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JP2023027861A - 半導体モジュール - Google Patents

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Abstract

Figure 2023027861000001
【課題】放熱性と絶縁性との両立を図ることが可能な半導体モジュールを提供することを目的とする。
【解決手段】半導体モジュール100は、主面1aと、主面1aとは反対側の主面1bとを有する基板1と、主面1aに搭載された半導体装置3と、主面1bに、熱伝導性を有する絶縁シート6を介して取り付けられたヒートシンク7とを備え、基板1は、主面1aから主面1bを貫通する貫通孔1cを有し、半導体装置3は、主面1aに対向する面から露出する複数の電極4cと、複数の電極4cの間に形成されかつ貫通孔1cを挿通する突起4bとを有し、絶縁シート6は、貫通孔1cから突出する突起4bの先端部よりも基板1の厚み方向の長さが長く形成されている。
【選択図】図1

Description

本開示は、半導体モジュールに関するものである。
表面実装用の半導体モジュールは、一般的にヒートシンクレスで使用される。その場合、パッケージ内部の半導体チップで発生する熱は、パッケージを構成する樹脂を通じてその表面から空気中に放熱される、または、パッケージの内部から外部に通じる電極を介して基板に放熱される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、半導体装置の成形樹脂の表面を流れる沿面電流を抑制することを目的として、隣り合うリードフレーム(電極に相当する)の間の沿面距離を長くするために樹脂突起が成形樹脂に設けられ、樹脂突起が配線基板の貫通孔に嵌合する構成が開示されている。
特開2014-207275号公報
特許文献1に記載の技術では、樹脂突起が成形樹脂に設けられることで隣り合うリードフレームの間の絶縁距離を確保することができるため、隣り合うリードフレームの間隔を狭くすること、つまり、リードフレームのサイズを大きくすることが可能となる。
これにより、リードフレームにさらに大きな電流を流すことが可能となる。その結果、半導体モジュールの動作時に半導体モジュールの温度が上昇し、半導体モジュール内で使用されているはんだが劣化することで、半導体モジュールの耐久性が低下するという問題があった。
半導体モジュールの放熱性能を向上させるために、配線基板にヒートシンクを取り付けることが考えられるが、特許文献1に記載の技術では、樹脂突起が配線基板の貫通孔に嵌合するため、リードフレームとヒートシンクとの間の絶縁距離が短くなるという問題があった。このように、特許文献1に記載の技術では、半導体モジュールにおいて放熱性と絶縁性との両立を図ることは難しかった。
そこで、本開示は、放熱性と絶縁性との両立を図ることが可能な半導体モジュールを提供することを目的とする。
本開示に係る半導体モジュールは、第1の主面と、前記第1の主面とは反対側の第2の主面とを有する基板と、前記第1の主面に搭載された半導体装置と、前記第2の主面に、熱伝導性を有する絶縁部材を介して取り付けられたヒートシンクとを備え、前記基板は、前記第1の主面から前記第2の主面を貫通する第1の貫通孔を有し、前記半導体装置は、前記第1の主面に対向する面から露出する複数の電極と、複数の前記電極の間に形成されかつ前記第1の貫通孔を挿通する突起とを有し、前記絶縁部材は、前記第1の貫通孔から突出する前記突起の先端部よりも前記基板の厚み方向の長さが長く形成されたものである。
本開示によれば、絶縁部材は、半導体装置が搭載された基板とヒートシンクとの間に配置されているため、複数の電極とヒートシンクとの間の絶縁距離を確保することができる。さらに、複数の電極で発生した熱は基板からだけでなく、突起の先端部からも絶縁部材を介してヒートシンクに伝熱され、ヒートシンクにより外部に放熱される。これにより、半導体モジュールにおいて放熱性と絶縁性との両立を図ることができる。
実施の形態1に係る半導体モジュールの断面図である。 実施の形態2に係る半導体モジュールの断面図である。 実施の形態3に係る半導体モジュールの断面図である。 実施の形態4に係る半導体モジュールの断面図である。 実施の形態5に係る半導体モジュールの断面図である。 実施の形態6に係る半導体モジュールの断面図である。
<実施の形態1>
実施の形態1について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態1に係る半導体モジュール100の断面図である。
図1において、X方向、Y方向およびZ方向は、互いに直交する。以下の図に示されるX方向、Y方向およびZ方向も、互いに直交する。以下においては、X方向と、当該X方向の反対の方向である-X方向とを含む方向を「X軸方向」ともいう。また、以下においては、Y方向と、当該Y方向の反対の方向である-Y方向とを含む方向を「Y軸方向」ともいう。また、以下においては、Z方向と、当該Z方向の反対の方向である-Z方向とを含む方向を「Z軸方向」ともいう。
図1に示すように、半導体モジュール100は、基板1と、半導体装置3と、絶縁シート6(絶縁部材に相当する)と、複数のフィン部7aを有するヒートシンク7とを備えている。
基板1は、主面1a(第1の主面に相当する)と、主面1aとは反対側の主面1b(第2の主面に相当する)と、貫通孔1c(第1の貫通孔に相当する)とを備えている。貫通孔1cは、主面1aから主面1bを貫通し、Y軸方向に延在している。基板1の主面1aには、金属パターン2aが設けられている。
半導体装置3は、基板1の主面1aに搭載されている。半導体装置3は、本体部4aと、突起4bと、複数の電極4cとを備えている。本体部4aは、Z軸方向から視て矩形状に樹脂により形成されている。突起4bは、本体部4aにおける複数の電極4cの間に樹脂を用いて形成され、基板1側(Z方向)に突出すると共にY軸方向に延在している。突起4bは、基板1の貫通孔1cに挿通可能なように、貫通孔1cのX軸方向とY軸方向の長さよりも僅かに小さく形成されている。突起4bは、基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さよりも長いため、突起4bを基板1の貫通孔1cに挿通させた状態で、突起4bの先端部は基板1の主面1bから突出している。
突起4bを基板1の貫通孔1cに挿通させた状態で、複数の電極4cと金属パターン2aとが接合材5により接合されることで、半導体装置3は基板1に搭載される。接合材5は、はんだまたは導電性樹脂ペーストである。
なお、突起4bは1つであってもよいし、複数であってもよい。突起4bが複数である場合は、X軸方向に間隔をあけて並んで設けられる。
絶縁シート6は、熱伝導性を有するスポンジにより形成され、複数の電極4cとヒートシンク7との間の絶縁距離を確保するために、基板1の主面1bに配置されている。ヒートシンク7は、絶縁シート6を介して基板1の主面1bにねじにより固定されている。ヒートシンク7は、絶縁シート6を介して基板1および半導体装置3と共締めされていてもよい。
絶縁シート6は、貫通孔1cから突出する突起4bの先端部よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが長く形成されている。また、絶縁シート6は、突起4bの先端部が絶縁シート6に当接する際に食い込むことが可能な程度の柔軟性を有している。これらにより、絶縁シート6が基板1に固定される際、突起4bの先端部は絶縁シート6に食い込むが、突起4bの先端部は絶縁シート6を介してヒートシンク7を押圧しない。
突起4bの先端部が絶縁シート6に食い込むことで、複数の電極4cで発生した熱は基板1からだけでなく、突起4bの先端部からも絶縁シート6を介してヒートシンク7に伝熱され、ヒートシンク7により外部に放熱される。ここで、半導体モジュール100を構成する部材の熱伝導率の大小関係は、ヒートシンク7>絶縁シート6>突起4b>基板1のようになる。そのため、半導体モジュール100では、突起4bの先端部が絶縁シート6に食い込んでいない場合よりも、ヒートシンク7への伝熱が効果的に行われる。
以上のように、実施の形態1に係る半導体モジュール100は、主面1aと、主面1aとは反対側の主面1bとを有する基板1と、主面1aに搭載された半導体装置3と、主面1bに、熱伝導性を有する絶縁シート6を介して取り付けられたヒートシンク7とを備え、基板1は、主面1aから主面1bを貫通する貫通孔1cを有し、半導体装置3は、主面1aに対向する面から露出する複数の電極4cと、複数の電極4cの間に形成されかつ貫通孔1cを挿通する突起4bとを有し、絶縁シート6は、貫通孔1cから突出する突起4bの先端部よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが長く形成されている。
したがって、絶縁シート6は、半導体装置3が搭載された基板1とヒートシンク7との間に配置されているため、複数の電極4cとヒートシンク7との間の絶縁距離を確保することができる。さらに、複数の電極4cで発生した熱は基板1からだけでなく、突起4bの先端部からも絶縁シート6を介してヒートシンク7に伝熱され、ヒートシンク7により外部に放熱される。これにより、半導体モジュール100において放熱性と絶縁性との両立を図ることができる。以上より、半導体モジュール100の耐久性を向上させることが可能となる。
<実施の形態2>
次に、実施の形態2に係る半導体モジュール100Aについて説明する。図2は、実施の形態2に係る半導体モジュール100Aの断面図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図2に示すように、実施の形態2では、半導体モジュール100Aは絶縁シート6に代えて、熱伝導性と絶縁性を有する接着剤16を備えている。
接着剤16は、複数の電極4cとヒートシンク7との間の絶縁距離を確保するために、基板1の主面1bに塗布されている。基板1とヒートシンク7は接着剤16により接合されている。また、接着剤16は、貫通孔1cから突出する突起4bの先端部よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが長くなるように塗布されているため、突起4bの先端部は接着剤16から露出しない。ここで、接着剤16が絶縁部材に相当する。
以上のように、実施の形態2に係る半導体モジュール100Aは、絶縁シート6に代えて、熱伝導性と絶縁性を有する接着剤16を備えているため、実施の形態1の場合と同様の効果が得られる。
<実施の形態3>
次に、実施の形態3に係る半導体モジュール100Bについて説明する。図3は、実施の形態3に係る半導体モジュール100Bの断面図である。なお、実施の形態3において、実施の形態1,2で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態1の場合のように、絶縁シート6における基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが長くなると、絶縁シート6からヒートシンク7への熱伝導性能が低下するため、絶縁シート6における基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さは短い方が好ましい。
そのため、実施の形態3では、図3に示すように、絶縁シート6は、突起4bの先端部よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが短く形成され、ヒートシンク7における絶縁シート6に対向する面には、絶縁シート6を介して突起4bの先端部が収容される溝7bが形成されている。
実施の形態3では、絶縁シート6における基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さは、実施の形態1の場合に対して約1/3である。溝7bにおける基板1の厚み方向(Z軸方向)とX軸方向とY軸方向の長さは、絶縁シート6を介して突起4bの先端部が収容可能なように、突起4bの先端部における基板1の厚み方向(Z軸方向)とX軸方向とY軸方向の長さよりもそれぞれ大きく形成されている。
以上のように、実施の形態3に係る半導体モジュール100Bでは、絶縁シート6は、突起4bの先端部よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが短く形成され、ヒートシンク7における絶縁シート6に対向する面には、絶縁シート6を介して突起4bの先端部が収容される溝7bが形成されている。
したがって、半導体モジュール100Bにおいて放熱性と絶縁性との両立を図ることができる。さらに、実施の形態1の場合よりも絶縁シート6からヒートシンク7への熱伝導性を向上させることができるため、実施の形態1の場合よりも半導体モジュール100Bの放熱性能を向上させることが可能となる。
また、ヒートシンク7が押出加工で形成される場合、溝7bの形成も同時に行うことができるため、実施の形態1の場合に対して半導体モジュール100Bの製造コストは上昇しない。
<実施の形態4>
次に、実施の形態4に係る半導体モジュール100Cについて説明する。図4は、実施の形態4に係る半導体モジュール100Cの断面図である。なお、実施の形態4において、実施の形態1~3で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
実施の形態1では、半導体モジュール100の放熱性能を向上させるためにヒートシンク7が設けられていたが、ヒートシンク7よりも放熱性能が低くてもよい場合は、図4に示すように、ヒートシンク7に代えて、ヒートシンク7よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが短いセラミック製の放熱板17が設けられている。放熱板17の取り付け方法は、ヒートシンク7の場合と同様である。なお、放熱板17は、実施の形態2,3の半導体モジュール100A,100Bに採用することも可能である。
以上のように、実施の形態4に係る半導体モジュール100Cでは、ヒートシンク7に代えて、ヒートシンク7よりも基板1の厚み方向(Z軸方向)の長さが短い放熱板17を備えている。
放熱板17はヒートシンク7よりも重量が軽いため、実施の形態1の場合よりも振動に強い半導体モジュール100Cを実現できる。
<実施の形態5>
次に、実施の形態5に係る半導体モジュール100Dについて説明する。図5は、実施の形態5に係る半導体モジュール100Dの断面図である。なお、実施の形態5において、実施の形態1~4で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図5に示すように、実施の形態5では、基板1には、貫通孔1cとは別に主面1aから主面1bを貫通するスルーホール1d(第2の貫通孔に相当する)が形成されている。主面1aおよび主面1bには、スルーホール1dを覆う金属パターン2a,2bがそれぞれ設けられている。スルーホール1dの内壁には、金属パターン2a,2bを導通させるために導電性膜(図示省略)が設けられている。これにより、電流を基板1の両面である主面1aと主面1bで流すことが可能となる。
なお、スルーホール1dは1つであってもよいし複数であってもよい。また、スルーホール1dは、実施の形態2~4の半導体モジュール100A,100B,100Cに採用することも可能である。
以上のように、実施の形態5に係る半導体モジュール100Dでは、基板1には、貫通孔1cとは別に主面1aから主面1bを貫通するスルーホール1dが形成され、主面1aおよび主面1bには、スルーホール1dを覆う金属パターン2a,2bがそれぞれ設けられている。
したがって、複数の電極4cで発生した熱は、金属パターン2aからスルーホール1dを通って金属パターン2bに伝熱されるため、スルーホール1dが設けられていない場合よりも放熱性能が向上する。また、電流を基板1の両面である主面1aと主面1bで流すことができるため、基板1の発熱を抑えることも可能となる。
<実施の形態6>
次に、実施の形態6に係る半導体モジュール100Eについて説明する。図6は、実施の形態6に係る半導体モジュール100Eの断面図である。なお、実施の形態6において、実施の形態1~5で説明したものと同一の構成要素については同一符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、実施の形態6では、基板1のスルーホール1dに放熱性を有するグリース11が充填されている。または、グリース11に代えて、熱伝導性を有するゲルが充填されてもよい。また、スルーホール1dに放熱性を有するグリース11または熱伝導性を有するゲルが充填される構造は、実施の形態2~4の半導体モジュール100A,100B,100Cに採用することも可能である。
以上のように、実施の形態6に係る半導体モジュール100Eでは、スルーホール1dには、放熱性を有するグリース11または熱伝導性を有するゲルが充填されているため、実施の形態5の場合よりも放熱性能を向上させることができる。
なお、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 基板、1a,1b 主面、1c 貫通孔、1d スルーホール、2a,2b 金属パターン、3 半導体装置、4b 突起、4c 電極、6 絶縁シート、7 ヒートシンク、7b 溝、16 接着剤、17 放熱板、100,100A,100B,100C,100D,100E 半導体モジュール。

Claims (5)

  1. 第1の主面と、前記第1の主面とは反対側の第2の主面とを有する基板と、
    前記第1の主面に搭載された半導体装置と、
    前記第2の主面に、熱伝導性を有する絶縁部材を介して取り付けられたヒートシンクと、を備え、
    前記基板は、前記第1の主面から前記第2の主面を貫通する第1の貫通孔を有し、
    前記半導体装置は、前記第1の主面に対向する面から露出する複数の電極と、複数の前記電極の間に形成されかつ前記第1の貫通孔を挿通する突起とを有し、
    前記絶縁部材は、前記第1の貫通孔から突出する前記突起の先端部よりも前記基板の厚み方向の長さが長く形成された、半導体モジュール。
  2. 第1の主面と、前記第1の主面とは反対側の第2の主面とを有する基板と、
    前記第1の主面に搭載された半導体装置と、
    前記第2の主面に、熱伝導性を有する絶縁部材を介して取り付けられたヒートシンクと、を備え、
    前記基板は、前記第1の主面から前記第2の主面を貫通する第1の貫通孔を有し、
    前記半導体装置は、前記第1の主面に対向する面から露出する複数の電極と、複数の前記電極の間に形成されかつ前記第1の貫通孔を挿通する突起とを有し、
    前記絶縁部材は、前記第1の貫通孔から突出する前記突起の先端部よりも前記基板の厚み方向の長さが短く形成され、
    前記ヒートシンクにおける前記絶縁部材に対向する面には、前記絶縁部材を介して前記突起の前記先端部が収容される溝が形成された、半導体モジュール。
  3. 前記ヒートシンクに代えて、前記ヒートシンクよりも前記基板の厚み方向の長さが短い放熱板を備えた、請求項1または請求項2に記載の半導体モジュール。
  4. 前記基板には、前記第1の貫通孔とは別に前記第1の主面から前記第2の主面を貫通する第2の貫通孔が形成され、
    前記第1の主面および前記第2の主面には、前記第2の貫通孔を覆う金属パターンが設けられた、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体モジュール。
  5. 前記第2の貫通孔には、放熱性を有するグリースまたは熱伝導性を有するゲルが充填された、請求項4に記載の半導体モジュール。
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