JP2022188322A - 二酸化炭素回収装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)本開示の一形態によれば、二酸化炭素回収装置が提供される。この二酸化炭素回収装置は、二酸化炭素含有ガスの供給源である二酸化炭素含有ガス供給部から供給された二酸化炭素含有ガスから、二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部と、前記二酸化炭素回収部と並列に前記二酸化炭素含有ガス供給部に接続されて、前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの一部から二酸化炭素を回収して貯蔵する二酸化炭素貯蔵部と、を備え、前記二酸化炭素貯蔵部は、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える上流タンクと、前記上流タンクから排出された二酸化炭素をガスの状態で貯蔵する下流タンクと、を備える。
この形態の二酸化炭素回収装置によれば、二酸化炭素貯蔵部を設けることにより、二酸化炭素回収部の大型化を抑えつつ、二酸化炭素回収装置に供給される二酸化炭素含有ガス量の変動に対応することが可能になる。また、二酸化炭素貯蔵部は、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える上流タンクと、上流タンクから排出された二酸化炭素をガスの状態で貯蔵する下流タンクと、を備えるため、ガスの状態で二酸化炭素を貯蔵するタンクのみにより構成する場合に比べて、二酸化炭素貯蔵部を小型化することができる。
(2)上記形態の二酸化炭素回収装置は、さらに、前記二酸化炭素含有ガス供給部から前記二酸化炭素回収部および前記二酸化炭素貯蔵部に供給する二酸化炭素含有ガスの分配量を制御する第1制御部を備え、前記第1制御部は、前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの量が、前記二酸化炭素回収部が二酸化炭素含有ガスから二酸化炭素を回収できる処理可能量として予め設定された設定値以下のときには、前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの全量を前記二酸化炭素回収部に供給し、前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの量が、前記設定値を超えたときには、前記設定値の量の二酸化炭素含有ガスを前記二酸化炭素回収部に供給すると共に、前記設定値の超過分の二酸化炭素含有ガスを前記二酸化炭素貯蔵部に供給することとしてもよい。このような構成とすれば、二酸化炭素回収部が二酸化炭素を回収する処理可能量の範囲内で、二酸化炭素含有ガスからの二酸化炭素の回収のために優先的に二酸化炭素回収部を用いるため、二酸化炭素含有ガスから二酸化炭素を回収する動作を、より安定させることができる。
(3)上記形態の二酸化炭素回収装置において、前記二酸化炭素回収部は、圧力・温度スイング式吸着装置であり、前記上流タンクは、圧力スイング式吸着装置であることとしてもよい。このような構成とすれば、二酸化炭素の回収に係るエネルギ効率がより高い圧力・温度スイング式吸着装置と、装置構成および制御がより簡素な圧力スイング式吸着装置とを組み合わせることにより、二酸化炭素の回収に係るエネルギ効率を高めつつ、装置全体の大型化を抑えることができる。
(4)上記形態の二酸化炭素回収装置は、さらに、前記上流タンクに対して、前記上流タンク内で前記二酸化炭素含有ガスが流れる向きと対向する向きで、前記二酸化炭素含有ガスよりも二酸化炭素濃度が低いスイープガスを供給する送気部と、前記二酸化炭素含有ガス中の二酸化炭素を吸着した前記上流タンクの吸着材から二酸化炭素を脱離させる脱離工程の後に、前記上流タンクに前記二酸化炭素含有ガスを供給して吸着材に二酸化炭素を吸着させる吸着工程に先立って、前記送気部を駆動して、前記上流タンクに対して前記スイープガスを供給させる第2制御部と、を備えることとしてもよい。このような構成とすれば、吸着工程に先立って、上流タンクの吸着材において、スイープガスによって二酸化炭素含有ガス流れの下流部から二酸化炭素を脱離させることができる。そのため、吸着工程の開始時に、吸着オフガス中の二酸化炭素濃度を低減することができる。
(5)上記形態の二酸化炭素回収装置において、前記上流タンクは、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える吸着塔を複数備え、前記二酸化炭素回収装置は、さらに、複数の前記吸着塔に連通する配管の接続状態を切り替える第3制御部であって、複数の前記吸着塔のうちの一つである第1吸着塔に対して前記スイープガスが供給されるときに、前記第1吸着塔から排出されるスイープオフガスを、二酸化炭素含有ガスが供給されている第2吸着塔に導くように前記接続状態を切り替える第3制御部を備えることとしてもよい。このような構成とすれば、スイープオフガス中の二酸化炭素を第2吸着塔に吸着させることができるため、二酸化炭素の回収効率を高めることができる。
(6)上記形態の二酸化炭素回収装置において、前記上流タンクは、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える吸着塔として、少なくともいずれか一つの吸着塔が、前記二酸化炭素含有ガスの供給を受けて吸着材に二酸化炭素を吸着する動作が可能な吸着工程となり、少なくとも他のいずれか一つの吸着塔が、吸着材から二酸化炭素を脱離する動作が可能な脱離工程となる複数の吸着塔を備え、前記下流タンクは、該下流タンク内部の圧力を検出する圧力センサを備え、前記二酸化炭素回収装置は、さらに、複数の前記吸着塔および前記下流タンクに連通する配管の接続状態を制御する第4制御部であって、前記圧力センサが検出する圧力が、予め定めた下限値を下回る場合には、前記脱離工程となっている前記吸着塔から脱離された二酸化炭素を前記下流タンクに導き、前記圧力センサが検出する圧力が、予め定めた上限値を上回る場合には、前記脱離工程となっている前記吸着塔から前記下流タンクへの二酸化炭素の供給を停止し、前記圧力センサが検出する圧力が、前記下限値以上、上限値以下の範囲である場合には、前記脱離工程となっている前記吸着塔から前記下流タンクへの二酸化炭素の供給が停止されているときには、前記停止の状態を維持すると共に、前記脱離工程となっている前記吸着塔から前記下流タンクへの二酸化炭素の供給が行われているときには、二酸化炭素の供給を継続させる第4制御部を備えることとしてもよい。このような構成とすれば、下流タンクは、二酸化炭素回収装置に対して要求される二酸化炭素の量の変動に対応可能な容量を有していればよいため、気体の状態で二酸化炭素を貯蔵する下流タンクを、より小型化することができ、その結果、二酸化炭素貯蔵部全体を小型化することができる。
(7)上記形態の二酸化炭素回収装置において、前記第4制御部は、前記吸着工程となっている前記吸着塔における二酸化炭素の吸着状態が、予め定めた最大吸着量となったと判定されるときには、該吸着塔に対する二酸化炭素含有ガスの供給を停止して、前記脱離工程を経た他の吸着塔に対して二酸化炭素含有ガスを導くように前記接続状態を切り替えることとしてもよい。このような構成とすれば、吸着塔が備える吸着材を効率よく使用することができ、吸着材を備える吸着塔の小型化が可能になる。
本開示は、上記以外の種々の形態で実現可能であり、例えば、二酸化炭素回収装置を備える二酸化炭素再資源化システム、二酸化炭素回収方法、炭化水素製造方法、二酸化炭素回収装置の制御方法、炭化水素製造装置の制御方法、これらの制御方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム、などの形態で実現することが可能である。
(A-1)二酸化炭素再資源化システムの全体構成:
図1は、本開示の一実施形態である二酸化炭素回収装置15を含む二酸化炭素再資源化システム10の概略構成を表す説明図である。二酸化炭素再資源化システム10は、二酸化炭素含有ガス供給部20と、二酸化炭素回収装置15と、メタン化反応器22と、メタンタンク24と、を備える。
二酸化炭素回収装置15では、二酸化炭素回収部30が、主として二酸化炭素の回収を行い、二酸化炭素貯蔵部50が、補助的に二酸化炭素の回収を行うと共に二酸化炭素を貯蔵する。以下では、二酸化炭素回収部30および二酸化炭素貯蔵部50の構成について、順次説明する。
図2は、二酸化炭素回収装置15が備える二酸化炭素回収部30の概略構成を表す説明図である。二酸化炭素回収部30は、分離器31a、31bと、パージガス供給部33と、を備える。以下の説明では、2つの分離器31a、31bを区別しないときには、単に「分離器31」とも呼ぶ。
図3は、二酸化炭素回収装置15が備える二酸化炭素貯蔵部50の概略構成を表す説明図である。二酸化炭素貯蔵部50は、上流タンク69と、下流タンク55と、スイープガス供給部53と、を備える。上流タンク69は、吸着塔51a、51b、51cを備える。以下の説明では、3つの吸着塔51a、51b、51cを区別しないときには、単に「吸着塔51」とも呼ぶ。
図7は、第2実施形態の二酸化炭素貯蔵部150の概略構成を表す説明図である。二酸化炭素貯蔵部150は、第1実施形態の二酸化炭素再資源化システム10と同様のシステムにおいて、二酸化炭素貯蔵部50に代えて用いられる。第2実施形態において、第1実施形態と共通する部分には同じ参照番号を付す。図7では、図3と同様に、吸着塔51aが吸着工程であり、吸着塔51bが脱離工程であり、吸着塔51cが送気工程である様子を示しており、流体が流れる流路を太線で示している。スイープガスが供給される送気工程の吸着塔51cは、「第1吸着塔」とも呼び、二酸化炭素含有ガスが供給される吸着工程の吸着オフガス1aは、「第2吸着塔」とも呼ぶ。
第1および第2実施形態では、二酸化炭素貯蔵部50が備える各吸着塔51において、図4に示すように、吸着工程と脱離工程と送気工程とを同じ時間に設定して、予め定めた時間ごとにサイクルを変更したが、異なる構成としてもよい。以下では、第3実施形態として、下流タンク55の内部の圧力が特定の範囲内となるように、脱離工程となっている吸着塔51における脱離の動作を制御すると共に、吸着工程となっている吸着塔51における二酸化炭素の吸着の程度が破過状態になったと判断されるときに、サイクルを変更する構成について説明する。第3実施形態では、吸着塔51cが脱離工程であるとは、吸着工程の後に吸着材から二酸化炭素を脱離する動作が可能な状態を指し、ポンプ54が駆動されると共にCO2含有ガスバルブ57cが開弁されている状態だけでなく、CO2含有ガスバルブ57cが閉弁されており、開弁時に脱離の動作が行われるように待機する状態を含む。以下では、第1実施形態の二酸化炭素貯蔵部50と同様の構造に基づいて、第3実施形態の動作を説明する。
上記した各実施形態では、二酸化炭素回収部30の分離器31および二酸化炭素貯蔵部50の吸着塔51が備える吸着材は、物理吸着により二酸化炭素を吸着する吸着材としたが、異なる構成としてもよい。例えば、多孔質材料にアミンを担持させた固体吸収材のような化学吸着材を用いてもよい。
15…二酸化炭素回収装置
20…二酸化炭素含有ガス供給部
22…メタン化反応器
24…メタンタンク
30…二酸化炭素回収部
31,31a,31b…分離器
32a,32b…吸着材
33…パージガス供給部
34…ポンプ
35…サージタンク
36a…CO2含有ガス分岐路
36b…CO2含有ガス分岐路
37a…CO2含有ガスバルブ
38a,38b…放出分岐路
39a,39b…オフガス排出バルブ
40…吸着オフガス路
41a,41b…排出分岐路
42a,42b…CO2排出バルブ
43…パージガス供給流路
44a,44b…パージガス分岐路
45a,45b…パージガス供給バルブ
49…熱媒流路
50,150…二酸化炭素貯蔵部
51,51a~51c…吸着塔
52a~52c…吸着材
53…スイープガス供給部
54…ポンプ
55…下流タンク
55a…流量調整弁
55b…圧力センサ
56a~56c…CO2含有ガス分岐路
57a~57c…CO2含有ガスバルブ
58a~58c…放出分岐路
59a~59c…オフガス排出バルブ
60…吸着オフガス路
61a~61c…排出分岐路
62a~62c…CO2排出バルブ
63…スイープガス供給流路
64a~64c…スイープガス分岐路
65a~65c…スイープガス供給バルブ
66…スイープオフガス路
67a~67c…スイープオフガス分岐路
68a~68c…スイープオフガスバルブ
69…上流タンク
70…第1CO2含有ガス流路
72…第1CO2流路
74…第2CO2含有ガス流路
76…第2CO2流路
78…三方弁
80…制御部
Claims (8)
- 二酸化炭素回収装置であって、
二酸化炭素含有ガスの供給源である二酸化炭素含有ガス供給部から供給された二酸化炭素含有ガスから、二酸化炭素を回収する二酸化炭素回収部と、
前記二酸化炭素回収部と並列に前記二酸化炭素含有ガス供給部に接続されて、前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの一部から二酸化炭素を回収して貯蔵する二酸化炭素貯蔵部と、
を備え、
前記二酸化炭素貯蔵部は、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える上流タンクと、前記上流タンクから排出された二酸化炭素をガスの状態で貯蔵する下流タンクと、を備える
二酸化炭素回収装置。 - 請求項1に記載の二酸化炭素回収装置であって、さらに、
前記二酸化炭素含有ガス供給部から前記二酸化炭素回収部および前記二酸化炭素貯蔵部に供給する二酸化炭素含有ガスの分配量を制御する第1制御部を備え、
前記第1制御部は、
前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの量が、前記二酸化炭素回収部が二酸化炭素含有ガスから二酸化炭素を回収できる処理可能量として予め設定された設定値以下のときには、前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの全量を前記二酸化炭素回収部に供給し、
前記二酸化炭素含有ガス供給部が供給する二酸化炭素含有ガスの量が、前記設定値を超えたときには、前記設定値の量の二酸化炭素含有ガスを前記二酸化炭素回収部に供給すると共に、前記設定値の超過分の二酸化炭素含有ガスを前記二酸化炭素貯蔵部に供給する
二酸化炭素回収装置。 - 請求項1または2に記載の二酸化炭素回収装置であって、
前記二酸化炭素回収部は、圧力・温度スイング式吸着装置であり、
前記上流タンクは、圧力スイング式吸着装置である
二酸化炭素回収装置。 - 請求項1から3までのいずれか一項に記載の二酸化炭素回収装置であって、さらに、
前記上流タンクに対して、前記上流タンク内で前記二酸化炭素含有ガスが流れる向きと対向する向きで、前記二酸化炭素含有ガスよりも二酸化炭素濃度が低いスイープガスを供給する送気部と、
前記二酸化炭素含有ガス中の二酸化炭素を吸着した前記上流タンクの吸着材から二酸化炭素を脱離させる脱離工程の後に、前記上流タンクに前記二酸化炭素含有ガスを供給して吸着材に二酸化炭素を吸着させる吸着工程に先立って、前記送気部を駆動して、前記上流タンクに対して前記スイープガスを供給させる第2制御部と、を備える
二酸化炭素回収装置。 - 請求項4に記載の二酸化炭素回収装置であって、
前記上流タンクは、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える吸着塔を複数備え、
前記二酸化炭素回収装置は、さらに、複数の前記吸着塔に連通する配管の接続状態を切り替える第3制御部であって、複数の前記吸着塔のうちの一つである第1吸着塔に対して前記スイープガスが供給されるときに、前記第1吸着塔から排出されるスイープオフガスを、二酸化炭素含有ガスが供給されている第2吸着塔に導くように前記接続状態を切り替える第3制御部を備える
二酸化炭素回収装置。 - 請求項1から5までのいずれか一項に記載の二酸化炭素回収装置であって、
前記上流タンクは、二酸化炭素を吸着する吸着材を備える吸着塔として、少なくともいずれか一つの吸着塔が、前記二酸化炭素含有ガスの供給を受けて吸着材に二酸化炭素を吸着する動作が可能な吸着工程となり、少なくとも他のいずれか一つの吸着塔が、吸着材から二酸化炭素を脱離する動作が可能な脱離工程となる複数の吸着塔を備え、
前記下流タンクは、該下流タンク内部の圧力を検出する圧力センサを備え、
前記二酸化炭素回収装置は、さらに、複数の前記吸着塔および前記下流タンクに連通する配管の接続状態を制御する第4制御部であって、
前記圧力センサが検出する圧力が、予め定めた下限値を下回る場合には、前記脱離工程となっている前記吸着塔から脱離された二酸化炭素を前記下流タンクに導き、
前記圧力センサが検出する圧力が、予め定めた上限値を上回る場合には、前記脱離工程となっている前記吸着塔から前記下流タンクへの二酸化炭素の供給を停止し、
前記圧力センサが検出する圧力が、前記下限値以上、上限値以下の範囲である場合には、前記脱離工程となっている前記吸着塔から前記下流タンクへの二酸化炭素の供給が停止されているときには、前記停止の状態を維持すると共に、前記脱離工程となっている前記吸着塔から前記下流タンクへの二酸化炭素の供給が行われているときには、二酸化炭素の供給を継続させる第4制御部を備える
二酸化炭素回収装置。 - 請求項6に記載の二酸化炭素回収装置であって、
前記第4制御部は、前記吸着工程となっている前記吸着塔における二酸化炭素の吸着状態が、予め定めた最大吸着量となったと判定されるときには、該吸着塔に対する二酸化炭素含有ガスの供給を停止して、前記脱離工程を経た他の吸着塔に対して二酸化炭素含有ガスを導くように前記接続状態を切り替える
二酸化炭素回収装置。 - 二酸化炭素再資源化システムであって、
請求項1から7までのいずれか一項に記載の二酸化炭素回収装置と、
前記二酸化炭素回収装置から供給される二酸化炭素を用いて、炭化水素系燃料を生成する燃料生成部と、
前記燃料生成部が生成した炭化水素系燃料からエネルギを取り出すと共に二酸化炭素含有ガスを生成し、前記二酸化炭素含有ガス供給部として、生成した二酸化炭素を前記二酸化炭素回収装置に供給する二酸化炭素生成部と、
を備える二酸化炭素再資源化システム。
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