機能の種類をユーザに識別させることができる。
第6の態様によれば、設定の全ての設定値に対応する設定項目が表示される構成に比べて、表示部に表示する情報量を少なくすることができる。
第7の態様によれば、全ての識別情報が表示部の一画面に表示される構成に比べて、各識別情報をユーザに容易に識別させることができる。
以下、本実施の形態に係る情報処理装置の一例である画像形成装置20について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、画像形成装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1は、画像形成装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置20は、画像形成装置20の動作を制御する制御部30を備えている。この制御部30は、CPU31(=Central Processing Unit)、ROM32(=Read Only Memory)、RAM33(=Random Access Memory)、及び入出力インターフェース34(=I/O)がバス35を介して相互に通信可能に接続されている。
CPU31は、中央演算処理ユニットであり、各種プログラムを実行したり、各部を制御したりする。すなわち、CPU31は、ROM32又は後述する記憶部36からプログラムを読み出し、RAM33を作業領域としてプログラムを実行する。CPU31は、ROM32又は記憶部36に記録されているプログラムにしたがって、上記各構成の制御及び各種の演算処理を行う。CPU31は「プロセッサ」の一例である。
ROM32は、各種プログラム及び各種データを格納する。RAM33は、作業領域として一時的にプログラム又はデータを記憶する。
I/O34には、記憶部36、表示部37、操作部38、原稿読取部39、画像形成部40、及び通信部41が接続されている。これらの各部は、I/O34を介して、CPU31と相互に通信可能とされている。
記憶部36は、HDD(=Hard Disk Drive)、SSD(=Solid State Drive)又はフラッシュメモリ等の記憶装置により構成され、各種プログラム、及び各種データを格納する。第1の実施形態では、記憶部36には、少なくとも後述する表示処理を実行するための情報処理プログラムが記憶されている。なお、情報処理プログラムは、画像形成装置20に予めインストールされていてもよいし、不揮発性の記憶媒体に記憶したり、又は、ネットワークを介して配布したりして、画像形成装置20に適宜インストールしてもよい。不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部37には、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(=Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部37は、タッチパネルを一体的に有している。表示部37は「表示部」の一例である。
操作部38には、テンキー又はスタートキー等の各種の操作キーが設けられている。
表示部37及び操作部38は、画像形成装置20のユーザから各種の指示を受け付ける。この各種の指示には、例えば、原稿の印刷を開始させる指示、及び原稿のコピーを開始させる指示等が含まれる。表示部37は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果、及び処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
表示部37及び操作部38は、画像形成装置20のユーザから各種の指示を受け付ける。この各種の指示には、例えば、原稿の印刷を開始させる指示、及び原稿のコピーを開始させる指示等が含まれる。表示部37は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果、及び処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
原稿読取部39は、画像形成装置20の上部に設けられた図示しない自動原稿送り装置の給紙台に置かれた原稿を1枚ずつ取り込み、取り込んだ原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。あるいは、原稿読取部39は、プラテンガラス等の原稿台に置かれた原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。
画像形成部40は、原稿読取部39による読み取りによって得られた画像情報、又はネットワークを介して接続された外部のPC等から得られた画像情報に基づく画像等を、紙等の記録媒体に形成する。
通信部41は、他の機器と通信するためのインターフェースである。当該通信には、例えば、イーサネット(登録商標)若しくはFDDI等の有線通信の規格、又は、4G、5G、若しくはWi-Fi(登録商標)等の無線通信の規格が用いられる。
上記の情報処理プログラムを実行する際に、画像形成装置20は、上記のハードウェア資源を用いて、当該情報処理プログラムに基づく処理を実行する。
図2は、画像形成装置20による、お気に入り設定の設定値に応じて決定した、当該設定値により実行される各種機能の内容を識別可能な識別情報を表示部37に表示させる表示処理の流れを示すフローチャートである。CPU31が記憶部36から情報処理プログラムを読み出して、RAM33に展開して実行することにより、表示処理が行われる。
各種機能とは、画像形成装置20が提供する機能であり、一例として、プリント、コピー、スキャン、及びFAX等が含まれる。各種機能は「予め定めた機能」の一例である。
お気に入り設定とは、画像形成装置20の各種機能における後述する設定項目に対して、ユーザがよく使う設定値及びユーザのお気に入りの設定値等の任意の設定値を登録する設定である。以下、お気に入り設定に登録された対象を「ピン」と記載する。
第1の実施形態では、お気に入り設定に登録されたピンを使用することで、ピンを使用しない場合に比べて、各種機能を実行するまでのユーザの操作数が少なくなる。具体的には、第1の実施形態では、ピンの一覧を示す一覧画面の中から、ユーザが所望のピンを選択すると、当該ピンの設定値が呼び出され、当該設定値により各種機能が実行される。
識別情報は、ピンの設定値により実行される各種機能の内容を識別可能な情報である。
識別情報は、ピンの設定値により実行される各種機能の内容を識別可能な情報である。
図2に示すステップS10において、CPU31は、一覧画面を表示するための操作である表示操作が行われたか否かを判定し、表示操作が行われたと判定した場合(ステップS10:YES)はステップS11に進む。一方、CPU31により表示操作が行われていないと判定された場合(ステップS10:NO)は、表示操作が行われるまで待機する。一例として、CPU31は、後述する変更画面でアイコン63の操作を受付けた場合、又は後述する設定画面でアイコン68の操作を受付けた場合に、表示操作が行われたと判定する。
ステップS11において、CPU31は、一覧画面を表示部37に表示させる。そして、ステップS12に進む。第1の実施形態では、CPU31は、一覧画面にピン及びピンに対応する識別情報を表示させる。なお、表示部37における一覧画面の表示例については後述する。
ステップS12において、CPU31は、ピンの選択を受付けたか否かを判定し、選択を受付けたと判定した場合(ステップS12:YES)はステップS13に進む。一方、CPU31によりピンの選択を受付けていないと判定された場合(ステップS12:NO)は、選択を受付けるまで待機する。
ステップS13において、CPU31は、ステップS12で選択を受付けたピンの設定値により各種機能を実行する。そして、表示処理を終了する。
次に、画像形成装置20の表示部37に表示される表示例について説明する。
図3(A)は、各種機能における設定項目の設定値の変更が可能な変更画面の表示例を示し、図3(B)は、変更画面で変更された設定値に関する設定を行う設定画面の表示例を示し、図3(C)は、一覧画面の第1の表示例を示している。
図3(A)は、各種機能における設定項目の設定値の変更が可能な変更画面の表示例を示し、図3(B)は、変更画面で変更された設定値に関する設定を行う設定画面の表示例を示し、図3(C)は、一覧画面の第1の表示例を示している。
図3(A)に示す変更画面には、画面上段の第1表示部60と、画面中段の第2表示部61と、画面下段の第3表示部62と、が設けられている。
第1表示部60は、実行予定の各種機能の種類を表示する部分である。図3(A)では、一例として、第1表示部60に「コピー」との文字が表示されている。
第2表示部61は、各種機能の基準となる設定値(以下、「基準設定値」とする)から変更されたピンの設定値を示す設定項目と、各設定項目の設定値とを表示する部分である。ユーザは、変更画面において操作部38に対して予め定めた操作を行うことにより、基準設定値から設定値を変更する。図3(A)では、一例として、第2表示部61に「カラーモード 白黒、Nup 4up」との文字が表示されている。つまり、図3(A)では、設定項目「カラーモード」の設定値が「白黒」であること、設定項目「Nup」の設定値が「4up」であることを示している。
第3表示部62は、各種アイコンを表示する部分である。図3(A)では、一例として、第3表示部62に、アイコン63、アイコン64、アイコン65、及びアイコン66の4つのアイコンが表示されている。
アイコン63は、ユーザによる操作を受付けた場合に、表示部37に一覧画面を表示するためのアイコンである。
アイコン64は、ユーザによる操作を受付けた場合に、表示部37に図示しないホーム画面を表示するためのアイコンである。
アイコン65は、ユーザによる操作を受付けた場合に、表示部37に設定画面を表示するためのアイコンである。
アイコン66は、ユーザによる操作を受付けた場合に、第1表示部60に表示された各種機能を実行するためのアイコンである。
図3(B)に示す設定画面には、アイコン67及びアイコン68の2つのアイコンが表示されている。
アイコン67は、ユーザによる操作を受付けた場合に、変更画面で変更された設定値を基準設定値にリセットするためのアイコンである。
アイコン68は、ユーザによる操作を受付けた場合に、お気に入り設定に変更画面で変更された設定値に応じたピンを登録するためのアイコンである。
ここで、CPU31は、ユーザによるアイコン68の操作を受付けた場合、ピンを登録し、一覧画面に表示させる当該登録したピンの識別情報を決定する。この詳細については後述する。
図3(C)に示す一覧画面には、第4表示部69が設けられている。
第4表示部69は、ピンの一覧を表示する部分である。図3(C)では、一例として、第4表示部69にピンが1つ表示されている。
第4表示部69は、ピンの一覧を表示する部分である。図3(C)では、一例として、第4表示部69にピンが1つ表示されている。
ここで、一覧画面では、ピンに対応する識別情報を表示している。第1の実施形態では、識別情報として、各種機能の種類を文字で示した「機能名70」、ピンの設定値を使用する目的を示す使用目的を文字で示した「使用目的名71」、設定項目を文字で示した「設定項目名72」、及び設定項目をアイコンで示した「アイコン73」を表示部37に表示している。
一例として、図3(C)は、図3(A)に示す変更画面の内容がピンとして登録された場合を示しており、機能名70Aとして「コピー」、使用目的名71Aとして「コスト削減」、設定項目名72Aとして「カラー」、設定項目名72Bとして「Nup」と表示されている。このように、使用目的名71Aには、基準設定値とピンの設定値との差分からどのような目的でユーザがピンを使用するかが表示される。また、設定項目名72Aの上部には、設定項目「カラーモード」に対応するアイコン73Aが表示され、設定項目名72Bの上部には、設定項目「Nup」に対応するアイコン73Bが表示されている。
次に、上記の使用目的と使用目的名71との関係について説明する。
図4は、使用目的と使用目的名71との関係を示す第1の説明図である。詳細は後述するが、CPU31は、ピンの使用目的を決定した後、図4に示す説明図を参照し、決定した使用目的に対応する使用目的名71を識別情報として決定する。
図4は、使用目的と使用目的名71との関係を示す第1の説明図である。詳細は後述するが、CPU31は、ピンの使用目的を決定した後、図4に示す説明図を参照し、決定した使用目的に対応する使用目的名71を識別情報として決定する。
第1の実施形態では、使用目的として、「コスト」、「品質」、及び「セキュリティ」の3つが設けられている。そして、図4に示すように、第1の実施形態では、使用目的が「コスト」の場合は、使用目的名71が「コスト削減」となり、使用目的が「品質」の場合は、使用目的名71が「高品質」となり、使用目的が「セキュリティ」の場合は、使用目的名71が「セキュリティ機能有効」となる。
次に、CPU31によるピンの使用目的の決定方法について説明する。
図5(A)は、コピー用の設定項目と使用目的との関係を示す説明図を示し、図5(B)は、FAX用の設定項目と使用目的との関係を示す説明図を示し、図5(C)は、スキャン用の設定項目と使用目的との関係を示す説明図を示している。図5(A)、図5(B)、及び図5(C)に示す設定項目と使用目的との関係は、画像形成装置20の記憶部36に予め記憶されており、CPU31がピンの識別情報を決定する際に使用される。なお、図5(A)、図5(B)、及び図5(C)の構成は基本的に同様のため、以下では、一例として、図5(B)を用いて、FAX用の設定項目と使用目的との関係について説明する。
図5(A)は、コピー用の設定項目と使用目的との関係を示す説明図を示し、図5(B)は、FAX用の設定項目と使用目的との関係を示す説明図を示し、図5(C)は、スキャン用の設定項目と使用目的との関係を示す説明図を示している。図5(A)、図5(B)、及び図5(C)に示す設定項目と使用目的との関係は、画像形成装置20の記憶部36に予め記憶されており、CPU31がピンの識別情報を決定する際に使用される。なお、図5(A)、図5(B)、及び図5(C)の構成は基本的に同様のため、以下では、一例として、図5(B)を用いて、FAX用の設定項目と使用目的との関係について説明する。
図5(B)に示すように、ユーザが任意に設定値を変更できるFAXの設定項目には、一例として、宛先を設定する「宛先」、FAXを送信する時刻を指定する「時刻指定」、画質を指定する「画質」、送信シートの有無を指定する「送信シート」、濃度を指定する「濃度」、両面にするか否かを指定する「両面」、及び、宛先の確認を行うか否かを指定する「宛先確認」が設けられている。また、FAXにおける使用目的には、一例として、コスト、品質、及びセキュリティが設けられている。
図5(B)において「〇」が表示されたセルは、設定項目と使用目的との関係性が最も高い部分を示している。例えば、設定項目「宛先」は、使用目的「セキュリティ」との関係性が最も高いことを示している。なお、図5に示す設定項目と使用目的との関係は一例であり、図5に示す内容に限られず、設定項目と使用目的との他の関係性を規定してもよい。
ここで、CPU31は、ピンを登録する際に、基準設定値とピンの設定値との差分を抽出する。具体的には、CPU31は、当該差分として、基準設定値から設定値が変更された設定項目と、基準設定値から変更された設定値の内容とを抽出する。そして、CPU31は、抽出した基準設定値とピンの設定値との差分を、予め定めた方法で点数化する。
図6は、FAXの各使用目的に応じて割り当てられた点数を示す説明図である。図6に示す各使用目的に応じて割り当てられた点数は、画像形成装置20の記憶部36に予め記憶されており、CPU31がピンの識別情報を決定する際に使用される。なお、図示を省略しているが、コピー及びスキャンの各使用目的に応じて割り当てられた点数も記憶部36に予め記憶されている。
第1の実施形態では、使用目的の種類に応じて付与される点数を異ならせている。具体的には、図6に示すように、使用目的が「コスト」の場合の点数は「3点」、使用目的が「品質」の場合の点数は「1点」、使用目的が「セキュリティ」の場合の点数は「2点」である。
図7は、基準設定値から変更された設定値を示す第1の説明図である。具体的には、図7は、CPU31が、基準設定値とピンの設定値との差分として、設定項目「宛先」、「画質」、「送信シート」、及び「宛先確認」の設定値を抽出した場合を示している。この場合、CPU31は、識別情報である当該ピンの設定項目を「宛先」、「画質」、「送信シート」、及び「宛先確認」に決定し、識別情報である当該ピンの各種機能の種類を「FAX」に決定する。なお、図7において、CPU31が抽出した基準設定値とピンの設定値との差分に該当する部分は、破線で囲んで示している。
図7に示すように、設定項目「宛先」は、変更前の基準設定値が「なし」、変更後の設定値が「あり」、設定項目「画質」は、基準設定値が「標準」、変更後の設定値が「高画質」、設定項目「送信シート」は、基準設定値が「なし」、変更後の設定値が「あり」、設定項目「宛先確認」は、基準設定値が「なし」、変更後の設定値が「あり」となっている。
このとき、CPU31は、基準設定値とピンの設定値との差分として抽出した設定項目との関係性が最も高い使用目的に割り当てられた点数を使用目的毎に合計する。図7に示す場合、CPU31は、使用目的「コスト」の点数の合計を「0点」と算出し、使用目的「品質」の点数の合計を「2点」と算出し、使用目的「セキュリティ」の点数の合計を「4点」と算出する。
そして、CPU31は、算出した点数の合計が最も高い使用目的を、当該ピンの使用目的に決定する。図7に示す場合、CPU31は、識別情報である当該ピンの使用目的を「セキュリティ」に決定する。また、この場合、CPU31は、図4に示す説明図を参照して、使用目的名71を「セキュリティ機能有効」に決定する。
なお、複数の使用目的の点数の合計が同じになった場合、CPU31は、予め定めた優先度に基づいて、使用目的を決定する。優先度は、「高」、「中」、及び「低」の3種類が設けられており、使用目的の種類に応じて、上記3種類の何れかの優先度が割り当てられている。そして、第1の実施形態では、使用目的「品質」は優先度「低」、使用目的「セキュリティ」は優先度「中」、使用目的「コスト」は「高」に割り当てられている。第1の実施形態では、一例として、ユーザの資源(例:記録媒体及びトナー等)の消費抑制及び各種機能の実行に要するコスト削減等に繋がる使用目的である「コスト」の優先度を最も高くしている。また、第1の実施形態では、一例として、誤送信の抑制及び送信データの秘匿化等に繋がる使用目的である「セキュリティ」の優先度を2番目に高くしている。
ここで、複数の使用目的の点数の合計が同じになった場合、CPU31は、上記の複数の使用目的のうち、最も優先度が高い使用目的を当該ピンの使用目的に決定する。例えば、上記の複数の使用目的として、使用目的「セキュリティ」と「品質」との点数の合計が同じになった場合、CPU31は、優先度が高い「セキュリティ」を当該ピンの使用目的に決定する。
なお、上記の使用目的と優先度との関係は一例であり、上記以外の他の優先度を付けてもよい。例えば、使用目的「品質」を優先度「低」、使用目的「コスト」を優先度「中」、使用目的「セキュリティ」を「高」に割り当ててもよい。また、各種機能の種類に応じて、各優先度に対応する使用目的を異ならせてもよい。
次に、図7に示す基準設定値とピンの設定値との差分に基づくピンが登録された場合における一覧画面の表示例について説明する。
図8(A)は、一覧画面の第2の表示例を示し、図8(B)は、一覧画面の第3の表示例を示している。
図8(A)に示す第4表示部69には、識別情報として、機能名70B、使用目的名71B、設定項目名72C-72E、及びアイコン73C-73Eが表示されている。第1の実施形態では、アイコン73のみだと設定項目をユーザが識別できないおそれがあるため、設定項目の項目名を設定項目名72で表示した上で、設定項目名72に対応するアイコン73を表示している。
一例として、図8(A)では、機能名70Bとして「FAX」、使用目的名71Bとして「セキュリティ機能有効」、設定項目名72Cとして「宛先」、設定項目名72Dとして「確認」、設定項目名72Eとして「画質」と表示されている。また、設定項目名72Cの上部には、設定項目「宛先」に対応するアイコン73Cが表示され、設定項目名72Dの上部には、設定項目「宛先確認」に対応するアイコン73Dが表示され、設定項目名72Eの上部には、設定項目「画質」に対応するアイコン73Eが表示されている。
ここで、第1の実施形態では、一覧画面において、CPU31が、基準設定値から設定値が変更された設定項目のうち、優先度が高い上位3つの設定項目を優先して表示部37に表示する。第1の実施形態では、表示部37の一画面に表示可能な設定項目は3つとなっている。設定項目の優先度は、最も関係性が高い使用目的の種類に応じて、「高」、「中」、「低」の何れかが割り当てられている。第1の実施形態では、最も関係性が高い使用目的の種類が「品質」である設定項目の優先度は「低」、最も関係性が高い使用目的の種類が「セキュリティ」である設定項目の優先度は「中」、最も関係性が高い使用目的の種類が「コスト」である設定項目の優先度は「高」に割り当てられている。
そのため、CPU31は、図8に示すピンの設定項目である「宛先」、「画質」、「送信シート」、及び「宛先確認」のうち、優先度が「中」の「宛先」及び「宛先確認」の双方と、優先度が「低」の「画質」及び「送信シート」の一方(例:画質)とを、「画質」及び「送信シート」の他方(例:送信シート)に優先して、図8(A)に示す一覧画面の初期画面に表示させている。
ここで、第1の実施形態では、優先度が4番目以降の設定項目は、表示部37の一画面に表示しきれないため、CPU31は、設定項目をカルーセル表示させる。カルーセル表示は、予め定めた時間が経過することにより、表示部37に表示させる設定項目名72及びアイコン73を入れ替える表示態様である。
図8(B)に示す第4表示部69には、識別情報として、機能名70B、使用目的名71B、設定項目名72F、及びアイコン73Fが表示されている。この図8(B)に示す表示例は、図8(A)に示す表示例を表示部37に表示してから予め定めた時間が経過した後の状態を示している。
一例として、図8(B)では、機能名70Bとして「FAX」、使用目的名71Bとして「セキュリティ機能有効」、設定項目名72Fとして「シート」と表示されている。また、設定項目名72Fの上部には、設定項目「送信シート」に対応するアイコン73Fが表示されている。
なお、CPU31は、設定項目名72F及びアイコン73Fを表示部37に表示させてから予め定めた時間が経過した後、表示部37に表示させる設定項目名72及びアイコン73を入れ替えて、再度設定項目名72C-72E及びアイコン73C-73Eを表示させる。
図9は、カルーセル表示の第1の説明図である。第1の実施形態では、表示部37に表示させる設定項目をページ単位で管理しており、図9では、一例として、1ページ目及び2ページ目の設定項目を示している。
まず、CPU31は、識別情報として、機能名70及び使用目的名71と、設定項目名72C-72E及びアイコン73C-73Eとを表示部37に表示させる。そして、CPU31は、設定項目名72C-72E及びアイコン73C-73Eを表示部37に表示させてから予め定めた時間が経過した後、表示部37に表示させる設定項目名72及びアイコン73を入れ替えて、設定項目名72F及びアイコン73Fを表示させる。このとき、CPU31は、表示部37の幅方向における先頭、一例として、左端に機能名70及び使用目的名71を固定で表示させる。つまり、CPU31は、表示部37に表示させる設定項目名72及びアイコン73を入れ替えても、機能名70及び使用目的名71は表示部37の左端に表示し続ける。なお、幅方向は「予め定めた方向」の一例であり、左端は「先頭」の一例である。
また、第1の実施形態では、カルーセル表示させる設定項目のページ数が多いと、CPU31の負担が大きくなるため、当該ページ数の上限を2ページとしている。ただし、カルーセル表示させるページ数の上限は2ページに限られず、3ページ以上としてもよい。
上記のように、第1の実施形態では、識別情報として、設定項目をアイコン及び文字で表示部37に表示している。以下、設定項目におけるアイコン及び文字の関係について説明する。
図10は、設定項目「送信シート」の識別情報の表示例である。図10に示すように、設定項目「送信シート」は、識別情報として、「シート」との文字で示す設定項目名72Fと、当該設定項目名72Fの上部に表示されたアイコン73Fとを備えている。
ここで、CPU31は、アイコン73の幅に収まるように設定項目名72の文字サイズを調整する。また、CPU31は、アイコン73の幅に収まる設定項目名72の文字サイズが予め定めたサイズよりも小さくなる場合には、設定項目名72Fの文字列を短縮して表示部37に表示させる。図10に示す設定項目「送信シート」は、設定項目名72Fの文字列が「送信シート」から「シート」に短縮されている。なお、設定項目名72の文字列を短縮した短縮形は設定項目名72の種類に応じて予め定められている。そして、CPU31により、設定項目名72の文字サイズが調整された結果、図10では、アイコン73Fの幅W1に設定項目名72Fの文字サイズW2が収まっている。
上記のように、画像形成装置20では、各種機能に対して、カラーモード、宛先、及び画質等の設定項目に応じた設定値を設定することができる。このとき、当該設定値を設定する場合は、設定値により実行される各種機能の内容を識別できるように名称等の識別情報を表示することが望ましい。
ここで、識別情報を画像形成装置20の表示部37に表示する場合には、以下のような問題が想定される。例えば、識別情報として、ピンの名称を文字列で表示部37に表示する場合、ピンの名称が長いと全ての文字列を一画面に表示しきれず、一画面の文字列からでは設定値により実行される各種機能の内容を識別できないおそれがある。また、表示部37に表示する文字を小さくして、ピンの名称の全ての文字列を一画面に表示することも想定できるが、この場合は、表示した文字が小さくなり、当該文字列から設定値により実行される各種機能の内容を識別できないおそれがある。
これに対し、第1の実施形態では、CPU31が、画像形成装置20のお気に入り設定を受付ける。そして、CPU31は、受付けたお気に入り設定におけるピンの設定値に応じて決定した、当該ピンの設定値により実行される各種機能の内容を識別可能な識別情報を表示部37に表示させる。上記の各種機能の内容には、各種機能の種類、ピンの使用目的、及びピンの設定項目が含まれる。これにより、第1の実施形態によれば、表示部37に表示された識別情報から、設定値により実行される画像形成装置20の各種機能の内容をユーザに識別させることができる。また、第1の実施形態では、人手を介さず、CPU31がピンの識別情報を決定して表示部37に表示させるため、ユーザが識別情報を入力する手間を削減できる。例えば、上記のお気に入り設定を複数のユーザで共有して使用する場合は、全てのユーザが設定値により実行される各種機能の内容を識別できるような識別情報を入力しなければならないが、第1の実施形態の構成によれば、ユーザに識別情報を入力する作業負担が生じることがない。
そして、第1の実施形態では、CPU31が、識別情報として、各種機能の種類及びピンの使用目的を表示部37に文字で表示させ、ピンの設定項目を表示部37にアイコン及び文字で表示させる。これにより、第1の実施形態によれば、表示部37に表示された文字から、各種機能の種類及びピンの使用目的をユーザに識別させ、表示部37に表示されたアイコン及び文字から、ピンの設定項目をユーザに識別させることができる。
また、第1の実施形態では、CPU31が、識別情報として、画像形成装置20の各種機能の基準設定値から設定値が変更された設定項目を表示部37にアイコン及び文字で表示させる。これにより、第1の実施形態によれば、お気に入り設定におけるピンの全ての設定値に対応する設定項目が表示される構成に比べて、表示部37に表示する情報量を少なくすることができる。
また、第1の実施形態では、CPU31が、表示部37の幅方向における先頭、一例として、左端に各種機能の種類及びピンの使用目的を文字で表示させている。第1の実施形態では、ピンを見たユーザに少なくとも当該ピンが何れの各種機能に対応するかを通知するために、各種機能の種類を表示部37の幅方向における先頭に表示している。これにより、第1の実施形態によれば、表示部37の幅方向における先頭以外に各種機能の種類が表示される構成に比べて、表示部37に表示された識別情報から、お気に入り設定における各ピンに対応する各種機能をユーザに容易に識別させることができる。
また、第1の実施形態では、CPU31が、識別情報の設定項目を表示部37の一画面に表示しきれない場合、当該設定項目をカルーセル表示させる。設定項目を表示部37の一画面に表示しきれない場合とは、基準設定値から設定値が変更された設定項目の数が、予め定めた表示部37の一画面における設定項目の表示可能数を超える場合である。第1の実施形態では、設定項目をカルーセル表示させることで、基準設定値から設定値が変更された全ての設定項目をユーザに識別させることができる。そして、第1の実施形態によれば、全ての設定項目が表示部37の一画面に表示される構成に比べて、各設定項目をユーザに容易に識別させることができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について、他の実施形態との重複部分を省略又は簡略しつつ説明する。
次に、第2の実施形態について、他の実施形態との重複部分を省略又は簡略しつつ説明する。
図11(A)は、変更画面の表示例を示し、図11(B)は、設定画面の表示例を示し、図11(C)は、一覧画面の第4の表示例を示している。なお、図11(A)の変更画面及び図11(B)の設定画面はそれぞれ、図3(A)の変更画面及び図3(B)の設定画面と同様のため、説明を省略する。
図11(C)に示す第4表示部69には、識別情報として、機能名70A、アイコン76、設定項目名72A-72B、及びアイコン73A-73Bが表示されている。
一例として、図11(C)では、機能名70Aとして「コピー」、設定項目名72Aとして「カラー」、設定項目名72Bとして「Nup」と表示されている。また、機能名70Aの上部には、各種機能「コピー」に対応するアイコン76が表示され、設定項目名72Aの上部には、設定項目「カラーモード」に対応するアイコン73Aが表示され、設定項目名72Bの上部には、設定項目「Nup」に対応するアイコン73Bが表示されている。
以上のように、第2の実施形態では、CPU31が、識別情報として、各種機能の種類及びピンの設定項目を表示部37にアイコン及び文字で表示させる。これにより、第2の実施形態によれば、表示部37に表示されたアイコン及び文字から、各種機能の種類及びピンの設定項目をユーザに識別させることができる。
次に、第2の実施形態におけるカルーセル表示について図12及び図13を用いて説明する。
図12(A)は、カルーセル表示の第2の説明図であり、図12(B)は、カルーセル表示の第3の説明図であり、図13(A)は、カルーセル表示の第4の説明図であり、図13(B)は、カルーセル表示の第5の説明図である。
図12(A)は、カルーセル表示の第2の説明図であり、図12(B)は、カルーセル表示の第3の説明図であり、図13(A)は、カルーセル表示の第4の説明図であり、図13(B)は、カルーセル表示の第5の説明図である。
図12及び図13では、一例として、一覧画面にピンが2つ表示されている。以下、図12及び図13の一覧画面において、上側の第4表示部69に表示されているピンを「第1ピン」と記載し、下側の第4表示部69に表示されているピンを「第2ピン」と記載する。また、第1ピンは、設定項目として、「部数」、「カラーモード」、「Nup」、及び「解像度」の4つを備え、第2ピンは、設定項目として、「時刻指定」、「宛先」、「両面」、及び「画質」の4つを備えているものとする。そして、図12及び図13の一覧画面において、設定項目「部数」、「カラーモード」、「Nup」、「解像度」、「時刻指定」、「宛先」、「両面」、及び「画質」をそれぞれ、設定項目75A、設定項目75B、設定項目75C、設定項目75D、設定項目75E、設定項目75F、設定項目75G、及び設定項目75Hと記載する。
一例として、図12(A)では、上側の第4表示部69に、識別情報として、機能名70A、アイコン76、及び設定項目75A-75Cが表示されている。また、図12(A)では、下側の第4表示部69に、識別情報として、機能名70B、アイコン77、及び設定項目75E-75Gが表示されている。
なお、図12(A)において、表示部37外に表示されている設定項目75Dは、上側の第4表示部69にカルーセル表示させる2ページ目の設定項目を示し、表示部37外に表示されている設定項目75Hは、下側の第4表示部69にカルーセル表示させる2ページ目の設定項目を示している。
ここで、CPU31は、一覧画面において、複数のピンの設定項目を何れも表示部37の一画面に表示しきれない場合、予め定めた順序で一のピン毎にカルーセル表示させる。第2の実施形態では、一例として、予め定めた順序として上から下に向かう順序としている。
図12(B)では、上側の第4表示部69に、識別情報として、機能名70A、アイコン76、及び設定項目75Dが表示されている。また、図12(B)では、下側の第4表示部69の表示内容が図12(A)と同様となっている。図12(B)に示す表示例は、図12(A)に示す表示例を表示部37に表示してから予め定めた時間が経過した後の状態を示している。この場合、CPU31は、上側の第4表示部69に表示させる設定項目名75を入れ替え、設定項目75A-75Cに代えて設定項目75Dを表示させている。
図13(A)では、上側の第4表示部69及び下側の第4表示部69の表示内容が図12(A)と同様となっている。図13(A)に示す表示例は、図12(B)に示す表示例を表示部37に表示してから予め定めた時間が経過した後の状態を示している。この場合、CPU31は、上側の第4表示部69に表示させる設定項目名75を入れ替え、設定項目75Dに代えて設定項目75A-75Cを表示させている。
図13(B)では、上側の第4表示部69の表示内容が図13(A)と同様となっている。また、図13(B)では、下側の第4表示部69に、識別情報として、機能名70B、アイコン77、及び設定項目75Hが表示されている。この場合、CPU31は、下側の第4表示部69に表示させる設定項目名75を入れ替え、設定項目75E-75Gに代えて設定項目75Hを表示させている。そして、図13(B)に示す表示例を表示部37に表示させてから予め定めた時間が経過した場合、CPU31は、下側の第4表示部69に表示させる設定項目名75を入れ替え、設定項目75Hに代えて設定項目75E-75Gを表示させる。
(その他)
上記の実施形態において、CPU31は、設定項目の設定値に時刻及び倍率等の幅がある値を設定する場合、当該設定項目の識別情報として、アイコン73上に設定した値を文字で表示させる。
上記の実施形態において、CPU31は、設定項目の設定値に時刻及び倍率等の幅がある値を設定する場合、当該設定項目の識別情報として、アイコン73上に設定した値を文字で表示させる。
図14は、設定項目「時刻指定」の識別情報の表示例である。図14に示すように、設定項目「時刻指定」は、識別情報として、「時刻」との文字で示す設定項目名72Gと、当該設定項目名72Gの上部に表示されたアイコン73Gと、アイコン73G上に重ねて表示された「21:40」との文字で示す設定値表示74とを備えている。
また、図14に示す設定項目「時刻指定」は、設定項目名72Gの文字列が「時刻指定」から「時刻」に短縮されている。そして、CPU31により、設定項目名72の文字サイズが調整された結果、図14では、アイコン73Gの幅W3に設定項目名72Gの文字サイズW4が収まっている。
上記の実施形態では、ピンの使用目的を1つに絞って決定したが、これに限らず、使用目的を複数決定してもよい。
図15(A)は、基準設定値から変更された設定値を示す第2の説明図である。具体的には、図15(A)は、CPU31が、基準設定値とピンの設定値との差分として、設定項目「宛先」、「画質」、及び「送信シート」の設定値を抽出した場合を示している。なお、図15(A)において、CPU31が抽出した基準設定値とピンの設定値との差分に該当する部分は、破線で囲んで示している。
図15(A)に示すように、設定項目「宛先」は、変更前の基準設定値が「なし」、変更後の設定値が「あり」、設定項目「画質」は、基準設定値が「標準」、変更後の設定値が「高画質」、設定項目「送信シート」は、基準設定値が「なし」、変更後の設定値が「あり」となっている。
そして、図15(A)に示す場合、CPU31は、使用目的「コスト」の点数の合計を「0点」と算出し、使用目的「品質」の点数の合計を「2点」と算出し、使用目的「セキュリティ」の点数の合計を「2点」と算出する。この場合、CPU31は、点数の合計が同じになった使用目的「品質」及び「セキュリティ」を、当該ピンの使用目的に決定する。また、この場合、CPU31は、図4に示す説明図を参照して、使用目的名71を「セキュリティ機能有効」及び「高品質」に決定する。その結果、図15(B)に示す画像形成装置20の表示部37の表示例においては、使用目的名71Bとして「セキュリティ機能有効」及び「高品質」との文字が表示されている。
なお、使用目的を複数決定する場合は、点数の合計が同じになった複数の使用目的をピンの使用目的に決定することに限らず、点数の合計が予め定めた範囲内にある複数の使用目的をピンの使用目的に決定してもよい。また、使用目的を複数決定する場合において、表示部37に表示可能な使用目的名71の上限数を設けてもよい。例えば、当該上限数を2つとした場合において、点数の合計が予め定めた範囲内にある使用目的が3つあるときには、CPU31は、点数の高い上位2つの使用目的を当該ピンの使用目的に決定し、対応する使用目的名71を2つ表示させる。また、当該上限数を2つとした場合において、点数の合計が同じになった使用目的が3つあるときには、CPU31は、優先度の高い上位2つの使用目的を当該ピンの使用目的に決定し、対応する使用目的名71を2つ表示させる。
上記の実施形態では、図4に示すように、使用目的と使用目的名71との関係を一対一としていたが、これに限らず、一対多としてもよい。
図16は、使用目的と使用目的名71との関係を示す第2の説明図である。図16では、一例として、同じ使用目的であっても、各種機能及び設定項目との関係で異なる使用目的名71が決定される例を示している。CPU31は、図16に示すように、例えば、使用目的が「セキュリティ」の場合に、各種機能が「FAX」であれば使用目的名71を「誤送信防止」に決定し、各種機能が「スキャン」であれば使用目的名71を「セキュア送信」に決定する。
上記の実施形態では、図6に示すように、使用目的の種類に応じて付与される点数を異ならせていたが、当該点数の決め方はこれに限られない。例えば、同じ使用目的であっても、各種機能の種類が異なる場合には付与される点数を異ならせてもよい。
上記の実施形態では、情報処理装置の一例を画像形成装置20として、画像形成装置20で表示処理を行った。しかし、これに限らず、情報処理装置の一例を画像形成装置20と通信可能なサーバとして、当該サーバで表示処理を行い、表示処理の結果を画像形成装置20に表示させたり、画像形成装置20に実行させたりしてもよい。そして、サーバで表示処理を行う場合は、表示処理の結果を画像形成装置20に表示させることに限らず、スマートフォン及びPC等の他の装置に表示処理の結果を表示させてもよい。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば CPU: Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えば GPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
20 画像形成装置(情報処理装置の一例)
31 CPU(プロセッサの一例)
31 CPU(プロセッサの一例)
Claims (8)
- プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
予め定めた機能の設定値の設定を受付け、
受付けた前記設定の前記設定値に応じて決定した、前記設定値により実行される前記予め定めた機能の内容を識別可能な識別情報を表示部に表示させる、
情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記識別情報として、前記予め定めた機能の種類、前記設定値を使用する目的を示す使用目的、及び前記設定の前記設定値を示す設定項目の少なくとも1つを前記表示部に文字で表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記識別情報は、前記予め定めた機能の種類、前記使用目的、及び前記設定項目を含み、
前記プロセッサは、
前記表示部の予め定めた方向における先頭に前記予め定めた機能の種類を表示させる、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記識別情報として、前記予め定めた機能の種類、及び前記設定の前記設定値を示す設定項目の少なくとも1つを前記表示部にアイコンで表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記識別情報として、前記予め定めた機能の種類を前記表示部にアイコン及び文字で表示させる、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記識別情報として、前記予め定めた機能の基準となる前記設定値から前記設定値が変更された前記設定項目を前記表示部にアイコンで表示させる、
請求項4又は5に記載の情報処理装置。 - 前記プロセッサは、
前記識別情報を前記表示部の一画面に表示しきれない場合、前記識別情報をカルーセル表示させる、
請求項1から6の何れか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
予め定めた機能の設定値の設定を受付け、
受付けた前記設定の前記設定値に応じて決定した、前記設定値により実行される前記予め定めた機能の内容を識別可能な識別情報を表示部に表示させる、
処理を実行させるための情報処理プログラム。
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