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JP2022108404A - ベンチ - Google Patents

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Abstract

Figure 2022108404000001
【課題】仕切部材を座に装着した状態で移動可能とすることにより、仕切部材を容易に移動させることが可能となるベンチを提供する。
【解決手段】ベンチ10は、使用者が着座する着座面を有する座30と、座30に装着され、座30の奥行方向に交差する方向であって、水平方向に沿って延びる延伸方向に沿って移動可能な仕切部材40を少なくとも一つ備え、仕切部材40は、座30と係合する係合部を有し、仕切部材40は、係合部によって座30に装着された状態を維持しながら、座30の延伸方向位置を可変とされる。
【選択図】図1

Description

新規性喪失の例外適用申請有り
この開示は、仕切部材を設けたベンチに関する。
特許文献1には、座を長手方向に区切るために肘置等の仕切部材を設けたベンチにおいて、複数個の座と仕切部材である肘部とに二本の連結材を平行に挿通する技術が開示されている。
特開平11-225852号公報
特許文献1に記載の技術では、一旦設置したベンチにおいて仕切部材を移動させる作業が煩雑となっていた。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
本発明の第1観点に係るベンチは、使用者が着座する着座面を有する座と、前記座に装着され、前記座の奥行方向に交差する方向であって水平方向に沿って延びる延伸方向に沿って移動可能な仕切部材を少なくとも一つ備え、前記仕切部材は、前記座と係合する係合部を有し、前記仕切部材は、前記係合部によって前記座に装着された状態を維持しながら前記座の延伸方向位置を可変とされる。
上記第1観点に係るベンチによれば、仕切部材を座に装着した状態で移動可能とすることにより、仕切部材を容易に移動させることが可能となる。
上記第1観点に係るベンチは、座の奥行方向を短手方向、延伸方向を長手方向とする矩形状とすることができる。また、第1観点に係るベンチは、座の奥行方向と延伸方向とが同じ長さを有する正方形状とすることもできる。また、第1観点に係るベンチは、座を円形状に形成し、奥行方向を座の半径方向、延伸方向を座の周方向とすることもできる。
本発明の第2観点に係るベンチは、第1観点に係るベンチであって、前記座には延伸方向に沿ってスリットが形成され、前記仕切部材の前記係合部は、前記スリットを介して前記座と係合する。
上記第2観点に係るベンチによれば、座の下面で係合部を係合させることにより、ベンチの意匠性を確保することができる。
本発明の第3観点に係るベンチは、第1観点又は第2観点に係るベンチであって、前記仕切部材の可動範囲の端部に位置し、前記仕切部材の外側方向への移動を規制する脱落防止部をさらに備える。
上記第3観点に係るベンチによれば、脱落防止部により仕切部材の座からの脱落を防止できる。
上記第3観点に係るベンチにおいて、座に脱落防止部を設けることが可能である。また、第3観点に係るベンチにおいて、座を支持するフレーム部材に脱落防止部を設けることも可能である。
本発明の第4観点に係るベンチは、第1観点から第3観点の何れか一に係るベンチであって、前記座はフレーム部材に支持され、前記フレーム部材には、前記座に対する前記仕切部材の前記係合部の位置を決めるための位置決め部が設けられる。
上記第4観点に係るベンチによれば、座に対する仕切部材の位置決めが容易となる。
本発明の第5観点に係るベンチは、第4観点に係るベンチであって、前記位置決め部は、上方に向かって開口する凹形状に設けられ、前記係合部は、前記位置決め部に対して上方から挿入され、前記仕切部材は、上方に持ち上げられることにより前記係合部が前記位置決め部から抜き出されて移動可能とされる。
上記第5観点に係るベンチによれば、位置決めした仕切部材の移動を規制できる。
本発明の第6観点に係るベンチは、第1観点から第5観点の何れか一に係るベンチであって、前記仕切部材の移動をガイドするレール部を備える。
上記第6観点に係るベンチによれば、レール部により仕切部材の移動がガイドされるため、仕切部材の移動が容易となる。
上記第6観点に係るベンチにおいて、座にレール部を設けることが可能である。また、第6観点に係るベンチにおいて、座を支持するフレーム部材にレール部を設けることも可能である。
本発明の第7観点に係るベンチは、第1観点から第6観点の何れか一に係るベンチであって、前記仕切部材の上部に平面部が設けられる。
上記第7観点に係るベンチによれば、仕切部材の平面部を用いることにより、仕切部材を肘置き/物置きとして機能させることができる。
本発明の第8観点に係るベンチは、第1観点から第7観点の何れか一に係るベンチであって、前記仕切部材の外面の少なくとも一部は、前記座の外面と共通の素材で構成される。
上記第8観点に係るベンチによれば、ベンチの意匠性を高めることが可能となる。
本発明の第9観点に係るベンチは、第1観点から第8観点の何れか一に係るベンチであって、前記仕切部材を複数個備える。
上記第9観点に係るベンチによれば、座を複数個の仕切部材で区切ることによりベンチの機能性を高めることが可能となる。
一実施形態に係るベンチを示す斜視図。 一実施形態に係るベンチを示す側面図。 一実施形態に係るベンチの分解斜視図。 (a)は仕切部材の支持構成を示した斜視図、(b)は仕切部材の下方斜視図。 仕切部材の支持構成を示した断面図。 仕切部材を移動させる構成を示した断面図。 一実施形態の変形例に係るベンチを示す斜視図。
[ベンチ10]
まず、図1から図3を用いて、本発明の一実施形態に係るベンチ10の全体構成について説明する。本実施形態に係るベンチ10は、道路、公園、駅、バス停等に配置された状態で、使用者が腰かけることを主な目的として使用される。
本明細書においては、ベンチ10に座った状態の使用者の視点でベンチ10の方向を規定する。即ち、図1における左下方向をベンチ10の前方、右上方向をベンチ10の後方とする。同様に、図1における左上方向をベンチ10の右側方、右下方向をベンチ10の左側方とする。
図1から図3に示す如く、ベンチ10は、フレーム部材11、背板21、前側幕板22、後側幕板23、座30、及び、仕切部材40等を主な要素として構成されている。本実施形態において、背板21、前側幕板22、後側幕板23、座30、及び、仕切部材40を構成する仕切板41には、木材の表面に塗装を施した部材を用いている。なお、これらの部材を樹脂製又は金属製の素材で構成することも可能である。以下、ベンチ10の各構成要素について説明する。
フレーム部材11はスチール板に折り曲げ加工を施した部品を溶接等により連結して構成される金属製部材である。フレーム部材11は、二個の脚部12・12、それぞれの脚部12・12から上方に延出される背部13・13、脚部12・12を連結する二本の連結部14・14、連結部14・14の間に設けられる二本の規制部15・15、規制部15・15の中央部を支持する中央支持部16等を備える。なお、木材、樹脂性素材等を用いてフレーム部材11を構成することも可能である。
脚部12・12は、ベンチ10の左右それぞれの両端側の下部に設けられてベンチ10を支持する。図2に示す如く、脚部12は側面視で略矩形、且つ、下部が前後方向に拡幅された末広がり形状に形成される。脚部12の上面は座板支持部12aとして形成されている。脚部12における座板支持部12aの下側には、他の脚部12に対向する支持板12bが設けられている(図5を参照)。
図2に示す如く、本実施形態に係るベンチ10は、脚部12・12と地面との間に脚スペーサ12cが介挿された状態で、アンカーボルトにより地面に固定される。なお、脚部12・12を地面に直接当接させてベンチ10を配置することも可能である。
それぞれの脚部12の後部からは、背部13が上方に向けて延出される。図1から図3に示す如く、左右両側の背部13・13には、背部13・13を連結する二枚の背板21・21が固定ねじにより固定される。本実施形態に係るベンチ10において、各部材を連結するために用いられる固定ねじは、設置者・管理者等、所定の者以外に取外しができないように特殊ねじを採用することが好ましい(以下についても同様)。
なお、本発明に係るベンチにおいて、これらの背部13及び背板21を設けない構成とすることも可能である。この場合は、使用者がベンチ10の前側から腰かけるだけでなく、ベンチ10の後側から腰かけたり、ベンチ10に跨って使用したりすることができる。
図1から図3に示す如く、それぞれの脚部12・12における前部の内側面(後面)には、脚部12・12を連結する二枚の前側幕板22・22が固定ねじにより固定される。同様に、それぞれの脚部12・12における後部の内側面(前面)には、脚部12・12を連結する二枚の後側幕板23・23が固定ねじにより固定される。なお、本発明に係るベンチ10において、これらの前側幕板22及び後側幕板23を設けない構成とすることも可能である。
それぞれの脚部12における支持板12bは、前後それぞれに設けられるL型アングルである連結部14・14により連結される。図2に示す如く、連結部14の上面には座30を構成する第一座板31が載置される。
連結部14・14の間には板状の規制部15・15が設けられる。図2に示す如く、規制部15の上面には座30を構成する第二座板32が配置される。規制部15・15の上部には多数の凹形状が位置決め部15aとして形成される。左右方向の最も外側に形成される位置決め部15aの外側には脱落防止部として、他の箇所よりも高さ寸法が大きく形成された規制部15bが形成されている。規制部15・15の左右方向中央部は中央支持部16により連結される。
それぞれの脚部12・12における座板支持部12a・12aには、座30を構成する第一座板31・31及び第二座板32・32が固定ねじにより固定される。第一座板31及び第二座板32はそれぞれ、ベンチ10の左右方向に長手方向を有する板状素材である。座30の上面は、使用者が着座する着座面として構成される。図1から図3に示す如く、第一座板31・31は座30における前後端部に配置される。第二座板32・32は第一座板31・31の間に配置される。第二座板32・32は、固定ねじにより中央支持部16の上面にも固定される。
本実施形態に係るベンチ10においては、前後方向を座30の「奥行方向」、左右方向を座30の「延伸方向」と記載する。本実施形態では、座30における隣接する第一座板31と第二座板32との間にはスリットが形成される。即ち、座30には延伸方向に沿ってスリットが形成されている。
[仕切部材40]
図1から図3に示す如く、本実施形態に係るベンチ10は、座30に装着される三個の仕切部材40を備える。それぞれの仕切部材40は、座30の延伸方向に沿って移動可能とされる。なお、ベンチ10において仕切部材40は少なくとも一個設けられていれば良く、その個数は限定されるものではない。以下、図4から図6を用いて、仕切部材40の具体的な構成について説明する。
図4から図6に示す如く、仕切部材40は、仕切板41、スペーサ42、及び、二個の係合部43・43を備える。仕切板41はベンチ10の前後方向に長手方向を有する板状素材である。仕切41は、座30を構成する第一座板31及び第二座板32の外面と共通の素材で構成される。スペーサ42は仕切板41の下面に固定される筒状の部材である。係合部43は金属板がクランク形状に折り曲げられて形成されている。係合部43は、それぞれの下端部が対向する係合部43の方向に延出される姿勢で、上端部が仕切板41の下面に固定される。
図3、図5、及び図6に示す如く、仕切部材40における係合部43・43は、座30における第二座板32・32と係合する。換言すると、第二座板32・32は、仕切部材40の係合部43・43の間に挿入された状態で、座板支持部12a・12a及び中央支持部16に固定される。これにより、仕切部材40は図6中の矢印に示す如く、係合部43・43によって座30に装着された状態を維持しながら座30の延伸方向位置が可変となる。
本実施形態に係るベンチ10によれば、仕切部材40を座30に装着した状態で移動させることが可能となる。このため、仕切部材40を座30の延伸方向に移動させる際に、座30を構成する第一座板31及び第二座板32をフレーム部材11から取り外す必要がなく、仕切部材40を容易に移動させることが可能となる。
また、本実施形態に係るベンチ10によれば、仕切部材40を座30に装着した状態を維持することにより、座30の前端部をスケートボードで滑るような使用を防ぐことができる。また、ベンチ10によれば、仕切部材40を座30に装着した状態を維持することにより、泥酔者等が座30に寝転ぶような使用を抑制することができる。
また、本実施形態に係るベンチ10においては図3及び図5に示す如く、仕切部材40の係合部43は、座30の延伸方向に沿って第一座板31と第二座板32との間に形成されるスリットを介して座30と係合する。このように、ベンチ10においては、使用者からは視認できない座30の下面で係合部43を係合させることにより、ベンチ10の意匠性を確保している。
また、本実施形態に係るベンチ10において、座30はフレーム部材11に支持され、フレーム部材11の規制部15・15の上部には、座30に対する仕切部材40の係合部43の位置を決めるために多数の凹形状が位置決め部15aとして形成されている。これにより、位置決め部15aに係合部43を挿入して仕切部材40の位置決めをすることが可能となるため、座30に対する仕切部材40の位置決めが容易となる。
また、本実施形態において、位置決め部15aは上方に向かって開口する凹形状に設けられるため、仕切部材40は上方に持ち上げられることにより係合部43が位置決め部15aから抜き出されて移動可能とされる。これにより、係合部43を位置決め部15aに挿入して仕切部材40を位置決めした状態においては、仕切部材40を持ち上げないと座30の延伸方向に移動させることができない。即ち、ベンチ10において一度位置決めした仕切部材40の移動を規制することが可能となる。これにより、仕切部材40の移動方法を知らない者が容易に仕切部材40を移動させることを防止できる。
また、本実施形態に係るベンチ10において、左右方向の最も外側に形成される位置決め部15aの外側には脱落防止部として規制部15bが形成される。即ち、規制部15bは仕切部材40の可動範囲の端部に位置して係合部43と当接することにより、仕切部材40の外側方向への移動を規制している。この規制部15bにより、仕切部材40が座30の端部よりも外側に移動して座30から脱落することを防止している。
また、本実施形態に係るベンチ10において、仕切部材40は、係合部43・43の間に第二座板32・32が挿入された状態で座30に固定される。このため、仕切部材40は第二座板32・32に沿って座30の延伸方向に移動する。即ち、第二座板32・32は、仕切部材40の延伸方向への移動をガイドするレール部として機能する。このように、本実施形態に係るベンチ10においては、レール部である第二座板32・32で仕切部材40の移動をガイドすることにより、仕切部材40を容易に移動可能としている。
また、本実施形態に係るベンチ10において、仕切部材40における仕切板41の上部に平面部が設けられる。これにより、仕切板41の平面部を用いて、仕切部材40を肘置き/物置きとして機能させることができる。さらに、図7に示す変形例に係るベンチ10Aの如く、仕切部材40を一箇所に集めて用いた場合は、仕切板41の平面部をテーブルとして用いることも可能となる。
なお、図7に示すベンチ10Aの如く、仕切部材40を一箇所に集めた場合は、ベンチ10Aの使用者同士でソーシャルディスタンスを確保することができる。このように、感染症対策を施した状態でベンチ10Aを使用することができる。
また、本実施形態に係るベンチ10において、仕切部材40の外面の一部を構成する仕切板41は、座30を構成する第一座板31及び第二座板32の外面と共通の素材で構成される。これにより、ベンチ10の外観に統一性を持たせることができるため、ベンチ10の意匠性を高めることが可能となる。
また、本実施形態に係るベンチ10は三個の仕切部材40を備える。これにより、座30を仕切部材40で四個のスペースに区切ることができるため、ベンチ10の機能性を高めることが可能となる。
[他の変形例]
上記実施形態は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
本実施形態に係るベンチ10は、座30の奥行方向を短手方向、延伸方向を長手方向とする矩形状として形成したが、本発明に係るベンチは、座の奥行方向と延伸方向とが同じ長さを有する正方形状とすることもできる。また、本発明に係るベンチは、座を円形状に形成し、奥行方向を座の半径方向、延伸方向を座の周方向とすることもできる。即ち、本発明は、本実施形態の如く「長手方向を有するベンチ」のみに適用されるものではなく、「長手方向を有しないベンチ」にも適用することが可能である。
また、本発明に係るベンチは、係合部を有する仕切部材が座に装着された状態を維持しながら座の延伸方向位置が可変とされる構成であれば良く、フレーム部材を設けない構成とすることも可能である。具体的には、脚部を一体的に備える座に仕切部材を設ける構成とすることも可能である。また、ベンチにフレーム部材を設けた場合でも、脚部等の形状は本実施形態に限定されるものではない。
また、仕切部材40の係合部43を、座30に形成されたスリットではなく、座30の前端部及び/又は後端部に係合させる構成とすることも可能である。また、仕切部材40の係合部の形状は本実施形態以外にも、L字形状、逆T字形状、U字形状等、様々な形状を採用することができる。即ち、座30と仕切部材40の係合部とは、互いに係合する状態で仕切部材40が移動可能とされる構成であれば良く、その具体的態様は限定されるものではない。
また、仕切部材40においてスペーサ42を設けない構成とすることも可能である。逆に、仕切部材40のスペーサ42の高さ寸法をより大きくして、仕切部材40を座30の上方の空間を区切るための仕切板として構成することも可能である。
また、仕切部材40の外側方向への移動を規制する脱落防止部を、フレーム部材11における他の部分に設けることも可能である。例えば、フレーム部材11に仕切部材40の係合部43と当接する規制フレームを設けることも可能である。
また、脱落防止部をフレーム部材11ではなく座30に設けることも可能である。例えば、座30の上面に突起部を設け、この突起部と仕切部材40とが当接することにより仕切部材40の移動を規制する構成とすることも可能である。また、座30の下面に突起部を設け、この突起部と係合部43とが当接することにより仕切部材40の移動を規制する構成とすることも可能である。このように、脱落防止部は仕切部材40の外側方向への移動を規制する構成であれば良く、その具体的態様は限定されるものではない。
また、フレーム部材11に位置決め部15aを設けない構成とすることも可能である。この場合は、仕切部材40は座30の延伸方向における任意の位置に配置することが可能となる。
また、フレーム部材11に位置決め部15aを設けた場合、位置決め部15aごとに係合部43をねじ止め可能な構成を設けることも可能である。この場合は、ベンチ10の管理者等、所定の者のみが仕切部材40を移動させることが可能となる。
また、仕切部材40の位置決めの方法として、上方に向かって開口する凹形状の位置決め部15aに対して上方から挿入する方法の他に、座30の奥行方向にスライド移動させる方法や、仕切部材40を回転させる方法など、他の方法を採用することも可能である。
また、仕切部材40の移動をガイドするレール部をフレーム部材11に設けることも可能である。例えば、フレーム部材11に延伸方向に沿ってガイド溝を形成し、このガイド溝の内部に仕切部材40の係合部43が挿入される構成とすることも可能である。
また、仕切部材40の上面を平面ではなく曲面形状や凹凸形状とすることも可能である。この場合、泥酔者等が座30に寝転ぶような使用をより抑制することが可能となる。また、仕切部材40の一部又は全部の外面を座30の外面と別の素材で構成することも可能である。
10 ベンチ 10A ベンチ(変形例)
11 フレーム部材 12 脚部
12a 座板支持部 12b 支持板
12c 脚スペーサ 13 背部
14 連結部 15 規制部
15a 位置決め部 15b 規制部(脱落防止部)
16 中央支持部
21 背板 22 前側幕板
23 後側幕板
30 座 31 第一座板
32 第二座板
40 仕切部材 41 仕切板
42 スペーサ 43 係合部

Claims (9)

  1. 使用者が着座する着座面を有する座と、
    前記座に装着され、前記座の奥行方向に交差する方向であって水平方向に沿って延びる延伸方向に沿って移動可能な仕切部材を少なくとも一つ備え、
    前記仕切部材は、前記座と係合する係合部を有し、
    前記仕切部材は、前記係合部によって前記座に装着された状態を維持しながら前記座の延伸方向位置を可変とされる、ベンチ。
  2. 前記座には延伸方向に沿ってスリットが形成され、
    前記仕切部材の前記係合部は、前記スリットを介して前記座と係合する、請求項1に記載のベンチ。
  3. 前記仕切部材の可動範囲の端部に位置し、前記仕切部材の外側方向への移動を規制する脱落防止部をさらに備える、請求項1又は請求項2に記載のベンチ。
  4. 前記座はフレーム部材に支持され、
    前記フレーム部材には、前記座に対する前記仕切部材の前記係合部の位置を決めるための位置決め部が設けられる、請求項1から請求項3の何れか一項に記載のベンチ。
  5. 前記位置決め部は、上方に向かって開口する凹形状に設けられ、
    前記係合部は、前記位置決め部に対して上方から挿入され、
    前記仕切部材は、上方に持ち上げられることにより前記係合部が前記位置決め部から抜き出されて移動可能とされる、請求項4に記載のベンチ。
  6. 前記仕切部材の移動をガイドするレール部を備える、請求項1から請求項5の何れか一項に記載のベンチ。
  7. 前記仕切部材の上部に平面部が設けられる、請求項1から請求項6の何れか一項に記載のベンチ。
  8. 前記仕切部材の外面の少なくとも一部は、前記座の外面と共通の素材で構成される、請求項1から請求項7の何れか一項に記載のベンチ。
  9. 前記仕切部材を複数個備える、請求項1から請求項8の何れか一項に記載のベンチ。


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