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JP2022181590A - レバー付きコネクタ、およびレバー付きのコネクタを備えたコネクタシステム - Google Patents

レバー付きコネクタ、およびレバー付きのコネクタを備えたコネクタシステム Download PDF

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JP2022181590A JP2021088622A JP2021088622A JP2022181590A JP 2022181590 A JP2022181590 A JP 2022181590A JP 2021088622 A JP2021088622 A JP 2021088622A JP 2021088622 A JP2021088622 A JP 2021088622A JP 2022181590 A JP2022181590 A JP 2022181590A
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lever
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真吾 岩谷
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Tyco Electronics Japan GK
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Abstract

【課題】相手側コネクタに対して、簡便な手法で精度良く嵌合させることが可能なレバー付きコネクタを提供すること。【解決手段】本開示では、レバー付きのコネクタが提供される。前記レバー付きコネクタにおいては、前記レバーが、相手側コネクタへと向かってピボット回転可能となっており、および、前記相手側コネクタへの仮係止と該仮係止後に実施される前記相手側コネクタへの本係止の両方を実施可能となっている。【選択図】図3

Description

本開示はレバー付きコネクタ、およびレバー付きのコネクタを備えたコネクタシステム
に関する。
従前より、レバー付きコネクタを用いて相手側コネクタと嵌合させる態様が知られている。例えば、雌コネクタと相手側の雄コネクタとの嵌合を相対的に大きな力で行う必要がある場合、雌コネクタにピボット回転可能に取り付けられたレバーを用いることで、両者の嵌合が実現可能となっている。
特開2011-204494号公報
ここで、本願発明者は、レバーのピボット回転によるレバー付きコネクタと相手側コネクタとの嵌合について、以下の工程を経て行われる場合、改善する事項があることを新たに見出した。
具体的には、第1に、相手側コネクタに設けた突起とレバー付きコネクタに設けた溝との所定箇所における仮係止により、両コネクタ同士を仮嵌合させて暫定的に位置決めし、第2に、レバーをピボット回転させて、上記仮係止部分とは異なる箇所で、レバーに設けた突状軸部を相手側コネクタの溝部内に挿入して本係止させることで、両コネクタ同士の嵌合を完了させる場合がある。
この場合、両コネクタ同士の所定箇所における仮嵌合の位置精度が高くないと、具体的には、相手側コネクタに設けた突起とレバー付きコネクタに設けた溝との所定箇所における仮係止の位置精度が高くないと、以下の技術的問題が生じる虞がある。即ち、仮係止部分とは異なる箇所において、レバーに設けた突状軸部の位置がずれて突状軸部が相手側コネクタの溝部内へと好適に挿入できない虞がある。その結果、突状軸部を溝部にて本係止させることが困難となり、それによって、レバーを用いて両コネクタを好適に嵌合させることができない虞がある。
本開示は、かかる課題に鑑みてなされたものである。すなわち、本開示の目的は、相手側コネクタに対して、簡便な手法で精度良く嵌合させることが可能なレバー付きコネクタおよび同レバー付きコネクタを備えたコネクタシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本開示では、
レバー付きのコネクタであって、
前記レバーが、相手側コネクタへと向かってピボット回転可能となっており、および、前記相手側コネクタへの仮係止と該仮係止後に実施される前記相手側コネクタへの本係止の両方を実施可能となっている、レバー付きコネクタが提供される。
上記目的を達成するために、本開示では、
レバー付きのコネクタと相手側コネクタとを備えたコネクタシステムであって、
前記レバーが、前記相手側コネクタへと向かってピボット回転可能となっており、および、前記相手側コネクタへの仮係止と該仮係止後に実施される前記相手側コネクタへの本係止の両方を実施可能となっている、コネクタシステムが提供される。
本開示によれば、レバーを用いてレバー付きコネクタを相手側コネクタに簡便な手法で精度良く嵌合させることが可能である。
図1は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。 図2は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。 図3は、図2の線分A-A’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。 図4は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す斜視図である。 図5は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す上面図である。 図6は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す側面図である。 図7は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す分解斜視図である。 図8は、本開示のレバー付きコネクタのレバーを模式的に示す側面図である。 図9は、本開示のレバー付きコネクタのレバーのスリット部分を模式的に示す拡大側面図である。 図10は、本開示のレバー付きコネクタのレバーを模式的に示す上面図である。 図11は、本開示のレバー付きコネクタのレバーを模式的に示す立面図である。 図12は、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す側面図である。 図13は、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す上面図である。 図14は、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す斜視図である。 図15は、図14とは異なる角度から見た場合における、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す斜視図である。 図16は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合前)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。 図17は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合前)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。 図18は、図17の線分B-B’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合前)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。 図19は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合完了時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。 図20は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合完了時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。 図21は、図20の線分C-C’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合完了時)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。 図22は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの本嵌合時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。 図23は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの本嵌合時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。 図24は、図23の線分D-D’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの本嵌合時)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。
以下では、図面を参照して本開示のレバー付きコネクタおよび同レバー付きコネクタを備えたコネクタシステムについて説明する。図面における各種の要素は、本開示の説明のために模式的かつ例示的に示したにすぎず、外観や寸法比などは実物と異なり得る。
さらに、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語を用いる。しかしながら、これらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、これらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面の同一符号の部分は、同一または同等の部分を指す。
[コネクタシステムの全体的構成]
まず、本開示のレバー付きコネクタを備えたコネクタシステムの全体的構成について説明する。その後、本開示の特徴部分について説明する。
図1は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。図2は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。図3は、図2の線分A-A’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。
図1~図3に示すように、本開示のコネクタシステム500は、レバー付きコネクタ300および相手側コネクタ400を備える。レバー付きコネクタ300はレバー100およびコネクタ200を有して成る。
<コネクタ200>
図4は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す斜視図である。図5は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す上面図である。図6は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す側面図である。図7は、本開示のレバー付きコネクタを模式的に示す分解斜視図である。
図4~7に示すように、コネクタ200は、アウターハウジング210、複数のコンタクト(例えば雌型コンタクト)が収容されるインナーハウジング220、フロントハウジング230、リテーナ240、およびシール部材250を備える。
(インナーハウジング220)
インナーハウジング220は、絶縁性樹脂を射出成形することによって構成され、前後方向に貫通する複数のコンタクト収容キャビティ221が設けられている。各コンタクト収容キャビティ221の長手方向にコンタクトが挿入される。インナーハウジング220の例えば両端には、アウターハウジング210をインナーハウジング220に係止するための1対のラッチ部分が設けられ得る。
(アウターハウジング210)
アウターハウジング210は、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成され、インナーハウジング220およびフロントハウジング230の大部分を収容するように構成されている。アウターハウジング210は、インナーハウジング220に設けられたラッチ部分によってインナーハウジング220に係止される。
これにより、インナーハウジング220とアウターハウジング210との間にてシール部材をインナーハウジング220に対して押圧可能となる。アウターハウジング210は、コンタクト収容キャビティ221およびシール部材に設けられた貫通孔に対応する位置に形成された複数の貫通孔211が設けられている。各コンタクトに接続された電線は、アウターハウジング210の貫通孔211を通って後方へ導出される。
アウターハウジング210の内側側面212には、相手側コネクタ400の外側側面450に設けられた突状部440を挿入可能な溝部213が形成されている。かかるアウターハウジング210の溝部213に沿って相手側コネクタ400の突状部440が挿入されることで、相手側コネクタ400をアウターハウジング210の内部に組付け可能となる。
一方、アウターハウジング210の外側側面214には、軸部215が設けられている。この軸部215は、後述するレバー100の側部110に形成された貫通孔140に嵌合可能となっている。
(フロントハウジング230)
フロントハウジング230は、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成され、インナーハウジング220の前面を覆い、かつ相手側コネクタ400のコンタクトが挿入される複数の相手側コンタクト挿入孔231が長手方向に延在するように形成されている。
(リテーナ240)
リテーナ240は、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成され、インナーハウジング220に差し込まれるように構成されている。具体的には、リテーナ30は、インナーハウジング10に形成されたリテーナ収容凹部222内に差し込まれるように構成されている。リテーナ30は、インナーハウジング220のコンタクト収容キャビティ221に対応するように形成された複数のコンタクト挿通孔241を備える。
又、リテーナ240は、コンタクトがコンタクト挿通孔241を通ってコンタクト収容キャビティ221内に挿入可能となる仮係止位置でインナーハウジング220に仮保持され、更に押し込まれる本係止位置にてインナーハウジング220に固定される。即ち、リテーナ240は、インナーハウジング400内において相手コネクタのコンタクトを位置決め可能となっている。
(シール部材250)
シール部材250は、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成され、インナーハウジング10の外側に密着可能にリング状形態となっている。相手側コネクタ400とレバー付きコネクタ300とが相互に嵌合する際に、シール部材250は、相手側コネクタ400のハウジングとインナーハウジング220との間をシールして、嵌合部分を介してインナーハウジング220の内部への水浸入を回避可能に構成されている。
<レバー100)
図8は、本開示のレバー付きコネクタのレバーを模式的に示す側面図である。図9は、本開示のレバー付きコネクタのレバーのスリット部分を模式的に示す拡大側面図である。図10は、本開示のレバー付きコネクタのレバーを模式的に示す上面図である。図11は、本開示のレバー付きコネクタのレバーを模式的に示す立面図である。
図8、図10および図11に示すように、レバー100は、コネクタ200と相手コネクタ400との嵌合を助力するためのものである。レバー100は、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成され、連結部160を介して相互に離隔対向した第1の側部111および第2の側部112を有して成る。なお、本明細書において、2つの側部につき特に区別しない場合には、符号110を用いる。この側部110には、図7に示すアウターハウジング210の軸部を嵌合可能な貫通孔140が形成されている。かかる嵌合により、レバー100はピボット回転可能にコネクタ200のアウターハウジング210に軸支され得る。即ち、レバー100はピボット回転可能にコネクタ200に軸支され得る。
なお、本開示のコネクタシステム500は、上記のレバー付きコネクタ300および相手側コネクタ400に加え、ワイヤカバー(図示せず)を更に備えることができる。ワイヤーカバーは、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成され、インナーハウジング220のコンタクト収容キャビティ221に収容されたコンタクトからアウターハウジング210の各貫通孔211を介して後方へ導出された電線の束を保護可能となっている。
<相手側コネクタ400>
図12は、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す側面図である。図13は、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す上面図である。図14は、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す斜視図である。図15は、図14とは異なる角度から見た場合における、本開示のコネクタシステムの構成要素である相手側コネクタを模式的に示す斜視図である。
図12~図15に示すように、相手側コネクタ400は、絶縁性の樹脂を射出成形することによって構成される。相手側コネクタ400は、上面視で、相手側コンタクト460を囲むように周形態をなし、かつ相手側コンタクト400を露出可能とする開口部470を形成する側部410を備える。
又、相手側コネクタ400の側部410の外側側面450には、高さ方向に沿って延在する突状部440が形成されている。この突状部440は、アウターハウジング210の内側側面212に形成された溝部213に沿って挿入可能となっている。かかる挿入により、相手側コネクタ400をアウターハウジング210の内部に組付け可能となる。
なお、上記において、レバー100、コネクタ200の各構成要素、および相手側コネクタ400に使用される絶縁性の樹脂材は、例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、および不飽和ポリエステル樹脂から成る群から選択される少なくとも1種の熱硬化性樹脂材を含み得る。
[本開示の特徴部分]
本願発明者は、レバー付きコネクタと相手側コネクタとの所定箇所における仮嵌合を行う部分の位置と、レバーを用いた両コネクタの本嵌合を行う部分位置とが異なる場合、仮嵌合の位置精度が高くないと、レバーに設けた突状軸部の位置がずれて突状軸部が相手側コネクタの溝部内へと挿入できない結果、レバーを用いて両コネクタを好適に嵌合(本嵌合)させることができない虞があることを新たに見出した。
かかる事項を改善するため、本願発明者は鋭意検討した結果、以下の技術的思想を有する本開示を案出するに至った。具体的には、本開示は、「相手側コネクタ400へと向かってピボット回転可能なレバー100によって、相手側コネクタ400への仮係止と仮係止後に実施される相手側コネクタ400への本係止の両方を実施可能とする」という技術的思想となっている。
かかる技術的思想によれば、レバー100のピボット回転の移動のみさせるという簡便な手法で、相手側コネクタ400へのレバー100の仮係止と、その後の相手側コネクタ400へのレバー100の本係止とを精度良く実施することが可能となる。即ち、レバー100のピボット回転の移動のみにより、仮係止と本係止の両方を段階的に実施可能となる。
この事は、レバー100により仮係止がなされる仮係止ポイントとレバー100により本係止がなされる本係止ポイントとの間が連続していることにより実現可能となっている。つまり、仮係止ポイントと本係止ポイントとの間を結ぶラインは非連続の形態を採ることなく、仮係止ポイントの延長ライン上に本係止ポイントが位置づけられているため、レバー100のピボット回転の移動のみにより、上記仮係止と本係止の両方が実施可能となっている。
以上の事からも、本開示によれば、レバー100を用いてレバー付きコネクタ300を相手側コネクタ400に簡便な手法で精度良く嵌合させることが可能である。従って、レバー付きコネクタと相手側コネクタとの所定箇所における仮嵌合を行う部分の位置と、レバーを用いた両コネクタの本嵌合を行う部分位置とが異なる場合に生じ得る、「レバーの突状軸部の位置がずれて突状軸部が相手側コネクタの溝部内へと挿入できない」といった問題を好適に回避することができる。
なお、本明細書で用いる用語の定義について以下にて説明しておく。まず、「レバー付きのコネクタ」とは、レバー式コネクタとも称することができ、レバーがピボット回転可能に接続されたコネクタを指す。本明細書でいう「相手側コネクタ」とは、一方のレバー付きコネクタが嵌合可能な他方のコネクタを指し、一方のレバー付きコネクタが雌コネクタである場合に雄コネクタとなるもの、あるいはその逆に相当するものを指す。本明細書でいう「レバー」とは、一方のコネクタを他方の相手側コネクタに嵌合させるための力を供するための倍力機構を指す。
本明細書でいう「ピボット回転」とは、所定の軸支部分を基点とした回転であって、枢動動作に相当するものを指す。本明細書でいう「仮係止」とは、暫定的に係止させることを指し、それ以降所定の動作を可能とする係止を指す。本明細書でいう「仮係止ポイント」とは、上記仮係止が実施される部分、位置又は領域を指す。本明細書でいう「本係止」とはコネクタ同士の嵌合を実現するための係止を指す。本明細書でいう「本係止ポイント」とは、上記本係止が実施される部分、位置又は領域を指す。本明細書でいう「仮係止ポイントと本係止ポイントとの間が連続している」とは、仮係止ポイントと本係止ポイントとの間を結ぶラインが連続した形態を採るものを指し、仮係止ポイントおよび本係止ポイント自体が相互に接するように連続するものではないものを指す。
又、本明細書でいう「突状軸部」とは、溝部内を移動可能に、所定の面(例えばレバーの側面又は相手側コネクタの側面)から突き出るように構成された軸状部材を指す。本明細書でいう「溝部」とは、細長いくぼみを指し、一方の側が開口しており、他方の側が閉口しているものを指す。本明細書でいう「突状軸部移動開始部分側」とは、溝部における突状軸部の移動が開始される側(又は領域)を指し、長手方向に延在する溝部の一方の側を指す。本明細書でいう「突状軸部移動終了部分側」とは、溝部における突状軸部の移動が終了する側(又は領域)を指し、長手方向に延在する溝部の他方の側を指す。本明細書でいう「突状軸部の断面輪郭」とは、断面視における突状軸部の輪郭を指す。本明細書でいう「弾性部材」とは、撓み性を有しかつ、元の形状に戻ろうとする性質を有する部材を指す。
(本開示の技術的思想の実現態様)
以下、本開示の技術的思想を実現するための具体的な実施形態について説明する。
一実施形態では、上記のレバー100がその側部110の内側側面113に第1の突状軸部151および第2の突状軸部152を有して成り(図10および図11等参照)、かつ上記の相手側コネクタ400がレバー100の突状軸部150の移動を可能とする溝部430を有して成る場合(図12、図14および図15参照)に、本開示の技術的思想が実現可能となる。なお、本明細書において、2つの突状軸部につき特に区別しない場合には、符号150を用いる。
この場合、本開示は、溝部430は突状軸部移動開始部分側431と突状軸部移動終了部分側432とを有し、前者の突状軸部移動開始部分側431が上記の仮係止ポイントP
1となり、後者の突状軸部移動終了部分側432が上記の本係止ポイントP2となるという特徴を有する。
かかる特徴によれば、溝部430が凹部形態を有するが故、溝部430内を移動するレバー100の突状軸部150の移動経路Rを制御することができる。具体的には、溝部430の突状軸部移動開始部分側431から突状軸部移動終了部分側432までの突状軸部150の移動経路Rを、溝部430の形態に沿うように制御可能となる。
これにより、仮係止ポイントP1となる溝部430の突状軸部移動開始部分側431から本係止ポイントP2となる突状軸部移動終了部分側432まで、溝部430の形態に沿って突状軸部150を連続して移動させることができる。これにより、突状軸部150の仮係止状態から突状軸部150の本係止状態への状態移行を引き続いて行うことができる。そして、突状軸部150はレバー100の構成要素であるため、突状軸部150の連続移動はレバー100のピボット回転移動に相当する。それ故、既述のとおり、レバー100のピボット回転の移動のみにより、相手側コネクタ400へのレバー100の仮係止と、その後の相手側コネクタ400へのレバー100の本係止の両方が実施可能となる。
なお、上記では、レバー100が突状軸部150を有して成り、相手側コネクタ400が突状軸部150の移動を可能とする溝部430を有して成る構成を前提として説明したが、これに限定されることない。
具体的には、相手側コネクタ400が突状軸部を有して成り、レバー100が相手側コネクタ400の突状軸部の移動を可能とする溝部を有して成る構成が採られてもよい。即ち、本開示では、レバー100および相手側コネクタ400の一方が突状軸部を有して成り、レバー100および相手側コネクタ400の他方が突状軸部の移動を可能とする溝部を有して成ることができる。
以下においては、レバー100が突状軸部150を有して成り、相手側コネクタ400が突状軸部150の移動を可能とする溝部430を有して成る構成を前提として説明する。
(突状軸部の仮係止の実現態様)
以下では、溝部430の突状軸部移動開始部分側431に対する、レバー100の突状軸部150の仮係止の実現手法について説明する。
一実施形態では、レバー100の突状軸部150が弾性部材であり、およびレバー100の突状軸部150の径寸法W1が溝部430の突状軸部移動開始部分431の幅寸法W2よりも相対的に大きいことが好ましい(図10および図12参照)。
突状軸部150に弾性機能を供するための一例としては、突状軸部150の配置箇所に近接してスリット部分120が形成される形態を採ることができる(図8および図9参照)。かかるスリット部分120の形成により、突状軸部150は弾性部材となり得る。このスリット部分120は、上記仮係止を実現するために必要な強度を確保する観点から、突状軸部150の断面輪郭に沿って部分的に設けられることが好ましい。例えば、スリット部分120は、突状軸部150の断面輪郭の下方半円弧に沿って設けられることが好ましい。
又、レバー100の突状軸部150は弾性部材であり、この弾性機能を有する突状軸部150の径寸法W1は溝部430の突状軸部移動開始部分431の幅寸法W2よりも相対的に大きい。そのため、レバー100のピボット回転により、レバー100の突状軸部150が溝部430の突状軸部移動開始部分431へと進入すると、突状軸部150は、弾性の性質により一旦撓むことで、突状軸部150よりも径寸法の小さい突状軸部移動開始部分431に位置することができ、その後、突状軸部150の弾性の性質により元の形状に戻ろうすることで、突状軸部150と突状軸部移動開始部分側431を形作る部分420(側部410の局所領域に対応)とが相互に当接した状態が実現され得る。これにより、溝部430の突状軸部移動開始部分側431に対する、レバー100の突状軸部150の仮係止を実現することができる。即ち、上記のとおり溝部430の突状軸部移動開始部分側431が仮係止ポイントP1となり得る。
なお、溝部430の幅寸法は、突状軸部150の一旦の撓み状態を好適に実現する観点から、突状軸部移動開始部分側431にて最も小さく、当該部分側431以外の部分の幅寸法は、突状軸部150が摺動可能なように突状軸部移動開始部分側431における幅寸法よりも大きいことが好ましい。
又、上記では、レバー100の突状軸部150が弾性機能を有する場合を前提として説明したが、これに限定されることなく、レバー100の突状軸部150および溝部430の突状軸部移動開始部分側431を形作る部分420(側部410の局所領域に対応)との少なくとも一方が弾性部材であることができる。具体的には、弾性機能を有する対象が、レバー100の突状軸部150の場合、溝部430の突状軸部移動開始部分側431を形作る部分420(側部410の局所領域に対応)の場合、又はこれら両方の場合であることができる。
本開示のコネクタシステムの使用態様
以下、本開示のコネクタシステム500の使用態様について説明する。
ステップ1:相手側コネクタ400へのレバー付きコネクタ300の仮嵌合前段階
図16は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合前)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。図17は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合前)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。図18は、図17の線分B-B’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合前)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。
ステップ1では、まず、レバー付きコネクタ300内への所定箇所に位置づけられた相手側コネクタ400の挿入を開始する。具体的には、相手側コネクタ400の外側側面450に形成された突状部440を、アウターハウジング210の内側側面212に形成された溝部213に沿った挿入を開始する。かかる挿入を継続すると、相手側コネクタ400をアウターハウジング210の内部に組付け可能となり、最終的にレバー付きコネクタ300内への所定箇所での挿入が完了する。
かかる挿入完了時において、本開示では、図18に示すように、レバー付きコネクタ300の構成要素であるレバー100の突状軸部150が、溝部430の突状軸部移動開始部分431の若干上方に位置づけ可能となっている。具体的には、レバー100の突状軸部150が、突状軸部移動開始部分側431を形作る部分420に当接しない程度の位置に配置可能となっている。又、上記挿入完了時においては、レバー100はピボット回転前の状態となっている。
以上の事からも、本ステップ1では、相手側コネクタ400の突状軸部移動開始部分側431にレバー100の突状軸部150が仮係止される前の状態となっている。その結果、本ステップ1では、図16および図17に示すように、相手側コネクタ400にレバー付きコネクタ300が仮嵌合される前の状態となり得る。
ステップ2:相手側コネクタ400へのレバー付きコネクタ300の仮嵌合途中段階
図1は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。図2は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。図3は、図2の線分A-A’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合途中)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。
ステップ2では、ステップ1のレバー100のピボット回転前の状態から同レバー100のピボット回転を開始する。かかる回転開始により、レバー100の突状軸部150が相手側コネクタ400の溝部430の突状軸部移動開始部分431へと向かう。ここで、既述のように、レバー100の突状軸部150は弾性部材であり、弾性機能を有する突状軸部150の径寸法W1は溝部430の突状軸部移動開始部分431の幅寸法W2よりも相対的に大きい。
そのため、図3に示すように、突状軸部150は、弾性の性質により一旦撓むことで、突状軸部150よりも径寸法の小さい突状軸部移動開始部分431に位置することができる。なお、本ステップ2では、突状軸部150は弾性の性質により一旦撓んだ状態であるため、相手側コネクタ400の突状軸部移動開始部分側431にレバー100の突状軸部150が仮係止途中の状態となっている。即ち、本ステップ2では、図1および図2に示すように、相手側コネクタ400にレバー付きコネクタ300が仮嵌合途中段階の状態となっている。
ステップ3:相手側コネクタ400へのレバー付きコネクタ300の仮嵌合完了段階
図19は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合完了時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。図20は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合完了時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。図21は、図20の線分C-C’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの仮嵌合完了時)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。
ステップ3では、ステップ2のレバー100のピボット開始状態から同レバー100のピボット回転を更に行う。かかる回転により、図21に示すように、レバー100の突状軸部150が弾性の性質により元の形状に戻ろうすることで、突状軸部150と突状軸部移動開始部分側431を形作る部分420(側部410の局所領域に対応)とが相互に当接した状態が実現され得る。これにより、溝部430の突状軸部移動開始部分側431に対する、レバー100の突状軸部150の仮係止を好適に実現することができる。即ち、上記のとおり溝部430の突状軸部移動開始部分側431が仮係止ポイントP1となり得る。その結果、ステップ3では、図19および図20に示すように、相手側コネクタ400に対するレバー付きコネクタ300の仮嵌合が完了した状態となり得る。
ステップ4:相手側コネクタ400へのレバー付きコネクタ300の本嵌合段階
図22は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの本嵌合時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す側面図である。図23は、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの本嵌合時)を備えた、本開示のコネクタシステムを模式的に示す立面図である。図24は、図23の線分D-D’における、レバー付きコネクタ(相手側コネクタへの本嵌合時)を備えた本開示のコネクタシステムを模式的に示す断面図である。
ステップ4では、ステップ3のレバー100のピボット回転状態から同レバー100のピボット回転を更に行う。かかる回転により、図24に示すように、レバー100の突状軸部150が溝部430の形態に沿って突状軸部移動終了部分側432へと向かって摺動する。その後、突状軸部移動終了部分側432へのレバー100の突状軸部150の摺動が完了すると、溝部430の突状軸部移動終了部分側432において、レバー100の突状軸部150の本係止が好適に実現され得る。即ち、上記のとおり溝部430の突状軸部移動終了部分側432が本係止ポイントP2となり得る。その結果、本ステップ4では、図22および図23に示すように、相手側コネクタ400へレバー付きコネクタ300が本嵌合される状態となり得る。
以上の事からも、本開示のコネクタシステム500の使用態様に従えば、レバー100のピボット回転の移動のみさせるという簡便な手法で、相手側コネクタ400へのレバー100の仮係止と、その後の相手側コネクタ400へのレバー100の本係止とを精度良く実施することが可能となる。即ち、レバー100のピボット回転の移動のみにより、仮係止と本係止の両方を段階的に実施可能となる。
以上、本開示について説明してきたが、本開示の適用範囲における典型例を示したに過ぎない。
本開示のレバー付きのコネクタ、およびレバー付きのコネクタを備えたコネクタシステムは、電気的接続を要する電子基材において好適に利用することができる。
500 コネクタシステム

400 相手側コネクタ
410 相手側コネクタの側部
420 溝部の突状軸部移動開始部分側を形作る部分
430 溝部
431 溝部の突状軸部移動開始部分側
432 溝部の突状軸部移動終了部分側
440 相手側コネクタの外側側面に設けられた突状部
450 相手側コネクタの外側側面
460 相手側コンタクト
470 開口部
P1 仮係止ポイント(溝部の突状軸部移動開始部分側に対応)
P2 本係止ポイント(溝部の突状軸部移動終了部分側に対応)
R 溝部内を移動する突状軸部の移動経路

300 レバー付きコネクタ

200 コネクタ
210 アウターハウジング
211 アウターハウジングの貫通孔
212 アウターハウジングの内側側面
213 アウターハウジングの溝部
214 アウターハウジングの外側側面
215 アウターハウジング210の外側側面に設けられた軸部
220 インナーハウジング
221 コンタクト収容キャビティ
230 フロントハウジング
231 フロントハウジングの相手側コンタクト挿入孔
240 リテーナ
250 シール部材

100 レバー
110 レバーの側部
111 レバーの第1の側部
112 レバーの第2の側部
113 レバーの側部の内側側面
120 スリット部分
140 レバーの側部に形成された貫通孔
150 レバーの突状軸部
151 第1の突状軸部
152 第2の突状軸部
160 連結部

Claims (11)

  1. レバー付きのコネクタであって、
    前記レバーが、相手側コネクタへと向かってピボット回転可能となっており、および、前記相手側コネクタへの仮係止と該仮係止後に実施される前記相手側コネクタへの本係止の両方を実施可能となっている、レバー付きコネクタ。
  2. 前記レバーの前記ピボット回転の移動のみにより、前記仮係止と前記本係止の両方が段階的に実施可能となっている、請求項1に記載のレバー付きコネクタ。
  3. 前記レバーにより前記仮係止がなされる仮係止ポイントと前記レバーにより前記本係止がなされる本係止ポイントとの間が連続している、請求項1又は2に記載のレバー付きコネクタ。
  4. 前記レバーおよび前記相手側コネクタの一方は突状軸部を有して成り、前記レバーおよび前記相手側コネクタの他方は前記突状軸部が移動可能な溝部を有して成り、前記溝部の突状軸部移動開始部分側が前記仮係止ポイントとなっており、前記溝部の突状軸部移動終了部分側が前記本係止ポイントとなっている、請求項3に記載のレバー付きコネクタ。
  5. 前記溝部の前記突状軸部移動開始部分側から前記突状軸部移動終了部分側までの前記突状軸部の移動経路が前記溝部の形態に沿って制御されている、請求項4に記載のレバー付きコネクタ。
  6. 前記突状軸部と前記溝部の前記突状軸部移動開始部分側を形作る部分との少なくとも一方が弾性部材であり、および前記突状軸部の径寸法が少なくとも前記溝部の前記突状軸部移動開始部分の幅寸法よりも相対的に大きい、請求項4又は5に記載のレバー付きコネクタ。
  7. 前記突状軸部の配置箇所に近接してスリット部分が形成されており、
    前記スリット部分の形成によって前記突状軸部は前記弾性部材となることが可能となる、請求項6に記載のレバー付きコネクタ。
  8. 前記スリット部分が、前記突状軸部の断面輪郭に沿って部分的に設けられている、請求項7に記載のレバー付きコネクタ。
  9. レバー付きのコネクタと相手側コネクタとを備えたコネクタシステムであって、
    前記レバーが、前記相手側コネクタへと向かってピボット回転可能となっており、および、前記相手側コネクタへの仮係止と該仮係止後に実施される前記相手側コネクタへの本係止の両方を実施可能となっている、コネクタシステム。
  10. 前記レバーおよび前記相手側コネクタの一方は突状軸部を有して成り、前記レバーおよび前記相手側コネクタの他方は前記突状軸部が移動可能な溝部を有して成り、前記溝部の突状軸部移動開始部分側が前記レバーの仮係止ポイントとなっており、前記溝部の突状軸部移動終了部分側が前記レバーの本係止ポイントとなっている、請求項9に記載のコネクタシステム。
  11. 前記突状軸部と前記溝部の前記突状軸部移動開始部分側を形作る部分との少なくとも一方が弾性部材であり、前記溝部の前記突状軸部移動開始部分の幅寸法が前記突状軸部の径寸法よりも相対的に小さい、請求項10に記載のコネクタシステム。
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