[go: up one dir, main page]

JP2023000602A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023000602A
JP2023000602A JP2021101530A JP2021101530A JP2023000602A JP 2023000602 A JP2023000602 A JP 2023000602A JP 2021101530 A JP2021101530 A JP 2021101530A JP 2021101530 A JP2021101530 A JP 2021101530A JP 2023000602 A JP2023000602 A JP 2023000602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
image forming
response
destination information
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021101530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7685376B2 (ja
Inventor
正俊 篠原
Masatoshi Shinohara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Tec Corp
Original Assignee
Toshiba Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Tec Corp filed Critical Toshiba Tec Corp
Priority to JP2021101530A priority Critical patent/JP7685376B2/ja
Priority to US17/666,031 priority patent/US11659118B2/en
Publication of JP2023000602A publication Critical patent/JP2023000602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7685376B2 publication Critical patent/JP7685376B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00795Reading arrangements
    • H04N1/00798Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device or according to a measured quantity
    • H04N1/00814Circuits or arrangements for the control thereof, e.g. using a programmed control device or according to a measured quantity according to a detected condition or state of the reading apparatus, e.g. temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】より安定して地震の発生に対応した処理を実行することができる画像処理装置を提供することである。【解決手段】実施形態の画像形成装置は、通信部と、記憶部と、揺れセンサーと、制御部と、を備える。通信部は、ネットワークを介して他の情報処理装置と通信する。記憶部は、前記情報処理装置へ情報を送信する際に使用される宛先を示す宛先情報を記憶する。揺れセンサーは、揺れを検知する。制御部は、前記揺れセンサーによって所定の大きさ以上の揺れが検知されると、前記記憶部に記憶されている各宛先情報に対して応答を要求する情報である応答要求情報を送信する。制御部は、前記宛先から応答が送信されると、送信された応答を受信し、受信された応答に関する情報を前記記憶部に記録する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置に関する。
従来、地震の発生を検知する機能を備えた画像処理装置が提案されている。例えば、地震が発生したことが検知された場合には、その画像処理装置が設置された事業所に属する従属者の所在を示す情報を所定の送信先に送信することが提案されている。しかしながら、画像処理装置のトラブルや他の機器のトラブルが生じた際には、必ずしも想定されている処理を完了させることができない場合があった。
特開2007-188441号公報
本発明が解決しようとする課題は、より安定して地震の発生に対応した処理を実行することができる画像処理装置を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、通信部と、記憶部と、揺れセンサーと、制御部と、を備える。通信部は、ネットワークを介して他の情報処理装置と通信する。記憶部は、前記情報処理装置へ情報を送信する際に使用される宛先を示す宛先情報を記憶する。揺れセンサーは、揺れを検知する。制御部は、前記揺れセンサーによって所定の大きさ以上の揺れが検知されると、前記記憶部に記憶されている各宛先情報に対して応答を要求する情報である応答要求情報を送信する。制御部は、前記宛先から応答が送信されると、送信された応答を受信し、受信された応答に関する情報を前記記憶部に記録する。
実施形態の安否確認システム600の構成例を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置100のハードウェアブロック図である。 記憶部150が記憶する宛先情報の具体例を示す図である。 安否確認システム600が実行する安否確認処理の流れの第一の具体例を示す図である。 安否確認システム600が実行する安否確認処理の流れの第二の具体例を示す図である。 安否確認システム600の第1の変形例である。 安否確認システム600の第2の変形例である。
以下、実施形態の画像形成装置について、図面を参照して説明する。図1は、実施形態の安否確認システム600の構成例を示す図である。安否確認システム600は、1台又は複数台の画像形成装置100と、複数台のユーザー端末(例えば、複数台の第1ユーザー端末200及び複数台の第2ユーザー端末210)と、を備える。画像形成装置100は、複数のユーザー(例えばユーザーA~ユーザーZ)に対して通知を行うための宛先情報を、ユーザー毎に複数記憶している。本実施形態では、一人のユーザーに対して、画像形成装置100には第1宛先情報及び第2宛先情報が記憶されている。
図1の具体例では、第1宛先情報は第1ユーザー端末200を介してユーザーに通知を行うための宛先情報である。第2宛先情報は第2ユーザー端末210を介してユーザーに通知を行うための宛先情報である。この場合、ある第1ユーザー端末200と、ある第2ユーザー端末210とは、同一のユーザーによって使用される。例えば、図1において第1ユーザー端末(a)及び第2ユーザー端末(a)は、ユーザーAによって使用される。例えば、図1において第1ユーザー端末(z)及び第2ユーザー端末(z)は、ユーザーZによって使用される。
画像形成装置100は、シート上に画像を形成する装置である。画像形成装置100は、第1ユーザー端末200及び第2ユーザー端末210と通信可能に接続される。画像形成装置100が第1ユーザー端末200と通信する態様や、画像形成装置100が第2ユーザー端末210と通信する態様は、どのように実現されてもよい。
図1の例では、画像形成装置100は、第1ネットワーク400及び第2ネットワーク500に通信可能に接続される。画像形成装置100は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークとGW(Gateway)300とを介して、第1ネットワーク400に通信可能に接続される。例えば、第1ネットワーク400はインターネットや移動体通信網を用いて構成されてもよい。例えば、第1ユーザー端末200は、スマートフォンやパーソナルコンピューターやウェアラブルデバイス等の情報機器を用いて構成されてもよい。
画像形成装置100は、例えばモデムを介して第2ネットワーク500に通信可能に接続される。画像形成装置100は、第1ネットワーク400を介して第1ユーザー端末200と通信可能に接続される。画像形成装置100は、第2ネットワーク500を介して第2ユーザー端末210と通信可能に接続される。例えば、第2ネットワーク500は公衆交換電話網などの電話回線を用いて構成されてもよい。例えば、第2ユーザー端末210は、ファクシミリ(FAX)等の通信機器を用いて構成されてもよい。以下、各装置について詳細に説明する。
図2は、実施形態に係る画像形成装置100のハードウェアブロック図である。まず、図1及び図2を用いて画像形成装置100について詳細に説明する。画像形成装置100は、画像読取部10、ディスプレイ110、コントロールパネル120、画像形成ユニット130、シート収容部140、記憶部150、第1通信部160、第2通信部161、揺れセンサー170及び制御部180を備える。
画像形成装置100は、トナーやインクなどの現像剤を用いてシート上に画像を形成する。現像剤がトナーである場合には、現像剤は加熱されることによってシート上に定着される。現像剤がインクである場合には、現像剤はシート上に滴下されることによってシート上に画像が形成される。シートは、例えば紙やラベル用紙である。シートは、その表面に画像形成装置100が画像を形成できる物であればどのような物であってもよい。
画像読取部10は、読み取り対象の画像情報を光の明暗として読み取る。画像読取部10は、読み取られた画像情報を記録する。記録された画像情報は、ネットワークを介して他の情報処理装置に送信されてもよい。記録された画像情報は、画像形成ユニット130によってシート上に画像形成されてもよい。
ディスプレイ110は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの画像表示装置である。ディスプレイ110は、画像形成装置100に関する種々の情報を表示する。
画像形成ユニット130は、画像読取部10によって生成された画像情報又は通信路を介して受信された画像情報に基づいて、シート上に画像を形成する。画像形成ユニット130は、例えば感光体ドラム、露光器、現像器、転写器及び定着器を備える。画像形成ユニット130内には、シートの搬送路が形成されている。処理対象のシートは、搬送路に設けられたローラーによって搬送される。搬送の過程でシート上に画像が形成される。
画像形成ユニット130は、例えば以下のような処理によって画像を形成する。画像形成ユニット130の露光器は、画像情報に基づいて感光体ドラム上に静電潜像を形成する。画像形成ユニット130の現像器は、静電潜像に現像剤を付着させることによって可視像を形成する。
画像形成ユニット130の転写器は、可視像をシート上に転写する。画像形成ユニット130の定着器は、シートに対して加熱及び加圧を行うことによって、可視像をシート上に定着させる。なお、画像が形成されるシートは、シート収容部140に収容され搬送されたシートであってもよいし、手差しされたシートであってもよい。
シート収容部140は、画像形成ユニット130における画像形成に用いられるシートを収容し、搬送ローラーにより画像形成ユニット130にシートを搬送する。
記憶部150は、磁気ハードディスク装置や半導体記憶装置等の記憶装置を用いて構成される。記憶部150は、画像形成装置100が動作する際に必要となるデータを記憶する。記憶部150は、ユーザー毎に予め設定されている複数の宛先情報(第1宛先情報及び第2宛先情報)を記憶する。なお、一人のユーザーに対して設定される複数の宛先情報は、2つに限定される必要は無く、3つ以上の宛先情報が一人のユーザーに対して設定されてもよい。
図3は、記憶部150が記憶する宛先情報の具体例を示す図である。記憶部150は、例えば図3に示されるような宛先情報テーブルを記憶してもよい。宛先情報テーブルは、複数の宛先情報レコードを有する。宛先情報レコードは、ユーザー識別情報、第1宛先情報及び第2宛先情報の各値を有する。ユーザー識別情報は、個々のユーザーに重複しないように割り当てられた識別情報である。第1宛先情報は、ユーザー識別情報が示すユーザーに対して情報の通知を行う際に使用される宛先情報である。第1宛先情報は、例えばメールアドレスであってもよいし、SMS(Short Message Service)の宛先(例えば電話番号)であってもよいし、文字や画像を送信可能であればどのような情報であってもよい。第2宛先情報は、ユーザー識別情報が示すユーザーに対して情報の通知を行う際に使用される宛先情報である。
ただし、第1宛先情報と第2宛先情報とは、異なる情報である。例えば、第1宛先情報と第2宛先情報とでは、その宛先への通信で使用されるネットワークが異なる。例えば、第1宛先情報と第2宛先情報とでは、その宛先への通信で使用されるプロトコルが異なる。例えば、第1宛先情報と第2宛先情報とでは、その宛先への通信で使用されるアプリケーションが異なる。例えば、第1宛先情報と第2宛先情報とでは、その宛先への通信で中継時に使用されるサーバーが異なる。
図2に戻って説明を続ける。第1通信部160は、通信インターフェースを用いて構成される。第1通信部160は、第1ネットワーク400を介して他の装置(例えば第1ユーザー端末200)と通信する。
第2通信部161は、通信インターフェースを用いて構成される。第2通信部161は、第2ネットワーク500を介して他の装置(例えば第2ユーザー端末210)と通信する。
揺れセンサー170は、地面の揺れを検知する。揺れセンサー170は、画像形成装置100が設置されている床面に設置されて、床面の揺れを地面の揺れとして検知してもよい。揺れセンサー170は、画像形成装置100内に設置されて、画像形成装置100の揺れを地面の揺れとして検知してもよい。揺れセンサー170は、どのような方法で地面の揺れを検知してもよい。揺れセンサー170は、検知された揺れに関する情報を制御部180に出力する。揺れに関する情報は、例えば揺れセンサー170において生成された物理量を示す情報であってもよいし、揺れの大きさを示す数値を示す情報であってもよい。
制御部180は、Central Processing Unit(CPU)等のプロセッサーとメモリとを用いて構成される。制御部180は、記憶部150に予め記憶されているプログラムを読み出して実行する。制御部180は、画像形成装置100に備えられる各機器の動作を制御する。
制御部180は、さらに、揺れセンサー170によって所定の大きさ以上の揺れが検知された場合には、予め登録されているユーザーに対して安否確認の情報を送信する。このとき、制御部180は、まず第1宛先情報を用いて安否確認の情報を送信する。制御部180は、安否確認の情報を送信した後、各ユーザーからの安否確認の応答(安否応答)を受信し、受信の履歴を記憶部150に記録する。制御部180は、所定の条件が満たされても安否確認の応答が受信されていないユーザーに対し、第2宛先情報を用いて安否確認の情報を送信する。
図4は、安否確認システム600が実行する安否確認処理の流れの第一の具体例を示す図である。まず、揺れセンサー170が所定の大きさ以上の揺れを検知するまでは、安否確認処理の実質的な処理は実行されない(ACT101-NO)。揺れセンサー170が所定の大きさ以上の揺れを検知した場合(ACT101-YES)、制御部180は、記憶部150に登録されている各第1宛先情報に対して安否確認の情報を送信する。第1宛先情報に対して送信された安否確認の情報は、各ユーザーの第1ユーザー端末200へ送信される(ACT102)。
安否確認の情報は、ユーザーの安否を示す情報の返信(以下「安否応答」という。)をユーザーに対して要求する情報である。安否確認の情報は、例えばユーザーの安否を示す情報を画像形成装置100に送信するためのボタンを表示するための情報であってもよい。安否確認の情報は、例えばユーザーの安否を示す情報を画像形成装置100に送信するためのリンクを含んでもよい。
第1ユーザー端末200は、安否確認の情報を受信すると、ユーザーに対して安否応答を要求する。第1ユーザー端末200は、例えば自装置の画像表示装置において、安否応答を要求することを示す文字列や画像を表示してもよい。第1ユーザー端末200は、例えば自装置の音響出力装置において、安否応答を要求することを示す音声を出力してもよい。
第1ユーザー端末200のユーザーは、安否応答の要求に応じて、第1ユーザー端末に対し安否応答をすることを指示する。安否応答の指示は、例えばタッチパネルディスプレイやポインティングデバイスやキーボード等の入力装置の操作によって行われてもよい。安否応答の指示は、例えばユーザーが指示することを示す文字列の音声を発話することによって行われてもよい。この場合、第1ユーザー端末200は、マイクを介して入力されたユーザーの音声について音声認識処理を行うことによって安否応答の指示を取得してもよい。第1ユーザー端末200は、ユーザーの指示に応じて、安否応答の処理を行う。具体的には、画像形成装置100に対してユーザーの安否を示す情報を送信する(ACT103)。安否を示す情報には、例えばそのユーザーのユーザー識別情報と、ユーザーによって選択された安否に関する情報(例えば、“問題無し”、“怪我をしたが動ける”、“怪我をして動けない”など)と、が含まれてもよい。
画像形成装置100は、第1ユーザー端末200から安否に関する情報を受信すると、受信された安否に関する情報を記憶部150に記録する(ACT104)。第1宛先情報への通知の後に所定の条件が満たされると、画像形成装置100は無応答ユーザーを判定する(ACT105)。
所定の条件とは、ユーザーが第1ユーザー端末200を操作して安否応答を行うのに十分な時間が経過したことを示す条件である。所定の条件は、例えば、第1宛先情報への通知から所定の時間が経過したことであってもよい。所定の条件は、例えば、画像形成装置100の管理者による所定の操作が行われたことであってもよい。
無応答ユーザーとは、画像形成装置100において安否に関する情報が受信されていないユーザーである。このような無応答ユーザーは、そもそも画像形成装置100から第1宛先情報へ送信された安否応答の要求を得ることができていない可能性がある。言い換えると、このような無応答ユーザーの第1ユーザー端末200は、画像形成装置100との間の通信インフラの障害などによって画像形成装置100からの情報を受信できていない可能性がある。
そこで、画像形成装置100は、無応答ユーザーに対して第1宛先情報とは異なる宛先情報(第2宛先情報)を用いて安否確認の情報を送信する。第2宛先情報に対して送信された安否確認の情報は、各ユーザーの第2ユーザー端末210へ送信される(ACT106)。
第2ユーザー端末210は、安否確認の情報を受信すると、ユーザーに対して安否応答を要求する。第2ユーザー端末210は、例えばファクシミリを用いて構成されてもよい。その場合、第2宛先情報はFAX番号となる。第2ユーザー端末210は、画像形成装置100から受信したFAXの画像情報を出力(例えば印刷やディスプレイ表示)することで、ユーザーに対して安否応答を要求してもよい。第2ユーザー端末210は、自装置の画像表示装置において、安否応答を要求することを示す文字列や画像を表示してもよい。第2ユーザー端末210は、例えば自装置の音響出力装置において、安否応答を要求することを示す音声を出力してもよい。
第2ユーザー端末210のユーザーは、安否応答の要求に応じて、第2ユーザー端末に対し安否応答をすることを指示する。安否応答の指示は、例えば安否に関する情報を示す画像が形成されたシートをFAXで画像形成装置100へ送信することの指示であってもよい。安否応答の指示は、例えば単に画像形成装置100のFAX番号へ着信を入れることの指示であってもよい。この場合、着信があったことが、ユーザーが少なくとも動ける状態であることを示す安否情報として扱われてもよい。安否応答の指示は、上述した第1ユーザー端末200の説明において記載したやり方で行われてもよい。第2ユーザー端末210は、ユーザーの指示に応じて、安否応答の処理を行う。具体的には、画像形成装置100に対してユーザーの安否を示す情報を送信する(ACT107)。
画像形成装置100は、第2ユーザー端末210から安否に関する情報を受信すると、受信された安否に関する情報を記憶部150に記録する(ACT108)。第2宛先情報への通知の後に所定の条件が満たされると、画像形成装置100は無応答ユーザーを判定する(ACT109)。ACT109における無応答ユーザーは、第1宛先情報への通知と第2宛先情報への通知とでどちらにおいても安否に関する情報が受信されなかったユーザーを示す。画像形成装置100は、無応答ユーザーに関する情報を出力する(ACT110)。
図5は、安否確認システム600が実行する安否確認処理の流れの第二の具体例を示す図である。図5の例では、安否確認システム600は、親機として動作する画像形成装置100(以下「画像形成装置(親機)という。」と、子機として動作する画像形成装置100(以下「画像形成装置(子機)という。」と、を含む。特に、子機は複数台設けられている。図5においてnは1以上の整数である。
まず、揺れセンサー170が所定の大きさ以上の揺れを検知するまでは、安否確認処理の実質的な処理は実行されない(ACT201-NO)。揺れセンサー170が所定の大きさ以上の揺れを検知した場合(ACT201-YES)、画像形成装置(親機)は、自装置がその後の通知処理を行うことが可能である場合には、そのことを示す情報(以下「健全情報」という。)を画像形成装置(子機)に対して送信する(ACT202)。その後、画像形成装置100は、その後の通知処理を行う(ACT203)。なお、通知処理とは、第1宛先情報に対する安否確認の情報の送信等を示す。例えば、通知処理は、図4のACT102以降の処理である。
画像形成装置(子機)は、揺れセンサー170が所定の大きさ以上の揺れを検知した場合(ACT201-YES)、画像形成装置(親機)から健全情報を受信することを待機する。所定の待機時間が経過する前に健全情報を受信した場合(ACT204-YES)は、そこで動作を終了する(ACT205)。
一方、所定の待機時間が経過しても健全情報を受信しなかった場合(ACT204-NO、ACT206-YES)は、画像形成装置(子機)は、自装置が親機としての処理を開始する。具体的には、その画像形成装置(子機)は健全情報を他の画像形成装置(子機)に対して送信する(ACT207)。その後、その画像形成装置(子機)は、その後の通知処理を行う(ACT208)。
なお、各画像形成装置(子機)において、待機時間はそれぞれ異なる長さで設定されてもよい。このように設定されることによって、より短い待機時間が設定された子機から順に、親機として動作する可能性が生じる。例えば、最も短い待機時間が設定された子機(第1子機)は、親機が健全情報を送信しない場合に親機として動作する。例えば、2番目に短い待機時間が設定された子機(第2子機)は、親機及び第1子機が健全情報を送信しない場合に親機として動作する。
制御部180の動作の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピューター読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、より安定して地震の発生に対応した処理を実行することが可能となる。詳細は以下の通りである。安否確認システム600では、所定の大きさ以上の揺れが揺れセンサー170において検知された場合、画像形成装置100は第1宛先情報を用いてユーザーに安否確認を行う。そのため、特別に安否確認のための専用システムを導入すること無く、安定して地震の発生に対応した処理を実行することが可能となる。
また、安否確認システム600では、第1宛先情報を用いてユーザーに安否確認を行った後、無応答ユーザーに対して第2宛先情報を用いて安否確認を行う。そのため、第1宛先情報を用いた通信や機器に障害が生じていたとしても、第2宛先情報を用いた通信によってより多くのユーザーに安否確認を行うことが可能となる。
また、安否確認システム600では、複数台の画像形成装置100のうち、親機として機能する画像形成装置が通知処理を実行することが困難な状態である場合、子機が代わりに通知処理を実行する。そのため、親機において障害が生じていたとしても、子機によってユーザーに安否確認を行うことが可能となる。
<変形例>
図6は、安否確認システム600の第1の変形例である。第1の変形例では、各ユーザーは1台のユーザー端末(第1ユーザー端末200)を用いて、複数の宛先情報に応じた通知を受信する。この場合、第1宛先情報を用いて送信された安否確認の情報と、第2宛先情報を用いて送信された安否確認の情報とは、いずれも第1ユーザー端末200において受信され出力される。ただし、第1宛先情報を用いた通信は、第1ネットワーク400を介して行われ、第2宛先情報を用いた通信は、第2ネットワーク500を介して行われる。このように構成されることによって、ユーザーは1台のユーザー端末(第1ユーザー端末200)を有していればよいため、ユーザーの負担が軽減される。また、第1宛先情報及び第2宛先情報で使用されるネットワークがそれぞれ異なるため、いずれか一方のネットワークに障害が生じていたとしても他のネットワークで安否確認を行うことが可能になる。
例えば、第1ネットワーク400はインターネット等のパケットネットワークを用いて構成され、第2ネットワーク500は回線交換ネットワークを用いて構成されてもよい。第1宛先情報は、例えば第1ユーザー端末200にインストールされている特定のアプリケーションにおいて利用される宛先情報であってもよいし、電子メールのメールアドレスであってもよい。第2宛先情報は、例えば第1ユーザー端末200に割り当てられている電話番号であってもよい。この場合、第2宛先情報に送信された情報は、SMSによってユーザーに通知されてもよい。
図7は、安否確認システム600の第2の変形例である。第2の変形例では、各ユーザーは1台のユーザー端末(第1ユーザー端末200)を用いて、複数の宛先情報に応じた通知を受信する。この場合、第1宛先情報を用いて送信された安否確認の情報と、第2宛先情報を用いて送信された安否確認の情報とは、いずれも第1ユーザー端末200において受信され出力される。また、第1宛先情報を用いた通信と第2宛先情報を用いた通信とは、いずれも第1ネットワーク400を介して行われる。このように構成されることによって、ユーザーは1台のユーザー端末(第1ユーザー端末200)を有していればよいため、ユーザーの負担が軽減される。また、画像形成装置100を複数のネットワーク(第1ネットワーク400及び第2ネットワーク500)に接続する必要がないため、安否確認システム600の構築に要するコストや労力を削減することが可能となる。
例えば、第1ネットワーク400はインターネット等のパケットネットワークを用いて構成されてもよい。第1宛先情報は、例えば第1ユーザー端末200にインストールされている特定のアプリケーションにおいて利用される宛先情報であってもよい。第2宛先情報は、電子メールのメールアドレスであってもよい。
例えば、第1ネットワーク400は回線交換ネットワークを用いて構成されてもよい。第1宛先情報は、例えば第1ユーザー端末200に割り当てられている電話番号であってもよい。この場合、第1宛先情報に送信された情報は、SMSによってユーザーに通知されてもよい。第2宛先情報は、例えば第1ユーザー端末200に割り当てられているFAX番号であってもよい。この場合、第2宛先情報に送信された情報は、第1ユーザー端末200においてFAX信号として受信されて出力されてもよい。
上述した説明では、画像形成装置100は、無応答ユーザーのみに対して第2宛先情報を用いて通知を行った。しかし、画像形成装置100は、無応答ユーザーを含む複数のユーザーに対して第2宛先情報を用いた通知を行ってもよい。例えば、画像形成装置100は、無応答ユーザーが存在する場合には、全てのユーザーの第2宛先情報へ安否確認の情報を送信してもよい。このように構成されることで、より高い確率で、全てのユーザーから安否応答を受けることが可能となる。一方、上述したように無応答ユーザーのみに対して第2宛先情報を用いた通知を行う場合には、既に安否応答を行ったユーザーには第2宛先情報を用いた通知が届かない。そのため、既に安否応答を行ったユーザーにおいて混乱を生じさせたり、二度手間を強いてしまうことなどを防止することができる。
安否確認システム600の画像形成装置100は、無応答ユーザー情報を出力する場合に、例えばシート上に無応答ユーザーの一覧を示す文字や画像を形成して出力してもよい。安否確認システム600が複数台の画像形成装置100を備える場合には、無応答ユーザー情報を出力する場合に、特定の画像形成装置100が無応答ユーザー情報を出力してもよい。例えば、親機として動作している画像形成装置100が出力してもよいし、他の特定の画像形成装置100が出力してもよい。他の特定の画像形成装置100の具体例として、安否確認を取り仕切る部署(例えば人事部、総務部など)の最も近くに設置されている画像形成装置100が無応答ユーザー情報を出力してもよい。
安否確認システム600の画像形成装置100は、揺れセンサー170による揺れの検知に応じて図4又は図5のような処理を開始するのではなく、ユーザーの操作に応じて処理を開始してもよい。例えば、コントロールパネル120において所定のボタンがユーザーによって操作されたことに応じて、ACT102の処理やACT202の処理が行われてもよい。
また、モバイル端末等のクライアント端末からの指示によりACT102の処理やACT202の処理が行われてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100…画像形成装置、 10…画像読取部、 110…ディスプレイ、 120…コントロールパネル、 130…画像形成ユニット、 140… シート収容部、 150…記憶部、 160…第1通信部、 161…第2通信部、 170…揺れセンサー、 180…制御部、 200…第1ユーザー端末、 210…第2ユーザー端末、 300…GW、 400…第1ネットワーク、 500…第2ネットワーク、 600…安否確認システム

Claims (5)

  1. ネットワークを介して他の情報処理装置と通信する通信部と、
    前記情報処理装置へ情報を送信する際に使用される宛先を示す宛先情報を記憶する記憶部と、
    揺れを検知する揺れセンサーと、
    前記揺れセンサーによって所定の大きさ以上の揺れが検知されると、前記記憶部に記憶されている各宛先情報に対して応答を要求する情報である応答要求情報を送信し、前記宛先から応答が送信されると、送信された応答を受信し、受信された応答に関する情報を前記記憶部に記録する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記記憶部は、同一のユーザーに対応付けられた前記宛先情報として、第1宛先情報と、前記第1宛先情報とは異なる第2宛先情報とを記憶し、
    前記制御部は、まず第1宛先情報に対して前記応答要求情報を送信し、その後に所定の条件が満たされた場合に前記第2宛先情報に対して前記応答要求情報を送信する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、まず第1宛先情報に対して前記応答要求情報を送信し、その後に前記応答が受信されていないユーザーが存在している場合に、前記第2宛先情報に対して前記応答要求情報を送信する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、まず第1宛先情報に対して前記応答要求情報を送信し、その後に前記応答が受信されていないユーザーである無応答ユーザーが存在している場合に、前記無応答ユーザーを含むユーザーに関して、前記第2宛先情報に対して前記応答要求情報を送信する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、自装置が親機として設定されている場合は、前記揺れセンサーによって所定の大きさ以上の揺れが検知されると、他の画像形成装置である子機に対して、自装置が動作可能であることを示す健全情報を送信し、
    前記制御部は、自装置が子機として設定されている場合は、前記揺れセンサーによって所定の大きさ以上の揺れが検知され、且つ、所定の時間が経過しても前記親機から前記健全情報を受信できない場合は、前記親機として処理を開始する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
JP2021101530A 2021-06-18 2021-06-18 画像形成装置 Active JP7685376B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021101530A JP7685376B2 (ja) 2021-06-18 2021-06-18 画像形成装置
US17/666,031 US11659118B2 (en) 2021-06-18 2022-02-07 Image forming apparatus including a shake sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021101530A JP7685376B2 (ja) 2021-06-18 2021-06-18 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023000602A true JP2023000602A (ja) 2023-01-04
JP7685376B2 JP7685376B2 (ja) 2025-05-29

Family

ID=84489552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021101530A Active JP7685376B2 (ja) 2021-06-18 2021-06-18 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11659118B2 (ja)
JP (1) JP7685376B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236484A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012213040A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 電話機
JP2015084167A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社日立製作所 安否確認システムおよび装置および方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4294912B2 (ja) * 2001-08-13 2009-07-15 ブラザー工業株式会社 端末情報通知システム、端末情報通知方法及びネットワーク端末装置
US6970277B1 (en) * 2004-12-06 2005-11-29 Kabushiki Kaisha Toshiba Shock detecting apparatus and image forming apparatus comprises shock detecting apparatus
JP4787620B2 (ja) 2006-01-16 2011-10-05 昭和シェル石油株式会社 安否情報処理装置、方法及びコンピュータプログラム
JP2012212321A (ja) 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 電話機
WO2013040037A1 (en) * 2011-09-12 2013-03-21 Talkto, Inc. Multi-user communication system and method
US9197718B2 (en) * 2011-09-23 2015-11-24 Box, Inc. Central management and control of user-contributed content in a web-based collaboration environment and management console thereof
JP6260134B2 (ja) 2013-08-05 2018-01-17 株式会社リコー 画像処理装置及びプログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008236484A (ja) * 2007-03-22 2008-10-02 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2012213040A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Brother Ind Ltd 電話機
JP2015084167A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 株式会社日立製作所 安否確認システムおよび装置および方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20220407975A1 (en) 2022-12-22
US11659118B2 (en) 2023-05-23
JP7685376B2 (ja) 2025-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5803973B2 (ja) 携帯端末装置、同装置におけるジョブ実行用設定画面の表示方法及び表示プログラム
US10333774B2 (en) Image forming apparatus that cooperates with management server, method of controlling image forming apparatus, and storage medium
US20130088741A1 (en) Communication system, relay apparatus and communication apparatus
US9621743B2 (en) Terminal device which performs communication with an image processing device after switching a working application in the terminal device
US20130036333A1 (en) Image forming apparatus, method of notifying error, and computer-readable recording medium therefor
JP2006107081A (ja) 情報処理端末、ネットワークの管理装置およびネットワークシステム
CN107861344B (zh) 图像形成设备和图像形成方法
JP7582013B2 (ja) 画像処理システム
JP2019160097A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
US10298783B2 (en) Delivery management system
JP2023000602A (ja) 画像形成装置
JP7698970B2 (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JP2020047099A (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
CN107025078A (zh) 文档处理方法以及文档处理设备
JP2019053463A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
US12022034B1 (en) Operation device and display method
JP6642600B2 (ja) 要求伝達装置、機器、要求伝達システム、要求伝達方法、及びプログラム
JP7472697B2 (ja) 画像形成装置、システム、方法およびプログラム
JP2017019162A (ja) ジョブ実行装置、エラー通知方法、及びエラー通知プログラム
JP7363932B2 (ja) 印刷システム
JP2020141269A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP7432102B2 (ja) プログラム、通信システム、及び通信方法
JP2024142965A (ja) 管理サーバー、画像形成装置、及び管理サーバーシステム
JP6458702B2 (ja) 電子機器及び画像形成装置
JP2021153252A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7685376

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150