JP2022015472A - 梱包材及び梱包方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】側板21bを含むケーシングを備えた製品を梱包するための梱包材P。前記梱包材Pは、前記側板21bから突出して設けられた突出部22のサイズより大きい開口24を、前記製品を当該梱包材Pで梱包した状態において前記突出部22と対向する位置に有する。前記開口24の周囲には、対向する一対の切取り部31a、31bで挟まれた折込み部30が設けられている。前記一対の切取り部31a、31bの一端は、前記梱包した状態において作業者が前記折込み部30を梱包材Pから切り取ることができるように、前記開口24を画定する縁に接続されている。
【選択図】図2
Description
(1)側板を含むケーシングを備えた製品を梱包するための梱包材であって、
前記梱包材は、前記側板から突出して設けられた突出部のサイズより大きい開口を、前記製品を当該梱包材で梱包した状態において前記突出部と対向する位置に有しており、
前記開口の周囲には、対向する一対の切取り部で挟まれた折込み部が設けられ、
前記一対の切取り部の一端は、前記梱包した状態において作業者が前記折込み部を梱包材から切り取ることができるように、前記開口を画定する縁に接続されている。
(6)前記(1)の梱包材を用いて、側板を含むケーシングを備えており且つ前記側板から突出して設けられた突出部を有する製品を梱包する方法であって、
側面視において前記開口内に前記突出部が収まるように、前記梱包材を用いて前記製品を梱包する工程、
前記一対の切取り部を用いて前記折込み部を梱包材から切り取り、当該折込み部の端部が製品側に位置するように前記折込み部を折り込む工程、及び
前記折り込まれた折込み部を、前記折込み部の切取りにより形成された第2開口内に押し込んで当該折込み部の前記端部を製品のケーシングと対向させる工程
を含む。
前記対向させる工程において、前記係止部を梱包材の裏面と製品のケーシングとの間に配置させることが望ましい。この場合、係止部により折込み部が梱包材の表面(外面)から飛び出るのを抑制することができる。
まず、2枚の段ボールを用いて作製された、図1に示される梱包材Pを用意する。この段階では、折込み部30は折り込まれていない。
ついで、梱包材Pの前面10が、第1点検口カバー22及び第2点検口カバー23を有するケーシング21の側板21bに対応するように、当該梱包材Pを製品20に被せる。その際、製品20の上部を梱包材Pの下端開口14内に挿入するようにして、梱包材Pを製品20に被せる。梱包材Pの上端開口15には、前述した当て部16,17が設けられているので、当該当て部16,17の裏面が製品20のケーシング21の天板21aに当接することで、梱包材Pの上下方向の位置決めがなされる。この状態では、側面視において、開口24内に第1点検口カバー22が収まり、かつ、開口25内に第2点検口カバー23が収まるように製品20が梱包材Pにより梱包される。
図8は、折込み部30の折込みが完了した状態の、図1のAで示される部分の正面図である。本実施形態では、製品20の第1点検口カバー22の上部に当該製品20の品名、型番、シリアル番号等の製品情報Iが表記されており、折込みにより形成された第2開口40の一部を介して前記製品情報Iを外部から容易に視認することができる。換言すれば、梱包材Pにより製品20を梱包した状態で前記製品情報Iを視認することができる。これにより、梱包した製品の内容確認を容易に行うことができる。
前述した実施形態では、被梱包体である製品20のケーシング21の側板21bから突出して設けられた点検口カバーのサイズより大きい開口が梱包材Pに設けられているので、点検口カバーと梱包材Pとが接触するのを抑制することができる。こうすることで、点検口カバーが柔らかい合成樹脂等の材質で作製されている場合、当該点検口カバーが梱包材Pと接触して傷つくのを抑制することができる。また、開口の周囲に緩衝機能を有する折込み部が設けられているので、開口内に位置する点検口カバーが当該開口から外方に突出して他の製品の梱包材等と接触するのを抑制することができる。本実施形態に係る梱包材では、点検口カバーが梱包材等と接触するのを抑制するに際し、従来のような緩衝材の使用を省略することができる。これにより、梱包材を小型化することができ、梱包材の使用量を減らすことができ、また、別部材である緩衝材が不要となるので梱包費用を削減することができる。更に、梱包材を小型化することができるので、輸送コストを抑えることができ、また、車両への積載効率や倉庫での保管効率を向上させることができる。
本開示は前述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述した実施形態では、製品のケーシングから突出する突出部として、点検口カバーを例示しているが、突出部としては、これ以外に例えばスイッチカバーを例示するができる。
また、前述した実施形態では、1枚の側板に2つの点検口カバーが設けられているが、2枚の側板のそれぞれに点検口カバーを設けることもできる。
11 : 左側面
12 : 後面
13 : 右側面
14 : 下端開口
15 : 上端開口
16 : 当て部
17 : 当て部
20 : 製品
21 : ケーシング
21a: 天板
21b: 側板
21c: 側板
21d: 側板
21e: 側板
21f: 底板
22 : 第1点検口カバー(突出部)
23 : 第2点検口カバー(突出部)
24 : 開口
24a: 上縁
25 : 開口
30 : 折込み部
30a: 端部
31a: スリット(切取り部)
31b: スリット(切取り部)
32a: 左山折り線
32b: 右山折り線
33 : スリット
34a: 左谷折り線
34b: 右谷折り線
35 : スリット
36 : 係止部
36a: 曲線部
36b: 斜線部
37 : 係止部
37a: 曲線部
37b: 斜線部
38 : 角部
39 : 下端
40 : 第2開口
I : 製品情報
O1 : 中心線
O2 : 中心線
P : 梱包材
Claims (7)
- 側板(21b)を含むケーシング(21)を備えた製品(20)を梱包するための梱包材(P)であって、
前記梱包材(P)は、前記側板(21b)から突出して設けられた突出部(22,23)のサイズより大きい開口(24,25)を、前記製品(20)を当該梱包材(P)で梱包した状態において前記突出部(22,23)と対向する位置に有しており、
前記開口(24,25)の周囲には、対向する一対の切取り部(31a、31b)で挟まれた折込み部(30)が設けられ、
前記一対の切取り部(31a、31b)の一端は、前記梱包した状態において作業者が前記折込み部(30)を梱包材(P)から切り取ることができるように、前記開口(24,25)を画定する縁に接続されている、梱包材(P)。 - 前記折込み部(30)が、前記梱包材(P)で前記製品(20)を梱包した状態において、前記開口(24,25)の少なくとも上側に設けられている、請求項1に記載の梱包材(P)。
- 前記折込み部(30)が、前記梱包材(P)で前記製品を梱包した状態において、前記開口(25)の上側及び下側の両方に設けられている、請求項2に記載の梱包材(P)。
- 前記折込み部(30)が、前記切取り部(31a、31b)に略直交する方向に突出する係止部(36,37)を有している、請求項1~3のいずれか一項に記載の梱包材(P)。
- 前記折込み部(30)の前記開口(24,25)側の端部(30a)の角部が曲線形状を呈している、請求項1~4のいずれか一項に記載の梱包材(P)。
- 請求項1に記載の梱包材(P)を用いて、側板(21b)を含むケーシング(21)を備えており且つ前記側板(21b)から突出して設けられた突出部(22,23)を有する製品(20)を梱包する方法であって、
側面視において前記開口(24,25)内に前記突出部(22,23)が収まるように、前記梱包材(P)を用いて前記製品(20)を梱包する工程、
前記一対の切取り部(31a、31b)を用いて前記折込み部(30)を梱包材(P)から切り取り、当該折込み部(30)の端部(30a)が製品(20)側に位置するように前記折込み部(30)を折り込む工程、及び
前記折り込まれた折込み部(30)を、前記折込み部(30)の切取りにより形成された第2開口(40)内に押し込んで当該折込み部(30)の前記端部(30a)を製品(20)のケーシング(21)と対向させる工程
を含む、梱包方法。 - 前記折込み部(30)が、前記切取り部(31a、31b)に略直交する方向に突出する係止部(36,37)を有しており、
前記対向させる工程において、前記係止部(36,37)を梱包材(P)の裏面と製品のケーシング(21)との間に配置させる、請求項6に記載の梱包方法。
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JP2020118330A JP7096506B2 (ja) | 2020-07-09 | 2020-07-09 | 梱包材及び梱包方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102023102580A1 (de) | 2022-02-03 | 2023-08-03 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Kommunikationsvorrichtung, informationsverarbeitungsverfahren und program |
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