JP2023020723A - 制御装置、工作システム、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
工具に関するパラメータから機械的に求めたカットオフ周波数を適切に補正することにより、演算部が求めるカットオフ周波数が実際の誤差の周波数に近づくので、検出部による検出値から誤差を確実に除去することができる。
工具の径が工具の軸長方向に変化するか、又は工具の刃数を数えることが困難である場合、工具に関するパラメータからカットオフ周波数を求めることはできない。しかしながら、刃に起因する誤差が高周波成分であることが実験的に分かっているので、ローパスフィルタにより、検出部による検出値から誤差を除去することができる。
カバー2は上下に延びた直方体をなし、前面部2a、右面部2b、左面部2c、後面部2d及び上面部2eを備える。カバー2は工作機械3を前後左右及び上側から覆う。前面部2aに開閉扉21が設けてある。右面部2b及び左面部2cに透明な窓22が設けてある。上面部2eは平面視三角形状の支持板2fを備える。
工作機械3は保持台31を備える。保持台31の上面は図示しない被加工ワーク又はマスターワーク61(後述する図5及び図6参照)を保持する。
工作機械3は三つの立柱32を備える。三つの立柱32はカバー2(図1参照)の内側にて上下方向に延びる。三つの立柱32は、平面視にて約120度の位相間隔を空けて、保持台31の周囲に配置してある。三つの立柱32は支持板2fの三つの角部に夫々隣接する。三つの立柱32の上部は支持板2fの角部に連結板320を介して連結する。図1にて立柱32の上部及び連結板320の記載を省略する。
工作機械3は主軸ユニット5を備える。主軸ユニット5は保持台31の上側に配置してある。主軸ユニット5は、上下に延びたボールスプライン35を介して減速機34に連結する。モータ33の回転は減速機34で減速後、ボールスプライン35に伝達する。ボールスプライン35は軸回りに回転する。
主軸ユニット5は円錐台形の第一ハウジング51を備える。第一ハウジング51は小径側を上方に向け、大径側を下方に向けて配置する。第一ハウジング51の下面全体は開口する。第一ハウジング51の下縁部にリンク36が連結する(図2参照)。
制御装置4はモータ323及びエアシリンダ512等の駆動を制御することにより、工具11を用いて被加工ワークを目標形状に加工する。工具11は刃を有し、支持筒562に収納してあるモータ563に駆動され、回転しながら被加工ワークに接触することにより被加工ワークに切削加工を施す。
制御装置4は被加工ワークの加工を行なう前に、目標形状を有するマスターワーク61(図5参照)を用いて、被加工ワークの加工時に工具11が辿る加工経路を生成する。
なお情報記憶部431は制御装置4が備える構成に限定しない。情報記憶部431は、例えばネットワークを介して制御装置4と通信するサーバが備えてもよい。
加工経路生成処理を行なう場合、作業者はマスターワーク61を保持台31に設置し、加工経路の開始点S及び終了点Eを設定する。作業者は手動で工具11を操作し、マスターワーク61の2つの所望の位置夫々に接触させる。制御部41は工具11が接触した位置、即ち開始点S及び終了点Eの前後左右上下位置を補助記憶部43に記憶する。本実施の形態では開始点Sよりも右側に終了点Eが設けてある。
制御部41は、位置P(tk )から次の位置P(tk+1 )への移動においても同様の演算処理を行なうことにより、工具11の目標位置を求め、求めた目標位置まで工具11を移動する。この場合、位置P(tk )は第一位置に対応し、位置P(tk+1 )は目標位置に対応する。
以上のような目標位置の演算を繰り返し実行することにより、制御部41は加工経路を生成する。
情報記憶部431は、力の検出値を補正するためのフィルタと工具11とを関連付けて記憶する記憶部である。情報記憶部431には、工具11を識別するための識別情報と、工具の種類とが互いに関連付けて記憶してある。情報記憶部431は、工具11の識別情報に関連付けて、工具11の工具径及び刃数の少なくとも一方を記憶するか、又は両方とも記憶しない。
情報記憶部431は、工具径及び刃数の少なくとも一方を記憶していない工具11の識別情報に関連付けて、ローパスフィルタを表わす関数(以下、単にローパスフィルタという)を記憶している。情報記憶部431は、ローパスフィルタを記憶している工具11の識別情報に関連付けて、複数の周波数(図中「f1 ,f2 ,f3 」)を記憶する。例えば複数の周波数は全ての工具11に共通である。
制御部41は、工具11の識別情報及び送り速度Vを受け付ける(S11)。S11において、制御部41が表示部14の動作を制御することにより、表示部14は工具11の識別情報及び送り速度Vを受け付けるための画像を表示する。作業者は、表示部14が表示する画像を見ながら操作部15を操作することにより、工具11の識別情報及び送り速度Vを制御装置4に与える。
工具11の識別情報及び送り速度Vを受け付けた制御部41は、情報記憶部431を参照し、受け付けた識別情報に関連付けて、工具11の工具径及び刃数の両方を情報記憶部431が記憶しているか否かを判定する(S12)。
S15における制御部41は、実施の形態における演算部として機能する。S18における制御部41は実施の形態における取得部として機能し、S17,S19における制御部41は実施の形態における演算部として機能する。S19で用いるオフセット値はカットオフ周波数の補正値として機能する。
制御部41は、主記憶部42が記憶しているフィルタを演算する(S31)。フィルタ準備処理のS12でYESだった場合、S31における制御部41は、フィルタ準備処理のS16の処理で主記憶部42に書き込んだカットオフ周波数を読み出し、読み出したカットオフ周波数に基づきノッチフィルタを演算する。フィルタ準備処理のS12でNOだった場合、S31における制御部41は、フィルタ準備処理のS23の処理で主記憶部42が記憶したローパスフィルタを読み出す。
制御部41は工具11の開始点Sへの移動処理を行なう(S32)。S32における制御部41がモータ323及びエアシリンダ512等の駆動を制御することにより、工具11が開始点Sに移動する。
図10及び図11に示す横軸は時間を表わす。縦軸は力の大きさを表わす。V軸方向の力の大きさは太い実線で示してある。U軸方向の力の大きさは破線で示してある。V軸及びU軸双方に垂直な方向の力の大きさは細い実線で示してある。
図10A及び図11Aに示す力の大きさは、力覚センサ12の検出値から得た値である。図10B及び図11Bに示す力の大きさは、フィルタによる補正後の値である。
図11は図7に示す識別情報「L1」の如き工具11に関する。図11Aを見れば分かるように、検出値の波形は高周波のノイズを含んでいる。図11Bはローパスフィルタによる適用後の値を示す。図を見れば、ローパスフィルタが高周波のノイズを除去したことが分かる。
制御部41は、S35で求めたV軸に基づき、V軸と直交するU軸を演算し(S36)、第一制御量及び第二制御量、即ち押付量及び送り量を求める(S37)。制御部41は第一制御量及び第二制御量を加算し、合成制御量、即ち目標位置を求め、求めた目標位置を補助記憶部43に書き込む(S38)。
S33~S41の処理を繰り返す間にS38にて補助記憶部43が記憶した一連の目標位置が、制御部41が生成した加工経路である。
S38における制御部41は、実施の形態における経路生成部として機能する。
工具11の工具径及び刃数は作業者が制御装置4に与えてもよい。制御装置4は送り速度Vを予め有していてもよい。
加工経路の生成手順は上述した手順に限定しない。
11 工具
12 力覚センサ(検出部)
3 工作機械
4 制御装置
4P プログラム
41 制御部(補正部,経路生成部,演算部,第一補正部,取得部,第二補正部)
431 情報記憶部(記憶部)
61 マスターワーク
Claims (6)
- 工具を用いて被加工ワークを目標形状に加工する工作機械の動作を制御する制御装置において、
力の検出値を補正するためのフィルタと工具とを関連付けて記憶する記憶部と、
目標形状を有するマスターワークに前記工作機械が用いる工具が接触することによって生じる力を検出する検出部と、
該検出部が検出した力の検出値を、前記工具に関連付けて前記記憶部に記憶してあるフィルタを用いて補正する補正部と、
該補正部が補正した検出値を用いて、被加工ワークの加工時に前記工具が辿る加工経路を求める経路生成部と
を備えることを特徴とする制御装置。 - 前記工作機械が用いる工具の径、刃数、及び前記加工時の移動速度に基づいてカットオフ周波数を求める演算部を更に備え、
前記記憶部は前記フィルタとしてノッチフィルタを記憶しており、
前記補正部は、前記演算部が求めたカットオフ周波数のノッチフィルタを用いて前記検出部が検出した力の検出値を補正する第一補正部を有することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - カットオフ周波数の補正値を取得する取得部を更に備え、
前記演算部は、前記工作機械が用いる工具の径、刃数、及び前記移動速度に基づいて求めた周波数を前記取得部が取得した補正値で補正したカットオフ周波数を求めることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。 - 複数の周波数の何れかを選択するための選択部を更に備え、
前記記憶部は前記フィルタとしてローパスフィルタを記憶しており、
前記補正部は、前記選択部により選択した周波数を上限とするローパスフィルタを用いて前記検出部が検出した力の検出値を補正する第二補正部を有することを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の制御装置。 - 工具を用いて被加工ワークを目標形状に加工する工作機械と、
該工作機械の動作を制御する制御装置と
を有する工作システムにおいて、
力の検出値を補正するためのフィルタと工具とを関連付けて記憶する記憶部を有し、
前記制御装置は、
目標形状を有するマスターワークに前記工作機械が用いる工具が接触することによって生じる力を検出する検出部と、
該検出部が検出した力の検出値を、前記工具に関連付けて前記記憶部に記憶してあるフィルタを用いて補正する補正部と、
該補正部が補正した検出値を用いて、被加工ワークの加工時に前記工具が辿る加工経路を求める経路生成部と
を備えることを特徴とする工作システム。 - 工具を用いて被加工ワークを目標形状に加工する工作機械の動作を制御する制御装置で実行可能なプログラムであって、
目標形状を有するマスターワークに前記工作機械が用いる工具が接触することによって生じる力を検出し、
力の検出値を補正するためのフィルタと工具とを関連付けて記憶する記憶部から、前記工作機械が用いる工具に対応する前記フィルタを取得し、
検出した力の検出値を、取得したフィルタを用いて補正し、
補正した検出値を用いて、被加工ワークの加工時に前記工具が辿る加工経路を求める
処理を前記制御装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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