JP2022064076A - Elevator control device - Google Patents
Elevator control device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022064076A JP2022064076A JP2020172588A JP2020172588A JP2022064076A JP 2022064076 A JP2022064076 A JP 2022064076A JP 2020172588 A JP2020172588 A JP 2020172588A JP 2020172588 A JP2020172588 A JP 2020172588A JP 2022064076 A JP2022064076 A JP 2022064076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- robot
- landing
- load
- passenger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B50/00—Energy efficient technologies in elevators, escalators and moving walkways, e.g. energy saving or recuperation technologies
Landscapes
- Elevator Control (AREA)
Abstract
【課題】エレベータ制御装置において、乗客の輸送効率を向上させることを目的とする。【解決手段】本開示に係るエレベータ制御装置10,20は、取得部11b、判定部11c、及び制御部11a,11eを備えたものである。取得部11bは、全体の乗車負荷である全体負荷とロボット3による乗車負荷であるロボット負荷とを取得するものである。判定部11cは、目的階までの途中の乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われたかご1,1a,1b,1cについて、全体負荷とロボット負荷とに基づいて、ロボット3をかご1,1a,1b,1cから降車させた場合に乗場2aで乗客が乗車可能であるか否かを判定するものである。制御部11a,11eは、判定部11cが乗車可能であると判定した場合はかご1,1a,1b,1cを乗場2aに停車させ、乗車可能ではないと判定した場合は通過させるものである。【選択図】図3PROBLEM TO BE SOLVED: To improve the transportation efficiency of passengers in an elevator control device. Elevator control devices 10 and 20 according to the present disclosure include acquisition units 11b, determination units 11c, and control units 11a and 11e. The acquisition unit 11b acquires the total load, which is the total riding load, and the robot load, which is the riding load by the robot 3. The determination unit 11c puts the robot 3 into the car 1,1a, based on the total load and the robot load for the cars 1, 1a, 1b, 1c that were called by the passengers at the landing 2a on the way to the destination floor. This is to determine whether or not passengers can board at the landing 2a when disembarking from 1b and 1c. The control units 11a and 11e stop the cars 1, 1a, 1b and 1c at the landing 2a when the determination unit 11c determines that the vehicle can be boarded, and pass the baskets 1, 1a, 1b and 1c when the determination unit 11c determines that the vehicle cannot be boarded. [Selection diagram] Fig. 3
Description
本開示は、エレベータ制御装置に関するものである。 The present disclosure relates to an elevator control device.
従来、エレベータのかごが満員である場合には、かごの目的階までの途中の乗場において乗場呼びが行われても乗場呼びには応答せずに、乗場呼びが行われた階床を通過させるエレベータ制御装置があった。特許文献1には、かご内の荷重が所定の値以上になっている場合に、乗場呼びが行われた階床を通過させるエレベータ制御装置が開示されている。
Conventionally, when the elevator car is full, even if a landing call is made at the landing on the way to the destination floor of the car, it does not respond to the landing call and passes through the floor where the landing call was made. There was an elevator controller.
上記のエレベータ制御装置は、かごに乗車しているロボットによる乗車負荷を取得する手段を備えていない。そのため、乗場呼びが行われた乗場でロボットを降車させれば、乗客を新たに乗車させることができるような場合であっても、かごに乗場を通過させてしまうという課題があった。 The elevator control device described above does not have a means for acquiring the riding load by the robot in the car. Therefore, there is a problem that if the robot is disembarked at the landing where the landing is called, even if a passenger can be newly boarded, the car will pass through the landing.
本開示は上記の問題に鑑みてなされたものであってエレベータ制御装置において、乗客の輸送効率を向上させることを目的とする。 The present disclosure has been made in view of the above problems, and an object of the present disclosure is to improve the transportation efficiency of passengers in an elevator control device.
この開示に係るエレベータ制御装置は、かごの内部全体の乗車負荷である全体負荷とかごの内部のロボットによる乗車負荷であるロボット負荷とを取得する取得部と、目的階までの途中の乗場において乗客により乗場呼びが行われたかごについて、取得部が取得した全体負荷とロボット負荷とに基づいて、ロボットをかごから降車させた場合に乗場で乗客がかごに乗車可能であるか否かを判定する判定部と、判定部が乗車可能であると判定した場合はかごを乗場に停車させ、乗車可能ではないと判定した場合はかごに乗場を通過させる制御部と、を備えたものである。 The elevator control device according to this disclosure includes an acquisition unit that acquires the total load, which is the total load inside the car, and the robot load, which is the load from the robot inside the car, and passengers at the landing on the way to the destination floor. Based on the total load acquired by the acquisition unit and the robot load, it is determined whether or not passengers can get in the car at the landing when the robot is disembarked from the car. It is provided with a determination unit and a control unit that stops the car at the landing when the determination unit determines that the vehicle can be boarded, and passes the car through the landing when the determination unit determines that the vehicle cannot be boarded.
本開示によればエレベータ制御装置において、乗客の輸送効率を向上させることができる。 According to the present disclosure, it is possible to improve the transportation efficiency of passengers in the elevator control device.
実施の形態1.
以下に実施の形態1にかかるエレベータ制御装置を備えたエレベータシステム1000を図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図面における同一の符号は同一又は相当の構成及びステップを表している。
The
図1は実施の形態1におけるエレベータシステム1000全体を示す図である。初めに、エレベータシステム1000全体について図1を用いて説明する。
FIG. 1 is a diagram showing the
エレベータシステム1000は、建物の内部に設置されたエレベータ装置100と、エレベータ装置100のかご1に乗客と共に乗車可能な自律走行体であるロボット3を備えたものである。
The
ロボット3は例えば自動で建物内を清掃する清掃ロボットであって、プログラムに従い建物内を移動するものである。またロボット3は通信装置を備えており、後に説明するエレベータ装置100の乗場呼び装置5及び通信装置7と通信を行うことによってエレベータ装置100を利用し、階床間の移動を行うものである。本実施の形態においてロボット3は、個体毎の識別番号を有しており、通信装置から識別番号を周期的に送信し続けている。またロボット3は、エレベータ装置100から命令があった場合に命令に従いかご1から降車するものである。
The
エレベータ装置100は、一台のかご1、ロープ14、乗場2に備えられた乗場呼び装置5、かご1を移動させる駆動装置9、及びエレベータ制御装置である制御装置10、並びに図示しない乗場2の扉を備えている。また、かご1は、秤装置6、通信装置7、及びかご呼び装置8を備えている。乗場呼びとは、乗場2に備えられた乗場呼び装置5を用いて乗場呼びが行われた乗場2に、かご1を向かわせる登録を行うことである。かご呼びとはかご1に備えられたかご呼び装置8を用いて乗客が指定した階床の乗場2に、かご1を向かわせる登録を行うことである。
The
制御装置10は、乗場呼び及びかご呼びが行われた場合は、乗場呼び及びかご呼びが行われた順に、かご1を目的階の乗場2に向かわせる。目的階とは、かご呼び及び乗場呼びにより登録されるかご1が向かう階床である。
When the landing call and the car call are made, the
なお、目的階までの途中の乗場2に対して、かご呼びが行われた場合は、かご呼びで指定された階床の乗場2に先にかご1を停車させる。例えば、1階の乗場2において5階を目的階とするかご呼びがすでに行われている場合であっても、5階までの途中の乗場2である4階の乗場2に対してかご呼びが行われた場合は、かご1は先に4階の乗場2に停車してから、5階の乗場2に向かう。
If a car call is made to the landing 2 on the way to the destination floor, the
一方、目的階までの途中の乗場2において乗客により乗場呼びが行われた場合は、制御装置10は、かご1が満員であるか否かの判定を行い、満員でなければ乗場呼びが行われた乗場2である乗場2aにかご1を停車させる。満員である場合は、かご1に乗場2aを通過させる。
On the other hand, when a passenger makes a landing call at the landing 2 on the way to the destination floor, the
かご1が満員であるか否かの判定基準となる重量である満員基準は、定格積載量よりも小さい予め定められた閾値である。定格積載量は、エレベータ装置100の機能や安全性などから定められるかご1に乗車することができる限界の重量である乗車限界である。すなわち、後に説明する秤装置6により測定されるかご1の内部全体の重量が、定格積載量より大きい場合は、制御装置10はかご1を運転することができない。
The fullness standard, which is the weight that serves as a criterion for determining whether or not the
本実施の形態のエレベータ装置100は、定格積載量が500kgであって、定格積載量の80%である400kgを満員基準として設定している。満員基準は、かご1の内部の重量が満員基準以下であるときは、少なくとも一人の乗客を追加で乗車させることが可能であると予想して設定される閾値であって、当然、他の値でもよい。
The
本実施の形態によれば制御装置10は、秤装置6及び通信装置7を用いて、かご1の内部全体の重量に加えてロボット3の重量を取得する。そして、仮に全体の重量が満員基準を超えている場合であっても、ロボット3を乗場2aで降車させれば全体の重量が満員基準以下となるときは、乗場2aで乗客を乗車させることができると判定し、乗場2aにかご1を停車させる。そのため、ロボット負荷を判定に用いないエレベータ制御装置と比較して乗客の輸送効率を向上させることができる。
According to the present embodiment, the
また、本実施の形態によれば制御装置10は、乗場呼び装置5を用いて、乗場2aにおいてかご1を待っている乗客の重量をさらに取得する。そして、乗場2aの乗客全員がかご1に乗車した場合に、かご1内部全体の重量が定格積載量を超えるか否かに基づいて、ロボット3を降車させる必要があるか否かを判定することができる。そのため、乗客が乗車する場合はロボット3を必ず降車させるようなエレベータ制御装置と比較して、ロボット3の輸送効率を向上させることができる。
Further, according to the present embodiment, the
次に、図2を用いて制御装置10の構成を詳細に説明する。制御装置10は、制御を行うプロセッサ11、記憶部12、及びインターフェイス13を備えている。
Next, the configuration of the
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)であり、記憶部12、インターフェイス13と接続されて情報のやり取りを行う。プロセッサ11は、制御部11a、取得部11b、判定部11c、及び命令部11dを備えている。
The
制御部11aは、取得部11b、判定部11c、及び命令部11dの制御、並びにかご1、乗場呼び装置5、駆動装置9、及び図示しない乗場2の扉を含むエレベータ装置100全体の制御を行うソフトウェアモジュールを備えている。
The
具体的には、制御部11aは、乗場呼び及びかご呼びが行われた場合に、かご1の目的階の登録を行うソフトウェアモジュールを備えている。また、制御部11aは、かご1の目的階までの途中の乗場2aにおいて乗場呼びが行われた場合に、乗場2aにかご1を停車させるか通過させるかの判定を行う処理を開始するソフトウェアモジュールを備えている。さらに、制御部11aは、後に説明する判定部11cが乗車可能であると判定した場合は、かご1を乗場2aに停車させ、乗車可能ではないと判定した場合は、かご1に乗場2aを通過させるソフトウェアモジュールを備えている。
Specifically, the
取得部11bは、かご1の内部全体の乗車負荷である全体負荷を秤装置6から取得するソフトウェアモジュールを備えている。また取得部11bは、ロボット3が送信している識別番号を、通信装置7を介して受信し、受信した識別番号を用いて後に説明する記憶部12に記憶されたロボットデータベース15から、かご1の内部のロボット3による乗車負荷であるロボット負荷を取得するソフトウェアモジュールを備えている。さらに取得部11bは、乗場2aでかご1を待っている乗客の乗車負荷である乗客負荷を乗場呼び装置5から取得するソフトウェアモジュールを備えている。本実施の形態において乗車負荷とは重量である。
The
判定部11cは、目的階までの途中の乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われたかご1について、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷とに基づいて、ロボット3をかご1から降車させた場合に、乗場2aの乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えている。
The
命令部11dは、乗場2aに停車したかご1について、取得部11bが取得した全体負荷及び乗客負荷に基づいて、ロボット3をかご1から降車させることなく、乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えている。また、命令部11dは、通信装置7を介してロボット3に降車命令を出力するソフトウェアモジュールを備えている。さらに、命令部11dは降車させるロボット3を選択するソフトウェアモジュールを備えている。
Whether the
記憶部12は、不揮発性メモリ及び揮発性メモリにより構成された記憶装置である。不揮発性メモリは、後に説明するロボットデータベース15を記憶している。また、揮発性メモリはプロセッサ11の処理により生じる情報、並びに乗場呼び装置5、秤装置6、通信装置7、及びかご呼び装置8からインターフェイス13を介して入力される情報を一時的に記憶するものである。また、この一時的に記憶する情報を不揮発性メモリに記憶してもよい。
The
インターフェイス13は、乗場呼び装置5、秤装置6、通信装置7、かご呼び装置8及び駆動装置9に接続された図示しない電気線を接続する端子を備えたものである。なお、インターフェイス13は、その他のエレベータ装置100の動作に必要な端子を備えている。また、インターフェイス13を無線通信装置として無線通信により他の構成と接続されるようにしてもよい。
The
続いて、図1を用いて、エレベータ装置100の他の構成を説明する。
Subsequently, another configuration of the
乗場呼び装置5は乗場2毎に備えられ、乗場呼びを行うためのボタン装置を備えている。このボタン装置は上昇方向のボタンと下降方向のボタンを備えている。このボタン装置は、乗客によりボタンが押下された場合に、乗場呼びがあったこと及び押下されたボタンの方向の情報を制御装置10に出力するものである。
The
本実施の形態における乗場呼び装置5は、ロボット3から送信される乗場呼びの命令を受信する受信装置を備えている。この受信装置はロボット3から乗場呼びの命令が送信された場合にその乗場呼びの命令を受信し、乗場呼びの命令があったことを制御装置10に出力するものである。
The
本実施の形態における乗場呼び装置5は、ID(identification)カードリーダを備えている。このIDカードリーダは、乗客が携帯しているIDカードをかざした場合に、IDカードに登録されている乗客負荷である乗客の体重情報を読みとって記憶するものである。そして、制御装置10から出力命令があった場合に制御装置10に体重情報を出力するものである。
The
かご1に備えられた秤装置6は、かご1の内部全体の重量を周期的に測定し制御装置10に出力するものである。
The weighing
かご1に備えられた通信装置7は、ロボット3と通信を行う受信装置及び送信装置を備えている。受信装置は、ロボット3から送信される識別番号を受信し、制御装置10に出力するものである。また受信装置は、ロボット3の行先の情報を含むかご呼びの命令が送信された場合にかご呼びの命令を受信し、かご呼びの命令があったこと及びロボット3の行先の情報を制御装置10に出力するものである。送信装置は、制御装置10から命令があった場合にロボット3に降車命令を送信するものである。
The
かご1に備えられたかご呼び装置8は、階床の名前が記載された複数のボタンを備えたボタン装置であって、乗客により押下された場合にかご呼びがあったこと及び押下されたボタンの情報を制御装置10に出力するボタン装置である。
The
駆動装置9は、制御装置10から出力される命令に従ってかご1を移動させる巻上機を備えている。巻上機はかご1及び図示しないつり合いおもりに繋がれたロープ14を巻き上げることでかご1を移動させるものである。駆動装置9はその他、かご1の運転に必要なブレーキなどの構成を備えている。
The
次に、本実施の形態の動作について、図3から図5を用いて説明する。図3は、乗場2aにかご1を停車させるか通過させるかを判定するときの制御装置10の制御を示すフローチャートである。
Next, the operation of this embodiment will be described with reference to FIGS. 3 to 5. FIG. 3 is a flowchart showing the control of the
本実施の形態において制御装置10の制御部11aは、乗客又はロボット3により、乗場呼び又はかご呼びが行われた場合に、乗場呼び装置5、通信装置7、又はかご呼び装置8が出力する情報を、インターフェイス13を介して受け取り、かご1の目的階の登録を行う。上述した通り制御部11aは、乗場呼び及びかご呼びが行われた順にかご1を目的階の乗場2に向かわせる。具体的には駆動装置9に命令を出力し、かご1を目的階まで移動させる。
In the present embodiment, the
現在のかご1の位置から目的階までの途中の乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われた場合、制御部11aは図3に記載の乗場2aにかご1を停車させるか通過させるかの判定を行う処理を開始する。具体的には、乗客によりかご1の目的階と同一の方向のボタンにより乗場呼びが行われた場合に処理を開始する。より具体的にはかご1が乗場2aよりも上の階を目的階としている場合に、乗場呼び装置5に備えられたボタン装置の上昇方向ボタンが乗客により押下され、ボタン装置から出力された情報を制御部11aがインターフェイス13を介して受け取ったときに処理を開始する。なお、かご1が移動中であって、乗場2aまでにかご1を減速させて停車させることができない場合は、この判定を行わず通過させるようにするとよい。
When a passenger calls for a landing at the
乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われ、制御部11aが処理を開始すると、ステップS11において取得部11bは、かご1の内部全体の全体負荷を取得する。具体的には、秤装置6が出力したかご1の内部全体の重量を、インターフェイス13を介して受け取り、記憶部12に一時的に記憶する。そして、取得部11bは、処理をステップS12に進める。
When the passengers call the
ステップS12において取得部11bは、かご1内部のロボット3によるロボット負荷を取得する。具体的には、取得部11bは、ロボット3から送信されるロボット3の識別番号を受信した通信装置7からインターフェイス13を介して識別番号を受け取る。そして取得部11bは、受け取った識別番号を用いてロボットデータベース15からかご1内部のロボット3を検索する。
In step S12, the
図4はロボットデータベース15の情報を示す図である。ロボットデータベース15は、予め登録したロボット3のそれぞれについて、識別番号15a、ロボット名情報15b、重量情報15c、及び降車可否情報15dを対応付けて記憶している。識別番号15aはロボット3が周期的に送信している識別番号と対応するものである。ロボット名情報15bはロボット3の名前である。重量情報15cは、ロボット3の重量の情報であり、当該ロボットによるロボット負荷を示す情報である。降車可否情報15dは、ロボット3を途中で降車させることができるか否かを示す情報である。例えば、乗客よりも優先して輸送されるべきロボット3は、降車可否情報15dを不可であるとしておくと、後の動作において途中で制御装置10により途中で降車されることを防ぐことができる。
FIG. 4 is a diagram showing information of the
取得部11bは、通信装置7から受け取った識別番号と一致する識別番号15aのロボット3をロボットデータベース15から検索する。そして、その中から、降車可否情報15dが可能であるロボット3の情報を抽出し、ロボット名情報15bと重量情報15cを対応付けて記憶部12に一時的に記憶する。
The
次に、ステップS13において判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷とに基づいて、ロボット3を乗場2aで降車させた場合に、乗場2aで乗客が乗車可能であるか否かを判定する。このとき判定部11cは、乗場2aで降車させることができるロボット3のロボット負荷に基づいて乗客が乗車可能であるか否かを判定する。
Next, in step S13, the
具体的には判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷の差が、満員基準以下のときは乗車可能であると判定し、処理をステップS2に進め、満員基準より大きいときは乗車可能ではないと判定し、処理をステップS4に進める。
Specifically, the
例えば、かご1は全体負荷が440kgであって、かご1には重量が100kgのロボットA、重量が60kgのロボットB、重量が70kgのロボットC、重量が90kgで途中降車不可であるロボットDが乗車しているとする。この場合、重量の合計が230kgである途中降車可能なロボットA、ロボットB、及びロボットCが乗車しているためロボット負荷は230kgである。したがって、全体負荷と途中降車可能なロボット3のロボット負荷との差は210kgである。これは、かご1内部の乗客、途中降車不可であるロボットD、及び乗客が所持している荷物などの途中降車可能なロボット3以外の重量の合計が110kgであることを表している。すなわち、乗客など途中降車可能なロボット3以外の重量は満員基準である400kg以下となっている。したがって、ロボット3を乗場2aで降車させれば、乗場2aで待っている乗客は乗車可能であるため、判定部11cは乗車可能であると判定し、処理をステップS2へ進める。
For example, the
ステップS2において制御部11aは駆動装置9に命令を出力し、かご1を乗場2aに停車させる。そして制御部11aは処理をステップS3に進める。ステップS3は、ロボット3を降車させるか否かの判定を行うものである。後に詳細に説明する。その後、制御部11aは処理を終了する。
In step S2, the
ステップS4において制御部11aは、かご1を乗場2aに停車させずに、乗場2aを通過させる。そして、制御部11aは処理を終了する。なお、制御部11aは、他の乗場2で乗客及びロボット3を降車させた後に、この時通過した乗場2aへ、かご1を向かわせる。
In step S4, the
以上によれば、乗客の輸送効率を向上させることができる。従来、満員基準よりも全体負荷が大きい場合は、全体負荷の大部分がロボット3によるものであったとしても、乗場2aの乗客が乗車することができなかった。しかし、本実施の形態によれば、乗場2aでロボット3を降車させれば、乗場2aで待っている乗客が乗車できるときは、乗場2aの乗客がかご1に乗車することができる。そのため、ロボット3の輸送よりも乗客の輸送を優先することができ、かご1を待つことによる乗客のストレスを軽減することができる。
Based on the above, it is possible to improve the transportation efficiency of passengers. Conventionally, when the total load is larger than the full load standard, even if most of the total load is due to the
次に、ステップS3のロボット3を降車させるか否かの判定について、図5を用いて詳細に説明する。ステップS3には、図5に記載のステップS31からステップS35の処理が含まれている。
Next, the determination of whether or not to disembark the
ステップS31において取得部11bは、乗場2aでかご1を待っている乗客の乗車負荷を取得して処理をステップS32に進める。具体的には取得部11bは乗場呼び装置5に備えられたIDカードリーダに乗客負荷である乗客の体重情報の出力命令を、インターフェイス13を介して出力し、IDカードリーダに乗客の体重情報を出力させる。そして、取得部11bはIDカードリーダが出力した乗客の体重情報を、インターフェイス13を介して受け取り、記憶部12に一時的に記憶する。
In step S31, the
なお、この乗客の体重情報は、乗場呼び装置5に備えられたIDカードリーダが常に受け付けているものであって、乗客によりIDカードがかざされるたびにIDカードリーダ内に記憶されるものである。そして、乗場呼び装置5が制御装置10に体重情報を出力するたびに記憶した体重情報を削除するものである。本実施の形態において乗場2aでかご1を待っている乗客とは、IDカードをIDカードリーダにかざし、体重情報がIDカードリーダに記憶された乗客である。
The passenger's weight information is always accepted by the ID card reader provided in the
ステップS32において制御部11aは、図示しない乗場2aの扉及びかご1の扉を開き、処理をステップS33に進める。
In step S32, the
ステップS33において命令部11dは、乗場2aに停車したかご1について、取得部11bが取得した全体負荷に基づいて、ロボット3を降車させることなく乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定する。乗車可能である場合は、命令部11dはロボット3に降車命令を出力せずに処理を終了し、乗車可能ではない場合は、命令部11dは処理をステップS34に進める。
In step S33, the
具体的には、命令部11dは、取得部11bが取得した全体負荷と乗客負荷との和が定格積載量以下である場合は乗車可能であると判定し、定格積載量より大きい場合は乗車可能でないと判定する。より具体的には、ステップS32において制御部11aが扉を開く前に取得部11bが取得した、乗場2aでかご1を待っている乗客がかご1に乗り込む前の全体負荷及び乗客負荷の和を算出し、定格積載量と比較する。また、複数の乗客が待っている場合、乗場2aでかご1を待っている乗客全員の乗車負荷の和を乗客負荷として算出し、全体負荷及び乗客負荷の和の算出に用いる。
Specifically, the
次にステップS34において命令部11dは、乗場2aで待っている乗客が、かご1に乗車できるように、降車させるロボット3を選択して処理をステップS35に進める。具体的には、命令部11dは、ロボット3を降車させた後のかご1の全体負荷と、かご1を待っている乗客の乗客負荷の和が定格積載量以下になるように、降車させるロボット3を選択する。すなわち、ステップS33において算出した乗客がかご1に乗り込む前の全体負荷と乗客負荷の和と、降車命令が出力されるロボット3によるロボット負荷との差が、定格積載量以下となるように降車命令を出力するロボット3を選択する。
Next, in step S34, the
より具体的には、命令部11dは全体負荷と乗客負荷との和と、定格積載量との差を算出し、定格積載量を超過する超過重量を算出する。そして命令部11dは、取得部11bが取得した降車可能なロボット3によるロボット負荷を組み合わせて、それらのロボット負荷の合計が、算出した超過重量を超える組合せを、全て列挙して記憶部12に一時的に記憶する。そして命令部11dは、その組合せの中から、予め定めたルールに従って、降車させるロボット3の組合せを選択する。本実施の形態では、命令部11dは、降車させるロボット3の数が最少となる組合せを選択する。最少となる組合せが複数ある場合は、識別番号の最も若いロボット3を含む組合せを選択する。なお、予めロボット3に降車の優先順位をつけるなどしてもよい。
More specifically, the
上述の例によれば、全体負荷は440kgである。ここで、ステップS31で取得部11bが取得した乗場2aでかご1を待っている乗客の乗客負荷は、60kgと80kgであるとする。このとき、全体負荷と乗客負荷の和は580kgであるから、定格積載量である500kgを超過した重量は80kgとなる。そして取得部11bが取得した降車可能なロボット3によるロボット負荷のうち、80kgを超える組合せは、次の5通りである。ここで、ロボットAとロボットBの組合せを(A,B)のように表す。
(A)、(A,B)、(A,C)、(B,C)、(A,B,C)
According to the above example, the total load is 440 kg. Here, it is assumed that the passenger loads of the passengers waiting for the
(A), (A, B), (A, C), (B, C), (A, B, C)
したがって、本実施の形態において予め定めたルールによれば、命令部11dは、降車させるロボット3が最少となる、ロボットAのみを降車させる組合せを選択する。
Therefore, according to the predetermined rule in the present embodiment, the
ステップS35において命令部11dは、ロボット3に降車命令を出力して、処理を終了する。具体的には、ステップS34で選択したロボット3に対して降車命令を送信させる命令を、インターフェイス13から通信装置7に出力する。そして通信装置7はステップS34で選択したロボット3に降車命令を出力する。
In step S35, the
以上によれば、乗場2aに停車しているかご1について、ロボット3を降車させる必要があるか否かを判定することができる。そのため、乗客が乗車する場合はロボット3を必ず降車させるようなエレベータ制御装置と比較して、ロボット3の輸送効率を向上させることができる。
Based on the above, it is possible to determine whether or not it is necessary to disembark the
また、乗客を乗車させるために降車させるべきロボット3を選択して、降車させることができるため、ロボット3を全て降車させるようなエレベータ制御装置と比較して、ロボット3の輸送効率を向上させることができる。
Further, since the
実施の形態2.
実施の形態1のステップS13においては、全体負荷とロボット負荷とに基づいて、かご1を乗場2aに停車させるか、通過させるかを判定し、乗客負荷はこの判定で考慮していなかった。
Embodiment 2.
In step S13 of the first embodiment, it is determined whether to stop or pass the
本実施の形態は、上記の判定の別の形態であって、乗場2aでかご1を待っている乗客の重量である乗客負荷を、かご1を乗場2aに停車させるか否かの判定に用いることで、乗客の輸送効率をより向上させるようにしたものである。以下、図6を用いて実施の形態1との相違点を中心に説明する。
This embodiment is another embodiment of the above determination, and is used for determining whether or not to stop the
初めに、本実施の形態の構成について説明する。本実施の形態における乗場呼び装置5は実施の形態1と同様にボタン装置、受信装置、及びIDカードリーダを備えている。なお、本実施の形態におけるIDカードリーダは、体重情報が一人も記憶されていない場合に、ボタン装置による制御装置10への出力を禁止するものである。また、IDカードリーダは、体重情報が一人以上記憶されている場合に、ボタン装置による制御装置10への出力の禁止を解除するものである。
First, the configuration of the present embodiment will be described. The
また、本実施の形態の判定部11cは、目的階までの途中の乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われたかご1について、取得部11bが取得した全体負荷、ロボット負荷、及び乗客負荷に基づいて、ロボット3をかご1から降車させた場合に、乗場2aの乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えている。
Further, the
次に本実施の形態の動作について説明する。実施の形態1と同様に制御部11aは目的階までの途中の乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われた場合に乗場2aにかご1を停車させるか通過させるかの判定を行う処理を開始する。なお、本実施の形態においては、IDカードリーダに体重情報が一人も記憶されていないときは、乗客による乗場呼びができない。したがって、IDカードリーダに体重情報が一人以上記憶されている状態で、ボタン装置のボタンが押下された場合に処理を開始する。
Next, the operation of this embodiment will be described. Similar to the first embodiment, the
実施の形態1のステップS12において取得部11bは、処理をステップS13に進めていたが、本実施の形態では、処理をステップS14に進める。ステップS14は、実施の形態1のステップS31と同様の処理を行うステップであって、取得部11bはかご1を待っている乗客の乗客負荷を取得する。そして、取得部11bは処理をステップS15に進める。
In step S12 of the first embodiment, the
ステップS15において判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷に加えて、乗客負荷に基づいて、乗場2aでかご1を待っている乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定する。判定部11cは、乗車可能であるときは処理をステップS2に進め、乗車可能でないときは処理をステップS4に進める。
In step S15, the
具体的には判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷との差と、取得部11bが取得したかご1を待っている乗客の乗客負荷との和が、定格積載量以下であるときは、乗車可能であると判定する。そして、定格積載量より大きいときは乗車可能ではないと判定する。
Specifically, in the
より具体的には、判定部11cは取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷との差と、取得部11bが取得したかご1を待っている乗客のうち少なくとも一人の乗客の乗客負荷との和が、定格積載量以下であるときは、乗車可能であると判定する。すなわち、判定部11cは取得部11bが記憶部12に一時的に記憶している乗客の重量を参照し、最も軽い乗客の重量と、全体負荷とロボット負荷との差との和を求めて、定格積載量と比較する。
More specifically, the
本実施の形態によれば、実施の形態1よりも正確に乗車可能であるか否かを判定できるため、乗客の輸送効率を、さらに向上させることができる。 According to the present embodiment, it is possible to determine whether or not the passenger can get on the train more accurately than in the first embodiment, so that the transportation efficiency of passengers can be further improved.
具体的には、実施の形態1においては、乗場2aの乗客がかご1に乗車できるにも関わらず通過してしまう場合であっても、本実施の形態によれば、かご1を停車させることができる。例えば、全体負荷が440kgでロボット負荷が30kgである場合、乗場2aでかご1を待っている乗客の乗客負荷が80kgであったとしても、実施の形態1によれば、全体負荷とロボット負荷との差である410kgが満員基準の400kgより大きいため、制御部11aはかご1に乗場2aを通過させてしまう。一方、本実施の形態によれば乗客負荷が80kgであることから、全体負荷とロボット負荷との差との和である490kgは定格積載量である500kg以下であるため、制御部11aはかご1を乗場2aに停車させることができる。
Specifically, in the first embodiment, even if the passengers in the
反対に、実施の形態1においては、乗場2aの乗客がかご1に乗車できないにも関わらず、かご1を停車させてしまう場合であっても、本実施の形態によれば、かご1を通過させることができる。例えば、全体負荷が440kgでロボット負荷が50kgである場合、乗場2aでかご1を待っている乗客の乗客負荷が120kgであったとしても、実施の形態1によれば、全体負荷とロボット負荷との差である390kgが満員基準の400kg以下であるため、制御部11aはかご1を乗場2aに停車させてしまう。一方、本実施の形態によれば乗客負荷が120kgであることから全体負荷とロボット負荷との差との和である510kgは定格積載量である500kgより大きいため、制御部11aはかご1に乗場2aを通過させることができる。
On the contrary, in the first embodiment, even if the passenger in the
実施の形態3.
本実施の形態は実施の形態2と同様に、実施の形態1における乗客が乗車可能であるか否かの判定の別の形態である。本実施の形態は、ロボット負荷を取得する前に全体負荷と満員基準の比較をするようにしたものである。以下、図7を用いて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
Similar to the second embodiment, the present embodiment is another embodiment of the determination of whether or not the passenger in the first embodiment can be boarded. In this embodiment, the total load and the full load are compared before the robot load is acquired. Hereinafter, the differences from the first embodiment will be mainly described with reference to FIG. 7.
初めに本実施の形態の構成について説明する。本実施の形態の判定部11cは、実施の形態1で備えていたソフトウェアモジュールに加えて、取得部11bが取得した全体負荷が満員基準よりも大きいか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えている。
First, the configuration of the present embodiment will be described. The
次に本実施の形態の動作について説明する。実施の形態1のステップS11において取得部11bは、処理をステップS12に進めていたが、本実施の形態では処理をステップS16に進める。ステップS16において、判定部11cは取得部11bが取得した全体負荷と満員基準を比較し、全体負荷が満員基準以下の場合は、処理をステップS2に進め、全体負荷が満員基準よりも大きい場合は、処理をステップS12に進める。そして、ステップS12においては、実施の形態1と同様に降車できるロボット3のロボット負荷を取得し、処理をステップS13に進める。
Next, the operation of this embodiment will be described. In step S11 of the first embodiment, the
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様に、乗客の輸送効率を向上させることができる。さらに、ロボット負荷の取得回数を減らすことができるため、処理のコストを減らすことができる。 According to the present embodiment, it is possible to improve the transportation efficiency of passengers as in the first embodiment. Further, since the number of times the robot load is acquired can be reduced, the processing cost can be reduced.
実施の形態4.
本実施の形態は実施の形態2及び3と同様に、実施の形態1における乗客が乗車可能であるか否かの判定の別の形態である。本実施の形態は、実施の形態1から3とは異なる方法で、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷とに基づいて、ロボット3をかご1から降車させた場合に乗場2aで乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するものである。本実施の形態は実施の形態2と同様に乗客負荷を取得部11bが取得するものであるから、以下、図8を用いて、実施の形態2との相違点を中心に説明する。
Embodiment 4.
Similar to the second and third embodiments, the present embodiment is another embodiment of the determination of whether or not the passengers in the first embodiment can board. This embodiment is different from the first to third embodiments, and when the
初めに本実施の形態の構成について説明する。実施の形態2において判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷、ロボット負荷、及び乗客負荷に基づいて、ロボット3をかご1から降車させた場合に、乗場2aの乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えていた。本実施の形態において、判定部11cが備えるこのソフトウェアモジュールは、取得部11bが取得した全体負荷が満員基準以下であるか否かを判定するソフトウェアモジュール、及び取得部11bが取得したロボット負荷が、取得部11bが取得した乗客負荷以上であるか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えている。
First, the configuration of the present embodiment will be described. In the second embodiment, when the
実施の形態2のステップS14において、取得部11bは処理をステップS15に進めていた。本実施の形態では、取得部11bは処理をステップS17に進める。
In step S14 of the second embodiment, the
ステップS17において判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷が満員基準以下である場合、又は取得部11bが取得したロボット負荷が、取得部11bが取得した乗客負荷以上である場合の少なくともいずれか一方を満たす場合、乗車可能であると判定し、処理をステップS2に進め、いずれも満たさない場合に乗車可能でないと判定し、処理をステップS4に進める。ロボット負荷と比較する乗客負荷は、実施の形態2のステップS15と同様に、取得部11bが記憶部12に一時的に記憶している乗客のうち、最も軽い乗客の重量である。
In step S17, at least one of the cases where the total load acquired by the
本実施の形態によれば、ロボット負荷を乗車可能であるか否かの判定に用いないエレベータ制御装置よりも乗客の輸送効率を向上させることができる。全体負荷が満員基準よりも大きい場合であっても、かご1に乗客以上の重さのロボット3が乗車している場合はロボット3を降車させれば乗客が乗車可能であると判定し、制御部11aはかご1を乗場2aに停車させるからである。
According to the present embodiment, it is possible to improve the transportation efficiency of passengers as compared with the elevator control device that does not use the robot load for determining whether or not the vehicle can be boarded. Even if the overall load is larger than the full load standard, if a
実施の形態5.
本実施の形態は、実施の形態1のステップS3におけるロボット3を降車させるか否かの判定の別の形態である。本実施の形態は、実施の形態1とは異なる方法で、取得部11bが取得した全体負荷に基づいて、ロボット3を降車させない場合に乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するものである。以下、図9を用いて実施の形態1との相違点を中心に説明する。図9は、図5と同様にステップS3に含まれる処理を示している。
This embodiment is another embodiment of the determination of whether or not to disembark the
初めに本実施の形態の構成について説明する。命令部11dは、取得部11bが取得した全体負荷に基づいて、ロボット3をかご1から降車させることなく、乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するソフトウェアモジュールを備えている。また、本実施の形態の命令部11dは、降車させるロボット3を選択するソフトウェアモジュールを備えていない。
First, the configuration of the present embodiment will be described. The
次に本実施の形態の動作について説明する。実施の形態1のステップS2において制御部11aは処理をステップS3に含まれるステップS31に進めていた。本実施の形態においてはステップS31の乗客負荷を取得する処理は行わない。本実施の形態のステップS2において制御部11aは処理をステップS32に進める。そして実施の形態1のステップS32において制御部11aは処理をステップS33に進めていたが、本実施の形態では処理をステップS36に進める。
Next, the operation of this embodiment will be described. In step S2 of the first embodiment, the
ステップS36において命令部11dは乗場2aに停車しているかご1について、取得部11bが取得した全体負荷と満員基準を比較し、全体負荷が満員基準以下であればロボット3を降車させない場合であっても乗客がかご1に乗車可能であると判定し、ロボット3に降車命令を出力せずに処理を終了する。一方、全体負荷が満員基準より大きい場合は、命令部11dは処理をステップS37に進める。
In step S36, the
ステップS37において、命令部11dはかご1の内部の全てのロボット3に降車命令を出力して処理を終了する。
In step S37, the
本実施の形態においても、かご1の内部の負荷に関わらず、乗客が乗車するときはいつでもロボット3を降車させるエレベータ制御装置と比べてロボット3の輸送効率を向上させることができる。
Also in the present embodiment, regardless of the load inside the
実施の形態6.
実施の形態1から5の制御装置10は、かご1を一台備えたエレベータ装置100に備えられたものであった。本実施の形態のエレベータ制御装置である制御装置20は、複数のかご1a,1b,1cを備えたエレベータ装置200に備えられたものである。以下、図10から図12を用いて、実施の形態1との相違点を中心に説明する。初めに、本実施の形態の制御装置20を備えたエレベータ装置200の構成について図10を用いて説明する。
The
実施の形態1においてエレベータ装置100は一台のかご1及びかご1を駆動させる一台の駆動装置9を備えていた。本実施の形態のエレベータ装置200は、三台のかご1a、かご1b、及びかご1cと、それらをそれぞれ駆動させる駆動装置9a、駆動装置9b、及び駆動装置9cを備えている。また、図示しない乗場2の扉は、かご1a,1b,1cのそれぞれに備えられているものである。本実施の形態におけるかご1a,1b,1cは、実施の形態1のかご1と同様に、秤装置6、通信装置7、及びかご呼び装置8を備えている。なお、以下の説明において、複数のかご1a,1b,1cのどのかごかを特定しないで説明するときは、これをかご1と称する。
In the first embodiment, the
制御装置20のプロセッサ11は、実施の形態1の制御部11aとは異なるソフトウェアモジュールを備えた制御部11e、取得部11b、判定部11c、及び命令部11dを備えている。
The
制御部11eは、取得部11b、判定部11c、及び命令部11dの制御、並びにかご1a,1b,1c、乗場呼び装置5、駆動装置9a,9b,9c、及び図示しない乗場2の扉を含むエレベータ装置200全体の制御を行うソフトウェアモジュールを備えている。
The
具体的には、制御部11eは、乗場2aに割り当てるかご1の候補を、複数のかご1a,1b,1cから抽出するソフトウェアモジュールを備えている。また、制御部11eは、抽出した複数のかご1a,1b,1cが、乗場2aに到着するまでの時間を演算し、最も早く乗場2aに到着するかご1を乗場2aに割り当てるソフトウェアモジュールを備えている。
Specifically, the
次に、本実施の形態の動作について説明する。 Next, the operation of this embodiment will be described.
一台のかご1を制御する実施の形態1において制御部11aは、目的階までの途中の乗場2aにおいて乗場呼びが行われた場合に、判定部11cが乗車可能であると判定したときはかご1を乗場2aに停車させ、乗車可能でないと判定したときはかご1に乗場2aを通過させるものであった。
In the first embodiment for controlling one
複数のかご1a,1b,1cを制御する本実施の形態も実施の形態1と同様に、制御部11eは、目的階までの途中の乗場2aにおいて乗場呼びが行われたかご1について、判定部11cが乗場2aで乗客が乗車可能であると判定したときはかご1を乗場2aに停車させ、乗車可能でないと判定したときはかご1に乗場2aを通過させる。
Similar to the first embodiment of the present embodiment in which the plurality of
しかし、本実施の形態における制御部11eは、複数のかご1a,1b,1cの制御を行う。そのため判定部11cが、あるかご1について、乗車可能であると判定した場合であっても、そのかご1よりも先に乗場2aに到着できるかご1があるときは、制御部11eは先に到着できるかご1を優先して、乗場2aに停車させる。
However, the
以下、図11及び図12を用いて詳細に説明する。図11は、ある乗場2aにおいて乗場呼びが行われた場合に、制御装置20が乗場2aにかご1を割り当てるときの制御を示すフローチャートである。
Hereinafter, it will be described in detail with reference to FIGS. 11 and 12. FIG. 11 is a flowchart showing control when the
乗場2aで乗場呼びが行われた場合に、制御部11eは乗場2aに停車させるかご1を決定する処理を開始する。すなわち制御部11eは乗場2aに割り当てるかご1を決定する処理を開始する。
When the landing call is made at the
乗場2aにおいて乗客により乗場呼びが行われ、制御部11eが処理を開始すると、ステップS5において制御部11eは、複数のかご1a,1b,1cのうち、乗場2aに割り当てる候補となるかご1を抽出する。具体的には、故障しているかご1、乗場2aとは逆方向の階床を既に目的階としているかご1、及び目的階までの途中の乗場2aにおいて乗場呼びが行われたかご1のうち乗場2aで乗客が乗車可能ではないかご1を、乗場2aに割り当てる候補となるかご1から除外する。
When the passengers call the
目的階までの途中の乗場2aにおいて乗場呼びが行われたかご1のうち乗場2aで乗客が乗車可能でないかご1を、乗場2aに割り当てる候補となるかご1から除外する処理について図12を用いて説明する。図11のステップS5は、図12に記載のステップS50からステップS54の処理を含んでいる。
Regarding the process of excluding the
ステップS5において制御部11eは、故障しているかご1及び乗場2aとは逆の方向を目的階としているかご1についてステップS50の処理を行う。ステップS50において制御部11eは、故障しているかご1及び乗場2aとは逆の方向を目的階としているかご1を乗場2aに割り当てる候補となるかご1から除外する。そして、制御部11eは、処理をステップS51に進める。
In step S5, the
制御部11eは、目的階までの途中の乗場2aにおいて乗場呼びが行われたかご1について、ステップS51からステップS54の処理を行う。ステップS51は、実施の形態1のステップS11と同様の処理である。ステップS51において取得部11bは処理をステップS52に進めるステップS52は実施の形態1のステップS12と同様の処理である。ステップS52において取得部11bは処理をステップS53に進める。
The
ステップS53は実施の形態1のステップS13と同様の処理である。実施の形態1のステップS13において判定部11cは、取得部11bが取得した全体負荷とロボット負荷との差が、満員基準以下のときは乗車可能であると判定し、処理をステップS2に進め、満員基準より大きいときは乗車可能ではないと判定し、処理をステップS4に進めていた。本実施の形態のステップS53において、判定部11cは乗車可能であると判定したかご1についてはステップS54の処理を行わず処理をステップS6に進め、乗車可能でないと判定したかご1については、処理をステップS54に進める。
Step S53 is the same process as step S13 of the first embodiment. In step S13 of the first embodiment, the
ステップS54において制御部11eは、ステップS53で乗車可能ではないと判定したかご1を、乗場2aに割り当てる候補から除外して、処理をステップS6に進める。
In step S54, the
ステップS6において制御部11eは、乗場2aへの割り当ての候補となったかご1があるか否かを判定する。候補がない場合は、ステップS5の候補の抽出を繰り返す。候補となるかご1がある場合は、処理をステップS7に進める。
In step S6, the
ステップS7において制御部11eは、抽出された乗場2aへの割り当ての候補となったかご1のそれぞれについて、乗場2aに到着するまでの時間を演算する。この演算では乗場2aまでの単純な距離の他、すでに途中で停車する乗場2がある場合は30秒加算するなど、かご1の到着が遅延する他の要因についても演算を行う。そして制御部11eは処理をステップS8に進める。
In step S7, the
ステップS8において制御部11eは、最も早く乗場2aに到着するかご1を乗場2aに割り当てる。具体的には、制御部11eは、最も早く乗場2aに到着するかご1に対応する駆動装置9a,9b,9cに命令を出力し、かご1を乗場2aに停車させる。
In step S8, the
以上によれば、複数のかご1a,1b,1cを備えたエレベータ装置200においても、ロボット3を降車させた場合に乗場2aで乗客が乗車可能であるときは、割り当ての候補とすることができるため、他の実施の形態と同様に乗客の輸送効率を向上させることができる。また、乗場2aまでの到着時間の演算を行う前に、割り当ての候補となるかご1を抽出することができるため、乗車可能か否かに関わらず乗場2aまでの到着時間を演算するようなエレベータ制御装置と比べて、演算のコストを削減することができる。
According to the above, even in the
以上、実施の形態について説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。以下に変形例を示す。 Although the embodiment has been described above, the present invention is not limited to this embodiment. A modified example is shown below.
実施の形態においてロボット3は、プログラムに従い自動で建物内を移動するものであったが、自律走行体であるロボット3は自走式のものであればどんなものでもよい。ここで自走式とは、人の手によらず走行可能であるという意味であって、ロボット3自身が行先を決定するものに限られない。例えば、エレベータ装置100,200の制御装置10,20や建物全体を制御する装置からの命令に従って建物内を移動するようなものでもよい。また、通常時はロボット3自身に備えられたプログラムに従って走行を行い、人から操作があった場合は、その操作に従い走行するようなものでもよい。
In the embodiment, the
実施の形態において取得部11bは、全体負荷、ロボット負荷、及び乗客負荷を、それぞれ秤装置6、ロボットデータベース15、及び乗場呼び装置5から取得するものであった。しかし、課題の解決のためには、これらの乗車負荷を取得できる方法であればどんなものでもよく、実施の形態の記載に限られない。
In the embodiment, the
例えば、かご1及び乗場2に撮影装置を設置し、撮影した乗客及びロボット3の画像データから特徴量を抽出し、記憶部12に記憶したデータベースと照合することで、乗車負荷である重量を取得するようにしてもよい。すなわち、例えばロボットデータベース15の識別番号15aに代えて、撮影した画像データから得られるロボット3の特徴量を用いてもよい。また、乗客に重量を入力させるようにしてもよい。
For example, by installing a photographing device in the
また、撮影装置などを用いて乗客の人数を取得し、例えば一人当たり60kgとして概算するなどして乗客負荷を取得するようにしてもよい。実施の形態ではロボット3が送信する識別番号に基づいて、ロボットデータベース15から重量を取得していたが、ロボット3が重量を送信するようにしてもよい。特に物を運搬するようなロボット3については、重量が変わり得るため、現在の重量を送信するロボット3から通信装置7を介してロボット負荷を取得するようにしてもよい。
Further, the number of passengers may be acquired by using a photographing device or the like, and the passenger load may be acquired by, for example, estimating the number of passengers as 60 kg per person. In the embodiment, the weight is acquired from the
実施の形態において乗車負荷は重量であったが、乗客又はロボット3がかご1内で占有する面積であってもよい。その場合は例えば、ロボット負荷及び乗客負荷については実施の形態と同様の手法で取得し、秤装置6に代えて撮影装置を用いて全体負荷を取得する。
In the embodiment, the riding load is weight, but it may be an area occupied by the passenger or the
実施の形態において乗車限界は定格積載量であったが、これに限られない。例えば、部品の劣化を防ぐために定格積載量以下で、乗車限界を定めるようにしてもよい。また、乗客又はロボット3が占有する面積を乗車負荷とする場合は、かご1の床面積を乗車限界としてもよい。
In the embodiment, the boarding limit is the rated load capacity, but is not limited to this. For example, in order to prevent deterioration of parts, the riding limit may be set below the rated load capacity. Further, when the area occupied by the passenger or the
実施の形態において満員基準は、定格積載量の80%であったが、満員基準は予め定めた閾値であればよく、例えば、定格積載量の90%に設定するなどしてもよいし、時間帯などによって変更してもよい。 In the embodiment, the occupancy standard is 80% of the rated load capacity, but the occupancy standard may be a predetermined threshold value, for example, it may be set to 90% of the rated load capacity, or the time. It may be changed by a band or the like.
実施の形態において、乗場呼び装置5は、上昇方向のボタンと下降方向のボタンを備えたボタン装置を備えていた。乗場呼び装置5は、乗場呼びがあったことを制御装置10に出力できるものであればどんなものでもよく。例えば、乗客が乗場2で行先の階床を指定できる乗場呼び装置5でもよい。
In the embodiment, the
実施の形態において制御部11a,eは、乗場2aで乗場呼びが行われた場合に、乗場2aにかご1を停車させるか通過させるかの判定を行う処理を開始していた。この処理は、乗場2aで乗場呼びが行われた場合に開始されるものであれば、乗場2aで乗場呼びが行われた時に開始するものでなくてもよい。例えば、かご1が乗場2aに近づいてから開始してもよいし、乗場2aで待っている乗客の人数が増減するたびに開始してもよい。また、乗場2aまでの途中の乗場2でかご1が停車し、全体負荷又はロボット負荷が変化した場合は、再び処理を開始するようにしてもよい。
In the embodiment, the
実施の形態において判定部11cの処理として、実施の形態1から4の4種類の形態を説明したが、全体負荷とロボット負荷とに基づいて、ロボット3をかご1から降車させた場合に乗場2aで乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するものであれば、どんなものでもよい。また、実施の形態における乗車負荷の和や差を算出し、定格積載量又は満員基準と比較する処理は、他の処理により比較されてもよい。例えば実施の形態2のステップS15において判定部11cは、全体負荷とロボット負荷との差と、乗場2aで待っている乗客の乗客負荷との和を算出し、定格積載量と比較していた。当然、これを、全体負荷と乗客負荷との和を算出し、定格積載量とロボット負荷との和と比較するようにしてもよい。
In the embodiment, four types of
また当然、実施の形態の内容は相互に組み合わされていてもよい。例えば、乗客負荷が取得できた場合は、実施の形態2のステップS15の処理を行い、乗車負荷が取得できなかった場合は実施の形態1のステップS13の処理を行うようにしてもよい。例えば、乗場呼びが行われた時に、乗場呼び装置5に備えられたIDカードリーダに、乗客一人以上の体重情報が記憶されている場合は、ステップS15の処理を行い、体重情報が記憶されていない場合は、ステップS13の処理を行うようにしてもよい。また例えば、実施の形態3のステップS16の処理を、実施の形態2のステップS11の後に行ってもよい。
Of course, the contents of the embodiments may be combined with each other. For example, if the passenger load can be acquired, the process of step S15 of the second embodiment may be performed, and if the passenger load cannot be acquired, the process of step S13 of the first embodiment may be performed. For example, when the landing call is made, if the ID card reader provided in the
実施の形態において命令部11dの処理として、実施の形態1と実施の形態5の2種類の形態を説明したが、全体負荷に基づいて、ロボット3を降車させることなく乗客がかご1に乗車可能であるか否かを判定するものであればどんなものでもよく、実施の形態に限られない。また当然、実施の形態1から4に記載の判定部11cの処理と、命令部11dの処理との組合せは、実施の形態に記載の組合せでなくてもよい。
In the embodiment, two types of processing, the first embodiment and the fifth embodiment, have been described as the processing of the
課題の解決のためには命令部11dを備えず、すなわちステップS3の処理を行わずに、乗り合わせた乗客がロボット3を降車させるようにしてもよい。また、常にロボット3を降車させるようにしてもよい。
In order to solve the problem, the passengers on board may disembark the
また、実施の形態5のように判定部11cの処理及び命令部11dの処理の両方において、乗客負荷を必要としない場合は、乗場呼び装置5のIDカードリーダのような乗客負荷を取得するための構成を備えていなくてもよい。
Further, when the passenger load is not required in both the processing of the
実施の形態6において、複数のかご1a,1b,1cを備えたエレベータ装置200について説明したが課題の解決のためには、判定部11cが乗車可能であると判定した場合はかご1を乗場2aに停車させ、乗車可能ではないと判定した場合はかご1に乗場2aを通過させるものであれば、制御部11eの割り当ての方法は実施の形態の説明に限られない。
In the sixth embodiment, the
例えば、ステップS7の処理を行わずに、ステップS5の処理により、割り当ての候補となったかご1からランダムで、乗場2aに割り当てるようにしてもよい。また例えば、ステップS5の処理を行わずに、それぞれのかご1について、実施の形態1のように乗場2aに停車させるか否かを判定すると仮定して、乗場2aに到着するまでの時間を演算し、最も早く到着するかご1を割り当てることで、結果として、判定部11cが乗車可能であると判定した場合はかご1を乗場2aに停車させ、乗車可能ではないと判定した場合はかご1に乗場2aを通過させるようにしてもよい。また当然、判定部11cの処理は実施の形態6の処理に限られず、例えば実施の形態2のステップS15の処理により、かご1に乗場2aで乗客が乗車可能であるか否かを判定するようにしてもよい。
For example, instead of performing the process of step S7, the
実施の形態6において、ステップS8の処理を行った後に、実施の形態1のステップS3の処理を行うようにしてもよい。また、実施の形態では、すでに途中で停車する乗場2がある場合は30秒加算するなど、時間を単位として乗場2aに到着するまでの時間の演算を行っていたが、評価値に換算するなど他の単位を用いて乗場2aに到着するまでの時間の演算を行ってもよい。
In the sixth embodiment, after the processing of step S8 may be performed, the processing of step S3 of the first embodiment may be performed. Further, in the embodiment, if there is already a landing 2 that stops on the way, 30 seconds are added, and the time until the
実施の形態において取得部11bは、乗場2aで降車可能なロボット3のロボット負荷を取得し、判定部11cは乗場2aで降車可能なロボット3のロボット負荷に基づいて、乗場2aで乗客が乗車可能であるか否かを判定するものであった。しかし、課題の解決のためには当然、ロボット3が乗場2aで降車可能であるか否かに応じて処理を変更する機能を備えていなくてもよい。
In the embodiment, the
実施の形態2及び4において、判定部11cは取得部11bが取得した乗客のうち最も軽い乗客の重量を乗車可能であるか否かの判定に用いていた。当然、乗場2aで待っている乗客全員又は複数人の重量を用いて、全員又は複数人が乗車できる場合に、乗車可能であると判定するようにしてもよい。また、乗場2aで待っている乗客であれば誰でも少なくとも一人、乗車できるように、最も重い乗客の重量と、全体負荷とロボット負荷との差との和を求めて、定格積載量と比較してもよい。
In the second and fourth embodiments, the
また、実施の形態において命令部11dは、乗場2aで複数の乗客が待っている場合、乗場2aでかご1を待っている乗客全員の乗車負荷の和を乗客負荷としていたが、一人の乗客の乗車負荷又は複数の乗客の乗車負荷の和を乗客負荷としてもよい。
Further, in the embodiment, when a plurality of passengers are waiting at the
実施の形態5において命令部11dは、実施の形態1のステップS34に相当する処理を行わずに、全てのロボット3を降車させるものであったが、ロボット3を降車させた後のかご1の全体負荷が、満員基準以下になるように降車させるロボット3を選択するようにしてもよい。
In the fifth embodiment, the
1,1a,1b,1c かご、2,2a 乗場、3 ロボット、5 乗場呼び装置、6 秤装置、7 通信装置、8 かご呼び装置、9,9a,9b,9c 駆動装置、10,20 制御装置、11 プロセッサ、11a,11e 制御部、11b 取得部、11c 判定部、11d 命令部、12 記憶部、13 インターフェイス、14 ロープ、15 ロボットデータベース、15a 識別番号、15b ロボット名情報、15c 重量情報、15d 降車可否情報、100,200 エレベータ装置、1000 エレベータシステム 1,1a, 1b, 1c car, 2,2a landing, 3 robot, 5 landing calling device, 6 weighing device, 7 communication device, 8 car calling device, 9,9a, 9b, 9c drive device, 10,20 control device , 11 Processor, 11a, 11e Control Unit, 11b Acquisition Unit, 11c Judgment Unit, 11d Command Unit, 12 Storage Unit, 13 Interface, 14 Rope, 15 Robot Database, 15a Identification Number, 15b Robot Name Information, 15c Weight Information, 15d Disembarkation information, 100,200 elevator equipment, 1000 elevator system
この開示に係るエレベータ制御装置は、かごの内部全体の乗車負荷である全体負荷とかごの内部のロボットによる乗車負荷であるロボット負荷とを取得する取得部と、目的階までの途中の乗場において乗客により乗場呼びが行われたかごについて、取得部が取得した全体負荷とロボット負荷との差が、予め定められた閾値以下のときは乗車可能であると判定し、閾値より大きいときは乗車可能ではないと判定する判定部と、判定部が乗車可能であると判定した場合はかごを乗場に停車させ、乗車可能ではないと判定した場合はかごに乗場を通過させる制御部と、を備えたものである。
さらに、この開示に係るエレベータ制御装置は、かごの内部全体の乗車負荷である全体負荷とかごの内部のロボットによる乗車負荷であるロボット負荷と目的階までの途中の乗場でかごを待っている乗客の乗車負荷である乗客負荷とを取得する取得部と、乗場において乗客により乗場呼びが行われたかごについて、取得部が取得した全体負荷とロボット負荷との差と、取得部が取得した少なくとも一人のかごを待っている乗客の乗客負荷との和が、かごに乗車することができる限界の乗車負荷である乗車限界以下のときは乗車可能であると判定し、乗車限界より大きいときは乗車可能ではないと判定する判定部と、判定部が乗車可能であると判定した場合はかごを乗場に停車させ、乗車可能ではないと判定した場合はかごに乗場を通過させる制御部と、を備えたものである。
さらに、この開示に係るエレベータ制御装置は、かごの内部全体の乗車負荷である全体負荷とかごの内部のロボットによる乗車負荷であるロボット負荷と目的階までの途中の乗場でかごを待っている乗客の乗車負荷である乗客負荷とを取得する取得部と、目的階までの途中の乗場において乗客により乗場呼びが行われたかごについて、取得部が取得した全体負荷が予め定められた閾値以下である場合、又は取得部が取得したロボット負荷が、取得部が取得した乗客負荷以上である場合の少なくともいずれか一方を満たす場合、乗車可能であると判定し、いずれも満たさない場合に乗車可能でないと判定する判定部と、判定部が乗車可能であると判定した場合はかごを乗場に停車させ、乗車可能ではないと判定した場合はかごに乗場を通過させる制御部と、を備えたものである。
The elevator control device according to this disclosure includes an acquisition unit that acquires the total load, which is the total load inside the car, and the robot load, which is the load loaded by the robot inside the car, and passengers at the landing on the way to the destination floor. When the difference between the total load acquired by the acquisition unit and the robot load is less than or equal to a predetermined threshold value, it is determined that the car can be boarded, and when it is larger than the threshold value, it is possible to board the car. It is equipped with a determination unit that determines that the vehicle is not available, and a control unit that stops the car at the landing when the determination unit determines that the vehicle can be boarded, and allows the car to pass through the landing when it is determined that the vehicle cannot be boarded. Is.
Further, the elevator control device according to this disclosure includes the total load, which is the total load inside the car, the robot load, which is the load from the robot inside the car, and the passengers waiting for the car at the landing on the way to the destination floor. The difference between the total load acquired by the acquisition unit and the robot load, and at least one person acquired by the acquisition unit, for the acquisition unit that acquires the passenger load, which is the passenger load of If the sum of the passenger load of the passengers waiting for the car is less than or equal to the boarding limit, which is the limit of boarding load that can be boarded in the car, it is judged that the passenger can board the car, and if it is larger than the boarding limit, the car can be boarded. It is equipped with a determination unit that determines that the vehicle is not available, and a control unit that stops the car at the landing when the determination unit determines that the vehicle can be boarded, and allows the car to pass through the landing when it is determined that the vehicle cannot be boarded. It is a thing.
Further, the elevator control device according to this disclosure includes the total load, which is the total load inside the car, the robot load, which is the boarding load by the robot inside the car, and the passengers waiting for the car at the landing on the way to the destination floor. The total load acquired by the acquisition unit is less than or equal to a predetermined threshold for the acquisition unit that acquires the passenger load, which is the passenger load of the vehicle, and the car that the passengers called for the landing on the way to the destination floor. In this case, or if the robot load acquired by the acquisition unit satisfies at least one of the cases where the load is equal to or greater than the passenger load acquired by the acquisition unit, it is determined that the vehicle can be boarded. It is equipped with a determination unit for determining, and a control unit for stopping the car at the landing when the determination unit determines that the vehicle can be boarded, and for passing the car through the landing when it is determined that the vehicle cannot be boarded. ..
例えば、かご1は全体負荷が440kgであって、かご1には重量が100kgのロボットA、重量が60kgのロボットB、重量が70kgのロボットC、重量が90kgで途中降車不可であるロボットDが乗車しているとする。この場合、重量の合計が230kgである途中降車可能なロボットA、ロボットB、及びロボットCが乗車しているためロボット負荷は230kgである。したがって、全体負荷と途中降車可能なロボット3のロボット負荷との差は210kgである。これは、かご1内部の乗客、途中降車不可であるロボットD、及び乗客が所持している荷物などの途中降車可能なロボット3以外の重量の合計が210kgであることを表している。すなわち、乗客など途中降車可能なロボット3以外の重量は満員基準である400kg以下となっている。したがって、ロボット3を乗場2aで降車させれば、乗場2aで待っている乗客は乗車可能であるため、判定部11cは乗車可能であると判定し、処理をステップS2へ進める。
For example, the
Claims (10)
目的階までの途中の乗場において乗客により乗場呼びが行われた前記かごについて、前記取得部が取得した前記全体負荷と前記ロボット負荷とに基づいて、前記ロボットを前記かごから降車させた場合に前記乗場で前記乗客が前記かごに乗車可能であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部が乗車可能であると判定した場合は前記かごを前記乗場に停車させ、乗車可能ではないと判定した場合は前記かごに前記乗場を通過させる制御部と、
を備えたエレベータ制御装置。 An acquisition unit that acquires the total load, which is the riding load of the entire inside of the car, and the robot load, which is the riding load of the robot inside the car.
When the robot is disembarked from the car based on the total load acquired by the acquisition unit and the robot load, the car is called by the passengers at the landing on the way to the destination floor. A determination unit that determines whether or not the passenger can board the car at the landing, and a determination unit.
When the determination unit determines that the car can be boarded, the car is stopped at the landing, and when it is determined that the car is not boardable, the car is passed through the landing.
Elevator control device equipped with.
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ制御装置。 A command unit that outputs a disembarkation command to the robot when the car stops at the landing.
The elevator control device according to claim 1, further comprising.
ことを特徴とする請求項2に記載のエレベータ制御装置。 The command unit determines whether or not the passenger can get in the car without disembarking the robot from the car based on the total load acquired by the acquisition unit, and when it is not possible to get in the car. The elevator control device according to claim 2, wherein the robot outputs the disembarkation command and does not output the disembarkation command to the robot when it is possible to get on the robot.
前記命令部は、前記取得部が取得した前記全体負荷と前記乗客負荷との和が、前記かごに乗車することができる限界の乗車負荷である乗車限界より大きい場合に前記降車命令を出力し、前記乗車限界以下である場合に前記降車命令を出力しない
ことを特徴とする請求項3に記載のエレベータ制御装置。 The acquisition unit further acquires the passenger load, which is the passenger load of the passenger waiting for the car at the landing.
The command unit outputs the disembarkation command when the sum of the total load acquired by the acquisition unit and the passenger load is larger than the boarding limit, which is the limit boarding load that can be boarded in the car. The elevator control device according to claim 3, wherein the disembarkation command is not output when the boarding limit is equal to or less than the boarding limit.
ことを特徴とする請求項4に記載のエレベータ制御装置。 When a plurality of the robots are in the car, the command unit is the sum of the total load acquired by the acquisition unit and the passenger load, and the robot that outputs the disembarkation command. The elevator control device according to claim 4, wherein the robot that outputs the disembarkation command is selected so that the difference from the robot load is equal to or less than the boarding limit.
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のエレベータ制御装置。 The elevator according to claim 4 or 5, wherein when a plurality of the passengers are waiting for the car at the landing, the passenger load is the sum of the passenger loads of all the passengers waiting at the landing. Control device.
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のエレベータ制御装置。 The determination unit determines that the vehicle can be boarded when the difference between the total load acquired by the acquisition unit and the robot load is equal to or less than a predetermined threshold value, and the determination unit is not capable of boarding when the difference is larger than the threshold value. The elevator control device according to any one of claims 1 to 6, wherein the elevator is determined to be.
前記判定部は、前記取得部が取得した前記全体負荷と前記ロボット負荷との差と、前記取得部が取得した少なくとも一人の前記かごを待っている前記乗客の前記乗客負荷との和が、前記かごに乗車することができる限界の乗車負荷である乗車限界以下のときは乗車可能であると判定し、前記乗車限界より大きいときは乗車可能ではないと判定する
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のエレベータ制御装置。 The acquisition unit further acquires the passenger load, which is the passenger load of the passenger waiting for the car at the landing.
In the determination unit, the sum of the difference between the total load acquired by the acquisition unit and the robot load and the passenger load of the passenger waiting for at least one of the cars acquired by the acquisition unit is the sum. From claim 1, it is determined that the vehicle can be boarded when it is equal to or less than the boarding limit, which is the limit of the riding load that can be boarded in the car, and it is determined that the vehicle cannot be boarded when it is larger than the boarding limit. The elevator control device according to any one of 3.
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載のエレベータ制御装置。 The determination unit is characterized in that it determines whether or not the passenger can get on the passenger based on the robot load of the robot that can get off at the landing where the landing call is made. The elevator control device according to any one of 8 to 8.
ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載のエレベータ制御装置。 The control unit controls a plurality of the cars, and calculates the time until the car arrives at the landing for the plurality of cars excluding the car that the determination unit determines that the car cannot be boarded. When there is a car that can arrive at the landing before the car that is determined by the determination unit to be able to board, the car that can arrive first is given priority and stopped at the landing. The elevator control device according to any one of claims 1 to 9.
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020172588A JP7099504B2 (en) | 2020-10-13 | 2020-10-13 | Elevator controller |
CN202110360212.0A CN114348812B (en) | 2020-10-13 | 2021-04-02 | Elevator control device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020172588A JP7099504B2 (en) | 2020-10-13 | 2020-10-13 | Elevator controller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022064076A true JP2022064076A (en) | 2022-04-25 |
JP7099504B2 JP7099504B2 (en) | 2022-07-12 |
Family
ID=81096062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020172588A Active JP7099504B2 (en) | 2020-10-13 | 2020-10-13 | Elevator controller |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7099504B2 (en) |
CN (1) | CN114348812B (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7435888B1 (en) | 2023-06-28 | 2024-02-21 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | Elevator coordination control device, elevator system, elevator coordination control method, and elevator coordination control program |
JP7605361B1 (en) * | 2024-04-02 | 2024-12-24 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | Elevator control system, elevator control method, and elevator control program |
JP7609314B1 (en) | 2024-03-04 | 2025-01-07 | フジテック株式会社 | Elevator control system and method |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114905528B (en) * | 2022-06-01 | 2024-07-23 | 武汉盛恒达智能科技有限公司 | Automatic adjusting robot applied to stair movement and using method |
CN116216444A (en) * | 2023-03-01 | 2023-06-06 | 深圳市沃特沃德信息有限公司 | Elevator control method and intelligent elevator system based on portable intelligent equipment |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020109034A (en) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator system, elevator control device, and elevator control method |
JP2020114763A (en) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator control device |
WO2020230298A1 (en) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 三菱電機株式会社 | System for controlling movement of mobile body |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5003573B2 (en) * | 2008-04-14 | 2012-08-15 | パナソニック株式会社 | Autonomous mobile robot and its elevator getting-on / off method |
JP5449952B2 (en) * | 2009-09-29 | 2014-03-19 | Cyberdyne株式会社 | Autonomous traveling robot and control system for autonomous traveling robot |
CN109789997B (en) * | 2016-10-04 | 2021-02-05 | 三菱电机株式会社 | Elevator control device and autonomous moving body control device |
CN110683435A (en) * | 2019-09-03 | 2020-01-14 | 耀灵人工智能(浙江)有限公司 | Elevator control method for carrying robot in personalized adaptation mode |
-
2020
- 2020-10-13 JP JP2020172588A patent/JP7099504B2/en active Active
-
2021
- 2021-04-02 CN CN202110360212.0A patent/CN114348812B/en active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020109034A (en) * | 2019-01-07 | 2020-07-16 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator system, elevator control device, and elevator control method |
JP2020114763A (en) * | 2019-01-17 | 2020-07-30 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator control device |
WO2020230298A1 (en) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 三菱電機株式会社 | System for controlling movement of mobile body |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7435888B1 (en) | 2023-06-28 | 2024-02-21 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | Elevator coordination control device, elevator system, elevator coordination control method, and elevator coordination control program |
JP2025005791A (en) * | 2023-06-28 | 2025-01-17 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | Elevator cooperation control device, elevator system, elevator cooperation control method, and elevator cooperation control program |
JP7609314B1 (en) | 2024-03-04 | 2025-01-07 | フジテック株式会社 | Elevator control system and method |
JP7605361B1 (en) * | 2024-04-02 | 2024-12-24 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | Elevator control system, elevator control method, and elevator control program |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN114348812A (en) | 2022-04-15 |
CN114348812B (en) | 2023-09-26 |
JP7099504B2 (en) | 2022-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7099504B2 (en) | Elevator controller | |
JP6619760B2 (en) | Elevator apparatus, elevator system, and autonomous robot control method | |
KR101741929B1 (en) | Elevator-landing device | |
CN113924262B (en) | Elevator linkage device | |
US11724909B2 (en) | Elevator car assignment based on a detected number of waiting passengers | |
JP5495871B2 (en) | Elevator control device | |
JP6742962B2 (en) | Elevator system, image recognition method and operation control method | |
CN109484932B (en) | Elevator guide system | |
KR101231944B1 (en) | Elevator operation control device | |
CN108975104B (en) | Elevator control device and method, elevator group management control device and elevator system | |
JP6510596B2 (en) | Elevator control system | |
CN108792860A (en) | Elevator reservation method, apparatus and computer readable storage medium | |
JP4732343B2 (en) | Elevator group management control device | |
CN117262928A (en) | Elevator system, relay device, building system, relay method, and relay program | |
JP2019094157A (en) | Elevator group management control system and elevator control method | |
CN111252634B (en) | Elevator group management control device | |
JP7451661B1 (en) | Elevator control device, elevator control method and program | |
CN112520517A (en) | Elevator control system, elevator system and control method for elevator system | |
JP2017114661A (en) | Elevator group management system and car operation control method | |
CN119855775A (en) | Elevator system, relay device, second relay device, relay method, and computer-readable recording medium | |
JP4358650B2 (en) | Elevator group management control device | |
JP6759417B1 (en) | Elevator allocation device | |
JP7532609B1 (en) | Group management control device for double-deck elevators and group management control method for double-deck elevators | |
JP7670207B1 (en) | Facility system, facility control device, facility control method, and facility control program | |
JP7711851B2 (en) | Elevator system, relay device, second relay device, relay method, and computer-readable recording medium |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220318 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20220511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220613 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7099504 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |