JP2022543597A - 回転テーブル - Google Patents
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Abstract
固定のテーブル部分10とそれに対して回転可能なテーブル部分14及びテーブル部分10、14の間に締め付け結合を形成し、かつ解除するための制御装置18を有する回転テーブルが開示され、制御装置18が操作されない状態において、締め付け力がテーブル部分10、14の少なくとも1つに作用し、その締め付け力は、さらなる油圧の締め付け装置20に圧力が供給された場合にそのさらなる締め付け装置によって高まり、かつ油圧の解除装置22が圧力操作された場合に、その解除装置によって、固定のテーブル部分10に対する回転可能なテーブル部分14の回転運動が完全に解放されるまで、低下する。【選択図】図1
Description
本発明は、回転テーブルに関する。
特許文献1(欧州特許第1543916号明細書)によって、固定のテーブル部分としてのハウジングと、それに対して回転可能なテーブル部分としての、ハウジングに対して回転可能に支承された回転部材とを有する、回転テーブルとして形成された工作物テーブル及び、ハウジングに対する回転部材のそれぞれの回転角度位置を固定するための、ロック装置として形成された制御装置が知られている。
従来技術から知られた解決の図2に示す実施例において、制御装置は、エネルギ供給がオンにされた場合に、第1の操作機構を用いて解除され、エネルギ供給がオフにされた場合に、復帰機構によって能動化される。操作機構は、環状溝内で密に案内されるリングピストンであって、その下に、圧力手段を供給される圧力室が配置されており、リングピストンは、ハウジングに対して回転できない固定のディスクを操作し、そのディスクが回転部材を固定するために、回転可能であるが、回転部材に対しては回転できないディスクと、特に圧力室に圧力手段が供給された場合にリングピストンが固定のディスクを少し持ち上げるように、協働するので、回転可能なディスクが固定のディスクの下方で自由に回転することができ、かつ固定のディスクは、圧力室から圧力手段が放出された場合に復帰機構によって下降し、それによって回転可能なディスクを締め付け、復帰機構は重力を利用する自重又は少なくとも1つのばねである。
既知の発明解決に属さない変形例(図3)は、上述した実施例から次のように、すなわち制御装置はエネルギ供給がオンにされた場合に操作機構としてのリングピストンによって能動化され、そのリングピストンがハウジングに固定されているディスクを操作して、圧力室に圧力手段が供給された場合にリングピストンが固定のディスクを固定のテーブル部分のハウジングリングの方向へ押圧するので、回転可能なディスクはもはや固定のディスクによって挟持されないことにより、異なっている。
このような回転テーブルは、工作機械における切削加工においても、切削しない自動化においても使用される。回転テーブルは、それぞれ仕様に応じて、ラウンドテーブル、ラウンドインデックステーブル、部分テーブル又は部分器具とも称される。回転テーブルは、しばしば、いわゆる固定の分割を有するラウンドインデックステーブルとして使用される。この種のラウンドインデックステーブルは、ロータリートランスファー機械内で工作物を加工ステーションから加工ステーションへ移送することができる。
大きな締め付け力をもたらし、この種の大きな締め付け力を定められたように解除すること及び回転可能なテーブル部分を固定のテーブル部分に対して解放することに関しては、既知の解決には、まだ解決されていない要望が存在する。
したがってこの従来技術に基づいて、本発明の課題は、既知の解決をさらに改良して、定められたように再び解除することができる、きわめて高い締め付け力が実現されるようにすることである。
この課題は、その全体において特許請求項1の特徴を有する回転テーブルによって解決される。
本発明に係る回転テーブルは、この回転テーブルが固定のテーブル部分とそれに対して回転可能なテーブル部分及びそれらのテーブル部分の間に締め付け結合を形成し、かつ解除するための制御装置を有し、制御装置が操作されない状態において、少なくとも1つの締め付け力が、テーブル部分の少なくとも1つに作用し、その締め付け力はさらなる油圧の締め付け装置に圧力が供給された場合にそのさらなる締め付け装置によって高まり、かつ油圧の解除装置が圧力操作された場合にはその解除装置によって、固定のテーブル部分に対する回転可能なテーブル部分の回転運動が完全に解放されるまで低下することを、特徴としている。
それによって、さらなる油圧の締め付け装置によって、制御装置が操作されない状態においてすでに存在している締め付け力に加えて、きわめて大きい締め付け力が回転可能なテーブル部分へ及ぼされ、その締め付け力は自立した油圧の解除装置によって、それが圧力操作された場合に再び、回転可能なテーブル部分が完全に解放され、かつ軸線方向にいかなる相対移動も許されなくなるまで、無効にすることができる。
発明解決の枠内で、油圧の解除装置が問題になる場合に、これは、付属の供給圧力を除去することによってさらなる油圧の締め付け装置を緩めることを、意味するものではなく、むしろ自立した圧力供給と加圧を有する構造的に自立した解除装置が存在し、それがさらなる締め付け装置の他に付加的な構造コンポーネントとしてテーブル部分の駆動に用いられる。
好ましい実施例において、回転可能なテーブル部分は2つの締め付け部分の間にそのばね弾性に基づいて固定され、制御装置が操作されない状態において摩擦力を受け、その摩擦力が自由な回転運動を阻止する。それによって、充分な阻止が達成され、その阻止によって、回転可能なテーブル部分が一度調節され、もしくは定められた回転位置から意図されずに離れるように移動しないことが、保証されており、もし移動してしまうと、この回転テーブルを使用する工作機械の工具との衝突をもたらすことがあり得る。
他の好ましい実施例においては、制御装置の2つの装置は固定的に配置された、圧力室を有するテーブル部分内に収容されており、その圧力室がそれぞれ流体を案内するように圧力供給装置に接続されている。好ましくは、さらなる締め付け装置が2つの対向するピストンを有しており、それらが長手方向に走行可能にそれぞれ対応づけ可能な圧力室内に収容されており、その両者が同時に圧力を供給されて、2つの締め付け部分を互いに近づくように移動させ、かつ少なくとも部分的にそれらの間に位置する回転可能なテーブル部分への増大された締め付け力による締め付けを行わせる。軸線方向に相対移動しない状況が前提とされる。好ましくは、上述したピストンは一周するシールリングから形成されており、それらのシールリングは、2つの対応づけられた締め付けリングへの力の供給の他に、同時に、回転可能なテーブル部分の方向における確実な密閉を形成する。
他の好ましい実施例においては、解除装置は、2つの締め付け部分の間の分離間隙に対して他の圧力室を密閉するシール装置を有しており、かつ他の圧力室に圧力が供給された場合に2つの締め付け部分は、回転可能なテーブル部分が解放される場合に、互いに逆方向を向いた持ち上げ力を受ける。この他のシール装置の特殊な配置によって、他の圧力室に圧力が供給される場合に、高められた密閉力作用を有するシール装置の圧力供給ももたらされるので、その限りにおいて分離間隙はその後方に位置する回転可能なテーブル部分によって、改良された流体密閉を受ける。
他の好ましい実施例において、制御装置は、さらなる締め付け装置が操作された場合に解除装置が圧力なしに維持され、解除装置が操作された場合にはさらなる締め付け装置が圧力なしに維持されるように、駆動される。それによってさらなる締め付け装置と解除装置の精確な駆動が実現され、それがエネルギ的に効率がよい。
他の好ましい実施例において、2つの締め付け部分は同一部品として形成されてプレート形状であり、それらは互いに向き合った端面にリング形状の突出部を有し、それらの突出部がシール装置と共に他の圧力室を画成し、かつ回転可能なテーブル部分を径方向に包囲する。同一部品としての2つの締め付け部分の形成が、回転テーブル用の形成コストを削減し、かつ組み立てを簡単にすることを、支援する。
他の下位請求項に記載の回転テーブルの形態によれば、中央の力導入が達成され、それが、回転可能なテーブルの回転軸線に対してほぼ平行なベクトルの平面内で、締め付けのための力導入と緩めるための逆向きの力導入を許すので、テーブル部分のための駆動プロセスが時代に即しており、かつ障害なしで行われる。
以下、図面を用いて本発明を詳細に説明する。図は、原理的かつ縮尺にとらわれない表示である。
図1には、本発明に係る回転テーブルが、固定のテーブル部分10を有する工作物テーブルの形式で示されており、その回転テーブルは、固定のテーブル部分10に対して回転軸線12を中心に回転可能なテーブル部分14を、少なくとも一部周側に有しており、その回転可能なテーブル部分が平坦ディスク16を有し、その平坦ディスクに工作物が既知のように、締め付け及び固定ボルトを用いて固定可能である(図示せず)。さらに、回転テーブルの一部として制御装置18が設けられており、その制御装置は、回転可能なテーブル部分14を任意の回転位置に固定し、かつ回転可能なテーブル部分14を任意の回転位置から解放するために、すなわち固定のテーブル部分10と回転可能なテーブル部分14の間に締め付け結合を形成し、かつ解除するために、用いられる。制御装置18は、さらなる油圧の締め付け装置20と油圧の解除装置22を有しており、それらは互いに別々に形成されている。
制御装置18が操作されない状態において、回転可能なテーブル部分14に恒久的に締め付け力が作用し、その締め付け力は制御装置18の操作された状態において変化し、すなわちさらなる油圧の締め付け装置20の圧力供給が増加した場合に無段階で高まり、あるいは油圧の解除装置22の圧力操作が増加した場合には、固定のテーブル部分10に対する回転可能なテーブル部分14の回転運動が完全に解放されるまで、無段階に減少する。
制御装置18、特にさらなる油圧の締め付け装置20と油圧の解除装置22は、固定のテーブル部分10内に配置されている。
制御装置18が操作されない状態において締め付け力をもたらすために、回転テーブルの2つの締め付け部分26(これらの間に回転可能なテーブル部分14が少なくとも部分的に配置されている)の少なくとも部分24が、付勢を発生させるためにそれぞれ、2つの締め付け部分26と回転可能なテーブル部分14との間に摩擦力が発生するように、ばね弾性をもって形成されており、その摩擦力は制御装置18が操作されない状態において恒久的に作用し、かつ回転可能なテーブル部分14の自由な回転運動を阻止する。
制御装置18が操作されない場合の締め付け力に関して増大された締め付け力をもたらすために、さらなる締め付け装置20が2つの対向するピストン28(図2)を有しており、それらは長手方向に走行可能にそれぞれ固定のテーブル部分10内の対応づけ可能な圧力室30内に収容されており、両者は同時に流体圧を供給されて、2つの締め付け部分26の互いに近づく運動及び少なくとも部分的に締め付け部分26の間に配置されている回転可能なテーブル部分14への、増大された締め付け力による締め付けを、行わせる。
回転可能なテーブル部分14の回転運動を完全に解放するまで締め付け力を減少させるために、解除装置22がシール装置32(図2、3)を有しており、そのシール装置は、2つの締め付け部分26の間に形成されている分離間隙36に対して他の圧力室34を密閉し、それに圧力が供給された場合に2つの締め付け部分26は、互いに逆方向を向いた持ち上げ力を受け、それによって回転可能なテーブル部分14が解放される。
さらなる締め付け装置20と解除装置22の全ての圧力室30、34は、それぞれ図には示されていない圧力供給装置に流体を案内するように接続されており、さらなる締め付け装置20か、あるいは解除装置22に圧力が供給されており、かつ同時に2つの装置20、22の他方が圧力なしに維持されている。
2つの締め付け部分26は、同一部品である。2つの締め付け部分26の各々は、プレート形状のリング38として形成されており、そのリングの、他方のプレート形状の締め付け部分26へ向いた端面40に、矩形、特に方形の横断面を有するリング形状の突出部42(図2)が形成されている。突出部42の、互いに向き合った、互いに対して実質的に平行に方向づけされた端面43が、分離間隙36を形成する。
2つの締め付け部分26のプレート形状のリング38は、実質的に互いに対して平行かつ回転軸線12に対して同軸に方向づけされている。リング38は、固定のテーブル部分10の周側52へ向いたその端部49において、それぞれ固定のテーブル部分10の部分の間もしくは固定のテーブル部分10内に固定されている。このような端部側の固定から始まって、各リング38は、回転軸線12に対して横に回転軸線12の方向に、特にわずかな、あそびをもって、固定のテーブル部分10を通って回転可能なテーブル部分14内へ延びており、リング38の回転軸線12の側の端部51が、特にわずかな、あそびをもって、回転可能なテーブル部分14の間にルーズに配置されている。それぞれプレート形状のリング38の、突出部42を有する端面40とは逆の端面45は、平坦もしくはフラットに形成されており、かつ、突出部42を有する端面40及び突出部42の端面43に対して平行に延びている。リング38のルーズな端部51に対して、回転テーブルの周側52の方向において径方向に変位して、リング38の互いに向き合う端面40に設けられている、2つの突出部42の回転軸線12へ向いた側面47は、仮想の円筒の外表面に沿って延びている。
このように配置されて、2つのリング形状の突出部42は、少なくとも部分的に径方向に離隔して回転可能なテーブル部分14を有しており、かつ他の圧力室34を画成し、その中にシール装置32が配置されており、そのシール装置が他の圧力室34を分離間隙36に対して密閉する。
さらなる締め付け装置20の2つのピストン28は、シールリング44から形成されている。押圧力が圧力室30内へ導入された場合に、2つのリング形状のピストン28の互いに向き合った自由な端面46が互いに近づくように移動して、締め付け部分26を連動し、したがって締め付け部分も同様に互いに近づくように移動し、それによって、2つのばね弾性をもって形成された締め受け部分26の間の締め付け間隙が減少することにより、締め付け部分26が、その周端縁48によって締め付け部分26の間に配置されている回転可能なテーブル部分14をその実際の回転位置に固定する。
それぞれのピストン28は、圧力室30(この中にピストンが配置されている)を隣接する締め付け部分26に対して密閉し、かつ、圧力が供給された場合に、それぞれのプレート形状のリング38の、突出部42を有するこのリング38の端面43とは逆の、フラットかつ/もしくは平坦な端面45に実質的に垂直に作用する。したがって一方のピストン28は、力を一方のリング38へ加え、その力は、他方のピストン28が他方のリング38へ加える力とは実質的に逆向きであって、それによって締め付け部分26からもたらされる締め付け力を発生させることができる。
全ての圧力室30、34及び圧力室30、34内に配置されているシール32、44は、リング形状に形成されており、解除装置22の他の圧力室34は、さらなる締め付け装置20の2つの圧力室30の間に配置されている。
すなわち圧力室30、34は互いに対して次のように、すなわちこれらが回転軸線12に対して同軸に延びる仮想の円筒の外表面によって切断できるように、配置されている。同じことは、圧力室30、34内に配置されているシール32、44についても言える。具体的には、2つの突出部42の、固定のテーブル部分10の周側52へ向いた側面53(少なくとも他の圧力室34に圧力が供給された場合にシール装置32がこれに接触する)が、仮想の円筒の外表面に沿って延びており、圧力室30の、回転可能なテーブル部分14へ向いた側壁55も、少なくとも部分的にその外表面に沿って延びる。
図が示すように、締め付け部分26によって少なくとも部分的に画成される他の圧力室34を、回転テーブルの外部に対して閉鎖するために、T字状及び少なくとも部分リング形状の挿入片50が、固定のテーブル部分10の周側52からプレート形状のリング38の、回転可能なテーブル部分14に向き、かつ互いに向き合う端面40の間へ挿入されている。挿入片50は、プレート形状のリング38に対して、それぞれ回転軸線12に対して同軸に延びるシールリング54によって上方及び下方へ向かって密閉されている。
図1と2から読み取ることができるように、さらなる締め付け装置20のそれぞれの圧力室30に流体を供給するために、挿入片50の周側58に流体接続端56が設けられており、その流体接続端は、回転テーブル、特に挿入片50、を包囲する第1のシールリング60と第2のシールリング62の間に配置されている。流体接続端56から始まって、第1の流体通路64が、挿入片50内の分岐点66で分岐する、挿入片50を通って第2の流体通路68と第3の流体通路70内へ延びており、それら第2と第3の流体通路はそれぞれ挿入片50、それぞれのプレート形状のリング38及び固定のテーブル部分10を通って延びてそれぞれ圧力室30の1つに連通している。挿入片50からプレート形状のリング38内へ、そしてプレート形状のリング38から固定のテーブル部分10内へ移行する、それぞれの流体通路64、68、70の移行箇所において、挿入片50とリング38の間及びリング38とテーブル部分10の間に、それぞれの流体通路64、68、70を密閉するためのシール72が設けられている。固定のテーブル部分10の周側52又は上側74からの孔の形式でテーブル部分に形成されている、第2の流体通路68と第3の流体通路70の部分が、このように連通する箇所において栓76によって密封閉鎖されている。
図1と3に示されるように、解除装置22の他の圧力室34に流体を供給するために、挿入片50の周側58に他の流体接続端78が設けられており、その流体接続端は挿入片50を包囲する第2のシールリング62と第3のシールリング80の間に配置されており、かつそれから始まって第4の流体通路84が挿入片50を通って延びており、それが他の圧力室34内へ連通している。
さらなる締め付け装置20の各ピストン28は、その締め付け部分26とは逆の側に、カップ形状の切り欠き84を有しており、かつ締め付け部分26とは逆の終端領域には直径拡大部86を有している。解除装置22のシール装置32は、その回転可能なテーブル部分14とは逆の側に、カップ形状の切り欠き88を有している。
以下、本発明に係る回転テーブルの機能を詳細に説明する。
制御装置18が操作されない状態において、リング形状の締め付け部分26の、回転可能なテーブル部分14へ向き、かつ互いに向き合っている2つの端面40は、そのばね弾性に基づいて周端縁48のそれぞれ1つの端面90に接触し、その周端縁は回転可能なテーブル部分14をリング形状に一周し、かつ矩形の横断面を有している。締め付け部分26の端面40によって、摩擦力の形式の締め付け力が周端縁48へ及ぼされるので、回転可能なテーブル部分14の回転運動が阻止される。締め付け部分26の突出部42の間に、分離間隙36が形成されている。
締め付け力を強化するために、制御装置18のさらなる締め付け装置20のみが操作され、すなわちさらなる締め付け装置20の圧力室30に第1の流体通路64、第2の流体通路68及び第3の流体通路70を介して流体圧が供給され、それによってピストン28が締め付け力を外側から締め付け部分26の、突出部42を有する端面40とは逆の端面45へ及ぼし、それがまた、回転可能なテーブル部分14の周端縁48への締め付け部分26の締め付け力を、特に制御装置18の操作されない状態における締め付け力に関して、高める。分離間隙36の間隙幅が減少する。
締め付け力を減少させるためには、制御装置18の解除装置22のみが操作され、すなわち他の圧力室34に第1の流体通路82を介して流体圧が供給され、それによって流体圧により締め付け部分26の内部から力が締め付け部分26へ加わり、それが締め付け部分26を締め付け間隙36に沿って押し開き、それによって締め付け部分26の端面40が周端縁48に沿って回転可能なテーブル部分14との接触から外れるので、それらの間にそれぞれ間隙92が生じ、かつ固定のテーブル部分10と回転可能なテーブル部分14との間の締め付け結合が完全に無効にされて、回転可能なテーブル部分14は自由に回転可能である。
図4と5は、本発明に係る回転テーブルを第2の実施例において示しており、それは第1の実施例から以下のように区別される。
締め付け部分26は、それぞれ同一部品としてプレート形状のリング100の形式で形成されており、それらは互いに対して平行かつ回転軸線12に対して同軸に方向づけされている。それぞれのプレート形状のリング100の端面102は、平坦又はフラットに形成されている。2つのプレート形状のリング100の、回転可能なテーブル部分14へ向き、かつ互いに向き合った端面102の間に、少なくとも部分的にリングディスクの形状の挿入片104が固定のテーブル部分10の周側52から挿入されている。挿入片104は、各その端面106の、さらなる締め付け装置20のピストン28の間に配置された領域内に、それぞれリング形状の溝108を有し、かつこの領域に対して径方向外側へ変位した領域内に、一方の溝108に関してより小さい横断面積を有する、他のリング形状の溝110を有している。4つの溝108、110の各々は、互いに対して垂直に方向づけされた3つの側壁を有しており、それらがそれぞれシールリング112、114を収容する。各シールリング112、114は、挿入片104をそれぞれ隣接する締め付け部分26に対して密閉する。一方の溝108内に配置されている一方のシールリング112は、それぞれリング形状であって、横断面で見てU字状に形成されている。U字形状の基部116は、回転軸線12を向いており、かつU字の脚部118は基部116の自由端部から固定のテーブル部分10の周側52の方向に径方向外側に離れるように延びている。一方のシールリング112に関して径方向外側へ変位して配置されている他方のシールリング114は、横断面においてOリングのように円形に形成されている。
図4が示すように、第2の実施例においては、解除装置22は垂直通路120によって形成されており、それが、固定のテーブル部分10の上側74に設けられた流体接続端122から始まって固定のテーブル部分10と上方の締め付け部分26を通って挿入片104内へ延びており、垂直通路120が挿入片104内に形成された長手通路124内へ開口している。固定のテーブル部分10から上方の締め付け部分26へ、そして上方の締め付け部分26から挿入片104へ移行する、垂直通路120の移行箇所に、垂直通路120を密閉するために、それぞれ図には示されていない、Oリングの形式の他のシールリングが設けられている。長手通路124は、挿入片104の周側128から始まって径方向内側へ向かって挿入片104内へ延びて、ついにはその長手通路が、径方向に見て、第1のシールリング112と第2のシールリング114の間で横通路130へ移行している。長手通路124は、固定のテーブル部分10の周側52へ向いた端部において、図には示されていない栓によって閉鎖されている。横通路130は、長手通路124に対して垂直に方向づけされており、かつその両方の自由端部において、それぞれ締め付け部分26の方向に挿入片104から出ている。
図5が示すように、第2の実施例において、さらなる締め付け装置20のそれぞれの圧力室30へ流体を供給するために、固定のテーブル部分10の周側52において、挿入片104の両側にそれぞれ流体接続端132、134が設けられている。上方のピストン28の圧力室30に供給するための流体接続端132は、第1と第2のシールリングの間に配置されており、それらは図には示されておらず、それぞれ固定のテーブル部分10を一周している。上方の接続端132と上方のピストン28は、それぞれ固定のテーブル部分10の上側74と締め付け部分26の間に配置されている。上方の流体接続端132から始まって、固定のテーブル部分10の上側74へ向かって傾斜して延びる斜め通路136が、回転軸線12の方向において固定のテーブル部分10内へ延びて、ついには、径方向に見て、ピストン28の領域内へ延びて、斜め通路136が接続通路138へ移行し、その接続通路が上方のピストン28の圧力室30内へ連通している。法線ベクトルとしての回転軸線12を有し、かつ挿入片104の中央を通る平面140において反転して、同様に下方のピストン28の圧力室30の流体供給が形成されており、それが下方の流体接続端134を有し、それが固定のテーブル部分10の周側52においてそれぞれ固定のテーブル部分10を包囲する第3と第4のシールリングの間に配置されているが、それらは図には示されていない。
Claims (10)
- 固定のテーブル部分(10)と、前記固定のテーブル部分(10)に対して回転可能なテーブル部分(14)と、前記固定のテーブル部分(10)と前記回転可能なテーブル部分(14)の間に締め付け結合を形成し、かつ解除するための制御装置(18)を有する回転テーブルにおいて、
前記制御装置(18)が操作されない状態において、少なくとも1つの締め付け力が前記固定のテーブル部分(10)と前記回転可能なテーブル部分(14)の内の少なくとも1つへ作用し、前記少なくとも1つの締め付け力は、さらなる油圧の締め付け装置(20)に圧力が供給された場合に、前記さらなる油圧の締め付け装置(20)によって高まり、かつ油圧の解除装置(22)が圧力操作された場合に、前記油圧の解除装置(22)によって、前記固定のテーブル部分(10)に対する前記回転可能なテーブル部分(14)の回転運動が完全に解放されるまで、低下する、回転テーブル。 - 前記回転可能なテーブル部分(14)が、2つの締め付け部分(26)の間に、それらのばね弾性に基づいて固定され、前記制御装置(18)が操作されない状態において、摩擦力を受け、前記摩擦力が自由な回転運動を阻止する、ことを特徴とする請求項1に記載の回転テーブル。
- 前記制御装置(18)の前記さらなる油圧の締め付け装置(20)と前記油圧の解除装置(22)が、圧力室(30、34)を有する固定的に配置された前記固定のテーブル部分(10)内に収容されて、前記圧力室がそれぞれ流体を案内するように圧力供給装置に接続されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の回転テーブル。
- 前記さらなる締め付け装置(20)が2つの対向するピストン(28)を有しており、前記ピストンが長手方向に走行可能にそれぞれ対応づけ可能な圧力室(30)内に収容されており、両者が同時に圧力を供給されて、2つの締め付け部分(26)の互いに近づく運動と、それらの間に少なくとも部分的に位置する前記回転可能なテーブル部分(14)への、高められた締め付け力による締め付けを生じさせる、ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の回転テーブル。
- 前記解除装置(22)が、他の圧力室(34)を2つの締め付け部分(26)の間の分離間隙(36)に対して密閉するシール装置(32)を有し、
かつ、前記他の圧力室(34)に圧力が供給された場合に、前記2つの締め付け部分(26)は、前記回転可能なテーブル部分(14)が解放される場合に、互いに逆向きの持ち上げ力を受ける、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の回転テーブル。 - 前記制御装置(18)が、前記さらなる締め付け装置(20)が操作された場合に、前記解除装置(22)が圧力なしに維持され、前記解除装置(22)が操作された場合には前記さらなる締め付け装置(20)が圧力なしに維持されるように、駆動される、ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の回転テーブル。
- 2つの締め付け部分(26)が、同一部分として形成されてプレート形状であって、その互いに向き合った端面(40)にリング形状の突出部(42)を有し、他の圧力室(34)をシール装置(32)と共に画成し、かつ前記回転可能なテーブル部分(14)を径方向に包囲する、ことを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の回転テーブル。
- 前記さらなる締め付け装置(20)の2つのピストン(28)がシールリング(44)から形成されており、前記シールリングの互いに隣接して向き合った自由な端面(46)は、押圧力が導入された場合に締め付け部分(26)を互いに近づくように移動させ、かつその周端縁(48)によってそれらの間に位置する前記回転可能なテーブル部分(14)をそのそれぞれの回転位置に固定する、ことを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の回転テーブル。
- 圧力室(30、34)の全てのシール(32、44)及び圧力室(30、34)自体が、リング形状に形成されている、ことを特徴とする請求項1~8のいずれか1項に記載の回転テーブル。
- 前記解除装置(22)の他の圧力室(34)が、前記さらなる締め付け装置(20)の2つの圧力室(30)の間に配置されている、ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載の回転テーブル。
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