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JP2022181806A - 電解セル - Google Patents

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JP2022181806A
JP2022181806A JP2021088973A JP2021088973A JP2022181806A JP 2022181806 A JP2022181806 A JP 2022181806A JP 2021088973 A JP2021088973 A JP 2021088973A JP 2021088973 A JP2021088973 A JP 2021088973A JP 2022181806 A JP2022181806 A JP 2022181806A
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Abstract

Figure 2022181806000001
【課題】吸熱反応が生じる場所を分散させる。
【解決手段】電解セルは、支持基板と水素極とを備えている。支持基板4は、多孔質である。支持基板は、ガス流路、複数の凹部、桟部、及び触媒部を有している。ガス流路は、第1方向に延びる。各凹部は、第1方向において互いに間隔をあけて配置される。桟部は、隣り合う凹部の間に配置される。触媒部は、桟部内に配置される。水素極は、凹部内に配置される。触媒部は、水素極において生成された水素とガス流路内から供給される二酸化炭素との反応を促進する触媒を含む部分である。
【選択図】図6

Description

本発明は、電解セルに関するものである。
電解セルは、電解質と、水素極と、酸素極とを有している。この水素極では、HO及びCOが供給されることによって、HO及びCOが共電解されて、H、CO、及びO2-が生成される。生成されたO2-は、電解質を介して酸素極へ移動し、酸素極でOが生成される(特許文献1参照)。また、供給されたCOと、水素極で生成されたHとによって、CO及びHOが生成される。すなわち、水素極において、以下の(1)~(3)式で示す3つの反応が起こる。
O+2e→H+O2-・・・(1)
CO+2e→CO+O2-・・・(2)
CO+H→CO+HO・・・(3)
特開2021-008655号公報
上述したように水素極では3つの反応が起こっているが、これら3つの反応は全て吸熱反応である。このように、水素極において3つの吸熱反応が起こっているが、局所的に吸熱量が大きくなることは好ましくない。
本発明の課題は、吸熱反応が起こる場所を分散させることにある。
本発明のある側面に係る電解セルは、支持基板と水素極とを備えている。支持基板は、多孔質である。支持基板は、ガス流路、複数の凹部、桟部、及び触媒部を有している。ガス流路は、第1方向に延びる。各凹部は、第1方向において互いに間隔をあけて配置される。桟部は、隣り合う凹部の間に配置される。触媒部は、桟部内に配置される。水素極は、凹部内に配置される。触媒部は、水素極において生成された水素とガス流路内から供給される二酸化炭素との反応を促進する触媒を含む部分である。
この構成によれば、支持基板は、桟部内の触媒部において、上記(1)式の反応を起こすことができる。すなわち、水素極で行われていた吸熱反応の一部を支持基板の触媒部で起こすことができる。この結果、吸熱反応が起こる場所を水素極と触媒部とに分散させることができる。
好ましくは、桟部は、外側部と内側部とを有している。外側部は、第1方向視において、凹部と重複する。内側部は、第1方向視において、凹部と重複しない。そして、触媒部は、外側部及び内側部の少なくとも一方に配置される。例えば、触媒部は、外側部のみに配置されていてもよいし、内側部のみに配置されていてもよいし、外側部及び内側部の両方に配置されていてもよい。
好ましくは、触媒部は、桟部内に分散された複数の触媒粒子によって構成される。
好ましくは、触媒部は、隣り合う凹部内に配置された水素極同士を導通させないように、桟部内に配置される。
本発明によれば、吸熱反応が起こる場所を分散させることができる。
セルスタック装置の斜視図。 マニホールドの断面図。 マニホールドの平面図。 セルスタック装置の断面図。 電解セルの斜視図。 水素極が設けられた支持基板の断面図。 電解セルの断面図。 電解セルの断面図。 基端部における電解セルの断面図。 先端部における電解セルの断面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。 変形例に係るセルスタック装置の断面図。 水素極が設けられた変形例に係る支持基板の断面図。 水素極が設けられた変形例に係る支持基板の断面図。 水素極が設けられた変形例に係る支持基板の断面図。
以下、本実施形態に係る電解セルについて図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、電解セルの一例として固体酸化物形電解セル(SOEC)を用いて説明する。図1はセルスタック装置を示す斜視図、図2はマニホールドの断面図である。なお、図1及び図2において、いくつかの電解セルの記載を省略している。
[セルスタック装置]
図1に示すように、セルスタック装置100は、マニホールド2と、複数の電解セル10と、を備えている。
[マニホールド]
図2に示すように、マニホールド2は、複数の電解セル10のそれぞれにガスを分配するように構成されている。また、マニホールド2は、電解セル10によって生成されたガスを回収するように構成されている。マニホールド2は、ガス供給室21とガス回収室22とを有している。ガス供給室21には、HO及びCOなどが供給される。ガス回収室22は、各電解セル10にて生成されたH及びCOなどを回収する。
ガス供給室21の底面には、ガス供給口211が形成されている。また、ガス回収室22の底面には、ガス排出口221が形成されている。ガス供給口211は、例えば、電解セル10の配列方向(z軸方向)において、マニホールド2の中心Cよりも第1端部201側に配置されている。一方、ガス排出口221は、例えば、電解セル10の配列方向(z軸方向)において、マニホールド2の中心Cよりも第2端部202側に配置されている。
マニホールド2は、マニホールド本体部23と、仕切板24とを有している。マニホールド本体部23は、内部に空間を有している。マニホールド本体部23は、直方体状である。
図3に示すように、マニホールド本体部23の天板部231には、複数の貫通孔232が形成されている。各貫通孔232は、マニホールド本体部23の長手方向(z軸方向)に間隔をあけて並んでいる。各貫通孔232は、マニホールド本体部23の幅方向(y軸方向)に延びている。各貫通孔232は、ガス供給室21及びガス回収室22と連通している。なお、各貫通孔232は、ガス供給室21と連通する部分とガス回収室22と連通する部分とに分かれていてもよい。
仕切板24は、マニホールド本体部23の空間をガス供給室21とガス回収室22とに気密に仕切っている。詳細には、仕切板24は、マニホールド本体部23の略中央部において、マニホールド本体部23の長手方向に延びている。
[電解セル]
図4は、セルスタック装置の断面図を示している。図4に示すように、電解セル10は、マニホールド2から上方に延びている。電解セル10は、基端部101及び先端部102を有している。電解セル10は、基端部101がマニホールド2に取り付けられている。すなわち、マニホールド2は、各電解セル10の基端部101を支持している。本実施形態では、電解セル10の基端部101は下端部を意味し、電解セル10の先端部102は上端部を意味する。
図1に示すように、各電解セル10は、主面同士が対向するように並べられている。また、各電解セル10は、マニホールド2の長手方向(z軸方向)に沿って間隔をあけて並べられている。すなわち、電解セル10の配列方向は、マニホールド2の長手方向に沿っている。
図4及び図5に示すように、電解セル10は、支持基板4と、複数の素子部5と、を有している。また、電解セル10は、連通部材3をさらに有している。
[支持基板]
支持基板4は、マニホールド2から上方に延びている。支持基板4は、板状である。詳細には、支持基板4は、正面視(z軸方向視)が長方形状である。支持基板4は、長手方向(x軸方向)と幅方向(y軸方向)とを有している。なお、支持基板4は、長手方向の寸法が幅方向の寸法よりも長い。本実施形態では、図4の上下方向(x軸方向)が支持基板4の長手方向であり、図4の左右方向が(y軸方向)が支持基板4の幅方向である。
支持基板4は、基端部41と先端部42とを有している。基端部41及び先端部42は、支持基板4の長手方向(x軸方向)における両端部である。本実施形態では、支持基板4の基端部41は下端部を意味し、支持基板4の先端部42は上端部を意味する。
支持基板4の基端部41は、マニホールド2に取り付けられる。例えば、支持基板4の基端部41は、接合材などによってマニホールド2の天板部231に取り付けられる。詳細には、支持基板4の基端部41は、天板部231に形成された貫通孔232に挿入されている。なお、支持基板4の基端部41は、貫通孔232に挿入されていなくてもよい。すなわち、支持基板4の第1端面411によって貫通孔232を覆うように、支持基板4が天板部231上に載置されていてもよい。この場合、支持基板4の第1端面411は、貫通孔232よりも一回り大きい。
支持基板4は、複数の第1ガス流路43と、複数の第2ガス流路44とを有している。第1及び第2ガス流路43、44は、支持基板4内を延びている。なお、以下の説明において、第1及び第2ガス流路43,44が延びる方向を「第1方向」と称する。本実施形態では、第1及び第2ガス流路43,44は、支持基板4の長手方向に延びている。また、第1方向と交差する方向を「第2方向」と称する。なお、本実施形態では、第2方向は第1方向と直交している。第2方向は、支持基板4の幅方向(y軸方向)に沿って延びている。
第1及び第2ガス流路43、44は、支持基板4を貫通している。各第1ガス流路43は、支持基板4の幅方向において互いに間隔をあけて配置されている。また、各第2ガス流路44も、支持基板4の幅方向において互いに間隔をあけて配置されている。なお、第1ガス流路43と第2ガス流路44との間隔は、第1ガス流路43同士の間隔よりも大きく、第2ガス流路44同士の間隔よりも大きいことが好ましい。
第1及び第2ガス流路43、44は、電解セル10の基端部101から先端部102に向かって延びている。第1ガス流路43はガス供給室21と連通している。第1ガス流路43には、ガス供給室21からHO及びCOなどが供給される。第2ガス流路44はガス回収室22と連通している。第2ガス流路44は、電解セル10によって生成されたH及びCOなどをガス回収室22に排出する。
第1ガス流路43と第2ガス流路44とは、電解セル10の先端部102側において互いに連通している。詳細には、第1ガス流路43と、第2ガス流路44とが、後述する連通部材3の連通流路30を介して連通している。
図5に示すように、支持基板4は、第1主面45aと、第2主面45bとを有している。第1主面45aと第2主面45bとは、互いに反対を向いている。第1主面45a及び第2主面45bは、各素子部5を支持している。第1主面45a及び第2主面45bは、支持基板4の厚さ方向(z軸方向)を向いている。また、支持基板4の各側面47は、支持基板4の幅方向(y軸方向)を向いている。各側面47は、湾曲していてもよい。図1に示すように、各支持基板4は、第1主面45aと第2主面45bとが対向するように配置されている。
支持基板4は、電子伝導性を有さない多孔質の材料によって構成される。支持基板4は、例えば、CSZ(カルシア安定化ジルコニア)、8YSZ(イットリア安定化ジルコニア)、Y(イットリア)、MgO(酸化マグネシウム)、MgAl(マグネシアアルミナスピネル)あるいはこれらの複合物などによって構成することができる。支持基板4の気孔率は、例えば、20~60%程度である。この気孔率は、例えば、アルキメデス法により測定される。
支持基板4は、緻密層48によって覆われている。緻密層48は、第1ガス流路43及び第2ガス流路44から支持基板4内に拡散されたガスが外部に排出されることを抑制するように構成されている。本実施形態では、緻密層48は、支持基板4の表面のうち、素子部5が形成されていない部分を覆っている。なお、本実施形態では、緻密層48は、後述する電解質7に使用される材料、又は結晶化ガラス等によって構成することができる。緻密層48は、支持基板4よりも緻密である。例えば、緻密層48の気孔率は、0~7%程度である。
図6及び図7は、第2方向と直交する面で電解セル10を切断した第1切断面を示している。なお、図6及び図7は、第1ガス流路43に沿って電解セル10を切断しているが、第2ガス流路44に沿って電解セル10を切断した断面図は、図6及び図7と実質的に同じである。図6では、図解を容易にするため、支持基板4及び水素極6以外の部材の記載を省略している。
図6に示すように、支持基板4は、複数の凹部49と、複数の桟部46と、複数の触媒部50とを有している。
複数の凹部49のうち、一部の凹部49は、第1主面45a上に形成されている。また、残りの凹部49は、第2主面45bにも形成されている。複数の凹部49は、第1方向において、互いに間隔をあけて配置されている。本実施形態では、複数の凹部49は、支持基板4の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。この凹部49内には、水素極6が配置されている。
各凹部49は、支持基板4の幅方向に延びている。なお、各凹部49は、支持基板4の幅方向(y軸方向)の両端部には形成されていない。
桟部46は、隣り合う凹部49の間に配置される。すなわち、一対の凹部49の間の部分が桟部46となる。桟部46は、支持基板4の幅方向に延びている。第1方向において、凹部49と桟部46とが交互に配置される。
桟部46は、外側部461と、内側部462とを有している。外側部461は、第1方向視において、凹部49と重複している部分である。内側部462は、第1方向視において、凹部49と重複していない部分である。すなわち、第1主面45a側から順に、外側部461,内側部462の順で配置されている。
触媒部50は、桟部46内に配置されている。触媒部50は、外側部461及び内側部462の少なくとも一方に配置されている。なお、本実施形態では、触媒部50は、外側部461と内側部462に亘って配置されている。
触媒部50は、水素極6において生成されたHとガス流路43、44内から供給されるCOとの反応を促進する触媒を含む部分である。なお、このような触媒としては、例えば、遷移金属酸化物微粒子、又は金属微粒子などを用いることができ、遷移金属酸化物微粒子としては、具体的に、NiO、Fe、及びFeなどを挙げることができ、金属微粒子としては、具体的に、Ni、Fe、及びRuなどを挙げることができる。
触媒部50は、桟部46内に分散された複数の触媒粒子によって構成されている。このため、触媒部50の表面積が大きくなり、触媒性能が向上する。また、触媒部50は、隣り合う凹部49内に配置された水素極6同士を導通させないように、桟部46内に配置される。
このような触媒部50は、次のようにして、桟部46内に形成することができる。まず、触媒部50の材料として例示した上記材料からなる触媒微粒子を分散させたスラリーを準備する。そして、支持基板4の成形体を作製後、桟部46の表面より触媒微粒子のスラリーを適量滴下し、触媒微粒子を桟部46内に含浸させる。その後、電解質7等を積層し、焼成処理を行うことで桟部46内に触媒部50を有した電解セル10を得ることができる。
[素子部]
図5に示すように、複数の素子部5が、支持基板4上に配置されている。なお、本実施形態では、複数の素子部5は、支持基板4の第1主面45a及び第2主面45bに支持されている。なお、第1主面45aに形成される素子部5の数と第2主面45bに形成される素子部5の数とは、互いに同じであってもよいし異なっていてもよい。また、素子部5は、支持基板4の第1主面45a及び第2主面45bのどちらか一方のみに支持されていてもよい。
複数の素子部5は、第1方向に配列されている。本実施形態では、複数の素子部5は、支持基板4の長手方向に配列されている。すなわち、本実施形態に係る電解セル10は、いわゆる横縞型の電解セルである。なお、複数の素子部5は、インターコネクタ9によって、互いに直列に接続されている。
素子部5は、支持基板4の幅方向(y軸方向)に延びている。素子部5は、支持基板4の幅方向において第1部分51と第2部分52とに区画される。なお、第1部分51と第2部分52との厳密な境界はない。例えば、電解セル10をマニホールド2に取り付けた状態において、支持基板4の長手方向視(x軸方向視)において、ガス供給室21とガス回収室22との境界と重複する部分を、第1部分51と第2部分52との境界部とすることができる。
支持基板4の厚さ方向視(z軸方向視)において、第1ガス流路43は、素子部5の第1部分51と重複している。また、支持基板4の厚さ方向視(z軸方向視)において、第2ガス流路44は、素子部5の第2部分52と重複している。なお、複数の第1ガス流路43のうち、一部の第1ガス流路43が第1部分51と重複していなくてもよい。同様に、複数の第2ガス流路44のうち、一部の第2ガス流路44が第2部分52と重複していなくてもよい。
図7に示すように、素子部5は、水素極6、電解質7、及び酸素極8を有している。支持基板4側から、水素極6、電解質7、酸素極8の順で配置されている。素子部5は、反応防止膜11をさらに有している。
[水素極]
水素極6と酸素極8との間に電力を供給しながら、ガス流路43,44にHO及びCOを供給すると、水素極6(カソード)では、下記(1)~(3)式に示す反応が起こり、H、CO、及びO2-が生成される。なお、下記(1)~(3)式は全て吸熱反応である。
O + 2e→ H+ O2-・・・(1)
CO + 2e→ CO + O2-・・・(2)
CO + H→ CO +HO・・・(3)
上記(3)式で示す反応は、水素極6だけでなく、触媒部50でも起こる。すなわち、水素極6で生成されたHと、ガス流路43,44から供給されたCOとが触媒部50に供給されることによって、触媒部50において上記(3)式で示す反応が起こる。すなわち、上記(3)式で示す反応が起こる場所が分散されている。このように、水素極6において起こっていた吸熱反応の一部を触媒部50で起こるように構成したことによって、吸熱反応が起こる場所を分散させている。
水素極6は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される。水素極6は、焼成体である。水素極6は、水素極集電部61と水素極活性部62とを有する。各水素極6は、支持基板4上に配置されている。各水素極6は、第1方向(x軸方向)において、互いに間隔をあけて配置されている。本実施形態では、各水素極6は、支持基板4の長手方向において、互いに間隔をあけて配置されている。水素極6は、凹部49内に配置されている。詳細には、水素極6の水素極集電部61が凹部49内に配置されている。
[水素極集電部]
水素極集電部61は、凹部49内に配置されている。詳細には、水素極集電部61は、凹部49を埋めており、凹部49と同様の形状を有する。
図7及び図8に示すように、水素極集電部61は、一対の第1側面611、一対の第2側面612、第3主面613,及び底面614を有している。一対の第1側面611は、第1方向を向いており、一対の第2側面612は、第2方向を向いている。第3主面613及び底面614は、厚さ方向(z軸方向)を向いている。なお、底面614は、厚さ方向においてガス流路43,44側を向いている。
一対の第1側面611は、図7に示すような第1切断面において、円弧状である。第1切断面における第1側面611は、外側に膨らむような円弧状である。各第1側面611は、この円弧を第2方向(y軸方向)に平行移動させてできる曲面によって構成されている。
第1側面611と底面614とは、滑らかに連結されている。なお、第1側面611は、第1方向を向くとともに、第1及び第2ガス流路43,44を向くように傾斜している。
一対の第1側面611の間隔d1は、第1及び第2ガス流路43、44に近付くにつれて小さくなっている。すなわち、水素極集電部61の第1方向における寸法d1は、厚さ方向において変化する。この一対の第1側面611の間隔d1は、漸次的に小さくなっている。このため、第1切断面における水素極集電部61は、弓形状である。すなわち、第2側面612は、弓形状である。
一対の第2側面612は、図8に示すような第2切断面において、直線状である。第2側面612は、厚さ方向に対して実質的に平行に延びている。各第2側面612は、この直線を第1方向(x軸方向)に平行移動させてできる平面によって構成されている。
第2側面612と底面614とは、滑らかに連結されていない。第2側面612と底面614とがなす角度は、90度程度である。各第2側面612は、各第1側面611とは異なり、傾斜していない。各第2側面612は、厚さ方向及び第1方向に沿って延びている。
一対の第2側面612の間隔d2は、厚さ方向において一定である。なお、ここでいう「一定」とは、完全に一定である必要はなく、製造上の誤差があってもよい。一対の第2側面612の間隔d2が厚さ方向において一定であるため、第2切断面における水素極集電部61は、矩形状である。すなわち、第1側面611は、第1方向視において、矩形状である。
図7に示すように、水素極集電部61の第3主面613は、支持基板4の第1主面45aと実質的に同一面上にある。すなわち、支持基板4の第1主面45aと、各水素極集電部61の第3主面613とによって、一つの面が構成されている。なお、第3主面613は、第1主面45aと完全に同一面上になくてもよい。例えば、第1主面45aと第3主面613との間に、20μm以下程度の段差があってもよい。第3主面613は平坦面を構成している。
水素極集電部61は、電子伝導性を有する。水素極集電部61は、水素極活性部62よりも高い電子伝導性を有していることが好ましい。水素極集電部61は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
水素極集電部61は、例えば、NiO及び8YSZの複合物、NiO及びYの複合物、又は、NiO及びCSZの複合物などによって構成することができる。水素極集電部61の厚さ、及び凹部49の深さは、50~500μm程度である。
[水素極活性部]
水素極活性部62は、水素極集電部61の第3主面613上に配置されている。このため、水素極活性部62は、凹部49から突出している。すなわち、水素極活性部62は、水素極集電部61に埋設されていない。水素極活性部62の端縁は、第3主面613上において、水素極集電部61の端縁よりも内側に形成されている。詳細には、水素極活性部62は、水素極集電部61よりも平面視(z軸方向視)の面積が小さい。そして、水素極活性部62は、第3主面613内に収まっている。
水素極活性部62は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。水素極活性部62は、水素極集電部61より高い酸素イオン伝導性を有することが好ましい。この水素極活性部62において、主に、上述した(1)、(2)式の反応が起こる。
水素極活性部62は、NiO及び8YSZの複合物、又は、NiO及びGDC=(Ce,Gd)O(ガドリニウムドープセリア)の複合物などによって構成することができる。水素極活性部62の厚さは、5~30μmである。
[電解質]
電解質7は、水素極6と酸素極8との間に配置される。電解質7は、酸素イオン伝導性を有する。電解質7は、水素極6において生成されたO2-を酸素極8に伝達させる。電解質7は、水素極6上を覆うように配置されている。詳細には、電解質7は、一のインターコネクタ9から他のインターコネクタ9まで支持基板4の長手方向に延びている。すなわち、第1方向において、電解質7とインターコネクタ9とが交互に配置されている。
電解質7は、支持基板4よりも緻密である。例えば、電解質7の気孔率は、0~7%程度である。電解質7は、イオン伝導性を有し且つ電子伝導性を有さない緻密な材料から構成される焼成体である。電解質7は、例えば、YSZ(8YSZ)(イットリア安定化ジルコニア)、又は、LSGM(ランタンガレート)などによって構成することができる。電解質7の厚さは、例えば、3~50μm程度である。
[反応防止膜]
反応防止膜11は、緻密な材料から構成される焼成体である。反応防止膜11は、厚さ方向視において、水素極活性部62と略同一の形状であり、水素極活性部62と重複するように配置されている。反応防止膜11は、電解質7を介して、水素極活性部62と対応する位置に配置されている。反応防止膜11は、電解質7内のYSZと酸素極活性部81内のSrとが反応して電解質7と酸素極活性部81との界面に電気抵抗が大きい反応層が形成される現象の発生を抑制するために設けられている。反応防止膜11は、例えば、GDC=(Ce,Gd)O(ガドリニウムドープセリア)などによって構成することができる。反応防止膜11の厚さは、例えば、3~50μm程度である。
[酸素極]
酸素極8(アノード)では、下記(4)式に示す化学反応に従って、電解質7を介して水素極6より伝達されるO2-からOが生成される。
2O2-→O+4e・・・(4)
酸素極8は、電子伝導性を有する多孔質の材料から構成される。酸素極8は、焼成体である。酸素極8は、水素極6と協働して電解質7を挟むように配置されている。酸素極8は、酸素極活性部81及び酸素極集電部82を有している。
[酸素極活性部]
酸素極活性部81は、反応防止膜11上に配置されている。酸素極活性部81は、酸素イオン伝導性を有するとともに、電子伝導性を有する。酸素極活性部81は、酸素極集電部82より高い酸素イオン伝導性を有することが好ましい。
酸素極活性部81は、多孔質の材料から構成される。酸素極活性部81は焼成体である。酸素極活性部81は、例えば、LSCF=(La,Sr)(Co,Fe)O(ランタンストロンチウムコバルトフェライト)、LSF=(La,Sr)FeO(ランタンストロンチウムフェライト)、LNF=La(Ni,Fe)O(ランタンニッケルフェライト)、LSC=(La,Sr)CoO(ランタンストロンチウムコバルタイト)、又はSSC=(Sm,Sr)CoO(サマリウムストロンチウムコバルタイト)などによって構成することができる。また、酸素極活性部81は、LSCFから構成される第1層(内側層)とLSCから構成される第2層(外側層)との2層によって構成されてもよい。酸素極活性部81の厚さは、例えば、10~100μmである。
[酸素極集電部]
酸素極集電部82は、酸素極活性部81上に配置されている。酸素極集電部82は、酸素極活性部81から、隣の素子部5に向かって延びている。酸素極集電部82は、インターコネクタ9を介して隣の素子部5の水素極集電部61と電気的に接続されている。なお、水素極集電部61と酸素極集電部82とは、第1方向において、反応領域から互いに反対側に延びている。なお、反応領域とは、電解セル10の厚さ方向視(z軸方向視)において、水素極活性部62と電解質7と酸素極活性部81とが重複する領域である。
酸素極集電部82は、電子伝導性を有する多孔質材料から構成される。酸素極集電部82は、焼成体である。酸素極集電部82は、酸素極活性部81よりも高い電子伝導性を有していることが好ましい。酸素極集電部82は、酸素イオン伝導性を有していてもよいし、有していなくてもよい。
酸素極集電部82は、例えば、LSCF、LSC、Ag(銀)、又は、Ag-Pd(銀パラジウム合金)などによって構成することができる。なお、酸素極集電部82の厚さは、例えば、50~500μm程度である。
[インターコネクタ]
インターコネクタ9は、第1方向において隣り合う素子部5同士を電気的に接続するように構成されている。インターコネクタ9は、隣り合う素子部5の一方の素子部5の水素極6と、他方の素子部5の酸素極8とを電気的に接続している。詳細には、インターコネクタ9は、一方の素子部5の水素極集電部61と、他方の素子部5の酸素極集電部82とを電気的に接続している。
このように、各素子部5は、インターコネクタ9によって、第1及び第2主面45a、45bのそれぞれにおいて電解セル10の先端部102から基端部101まで直列に接続されている。
インターコネクタ9は、水素極集電部61の第3主面613上に配置されている。インターコネクタ9は、第1方向において、水素極活性部62と間隔をあけて配置されている。
インターコネクタ9は、電子伝導性を有する緻密な材料から構成される。インターコネクタ9は、焼成体である。インターコネクタ9は、支持基板4よりも緻密である。例えば、インターコネクタ9の気孔率は、0~7%程度である。インターコネクタ9は、例えば、LaCrO(ランタンクロマイト)、又は、(Sr,La)TiO(ストロンチウムチタネート)などによって構成することができる。インターコネクタ9の厚さは、例えば、10~100μmである。
図9に示すように、各電解セル10において最も基端側に配置されたインターコネクタ9は、第1主面45aに配置される素子部5と、第2主面45bに配置される素子部5とを電気的に接続している。
第2主面45bにおいて最も基端側に配置された素子部5の酸素極集電部82は、第2主面45bから側面47を介して第1主面45aまで延びている。すなわち、この最も基端側に配置された素子部5の酸素極集電部82は、環状に延びている。そして、第1主面45aにおいて最も基端側に配置されたインターコネクタ9は、第2主面45bから第1主面45aまで延びる酸素極集電部82と、第1主面45aにおいて最も基端側に配置された素子部5の水素極集電部61と、を電気的に接続している。
このように、第1主面45aにおいて直列接続された複数の素子部5と、第2主面45bにおいて直列接続された複数の素子部5とは、インターコネクタ9によって、電解セル10の基端部101において直列接続されている。
[連通部材]
図4に示すように、連通部材3は、支持基板4の先端部42に取り付けられている。そして、連通部材3は、第1ガス流路43と第2ガス流路44とを連通させる連通流路30を有している。詳細には、連通流路30は、各第1ガス流路43と各第2ガス流路44とを連通する。連通流路30は、各第1ガス流路43から各第2ガス流路44まで延びる空間によって構成されている。連通部材3は、支持基板4に接合されていることが好ましい。また、連通部材3は、支持基板4と一体的に形成されていることが好ましい。連通流路30の数は、第1ガス流路43の数よりも少ない。本実施形態では、一本の連通流路30のみによって、複数の第1ガス流路43と複数の第2ガス流路44とが連通されている。
連通部材3は、例えば、多孔質である。また、連通部材3は、その外側面を構成する緻密層31を有している。緻密層31は、連通部材3の本体よりも緻密に形成されている。例えば、緻密層31の気孔率は、0~7%程度である。この緻密層31は、連通部材3と同じ材料、上述した電解質7に使用される材料、又は結晶化ガラス等によって形成することができる。
[集電部材]
図10に示すように、セルスタック装置100は、集電部材12をさらに有している。集電部材12は、隣り合う電解セル10の間に配置されている。そして、集電部材12は、隣り合う電解セル10を互いに電気的に接続している。集電部材12は、隣り合う電解セル10の先端部102同士を接合している。例えば、集電部材12は、支持基板4の両主面に配置された複数の素子部5のうち、最も先端側に配置された素子部5よりも先端側に配置されている。集電部材12は、隣り合う電解セル10の最も先端側に配置された素子部5同士を電気的に接続している。
集電部材12は、導電性接合材103を介して、素子部5から延びる酸素極集電部82に接合される。導電性接合材103としては、周知の導電性セラミックス等を用いることができる。例えば、導電性接合材103は、(Mn,Co)、(La,Sr)MnO、及び(La,Sr)(Co,Fe)Oなどから選ばれる少なくとも1種によって構成することができる。
[使用方法]
上述したように構成されたセルスタック装置100では、電極間に電力を供給しながら、マニホールド2のガス供給室21にHO及びCOを供給する。そして、水素極6において生成されたH、及びCOをガス回収室22で回収する。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記実施形態では、第1ガス流路43と第2ガス流路44とは、連通部材3が有する連通流路30によって連通されていたが、この構成に限定されない。例えば、図11に示すように、支持基板4が、内部に連通流路30を有していてもよい。この場合、セルスタック装置100は、連通部材3を備えていなくてもよい。この支持基板4内に形成された連通流路30によって、第1ガス流路43と第2ガス流路44とが連通されている。
変形例2
上記実施形態では、電解セル10は、第1ガス流路43と第2ガス流路44とを有していたが、電解セル10の構成はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、電解セル10は、第1ガス流路43のみを有しており、第2ガス流路44は有していなくてもよい。この場合、マニホールド2は、ガス供給室21のみを有しており、ガス回収室22は有していない。すなわち、マニホールド2は仕切板24を有していない。そして、電解セル10の先端部102から排出されたH及びCOなどは、別の部材によって回収したりすることができる。
変形例3
上記実施形態では、第1方向において、第1主面45a上に形成された凹部49と第2主面45b上に形成された凹部49とが同じ位置に配置されていたが、支持基板4の構成はこれに限定されない。例えば、図13に示すように、第1主面45a上に形成された凹部49は、第1方向において、第2主面45b上に形成された凹部49と異なる位置に配置されていてもよい。このため、第1主面45a上に形成された桟部46は、第1方向において、第2主面45b上に形成された桟部46と異なる位置に配置されている。そして、第1主面45a側に配置された触媒部50も、第1方向において、第2主面45b側に形成された触媒部50と異なる位置に配置されている。
変形例4
上記実施形態では、第1切断面における水素極集電部61の形状は、弓形状であったが、水素極集電部61の形状はこれに限定されない。例えば、図14に示すように、第1切断面における水素極集電部61の形状は、矩形状であってもよい。
変形例5
上記実施形態では、触媒部50は、桟部46内に配置されていたが、触媒部50の構成はこれに限定されない。例えば、図15に示すように、触媒部50は、桟部46から第1方向に延び、凹部49とガス流路43,44との間の領域にも配置されていてもよい。
4 :支持基板
43、44 :ガス流路
46 :桟部
461 :外側部
462 :内側部
49 :凹部
50 :触媒部
6 :水素極
10 :電解セル
この構成によれば、支持基板は、桟部内の触媒部において、上記()式の反応を起こすことができる。すなわち、水素極で行われていた吸熱反応の一部を支持基板の触媒部で起こすことができる。この結果、吸熱反応が起こる場所を水素極と触媒部とに分散させることができる。

Claims (4)

  1. 第1方向に延びるガス流路、前記第1方向において互いに間隔をあけて配置される複数の凹部、隣り合う前記凹部の間に配置される桟部、及び前記桟部内に配置される触媒部、を有する多孔質の支持基板と、
    前記凹部内に配置される水素極と、
    を備え、
    前記触媒部は、前記水素極において生成された水素と前記ガス流路内から供給される二酸化炭素との反応を促進する触媒を含む部分である、
    電解セル。
  2. 前記桟部は、前記第1方向視において前記凹部と重複する外側部と、前記第1方向視において凹部と重複しない第1内側部とを有しており、
    前記触媒部は、前記外側部及び前記内側部の少なくとも一方に配置される、
    請求項1に記載の電解セル。
  3. 前記触媒部は、前記桟部内に分散された複数の触媒粒子によって構成される、
    請求項1又は2に記載の電解セル。
  4. 前記触媒部は、隣り合う前記凹部内に配置された前記水素極同士を導通させないように、前記桟部内に配置される、
    請求項1から3のいずれかに記載の電解セル。
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