JP2022516228A - 副甲状腺ホルモン(pth)および副甲状腺ホルモン関連ペプチド(pthrp)アナログに対する中和抗体を検出するための方法 - Google Patents
副甲状腺ホルモン(pth)および副甲状腺ホルモン関連ペプチド(pthrp)アナログに対する中和抗体を検出するための方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
本願は、2019年1月11日に出願された米国仮出願第62/791,267号に対する優先権の利益を主張する。この優先権出願の内容は、本明細書における参照により、本明細書に援用される。
利益に関わらず、免疫原性は、アバロパラチド(Abaloparatide)などのタンパク質治療薬から生じ得る。アバロパラチドは、PTH1受容体(PTH1R)アゴニストとして作用する副甲状腺ホルモン関連ペプチド(PTHrP)(1-34)アナログである。PTH1Rの活性化は、標的細胞におけるサイクリックアデノシン一リン酸(cAMP)シグナル伝達経路を活性化し、これは骨密度および骨塩量の増加を生じる。TYMLOS(登録商標)(アバロパラチド)注射製品ラベル(4/28/2017)。
本開示は、PTHまたはPTHrPアナログに対する中和抗体(NAb)の検出のための方法(例えばインビトロ細胞系アッセイ)に関する。
A. 定義
用語「抗体」は、完全抗体、例えば2つの重鎖および2つの軽鎖を含む抗体をいうか、または完全抗体の抗原結合断片をいい、供給源、起源の種、産生方法および特性に関わらず、抗原結合部位(例えばPTHまたはPTHrPアナログアバロパラチドに結合する部位)を含む任意のポリペプチドを包含する。非限定的な例として、用語「抗体」は、ヒト、オランウータン、マウス、ラット、ヤギ、ヒツジおよびニワトリの抗体を含む。該用語は、限定されないが、ポリクローナル、モノクローナル、一重特異的、多重特異的、非特異的、ヒト化、単鎖、キメラ、合成、組換え、ハイブリッド、変異およびCDR移植抗体を含む。用語「抗体」はまた、限定されないが、種々のプロテアーゼによる消化により産生される抗体断片、化学的切断および/または化学的解離により産生されるものならびに組み換え的に産生されるものを含む。これら断片には、Fab、Fab'、F(ab')Zf Fv、scFv、Fd、dAbおよび抗原結合機能を保持する他の抗体断片がある。抗体またはその断片は、公知の抗体アイソタイプおよびそれらのコンホメーション、例えばIgA、IgG、IgD、IgE、IgMモノマー、IgAダイマー、IgAトリマーまたはIgMペンタマーのいずれかであり得る。
本開示は、PTHおよび/またはPTHrPアナログに対する中和抗体の測定のための特異的かつ選択的なアッセイの開発に基づく。中和抗体は、種々の細胞系システムを使用して検出され得る。これらの細胞系アッセイにおいて、中和抗体は、標的細胞中で治療剤が生物学的プロセス(例えばPTHによるcAMPの誘導)を調節する能力を阻害する。中和抗体は、生物学的機能的読み取り、例えばバイオマーカーのレベルまたは誘導活性の測定を含む細胞系システムを使用して検出され得る。
本明細書に記載される試薬はキット形式で提供され得る。キットは、例えば本明細書に記載されるアッセイを行うために必要な構成要素のいくつかまたは全てを含み得る。例えば、キットは、対照組成物(例えばPTHまたはPTHrPアナログに対する中和抗体を有さない対照ヒト血清試料)、試験細胞(例えば固相支持体に固定されるおよび/または凍結されるUMR-106細胞)、バッファ、標識試薬(例えばヤギ抗マウスIgGビオチン、ストレプトアビジン-HRPコンジュゲート、アロフィコシアニン、B-フィコエリトリン、R-フィコエリトリン、ペルオキシダーゼおよび/または他の検出可能な標識などの標識された抗体)、アッセイを行うための指示書および任意の他の必要または有用な構成要素を含み得る。キットの構成要素は、凍結、凍結乾燥またはTBSもしくはPBSなどの薬学的に許容され得るバッファ中などの任意の適切な形態で提供され得る。キットはまた、任意の適切な形態の1つ以上の試験細胞(例えば微生物)を含む固相支持体を含み得る。キットはまた、他の試薬および/または例えば競合的阻害アッセイ、MSD cAMPアッセイ、フローサイトメトリー分析、ELISA、イムノブロッティング(例えばウエスタンブロット)、インサイチュ検出、免疫細胞化学、免疫組織化学および/またはデータの視覚化などのアッセイを行うための指示書を含み得る。キットはまた、容器(例えばチューブ)、および/または対照試料および/または試薬を含むように予め形式を定められた実験試料のためのさらなる空間を有するスライド(例えばチューブ、スライドおよび/またはスライド上の空間)などの構成要素を含み得る。キットはまた、個体から得られた試料を処理および/または貯蔵するための装置ならびに被験体由来の試料を得るための装置(すなわち針、ランセットおよび回収チューブまたは容器)の1つまたは両方を含み得る。当業者に理解されるように、他の態様も提供される。
実施例1. 抗PTHアッセイ検証および較正
PTHペプチドに対する中和抗体(NAb)の検出のために閉経後の女性における細胞系アッセイを検証するための試験に取り掛かった。アッセイは、中和抗体(NAb)を含んでも含まなくてもよいヒト血清の存在下でのラット上皮細胞株UMR-106の処理、次いでPTHが細胞性サイクリックアデノシン一リン酸(cAMP)を誘導する能力の競合的免疫測定による測定を含んだ。cAMPの検出は、競合的電気化学発光アッセイを使用して行い、ここでPTHに対する中和抗体は、PTHによるcAMPの低下した誘導および増加したアッセイ信号を生じた。
・凍結陰性対照(NC)=プールされたヒト血清(PHS)
・凍結4X高陽性対照(4X HPC)=1:175希釈のサロゲート抗体陽性試料(SPC)でスパイクされたヒト血清プール
・凍結4X中度陽性対照(4X MPC)=1:250希釈のSPCでスパイクされたヒト血清プール
・凍結4X低陽性対照1(4X LPC1)=1:300希釈のSPCでスパイクされたヒト血清プール
・凍結4X低陽性対照2(4X LPC2)=1:400希釈のSPCでスパイクされたヒト血清プール
を含んだ。それぞれの凍結対照は、高陽性対照(HPC)、中度陽性対照(MPC)、低陽性対照1(LPC1)および低陽性対照2(PC2)のそれぞれについて1:700、1:1000、1:1200および1:1600の最終アッセイSPC希釈のために1:4希釈される。
UMR-106細胞を、使用の準備ができるまで、75~150cm2組織培養フラスコ中の成長培地(10%ウシ胎仔血清、1% Pen-Strep(10k単位ペニシリン-10kug/mLストレプトマイシン)および1% L-グルタミンを含むUMR-GM, Dulbecco's 改変イーグル培地(DMEM))中に維持する。細胞は、培養維持を予定通りにする(routing)ために成長が≧70%コンフルエントに達する場合、1:4~1:20の比で分離する。アッセイを開始する前に、細胞を、106細胞/5cm2(例、T-75について5e6細胞)の密度で継代培養フラスコ(25cm2~150cm2)中で平板培養する。翌日、フラスコを、アッセイ培地(1%ウシ血清アルブミンを含むUMR-Am、フェノールレッド非含有DMEM)を用いて飢餓にする。翌日、検証試料および抗体対照を、PTHペプチドと共に最低30分間プレインキュベートする。検証試料および対照を、血清の最終アッセイ濃度が1:4のアッセイ最小希釈倍率(minimum required dilution)と等しくなるように調整する。20マイクロリットルの試料および/または対照を、MSD cAMPアッセイプレートに配置する。飢餓UMR-106細胞をトリプシン処理により採取し、133.5uMの細胞透過性cAMP特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤4-(3-ブトキシ-4-メトキシベンジル)-2-イミダゾリジノン(RO 20-1724, MW 278.35, R&D Systems/Tocris カタログ0415)を含むアッセイ培地中106細胞/mLで再懸濁する。40マイクロリットルの細胞懸濁液をcAMPアッセイプレートに添加する。振盪しながら室温で最低30分後、MSD溶解バッファ中1:200に希釈したTAG cAMP検出試薬(Mesoscale Delivery, MSD Multi-Array 96ウェルcAMPキット)をアッセイプレートに添加する。プレートを、振盪しながら室温でさらに1~2時間インキュベートする。次いで100マイクロリットルの2X MSD読み取りバッファTをプレートに添加して、プレートを、MSD 6000またはS6000 Sector Imagerですぐに読み取る。
PTH薬物濃度
Meso Scale Discovery (MSD) Sector 6000電気化学発光リーダーで、アッセイプレートから相対光単位(RLU)を読み取った。データをMSDデータベースからエクスポートして、さらなる分析を可能にした。アウトライアーの除去を含むアッセイカットポイントを確立するための計算を、JMP(登録商標)ソフトウェアv12.01 (SAS, Cary, NC)で行った。アウトライアー決定は段階的に進行した。段階的アウトライアー識別の間に、JMPホイスカーおよびボックスプロットの標準的な構成を使用して、アウトライアーを示した。具体的に、ホイスカーの外側の反復(replicate)(四分位数間領域の反復(interquartile range of the replicate)(IQR)±1.5倍のIQR)をアウトライアーであると決定した。
全ての統計学的分析は、JMP Statistical Discoveryソフトウェア(バージョン12.01; SAS Institute, Inc., Cary, NC, USA))を使用して完了した。分析に使用した統計学的方法は、Shankar et al., 2008により推奨された手順と一致する。
感度を評価するために、SPC[29.84μg/mL]を1:20希釈で25% PHSにスパイクすることにより、超高陽性対照試料を調製した。次いで1:20希釈物を連続的に2倍希釈し、1:20、1:40、1:80、1:160、1:320、1:640、1:1280および1:2560のSPCの合計8個の希釈物を得;これはストレート(neat)のマトリックス中1492ng/mL~12ng/mLの濃度範囲に対応する。1:4 MRDでかつ500pg/mLのPTHの最終濃度の存在下で試料を評価した。平均の標準化された値に基づいて、一貫して陽性(カットポイントより高い)として検出された抗体希釈曲線の最低濃度として、4つの独立したランから感度を決定した。アッセイ感度データを表3に示す。
アッセイにおいて市販のヒトIgGの反応性を評価することにより特異性を評価した。3つのヒトIgG濃度10、1.0および0.1μg/mLを、ストレートのヒト血清プール(PHS)にスパイクして、500pg/mL PTHの終濃度の存在下で評価した。全ての特異性試料は、1.234のアッセイカットポイント未満であり、陰性であるとみなされた。1.0および0.1μg/mLの試料の両方は、陰性対照の30%の許容基準内にあり、IgG 10μg/mLは60%であった(陰性対照の40%未満)が;アッセイにおいて試料が陰性であると試験され、陰性の結果は、試料がアッセイにおいて活性を有さなかったことを定性的に示すので影響はなかった。結果を表4にまとめる。
PTH薬物濃度を増加することにより、SPCの存在下で信号の迅速な低下が生じた。一定の濃度のPTHに依存した細胞性応答によりアッセイカットポイントが確立されたので、アッセイは制限された薬物耐性を有することが予想される。この制限を評価するために、HPC、LPC1およびLPC2を、750、1000または2000pg/mLのPTHで処理して、単一ランにおいて500pg/mLの正常PTHで処理した試料と比較した。
合計10個の個々のプラセボヒト血清試料を用いて選択性を評価した。それぞれの試料は、それぞれ1:175(170.1ng/mL)および1:300(99.5ng/mL)のHPCおよびLPC1希釈レベルでのSPCストックである抗PTHでスパイクされないおよびスパイクされて示され、1:4のMRDでの対照を用いたアッセイにおいて評価した。HPCおよびLPC1のレベルに等しい抗体の濃度でスパイクした場合、試料はNAbについて陽性であった(表11)。1つの試料、試料5も全くスパイクされないであり、1.863の標準化された平均を有した。アッセイ対照として参照対照(NC、HPC、LPC1およびLPC2)をそれぞれのアッセイプレート上でランさせた。
PTHrPペプチドに対する中和抗体(NAb)の検出のために、閉経後の女性において細胞系アッセイを検証するために試験を企図した。アッセイは、中和抗体(NAb)を含んでも含まなくてもよいヒト血清の存在下でのラット上皮細胞株UMR-106の処理、次いでPTHrPが細胞性サイクリックアデノシン一リン酸(cAMP)を誘導する能力の競合的免疫測定による測定を含んだ。cAMPの検出は、競合的電気化学発光アッセイを使用して行い、ここでPTHrPに対する中和抗体は、PTHrPによるcAMPの低下した誘導および増加したアッセイ信号を生じた。
・凍結陰性対照(NC)=プールされたヒト血清(PHS)
・凍結4X高陽性対照(4X HPC)=2.30ug/mLのサロゲート抗体陽性対照(SPC)でスパイクされたヒト血清プール
・凍結4X中度陽性対照(4X MPC)=1.15ug/mLのSPCでスパイクされたヒト血清プール
・凍結4X低陽性対照1(4X LPC1)=0.55ug/mLのSPCでスパイクされたヒト血清プール
・凍結4X低陽性対照2(4X LPC2)=0.34ug/mLのSPCでスパイクされたヒト血清プール
を含んだ。それぞれの凍結対照は、高陽性対照(HPC)、中度陽性対照(MPC)、低陽性対照1(LPC1)および低陽性対照2(PC2)のそれぞれについて、1:120、1:240、1:500および1:800の最終アッセイSPC希釈のために1:4希釈される。
UMR-106細胞は、使用の準備ができるまで、75~150cm2組織培養フラスコ中の成長培地(10%ウシ胎仔血清、1% Pen-Strep (10k単位ペニシリン-10k ug/mLストレプトマイシン)および1% L-グルタミンを含むUMR-GM, Dulbecco's 改変イーグル培地(DMEM))中に維持する。細胞は、培養維持を予定通りにするために成長が≧70%コンフルエントに達する場合、1:4~1:20の比で分離する。アッセイを開始する前に、細胞を、106細胞/5cm2(例、T-75について5e6細胞)の密度で継代培養フラスコ(25cm2~150cm2)中に平板培養する。翌日、フラスコを、アッセイ培地(1%ウシ血清アルブミンを含むUMR-Am、フェノールレッド非含有DMEM)を用いて飢餓にする。翌日、検証試料および抗体対照を、PTHrPと共に最低30分間プレインキュベートする。検証試料および対照を、血清の最終アッセイ濃度が1:4のアッセイ最小希釈倍率と等しくなるように調整する。20マイクロリットルの試料および/または対照を、MSD cAMPアッセイプレートに配置する。飢餓UMR-106細胞をトリプシン処理により採取し、133.5uMの細胞透過性cAMP特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤4-(3-ブトキシ-4-メトキシベンジル)-2-イミダゾリジノン(RO 20-1724, MW 278.35, R&D Systems/Tocrisカタログ0415)を含むアッセイ培地中106細胞/mLで再懸濁する。40マイクロリットルの細胞懸濁液をcAMPアッセイプレートに添加する。振盪しながら室温で最低30分後、MSD溶解バッファ中1:200に希釈したTAG cAMP検出試薬(Mesoscale Delivery, MSD Multi-Array 96ウェルcAMPキット)をアッセイプレートに添加する。プレートを、振盪しながら室温でさらに1~2時間インキュベートする。次いで100マイクロリットルの2X MSD読み取りバッファTをプレートに添加して、プレートをMSD 6000またはS6000 Sector Imagerですぐに読み取る。
PTHrP薬物濃度
Meso Scale Discovery (MSD) Sector 6000電気化学発光リーダーで、アッセイプレートから相対光単位(RLU)を読み取った。データをMSDデータベースからエクスポートして、さらなる分析を可能にした。アウトライアーの除去を含むアッセイカットポイントを確立するための計算を、JMP(登録商標)ソフトウェアv12.01 (SAS, Cary, NC)で行った。アウトライアー決定は段階的に進行した。段階的アウトライアー識別の間に、JMPホイスカーおよびボックスプロットの標準的な構成を使用して、アウトライアーを示した。具体的に、ホイスカーの外側の反復(四分位数間領域の反復(IQR)±1.5倍のIQR)をアウトライアーであると決定した。
感度を評価するために、SPC[68.98μg/mL]を1:16希釈(4X)でマトリックスにスパイクし、次いで連続的に2倍希釈することにより、超高陽性対照試料を調製し、アッセイにおいて4311、2156、1078、539、270、135、67および34ng/mLのSPCの濃度を得た。1:4のMRDでかつ600pg/mLのPTHrPの存在下で、アッセイ陽性対照を用いて希釈試料を評価した。MRDについての調整後、平均RLU値に基づいて一貫して陽性であると検出された抗体希釈曲線の最低濃度として、感度を決定した。結果を表8に示す。このアッセイについての抗体感度は、1:64の抗体希釈であると決定され、調製された両方の低陽性対照は検出未満である可能性が高い。
アッセイにおいて市販のヒトIgGの反応性を評価することにより特異性を評価した。3つのヒトIgG濃度10、1.0および0.1μg/mLを、ストレートのヒト血清プール(PHS)にスパイクして、500pg/mL PTHの終濃度の存在下で評価した。全ての特異性試料は、1.234のアッセイカットポイント未満であり、陰性であるとみなされた。1.0および0.1μg/mL試料の両方は、陰性対照の30%の許容基準内にあり、IgG 10μg/mLは60%であった(陰性対照の40%未満)が;アッセイにおいて試料が陰性であると示され、陰性の結果は、試料がアッセイにおいて活性を有さなかったことを定性的に示すので影響はなかった。結果を表4にまとめる。
アッセイ特異性は、PTHrP濃度を増加することにより、SPCの存在下で信号の迅速な低下が生じるものである。一定の濃度のPTHrPに依存する細胞性応答でアッセイカットポイントは確立されるので、アッセイは制限された薬物耐性を有することが予想される。この制限を評価するために、HPC、LPC1およびLPC2を、個々のアッセイプレート上で、900、1200または2400pg/mLのPTHrPにより処理し、600pg/mLの名目上のPTHrPで処理した試料と比較した。
10個の個々のプラセボヒト血清試料において選択性を評価した。それぞれの試料は、それぞれ1:30および1:125のHPCおよびLPC1希釈レベルでのSPCストックでスパイクされないおよびスパイクされたと示され、1:4のMRDでの対照を用いたアッセイにおいて評価された。HPCのレベルに等しい抗体の濃度でスパイクした場合、NAbについて試料は陽性であった。低陽性対照のレベルと等しい抗体の濃度でスパイクした場合、10個の試料のうち2個のみがNAbについて陽性を示した。抗体スパイクの非存在下で3個の試料はNAbについて陽性を示した。
2つのウサギポリクローナル抗体試薬において抗PTHまたは抗PTHrP IgG濃度を決定した。
・Greiner bio-one高結合マイクロプレート96ウェル、prod#655061, L/N E16093KS
・抗PTH (Ab)(1-34)(ヒト)-Phoenix Pharmaceuticals, cat#G-055-08, L/N 01553-4.
・抗PTHrP (Ab)(1-34)(ヒト、ラット、マウス)-Phoenix Pharmaceuticals, cat#H056-04, L/N 01736-1.
・PTH(1-34)(ヒト)ペプチド-Phoenix Pharmaceuticals cat#055-03, L/N 430926
・PTHrP(1-34)(ヒト、ラット、マウス)ペプチド-Phoenix Pharmaceuticals cat#05604, L/N 432088
・ウサギIgGビオチン-Rockland, cat#011-0602, L/N 36734
・ロバ抗ウサギIgG (H+L) HRP, prod#711-035-152, L/N 125015
・洗浄バッファ:1X PBS+0.05% tween 20 (Fisher, L/N 160170) Covance内部(in-house)バッファL/N 170320-1, Exp:17 Sep 2017
・アッセイ希釈物:1X PBS+3% BSA (USB/Affymetrix, prod. 10857, L/N 4295530, Exp 08/2021) Covance内部バッファL/N 170317-3, Exp: 17 Sep 2017
・標準:ウサギIgG全分子ビオチン(bioton)コンジュゲート、Rockland, prod#011-0602, L/N 36734, Exp: Mar 2018
・検出抗体:ロバ抗ウサギIgG (H+L)ペルオキシダーゼコンジュゲート、Jackson ImmunoResearch-cat#711-035-152, lot#129517, Exp: 11 Jan 2018
・ABTSペルオキシダーゼ基質(1成分)-KPL, prod#50-66-01, lot#150405, Exp: 11/2017
ELISAプレート(Greiner bio-one高結合マイクロプレート96ウェル、prod#655061, L/N E16093KS)を、アッセイコーティングバッファ(PBS)中100uL/ウェルの体積でPTHまたはPTHrPペプチド溶液(1ug/mL)のいずれかによりコーティングした。それぞれのプレートの3つの列を、標準曲線について100uL/ウェルの体積で、種々の濃度のビオチン標識ウサギIgGでコーティングした。プレートを2~8℃で一晩インキュベートした。プレートを洗浄バッファ(1X PBS+0.05% Tween 20)で洗浄した後、200uLのブロッキングバッファ(1XPBS+3% BSA、USB/Affymetrix Prod 10857製)をそれぞれのウェルに添加して、室温で1時間インキュベートした。プレートを洗浄バッファ(1X PBS+0.05% Tween 20)で洗浄し、抗PTHまたは抗PTHrP抗体試料を、2倍連続希釈液を使用して、1ウェル当たり50uLの体積でそれらの指定されたウェルに添加した。希釈液を、IgG標準曲線の作成に使用した3つの列に添加した。プレートを35~37℃で1時間インキュベートした。プレートを洗浄バッファ(1X PBS+0.05% Tween 20)で洗浄し、二次抗体(ロバ抗ウサギIgG (H&L)、ペルオキシダーゼコンジュゲート-Jackson ImmunoResearch, #711035152, ロット125015)をELISAプレート全体に添加した。プレートを室温で約1時間インキュベートして、次いで洗浄バッファ(1X PBS+0.05% Tween 20)で洗浄した。HRP基質ABTS(2,2'-アジノビス[3-エチルベンゾチアゾリン-6-スルホン酸]-ジアンモニウム塩-KPL#506601, ロット150405)を1ウェル当たり100μLで添加して、室温で約30分間インキュベートすることによりプレート上に保持された酵素活性を測定した。プレートを415nmで読み取り、参照は570nmで読み取った。IgG濃度は、未知のものの吸光度と標準曲線を比較することにより誘導された。
プレートコーティング(100uL/ウェル):
・PTHペプチド(1-34)(ヒト)、1mg/mLをコーティングバッファ中1ug/mLに希釈した
・PTHrPペプチド(1-34)(ヒト、ラット、マウス)、1mg/mLをコーティングバッファ中1ug/mLに希釈した
・ウサギIgG全分子ビオチン(bioton)コンジュゲート、1mg/mLを、コーティングバッファ中1、.333、.111、.037、.012、.004および.001ug/mLに希釈した(列10~12のみ)。
・2~8Cで一晩インキュベート。
・洗浄3X、BioTek EL406を使用して洗浄バッファ(1X PBS+0.05% tween 20)中350uL/ウェル
ブロッキング(200uL/ウェル):
・1X PBS+3% BSA
・室温で1時間インキュベート
・洗浄3X、BioTek EL406を使用して洗浄バッファ(1X PBS+0.05% tween 20)中350uL/ウェル
試料配置-プレート1-(50ul/ウェル):
・列1~3-PTH(1-34)(ヒト)精製Ab、1:1,000希釈、次いで連続して2倍希釈
・列10~12-アッセイ希釈液ブランク
試料配置-プレート2-(50ul/ウェル):
・列1~3-PTHrP(1-34)(ヒト)抗体、1:1,000希釈、次いで連続して2倍希釈
・列10~12-アッセイ希釈液ブランク
・35~39Cで1時間インキュベート。
・洗浄6X、BioTek EL406を使用して洗浄バッファ(1X PBS+0.05% tween 20)中350uL/ウェル
二次Ab(100uL/ウェル):
・ロバ抗ウサギIgG(H+L)ペルオキシダーゼコンジュゲート、アッセイ希釈液中1:5,000希釈
・室温で1時間インキュベート。
・洗浄6X、BioTek EL406を使用して洗浄バッファ(1X PBS+0.05% tween 20)中350uL/ウェル
基質(100uL/ウェル):
・ABTSペルオキシダーゼ基質(1成分)
・室温で30分間インキュベート。
・BioTek Power Wave HTプレートリーダー、S/N 259240を使用して、プレートを415nm、570nmで読み取り
データ分析
・定量化は、未知/既知x既知の濃度x未知の希釈のベールの法則の式から誘導される
・標準曲線(既知)の参照点は、曲線の中央に最も近い点である(ピークo.d.-ブランク/2)。未知の参照点は、その吸光度が標準の参照点に最も近いデータ点である。
Claims (24)
- 試料中のPTHまたはPTHrPに対する中和抗体の存在を検出するためのインビトロ法であって:
被験体から試料を得る工程;
該試料と、細胞の集団または細胞を接触させる工程、ここで該細胞(1つまたは複数)は、PTHまたはPTHrPに対する受容体を含む;
サイクリックアデノシン一リン酸(cAMP)レベルを測定する工程;および
中和抗体を有さない陰性対照試料と比較してcAMPレベルが低減される場合に、中和抗体の存在を検出する工程
を含む、方法。 - cAMPレベルを測定する工程が競合的免疫測定により実施される、請求項1記載の方法。
- 競合的免疫測定が電気化学発光検出法である、請求項2記載の方法。
- 接触させる工程が、細胞(1つまたは複数)を血清試料と共にインキュベートすることを含む、請求項1~3いずれか記載の方法。
- 接触させる工程の前に、血清試料と所定量のPTHまたはPTHrPアナログとのプレインキュベーションをさらに含む、請求項1~4いずれか記載の方法。
- プレインキュベーションが少なくとも30分の期間である、請求項5記載の方法。
- 測定する工程の前に、細胞(1つまたは複数)が溶解される、請求項1~6いずれか記載の方法。
- 接触させる工程の前に、細胞(1つまたは複数)と、細胞透過性cAMP特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤とのインキュベーションをさらに含む、請求項1~7いずれか記載の方法。
- cAMP特異的ホスホジエステラーゼ阻害剤が4-(3-ブトキシ-4-メトキシベンジル)-2-イミダゾリジノンである、請求項8記載の方法。
- cAMPレベルを測定する工程が、Mesoscale Discovery Multi-Array 96ウェルcAMPプレートを使用して実施される、請求項1~9いずれか記載の方法。
- PTHまたはPTHrPアナログの所定量が、少なくとも100、200、300、400または500pg/mLである、請求項1記載の方法。
- PTHの所定量が約500pg/mLである、請求項1記載の方法。
- PTHrPアナログの所定量が約600pg/mLである、請求項1記載の方法。
- 細胞(1つまたは複数)がラット上皮細胞株UMR-106である、請求項1記載の方法。
- 接触させる工程の前に、ある時間、UMR-106細胞(1つまたは複数)を血清飢餓にすることをさらに含む、請求項14記載の方法。
- 該時間が、約4時間~約48時間、約4時間~約24時間、約4時間~約16時間、約4時間~約12時間または約6時間~約12時間の範囲である、請求項15記載の方法。
- 試料がヒト試料である、請求項1~16いずれか記載の方法。
- ヒト試料がヒト血清試料である、請求項17記載の方法。
- 試料が、PTHrPアナログで治療された被験体由来である、請求項18記載の方法。
- PTHrPアナログがアバロパラチドである、請求項19記載の方法。
- PTHrPアナログがテリパラチドである、請求項19記載の方法。
- アバロパラチド治療後に中和抗体の存在を検出する方法であって:
アバロパラチドで治療された被験体から血清試料を得る工程;
血清試料と細胞または細胞の集団を接触させる工程、ここで該細胞(1つまたは複数)は、PTHまたはPTHrPに対する受容体を含む;
サイクリックアデノシン一リン酸(cAMP)レベルを測定する工程;および
中和抗体を有さない陰性対照試料と比較してcAMPレベルが低減される場合に、中和抗体の存在を検出する工程
を含む、方法。 - 血清試料中に中和抗体が検出される場合に治療を中断する工程をさらに含む、請求項22記載の方法。
- 得る工程、接触させる工程、測定する工程および検出する工程を行うために必要な構成要素、ならびに使用のための指示書を含む、請求項1~22いずれか記載の方法を行うためのキット。
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