[go: up one dir, main page]

JP2022175497A - 照明システム、及び、照明方法 - Google Patents

照明システム、及び、照明方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2022175497A
JP2022175497A JP2021081901A JP2021081901A JP2022175497A JP 2022175497 A JP2022175497 A JP 2022175497A JP 2021081901 A JP2021081901 A JP 2021081901A JP 2021081901 A JP2021081901 A JP 2021081901A JP 2022175497 A JP2022175497 A JP 2022175497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
light
chromaticity
chromaticity value
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021081901A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7692160B2 (ja
Inventor
容子 松林
Yoko Matsubayashi
笑 竹本
Emi Takemoto
諒 岡本
ryo Okamoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2021081901A priority Critical patent/JP7692160B2/ja
Publication of JP2022175497A publication Critical patent/JP2022175497A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7692160B2 publication Critical patent/JP7692160B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

【課題】高い平均演色評価数Raを有する出力光を実現することができる、出力光の色度の調整が可能な照明システム及び照明方法を提供する。【解決手段】照明システムは、青色光源が発する光の色度値を示す点B、緑色光源が発する光の色度値を示す点G、及び、赤色光源が発する光の色度値を示す点Rのうちの2つの点と、白色光源が発する光の色度値を示す点Wとを頂点とする三角形の領域a(領域1a、領域2a、または、領域3a)内の色度値を有する出力光を、青色光源、緑色光源、及び、赤色光源のうち2つの点に対応する2つの光源と、白色光源とを発光させることで実現する。【選択図】図4

Description

本発明は、照明システム、及び、照明方法に関する。
従来、照明装置の出力光の色味を調整するための様々な技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-123429号公報
本発明は、高い平均演色評価数Raを有する出力光を実現することができる、出力光の色度の調整が可能な照明システム及び照明方法を提供する。
本発明の一態様に係る照明システムは、第1色度値を有する光を発する第1の光源、第2色度値を有する光を発する第2の光源、第3色度値を有する光を発する第3の光源、及び、第4色度値を有する光を発する第4の光源を制御する制御部を備え、色度座標上において、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点を頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包し、前記色度座標上において、前記第4色度値を示す点は、前記色度範囲内に位置し、前記制御部は、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点のうちの2つの点と、前記第4色度値を示す点とを頂点とする三角形の領域a内の色度値を有する出力光を、前記第1の光源、前記第2の光源、及び、前記第3の光源のうち前記2つの点に対応する2つの光源と、前記第4の光源とを発光させることで実現する。
本発明の一態様に係る照明方法は、第1色度値を有する光を発する第1の光源、第2色度値を有する光を発する第2の光源、第3色度値を有する光を発する第3の光源、及び、第4色度値を有する光を発する第4の光源を制御する制御ステップを含み、色度座標上において、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点を頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包し、前記色度座標上において、前記第4色度値を示す点は、前記色度範囲内に位置し、前記制御ステップにおいては、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点のうちの2つの点と、前記第4色度値を示す点とを頂点とする三角形の領域a内の色度値を有する出力光を、前記第1の光源、前記第2の光源、及び、前記第3の光源のうち前記2つの点に対応する2つの光源と、前記第4の光源とを発光させることで実現する。
本発明の一態様に係るプログラムは、前記照明方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、高い平均演色評価数Raを有する出力光を実現することができる、出力光の色度の調整が可能な照明システム及び照明方法が提供される。
図1は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムが備える、青色光源、緑色光源、及び、赤色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。 図3は、実施の形態に係る照明システムが備える白色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。 図4は、赤色光源、緑色光源、青色光源、及び、白色光源の色度値がプロットされた色度座標を示す図である。 図5は、実施の形態に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す第1の図である。 図6は、実施の形態に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す第2の図である。 図7は、実施の形態に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す第3の図である。 図8は、制御例1によって、色温度が2700K、Duv=0の出力光を実現したときの発光スペクトルを示す図である。 図9は、比較例によって、色温度が2700K、Duv=0の出力光を実現したときの発光スペクトルを示す図である。 図10は、実施の形態に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の最大光束を示す図である。 図11は、境界点がプロットされた色度座標を示す図である。 図12は、変形例に係る照明システムが備える、青色光源、緑色光源、及び、赤色光源の発光スペクトルの一例を示す図である。 図13は、変形例に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Raを示す第1の図である。 図14は、変形例に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Raを示す第2の図である。 図15は、変形例に係る照明システムにおける色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Raを示す第3の図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態)
[構成]
まず、実施の形態に係る照明システムの構成について説明する。図1は、実施の形態に係る照明システムの機能構成を示すブロック図である。
照明システム10は、照明装置40が備える光源部42に含まれる、青色光源42b、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wを独立して調光することにより、照明装置40をユーザの所望の色度で発光させることができるシステムである。つまり、照明システム10は、照明装置40の色度の調整機能に対応したシステムである。照明システム10は、入力装置20と、制御装置30と、照明装置40とを備える。なお、照明システム10は、1つの制御装置30に対して複数の照明装置40を備えてもよい。
入力装置20は、色度を指定するための入力をユーザから受け付ける。入力装置20は、例えば、スマートフォンまたはタブレット端末などの携帯型の情報端末であるが、壁などに固定設置される据え置き型の情報端末であってもよい。入力装置20は、汎用装置に照明システム10に対応するアプリケーションプログラムがインストールされることによって実現されてもよいし、照明システム10の専用装置であってもよい。
制御装置30は、入力装置20へ入力された色度で照明装置40を発光させる制御を行う。制御装置30は、制御部31と、記憶部32とを備える。なお、入力装置20と制御装置30とは一体的な1つの装置として実現されてもよい。
制御部31は、照明装置40の発光を制御する。制御部31は、具体的には、照明装置40へ制御信号を送信することにより、照明装置40が発する光の色度を調整することができる。制御部31は、例えば、無線通信によって照明装置40へ制御信号を送信するが、有線通信によって照明装置40へ制御信号を送信してもよい。制御部31は、例えば、マイクロコンピュータによって実現されるが、プロセッサによって実現されてもよい。制御部31の機能は、制御部31を構成するマイクロコンピュータまたはプロセッサが記憶部32に記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって実現される。
記憶部32は、制御部31が実行するコンピュータプログラム、及び、照明装置40を制御するために必要な各種情報が記憶される記憶装置である。記憶部32は、具体的には、半導体メモリなどによって実現される。
照明装置40は、例えば、室内に設置され、室内空間を照明する。照明装置40は、例えば、シーリングライトであるが、スポットライトまたはダウンライトなどのその他の照明装置であってもよい。照明装置40は、調光回路41と、光源部42とを備える。光源部42には、赤色光源42r、緑色光源42g、青色光源42b、及び、白色光源42wが含まれる。
調光回路41は、制御装置30(制御部31)から送信される制御信号に応じて光源部42に電力を供給する回路である。調光回路41は、例えば、チョッパ制御回路を含む。制御部31は、調光回路41(チョッパ制御回路)に含まれるスイッチング素子を制御信号によってスイッチングすることによって光源部42に供給する電流を変化させる。なお、調光回路41は、光源部42が有する、青色光源42b、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wの各光源に独立して電力(電流)を供給することができる。つまり、調光回路41は、光源部42が有する、赤色光源42r、緑色光源42g、青色光源42b、及び、白色光源42wを独立して調光することができる。
青色光源42bは、青色光を発する光源であり、第1の光源の一例である。青色光源42bは、例えば、発光ピーク波長が380nm以上480nm以下の青色光(詳細には、青色、及び、紫色の光を含む)を発する。青色光源42bが発する青色光は、例えば、図2に示されるような発光スペクトルを有する。図2は、青色光源42b(緑色光源42g、赤色光源42r)の発光スペクトルの一例を示す図である。青色光源42bは、具体的には、青色LEDを用いた発光モジュールであるが、青色光源42bの具体的な態様は、特に限定されない。
緑色光源42gは、緑色光を発する光源であり、第2の光源の一例である。緑色光源42gは、例えば、発光ピーク波長が480nm以上580nm以下の緑色光(詳細には、緑青色、青緑色、緑色、及び、黄緑色の光を含む)を発する。緑色光源42gが発する緑色光は、例えば、図2に示されるような発光スペクトルを有する。緑色光源42gは、具体的には、緑色LEDを用いた発光モジュールであるが、緑色光源42gの具体的な態様は、特に限定されない。
赤色光源42rは、赤色光を発する光源であり、第3の光源の一例である。赤色光源42rは、例えば、発光ピーク波長が600nm以上680nm以下の赤色光を発する。赤色光源42rが発する赤色光は、例えば、図2に示されるような発光スペクトルを有する。赤色光源42rは、具体的には、赤色LEDを用いた発光モジュールであるが、赤色光源42rの具体的な態様は、特に限定されない。
白色光源42wは、白色光を発する光源であり、第4の光源の一例である。図3は、白色光源42wが発する白色光の発光スペクトルの一例を示す図である。図3では、白色光源42wが発する白色光の色温度が2700Kである場合、3500Kである場合、6500Kである場合のそれぞれの発光スペクトルが図示されている。なお、白色光源42wが発する白色光の色度値は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲内に位置していればよく、黒体軌跡上の白色であってもよいし、黒体軌跡から外れた白色であってもよい。
白色光源42wは、具体的には、COB(Chip On Board)型の発光モジュール、または、SMD(Surface Mount Device)型の発光モジュールである。また、白色光源42wは、リモートフォスファー型の発光モジュールであってもよい。
[色度の制御例1]
照明システム10は、照明装置40の出力光の色度を制御する際に、青色光源42b、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wを選択的に発光させることにより、出力光の演色性を向上することができる。なお、出力光とは、赤色光源42rが発する光、緑色光源42gが発する光、青色光源42bが発する光、及び、白色光源42wが発する光の少なくとも1つを合成した光であり、照明装置40から最終的に出射される光を意味する。以下、照明システム10の色度の制御例1について、色度図(色度座標)を参照しながら説明する。図4は、赤色光源42r、緑色光源42g、青色光源42b、及び、白色光源42wの色度値がプロットされた色度座標を示す図である。図4の色度座標は、CIE1931において定義される色空間を示している。
図4の色度座標においては、青色光源42bが発する青色光の第1色度値を示す点B、緑色光源42gが発する緑色光の第2色度値を示す点G、赤色光源42rが発する赤色光の第3色度値を示す点R、及び、白色光源42wが発する白色光の第4色度値を示す点Wが図示されている。
色度座標上において、点B、点G、及び、点Rを頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包している。ここで光源色とは、昼光色(D)、昼白色(N)、白色(W)、温白色(WW)、及び、電球色(L)の5種類を意味し、5種類の光源色の色度範囲は図4における黒体軌跡付近の5つの略平行四辺形の領域である。また、点B、点G、及び、点Rを頂点とする三角形の領域は、点Wを内包している。照明システム10は、点B、点G、及び、点Rを頂点とする三角形の領域内の色度値を有する出力光を実現することができ、照明システム10が実現可能な出力光の色度範囲は比較的広いといえる。
ここで、点B、点G、及び、点Rを頂点とする三角形の領域には、領域1a、領域2a、及び、領域3aの3つの領域が含まれる。領域1aは、点G、点R、及び、点Wを頂点とする三角形の領域であり、領域2aは、点B、点G、及び、点Wを頂点とする三角形の領域であり、領域3aは、点B、点R、及び、点Wを頂点とする三角形の領域である。
例えば、入力装置20に入力されたユーザ所望の色度値を示す点が領域1a内に位置する場合、制御装置30の制御部31は、青色光源42bを発光させずに、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wの3つの光源を発光させ、かつ、独立して調光することで、ユーザ所望の色度値を有する出力光を実現する。同様に、入力装置20に入力されたユーザ所望の色度値を示す点が領域2a内に位置する場合、制御装置30の制御部31は、赤色光源42rを発光させずに、青色光源42b、緑色光源42g、及び、白色光源42wの3つの光源を発光させ、かつ、独立して調光することで、ユーザ所望の色度値を有する出力光を実現する。入力装置20に入力されたユーザ所望の色度値を示す点が領域3a内に位置する場合、制御装置30の制御部31は、緑色光源42gを発光させずに、青色光源42b、赤色光源42r、及び、白色光源42wの3つの光源を発光させ、かつ、独立して調光することで、ユーザ所望の色度値を有する出力光を実現する。
以下、このような色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Raを、比較例に係る色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Raと比較しながら説明する。図5~図7は、照明システム10における色度の制御方法(以下、単に制御例1とも記載される)によって得られる出力光の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す図である。
なお、図5~図7においては、比較例に係る色度の制御方法によって得られる出力光の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9も合わせて図示されている。比較例に係る色度の制御方法は、白色光源42wを発光させずに、青色光源42b、緑色光源42g、及び、赤色光源42rの3つの光源を発光させ、かつ、独立して調光することでユーザ所望の色度値を有する出力光を実現する制御方法である。図5~図7において、出力光は白色光であり、Duv=0のときとDuv=3のときのそれぞれにおける、出力光の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9が示されている。図5~図7においては、横軸が出力光の色温度(Tc)を示し、縦軸は、出力光の平均演色評価数Raまたは特殊演色評価数R9を示している。
図5は、白色光源42wの色温度が2700K(電球色:L)であるときに、制御例1により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現した場合(図5のRGL)、並びに、制御例1により、白色光源42w、緑色光源42g、及び、青色光源42bを用いて出力光を実現した場合(図5のLGB)のそれぞれの平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す。図5においては、比較例により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、青色光源42bによって出力光を実現した場合(図5のRGB)の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9も合わせて図示されている。
図6は、白色光源42wの色温度が3500K(温白色:WW)であるときに、制御例1により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現した場合(図6のRGWW)、並びに、制御例1により、白色光源42w、緑色光源42g、及び、青色光源42bを用いて出力光を実現した場合(図6のWWGB)のそれぞれの平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す。図6においては、比較例により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、青色光源42bによって出力光を実現した場合(図6のRGB)の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9も合わせて図示されている。
図7は、白色光源42wの色温度が6500K(昼白色:D)であるときに、制御例1により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現した場合(図7のRGD)、並びに、制御例1により、白色光源42w、緑色光源42g、及び、青色光源42bを用いて出力光を実現した場合(図7のDGB)のそれぞれの平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を示す。図7においては、比較例により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、青色光源42bによって出力光を実現した場合(図7のRGB)の平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9も合わせて図示されている。
図5~図7に示されるように、制御例1によれば、比較例よりも高い平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を有する出力光を実現することができる。なお、制御例1によって得られる発光スペクトルと、比較例によって得られる発光スペクトルは、図8及び図9に示される。図8は、制御例1により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、色温度が3500Kの白色光源42wを用いて、色温度が2700K、Duv=0の出力光を実現したときの発光スペクトルを示す図である。図9は、比較例により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、青色光源42bを用いて、色温度が2700K、Duv=0の出力光を実現したときの発光スペクトルを示す図である。
以上説明したように、照明システム10においては、制御部31は、三角形の領域a(領域1a、領域2a、または、領域3a)内の色度値を有する出力光を、青色光源42b、緑色光源42g、及び、青色光源42bのうち2つの光源と、白色光源42wとを発光させることで実現する。これにより、照明システム10は、高い平均演色評価数Ra及び特殊演色評価数R9を有する出力光を実現することができる。照明システム10は、例えば、JISZ9112において規定される光源色(5種類のいずれか)を有する出力光の平均演色評価数Raを向上し、光の照射面における色むらを低減することができる。
また、制御例1によれば、比較例よりも出力光の最大光量(明るさ)を増加させることができる場合がある。図10は、照明システム10における色度の制御方法(制御例1)によって得られる出力光の最大光束を示す図である。
図10は、白色光源42wの色温度が3500K(温白色:WW)であるときに、制御例1により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いてDuv=0の出力光を実現した場合(図10のRGWW)、並びに、制御例1により、白色光源42w、緑色光源42g、及び、青色光源42bを用いてDuv=0の出力光を実現した場合(図10のWWGB)のそれぞれの最大光束を示す。図10においては、比較例により、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、青色光源42bによってDuv=0の出力光を実現した場合(図10のRGB)の最大光束も合わせて図示されている。図10に示されるように、赤色光源42r、緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現すれば、比較例よりも出力光の最大光量(明るさ)を顕著に増加させることができる。
[制御例2]
照明システム10の色度の制御例2について、色度図(色度座標)を参照しながら説明する。図11は、制御例2に関連する境界点がプロットされた色度座標を示す図である。図11の色度座標は、CIE1931において定義される色空間を示している。図11の色度座標は、基本的には図4と同様であるが、境界点B1、境界点G1、及び、境界点R1が図示されている点が異なる。
境界点B1は、点Bと点Wとを結ぶ線分上に位置する点である。図11では、境界点B1は、点Bに対応する青色光源42b及び点Wに対応する白色光源42wのそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点であるが、点Bと点Wとを結ぶ線分上に位置する点であって、点B及び点Wの間に位置する点(点B及び点W以外の点)あればよい。
境界点G1は、点Gと点Wとを結ぶ線分上に位置する点である。図11では、境界点G1は、点Gに対応する緑色光源42g及び点Wに対応する白色光源42wのそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点であるが、点Gと点Wとを結ぶ線分上に位置する点であって、点G及び点Wの間に位置する点(点G及び点W以外の点)あればよい。
境界点R1は、点Rと点Wとを結ぶ線分上に位置する点である。図11では、境界点R1は、点Rに対応する赤色光源42r及び点Wに対応する白色光源42wのそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点であるが、点Rと点Wとを結ぶ線分上に位置する点であって、点R及び点Wの間に位置する点(点R及び点W以外の点)あればよい。
上述の制御例1では、点B、点G、及び、点Rを頂点とする三角形の領域内の色度値は、青色光源42b、緑色光源42g、及び、赤色光源42rのうちの2つの光源と、白色光源42wとを発光させることによって実現された。ここで、境界点B1、境界点G1、及び、境界点R1を頂点とする三角形の領域内の色度値については、青色光源42b、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wの全てを発光させることでも実現可能であり、こうすることで、出力光の平均演色評価数Raの向上と出力光の光量の増大との両立を図ることができる。そこで、制御例2では、制御部31は、境界点B1、境界点G1、及び、境界点R1を頂点とする三角形の領域内の色度値については、青色光源42b、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wの全てを発光させ、かつ、独立して調光することで実現する。
境界点B1、境界点G1、及び、境界点R1を頂点とする三角形の領域には、より詳細には、境界点G1、境界点R1、及び、点Wを頂点とする三角形の領域1bと、境界点B1、境界点G1、及び、点Wを頂点とする三角形の領域2bと、境界点B1、境界点R1、及び、点Wを頂点とする三角形の領域3bとが含まれる。領域1bは、領域1aのうちの点W付近の一部の領域であり、領域2bは、領域2aのうちの点W付近の一部の領域であり、領域3bは、領域3aのうちの点W付近の一部の領域である。
制御部31は、例えば、上記領域1b内のある色度値を有する出力光を以下のようにして実現する。制御部31は、領域1b内の上記色度値を、青色光源42bを発光させずに、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wを発光させて実現するときの各光源の第1調光値を算出する。また、領域1b内の上記色度値を、白色光源42wを発光させずに青色光源42b、緑色光源42g、及び、赤色光源42rを発光させて実現するときの各光源の第2調光値を算出する。制御部31は、第1調光値及び第2調光値を合計した調光値を最終的な調光値とすることで、領域1b内の上記色度値を有する出力光の、平均演色評価数Raの向上及び光量の増大の両立を図ることができる。
また、制御部31は、例えば、上記領域2b内のある色度値を有する出力光を以下のようにして実現する。制御部31は、領域2b内の当該色度値を、赤色光源42rを発光させずに、青色光源42b、緑色光源42g、及び、白色光源42wを発光させて実現するときの各光源の第3調光値を算出する。また、領域2b内の上記色度値を、白色光源42wを発光させずに青色光源42b、緑色光源42g、及び、赤色光源42rを発光させて実現するときの各光源の第4調光値を算出する。制御部31は、第3調光値及び第4調光値を合計した調光値を最終的な調光値とすることで、領域2b内の上記色度値を有する出力光の、平均演色評価数Raの向上及び光量の増大の両立を図ることができる。
また、制御部31は、例えば、上記領域3b内のある色度値を有する出力光を以下のようにして実現する。制御部31は、領域3b内の当該色度値を、緑色光源42gを発光させずに、青色光源42b、赤色光源42r、及び、白色光源42wを発光させて実現するときの各光源の第5調光値を算出する。また、領域3b内の上記色度値を、白色光源42wを発光させずに青色光源42b、緑色光源42g、及び、赤色光源42rを発光させて実現するときの各光源の第6調光値を算出する。制御部31は、第5調光値及び第6調光値を合計した調光値を最終的な調光値とすることで、領域3b内の上記色度値を有する出力光の、平均演色評価数Raの向上及び光量の増大の両立を図ることができる。
なお、領域1b、領域2b、及び、領域3bにおいては、制御例1を適用するか制御例2を適用するかが切り替えられてもよい。例えば、制御部31は、領域1b、領域2b、及び、領域3bに属する色度値を有する出力光の演色性を重視する演色性重視モードの動作と、領域1b、領域2b、及び、領域3bに属する色度値を有する出力光の光量を重視する光量重視モードの動作とを選択的に実行してもよい。制御部31は、演色性重視モードの動作においては、制御例1で説明したように、青色光源42b、緑色光源42g、及び、赤色光源42rのうちの2つの光源と、白色光源42wとを発光させることによって領域1b、領域2b、及び、領域3bに属する色度値を実現する。制御部31は、光量重視モードの動作においては、制御例2で説明したように、青色光源42b、緑色光源42g、赤色光源42r、及び、白色光源42wを発光させることによって領域1b、領域2b、及び、領域3bに属する色度値を実現する。演色性重視モードは、第1モードの一例であり、光量重視モードは、第2モードの一例である。このような動作モードの切り替えは、例えば、入力装置20へのユーザの入力に基づいて行われる。
[変形例]
上記実施の形態では、青色光源42bが発する青色光、緑色光源42gが発する緑色光、及び、赤色光源42rが発する赤色光は、LEDの出射光によって実現された。ここで、緑色光源42gが発する緑色光、及び、赤色光源42rが発する赤色光は、蛍光体が発する蛍光によって実現されてもよい。
この場合、緑色光源42g、及び、赤色光源42rのそれぞれは、例えば、青色LEDなどによって実現される励起光源と、励起光源を封止する蛍光体含有樹脂とを備える。緑色光源42gを構成する蛍光体は、Y(Al,Ga)12:Ce蛍光体などのイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系の緑色蛍光体であるが、LuAl12:Ce蛍光体などの、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット(LuAG)系の緑色蛍光体であってもよい。赤色光源42rを構成する蛍光体は、CaAlSiN:Eu蛍光体、または、(Sr,Ca)AlSiN:Eu蛍光体などの赤色蛍光体である。図12は、このような変形例に係る青色光源42b、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る赤色光源42rの発光スペクトルの一例を示す図である。
図12に示されるように、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る赤色光源42rの発光スペクトルは、上記実施の形態に係る緑色光源42g、及び、上記実施の形態に係る赤色光源42rの発光スペクトル(図4)に比べて裾が広い形状を有する。上記実施の形態に係る緑色光源42g、及び、上記実施の形態に係る赤色光源42rの発光スペクトルの半値幅は、20nm程度(10nm以上30nm以下)であるが、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る赤色光源42rの発光スペクトルの半値幅は、60nm以上100nm以下である。なお、変形例に係る青色光源42bは、上記実施の形態に係る青色光源42bと同様にLEDによって実現されており、変形例に係る青色光源42bの発光スペクトルの半値幅は、20nm程度(10nm以上30nm以下)である。
以下、これらの変形例に係る3色の光源に制御例1を適用することで得られる出力光の平均演色評価数Raを、変形例に係る3色の光源に比較例に係る色度の制御方法を適用することによって得られる出力光の平均演色評価数Raと比較しながら説明する。図13~図15は、変形例に係る照明システム10(変形例に係る3色の光源を備える照明システム10)における色度の制御方法(制御例1)によって得られる出力光の平均演色評価数Raを示す図である。
なお、図13~図15において、出力光は白色光であり、Duv=0のときとDuv=3のときのそれぞれにおける、出力光の平均演色評価数Raが示されている。図13~図15においては、横軸が出力光の色温度を示し、縦軸は出力光の平均演色評価数Raを示している。
図13は、白色光源42wの色温度が2700K(電球色:L)であるときに、制御例1により、変形例に係る赤色光源42r、変形例に係る緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現した場合(図13のRGL)、並びに、制御例1により、白色光源42w、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る青色光源42bを用いて出力光を実現した場合(図13のLGB)のそれぞれの平均演色評価数Raを示す。図13においては、比較例により、変形例に係る赤色光源42r、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る青色光源42bによって出力光を実現した場合(図13のRGB)の平均演色評価数Raも合わせて図示されている。
図14は、白色光源42wの色温度が3500K(温白色:WW)であるときに、制御例1により、変形例に係る赤色光源42r、変形例に係る緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現した場合(図14のRGWW)、並びに、制御例1により、白色光源42w、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る青色光源42bを用いて出力光を実現した場合(図14のWWGB)のそれぞれの平均演色評価数Raを示す。図14においては、比較例により、変形例に係る赤色光源42r、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る青色光源42bによって出力光を実現した場合(図14のRGB)の平均演色評価数Raも合わせて図示されている。
図15は、白色光源42wの色温度が6500K(昼白色:D)であるときに、制御例1により、変形例に係る赤色光源42r、変形例に係る緑色光源42g、及び、白色光源42wを用いて出力光を実現した場合(図15のRGD)、並びに、制御例1により、白色光源42w、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る青色光源42bを用いて出力光を実現した場合(図15のDGB)のそれぞれの平均演色評価数Raを示す。図15においては、比較例により、変形例に係る赤色光源42r、変形例に係る緑色光源42g、及び、変形例に係る青色光源42bによって出力光を実現した場合(図15のRGB)の平均演色評価数Raも合わせて図示されている。
図13~図15に示されるように、変形例に係る3色の光源に制御例1を適用した場合も、おおむね比較例よりも高い平均演色評価数Raを有する出力光を実現することができる。
[効果等]
以上説明したように、照明システム10は、第1色度値を有する光を発する第1の光源、第2色度値を有する光を発する第2の光源、第3色度値を有する光を発する第3の光源、及び、第4色度値を有する光を発する第4の光源を制御する制御部31を備える。色度座標上において、第1色度値を示す点、第2色度値を示す点、及び、第3色度値を示す点を頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包し、色度座標上において、第4色度値を示す点は、色度範囲内に位置する。制御部31は、第1色度値を示す点、第2色度値を示す点、及び、第3色度値を示す点のうちの2つの点と、第4色度値を示す点とを頂点とする三角形の領域a内の色度値を有する出力光を、第1の光源、第2の光源、及び、第3の光源のうち2つの点に対応する2つの光源と、第4の光源とを発光させることで実現する。上記実施の形態では、第1の光源は、青色光源42bであり、第2の光源は、緑色光源42gであり、第3の光源は、赤色光源42rであり、第4の光源は、白色光源42wである。領域aは、例えば、上記実施の形態の領域1a、領域2a、及び、領域3aのいずれかである。
このような照明システム10は、高い平均演色評価数Raを有する出力光を実現することができる。
また、例えば、制御部31は、領域aのうち、2つの点の一方と第4色度値を示す点を結ぶ線分上に位置する第1境界点、2つの点の他方と第4色度値を示す点を結ぶ線分上の第2境界点、及び、第4色度値を示す点を頂点とする三角形の領域b内の色度値を有する出力光を、第1の光源、第2の光源、第3の光源、及び、第4の光源を発光させることで実現する。領域bは、例えば、上記実施の形態の領域1b、領域2b、及び、領域3bのいずれかである。
このような照明システム10は、領域b内の色度値を有する出力光の最大光量を増加させることができる。
また、例えば、第1境界点は、2つの点の一方に対応する光源及び第4光源のそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点であり、第2境界点は、2つの点の他方に対応する光源及び第4光源のそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点である。第1境界点は、例えば、上記実施の形態の境界点B1、境界点G1、及び、境界点B1の1つであり、第2境界点は、例えば、上記実施の形態の境界点B1、境界点G1、及び、境界点B1の他の1つである。
このような照明システム10は、領域b内の色度値を有する出力光の最大光量を増加させることができる。
また、例えば、制御部31は、領域b内の色度値を有する出力光を、2つの光源と第4の光源とを発光させることで実現する第1モードの制御、及び、領域b内の色度値を有する出力光を、第1の光源、第2の光源、第3の光源、及び、第4の光源を発光させることで実現する第2モードの制御を選択的に実行する。第1モードは、例えば、上記実施の形態の演色性重視モードであり、第2モードは、例えば、上記実施の形態の光量重視モードである。
このような照明システム10は、領域b内の色度値の実現方法(色度の制御方法)を切り替えることができる。
また、照明システム10などのコンピュータによって実行される照明方法は、第1色度値を有する光を発する第1の光源、第2色度値を有する光を発する第2の光源、第3色度値を有する光を発する第3の光源、及び、第4色度値を有する光を発する第4の光源を制御する制御ステップを含む。色度座標上において、第1色度値を示す点、第2色度値を示す点、及び、第3色度値を示す点を頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包し、色度座標上において、第4色度値を示す点は、色度範囲内に位置する。制御ステップにおいては、第1色度値を示す点、第2色度値を示す点、及び、第3色度値を示す点のうちの2つの点と、第4色度値を示す点とを頂点とする三角形の領域a内の色度値を有する出力光を、第1の光源、第2の光源、及び、第3の光源のうち2つの点に対応する2つの光源と、第4の光源とを発光させることで実現する。
このような照明方法は、高い平均演色評価数Raを有する出力光を実現することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、第1の光源、第2の光源、及び、第3の光源として、青色光源、緑色光源、及び、赤色光源が使用されることは必須ではない。第1の光源、第2の光源、及び、第3の光源としては、色度座標上で光源色の色度範囲を内包する三角形を形成するような色度値を有する3つの光源が用いられればよい。
また、上記実施の形態では、3色の光源が発する光は、LEDの出射光または蛍光体が発する蛍光によって実現されたが、半導体レーザの出射光(レーザ光)、有機EL素子(Electro-Luminescence)の出射光、または、無機EL素子の出射光などによって実現されてもよい。
例えば、上記実施の形態では、照明システムは、複数の装置によって実現されたが、単一の装置として実現されてもよい。例えば、照明システムは、上記実施の形態に係る制御装置に相当する単一の装置として実現されてもよい。照明システムが複数の装置によって実現される場合、上記実施の形態で説明された照明システムが備える構成要素は、複数の装置にどのように振り分けられてもよい。
また、上記実施の形態において、特定の処理部が実行する処理を別の処理部が実行してもよい。また、複数の処理の順序が変更されてもよいし、複数の処理が並行して実行されてもよい。
また、上記実施の形態において、各構成要素は、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPUまたはプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスクまたは半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、各構成要素は、ハードウェアによって実現されてもよい。各構成要素は、回路(または集積回路)でもよい。これらの回路は、全体として1つの回路を構成してもよいし、それぞれ別々の回路でもよい。また、これらの回路は、それぞれ、汎用的な回路でもよいし、専用の回路でもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD-ROMなどの記録媒体で実現されてもよい。また、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
例えば、本発明は、照明システムなどのコンピュータによって実行される照明方法として実現されてもよいし、照明方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現されてもよいし、このようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として実現されてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、または、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1a、1b、2a、2b、3a、3b 領域
10 照明システム
20 入力装置
30 制御装置
31 制御部
32 記憶部
40 照明装置
41 調光回路
42 光源部
42b 青色光源
42g 緑色光源
42r 赤色光源
42w 白色光源

Claims (6)

  1. 第1色度値を有する光を発する第1の光源、第2色度値を有する光を発する第2の光源、第3色度値を有する光を発する第3の光源、及び、第4色度値を有する光を発する第4の光源を制御する制御部を備え、
    色度座標上において、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点を頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包し、
    前記色度座標上において、前記第4色度値を示す点は、前記色度範囲内に位置し、
    前記制御部は、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点のうちの2つの点と、前記第4色度値を示す点とを頂点とする三角形の領域a内の色度値を有する出力光を、前記第1の光源、前記第2の光源、及び、前記第3の光源のうち前記2つの点に対応する2つの光源と、前記第4の光源とを発光させることで実現する
    照明システム。
  2. 前記制御部は、前記領域aのうち、前記2つの点の一方と前記第4色度値を示す点を結ぶ線分上に位置する第1境界点、前記2つの点の他方と前記第4色度値を示す点を結ぶ線分上の第2境界点、及び、前記第4色度値を示す点を頂点とする三角形の領域b内の色度値を有する出力光を、前記第1の光源、前記第2の光源、前記第3の光源、及び、前記第4の光源を発光させることで実現する
    請求項1に記載の照明システム。
  3. 前記第1境界点は、前記2つの点の一方に対応する光源及び前記第4の光源のそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点であり、
    前記第2境界点は、前記2つの点の他方に対応する光源及び前記第4の光源のそれぞれを最大の明るさで発光させたときの色度値を示す点である
    請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記制御部は、前記領域b内の色度値を有する出力光を、前記2つの光源と前記第4の光源とを発光させることで実現する第1モードの制御、及び、前記領域b内の色度値を有する出力光を、前記第1の光源、前記第2の光源、前記第3の光源、及び、前記第4の光源を発光させることで実現する第2モードの制御を選択的に実行する
    請求項2または3に記載の照明システム。
  5. 第1色度値を有する光を発する第1の光源、第2色度値を有する光を発する第2の光源、第3色度値を有する光を発する第3の光源、及び、第4色度値を有する光を発する第4の光源を制御する制御ステップを含み、
    色度座標上において、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点を頂点とする三角形の領域は、JISZ9112において規定される光源色の色度範囲を内包し、
    前記色度座標上において、前記第4色度値を示す点は、前記色度範囲内に位置し、
    前記制御ステップにおいては、前記第1色度値を示す点、前記第2色度値を示す点、及び、前記第3色度値を示す点のうちの2つの点と、前記第4色度値を示す点とを頂点とする三角形の領域a内の色度値を有する出力光を、前記第1の光源、前記第2の光源、及び、前記第3の光源のうち前記2つの点に対応する2つの光源と、前記第4の光源とを発光させることで実現する
    照明方法。
  6. 請求項5に記載の照明方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2021081901A 2021-05-13 2021-05-13 照明システム、及び、照明方法 Active JP7692160B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021081901A JP7692160B2 (ja) 2021-05-13 2021-05-13 照明システム、及び、照明方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021081901A JP7692160B2 (ja) 2021-05-13 2021-05-13 照明システム、及び、照明方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022175497A true JP2022175497A (ja) 2022-11-25
JP7692160B2 JP7692160B2 (ja) 2025-06-13

Family

ID=84145306

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021081901A Active JP7692160B2 (ja) 2021-05-13 2021-05-13 照明システム、及び、照明方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7692160B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283155A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sharp Corp 発光装置、照明機器および液晶表示装置
WO2012104937A1 (ja) * 2011-02-03 2012-08-09 パナソニック株式会社 Ledモジュールおよび照明装置
JP2018056133A (ja) * 2017-12-01 2018-04-05 東芝ライテック株式会社 照明器具
JP2020161353A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム、及び、照明方法
JP2020167063A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 東芝ライテック株式会社 照明装置
JP2021005510A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 コイト電工株式会社 照明装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283155A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Sharp Corp 発光装置、照明機器および液晶表示装置
WO2012104937A1 (ja) * 2011-02-03 2012-08-09 パナソニック株式会社 Ledモジュールおよび照明装置
JP2018056133A (ja) * 2017-12-01 2018-04-05 東芝ライテック株式会社 照明器具
JP2020161353A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明システム、及び、照明方法
JP2020167063A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 東芝ライテック株式会社 照明装置
JP2021005510A (ja) * 2019-06-27 2021-01-14 コイト電工株式会社 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7692160B2 (ja) 2025-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101309536B (zh) 发光设备、照明装置和液晶显示设备
US8829822B2 (en) LED-based light source having decorative and illumination functions
US8664846B2 (en) Solid state lighting device including green shifted red component
CN102714260B (zh) 包括光混合物的固态照明装置
US9198251B2 (en) Tunable correlated color temperature LED-based white light source with mixing chamber and remote phosphor exit window
US9565735B2 (en) Illuminating device
US20110037415A1 (en) Gls-Alike Led Light Source
JP2020198309A (ja) 発光装置及びled電球
US20100072919A1 (en) Led lamp with high efficacy and high color rendering and manufacturing method thereof
JP2002057376A (ja) Ledランプ
JP2010129583A (ja) 照明装置
JP2007227681A (ja) 発光ダイオードを用いた白色照明装置
CN101915369A (zh) Led白光光源模块
US20140175987A1 (en) Color temperature adjusting method and illuminating device using the method
JP2014086271A (ja) 照明装置および点灯装置
JP2017528878A (ja) 照明アセンブリ、ledストリップ、照明器具、及び照明アセンブリの製造方法
JP2009054633A (ja) Led照明灯具
CN101808452A (zh) 使用白光加红光led组合获得高显色led白光的方法
JP5102453B2 (ja) 発光ダイオードを用いた白色照明装置
JP7296579B2 (ja) 照明装置
JP7672045B2 (ja) 照明システム、及び、照明方法
JPH097774A (ja) 色温度可変光源装置
WO2012164683A1 (ja) 照明装置及び輝度調整方法
CN1677695A (zh) 白光发光二极管单元
JP7692160B2 (ja) 照明システム、及び、照明方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20241011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20241015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20241213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20250107

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20250306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20250407

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20250422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20250520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7692160

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150