JP2022044456A - プログラムおよびデバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】画像読取装置によって複数の原稿が読み取られた場合において、ユーザの画像探索にかかる手間を軽減するための技術を提供すること。【解決手段】スキャナドライバ23によれば、PC1は、スキャナ3から画像を取得する。スキャナ3は、PC1からスキャンコマンドを受信すると、セットされた複数の原稿を1枚ずつ読み取り、読み取った原稿ごとの画像をPC1に送信する。さらに、PC1は、スキャナ3によって読み取られた原稿ごとの画像を受信することで、スキャナ3から複数の画像を取得した場合に、受信した画像ごとに、画像の特徴を示すサムネイル画像や文字列画像を取得し、画像ごとに取得された特徴を示す画像を纏めた目次画像を生成し、受信した複数の画像および生成された目次画像をファイルに出力する。【選択図】図5
Description
本明細書に開示される技術分野は、複数の原稿を読み取り、読み取った複数の原稿の画像に基づく画像データを生成する技術に関する。
従来、複数の原稿を読み取り、読み取った複数の原稿の画像に基づく画像データを生成する技術が知られている。例えば特許文献1には、読み取ったN個の画像を縮小し、縮小したN個の画像を1ページのN等分した領域に配置した配置画像データを生成する、いわゆるNin1機能を有する画像処理装置が開示されている。
複数の原稿を読み取る場合、ユーザは読取結果から所望の画像を探し難い。読取結果の画像を纏めて表示できるビューワプログラムがあれば所望の画像を探し易くなるが、そのビューワプログラムに依存し、汎用性が必ずしも高くないことから、改善の余地がある。
本明細書は、画像読取装置によって複数の原稿が読み取られた場合において、ユーザの画像探索にかかる手間を軽減するための技術を開示する。
この課題の解決を目的としてなされたプログラムは、情報処理装置のコンピュータに、画像読取装置から画像を取得する第1取得処理を実行させ、前記画像読取装置は、前記情報処理装置からスキャンコマンドを受信すると、セットされた複数の原稿を1枚ずつ読み取り、読み取った前記原稿ごとの画像を前記情報処理装置に送信し、さらに前記コンピュータに、前記画像読取装置によって読み取られた前記原稿ごとの前記画像を受信することで、前記第1取得処理にて前記画像読取装置から複数の前記画像を取得した場合に、受信した前記画像ごとに、前記画像の特徴を示す特徴データを取得する第2取得処理と、前記第2取得処理にて前記画像ごとに取得された前記特徴データを纏めた目次データを生成する生成処理と、受信した複数の前記画像および前記生成処理にて生成された前記目次データをファイルに出力する出力処理と、を実行させる、ことを特徴としている。
本明細書に開示されるプログラムを実行することにより、情報処理装置は、読み取られた複数の原稿の画像についてそれぞれ特徴データを取得し、その特徴データを纏めた目次データを生成してファイルに出力する。これにより、ユーザは、目次データに含まれる各画像の特徴データから所望の画像を探し易くなる。また、目次データをファイルに出力することから、特定のアプリに依存し難く、汎用性が高い。
上記プログラムの処理を実行するデバイス、プログラムの機能を実現するための制御方法、および当該プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記憶媒体も、新規で有用である。
本発明によれば、画像読取装置によって複数の原稿が読み取られた場合において、ユーザの画像探索にかかる手間を軽減するための技術が実現される。
以下、スキャンシステムを具体化した実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」とする)とそのPCに接続されるスキャナとを含むスキャンシステムを開示するものである。
本形態のスキャンシステム100は、図1に示すように、PC1と、スキャナ3と、を含み、これらが互いに接続されたシステムである。PC1は、少なくともスキャナ3との通信機能を備え、スキャナ3へのスキャンコマンドの送信、スキャナ3から読取結果であるスキャンデータの受信、等を行う装置である。PC1は、情報処理装置の一例であり、デバイスの一例である。PC1に代えて、例えば、スマートフォン、タブレットコンピュータであってもよい。
本形態のPC1は、図1に示すように、CPU11と、メモリ12と、を含むコントローラ10を備えている。また、PC1は、ユーザインタフェース(以下、「ユーザIF」とする)13と、通信インタフェース(以下、「通信IF」とする)14と、を備え、これらがコントローラ10に電気的に接続されている。なお、図1中のコントローラ10は、PC1の制御に利用されるハードウェアやソフトウェアを纏めた総称であって、実際にPC1に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
CPU11は、メモリ12から読み出したプログラムに従って、また、ユーザの操作に基づいて、各種の処理を実行する。CPU11は、コンピュータの一例である。メモリ12は、PC1を起動するための起動プログラム、スキャナ3を使用するための各種のアプリケーションプログラム(以下、「アプリ」とする)等の各種のプログラムや、画像データ、文書データ等の各種のデータが記憶される記憶領域である。メモリ12は、各種の処理が実行される際の作業領域としても利用される。
本形態のPC1のメモリ12には、図1に示すように、OS21と、スキャンアプリ22と、スキャナドライバ23と、が記憶されている。OS21は、例えば、Windows(登録商標)、macOS(登録商標)、Linux(登録商標)、iOS(登録商標)、Android(登録商標)である。
スキャンアプリ22は、例えば、スキャンを実行させる装置の指定、スキャンデータの保存形式や保存場所の指定、スキャン実行の指示等のユーザの指示を受け付けるプログラムである。スキャンアプリ22は、さらに、スキャナ3から受信したスキャンデータに基づいて、画像の編集の指示を受け付けても良い。
スキャナドライバ23は、スキャナ3の動作を制御するプログラムであり、スキャンに関する各種の設定を受け付ける。スキャナドライバ23は、スキャナ3のモデルに対応したプログラムであり、例えば、スキャンアプリ22にてスキャナ3でのスキャンの実行指示を受け付けた場合に、スキャンアプリ22によって起動される。スキャナドライバ23は、プログラムの一例である。スキャナドライバ23は、スキャンアプリ22の一部であっても良い。
本形態のスキャナドライバ23は、スキャナ3から受信した複数のスキャンデータに基づいて、複数の画像から所望の画像を探すための目次画像を生成する機能を有する。領収書等の経理書類、履歴書等の人事書類、提案書等の企画書類など、多数の書類を管理するユーザは、各書類をスキャンして画像データとして保存し、必要に応じて所望の画像データを探す場合がある。本形態のスキャナドライバ23は、複数の画像をスキャンした場合に、各画像の特徴を示す情報を纏めて目次画像ファイルを生成する目次生成の設定を受け付ける。目次生成機能の詳細については、後述する。
メモリ12の一例は、PC1に内蔵されるROM、RAM、HDD等に限らず、CPU11が読み取り可能かつ書き込み可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non-transitoryな媒体である。non-transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。また、non-transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non-transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
ユーザIF13は、情報を報知するための画面を表示するハードウェアと、ユーザによる操作を受け付けるハードウェアと、を含む。ユーザIF13は、表示機能と操作受け付け機能とを有するタッチパネルであっても良いし、表示機能を有するディスプレイと、操作受け付け機能を有するキーボード、マウス、トラックボール等との組であっても良い。
通信IF14は、スキャナ3等の外部装置と通信を行うためのハードウェアを含む。通信IF14の通信規格は、イーサネット(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、USB等である。通信IF14は、複数の通信規格に対応する複数の構成を含んでいても良い。
本形態のスキャナ3は、PC1との通信機能と、原稿の画像を読み取ってスキャンデータを生成する画像読取機能と、を有する装置である。スキャナ3は、画像読取装置の一例である。本形態のスキャナ3は、図1に示すように、自動原稿搬送装置(以下、「ADF」とする)31を備え、ADF31にセットされた複数枚の原稿束から原稿を1枚ずつ自動的に搬送して、連続して読み取ることができる。スキャナ3は、スキャン単機能の装置に限らず、例えば、複合機、コピー機、FAX装置であってもよい。
次に、スキャナドライバ23による処理について説明する。なお、以下の処理は、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、CPU11の処理を表している。CPU11による処理は、OSのAPIを用いたハードウェア制御も含む。本明細書では、OSの記載を省略して各プログラムの動作を説明する。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記載は、「プログラムBがOSのAPIを用いてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を、省略した文言で記載することがある。例えば、「CPU11が行う」のように記載することがある。また、プログラムに記述された命令に従ったCPU11の処理を、「プログラムAが行う」のようにCPUを省略した文言で記載することがある。
なお、「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、CPU11が要求することなくデータを受信するという処理も、「CPUがデータを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。また、「要求する」、「指示する」とは、要求していることを示す情報や、指示していることを示す情報を相手に出力することを示す概念である。また、要求していることを示す情報や指示していることを示す情報のことを、単に、「要求」、「指示」とも記載する。
また、CPU11による、情報Aは事柄Bであることを示しているか否かを判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか否かを判断する」のように概念的に記載することがある。CPU11による、情報Aが事柄Bであることを示しているか、事柄Cであることを示しているか、を判断する処理を、「情報Aから、事柄Bであるか事柄Cであるかを判断する」のように概念的に記載することがある。
以下、本形態のスキャンシステム100において、PC1にて実行されるスキャン処理の手順について、図2のフローチャートを参照して説明する。スキャン処理は、スキャンアプリ22等にてスキャナ3によるスキャンの実行指示を受け付けたことを契機に、PC1のCPU11にて実行される。本形態のスキャン処理は、スキャナドライバ23による処理である。
スキャン処理では、CPU11は、スキャン設定を取得する(S101)。スキャン設定は、スキャンの実行指示を受け付ける前にスキャンアプリ22またはスキャナドライバ23にて設定されている各種のパラメータであり、ユーザの操作等に基づいて設定されている。
CPU11は、取得したスキャン設定に目次を作成する設定が含まれているか否かを判断する(S102)。目次作成の設定が含まれていないと判断した場合(S102:NO)、CPU11は、通常のスキャンの処理を行い(S103)、スキャン処理を終了する。通常のスキャンとは、原稿を読み取った画像の画像データを生成し、目次画像の生成を行わない処理であり、既存の技術であるので説明を省略する。
目次作成の設定が含まれていると判断した場合(S102:YES)、CPU11は、スキャンコマンドを生成して、生成したスキャンコマンドをスキャナ3に送信する(S104)。
スキャナ3は、受信したスキャンコマンドに基づいて、ADF31にセットされた原稿を1枚ずつスキャンし、スキャンデータをPC1に送信する。なお、スキャナ3は、1枚の原稿をスキャンするごとにスキャンデータを送信してもよいし、複数枚の原稿のスキャンデータを纏めて送信してもよい。スキャナ3は、ADF31にセットされた全ての原稿のスキャンが終了すると、終了情報をPC1に送信する。
スキャナ3は、継続スキャン機能を有しても良い。継続スキャン機能を有するスキャナ3は、ADF31にセットされた全ての原稿のスキャンが終了した後、継続するか終了するかの指示を受け付ける。継続の指示を受け付けた場合、スキャナ3は、新たにADF31にセットされた原稿をさらにスキャンし、スキャンデータを継続してPC1に送信する。この場合、スキャナ3は、終了の指示を受け付けた後、終了情報をPC1に送信する。
CPU11は、スキャナ3から受信した情報が終了情報であるか否かを判断する(S105)。終了情報ではないと判断した場合(S105:NO)、CPU11は、スキャン設定にパート分け設定が含まれているか否かを判断する(S106)。
本形態のスキャナドライバ23は、複数の原稿を読み取ったスキャンデータを、白紙等を区切りとしてパートに区分して保存するパート分け機能を有している。パート分け設定が含まれるスキャン設定でのスキャン指示を受け付けた場合、スキャナドライバ23は、例えば、図3に示すように、白紙を含むスキャンデータを白紙の前後で別のパートに区分する。具体的には、スキャナドライバ23は、1枚目の画像から白紙の前の画像までを第1パートとし、白紙の次の画像から次の白紙の前の画像までを第2パートとして、それぞれのフォルダに保存する。このパート分け機能を利用するユーザは、予めパートの区切りに白紙を挟み込んだ原稿束を用意して、スキャナ3にセットする。
スキャン設定にパート分け設定が含まれていると判断した場合(S106:YES)、CPU11は、スキャナ3から受信したスキャンデータが白紙画像のデータであるか否かを判断する(S107)。
スキャン設定にパート分け設定が含まれていないと判断した場合(S106:NO)、または、白紙画像のデータではないと判断した場合(S107:NO)、CPU11は、受信したスキャンデータをテンポラリファイルとして、テンポラリフォルダに保存する(S108)。S108は、第1取得処理の一例である。なお、パート分け設定が含まれていない場合、CPU11は、白紙画像のデータも原稿の画像の1つとしても良いし、白紙画像のデータは原稿の画像ではないとして無視しても良い。
パート分け設定が含まれ、白紙画像のデータであると判断した場合(S107:YES)、CPU11は、そのデータを保存せず、次のパートのスキャンデータを保存するための次のテンポラリフォルダを用意する(S109)。S109は、白紙画像に後続するスキャンデータを、白紙画像に先行するスキャンデータと区分して保存するための処理であり、区分処理の一例である。S108またはS109の後、CPU11は、S105に戻って、終了情報を受信するまで、さらにスキャナ3からデータを受信する。
終了情報を受信したと判断した場合(S105:YES)、CPU11は、目次生成処理を実行する(S111)。目次生成処理は、受信した複数のスキャンデータの画像に基づいて、目次画像を生成する処理である。目次生成処理の手順について、図4のフローチャートを参照して説明する。
本形態のスキャナドライバ23は、生成可能な目次画像およびそのファイル構成として複数の種類を備えており、スキャン設定にて目次生成が設定された場合、さらに詳細な設定を受け付ける。スキャナドライバ23は、目次画像に関する設定として、目次画像に含まれる各項目を示す項目画像の種類、目次画像と各原稿を読み取った画像である原稿画像とのファイル構成の種類、の選択を受け付ける。項目画像は、目次画像中で各原稿画像の特徴を示す画像であり、例えば、サムネイル画像、文字列画像、である。ファイル構成には、例えば、目次画像と各原稿画像とをそれぞれ別のファイルとする構成、目次画像を1つのファイルとし原稿画像の全てを別の1つのファイルとする構成、目次画像と全ての原稿画像とを纏めて1つのファイルとする構成、がある。
スキャナドライバ23によって生成されるファイルの例を図5~図7に示す。図5は、項目画像としてサムネイル画像が選択された場合の例である。図5の目次画像は、各原稿画像のサムネイル画像を、原稿画像の順に並べて1つに纏めた画像である。図5(A)は、目次画像と各原稿画像とをそれぞれ別のファイルとする構成の例であり、目次画像ファイル51と、原稿ごとに4つの画像ファイル52~55と、が生成される。図5(B)は、目次画像を1つのファイルとし原稿画像の全てを別の1つのファイルとする構成の例であり、目次画像ファイル56と、4つの原稿画像を各ページとして含む画像ファイル57と、が生成される。図5(C)は、目次画像と全ての原稿画像とを纏めて1つのファイルとする構成の例であり、目次画像を第1ページとし、4つの原稿画像を2ページ目から含む画像ファイル58が生成される。
図6は、項目画像として文字列画像が選択された場合の例である。文字列画像は、各原稿画像に含まれる文字列の画像である。図6の目次画像は、各原稿画像から抽出された文字列画像を、原稿画像の順に並べて1つに纏めた画像である。図6は、目次画像と各原稿画像とをそれぞれ別のファイルとする構成の例であり、文字列画像を纏めた目次画像ファイル61と、原稿ごとに4つの画像ファイル62~65と、が生成される。なお、図示は省略しているが、文字列画像による目次画像についても、ファイル構成としては、図5(B)と同様に、目次画像ファイルと全原稿画像の画像ファイルとを生成する構成や、図5(C)と同様に、目次画像と全原稿画像と纏めた1つのファイルを生成する構成も選択可能である。
また、本形態のスキャナドライバ23は、スキャン設定にパート分け設定が含まれている場合、各パートの先頭ページの原稿画像を目次画像の項目画像とする。各パートの先頭ページの画像は、原稿束にて各パートの先頭に配置された原稿の画像であり、そのパートの画像の特徴を備えている可能性が高い。図7は、パート分け設定が含まれ、項目画像としてサムネイル画像が選択された場合の例であり、各パートの先頭の原稿画像のサムネイル画像を纏めた目次画像が生成される。
図7(A)は、目次画像と各原稿画像とをそれぞれ別のファイルとする構成の例であり、パートごとに別々のフォルダ72~74が作成され、各原稿画像は、各フォルダ72~74に画像ファイルとして保存される。具体的には、第1パートの各原稿画像は、フォルダ72に画像ファイル721~723として保存され、第2パートの各原稿画像は、フォルダ73に画像ファイル731~732として保存され、第3パートの各原稿画像は、フォルダ74に画像ファイル741~743として保存される。また、目次画像ファイル71は、フォルダ72~74とは別に保存される。
図7(B)は、目次画像を1つのファイルとし、各パートの原稿画像をパートごとに1つのファイルとする構成の例であり、目次画像ファイル75と、パートの各原稿画像を纏めたパート別の画像ファイル76~78とが保存される。なお、スキャナドライバ23は、パート分け設定が選択されている場合、全ての画像を1つのファイルとする構成の選択は受け付けない。また、スキャナドライバ23は、パート分け設定が含まれている場合であっても、目次画像の項目画像として文字列画像の選択は受け付ける。
目次生成処理では、CPU11は、テンポラリフォルダが複数有るか否かを判断する(S201)。前述したように、白紙によるパート分け設定が指定され、原稿がパート分けされていた場合、パートごとのテンポラリフォルダが作成されている。テンポラリフォルダが複数有ると判断した場合(S201:YES)、CPU11は、各テンポラリフォルダの先頭ページの画像を対象画像とする(S202)。対象画像は、目次画像の各項目画像の生成対象となる画像である。テンポラリフォルダが1つしかないと判断した場合(S201:NO)、CPU11は、そのテンポラリフォルダに記憶されている全てのテンポラリファイルの画像を対象画像とする(S203)。
次に、CPU11は、スキャン設定にて、目次画像に用いる項目画像として、サムネイル画像が選択されているか、文字列画像が選択されているか、を判断する(S210)。サムネイル画像が選択されていると判断した場合(S210:サムネイル)、CPU11は、各対象画像を縮小してサムネイル画像を作成する(S211)。サムネイル画像は、元の対象画像の特徴を示す特徴データの一例であり、S211は、第2取得処理の一例である。
文字列画像が選択されていると判断した場合(S210:文字)、CPU11は、各対象画像に対して文字認識(OCR)処理を施し、画像に含まれる文字列を取得する(S212)。なお、CPU11は、OCR処理の前に、画像に含まれる文字の向きが揃うように回転させてもよい。そして、CPU11は、各対象画像から取得した文字列のうち、先頭の語句の文字列を抽出する(S213)。
CPU11は、抽出された文字列が、他の対象画像から抽出された文字列と同じ文字列であるか否かを判断する(S214)。同じであると判断した場合(S214:YES)、CPU11は、次の語句の文字列を抽出して(S215)、S214に戻り、他の対象画像と比較する。同じ文字列ではないと判断した場合(S214:NO)、CPU11は、抽出された文字列を、その対象画像の項目画像に決定する。さらに、CPU11は、全ての対象画像について文字列の抽出が終了したか否かを判断する(S216)。終了していないと判断した場合(S216:NO)、CPU11は、S213に戻り、次の対象画像から文字列を抽出する。対象画像に含まれる文字列は、その対象画像の特徴を示す特徴データの一例であり、S213またはS215は、第2取得処理の一例である。
S211の後、または、全ての対象画像について文字列の抽出が終了したと判断した場合(S216:YES)、CPU11は、この処理が、作成済みの目次に項目を追加する処理であるか否かを判断する(S220)。後述するように、スキャナドライバ23は、原稿束をスキャンして目次を作成した後、さらに別の原稿束をスキャンし、作成済みの目次に、新たにスキャンした画像の項目を追加する指示を受け付ける。
既存の目次に追加すると判断した場合(S220:YES)、CPU11は、既存の目次画像に、S211にて作成したサムネイル画像、または、S213~S215によって抽出した文字列の画像を追加して、目次画像の画像データを生成する(S221)。既存の目次に追加するのではなく、新規の目次を作成する処理であると判断した場合(S220:NO)、CPU11は、S211にて作成したサムネイル画像、または、S213~S215によって抽出した文字列の画像を並べて、目次画像の画像データを生成する(S222)。S221およびS222は、生成処理の一例であり、S221またはS222にて生成される目次画像の画像データは、目次データの一例である。S221またはS222の後、CPU11は、目次生成処理を終了して、スキャン処理に戻る。
図2のスキャン処理の説明に戻る。S111の目次生成処理が終了した後、CPU11は、追加の原稿が有るか否かを判断する(S112)。例えば、スキャナドライバ23は、スキャンの完了か継続かの選択を受け付ける画面をユーザIF13に表示させ、ユーザIF13を介して、選択を受け付ける。S112は、選択処理の一例である。
継続の指示を受け付けた場合、すなわち、同じ目次に追加する原稿がさらに有ると判断した場合(S112:YES)、CPU11は、S104に戻り、再度スキャンコマンドをスキャナ3に送信する。これにより、スキャナ3は、再度、原稿のスキャンを行い、スキャンデータをPC1に送信する。CPU11は、以前のスキャンにて受信したスキャンデータとは異なるテンポラリフォルダを新たに作成し、スキャナ3から継続して受信したスキャンデータを作成したテンポラリフォルダに保存する。継続の指示を受け付けて、再度実行される場合のS108は、第3取得処理の一例である。
さらに、CPU11は、新たに受信したスキャンデータについても目次生成処理を実行する。継続してスキャンデータを受信した場合、CPU11は、目次生成処理のS220にて追加すると判断し、前に受信したスキャンデータに基づいて生成した目次画像に新たに受信したスキャンデータに基づく項目画像を追加して、目次画像を生成する。
完了の指示を受け付けた場合、すなわち、同じ目次に追加する原稿が無いと判断した場合(S112:NO)、CPU11は、出力処理を実行する(S113)。出力処理は、原稿を読み取って取得した各原稿画像や、目次生成処理にて生成した目次画像を、ファイルに出力する処理である。
出力処理の手順について、図8のフローチャートを参照して説明する。出力処理では、CPU11は、スキャン設定にパート分け設定が含まれているか否かを判断する(S301)。パート分け設定が含まれていないと判断した場合(S301:NO)、CPU11は、目次画像を、原稿画像とは別のファイルに保存するか否かを判断する(S302)。図5(A)や図5(B)に示したように、目次画像を原稿画像とは別のファイルに保存すると判断した場合(S302:YES)、CPU11は、各原稿画像をそれぞれ個別のファイルに保存するか否かを判断する(S305)。
前述したように、本形態のスキャナドライバ23は、目次画像と原稿画像とを保存するためのファイル構成を3種類備え、それらのうちからの選択を受け付ける。CPU11は、スキャン設定に含まれる目次に関する設定に基づいて、S302やS305の判断を行う。
個別のファイルに保存すると判断した場合(S305:YES)、CPU11は、テンポラリファイルとして保存した各原稿画像を、指定された保存先に、指定された保存形式で、画像ファイルとして保存する(S306)。これにより、図5(A)に示したように、画像A~画像Dが、それぞれ1つの画像ファイル52~55として保存される。
一方、個別のファイルではなく、1つのファイルにまとめて保存すると判断した場合(S305:NO)、CPU11は、テンポラリファイルとして保存した各画像をそれぞれのページとして含むファイルを作成して、指定された保存先に保存する(S307)。これにより、図5(B)に示したように、画像A~画像Dを含む画像ファイル57が保存される。画像ファイル57は、第1ファイルの一例である。
S306またはS307の後、CPU11は、目次生成処理にて生成した目次画像の各項目画像に、対応する原稿画像の保存パスを示すリンク情報を埋め込む(S310)。さらに、CPU11は、リンク情報を埋め込んだ目次画像を、指定された保存先に目次画像ファイルとして保存する(S311)。S311は、出力処理の一例である。これにより、図5(A)に示した目次画像ファイル51、または、図5(B)に示した目次画像ファイル56が出力される。
なお、図5~図7では、リンク情報によって示されるリンク先を破線の矢印で示している。例えば、図5(A)の目次画像ファイル51の各項目画像には、画像ファイル52~55を示す保存パスが埋め込まれている。図5(A)の目次画像ファイル51は、目次データ用のファイルの一例であり、図5(B)の目次画像ファイル56は、第2ファイルの一例である。なお、目次画像ファイルは、画像ファイルと同じファイル形式であっても、異なるファイル形式であっても良い。
目次画像を原稿画像と別ファイルにせず、纏めて1つのファイルにすると判断した場合(S302:NO)、CPU11は、目次生成処理にて生成した目次画像を1ページ目とし、次のページから各原稿画像を配置して、複数ページの画像データからなる画像ファイルを作成する(S320)。さらに、CPU11は、作成した画像ファイルの目次画像の項目画像に、対応する画像のページを示すリンク情報を埋め込む(S321)。CPU11は、リンク情報を埋め込んだ画像ファイルを、指定された保存先に保存する(S322)。S322は、出力処理の一例である。これにより、図5(C)に示した画像ファイル58が出力される。
一方、パート分け設定が含まれていると判断した場合(S301:YES)、CPU11は、各原稿画像をそれぞれ個別のファイルに保存するか否かを判断する(S330)。S330は、S305と同様の判断である。
個別のファイルに保存すると判断した場合(S330:YES)、CPU11は、保存先として指定されているフォルダに、テンポラリフォルダのそれぞれに対応するパート別のフォルダを作成する(S331)。これにより、図7(A)に示したように、パート別のフォルダ72~74が作成される。さらに、CPU11は、各テンポラリフォルダに保存されている各原稿画像を、S331にて作成した各フォルダに、指定された保存形式で、画像ファイルとして保存する(S332)。これにより、図7(A)に示したように、各フォルダ72~74に、画像ファイル721~723、731~732、741~743のそれぞれが保存される。画像ファイル721~723、731~732、741~743は、画像用のファイルの一例である。
一方、個別のファイルではなく、1つのファイルにまとめて保存すると判断した場合(S330:NO)、CPU11は、各テンポラリフォルダに保存されている原稿画像を纏めて、テンポラリフォルダごとにそれぞれ1つのファイルを作成し、指定された保存先に保存する(S333)。これにより、図7(B)に示したように、パート別の画像ファイル76~78が保存される。画像ファイル76~78は、第1ファイルの一例である。
S332またはS333の後、CPU11は、S310に進み、目次画像に各画像の保存パスを示すリンク情報を埋め込む。この場合、目次画像は、前述したように、各パートの先頭ページの画像に基づいて作成されていることから、目次画像に埋め込まれる保存パスは、各パートの先頭ページの画像の保存パスである。さらに、CPU11は、S311に進んで、保存パスを埋め込んだ目次画像を目次画像ファイル71または目次画像ファイル75として保存する。目次画像ファイル71は、目次データ用のファイルの一例であり、目次画像ファイル75は、第2ファイルの一例である。S311またはS322の後、CPU11は、出力処理を終了して、スキャン処理に戻る。
図2のスキャン処理の説明に戻る。S113の出力処理が終了した後、または、S103の後、CPU11は、スキャン処理を終了する。
なお、本形態では、PC1が備えるスキャナドライバ23の処理として説明したが、例えば、スキャナ3自身が、目次生成機能を備えていても良い。つまり、スキャナ3が、自身のユーザIFを介して、目次生成の設定を含むスキャン設定の入力を受け付けても良い。このようなスキャナ3は、自身のユーザIFを介してスキャン指示を受け付けた場合、原稿を読み取って画像を取得し、自身のユーザIFを介して受け付け済みのスキャン設定に基づいて画像データを生成する。受け付け済みのスキャン設定に目次生成の設定が含まれていれば、スキャナ3は、複数の原稿を読み取った画像に基づいて、画像ファイルおよび目次画像ファイルを生成する。スキャナ3は、生成したファイルをPC1等に送信しても良い。この場合、スキャナ3は、デバイスの一例である。スキャナ3にて、原稿を読み取って画像を取得する処理は、画像取得処理の一例であり、目次画像に用いる特徴データを取得する処理は、特徴取得処理の一例である。
以上、詳細に説明したように、本形態のスキャンシステム100によれば、PC1は、スキャナドライバ23によって、スキャナ3から受信した複数の原稿画像についてそれぞれ、画像の特徴を示す項目画像としてサムネイル画像または文字列画像を取得し、取得した項目画像を纏めて目次画像を生成し、ファイルに出力する。従って、ユーザは、目次画像に含まれる項目画像から所望の画像を探し易い。また、目次画像をファイルに出力することから、特定のアプリに依存し難く、汎用性が高い。
さらに、本形態では、目次画像にリンク情報が埋め込まれるので、所望の画像へのアクセスが容易になり、目次画像の利便性が向上する。さらに、本形態では、サムネイル画像や文字列画像を並べた目次画像が生成されるので、ユーザが画像の内容を把握し易い。
さらに、本形態では、目次画像を生成した後にもスキャンの継続を受け付け、継続して受信したスキャンデータについても、目次画像に含めるので、原稿が多くても、それらの画像の特徴を纏めた目次画像を生成できる。すなわち、ユーザは、1つの目次画像によって、追加された画像を含めた複数の画像から所望の画像を探し易い。
さらに、本形態では、パート分け設定が指定されている場合、白紙を検出することでパートを区分するので、複雑な画像解析を行うことなく簡単に区分けできる。また、白紙の挿入によってパートに区分された原稿を受け付けた場合、パートごとに分けて画像を保存し、各パートの先頭ページの画像を用いて目次画像を生成するので、枚数の多い原稿であっても、目次画像の煩雑化が抑止され、ユーザが画像のファイルにアクセスし易くなる。
さらに、本形態では、目次画像ファイルや画像ファイルの形式を3種類から選択可能である。目次画像と全ての画像とを纏めて1つのファイルに出力すれば、ファイルの持ち運びに便利である。また、目次画像のファイルと各画像を纏めたファイルとを出力すれば、目次画像と各画像とを別々に読み出すことができる。また、目次画像のファイルと画像ごとの個別ファイルとをそれぞれ出力すれば、目次画像と各画像とを別々に読み出すことができ、さらに、画像を個別に利用できる。
なお、本実施の形態は単なる例示にすぎず、本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能である。例えば、スキャンシステム100を構成するPCやスキャナは、1台に限らず、複数台有ってもよい。
また、本形態では、目次画像として用いる項目画像の種類や保存するファイル構成について、ユーザの選択を受け付けるとしたが、スキャナドライバ23にて予め決まっていてもよい。また、目次画像に関する詳細な設定は、スキャン設定として予め受け付けていてもよいし、スキャン実行後にユーザIF13を介して受け付けてもよい。また、目次画像の項目画像は、サムネイル画像や文字列画像に限らず、例えば、部分画像や色情報であっても良い。また、原稿がパートに区分されている場合、全体の目次に加えて、パートごとの目次をさらに生成しても良い。
また、本形態では、項目画像にリンク情報を埋め込むとしたが、これに限らない。例えば、項目画像に隣接してリンク情報を示すマーク等を付加しても良い。また、リンク情報が含まれない目次画像を生成しても良い。
また、本形態では、項目画像として文字列画像を用いる場合、複数の原稿画像の項目画像として同じ文字列を選択しないとしたが、同じ文字列であっても項目画像として選択するとしてもよい。その場合、目次生成処理のS214とS215とは不要である。
また、パートを区切る方法は白紙の挿入に限らない。白以外の色無地であっても良い。また、例えば、パート区切り用のマーク等を設定してもよく、その場合、スキャナドライバ23は、スキャンデータの画像を解析してそのマーク等を検出すれば良い。また、例えば、スキャナ3が区切り情報を送信する機能を備えていれば、ユーザは、パートごとの原稿束を作成してセットし、原稿束の画像の送信後に区切り情報を送信させる指示をスキャナ3に入力しても良い。
また、本形態では、目次生成処理の後にスキャンの継続を受け付けるとしたが、受け付けなくても良い。また、スキャンの継続の指示は、目次生成処理の前に受け付けても良いし、前と後との両方で受け付け可能であっても良い。
また、例えば、スキャナ3は、ADF31を備えていないものでも良い。その場合、ユーザは、原稿台に1枚ずつ原稿をセットしてスキャン実行指示を行う必要があるが、スキャン完了を選択することで、目次画像が生成される。
また、実施の形態に開示されている任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる、または並列に実行できる。
また、実施の形態に開示されている処理は、単一のCPU、複数のCPU、ASICなどのハードウェア、またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また、実施の形態に開示されている処理は、その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体、または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
3 スキャナ
11 CPU
12 メモリ
13 ユーザIF
3 スキャナ
11 CPU
12 メモリ
13 ユーザIF
Claims (12)
- 情報処理装置のコンピュータに、
画像読取装置から画像を取得する第1取得処理を実行させ、前記画像読取装置は、前記情報処理装置からスキャンコマンドを受信すると、セットされた複数の原稿を1枚ずつ読み取り、読み取った前記原稿ごとの画像を前記情報処理装置に送信し、
さらに前記コンピュータに、前記画像読取装置によって読み取られた前記原稿ごとの前記画像を受信することで、前記第1取得処理にて前記画像読取装置から複数の前記画像を取得した場合に、
受信した前記画像ごとに、前記画像の特徴を示す特徴データを取得する第2取得処理と、
前記第2取得処理にて前記画像ごとに取得された前記特徴データを纏めた目次データを生成する生成処理と、
受信した複数の前記画像および前記生成処理にて生成された前記目次データをファイルに出力する出力処理と、
を実行させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記生成処理では、前記第2取得処理にて前記画像ごとに取得された前記特徴データに、前記特徴データに対応する前記画像のリンク情報を関連付けた前記目次データを生成する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1または請求項2に記載するプログラムにおいて、
前記第2取得処理では、受信した前記画像ごとに、前記画像のサムネイル画像を前記特徴データとして取得し、
前記生成処理では、前記第2取得処理にて取得した前記画像ごとの前記サムネイル画像を纏めた前記目次データを生成する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1または請求項2に記載するプログラムにおいて、
前記第2取得処理では、受信した前記画像ごとに、前記画像に含まれる文字を抽出し、抽出された前記文字の少なくとも一部を前記特徴データとして取得し、
前記生成処理では、前記第2取得処理にて取得した前記画像ごとの前記文字の少なくとも前記一部である前記特徴データを纏めた前記目次データを生成する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記第1取得処理にて前記画像の取得が完了した後、前記情報処理装置のユーザインタフェースを介して、スキャンの完了か継続かの選択を受け付ける選択処理を実行させ、
さらに前記コンピュータに、
前記選択処理にて継続が選択された場合に、前記画像読取装置から画像をさらに取得する第3取得処理を実行させ、前記第3取得処理にてさらに前記画像を取得した場合であっても、前記第2取得処理および前記生成処理を実行させ、さらに前記生成処理では、前記第2取得処理にて取得された前記特徴データを、先に実行された前記生成処理によって生成された前記目次データに追加し、
前記選択処理にてスキャンの完了の選択を受け付けた場合に、前記出力処理を実行させる、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項5のいずれか1つに記載するプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
受信した複数の前記画像を、複数のパートに区分する区分処理を実行させ、
前記第2取得処理では、受信した複数の前記画像うち、前記区分処理によって区分された各パートの先頭ページの前記画像の前記特徴データを取得し、
前記生成処理では、前記第2取得処理にて取得された各パートの先頭ページの前記画像の前記特徴データを纏めた前記目次データを生成する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項6に記載するプログラムにおいて、
前記区分処理では、受信した前記画像から白紙画像が検出された場合、前記白紙画像に先行する画像と前記白紙画像に後続する画像とで前記パートを区分する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項6または請求項7に記載するプログラムにおいて、
前記出力処理では、前記区分処理によって区分された各パートに対応するフォルダを作成し、各フォルダの中に各フォルダに対応する前記パートの前記画像を含む前記ファイルを出力する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記出力処理では、受信した複数の前記画像および前記生成処理にて生成された前記目次データを、1つの前記ファイルに出力する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記出力処理では、受信した複数の前記画像を第1ファイルに出力し、前記生成処理にて生成された前記目次データを第2ファイルに出力する、
ことを特徴とするプログラム。 - 請求項1に記載するプログラムにおいて、
前記出力処理では、受信した前記画像ごとに画像用のファイルに分けて出力し、前記生成処理にて生成された前記目次データを目次データ用のファイルに出力する、
ことを特徴とするプログラム。 - ユーザインタフェースと、
コンピュータと、
を備えるデバイスであって、
前記コンピュータは、
前記ユーザインタフェースを介してスキャン指示を受け付けた場合に、複数の原稿が1枚ずつ読み取られた前記原稿ごとの画像を取得する画像取得処理と、
前記画像取得処理にて取得した前記画像ごとに、前記画像の特徴を示す特徴データを取得する特徴取得処理と、
前記特徴取得処理にて前記画像ごとに取得された前記特徴データを纏めた目次データを生成する生成処理と、
前記画像取得処理にて取得した複数の前記画像および前記生成処理にて生成された前記目次データをファイルに出力する出力処理と、
を実行する、
ことを特徴とするデバイス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020150083A JP2022044456A (ja) | 2020-09-07 | 2020-09-07 | プログラムおよびデバイス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020150083A JP2022044456A (ja) | 2020-09-07 | 2020-09-07 | プログラムおよびデバイス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022044456A true JP2022044456A (ja) | 2022-03-17 |
Family
ID=80679129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020150083A Pending JP2022044456A (ja) | 2020-09-07 | 2020-09-07 | プログラムおよびデバイス |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022044456A (ja) |
-
2020
- 2020-09-07 JP JP2020150083A patent/JP2022044456A/ja active Pending
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