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JP2022161541A - 自動車用のサスペンション - Google Patents

自動車用のサスペンション Download PDF

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Abstract

【課題】路面から受ける力に対する剛性を高めるとともに、前面衝突時に衝撃を効果的に緩和することのできるサスペンションを提供する。【解決手段】本明細書が開示する自動車用サスペンションは、サイドレールとロアアームとブラケットを備える。サイドレールは、前端と後端が車体のフレームに連結されており、車体の前後方向に延びているとともに中央が前端と後端の少なくとも一方よりも低くなるように湾曲している。ブラケットは、ロアアームをサイドレールに連結する。ブラケットは、ロアアームの軸を支持しているとともにサイドレールの側面に接合されている一対の側板と、一対の側板を連結しているとともにサイドメンバの上面に接合されている上板を備える。一対の側板の夫々と上板の境界の稜線がサイドレールに近づくにつれて低くなるように湾曲している。上板には、上から見たときにサイドメンバに近づくにつれて細くなる補強ビードが設けられている。【選択図】図5

Description

本明細書が開示する技術は、自動車用のサスペンションに関する。
自動車用のサスペンションは、車体のフレームに連結されているサイドレールと、サイドレールに支持されているロアアームを備えている。サイドレールとロアアームは、ブラケットで連結されている(例えば特許文献1)。特許文献2には、補強リブとクラッシュビードを設けたサスペンションが開示されている。補強リブを設けることで、走行時に路面から受ける力に対してサスペンションの剛性を確保する。一方、前面衝突の際にクラッシュビードを起点としてサスペンションがつぶれることで、衝突時の衝撃が緩和される。
特開2014-80090号公報 特開2005-14728号公報
本明細書は、サスペンションのサイドレールとロアアームを連結するブラケットの形状を工夫することで、路面から受ける力に対する剛性を高めるとともに、前面衝突時に衝撃を効果的に緩和することのできるサスペンションを提供する。
本明細書が開示する自動車用サスペンションは、サイドレールとロアアームとブラケットを備える。サイドレールは、前端と後端が車体のフレームに連結されており、車体の前後方向に延びている。サイドレールは、中央が前端と後端の少なくとも一方よりも低くなるように湾曲している。ブラケットは、ロアアームをサイドレールに連結する。ブラケットは、ロアアームの軸を支持しているとともにサイドレールの側面に接合されている一対の側板と、一対の側板を連結しているとともにサイドメンバの上面に接合されている上板を備える。一対の側板の夫々と上板の境界の稜線がサイドレールに近づくにつれて低くなるように湾曲している。上板には、上から見たときにサイドメンバに近づくにつれて細くなる補強ビードが設けられている。
サイドレールを湾曲させることで、前面衝突時にサイドレールが変形し易くなる。一方、走行時に路面から受ける力はロアアームからブラケットを介してサイドレールに伝わる。ブラケットの上面の補強ビードがブラケットの剛性を高め、路面から受ける力に対するサスペンション全体の剛性を高める。補強ビードは、特に、ロアアームから受ける車幅方向の荷重に対するブラケットの剛性を高める。
補強ビードは上からみたときに先細りの形状を有している。一方、ブラケットの側板と上板の境界の稜線がサイドメンバに近づくにつれて低くなるように湾曲している。サイドレールは中央が前端と後端の少なくとも一方よりも低くなるように湾曲しており、前面衝突の際、サイドレールの中央が変形する。ブラケットは強度が高く、潰れ難いため、衝突荷重を受けたサイドレールはブラケットの前又は後で屈曲する。前面衝突時にサイドレールが屈曲することで衝撃が緩和される。本明細書が開示するサスペンションは、路面から受ける力に対する剛性が高く、かつ、前面衝突時に効果的に衝撃を緩和することができる。
本明細書が開示するサスペンションは次の構造的特徴を備えていてもよい。サイドレールの上面に、車体の中央に近い側が低く車体から遠い側が高い段差が設けられている。段差は車体前後方向の両端から中央に向かって徐々に深くなっている。サイドレールの長手方向においてブラケットの稜線が段差の最深部に位置している。この構造により、稜線を通じてサイドレールに伝わる路面力は、サイドレールの車体前後方向に分散する。
さらに、車体前後方向に沿って見たときに補強ビードの稜線が直線であってもよい。なお、補強ビードの稜線とは、補強ビードの上面と側面の境界を意味する。補強ビードの近傍におけるブラケットの剛性がさらに上がり、その結果、ブラケットの稜線を通る荷重が低減される。ブラケットの稜線とサイドレールの交点に生じる応力を下げることができる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
車体前部の平面図である。 車体前部の側面図である。 車体前部の側面図である(変形時)。 サスペンションの斜視図である。 ブラケット付近の拡大図である(1)。 ブラケット付近の拡大図である(2)。 ブラケットとその周辺の平面図である。 図7の矢印VIIIの方向から見た側面図である。 図7の矢印IXの方向から見た正面図である。 第1変形例のサスペンションの側面図である。 第2変形例のサスペンションの側面図である。
図面を参照して実施例のサスペンション10を説明する。図1に、サスペンション10を含む車体2の前部平面図を示し、図2に車体2の前部側面図を示す。図中の座標系のFr/Up/LHは、それぞれ、車体2の前方/上方/左側方を意味する。座標系の各軸の意味は他の図でも同じである。以下の説明において、軸LHの方向を車幅方向と称する場合がある。
車体2は、強度を担持するフレームとして、フロントサイドメンバ3、ダッシュパネル4、ロッカ5を備える。一対のフロントサイドメンバ3は、車体2の前部にて、車体前後方向に延びている。フロントサイドメンバ3の前端は不図示のバンパリインフォースメントに連結されており、フロントサイドメンバ3の後端はダッシュパネル4に連結されている。ダッシュパネル4は、車体2のフロントコンパートメントとキャビンの間の仕切板である。ダッシュパネル4は一対のロッカ5の前端に連結されている。図1、2では、サスペンション10の構造がよくわかるように、フロントサイドメンバ3、ダッシュパネル4、ロッカ5は仮想線で描いてある。
サスペンション10は、2本のクロスメンバ11、2本のサイドレール12、2本のロアアーム13を備えている。サスペンション10は、それらの部品のほか、ハブキャリア、アンチロールバー、ダンパ、コイルスプリングなども備えているが、それらの図示は省略した。
一対のサイドレール12は車体2の前後方向に延びており、一対のクロスメンバ11が一対のサイドレール12を連結している。サスペンション10は、一対のフロントサイドメンバ3に連結されている。より詳しくは、サスペンション10のサイドレール12の前端と後端がフロントサイドメンバ3(すなわち車体2のフレーム)に連結されている。
それぞれのサイドレール12にロアアーム13が連結されている。ロアアーム13はタイヤ6を支持するアームである。より詳細には、ロアアーム13の先端がタイヤ6の近傍でハブキャリア(不図示)を支持しており、基部はサイドレール12に連結されている。ハブキャリアがドライブシャフト(不図示)を支持し、ドライブシャフトの先端にタイヤ6が連結されている。
詳しくは後述するが、ロアアーム13は、サイドレール12に近い側がロアメインアーム13aとストラット13bに分かれており、ロアメインアーム13aとストラット13bがそれぞれサイドレール12に連結される。ロアメインアーム13aはブラケット20によりサイドレール12に連結される。ストラット13bは別のブラケット(不図示)でサイドレール12に連結される。
図3に、衝突荷重Fにより車体2の前部が変形したときの側面図を示す。車体2の前から衝突荷重Fが加わると、フロントサイドメンバ3とサスペンション10のサイドレール12が変形し、衝撃が緩和される。サイドレール12は、前方から衝突荷重が加わったときに中央で屈曲し易いように、中央が両端よりも低くなるように湾曲している(図2参照)。
以下、ブラケット20の構造について詳しく説明する。図4にサスペンション10の斜視図を示す。図4では、左側のサイドレール12の一部とロアアームは図示を省略してある。サスペンション10は左右対称であり、以下では、右側のブラケット20の周辺の構造について説明する。
先に述べたように、ロアアーム13は、サイドレール12の側でロアメインアーム13aとストラット13bに分かれている。ロアメインアーム13aはブラケット20によりサイドレール12に連結され、ストラット13bはブラケット30によりサイドレール12に連結される。先端13cがハブキャリア(不図示)を支持し、ハブキャリアがドライブシャフトを支持する。
ロアアーム13は、タイヤとハブキャリアを通して路面から受ける力をサイドレール12に伝える。ロアアーム13は、ブラケット20、30を支点にして先端13cが上下に揺動する。路面から受ける振動の上下方向の力は、不図示のコイルスプリングとダンパが受ける。路面から受ける力の一部はロアアーム13を通じてサイドレール12にも伝わる。ロアアーム13の先端13cとロアメインアーム13aは車幅方向で並んでおり、ロアアーム13が路面から受ける力は主にロアメインアーム13aを介してサイドレール12に伝わる。すなわち、ブラケット20に車幅方向の大きな力が加わる。なお、ストラット13bは、主に、ロアアーム13の先端13cに加わる前後方向の力を受ける。
ブラケット20の上面には補強ビード23が設けられている。補強ビード23については後述する。
図5と図6に、ブラケット20付近の拡大図を示す。ブラケット20は、上板22と、一対の側板21を備える。一対の側板21は、ロアアーム13の軸16を支持しているとともにサイドレール12の側面に接合されている。ロアアーム13の軸16は、ボルト17によって側板21(ブラケット20)に連結される。ロアアーム13は、軸16を中心に先端13cが上下に揺動する。上板22は、一対の側板21を連結しているとともにサイドレール12の上面に接合されている。サイドレール12の底面から支持板18が延びており、一対の側板21は支持板18にも接合される。ブラケット20はボックス構造を有しており、その上、ブラケット20はサイドレール12(支持板18を含む)と接触する範囲の全てが溶接されている。ボックス構造と広範囲の溶接により、ブラケット20は強度が高くなる。それゆえ、前方から衝突荷重を受けるとサイドレール12は、ブラケット20の前または後で屈曲する。
サイドレール12の上面には段差15が設けられている。ブラケット20の上板22は段差15の近傍に接合される。段差15については後に詳しく説明する。
それぞれの側板21と上板22の境界の稜線24は、サイドレール12に近づくにつれて低くなるように湾曲している。また、上板22には補強ビード23が設けられている。補強ビード23は、上からみると、サイドレール12に近づくにつれて細くなっている。補強ビードとは、金属板にプレス加工で形成される細長い突起を意味する。補強ビード23は、ブラケット20の剛性を高める。
図7-9を参照しつつ、ブラケット20の構造から得られる利点について説明する。図7は、ブラケット20とその周辺の平面図である。図8は図7の矢印VIIIの方向からみた側面図であり、図9は図7の矢印IXの方向からみた正面図である。図7、図9の一点鎖線CLはブラケット20の中心線を示している。図7、図8では、図6で示した支持板18の図示は省略した。
図8には、サイドレール12の断面が示されている。サイドレール12は内部が空洞の角筒である。サイドレール1の上面には段差15が設けられている。
図2で示したように、サイドレール12は、車体2の前後方向の両端よりも中央が低くなるように湾曲している。ブラケット20は、サイドレール12の中央に取り付けられている。サイドレール12が下方に向けて湾曲していることで、前方衝突時にサイドレール12の中央が変形し、衝撃が緩和される。
ブラケット20の上板22に設けられた補強ビード23は、ブラケット20の剛性を高める。ブラケット20の剛性が高まることで、路面から受ける力に対するサスペンション10の全体の剛性が高まる。特に、図7に示すように、補強ビード23は上からみたときにブラケット20の中央に設けられているとともにサイドレール12に近づくにつれて先細りになっている。補強ビード23の先端は、サイドレール12の上面に達している。ロアアーム13に伝わる車幅方向の力FHは、ブラケット20の中心(中心線CL)に集中するため、中心線CL上に位置する先細りの補強ビード23は、力FHによく耐える。力FHは、主に、走行中に路面から受ける振動力である。補強ビード23を有するブラケット20は、走行振動に対するサスペンション10の剛性を高める。
図8に示されているように、側板21と上板22の境界の稜線24は、サイドレール12に近づくにつれて低くなるように湾曲している。図7に示すように、稜線24は上板22の両縁に存在する。一対の稜線24のいずれも、サイドレール12に近づくにつれて低くなるように湾曲している。
補強ビード23を備えることでブラケット20は中心の剛性が高くなっている。一方、稜線24が湾曲していることで、稜線24の近傍ではブラケット20は撓み易くなる。
図8によく示されているように、車体2の前後方向(Fr方向)からみたときに補強ビード23の稜線25はほぼ直線である。補強ビード23の稜線25が直線であることも、ブラケット20の車幅方向の剛性を高めることに貢献する。なお、補強ビード23の稜線25とは、補強ビード23の上面と側面の境界を意味する。
また、図5、図8、図9に示すように、サイドレール12の上面には、車幅方向における車体2の中央に近い側が低く車体2の中央から遠い側が高い段差15が設けられている。段差15は、サイドレール12の長手方向(車体2の前後方向)に沿って、段差15の両端から中央に向かって徐々に深くなっている。図9に示すように、段差15はサイドレール12の長手方向の位置Fxで最深(深さHm)になっている。ブラケット20の稜線24の一方が段差15の最深位置Fxに一致している。サイドレール12の段差15とブラケット20の稜線24の上記の関係により、稜線24を通じてロアアーム13から伝わる力はサイドレール12の前後方向に分散する。稜線24を通してロアアーム13から伝わる力は、最深位置Fxに一致している稜線24から他方の稜線24へ向かう方向によく分散する。段差15の最深の位置Fxに一致している稜線24は、ストラット13b(図4、5参照)の側の稜線とは反対側の稜線であるとよい。
図10に、第1変形例のサスペンション110の側面図を示す。サスペンション110のサイドレール112は、前端がフロントサイドメンバ3に直接に連結されており、後端はスペーサ113を介してフロントサイドメンバ3に連結されている。サイドレール110は、その中央が前端よりも低く、かつ、後端と同じ高さに位置するように湾曲している。
図11に、第2変形例のサスペンション210の側面図を示す。サスペンション210のサイドレール212は、後端がフロントサイドメンバ3に直接に連結されており、前端はスペーサ213を介してフロントサイドメンバ3に連結されている。サイドレール210は、その中央が後端よりも低く、かつ、前端と同じ高さに位置するように湾曲している。
図10、図11に示すように、サイドレールは、その中央が前端と後端の少なくとも一方よりも低くなるように湾曲していれば、実施例のサスペンション10と同じ効果が得られる。別言すれば、サイドレールは、その中央が、前端と後端を通る仮想直線よりも下に位置するように湾曲していればよい。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。実施例のサスペンション10は、2本のサイドレール12が2本のクロスメンバ11で連結された形状を有している。サスペンションは、両端が車体のフレームに連結されたサイドレールを有していればよい。すなわち、本明細書が開示する技術は、クロスメンバ11を有しないサスペンションに適用することができる。また、実施例のロアアーム13は、サイドレール12に近い側が二股に分かれているウイッシュボーンタイプである。本明細書が開示する技術は、ウイッシュボーンタイプでないロアアームを含むサスペンションに適用することも可能である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:車体 3:フロントサイドメンバ 4:ダッシュパネル 5:ロッカ 6:タイヤ 10、110、210:サスペンション 11:クロスメンバ 12、112、212:サイドレール 13:ロアアーム 13a:ロアメインアーム 13b:ストラット 13c:先端 15:段差 16:軸 17:ボルト 18:下板 20、30:ブラケット 21:側板 22:上板 23:補強ビード 24、25:稜線 113、213:スペーサ

Claims (3)

  1. 前端と後端が車体のフレームに連結されており前記車体の前後方向に延びているとともに、中央が前端と後端の少なくとも一方よりも低くなるように湾曲しているサイドレールと、
    ロアアームと、
    前記ロアアームを前記サイドレールに連結するブラケットと、
    を備えており、
    前記ブラケットは、
    前記ロアアームの軸を支持しているとともに前記サイドレールの側面に接合されている一対の側板と、
    前記一対の側板を連結しているとともに前記サイドレールの上面に接合されている上板と、
    を備えており、
    前記側板と前記上板の境界の稜線が前記サイドレールに近づくにつれて低くなるように湾曲しており、
    前記上板に、上から見たときに前記サイドレールに近づくにつれて細くなる補強ビードが設けられている、
    自動車用のサスペンション。
  2. 前記サイドレールの上面に、前記車体の中央に近い側が低く前記車体から遠い側が高い段差が設けられており、前記段差は車体前後方向の両端から中央に向かって徐々に深くなっており、
    前記サイドレールの長手方向において前記稜線が前記段差の最深部に位置している、請求項1に記載のサスペンション。
  3. 車体前後方向に沿って見たときに前記補強ビードの稜線が直線である、請求項1または2に記載のサスペンション。
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