JP2022161946A - 水性路面標示用塗料 - Google Patents
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Abstract
Description
た、水溶解性がないため塗膜の耐水性を低下させないことが記載されている。
前記樹脂が、エチレン性不飽和基を有する化合物を重合または共重合してなる樹脂成分であり、
前記セルロースナノファイバーの固形分比率が、0.01質量%以上3.0質量%以下であることを特徴とする。
特に限定されるものではなく、セルロースナノファイバーの含有量が1質量%未満であってもよく、また、10質量%超過であってもよく、さらにより高濃度のものを用いてもよい。なお、セルロースナノファイバー添加剤の水性路面標示用塗料への添加量は、水性路面標示用塗料におけるセルロースナノファイバーの固形分比率が0.01質量%以上3.0質量%以下となる様に適宜調整される。
(実施例1)
表1に示す配合で基本塗料を調整した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(第一工業製薬社製のレオクリスタI-2P、セルロースナノファイバーの固形分比率:2質量%、繊維径3nm~4nm)7.9質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例1の水性路面標示用塗料を調製した。
(注2)サンノプコ社製:顔料分散剤
(注3)サンノプコ社製:消泡剤
(注4)備北粉化工業社製:重質炭酸カルシウム
(注5)デュポン社製:二酸化チタン
(注6)凍結安定化剤
(注7)造膜助剤、可塑剤
(注8)ダウ・ケミカル日本社製:増粘剤
添加するセルロースナノファイバーを4.0質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.1質量%となるようにした以外は上記実施例1の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例2を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(第一工業製薬社製のレオクリスタI-2SP、セルロースナノファイバーの固形分比率:2質量%、繊維径3nm~4nm)2.0質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌した後、さらに3000rpmで60分撹拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.05質量%となるように調整し、実施例3の水性路面標示用塗料を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを1.2質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.03質量%となるようにした以外は上記実施例3の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例4を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを0.4質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.01質量%となるようにした以外は上記実施例3の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例5を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(モリマシナリー社製のCNF100、セルロースナノファイバーの固形分比率:5質量%、繊維径:30nm~300nm)3.1質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例6を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを12.4質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.8質量%となるようにした以外は上記実施例6の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例7を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(スギノマシン社製のAMa-10002、セルロースナノファイバーの固形分比率:2質量%、繊維径20nm~50nm)7.9質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例8を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを117.8質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が3.1質量%となるようにした以外は上記実施例8の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例9を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(スギノマシン社製のTMa-10002、セルロースナノファイバーの固形分比率:2.1質量%、繊維径20nm~50nm)7.9質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例10を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを39.3質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が1.1質量%となるようにした以外は上記実施例10の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例11を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを78.5質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が2.2質量%となるようにした以外は上記実施例10の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例12を調製した。
基本塗料を比較例1とした。
添加するセルロースナノファイバーを62.0質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が4.0質量%となるようにした以外は上記実施例6の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、比較例2を調製した。
セルロースナノファイバーに代えて、造膜助剤、可塑剤としてのベンジルアルコールを
5質量部とした以外は上記比較例1の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、比較例3を調製した。
セルロースナノファイバーに代えて、造膜助剤、可塑剤としてのテキサノールを5質量部とした以外は上記比較例1の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、比較例4を調製した。
1.外観試験
170mm×150mmの大きさのアスファルトフェルトの片面に、乾燥塗膜が200±40μmとなるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、24時間後の塗膜状態を確認した。結果を表5に示す。塗膜の外観が正常であるものに○印を、若干異常が認められるものに△印を、異常が認められるものに×印を表5に付した。
450mm×900mmの大きさのアスファルトフェルトを床に貼りつけ、粘着テープを用いて幅150mm、長さ750mmの大きさで養生した。そこに、実施例及び比較例の水性路面標示用塗料をインダストリーコーワ社製のスモールローラーで塗布し、作業性を確認した。結果を表5に示す。塗装作業性が良好であるものに○印を、やや作業性に劣るものに△印を、塗装作業に困難を感じるものに×印を表5に付した。
大きさ70mm×150mm、厚さ0.3mmのブリキ板に、乾燥膜厚が100±20μmとなるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、23℃の雰囲気下で18時間養生後、105℃に設定した乾燥器内で5時間加熱し、その後、さらに23℃の雰囲気下で24時間養生した。なお、105℃で加熱したのは、水が可塑剤として作用するため、塗膜中の残存水を除去するのが目的である。このようにして得られた試験片を用いて、23℃、湿度50%の環境下でマンドレル屈曲試験を実施した。マンドレル棒の径は10mm、折り曲げ角度は45度で実施した。結果を表5に示す。塗膜にクラックが発生しない若しくは微かにクラックが認められるものに○印を、クラックが認められるものに△印を、大きなクラックが認められるものに×印を表5に付した。
アスファルトブロックは、JIS K 2207に規定する針入度60~80のストレートアスファルトと、JIS Z 8801-1に規定するふるい網で表3に適合するようにふるい分けした骨材と、を表4に示す割合で配合した後、金属製型枠に充填し、ローラーコンパクタを用いて、140℃~160℃で、線圧29.4kN/mで作製した、かさ密度(20℃)2.3~2.6、寸法300mm×300mm×50mmのものを用いた。
70mm×150mmの大きさのブリキ板の片面に、乾燥膜厚が100±20μmになるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、試験板を作製した。23℃の雰囲気下で1日養生後に、塗膜上に30mm×30mmの大きさに養生テープでマスキングを行い、そこに汚染物質として泥水1mlを塗り広げた。23℃の雰囲気下で2時間放置して水を蒸発させ、その後清水で洗浄した。洗浄後、塗膜の汚染状況を目視で確認した。なお、汚染物質の泥水は、園芸用赤玉土を乳鉢で粉砕した後、目開き100メッシュの篩で通過したものを、濃度が10質量%になるように清水で希釈して作製した。結果を表5に示す。塗膜に汚れが付着しない若しくは微かに付着するものに○印を、汚れが付着するが塗膜の色が白と認識できるものに△印を、汚染物質が付着し除去不能なものに×印を表5に付した。
70mm×150mmの大きさのブリキ板の片面に、乾燥膜厚が100±20μmになるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、試験板を作製した。23℃の雰囲気下で1日養生後に、指で塗膜に触れ塗膜の粘着状態を確認した。結果を表5に示す。塗膜の粘着性が認められないものに○印、微かに粘着性が認められるものに△印、粘着性が認められるものに×印を表5に付した。
前記樹脂が、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2-エチルへキシル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸ブチル及びスチレンからなる群より選ばれる少なくとも何れかのエチレン性不飽和基を有する化合物を重合または共重合してなる樹脂成分であり、
前記セルロースナノファイバーの固形分比率が、0.01質量%以上3.0質量%以下であり、
顔料容積濃度が40%以上であることを特徴とする。
特に限定されるものではなく、セルロースナノファイバーの含有量が1質量%未満であってもよく、また、10質量%超過であってもよく、さらにより高濃度のものを用いてもよい。なお、セルロースナノファイバー添加剤の水性路面標示用塗料への添加量は、水性路面標示用塗料におけるセルロースナノファイバーの固形分比率が0.01質量%以上3.0質量%以下となる様に適宜調整される。
(実施例1)
表1に示す配合で基本塗料を調整した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(第一工業製薬社製のレオクリスタI-2P、セルロースナノファイバーの固形分比率:2質量%、繊維径3nm~4nm)7.9質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例1の水性路面標示用塗料を調製した。
(注2)サンノプコ社製:顔料分散剤
(注3)サンノプコ社製:消泡剤
(注4)備北粉化工業社製:重質炭酸カルシウム
(注5)デュポン社製:二酸化チタン
(注6)凍結安定化剤
(注7)造膜助剤、可塑剤
(注8)ダウ・ケミカル日本社製:増粘剤
添加するセルロースナノファイバーを4.0質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.1質量%となるようにした以外は上記実施例1の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例2を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(第一工業製薬社製のレオクリスタI-2SP、セルロースナノファイバーの固形分比率:2質量%、繊維径3nm~4nm)2.0質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌した後、さらに3000rpmで60分撹拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.05質量%となるように調整し、実施例3の水性路面標示用塗料を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを1.2質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.03質量%となるようにした以外は上記実施例3の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例4を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを0.4質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.01質量%となるようにした以外は上記実施例3の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例5を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(モリマシナリー社製のCNF100、セルロースナノファイバーの固形分比率:5質量%、繊維径:30nm~300nm)3.1質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例6を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを12.4質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.8質量%となるようにした以外は上記実施例6の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例7を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(スギノマシン社製のAMa-10002、セルロースナノファイバーの固形分比率:2質量%、繊維径20nm~50nm)7.9質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例8を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを117.8質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が3.1質量%となるようにした以外は上記実施例8の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例9を調製した。
基本塗料100質量部に対して、セルロースナノファイバー(スギノマシン社製のTMa-10002、セルロースナノファイバーの固形分比率:2.1質量%、繊維径20nm~50nm)7.9質量部を添加して、ディゾルバーを用いて800rpmで30分攪拌し、セルロースナノファイバーの固形分比率が0.2質量%となるように調整し、実施例10を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを39.3質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が1.1質量%となるようにした以外は上記実施例10の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例11を調製した。
添加するセルロースナノファイバーを78.5質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が2.2質量%となるようにした以外は上記実施例10の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、実施例12を調製した。
基本塗料を比較例1とした。
添加するセルロースナノファイバーを62.0質量部とし、セルロースナノファイバーの固形分比率が4.0質量%となるようにした以外は上記実施例6の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、比較例2を調製した。
セルロースナノファイバーに代えて、造膜助剤、可塑剤としてのベンジルアルコールを
5質量部とした以外は上記比較例1の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、比較例3を調製した。
セルロースナノファイバーに代えて、造膜助剤、可塑剤としてのテキサノールを5質量部とした以外は上記比較例1の水性路面標示用塗料と同様にして調整し、比較例4を調製した。
1.外観試験
170mm×150mmの大きさのアスファルトフェルトの片面に、乾燥塗膜が200±40μmとなるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、24時間後の塗膜状態を確認した。結果を表5に示す。塗膜の外観が正常であるものに○印を、若干異常が認められるものに△印を、異常が認められるものに×印を表5に付した。
450mm×900mmの大きさのアスファルトフェルトを床に貼りつけ、粘着テープを用いて幅150mm、長さ750mmの大きさで養生した。そこに、実施例及び比較例の水性路面標示用塗料をインダストリーコーワ社製のスモールローラーで塗布し、作業性を確認した。結果を表5に示す。塗装作業性が良好であるものに○印を、やや作業性に劣るものに△印を、塗装作業に困難を感じるものに×印を表5に付した。
大きさ70mm×150mm、厚さ0.3mmのブリキ板に、乾燥膜厚が100±20μmとなるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、23℃の雰囲気下で18時間養生後、105℃に設定した乾燥器内で5時間加熱し、その後、さらに23℃の雰囲気下で24時間養生した。なお、105℃で加熱したのは、水が可塑剤として作用するため、塗膜中の残存水を除去するのが目的である。このようにして得られた試験片を用いて、23℃、湿度50%の環境下でマンドレル屈曲試験を実施した。マンドレル棒の径は10mm、折り曲げ角度は45度で実施した。結果を表5に示す。塗膜にクラックが発生しない若しくは微かにクラックが認められるものに○印を、クラックが認められるものに△印を、大きなクラックが認められるものに×印を表5に付した。
アスファルトブロックは、JIS K 2207に規定する針入度60~80のストレートアスファルトと、JIS Z 8801-1に規定するふるい網で表3に適合するようにふるい分けした骨材と、を表4に示す割合で配合した後、金属製型枠に充填し、ローラーコンパクタを用いて、140℃~160℃で、線圧29.4kN/mで作製した、かさ密度(20℃)2.3~2.6、寸法300mm×300mm×50mmのものを用いた。
70mm×150mmの大きさのブリキ板の片面に、乾燥膜厚が100±20μmになるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、試験板を作製した。23℃の雰囲気下で1日養生後に、塗膜上に30mm×30mmの大きさに養生テープでマスキングを行い、そこに汚染物質として泥水1mlを塗り広げた。23℃の雰囲気下で2時間放置して水を蒸発させ、その後清水で洗浄した。洗浄後、塗膜の汚染状況を目視で確認した。なお、汚染物質の泥水は、園芸用赤玉土を乳鉢で粉砕した後、目開き100メッシュの篩で通過したものを、濃度が10質量%になるように清水で希釈して作製した。結果を表5に示す。塗膜に汚れが付着しない若しくは微かに付着するものに○印を、汚れが付着するが塗膜の色が白と認識できるものに△印を、汚染物質が付着し除去不能なものに×印を表5に付した。
70mm×150mmの大きさのブリキ板の片面に、乾燥膜厚が100±20μmになるようにフィルムアプリケータB形を用いて実施例及び比較例の水性路面標示用塗料を塗布し、試験板を作製した。23℃の雰囲気下で1日養生後に、指で塗膜に触れ塗膜の粘着状態を確認した。結果を表5に示す。塗膜の粘着性が認められないものに○印、微かに粘着性が認められるものに△印、粘着性が認められるものに×印を表5に付した。
Claims (4)
- 樹脂、及び、揮発成分としての水を含有するビヒクルと、前記ビヒクル中に分散された顔料と、数平均繊維径が2nm以上500nm以下のセルロースナノファイバーと、を含み、
前記樹脂が、エチレン性不飽和基を有する化合物を重合または共重合してなる樹脂成分であり、
前記セルロースナノファイバーの固形分比率が、0.01質量%以上3.0質量%以下であることを特徴とする水性路面標示用塗料。 - 前記樹脂が、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2-エチルへキシル、メタアクリル酸メチル、メタアクリル酸エチル、メタアクリル酸ブチル及びスチレンからなる群より選ばれる少なくとも何れかのエチレン性不飽和基を有する化合物を重合または共重合してなる樹脂成分である、請求項1に記載の水性路面標示用塗料。
- 前記樹脂が、カルボキシル基、エポキシ基、カルボニル基、アミノ基、炭素-炭素二重結合等の反応性官能基を分子内に導入した重合体である、請求項1または2に記載の水性路面標示用塗料。
- 塗膜中の顔料容積濃度が40%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の水性路面標示用塗料。
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