JP2022087886A - 楽器用スタンド及びハイハットスタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】楽器用スタンドのセッティングスペースのコンパクト化を図ることができるようにする。
【解決手段】一方向に延びる棒状のスタンド本体10と、スタンド本体10から延びると共にスタンド本体10の周方向に並ぶ複数の脚20と、を備え、複数の脚20のうち少なくとも一つの脚20は、スタンド本体10に対してスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる回転脚であり、複数の脚20のうち少なくとも一つの脚20は、脚20の延在方向20Cがスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態で、スタンド本体10に保持されるオフセット脚である楽器用スタンド2を提供する。
【選択図】図6
【解決手段】一方向に延びる棒状のスタンド本体10と、スタンド本体10から延びると共にスタンド本体10の周方向に並ぶ複数の脚20と、を備え、複数の脚20のうち少なくとも一つの脚20は、スタンド本体10に対してスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる回転脚であり、複数の脚20のうち少なくとも一つの脚20は、脚20の延在方向20Cがスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態で、スタンド本体10に保持されるオフセット脚である楽器用スタンド2を提供する。
【選択図】図6
Description
本発明は、楽器用スタンド及びハイハットスタンドに関する。
特許文献1には、中央のスタンド本体に対して開脚可能に設けられた複数の脚部のうち少なくとも一つが、スタンド本体に対してその中心軸を中心に回転可能な楽器用スタンド(シンバルスタンド)が開示されている。
しかしながら、特許文献1の楽器用スタンドでは、スタンド本体の軸方向から見て全ての脚部の軸線(延在方向)がスタンド本体の中心軸と交差している。このため、所定の脚部をスタンド本体に対して回転させて他の脚部の隣に配置しても、隣り合う二つの脚部の延在方向の先端部は、スタンド本体の周方向において互いに離れて位置してしまう。したがって、特許文献1の楽器用スタンドでは、当該楽器用スタンドを配置するセッティングスペースのコンパクト化に限界がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、セッティングスペースのコンパクト化を図ることが可能な楽器用スタンド及びハイハットスタンドを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様は、一方向に延びる棒状のスタンド本体と、前記スタンド本体から延びると共に前記スタンド本体の周方向に並ぶ複数の脚と、を備え、前記複数の脚のうち少なくとも一つの前記脚は、前記スタンド本体に対して前記スタンド本体の中心軸を中心に回転可能に取り付けられる回転脚であり、前記複数の脚のうち少なくとも一つの前記脚は、前記脚の延在方向が前記スタンド本体の軸方向から見て前記スタンド本体の中心軸に対して交差せずに間隔をあけた状態で、前記スタンド本体に保持されるオフセット脚である楽器用スタンドである。
本発明の第二の態様は、前記楽器用スタンドと、前記スタンド本体の上端部に設けられ、上部シンバルを保持するシンバル保持具と、前記スタンド本体の上端部に設けられ、前記シンバル保持具の下側において下部シンバルを支持するシンバル支持具と、前記スタンド本体の下端部に設けられ、前記シンバル保持具を動かすためのペダルユニットと、を備えるハイハットスタンドである。
本発明によれば、楽器用スタンドのセッティングスペースのコンパクト化を図ることができる。
以下、図1~7を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るハイハットスタンド1は、楽器用スタンド2と、シンバル保持具3と、シンバル支持具4と、ペダルユニット5と、を備える。
図1に示すように、本実施形態に係るハイハットスタンド1は、楽器用スタンド2と、シンバル保持具3と、シンバル支持具4と、ペダルユニット5と、を備える。
楽器用スタンド2は、スタンド本体10と、複数の脚20と、を備える。
スタンド本体10は、一方向に延びる棒状に形成されている。スタンド本体10は、図1に示すように複数の脚20によって支持された状態において、長手方向が上下方向に向く。以下の説明では、図1に示す状態においてスタンド本体10の上側に位置する端部を上端部と呼び、スタンド本体10の下側の端部を下端部と呼ぶことがある。
スタンド本体10は、一方向に延びる棒状に形成されている。スタンド本体10は、図1に示すように複数の脚20によって支持された状態において、長手方向が上下方向に向く。以下の説明では、図1に示す状態においてスタンド本体10の上側に位置する端部を上端部と呼び、スタンド本体10の下側の端部を下端部と呼ぶことがある。
スタンド本体10は、下パイプ13と、上パイプ14と、昇降ロッド15と、を備える。下パイプ13は、スタンド本体10の下端部を構成し、上下方向に延びる。上パイプ14は、下パイプ13と同様に上下方向に延びる。上パイプ14は、下パイプ13の上端から下パイプ13の内側に挿入するように設けられる。下パイプ13の上端から上方の延びる上パイプ14の長さを調整することで、上下方向におけるスタンド本体10の長さ(スタンド本体10の高さ位置)を調整することができる。昇降ロッド15は、上パイプ14の上端から上方に延びるように、下パイプ13及び上パイプ14の内側に挿入されている。
図1,2に示すように、複数の脚20は、それぞれスタンド本体10から延びると共にスタンド本体10の周方向に並んでいる。複数の脚20は、ハイハットスタンド1を床面Gに載置した状態でスタンド本体10の長手方向が上下方向に向くようにスタンド本体10を支持する。本実施形態における脚20の数は二つであるが、例えば三つ以上であってもよい。
本実施形態における二つの脚20(第一の脚20A、第二の脚20B)は、図6,7に示すように、いずれもスタンド本体10に対してスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる回転脚である。また、これら二つの脚20は、いずれも脚20の延在方向(図6,7において脚20の中心線20C)がスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態で、スタンド本体10に保持されるオフセット脚でもある。すなわち、二つの脚20はいずれも回転脚とオフセット脚とを兼用している。
以下、回転脚且つオフセット脚である二つの脚20の具体的な構成について説明する。
以下、回転脚且つオフセット脚である二つの脚20の具体的な構成について説明する。
図2に示すように、各脚20は、脚本体21と、接続部22と、を備える。また、各脚20は、連結ステー23と、ステー接続部24と、をさらに備える。
脚本体21は、スタンド本体10から延びている。具体的に、脚本体21は、長手方向における下パイプ13の中途部から、スタンド本体10の軸方向においてスタンド本体10の下方に向かうにしたがってスタンド本体10から離れるように、スタンド本体10の軸方向に対して傾斜して延びる。
脚本体21は、スタンド本体10から延びている。具体的に、脚本体21は、長手方向における下パイプ13の中途部から、スタンド本体10の軸方向においてスタンド本体10の下方に向かうにしたがってスタンド本体10から離れるように、スタンド本体10の軸方向に対して傾斜して延びる。
接続部22(第一接続部22A、第二接続部22B)は、脚本体21とスタンド本体10とを接続する。図3~5に示すように、接続部22は、軸受部26と、連結部27と、を備える。
軸受部26は、スタンド本体10の下パイプ13に対してスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる。軸受部26は、下パイプ13を挿通させる挿通孔261を有する環状に形成されている。軸受部26の挿通孔261は、円筒状の下パイプ13に対応する円形状に形成されている。これにより、軸受部26は下パイプ13に取り付けられた状態でスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転することができる。
軸受部26は、スタンド本体10の下パイプ13に対してスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる。軸受部26は、下パイプ13を挿通させる挿通孔261を有する環状に形成されている。軸受部26の挿通孔261は、円筒状の下パイプ13に対応する円形状に形成されている。これにより、軸受部26は下パイプ13に取り付けられた状態でスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転することができる。
連結部27は、軸受部26の外周に設けられて脚本体21に連結される。連結部27は、スタンド本体10の軸方向から見て、軸受部26の外周からスタンド本体10の径方向10Rに対して傾斜する方向に延びている。スタンド本体10の径方向10Rに対する連結部27の延長方向(図4,5において連結部27の中心線27C)の傾斜角度θは0度より大きく90度以下であってよい。これにより、連結部27の延長方向(中心線27C)が、スタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけて位置する。本実施形態の連結部27は、スタンド本体10の軸方向から見て、連結部27の延長方向(中心線27C)に直交する方向に並ぶに二枚の板状部272によって構成されているが、これに限ることはない。
連結部27の延長方向の先端部271には、スタンド本体10側に位置する脚本体21の延在方向の基端部211が連結される。連結部27の先端部271に脚本体21を連結した状態では、図6,7に示すようにスタンド本体10の軸方向から見て、連結部27の延長方向に延びる連結部27の中心線27Cと、脚本体21の延在方向に延びる脚本体21の中心線21Cとが一致する。これら連結部27の中心線27C及び脚本体21の中心線21Cは前述した脚20の中心線20Cを構成する。連結部27に連結された脚本体21は、脚本体21の中心線21Cがスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態(すなわちスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差する位置からオフセットされた状態)でスタンド本体10に保持される。
図4,5に示すように、本実施形態では、二つの脚20の連結部27の延長方向(中心線27C)が、スタンド本体10の径方向10Rに対して互いに逆向きに傾斜している。これにより、図7に示すように、二つの脚20の接続部22をスタンドの中心軸10Cを中心に回転させて、二つの脚20の連結部27をスタンドの周方向において互いに近づけた状態で、二つの脚20の連結部27の延長方向(中心線27C)が互いに平行するように二つの脚20の連結部27を配置することができる。本願明細書において、「平行」は二つの脚20の連結部27の延長方向(中心線27C)のなす角度が5度以内であることを意味する。
なお、二つの脚20の接続部22の連結部27の延長方向(中心線27C)は、例えばスタンド本体10の径方向10Rに対して同じ向きに傾斜してもよい。ただし、この場合には、スタンド本体10の径方向10Rに対する連結部27の延長方向(中心線27C)の傾斜角度θが、二つの脚20の接続部22の間で異なっていればよい。このような構成であっても、二つの脚20の連結部27の延長方向が互いに平行するように二つの脚20の連結部27を配置することができる。
図2,3に示すように、二つの脚20の軸受部26は、スタンド本体10の軸方向に並んでいる。また、二つの脚20の連結部27の先端部271は、スタンド本体10の軸方向において互いに同じ位置に配されている。以下、これらの構成について具体的に説明する。
二つの脚20のうち第一の脚20Aの接続部22(以下、第一接続部22Aと呼ぶ。)を構成する軸受部26は、スタンド本体10の軸方向に間隔をあけて並ぶ二つのリング部262Aと、二つのリング部262Aの間に設けられて二つのリング部262Aを繋ぐ中継部263Aと、を有する。二つのリング部262Aは、それぞれ下パイプ13を挿通させる挿通孔261を有する。中継部263Aは、二つのリング部262Aの周方向の一部に設けられている。本実施形態における中継部263Aの数は一つであるが、例えば複数であってもよい。この場合、複数の中継部263Aは、リング部262Aの周方向に間隔をあけて並べばよい。第一接続部22Aの連結部27は、軸受部26の中継部263Aから延びている。このため、連結部27の先端部271はスタンド本体10の軸方向において二つのリング部262Aの間に位置する。
二つの脚20のうち第二の脚20Bの接続部22(以下、第二接続部22Bと呼ぶ。)を構成する軸受部26は、スタンド本体10の軸方向において第一接続部22Aの二つのリング部262Aの間に配される。これにより、二つの脚20の軸受部26がスタンド本体10の軸方向に並ぶ。
第二接続部22Bの連結部27の先端部271は、スタンド本体10の軸方向において第二接続部22Bの軸受部26と同じ位置に配されている。このため、第二接続部22Bの軸受部26を第一接続部22Aの二つのリング部262Aの間に配した状態では、第一、第二接続部22A,22Bの連結部27の先端部271が、スタンド本体10の軸方向において互いに同じ位置に配される。
第二接続部22Bの連結部27の先端部271は、スタンド本体10の軸方向において第二接続部22Bの軸受部26と同じ位置に配されている。このため、第二接続部22Bの軸受部26を第一接続部22Aの二つのリング部262Aの間に配した状態では、第一、第二接続部22A,22Bの連結部27の先端部271が、スタンド本体10の軸方向において互いに同じ位置に配される。
図2に示すように、各脚20の連結ステー23は、脚本体21よりも下方においてスタンド本体10から脚本体21の中途部まで延びており、脚本体21の中途部をスタンド本体10に連結する。
各脚20のステー接続部24は、連結ステー23とスタンド本体10とを接続する。ステー接続部24は、前述した接続部22と同じ軸受部26及び連結部27を備える。また、第一の脚20Aのステー接続部24Aの構成は第一の脚20Aの第一接続部22Aと同じであり、第二の脚20Bのステー接続部24Bの構成は第二の脚20Bの第二接続部22Bと同じである。
各脚20のステー接続部24は、連結ステー23とスタンド本体10とを接続する。ステー接続部24は、前述した接続部22と同じ軸受部26及び連結部27を備える。また、第一の脚20Aのステー接続部24Aの構成は第一の脚20Aの第一接続部22Aと同じであり、第二の脚20Bのステー接続部24Bの構成は第二の脚20Bの第二接続部22Bと同じである。
これにより、各脚20の連結ステー23を脚本体21と共にスタンド本体10に対してその中心軸10Cを中心に回転させることができる。また、図示しないが、各脚20の連結ステー23は、脚本体21と同様に、連結ステー23の延在方向がスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態(すなわちスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差する位置からオフセットされた状態)でスタンド本体10に保持される。
また、本実施形態の各脚20は、スタンド本体10に対して折り畳み可能である。すなわち、本実施形態のハイハットスタンド1では、各脚本体21がスタンド本体10の軸方向に対して傾斜して延びる開脚状態(図1,2に示す状態)と、脚本体21がスタンド本体10の軸方向に沿って延びる折り畳み状態(不図示)とに切り換えることができる。
このため、脚本体21は、接続部22の連結部27に対して、スタンド本体10の軸方向に直交する軸を中心に回転可能に連結されている。また、接続部22は、スタンド本体10に対して、スタンド本体10の軸方向に移動可能となっている。また、連結ステー23は、脚本体21及びステー接続部24の連結部27に対して、スタンド本体10の軸方向に直交する軸を中心に回転可能に連結されている。また、ステー接続部24は、スタンド本体10に対してスタンド本体10の軸方向に移動しないように配されている。
このため、脚本体21は、接続部22の連結部27に対して、スタンド本体10の軸方向に直交する軸を中心に回転可能に連結されている。また、接続部22は、スタンド本体10に対して、スタンド本体10の軸方向に移動可能となっている。また、連結ステー23は、脚本体21及びステー接続部24の連結部27に対して、スタンド本体10の軸方向に直交する軸を中心に回転可能に連結されている。また、ステー接続部24は、スタンド本体10に対してスタンド本体10の軸方向に移動しないように配されている。
ここで、第二接続部22Bの軸受部26は、前述したように第一接続部22Aの二つのリング部262Aの間に配されている。このため、二つの脚20の一方を折り畳んだり開脚したりするために、一方の脚20の接続部22をスタンド本体10に対してその軸方向に移動させると、他方の脚20の接続部22も一緒にスタンド本体10に対して移動する。このため、二つの脚20を同時に折り畳んだり開脚したりすることができる。
図1に示すように、シンバル保持具3は、昇降ロッド15のうち上パイプ14の上端よりも上方に位置する部分(すなわちスタンド本体10の上端部)に設けられる。シンバル保持具3は、上部シンバル6Aを保持する。
シンバル支持具4は、スタンド本体10の上端部を構成する上パイプ14の上端に設けられている。シンバル支持具4は、シンバル保持具3の下側において下部シンバル6Bを支持する。
シンバル支持具4は、スタンド本体10の上端部を構成する上パイプ14の上端に設けられている。シンバル支持具4は、シンバル保持具3の下側において下部シンバル6Bを支持する。
ペダルユニット5は、前述したシンバル保持具3を動かす(操作する)ものであり、スタンド本体10の下端部に設けられている。ペダルユニット5は、踏み込み動作が可能なペダル51を有する。ペダル51は、スタンド本体10の昇降ロッド15に連結されている。昇降ロッド15は、ペダル51の踏み込み動作によって昇降する。具体的には、ペダル51を踏み込むことで昇降ロッド15が下降する。これにより、シンバル保持具3によって保持された上部シンバル6Aが下降してシンバル支持具4で支持された下部シンバル6Bに当たる。
以上説明したように、本実施形態の楽器用スタンド2及びこれを含むハイハットスタンド1によれば、二つの脚20は、いずれもスタンド本体10に対してその中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる回転脚である。また、二つの脚20は、いずれも脚20の延在方向(中心線20C)がスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態で、スタンド本体10に保持されるオフセット脚でもある。
このため、二つの脚20が回転脚としてスタンド本体10の中心軸10Cを中心に相互に回転することで、図7に示すように、周方向に隣り合う二つの脚20の延在方向(中心線20C)が互いに平行するように二つの脚20を配置することができる。これにより、隣り合う二つの脚20の延在方向の先端部をスタンド本体10の周方向において互いに近くに位置させることができる。したがって、ハイハットスタンド1のセッティングスペースのコンパクト化を図ることができる。
また、ハイハットスタンド1のセッティングスペースのコンパクト化が図れることで、ハイハットスタンド1(特にペダルユニット5)をバスドラム(特にバスドラムのペダル)の近く)に容易に配置することが可能となる。
このため、二つの脚20が回転脚としてスタンド本体10の中心軸10Cを中心に相互に回転することで、図7に示すように、周方向に隣り合う二つの脚20の延在方向(中心線20C)が互いに平行するように二つの脚20を配置することができる。これにより、隣り合う二つの脚20の延在方向の先端部をスタンド本体10の周方向において互いに近くに位置させることができる。したがって、ハイハットスタンド1のセッティングスペースのコンパクト化を図ることができる。
また、ハイハットスタンド1のセッティングスペースのコンパクト化が図れることで、ハイハットスタンド1(特にペダルユニット5)をバスドラム(特にバスドラムのペダル)の近く)に容易に配置することが可能となる。
また、本実施形態のハイハットスタンド1では、オフセット脚である脚20が回転脚も兼用する。このため、オフセット脚である脚20が回転することで、スタンド本体10の周方向において二つの脚20が互いに平行するようにこれら二つの脚20を配置することができる。
また、本実施形態のハイハットスタンド1では、オフセット脚である脚20が、脚本体21と、スタンド本体10に対してスタンド本体10の中心軸10Cを中心に回転可能に取り付けられる軸受部26と、軸受部26の外周に設けられて脚本体21に連結される連結部27と、を備える。また、連結部27は、スタンド本体10の軸方向から見て、軸受部26の外周からスタンド本体10の径方向10Rに対してスタンド本体10の周方向に傾斜する方向に延びる。これにより、同一の脚20に、オフセット脚及び回転脚の両方の機能を持たせることができる。
また、本実施形態のハイハットスタンド1では、回転脚である二つの脚20の軸受部26が、スタンド本体10の軸方向に並んでいる。これにより、二つの脚20をスタンド本体10に対して回転させても、これら二つの脚20の軸受部26同士が干渉することを防ぐことができる。
また、本実施形態のハイハットスタンド1では、オフセット脚である二つの脚20の連結部27の先端部271が、スタンド本体10の軸方向において互いに同じ位置に配されている。このため、連結部27の先端部271に連結された二つの脚20の脚本体21の基端部211の位置をスタンド本体10の軸方向において揃えることができる。これにより、二つの脚20の脚本体21の基端部211がスタンド本体10の軸方向において互いにずれて位置する場合と比較して、スタンド本体10を二つの脚20によってより安定に支持することができる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
本発明の楽器用スタンドは、ハイハットスタンド1に限らず、例えばサスペンデットシンバル用のスタンド(シンバルスタンド)など他の楽器用のスタンドに適用されてもよい。
本発明の楽器用スタンドにおいて、回転脚とオフセット脚とは、例えば互いに異なる脚20によって構成されてもよい。このような構成であっても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
本発明の楽器用スタンドでは、複数の脚20のうち少なくとも一つがオフセット脚として機能すればよい。すなわち、複数の脚20のうちオフセット脚として機能しない他の脚20は、脚20の延在方向(中心線20C)がスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差するようにスタンド本体10に保持される脚20(オフセットされていない脚20)であってもよい。楽器用スタンド2の脚20の数が三本である場合には、例えば一本の脚20がオフセットされていない脚20であり、二本の脚20がオフセット脚であってもよい。このような構成であっても、上記実施形態と同様の効果を奏する。また、このような構成では、三本の脚20の延在方向(中心線20C)が互いに平行するように三本の脚20を配置することもできる。
また、本発明の楽器用スタンドでは、複数の脚20のうち少なくとも一つが回転脚として機能すればよい。すなわち、複数の脚20のうち回転脚として機能しない他の脚20は、スタンド本体10に対してその中心軸10Cを中心に回転しないように取り付けられてもよい。例えば、楽器用スタンド2の脚20の数が三本である場合、二本の脚20がスタンド本体10に対して回転不能であり、一本の脚20がスタンド本体10に対して回転可能であってもよい。このような構成であっても、上記実施形態と同様の効果を奏する。
本発明の楽器用スタンドにおいて、脚20は、例えば、オフセット脚として機能する位置と、オフセット脚として機能しない位置との間でスタンド本体10に対して移動可能であってもよい。ここで、オフセット脚として機能する位置は、脚20の延在方向(中心線20C)がスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差せずに間隔をあけた状態となる脚20の位置である。一方、オフセット脚として機能しない位置は、脚20の延在方向(中心線20C)がスタンド本体10の軸方向から見てスタンド本体10の中心軸10Cに対して交差した状態となる脚20の位置である。このような構成とするためには、例えば、接続部22の連結部27が軸受部26に対して上記した二つの位置の間で移動可能に設けられてよい。
また、本発明の楽器用スタンドにおいて、脚20は、例えば、オフセット脚として機能する位置、及び、オフセット脚として機能しない位置のいずれかに選択的に配されるように、スタンド本体10に対して脱着可能であってもよい。このような構成とするためには、例えば、接続部22が上記した二つの位置に配された二つの連結部27を備え、脚本体21が二つの連結部27のいずれかに対して着脱可能に連結されてよい。
1…ハイハットスタンド、2…楽器用スタンド、3…シンバル保持具、4…シンバル支持具、5…ペダルユニット、6A…上部シンバル、6B…下部シンバル、10…スタンド本体、10C…中心軸、20…脚(回転脚、オフセット脚)、20A…第一の脚、20B…第二の脚、20C…脚20の中心線(延在方向)、21…脚本体、22…接続部、22A…第一接続部、22B…第二接続部、26…軸受部、27…連結部、271…連結部27の先端部
Claims (6)
- 一方向に延びる棒状のスタンド本体と、前記スタンド本体から延びると共に前記スタンド本体の周方向に並ぶ複数の脚と、を備え、
前記複数の脚のうち少なくとも一つの前記脚は、前記スタンド本体に対して前記スタンド本体の中心軸を中心に回転可能に取り付けられる回転脚であり、
前記複数の脚のうち少なくとも一つの前記脚は、前記脚の延在方向が前記スタンド本体の軸方向から見て前記スタンド本体の中心軸に対して交差せずに間隔をあけた状態で、前記スタンド本体に保持されるオフセット脚である楽器用スタンド。 - 前記オフセット脚が前記回転脚を兼用する請求項1に記載の楽器用スタンド。
- 前記回転脚を兼用する前記オフセット脚は、前記スタンド本体から延びる脚本体と、前記脚本体と前記スタンド本体とを接続する接続部と、を備え、
前記接続部は、前記スタンド本体に対して前記スタンド本体の中心軸を中心に回転可能に取り付けられる軸受部と、前記軸受部の外周に設けられて前記脚本体に連結される連結部と、を備え、
前記連結部は、前記スタンド本体の軸方向から見て、前記軸受部の外周から前記スタンド本体の径方向に対して前記スタンド本体の周方向に傾斜する方向に延び、
前記脚本体は、前記連結部の延長方向の先端部に連結されている請求項2に記載の楽器用スタンド。 - 前記回転脚を兼用する前記オフセット脚を少なくとも二つ備え、
二つの前記オフセット脚の前記軸受部が、前記スタンド本体の軸方向に並んでいる請求項3に記載の楽器用スタンド。 - 二つの前記オフセット脚の前記連結部の先端部は、前記スタンド本体の軸方向において互いに同じ位置に配されている請求項4に記載の楽器用スタンド。
- 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の楽器用スタンドと、
前記スタンド本体の上端部に設けられ、上部シンバルを保持するシンバル保持具と、
前記スタンド本体の上端部に設けられ、前記シンバル保持具の下側において下部シンバルを支持するシンバル支持具と、
前記スタンド本体の下端部に設けられ、前記シンバル保持具を動かすためのペダルユニットと、
を備えるハイハットスタンド。
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