JP2023038300A - ディスプレイシート - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献4では、シート状の光センサシートからなる光センサをディスプレイの表側に設けることにより、光センサをディスプレイに組み込む必要がなくなるが、指示手段からの反射光を得るために、赤外線発光器が組み込まれた専用のディスプレイを用意するか、ディスプレイ外に赤外線発光器を設置する必要があり、汎用性に欠け、構成の複雑化及び装置の大型化を招くという問題がある。
前記ディスプレイからの光を透過させる透過部と、前記光結像手段に向かって赤外線を照射する赤外線発光素子と、該赤外線発光素子からの赤外線が前記光結像手段を介して前記実像の全面に照射され、該実像に触れた前記指示手段によって反射した赤外線を前記光結像手段を介して受光する赤外線受光素子と、これらを支持する部材とを有し、前記透過部と前記赤外線発光素子と前記赤外線受光素子とが同一面内に並べて配置されシート状に形成され、前記ディスプレイ上に配置されて使用される。
前記赤外線発光素子及び前記赤外線受光素子の双方にフードが設けられ、前記赤外線発光素子からの赤外線が前記赤外線受光素子で直接受光されるのを防止してもよい。
本発明に係るディスプレイシートにおいて、前記赤外線発光素子のフードの高さを前記赤外線受光素子のフードの高さより高くすることもできる。
ここで、赤外線受光素子には可視光を検知しないようにフィルタ等を用いることが好ましいが、必須の要件ではない。前記赤外線発光素子及び前記赤外線受光素子以外を透明な材料(例えば、透明シート)で形成し、透明な材料の一部又は全部をディスプレイの光の透過部とすることもできる。
図1(A)、(B)に示す本発明の一実施例に係るディスプレイシート10は、図2に示すようにディスプレイ11上に配置されて使用され、非接触式入力装置12の一部を構成し、空中に形成される第1の実像13上の特定の位置が指示手段(例えば、指)14で指示された際に、その指示された位置を非接触で検知するものである。なお、ディスプレイとしては、通常の液晶ディスプレイのように平面板状のものの他に、キーボードのように片側にのみ凹凸を有して発光する表示器等も使用することができる。但し、キーボード等のように凹凸がある表示器の場合は、ディスプレイシートを表示器の凹面又は凸面と並行に配置するのが好ましい。
そして、図1(A)、(B)に示すように、各赤外線発光素子15の上下には、各赤外線発光素子15に給電するための帯状の透明電極19、20が格子状に配置され、各赤外線受光素子16の上下には、各赤外線受光素子16から赤外線受光時の信号を得るための透明電極21、22が格子状に配置されている。
また、ディスプレイシート10の最上面と最下面は、図1(B)に示すように、それぞれ透明な保護板24、25で覆われている。このとき、透過部17は、ディスプレイ11が発する光が透過できればよく、透明樹脂が好適に用いられるが、透明電極19、21を保護板24に形成し、透明電極20、22を保護板25に形成した場合は、透過部17は中空でもよいし、透明樹脂を充填してもよい。
光結像手段27は、図3(A)、(B)に示すように、立設状態で隙間を有して配置された複数の光反射面30を有する第1の光制御部31と、立設状態で隙間を有して配置された複数の光反射面32を有する第2の光制御部33を有し、それぞれの光反射面30、32が平面視して直交するように第1、第2の光制御部31、33が、厚さ方向に重ね合わされて配置(一体化)されたものである。
第1の光制御部31は、第1の透明板材34の一側に、傾斜面35と垂直面36とを有する断面三角形の複数の溝37、及び隣り合う溝37の間に形成される断面三角形の複数の凸条38がそれぞれ所定ピッチで配置された第1の透明樹脂からなる第1の成型母材のそれぞれの溝37の垂直面36に鏡面(金属反射面)からなる光反射面30が形成されたものである。なお、溝37の底部(傾斜面35の下端と垂直面36の下端との間)、及び凸条38の頂部(傾斜面35の上端と垂直面36の上端との間)には、それぞれ微小平面部39、40が形成されている。
但し、微小平面部40、47はない方が好ましい。
なお、第1、第2の透明樹脂の屈折率η1、η2は同等(η1はη2の0.95~1.05倍)で、その間に充填される透明樹脂48の屈折率η3は、第1、第2の透明樹脂の屈折率η1、η2の0.8~1.2倍(より好ましくは、0.9~1.1倍、更に好ましくは、0.95~1.05倍)の範囲にあることが好ましい。
第1、第2の透明樹脂としては、シクロオレフィンポリマー、ポリメチルメタルクレート(アクリル系樹脂)、非晶質フッ素樹脂、PMMA、光学用ポリカーボネイト、フルオレン系ポリエステル、ポリエーテルスルホン等の熱可塑性樹脂を使用することができるが、特に融点、透明度の高いものが好適に用いられる。
なお、各溝の傾斜面が多角面、凹面、凹凸面等である場合、アンカー効果によって、傾斜面と、溝に充填される透明樹脂との密着性を高め、溝内を透明樹脂で隙間なく埋めて凹凸を解消することができる。その結果、傾斜面と透明樹脂との界面で乱反射(散乱)を発生させることなく光を通過させることができ、屈折も最小限に抑えて、明るく鮮明な空間画像を得ることができる。
図2において、ディスプレイ11に画像が表示されると、その光が光結像手段27に向かって放射される。図3(A)、(B)に示すように、光L1がP1の位置で光結像手段27の第2の光制御部33に入光した場合、その光L1は、光反射面32上のP2の位置で反射し、第1の光制御部31に進入する。そして、光反射面30のP3の位置で反射した後、P4の位置で第1の光制御部31から空中に出て行き結像する。ここで、図3(A)のQ1で透明樹脂48から第1の光制御部31に入光するが、第1の光制御部31を構成する第1の透明樹脂の屈折率η1は、透明樹脂48の屈折率η3と近似する(略同等である)ので、全反射や分光等の現象は起こらない。また、図3(B)のS1で第2の光制御部33から透明樹脂48に入光するが、第2の光制御部33を構成する第2の透明樹脂の屈折率η2は、透明樹脂48の屈折率η3と近似する(略同等である)ので、全反射や分光等の現象は起こらない。なお、P1、P4の位置でも屈折を起こすが、P1、P4の屈折は相殺する。また、光反射面30、32は表裏(図3(A)、(B)では左右)いずれ側の面も光反射面として機能させることができる。
なお、結像面11aに届かない指示手段14の結像位置はディスプレイ11の表面位置を超えた位置(ディスプレイ11の裏側)になり、ディスプレイ11の表面上にはピントが外れた指示手段14の画像が表示されるので、赤外線受光素子16で、輝度勾配の差等を検知する、又は焦点の合った画像のみを検知する等のピント検出手段を設け、ピントが外れた画像のデータを除去する。そして、指示手段14の画像中心を演算して、ディスプレイ11上の指示位置を検知する。また、結像面11aを通過した指示手段14の結像位置はディスプレイ11の表面位置より手前側(光結像手段27側)になるので、前記と同様の処理を行ない、ピントが外れた画像のデータを除去する。
例えば、ディスプレイで表示する画像及び第1の実像は平面像に限らず、立体像とすることもできる。その場合、第1の実像として結像した立体像の一部(特定の深さ位置)を枠体で囲むようにして、枠体で囲まれた範囲で第1の実像にタッチして入力を行うことができる。例えば、キーボードのような押しボタンスイッチの立体像を第1の実像として結像させる場合、押しボタンスイッチの表面位置(高さ)に合わせて枠体を配置すると、押しボタンスイッチの立体像(第1の実像)の表面にスムーズにタッチして入力を行うことが可能となる。このとき、ディスプレイ側で、タッチされた押しボタンスイッチを発光表示したり、押しボタンスイッチの表示色を変更したりすれば、観察者(入力作業者)は、どの押しボタンスイッチにタッチしたか、第1の実像上で容易に確認することができる。また、指示手段で押しボタンスイッチにタッチしたタイミングに合わせて音を発するようにして、入力を確認できるようにしてもよい。
更には、光結像手段としては、例えば、特許第5420774号公報に記載のものを使用してもよいし、特許第4734652号公報に記載の2つの直交する光反射面を有する単位光学素子を平面状に並べて配置したものでもよい。
なお、光結像手段は、ディスプレイに表示される画像を、空間内に結像させることができればよく、第1、第2の光制御部を組合せたもの以外に、例えば、直交する反射面を多数有する2面リフレクター又はレンズ等を用いることもできる。
特許文献4では、シート状の光センサシートからなる光センサをディスプレイの表側に設けることにより、光センサをディスプレイに組み込む必要がなくなるが、指示手段からの反射光を得るために、赤外線発光器が組み込まれた専用のディスプレイを用意するか、ディスプレイ外に赤外線発光器を設置する必要があり、汎用性に欠け、構成の複雑化及び装置の大型化を招くという問題がある。
前記ディスプレイからの光を透過させる透過部と、前記光結像手段を介して赤外線を前記実像の全面に照射する赤外線発光素子と、前記実像に触れた前記指示手段によって反射した赤外線を前記光結像手段を介して受光する赤外線受光素子と、これらを支持する部材とを有し、前記透過部と前記赤外線発光素子と前記赤外線受光素子とが重なることなく同一面内に並べて配置されてシート状に形成され、前記ディスプレイ上に配置されて使用される。
本発明に係るディスプレイシートにおいて、該ディスプレイシートの表面に前記赤外線発光素子が発する赤外線が拡散することなく所定の範囲に照射されるようにルーバーが設けられているのが好ましい。
前記赤外線発光素子及び前記赤外線受光素子の双方にフードが設けられ、前記赤外線発光素子からの赤外線が前記赤外線受光素子で直接受光されるのを防止してもよい。
本発明に係るディスプレイシートにおいて、前記赤外線発光素子のフードの高さを前記赤外線受光素子のフードの高さより高くすることもできる。
ここで、赤外線受光素子には可視光を検知しないようにフィルタ等を用いることが好ましいが、必須の要件ではない。前記赤外線発光素子及び前記赤外線受光素子以外を透明な材料(例えば、透明シート)で形成し、透明な材料の一部又は全部をディスプレイの光の透過部とすることもできる。
図1(A)、(B)に示す本発明の一実施例に係るディスプレイシート10は、図2に示すようにディスプレイ11上に配置されて使用され、非接触式入力装置12の一部を構成し、空中に形成される第1の実像13上の特定の位置が指示手段(例えば、指)14で指示された際に、その指示された位置を非接触で検知するものである。なお、ディスプレイとしては、通常の液晶ディスプレイのように平面板状のものの他に、キーボードのように片側にのみ凹凸を有して発光する表示器等も使用することができる。但し、キーボード等のように凹凸がある表示器の場合は、ディスプレイシートを表示器の凹面又は凸面と並行に配置するのが好ましい。
そして、図1(A)、(B)に示すように、各赤外線発光素子15の上下には、各赤外線発光素子15に給電するための帯状の透明電極19、20が格子状に配置され、各赤外線受光素子16の上下には、各赤外線受光素子16から赤外線受光時の信号を得るための透明電極21、22が格子状に配置されている。
また、ディスプレイシート10の最上面と最下面は、図1(B)に示すように、それぞれ透明な保護板24、25で覆われている。このとき、透過部17は、ディスプレイ11が発する光が透過できればよく、透明樹脂が好適に用いられるが、透明電極19、21を保護板24に形成し、透明電極20、22を保護板25に形成した場合は、透過部17は中空でもよいし、透明樹脂を充填してもよい。
光結像手段27は、図3(A)、(B)に示すように、立設状態で隙間を有して配置された複数の光反射面30を有する第1の光制御部31と、立設状態で隙間を有して配置された複数の光反射面32を有する第2の光制御部33を有し、それぞれの光反射面30、32が平面視して直交するように第1、第2の光制御部31、33が、厚さ方向に重ね合わされて配置(一体化)されたものである。
第1の光制御部31は、第1の透明板材34の一側に、傾斜面35と垂直面36とを有する断面三角形の複数の溝37、及び隣り合う溝37の間に形成される断面三角形の複数の凸条38がそれぞれ所定ピッチで配置された第1の透明樹脂からなる第1の成型母材のそれぞれの溝37の垂直面36に鏡面(金属反射面)からなる光反射面30が形成されたものである。なお、溝37の底部(傾斜面35の下端と垂直面36の下端との間)、及び凸条38の頂部(傾斜面35の上端と垂直面36の上端との間)には、それぞれ微小平面部39、40が形成されている。
但し、微小平面部40、47はない方が好ましい。
なお、第1、第2の透明樹脂の屈折率η1、η2は同等(η1はη2の0.95~1.05倍)で、その間に充填される透明樹脂48の屈折率η3は、第1、第2の透明樹脂の屈折率η1、η2の0.8~1.2倍(より好ましくは、0.9~1.1倍、更に好ましくは、0.95~1.05倍)の範囲にあることが好ましい。
第1、第2の透明樹脂としては、シクロオレフィンポリマー、ポリメチルメタルクレート(アクリル系樹脂)、非晶質フッ素樹脂、PMMA、光学用ポリカーボネイト、フルオレン系ポリエステル、ポリエーテルスルホン等の熱可塑性樹脂を使用することができるが、特に融点、透明度の高いものが好適に用いられる。
なお、各溝の傾斜面が多角面、凹面、凹凸面等である場合、アンカー効果によって、傾斜面と、溝に充填される透明樹脂との密着性を高め、溝内を透明樹脂で隙間なく埋めて凹凸を解消することができる。その結果、傾斜面と透明樹脂との界面で乱反射(散乱)を発生させることなく光を通過させることができ、屈折も最小限に抑えて、明るく鮮明な空間画像を得ることができる。
図2において、ディスプレイ11に画像が表示されると、その光が光結像手段27に向かって放射される。図3(A)、(B)に示すように、光L1がP1の位置で光結像手段27の第2の光制御部33に入光した場合、その光L1は、光反射面32上のP2の位置で反射し、第1の光制御部31に進入する。そして、光反射面30のP3の位置で反射した後、P4の位置で第1の光制御部31から空中に出て行き結像する。ここで、図3(A)のQ1で透明樹脂48から第1の光制御部31に入光するが、第1の光制御部31を構成する第1の透明樹脂の屈折率η1は、透明樹脂48の屈折率η3と近似する(略同等である)ので、全反射や分光等の現象は起こらない。また、図3(B)のS1で第2の光制御部33から透明樹脂48に入光するが、第2の光制御部33を構成する第2の透明樹脂の屈折率η2は、透明樹脂48の屈折率η3と近似する(略同等である)ので、全反射や分光等の現象は起こらない。なお、P1、P4の位置でも屈折を起こすが、P1、P4の屈折は相殺する。また、光反射面30、32は表裏(図3(A)、(B)では左右)いずれ側の面も光反射面として機能させることができる。
なお、結像面11aに届かない指示手段14の結像位置はディスプレイ11の表面位置を超えた位置(ディスプレイ11の裏側)になり、ディスプレイ11の表面上にはピントが外れた指示手段14の画像が表示されるので、赤外線受光素子16で、輝度勾配の差等を検知する、又は焦点の合った画像のみを検知する等のピント検出手段を設け、ピントが外れた画像のデータを除去する。そして、指示手段14の画像中心を演算して、ディスプレイ11上の指示位置を検知する。また、結像面11aを通過した指示手段14の結像位置はディスプレイ11の表面位置より手前側(光結像手段27側)になるので、前記と同様の処理を行ない、ピントが外れた画像のデータを除去する。
例えば、ディスプレイで表示する画像及び第1の実像は平面像に限らず、立体像とすることもできる。その場合、第1の実像として結像した立体像の一部(特定の深さ位置)を枠体で囲むようにして、枠体で囲まれた範囲で第1の実像にタッチして入力を行うことができる。例えば、キーボードのような押しボタンスイッチの立体像を第1の実像として結像させる場合、押しボタンスイッチの表面位置(高さ)に合わせて枠体を配置すると、押しボタンスイッチの立体像(第1の実像)の表面にスムーズにタッチして入力を行うことが可能となる。このとき、ディスプレイ側で、タッチされた押しボタンスイッチを発光表示したり、押しボタンスイッチの表示色を変更したりすれば、観察者(入力作業者)は、どの押しボタンスイッチにタッチしたか、第1の実像上で容易に確認することができる。また、指示手段で押しボタンスイッチにタッチしたタイミングに合わせて音を発するようにして、入力を確認できるようにしてもよい。
更には、光結像手段としては、例えば、特許第5420774号公報に記載のものを使用してもよいし、特許第4734652号公報に記載の2つの直交する光反射面を有する単位光学素子を平面状に並べて配置したものでもよい。
なお、光結像手段は、ディスプレイに表示される画像を、空間内に結像させることができればよく、第1、第2の光制御部を組合せたもの以外に、例えば、直交する反射面を多数有する2面リフレクター又はレンズ等を用いることもできる。
Claims (1)
- 光結像手段の一側に配置されたディスプレイに表示された画像からの光を、前記光結像手段を介して該光結像手段の他側に実像として結像させ、指示手段により指示された前記実像上の位置を検知する非接触式入力装置において、
前記ディスプレイからの光を透過させる透過部と、前記光結像手段に向かって赤外線を照射する赤外線発光素子と、該赤外線発光素子からの赤外線が前記光結像手段を介して前記実像の全面に照射され、該実像に触れた前記指示手段によって反射した赤外線を前記光結像手段を介して受光する赤外線受光素子と、これらを支持する部材とを有し、前記透過部と前記赤外線発光素子と前記赤外線受光素子とが同一面内に並べて配置されシート状に形成され、前記ディスプレイ上に配置されて使用されることを特徴とするディスプレイシート。
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