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JP2022135153A - 吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸気制御装置における組付工数の削減を図ると同時に軽量化を図る。【解決手段】吸気制御装置10は、内部に吸気通路22を有したスロットルボディ16と、該スロットルボディ16の円胴部32に接続されるエアダクト14とを備え、前記円胴部32には、径方向内側へ窪んだ嵌合凹部34が形成され、前記エアダクト14の下流端には、前記円胴部32が挿入される接続フランジ48が形成される。そして、スロットルボディ16とエアダクト14とが接続される際、嵌合凹部34と嵌合凸部62とが嵌合されることで、接続フランジ48に形成され吸入通路46と連通した連通溝66が前記円胴部32に開口したバイパス通路44に臨むように配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関へ供給される空気の吸気量を制御するための吸気制御装置に関する。
本出願人は、車両に搭載される内燃機関に対して供給される空気の流量(吸気量)を制御可能な吸気制御装置を搭載した鞍乗型車両を提案している(特許文献1参照)。この吸気制御装置は、空気の流通する通路を開閉するためのスロットル弁を有し、前記通路の上流側となるようにコネクティングチューブが接続されている。そして、エアクリーナを通じて取り込まれた外気がコネクティングチューブを介して通路へと流通し、スロットル弁の開閉状態に応じた流量で下流側の内燃機関のシリンダ室へと供給される。
特開2015-183538号公報
本発明は、前記の提案に関連してなされたものであり、組付工数の削減を図ると同時に軽量化を図ることが可能な吸気制御装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明の態様は、内燃機関の燃焼室に接続され燃焼室に流入する吸気が通過する吸気通路の少なくとも一部を構成するスロットルボディと、吸気通路の通路断面積を変化させて吸気の量を調整するスロットル弁と、吸気通路の上流側に接続され外部から取り込まれた吸気の流通するチューブとを備え、
スロットルボディは、吸気通路の上流端が開口するスロットルボディ側端部を有し、スロットルボディ側端部の外周面にチューブの嵌合部が嵌合されることで吸気通路とチューブとが接続され、
チューブには、嵌合部の内側に形成されスロットルボディとチューブとの接続時にスロットルボディ側端部に対向し、吸気通路と連通するチューブ側端部を有し、
吸気通路は、スロットルボディ側端部の中心部に形成されスロットル弁の配置される第1主通路部と、第1主通路部の外側に形成されスロットル弁の上流側及び下流側で第1主通路部と連通することでスロットル弁を迂回するバイパス通路部とを有し、
チューブ側端部が、中心部に形成される第2主通路部と、第2主通路部の周面の一部を径方向外側へ拡幅させた副通路部とを備えた吸気制御装置において、
嵌合部の内周部には、第2主通路部側に向かって突出した嵌合凸部を備え、スロットルボディ側端部の外周部には第1主通路部側に向かって窪んだ嵌合凹部を備え、
スロットルボディとチューブとを接続する際、嵌合凸部と嵌合凹部とが嵌合されバイパス通路部と副通路部とが連通する。
本発明によれば、吸気制御装置を構成するスロットルボディは、吸気通路の上流端が開口するスロットルボディ側端部を有し、スロットルボディ側端部の外周面に、外部から取り込まれた空気の流通するチューブの嵌合部が嵌合されることで互いに接続されると共に、嵌合部の内周部に形成された嵌合凸部と、スロットルボディ側端部の外周部に形成された嵌合凹部とが嵌合可能に形成されている。
従って、スロットルボディ側端部とチューブ側端部とを接続する際、嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させることで、スロットルボディ側端部とチューブ側端部とが周方向に位置決めされ、スロットルボディ側端部の中心部に形成されスロットル弁の配置される第1主通路部と、チューブ側端部の中心部に形成された第2主通路部とが接続され連通すると共に、第1主通路部の外側に形成されたバイパス通路部と、第2主通路部の周面の一部を径方向外側へ拡幅させた副通路部とを互いに対向するように配置して連通させることができる。
その結果、嵌合凹部と嵌合凸部とを嵌合させることでスロットルボディにチューブを接続する際、バイパス通路部と副通路部との位置調整を行うことなく互いに位置決めされた状態で容易且つ確実に接続することが可能となるため、吸気制御装置の組付工数を削減することができる。また、スロットルボディに嵌合凹部を設けることで、嵌合凹部を設けていない場合と比較し、スロットルボディの体積が減少するため軽量化を図ることが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、スロットルボディにおけるスロットルボディ側端部の外周部に嵌合凹部を設け、嵌合部の内周部に第2主通路部側へ突出した嵌合凸部を設け、スロットルボディ側端部とチューブ側端部とを接続する際、嵌合凸部と嵌合凹部とを嵌合させることで、スロットルボディ側端部とチューブ側端部とが周方向に位置決めされ、第1主通路部の外側に形成されたバイパス通路部と、第2主通路部の周面の一部を径方向外側へ拡幅させた副通路部とを互いに対向するように配置して連通させることができる。
その結果、スロットルボディに対してチューブを接続する際、嵌合凹部と嵌合凸部との嵌合作用下にバイパス通路部と副通路部との位置調整を行うことなく互いに位置決めされた状態で容易且つ確実に接続することが可能となるため、吸気制御装置の組付工数を削減することができる。また、スロットルボディに嵌合凹部を設けることで、吸気制御装置の軽量化を図ることが可能となる。
本発明の実施の形態に係る吸気制御装置のスロットルボディを示す外観斜視図である。 図1に示す吸気制御装置においてスロットルボディからエアダクトを取り外した状態を示す分解斜視図である。 図1の吸気制御装置にエアダクトが接続された状態を示す正面図である。 図3のIV-IV線に沿った断面図である。
本発明に係る吸気制御装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
この吸気制御装置10は、図1~図4に示されるように、内燃機関のインレットパイプ12と外気が導入されるエアダクト(チューブ)14との間に設けられ、スロットルボディ16と、該スロットルボディ16に回転自在に支持されるシャフト18と、該シャフト18に連結され前記スロットルボディ16の内部に回転自在に設けられるバルブ(スロットル弁)20とを含む。なお、この吸気制御装置10は、図示しない車両に搭載された車載状態において、シャフト18が略水平となるように搭載されて用いられる(図3参照)。
スロットルボディ16は、例えば、金属製材料から形成され、その中心には断面円形状の吸気通路(第1主通路部)22が貫通し、該吸気通路22の下流側となる一端部には連結フランジ24が形成されインレットパイプ12の上流側端部と連結される(図4参照)。
吸気通路22は、水平方向(矢印A、B方向)に沿って一直線状に延在し、その延在方向と直交するようにシャフト18が挿通されると共に、該シャフト18の中央に円盤状のバルブ20がねじ26を介して連結され該吸気通路22を自在に開閉する。そして、バルブ20は、その上端が下流側(矢印B方向)、下端が上流側(矢印A方向)となるように所定角度だけ傾いて配置されることで全閉状態となり、前記上端側が下流側(矢印B方向)に向かい前記下端側が上流側(矢印A方向)に向かうように回動することで吸気通路22が開放される。
シャフト18は、図1に示されるように略水平方向(矢印C方向)に延在し、その両端部がスロットルボディ16のシャフト孔28(図4参照)へと挿通され回転自在に支持されると共に、その一端部がスロットルボディ16の外側へと突出して回転検出センサ(図示せず)が装着される。一方、シャフト18の他端部は、前記とは反対側となるスロットルボディ16の側部から外側へと突出してスロットルドラム30と連結される。
そして、車両における運転者のアクセル操作によってスロットルドラム30に接続されたアクセルワイヤ(図示せず)が引っ張られることで、図示しないスプリングの弾発力に抗して前記スロットルドラム30が所定量だけ回転し、それに伴って、シャフト18及びバルブ20が所定角度だけ回転する。
また、スロットルボディ16は、吸気通路22の上流側(矢印A方向)となる他端部に向かって延在した円筒状の円胴部32を有し、該円胴部32の略中央に沿って前記吸気通路22が貫通して開口すると共に、該円胴部32の端部(スロットルボディ側端部)には外周面から径方向内側へと窪んだ嵌合凹部34が形成される。
嵌合凹部34は、円胴部32の周方向(矢印D方向)において一部に形成され、外周面に対して径方向内側、すなわち、吸気通路22側へ所定深さで窪むと共に、図3に示される吸気通路22の軸方向から見て径方向に所定長さを有した断面円弧状に形成される。具体的には、嵌合凹部34は、図3に示されるように、吸気制御装置10が車両に搭載された状態において、吸気通路22の中心を通り鉛直方向(矢印E方向)に延在する仮想線Lに対し、周方向(矢印D方向)に沿ってスロットルドラム30側へ所定角度となる範囲で形成され、径方向外側が長尺で径方向内側が短尺となる断面円弧状に形成されている。
また、嵌合凹部34は、エアダクト14が接続される円胴部32の先端から軸方向(矢印B方向)に沿って同一断面形状で所定長さで延在すると共に、その延在方向に沿った基端側(矢印B方向)には、前記嵌合凹部34の周面に対して径方向外側へ突出した段付部36が形成されている。段付部36は、嵌合凹部34と同様に、図3に示される吸気通路22の軸方向から見て、径方向外側へ凸状となる断面円弧状に形成されている。
そして、図3及び図4に示されるように、円胴部32の外周面に対して後述するエアダクト14の下流端に設けられた接続フランジ(嵌合部)48が接続されることで、前記エアダクト14を通じて供給された空気がスロットルボディ16の吸気通路22へと供給され流通することとなる。
さらに、円胴部32の上部には、図1~図3に示されるように、上方に向かって突出したボス部38が形成され、このボス部38の上端に開口した挿入孔(図示せず)にはアイドル調整弁40が上下方向(矢印E方向)に沿って進退自在に螺合されている。そして、アイドル調整弁40は、その先端が後述するバイパス通路(バイパス通路部)44内に挿入され、ボス部38に対して進退させることでバイパス通路44内の開口面積を調整可能に設けられる。
さらにまた、スロットルボディ16において、円胴部32の外側となる位置には、前記スロットルボディ16を図示しない内燃機関へと固定するための取付フランジ42が形成される。
また、スロットルボディ16には、吸気通路22に設けられたバルブ20の上流側と下流側とをバイパスするバイパス通路44が形成される。バイパス通路44は、吸気通路22に対して径方向外側となる位置に略平行に形成され、その上流端44aが円胴部32の先端面、且つ、吸気通路22に対して径方向外側へ所定距離だけ離間した位置に開口している。一方、バイパス通路44の下流端は、バルブ20の下流側において吸気通路22と接続されている。
そして、図4に示されるバルブ20の全閉時において、バルブ20を迂回するようにエアダクト14からの吸気がバイパス通路44を通じて前記バルブ20の下流側へと流れて内燃機関へと供給される。また、バイパス通路44は、その延在方向中央近傍でボス部38の挿入孔と連通しており、該ボス部38に螺合されたアイドル調整弁40によってバイパス通路44を流れるアイドリング用吸気の吸気量が調整される。
エアダクト14は、図2~図4に示されるように、例えば、樹脂製材料から断面円形状の管状に形成され、その内部には空気の流通する吸入通路(第2主通路部)46が形成されると共に、その上流端が図示しないエアクリーナに接続され、下流端が接続フランジ48を介してスロットルボディ16の円胴部32に接続される。
接続フランジ48は、径方向外側へ拡径した断面略円形状に形成されると共に軸方向(矢印A、B方向)に所定幅で形成されており、その外周面には締結用バンド50の装着される環状溝52が形成される。環状溝52は、接続フランジ48の外周面に対して径方向内側へ窪んで軸方向(矢印A、B方向)に所定幅で形成され、帯状の締結用バンド50が外周面に装着される。
締結用バンド50は、例えば、弾性を有した金属製の薄板からなるバンド部54と、該バンド部54の長手方向両端にそれぞれ設けられる一組の留め具56a、56bと、一方の留め具56aと他方の留め具56bとを締結する締結ボルト58とから構成される。
また、接続フランジ48の内部には、エアダクト14の上流端側へ向けて窪んで円胴部32の先端が挿入される挿入凹部60が形成される。挿入凹部60は、その略中央部に吸入通路46が開口して連通すると共に、軸方向から見た円胴部32の先端形状に対応した形状で形成され、嵌合凹部34に嵌合される嵌合凸部62を有している。
そして、エアダクト14は、図3に示されるように、その接続フランジ48の挿入凹部60に円胴部32の先端が挿入されて接続される際、嵌合凸部62が嵌合凹部34へと挿入されることで前記円胴部32に対する周方向(矢印D方向)への位置決めがなされると共に、前記嵌合凸部62の軸方向端部が段付部36へと当接することで、軸方向(矢印B方向)における位置決めも同時になされる。
さらに、挿入凹部60には、図2及び図4に示されるように、吸入通路46との境界部に該吸入通路46の延在方向と直交する端壁部(チューブ側端部)64を有し、該端壁部64には、前記吸入通路46側へ向けて延在する連通溝(副通路部)66が形成される。連通溝66は、吸入通路46の延在方向(矢印A、B方向)に対して所定角度傾斜した傾斜状に形成され、吸入通路46の上流側から下流端側(矢印B方向)へ向けて該吸入通路46の内周面から径方向外側へ傾斜するように形成される。換言すれば、連通溝66は、端壁部64の一部を切り欠くように形成され、挿入凹部60と吸入通路46とを連通可能に形成される。
また、図3及び図4に示されるように、エアダクト14の接続フランジ48をスロットルボディ16の円胴部32に対して接続した際、嵌合凸部62と嵌合凹部34との嵌合作用下に互いに周方向(矢印D方向)及び軸方向(矢印A、B方向)に位置決めされることで、上述した連通溝66がバイパス通路44の上流端44aに臨む位置となり、前記連通溝66を介して前記バイパス通路44と吸入通路46とが連通する。すなわち、連通溝66は、吸入通路46とバイパス通路44とを連通可能な連通手段として機能する。
本発明の実施の形態に係る吸気制御装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にスロットルボディ16に対してエアダクト14を接続する場合について説明する。
先ず、図2に示されるように、吸気制御装置10を構成するスロットルボディ16の円胴部32とエアダクト14の下流端となる接続フランジ48とが対向するように配置し、前記円胴部32の嵌合凹部34が、接続フランジ48の嵌合凸部62と接続方向において一直線状となった状態とし、前記円胴部32を前記接続フランジ48の挿入凹部60へと挿入する。すなわち、嵌合凹部34の周方向(矢印D方向)に沿った位置と、嵌合凸部62の周方向に沿った位置とを一致させた状態で円胴部32を接続フランジ48の挿入凹部60へと挿入する。
そして、図3及び図4に示されるように、嵌合凸部62が嵌合凹部34へと挿入されることで、円胴部32に対する接続フランジ48の周方向(矢印D方向)における相対的な位置決めがなされ、連通溝66が円胴部32の先端面に開口したバイパス通路44の上流端44aに臨むように配置される。また、嵌合凸部62の端部が嵌合凹部34において段付部36へと当接することで、該嵌合凸部62を含む接続フランジ48のスロットルボディ16側(矢印B方向)へのさらなる移動が規制され、前記スロットルボディ16に対するエアダクト14の軸方向(矢印A、B方向)への位置決めがなされる。
これにより、図4に示されるように、接続フランジ48の端壁部64に円胴部32の先端面が当接し、吸入通路46と吸気通路22とが略同軸状に配置されて互いに連通すると共に、連通溝66を通じて前記吸入通路46とバイパス通路44とが互いに連通した状態となる。
上述したように嵌合凸部62と嵌合凹部34との嵌合作用下にスロットルボディ16の円胴部32に対してエアダクト14の下流端(接続フランジ48)が周方向(矢印D方向)及び軸方向(矢印A、B方向)に位置決めされた状態で、締結用バンド50の締結ボルト58を螺回させ一組の留め具56a、56bを互いに接近させることで、バンド部54が縮径するように弾性変形し、それに伴って、接続フランジ48が径方向内側へと締め付けられることで円胴部32の外周面に密着する。
これにより、円胴部32と接続フランジ48とが互いに位置決めされた状態で締結用バンド50によって強固に接続され、スロットルボディ16とエアダクト14とが接続された状態となる。
次に、上述したようにエアダクト14の接続された吸気制御装置10の動作について説明する。
先ず、内燃機関が始動して車両におけるアクセル操作部(図示せず)が操作されていないアイドリング状態において、吸気通路22内でバルブ20によって吸気通路22が全閉状態となり、図示しないエアクリーナで取り込まれてエアダクト14の吸入通路46を通じて供給された吸気は、連通溝66を通じてバイパス通路44へと流通することでバルブ20の下流側へと流れ、インレットパイプ12を通じて内燃機関のシリンダ室(燃焼室)へと供給される。この際、バイパス通路44を流れる吸気は、アイドル調整弁40の調整作用下に所望の吸気量に調整がなされた後に下流側へと供給される。このアイドリング用の吸気は、吸気通路22の延在方向に対して斜め方向に延在する連通溝66によって吸入通路46からバイパス通路44へと円滑に導かれることとなる。
次に、図示しない運転者によってアクセル操作部が操作されることで、この操作部に接続された図示しないアクセルワイヤを通じてスロットルドラム30が所定回転量(回転角度)だけ回転することでシャフト18と共にバルブ20が吸気通路22内で回転する。これにより、図示しないエアクリーナを通じて車両の外部から取り込まれた空気は、エアダクト14の吸入通路46から吸気制御装置10の吸気通路22へと流通し、バルブ20の開度によって流量が制御された後、下流側に接続されたインレットパイプ12を通じて内燃機関のシリンダ室へと所望の吸気量で供給される。
以上のように、本実施の形態では、吸気制御装置10を構成するスロットルボディ16の円胴部32に、外気の取り込まれるエアダクト14の下流端が接続されると共に、前記円胴部32の外周面から吸気通路22側へ窪んだ嵌合凹部34が形成され、一方、エアダクト14の接続フランジ48には、前記円胴部32が挿入される挿入凹部60の内部から径方向内側へ突出した嵌合凸部62が形成される。また、挿入凹部60の内部には、吸入通路46の下流端から径方向外側に向けて延在する連通溝66が形成される。
そして、スロットルボディ16の円胴部32にエアダクト14における接続フランジ48を接続する際、嵌合凹部34と嵌合凸部62とを嵌合させることで、前記円胴部32に対して前記接続フランジ48が周方向(矢印D方向)に位置決めされ、前記エアダクト14の連通溝66を前記円胴部32の先端に開口したバイパス通路44に臨むように配置して組み付けることができる。
その結果、嵌合凹部34と嵌合凸部62とを嵌合させることでスロットルボディ16にエアダクト14を接続する際、バイパス通路44と連通溝66との位置調整を行うことなく互いに位置決めされた状態で容易且つ確実に接続することが可能となり、吸気制御装置10の組付工数の削減を図ることができる。また、金属製材料からなるスロットルボディ16に嵌合凹部34を設けることで、該嵌合凹部34を設けていない場合と比較し、前記スロットルボディ16の体積を減少させることができ、それに伴って、吸気制御装置10の軽量化を図ることができる。
なお、本発明に係る吸気制御装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…吸気制御装置 14…エアダクト
16…スロットルボディ 20…バルブ
22…吸気通路 32…円胴部
34…嵌合凹部 36…段付部
44…バイパス通路 46…吸入通路
48…接続フランジ 60…挿入凹部
62…嵌合凸部 66…連通溝

Claims (1)

  1. 内燃機関の燃焼室に接続され該燃焼室に流入する吸気が通過する吸気通路の少なくとも一部を構成するスロットルボディと、該吸気通路の通路断面積を変化させて前記吸気の量を調整するスロットル弁と、前記吸気通路の上流側に接続され外部から取り込まれた前記吸気の流通するチューブとを備え、
    前記スロットルボディは、前記吸気通路の上流端が開口するスロットルボディ側端部を有し、該スロットルボディ側端部の外周面に前記チューブの嵌合部が嵌合されることで前記吸気通路と前記チューブとが接続され、
    前記チューブには、前記嵌合部の内側に形成され前記スロットルボディと前記チューブとの接続時に前記スロットルボディ側端部に対向し、前記吸気通路と連通するチューブ側端部を有し、
    前記吸気通路は、前記スロットルボディ側端部の中心部に形成され前記スロットル弁の配置される第1主通路部と、前記第1主通路部の外側に形成され前記スロットル弁の上流側及び下流側で前記第1主通路部と連通することで該スロットル弁を迂回するバイパス通路部とを有し、
    前記チューブ側端部が、中心部に形成される第2主通路部と、該第2主通路部の周面の一部を径方向外側へ拡幅させた副通路部とを備えた吸気制御装置において、
    前記嵌合部の内周部には、前記第2主通路部側に向かって突出した嵌合凸部を備え、前記スロットルボディ側端部の外周部には前記第1主通路部側に向かって窪んだ嵌合凹部を備え、
    前記スロットルボディと前記チューブとを接続する際、前記嵌合凸部と前記嵌合凹部とが嵌合され前記バイパス通路部と前記副通路部とが連通する、吸気制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2025004253A1 (ja) * 2023-06-28 2025-01-02 日立Astemo株式会社 吸気制御装置

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