JP2022107504A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】打撃部を付勢するコイルスプリングの耐久性が向上した作業機を実現する。【解決手段】打込機1Aは、止具を打撃するドライバブレード32と、螺旋状に巻かれた線材によって形成され、上下方向に伸縮可能なコイルスプリング51と、コイルスプリング51に対して上下方向に対向して配置され、コイルスプリング51の付勢力を受ける荷重受け部と、コイルスプリング51の付勢力により上下方向に移動可能なプランジャ31と、コイルスプリング51と前記荷重受け部との間に介在する緩衝部材80bと、を有する。緩衝部材80bは、コイルスプリング51の下端部と前記荷重受け部との間に介在する介在部と、コイルスプリング51の下端部の内側に挿入される挿入部と、を備え、コイルスプリング51の下端部は、前記荷重受け部に対して移動可能である。【選択図】図2
Description
本発明は、釘やステープルなどの止具を木材や石膏ボードなどの相手材に打ち込む打込み作業に適した作業機に関する。
上記のような作業機の1つとして、付勢部材に付勢されて止具を打撃する打撃部を有する打込機が知られている。例えば、特許文献1には、止具を打撃するドライバブレードと、ドライバブレードを付勢するコイルバネ(コイルスプリング)と、を有する打込機が記載されている。
上記のような作業機の寿命を延ばすために、コイルスプリングの耐久性を向上させることが求められている。
本発明の目的は、打撃部を付勢するコイルスプリングの耐久性が向上した作業機を提供することである。
作業機は、止具を打撃する打撃部と、螺旋状に巻かれた線材によって形成され、第1方向に伸縮するコイルスプリングと、前記コイルスプリングに対し前記第1方向に対向して配置され、前記コイルスプリングの付勢力を受ける荷重受け部と、前記コイルスプリングの付勢力により前記第1方向に移動可能な可動部と、前記コイルスプリングと前記荷重受け部との間に介在する緩衝部材と、を有する。前記緩衝部材は、前記コイルスプリングの前記第1方向における端部と前記荷重受け部との間に介在する介在部と、前記コイルスプリングの前記端部の内側に挿入される挿入部と、を備える。前記コイルスプリングの前記端部は、前記荷重受け部に対して移動可能である。
本発明によれば、打撃部を付勢するコイルスプリングの耐久性が向上した作業機が実現される。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係る作業機の一例である打込機1Aの外観を示す側面図である。図1に示されている打込機1Aは、釘やステープルなどの止具を木材や石膏ボードなどの相手材に打ち込む打込み作業に適している。
打込機1Aは、ハウジング10およびマガジン20を有する。ハウジング10は、機構部収容室11,ハンドル12,モータ収容室13および連結部14を含む。ハンドル12およびモータ収容室13の長手方向一端側は機構部収容室11と繋がっており、ハンドル12およびモータ収容室13の長手方向他端側は連結部14と繋がっている。つまり、機構部収容室11,ハンドル12,モータ収容室13および連結部14は一体である。
ハウジング10の機構部収容室11は、全体として略角筒形の形状を有する。ここで、図1に示されている機構部収容室11の長手方向を「上下方向」と定義し、ハンドル12およびモータ収容室13の長手方向を「前後方向」と定義する。また、上下方向および前後方向と直交する方向を「左右方向」と定義する。もっとも、かかる定義は説明の便宜上の定義に過ぎない。
上記定義に従うと、ハンドル12は、モータ収容室13の上方に位置しており、機構部収容室11の一側(後ろ側/背面)から後方に向かって延在している。一方、モータ収容室13は、ハンドル12の下方に位置しており、機構部収容室11の一側(後ろ側/背面)から後方に向かって延在している。また、連結部14は、ハンドル12の後端とモータ収容室13の後端とを繋いでいる。
ハウジング10は、ナイロンやポリカボネートなどの合成樹脂によって形成された2つのハウジング部材によって構成されている。具体的には、互いに突き合わされ、かつ、固定された2つのハウジング部材によって、機構部収容室11,ハンドル12,モータ収容室13および連結部14を含むハウジング10が形成されている。
図2は、打込機1Aの内部構造を示す説明図である。図2では、ハウジング10を形成する2つのハウジング部材の一方が省略され、ハウジング10の内部が露出されている。図2に示されているハウジング部材の内側には複数のねじボス15が一体成形されている。2つのハウジング部材は、図2には示されていないハウジング部材を貫通して図2に示されているハウジング部材のねじボス15にねじ結合される複数本のねじによって互いに固定される。
図示は省略されているが、ハウジング10の表面の少なくとも一部は樹脂製カバーによって覆われている。具体的には、ハウジング10の表面の少なくとも一部は、ハウジング10の上に二層成形(二色成形)によって形成(積層)された樹脂層(エラストマ層)によって覆われている。
さらに、機構部収容室11とハンドル12の先端とは、ハウジング10の表面を覆っている樹脂製カバーの一部を介して接続されている。つまり、機構部収容室11とハンドル12とは、軟質部材を介して接続されている。この結果、機構部収容室11とハンドル12とは相対移動可能であり、機構部収容室11からハンドル12への振動伝達が抑制または低減される。
打込機1Aは、止具を打撃する打撃機構30を有している。打撃機構30は、第1の可動部としてのプランジャ31と、打撃部としてのドライバブレード32と、を含んでいる。プランジャ31は、後述するコイルスプリング51の付勢力を受けて上下方向に移動可能であり、ドライバブレード32は、プランジャ31に取り付けられている。したがって、第1の可動部としてのプランジャ31と打撃部としてのドライバブレード32とは、一体的に上下動する。尚、本実施形態における上下方向は、本発明の第1方向に相当し、かつ、コイルスプリング51の伸縮方向と一致する。
図3は、プランジャ31の拡大斜視図である。プランジャ31は、一体成形された底部33,装着部34,壁部35,筒部36およびアーム部37を有する。壁部35は、底部33の周縁に当該底部33の全周に亘って形成されている。筒部36は、底部33の略中央から上方に向かって突出している。筒部36を基準としたとき、装着部34はプランジャ31の前側に設けられており、アーム部37はプランジャ31の後ろ側に設けられている。
装着部34は、壁部35から前方に向かって突出している。装着部34は、ドライバブレード32の上端に設けられている接続孔に挿通される(図2参照)。アーム部37には、3本のアーム(アーム37a,アーム37b,アーム37c)が含まれる。アーム37aおよびアーム37cは下方に向かって延びており、アーム37bは上方に向かって延びている。それぞれのアーム37a,37b,37cの先端は、後方に向かって略90度屈曲して係合部を形成している。
図1に示されているマガジン20は、図2に示されているドライバブレード32によって打撃される複数本の止具を収容する。マガジン20は、収容している複数本の止具を1本ずつ射出路21に供給する供給機構(フィーダ)を備えている。マガジン20から射出路21に送り出された止具は、射出路21内を下方に移動するドライバブレード32によって打撃され、射出路21の出口である射出口から射出される。
図2に示されるように、打込機1Aは、打撃機構30を移動させるための機構を備えている。具体的には、打込機1Aは、プランジャ31およびドライバブレード32を上方に移動させる駆動機構40と、プランジャ31およびドライバブレード32を下方に移動させる付勢機構50と、を備えている。つまり、駆動機構40と付勢機構50とは、打撃機構30を互いに逆方向に移動させる。
駆動機構40は、第1ギヤ41,第2ギヤ42および第3ギヤ43を備えている。第1ギヤ41,第2ギヤ42および第3ギヤ43は、それぞれ回転可能に支持されている。
第1ギヤ41には、モータ44から出力される回転駆動力が遊星歯車式の減速機構45を介して入力される。つまり、第1ギヤ41は、モータ44によって回転駆動される。第1ギヤ41は第2ギヤ42と噛み合っており、第2ギヤ42は第3ギヤ43と噛み合っている。言い換えれば、第2ギヤ42は、第1ギヤ41および第3ギヤ43の双方と噛み合っている。よって、第1ギヤ41に回転駆動力が入力されると、第1ギヤ41,第2ギヤ42および第3ギヤ43がそれぞれ回転する。尚、第1ギヤ41および第3ギヤ43の前面には、それぞれ1本のカムローラが設けられている。また、第2ギヤ42の前面には、2本のカムローラが設けられている。
付勢機構50は、上下方向に伸縮するコイルスプリング51と、コイルスプリング51に挿通されたガイドシャフト52と、を備えている。ガイドシャフト52は、コイルスプリング51の伸縮時に当該コイルスプリング51の伸縮をガイドする。
図4,図5に示されるように、コイルスプリング51は、螺旋状に巻かれた線材によって形成されている。コイルスプリング51は、上下方向(第1方向)における一方の端部(第1端部51a)と、上下方向(第1方向)における他方の端部(第2端部51b)と、を備えている。以下の説明では、コイルスプリング51の第1端部51aを“上端部51a”と呼び、第2端部51bを“下端部51b”と呼ぶ場合がある。
図2に示されるように、打込機1Aは、打撃機構30に加えてカウンタウエイト60を備えている。カウンタウエイト60は、打撃機構30と同じく、駆動機構40および付勢機構50によって移動される。もっとも、駆動機構40はカウンタウエイト60を下方に移動させる一方、付勢機構50はカウンタウエイト60を上方に移動させる。具体的には、駆動機構40は、打撃機構30(プランジャ31およびドライバブレード32)を上方に移動させながらカウンタウエイト60を下方に移動させる。一方、付勢機構50は、打撃機構30(プランジャ31およびドライバブレード32)を下方に移動させながらカウンタウエイト60を上方に移動させる。つまり、カウンタウエイト60は、コイルスプリング51の付勢力を受けてプランジャ31およびドライバブレード32とは逆方向に移動する第2の可動部である。プランジャ31,ドライバブレード32およびカウンタウエイト60の上下動については、後に改めて説明する。
図2に示されるように、機構部収容室11の下端にはボトムホルダ71が設けられ、機構部収容室11の上端にはトップホルダ72が設けられている。図4,図5に示されるように、ボトムホルダ71とトップホルダ72とは、上下に延びる一対のフレーム部材70によって連結されている。別の見方をすると、ボトムホルダ71は、一対のフレーム部材70の下端に固定され、トップホルダ72は、一対のフレーム部材70の上端に固定されている。
プランジャ31は、コイルスプリング51の下端部51bとボトムホルダ71との間に配置されており、プランジャ31とボトムホルダ71との間にはリング状の弾性部材73が配置されている。一方、カウンタウエイト60は、コイルスプリング51の上端部51aとトップホルダ72との間に配置されており、カウンタウエイト60とトップホルダ72との間にはリング状の弾性部材74が配置されている。
弾性部材73,74は、ゴムなどの弾性材料によって形成されている。弾性部材73は、コイルスプリング51の付勢力を受けて下方(第1方向の一方側)に移動する第1の可動部(プランジャ31)を受け止め、プランジャ31の衝突によるボトムホルダ71の破損や変形などを防止する。一方、弾性部材74は、コイルスプリング51の付勢力を受けて上方(第1方向の他方側)に移動する第2の可動部(カウンタウエイト60)を受け止め、カウンタウエイト60の衝突によるトップホルダ72の破損や変形などを防止する。そこで以下の説明では、弾性部材73を“プランジャダンパ73”と呼び、弾性部材74を“ウエイトダンパ74”と呼ぶ場合がある。
図5に示されるように、プランジャ31の筒部36は、コイルスプリング51の下端部51bに挿入されている。さらに、コイルスプリング51の下端部51bに挿入されているプランジャ31の筒部36に、ガイドシャフト52の下部が挿入されている。ガイドシャフト52に下部は、プランジャ31およびプランジャダンパ73を貫通してボトムホルダ71に連結されている。この結果、コイルスプリング51の下端部51bは、プランジャ31の底部33と上下に対向して配置されており、底部33はコイルスプリングの付勢力を受ける荷重受け部となる。もっとも、プランジャ31の底部33とコイルスプリング51の下端部51bとの間には、緩衝部材80bが介在している。緩衝部材80bの詳細については後に改めて説明する。
カウンタウエイト60は、角筒状に形成されており、コイルスプリング51の上部に被せられている。カウンタウエイト60の内側には、プランジャ31の筒部36と同様の筒部62が設けられている。
カウンタウエイト60の筒部62は、コイルスプリング51の上端部51aに挿入されている。さらに、コイルスプリング51の上端部51aに挿入されている筒部62に、ガイドシャフト52の上部が挿入されている。ガイドシャフト52の上部は、カウンタウエイト60およびウエイトダンパ74を貫通してトップホルダ72に連結されている。この結果、コイルスプリング51の上端部51aは、カウンタウエイト60の天井61と上下に対向して配置されており、天井61はコイルスプリングの付勢力を受ける荷重受け部となる。もっとも、カウンタウエイト60の天井61とコイルスプリング51の上端部51aとの間には、第2の緩衝部材80aが介在している。第2の緩衝部材80aの詳細については後に改めて説明する。また、以下の説明では、緩衝部材80bを“下側ホルダ80b”と呼び、第2の緩衝部材80aを“上側ホルダ80a”と呼ぶ場合がある。
次に、打込機1Aの動作について概説する。図2等に示されているトリガレバー2に対する操作を含む所定の条件が満たされると、コントローラ16の制御の下でバッテリ3からモータ44に電力が供給される。既述のとおり、モータ44から出力される回転駆動力は、第1ギヤ41に入力される。すると、第1ギヤ41が回転し、第2ギヤ42が第1ギヤ41と逆方向に回転し、第3ギヤ43が第1ギヤ41と同方向に回転する。
第1ギヤ41が回転すると、第1ギヤ41のカムローラがプランジャ31のアーム37a(図3)に係合し、プランジャ31を押し上げる。すると、プランジャ31は、コイルスプリング51を圧縮しながら上方に移動する。
その後、第1ギヤ41のカムローラがアーム37aに係合している間に、第2ギヤ42の一方のカムローラがプランジャ31のアーム37b(図3)に係合し、プランジャ31をさらに押し上げる。然る後、第1ギヤ41のカムローラとアーム37aとの係合が解除される。
次いで、第2ギヤ42の一方のカムローラがプランジャ31のアーム37bに係合している間に、第2ギヤ42の他方のカムローラがプランジャ31のアーム37c(図3)に係合し、プランジャ31をさらに押し上げる。
一方、第3ギヤ43が回転すると、第3ギヤ43のカムローラがカウンタウエイト60に係合し、カウンタウエイト60を押し下げる。すると、カウンタウエイト60は、コイルスプリング51を圧縮しながら下方に移動する。
この結果、プランジャ31は、図6に示されている位置(下死点)から図7に示されている位置(上死点)まで、コイルスプリング51を圧縮しながら移動する(上昇する)。一方、カウンタウエイト60は、図6に示されている位置(下死点)から図7に示されている位置(上死点)まで、コイルスプリング51を圧縮しながら移動する(降下する)。別の見方をすると、コイルスプリング51は、プランジャ31およびカウンタウエイト60によって上下から圧縮され、復元力(付勢力)を蓄積する。
プランジャ31が上死点まで上昇すると、第2ギヤ42(図2)とプランジャ31との係合が解除される。また、第3ギヤ43(図2)とカウンタウエイト60との係合が解除される。すると、図7に示されているプランジャ31は、コイルスプリング51の復元力(付勢力)を受けて下方に移動し、プランジャ31に取り付けられているドライバブレード32(図2)も下方に移動する。別の見方をすると、プランジャ31は、コイルスプリング51の付勢力をドライバブレード32に伝達する伝達部材である。一方、図7に示されているカウンタウエイト60は、ストッパによって移動が規制されており、プランジャ31およびドライバブレード32と同時には移動を開始しない。
その後、プランジャ31が所定位置まで降下すると、カウンタウエイト60に対する移動規制が解除される。すると、カウンタウエイト60がコイルスプリング51の復元力(付勢力)によって上方に移動される。
上記のようにしてプランジャ31とカウンタウエイト60とが互いに逆方向に移動することにより、ドライバブレード32が止具を打撃したときの反動が低減される。尚、プランジャ31が降下を開始するタイミングとカウンタウエイト60が上昇を開始するタイミングとを適切に設定することにより、反動低減効果をさらに高めることができる。
尚、打込機1Aは、上記のように上下動するカウンタウエイト60によって操作される位置検出スイッチを備えている。位置検出スイッチは、上死点に到達したカウンタウエイト60によって押され、カウンタウエイト60によって押された位置検出スイッチは、信号を出力する。位置検出スイッチから出力された信号は、電気配線を介してコントローラ16に入力される。したがって、コントローラ16は、カウンタウエイト60が上死点に到達したか否かを判別することができる。
次に、上側ホルダ80aおよび下側ホルダ80bについて改めて説明する。図5等に示されている上側ホルダ80aおよび下側ホルダ80bは、実質的に同一の形状および構造を有している。そこで、以下の説明では、上側ホルダ80aおよび下側ホルダ80bを“ホルダ80”と総称する場合がある。
図6,図7に示されるように、ホルダ80は、環状の介在部81と、筒形状の挿入部82と、を備えている。より特定的には、挿入部82は、介在部81から立ち上がる筒形状(円筒形状)を有する。言い換えれば、挿入部82は、介在部81から第1方向に延びる筒形状(円筒形状)を有する。介在部81および挿入部82は、ポリウレタンによって一体に形成されている。挿入部82は、介在部81と同軸であって、かつ、介在部81よりも小径である。別の見方をすると、介在部81は、挿入部82の一端に設けられたフランジである。
既述のとおり、下側ホルダ80bは、プランジャ31とコイルスプリング51の下端部51bとの間に介在している。具体的には、コイルスプリング51の下端部51bに挿入されるとともにガイドシャフト52の下部が挿入されているプランジャ31の筒部36が、下側ホルダ80bの挿入部82に挿入されている。別の見方をすると、ガイドシャフト52,プランジャ31の筒部36,下側ホルダ80bの挿入部82,コイルスプリング51の下端部51bが、この順で径方向内側から外側に向かって並んでいる。
この結果、挿入部82の一端にフランジ状に形成されている介在部81は、コイルスプリング51の下端部51bとプランジャ31の底部33との間に介在している。一方、挿入部82は、コイルスプリング51の下端部51bとプランジャ31の筒部36との間に介在している。
図7に示されているコイルスプリング51の圧縮が解除されると、当該コイルスプリング51は、高速で伸長してプランジャ31を下方に移動させる。その後、図8に示されるように、プランジャ31がプランジャダンパ73にぶつかると、コイルスプリング51の伸長が急激に止められる。このとき、コイルスプリング51の下端部51bとプランジャ31の底部33との衝突が下側ホルダ80bの介在部81によって回避され、コイルスプリング51の下端部51bの破損や変形などが防止される。また、下端部51bの径方向の移動が下側ホルダ80bの挿入部82によって規制され、下端部51bの座屈が防止される。これらの結果、コイルスプリング51の耐久性が向上する。
尚、コイルスプリング51は金属によって形成されているのに対し、下側ホルダ80bはポリウレタンによって形成されている。よって、下側ホルダ80bとの接触によってコイルスプリング51が傷付くことはない。例えば、コイルスプリング51の内周が挿入部82の外周面に接触しても、コイルスプリング51が傷付くことはない。もっとも、下側ホルダ80bの材料はポリウレタンに限られず、他の弾性材料や軟質材料を選択することもできる。
一方、介在部81が柔らか過ぎると、コイルスプリング51の下端部51bの破損や変形などを十分に防止できない虞がある。例えば、介在部81が柔らか過ぎると、コイルスプリング51の下端部51bが介在部81に食い込んでしまう虞がある。そこで、介在部81を含む下側ホルダ80bの硬さは、HSA85~95又はこれに相当する硬さであることが好ましい。尚、プランジャダンパ73およびウエイトダンパ74の硬さは、HSA75~90又はこれに相当する硬さであることが好ましい。
ここで、下側ホルダ80bの挿入部82の外径は、コイルスプリング51の内径よりも小さい。言い換えると、下側ホルダ80bの挿入部82は、コイルスプリング51の下端部51bに遊嵌されている。別の見方をすると、挿入部82の外周面は、コイルスプリング51の内周に当接可能な状態でコイルスプリング51の内周と対向している。
一方、下側ホルダ80bの挿入部82の内径は、プランジャ31の筒部36の外径よりも大きい。言い換えると、プランジャ31の筒部36は、下側ホルダ80bの挿入部82に遊嵌されている。別の見方をすると、挿入部82の内周面と筒部36の外周面との間にはクリアランスが存在している。
つまり、プランジャ31,コイルスプリング51および下側ホルダ80bは、互いに係合しておらず、固定されてもいない。よって、下側ホルダ80bは、プランジャ31の底部(荷重受け部)33に対して移動可能である。また、コイルスプリング51の下端部51bは、プランジャ31の底部(荷重受け部)33に対して移動可能である。したがって、プランジャ31がプランジャダンパ73にぶつかり、コイルスプリング51の伸長が急激に止められたときに、図9に示されるようなコイルスプリング51の下端部51bの変位(浮き上がり)が許される。一方、コイルスプリング51の下端部51bがプランジャ31に固定されていた場合、コイルスプリング51の下端部51bのプランジャ31に対する変位は一切許されない。すると、コイルスプリング51に無用な力(主に引張力)が加わることになる。このような無用な力は、コイルスプリング51の劣化を早める一因となる。
図6,図7に示されるように、上側ホルダ80aは、カウンタウエイト60とコイルスプリング51の上端部51aとの間に介在している。具体的には、コイルスプリング51の上端部51aに挿入されるとともにガイドシャフト52の上部が挿入されているカウンタウエイト60の筒部62が、上側ホルダ80aの挿入部82に挿入されている。この結果、挿入部82の一端にフランジ状に形成されている介在部81は、コイルスプリング51の上端部51aとカウンタウエイト60の天井61との間に介在している。一方、挿入部82は、コイルスプリング51の上端部51aとカウンタウエイト60の筒部62との間に介在している。プランジャ31,コイルスプリング51および下側ホルダ80bの関係と同様に、カウンタウエイト60,コイルスプリング51および上側ホルダ80aは、互いに相対移動可能である。
上側ホルダ80aは、図8,図9を参照しながら説明した下側ホルダ80bと同様の作用によってコイルスプリング51の耐久性を向上させる。具体的には、圧縮が解除されたコイルスプリング51によって高速で移動されるカウンタウエイト60がウエイトダンパ74にぶつかった際、コイルスプリング51の上端部51aとカウンタウエイト60の天井61との衝突が上側ホルダ80aの介在部81によって回避され、コイルスプリング51の上端部51aの破損や変形などが防止される。また、上端部51aの径方向の移動が上側ホルダ80aの挿入部82によって規制され、上端部51aの座屈が防止される。
上側ホルダ80aは、下側ホルダ80bと同一の材料によって形成されているので、上側ホルダ80aとの接触でコイルスプリング51が傷つくことはない。また、下側ホルダ80bと同様の理由により、上側ホルダ80aの硬さは、HSA85~95又はこれに相当する硬さであることが好ましい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、緩衝部材は、可動部(プランジャやカウンタウエイト)と係合しない一方、コイルスプリングと係合してもよい。コイルスプリングと係合する緩衝部材の一例を図10,図11に示す。
図10,図11に示されている下側ホルダ80bの挿入部82は、大径部82aと、大径部82aに連接する大径部82aよりも径が小さい小径部82bと、を含んでいる。さらに、挿入部82の大径部82aは、コイルスプリング51の下端部51bの内側に圧入されており、大径部82aの外周面は下端部51bの内周に圧接している。別の見方をすると、大径部82aの外周面は、コイルスプリング51の内周に圧接する当接面である。この結果、下側ホルダ80bは、コイルスプリング51の下端部51bに係合している。コイルスプリング51の下端部51bに係合している下側ホルダ80bは、コイルスプリング51の振動(特に、下端部51bの振動)を防止または抑制する効果を奏する。
尚、下側ホルダ80bは、プランジャ31とは係合していないので、プランジャ31の移動に伴ってコイルスプリング51に無用な力が加わることはない。
さらに、図11に示されている下側ホルダ80bの小径部82bは、外周面が大径部82aの外周面に対して14度傾斜した先細りに形成されている。先細りに形成されている小径部82bは、挿入部82の一部がコイルスプリング51から抜けたときに(例えば、図9に示される状態のときに)、挿入部82のコイルスプリング51への再挿入を容易かつ確実にする。挿入部82のコイルスプリング51への再挿入を容易に観点からは、小径部82bの上下方向長さを大径部82aの1/3から1/2程度にすることが好ましい。
緩衝部材は、コイルスプリングと係合しない一方、可動部(プランジャやカウンタウエイト)と係合してもよい。可動部と係合する緩衝部材の一例を図12に示す。
図12に示されている下側ホルダ80bの挿入部82には、プランジャ31の筒部36が圧入されている。この結果、下側ホルダ80bは、プランジャ31に係合している。もっとも、下側ホルダ80bは、コイルスプリング51とは係合していないので、プランジャ31の移動に伴ってコイルスプリング51に無用な力が加わることはない。
図10~図12に示されている下側ホルダ80bの変形例は、上記実施形態における上側ホルダ80aにも適用可能であることは、これまでの説明から明らかである。
上記実施形態では、ホルダ80の介在部81と挿入部82とが同一の材料によって一体形成されていた。しかし、ホルダ80の介在部81と挿入部82とは、別々に形成してもよい。この場合、介在部81は、強度や耐久性に優れた材料(例えば、ポリウレタン)によって形成する一方、挿入部82は、衝撃吸収性や摩擦係数が高い材料(例えば、ニトリルゴムやブチルゴム)によって形成してもよい。さらに、介在部81を硬度が異なる二以上の層を含む複層構造としてもよい。また、上記実施形態における上側ホルダ80aと下側ホルダ80bとのいずれか一方を省略してもよい。
上記実施形態では、上側ホルダ80aおよび下側ホルダ80bは、同一の形状および構造を有していた。しかし、上側ホルダ80aと下側ホルダ80bの形状や構造は同一でなくともよい。図13に、これまでに説明した下側ホルダ80bの何れかと組み合わされる一方、これまでに説明した何れの下側ホルダ80bとも構造が異なる上側ホルダ80aの一例を示す。
図13に示されている上側ホルダ80aは、互いに独立した複数のパーツから構成される分割構造を有している。具体的には、図13に示されている上側ホルダ80aは、第1介在部81a,第2介在部81bおよび挿入部82の3つのパーツから構成される3分割構造を有する。
カウンタウエイト60の筒部62は、一列に並んでいる第1介在部81a,第2介在部81bおよび挿入部82を貫通している。もっとも、カウンタウエイト60の筒部62は、挿入部82には圧入されている一方、第1介在部81aおよび第2介在部81bには遊嵌されている。つまり、挿入部82は、カウンタウエイト60に固定されているがコイルスプリング51には固定されていない。一方、第1介在部81aおよび第2介在部81bは、カウンタウエイト60にもコイルスプリング51にも固定されていない。
上側ホルダ80aが上記のような分割構造を有する場合、上側ホルダ80aの一部分のみがコイルスプリング51に接する。図13に示されている上側ホルダ80aの場合、第2介在部81bおよび挿入部82はコイルスプリング51に接し得るが、第1介在部81aがコイルスプリング51に接することはない。また、第2介在部81bはコイルスプリング51に対して上下に対向するため、コイルスプリング51から大きな衝撃を受ける。そこで、コイルスプリング51に接し得る第2介在部81bの硬度を、コイルスプリング51に接することがない第1介在部81aよりも高くしてある。具体的には、第2介在部81bは、HSA85~95又はこれに相当する硬さを有する材料(例えば、ポリウレタン)によって形成されている。一方、第1介在部81aは、第2介在部81bの材料よりも硬度が低く、かつ、衝撃吸収性や摩擦係数が高い材料(例えば、ニトリルゴムやブチルゴム)によって形成されている。
尚、挿入部82は、コイルスプリング51に対して上下に対向しないため第2介在部81bと比べてコイルスプリング51から受ける衝撃は小さい。一方、コイルスプリング51と接触したときにコイルスプリングに加わる衝撃を効果的に吸収できるように、挿入部82の硬度は低い方が望ましい。このため挿入部82も、第2介在部81bの材料よりも硬度が低く、かつ、衝撃吸収性や摩擦係数が高い材料(例えば、ニトリルゴムやブチルゴム)によって形成されている。
図13に示されている上側ホルダ80aの挿入部82は、下側の領域(下側領域)の外径よりも上側の領域(上側領域)の外径が大きい、段付きの形状を有する。下側領域においては、挿入部82の外周面とコイルスプリング51の内周面との間には隙間が設けられるが、上側領域においては、挿入部82の外径とコイルスプリング51の内径が略等しい。このため、コイルスプリング51の上端部51aが挿入部82の上側領域に対して相対移動する際に摩擦による抵抗が生じる。上側ホルダ80aの挿入部82の上側領域の外径は、下側ホルダ80bの挿入部82の外径よりも大きく、コイルスプリング51との間に生じる摩擦抵抗も大きい。
コイルスプリング51の圧縮が解除され、プランジャ31及びカウンタウエイト60が下死点に到達した後において、コイルスプリング51は、その下端部51bがプランジャ31に対して弾むように離間するともに、上端部51aがカウンタウエイト60に対して弾むように離間する。このとき、コイルスプリング51の下端部51bが弾む力よりも、上端部51aが弾む力のほうが大きい。図13に示されている実施形態によれば、上側ホルダ80aの挿入部82の上側領域の外径が、下側ホルダ80bの挿入部82の外径よりも大きく、コイルスプリング51との間に生じる摩擦抵抗も大きい。よって、上端部51aが弾む力を摩擦によって低減し、カウンタウエイト60に対する離間距離を小さくすることができる。これにより、コイルスプリング51の上端部51a側の劣化を抑制することができる。
図13に示されているカウンタウエイト60に、上側ホルダ80aの移動を規制する規制部を設けてもよい。図14に、規制部が設けられたカウンタウエイト60の一例を示す。図14に示されているカウンタウエイト60の筒部62は、上側ホルダ80aの挿入部82を貫通している。そして、挿入部82から突出している筒部62の端部に、挿入部82の内径よりも径が大きい環状の規制部63が設けられている。別の見方をすると、挿入部82は、介在部81(第2介在部81b)と規制部63との間に挟まれ、上下方向(第1方向)の移動が規制されている。さらに別の見方をすると、上側ホルダ80aは、カウンタウエイト60の天井61と規制部63との間に挟まれ、上下方向(第1方向)の移動が規制されている。この結果、カウンタウエイト60に対する上側ホルダ80aの脱落がより確実に防止される。特に、筒部62に対する挿入部82の脱落がより確実に防止される。つまり、図14に示されている規制部63は、挿入部82の抜け止めとして機能する。
規制部63は、図13に示されているカウンタウエイト60の筒部62だけでなく、他の図面に示されているカウンタウエイト60の筒部62に設けることもできる。さらに、規制部63は、プランジャ31の筒部36に設けることもできる。プランジャ31の筒部36に規制部63を設けることにより、プランジャ31対する下側ホルダ80bの脱落がより確実に防止される。
もっとも、コイルスプリング51の上端部51aには、下端部51bよりも大きな衝撃が加わる。そこで、プランジャ31の筒部36とカウンタウエイト60の筒部62とのいずれか一方にのみ規制部63を設ける場合には、カウンタウエイト60の筒部62に規制部63を設けることが望ましい。
なお、規制部63の形状は環状に限られない。例えば、筒部62の周方向に沿って1つ又は2つ以上の爪状の規制部を設けてもよい。
また、上記の実施形態では、荷重受け部が可動部に設けられている。しかし、荷重受け部は、移動しない固定部材としてもよい。例えば、図5に示されている実施形態からカウンタウエイト60やウエイトダンパ74等を省略し、上側ホルダ80aをコイルスプリング51とトップホルダ72との間に配置してもよい。この場合、トップホルダ72が荷重受け部として作用する。
1A…打込機、2…トリガレバー、3…バッテリ、10…ハウジング、11…機構部収容室、12…ハンドル、13…モータ収容室、14…連結部、15…ねじボス、16…コントローラ、20…マガジン、21…射出路、30…打撃機構、31…プランジャ、32…ドライバブレード、33…底部、34…装着部、35…壁部、36…筒部、37…アーム部、37a,37b,37c…アーム、40…駆動機構、41…第1ギヤ、42…第2ギヤ、43…第3ギヤ、44…モータ、45…減速機構、50…付勢機構、51…コイルスプリング、51a…第1端部(上端部)、51b…第2端部(下端部)、52…ガイドシャフト、60…カウンタウエイト、61…天井、62…筒部、63…規制部、70…フレーム部材、71…ボトムホルダ、72…トップホルダ、73…弾性部材(プランジャダンパ)、74…弾性部材(ウエイトダンパ)、80…ホルダ、80a…第2の緩衝部材(上側ホルダ)、80b…緩衝部材(下側ホルダ)、81…介在部、81a…第1介在部、81b…第2介在部、82…挿入部、82a…大径部、82b…小径部
Claims (12)
- 止具を打撃する打撃部と、
螺旋状に巻かれた線材によって形成され、第1方向に伸縮するコイルスプリングと、
前記コイルスプリングに対し前記第1方向に対向して配置され、前記コイルスプリングの付勢力を受ける荷重受け部と、
前記コイルスプリングの付勢力により前記第1方向に移動可能な可動部と、
前記コイルスプリングと前記荷重受け部との間に介在する緩衝部材と、を有し、
前記緩衝部材は、前記コイルスプリングの前記第1方向における端部と前記荷重受け部との間に介在する介在部と、前記コイルスプリングの前記端部の内側に挿入される挿入部と、を備え、
前記コイルスプリングの前記端部は、前記荷重受け部に対して移動可能である、作業機。 - 前記挿入部は、前記介在部から前記第1方向に立ち上がる筒形状を有し、前記コイルスプリングの内周に当接可能である、請求項1に記載の作業機。
- 前記緩衝部材の前記挿入部は、前記コイルスプリングの前記端部に遊嵌されている、請求項2に記載の作業機。
- 前記緩衝部材の前記挿入部は、前記コイルスプリングの前記端部に圧入されている、請求項2に記載の作業機。
- 前記緩衝部材の前記挿入部は、大径部と、前記大径部よりも径が小さい小径部と、を含む、請求項2~4のいずれか1項に記載の作業機。
- 前記小径部が先細りに形成されている、請求項5に記載の作業機。
- 前記荷重受け部から前記第1方向に向かって突出し、前記挿入部に挿入される筒部を有し、
前記筒部に、当該筒部に対して前記挿入部が前記第1方向に移動することを規制する規制部が設けられている、請求項2~6のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記荷重受け部は、前記可動部に設けられ、前記コイルスプリングの付勢力を受けて前記第1方向に移動可能である、請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。
- 前記可動部は、前記コイルスプリングの付勢力により前記打撃部を前記第1方向の一方側に移動させるプランジャである、請求項1~8のいずれか1項に記載の作業機。
- 前記可動部は、前記コイルスプリングの付勢力により前記打撃部と逆方向に移動するカウンタウエイトである、請求項1~9のいずれか1項に記載の作業機。
- 前記緩衝部材は、前記荷重受け部に対して移動可能である、請求項1~10のいずれか1項に記載の作業機。
- 前記コイルスプリングの付勢力を受けて移動する前記可動部を受け止める弾性部材を有する、請求項1~11のいずれか1項に記載の作業機。
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2021
- 2021-10-27 JP JP2021175410A patent/JP2022107504A/ja active Pending
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