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JP2021532390A - 液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学機器 - Google Patents

液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学機器 Download PDF

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JP2021532390A JP2020565883A JP2020565883A JP2021532390A JP 2021532390 A JP2021532390 A JP 2021532390A JP 2020565883 A JP2020565883 A JP 2020565883A JP 2020565883 A JP2020565883 A JP 2020565883A JP 2021532390 A JP2021532390 A JP 2021532390A
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Abstract

実施例は、伝導性の第1液体及び非伝導性の第2液体を収容するキャビティが形成された第1プレートと、前記第1プレートの上部に配置される第1電極と、前記第1プレートの下部に配置される第2電極と、前記第1電極の上部に配置される第2プレートと、前記第2電極の下部に配置される第3プレートと、を含み、前記キャビティにおいて前記第2プレート側の開口は直径が1.6mm〜1.9mmであり、前記第1プレートは厚さが0.45mm〜0.55mmである液体レンズを提供する。
【選択図】 図5b

Description

実施例は液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学機器に関するものである。
携帯用装置の使用者は、高解像度を有し、サイズが小さくて多様な撮影機能を有する光学機器を望んでいる。例えば、多様な撮影機能とは、光学ズーム機能(zoom−in/zoom−out)、オートフォーカシング(AF:Auto−Focusing)機能又は手ぶれ補正乃至光学式手ぶれ補正(OIS:Optical Image Stabilizer)機能の少なくとも一つを意味することができる。
既存の場合、前述した多様な撮影機能を具現するために、多数のレンズを組み合わせ、その組み合わせられたレンズを直接動かす方法を用いた。しかし、このようにレンズの数を増加させる場合、光学機器のサイズが大きくなることがある。
オートフォーカスと手ぶれ補正の機能は、レンズホルダーに固定されて光軸に沿って整列された多数のレンズが、光軸方向又は光軸に垂直な方向に移動するかティルティング(Tilting)することによってなされる。このために、複数のレンズから構成されるレンズアセンブリーを駆動させる別途のレンズ駆動装置が要求される。しかし、レンズ駆動装置は電力消耗が高く、これを保護するためにカメラモジュールとは別にカバーガラスを追加しなければならないなど、既存のカメラモジュールの全体サイズが大きくなる問題がある。これを解消するために、2種液体間の界面の曲率を電気的に調節してオートフォーカスと手ぶれ補正の機能を遂行する液体レンズに対する研究が行われている。
液体レンズにおいて2種の液体は温度によって体積が変わることができる。液体の体積変化によって液体レンズの表面でプレートなどの曲率が変われば、液体レンズを通過する光の屈折度(diopter)も変わることができる。
上述した温度変化による液体レンズの屈折度の変化は、液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学器機の光学的性能の低下を引き起こすことができる。
実施例は、液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学器機において、温度変化による液体レンズなどの光学的性能の低下を防止しようとする。
一実施例による液体レンズは、伝導性の第1液体と非伝導性の第2液体を収容するキャビティが形成された第1プレートと、前記第1プレートの上部に配置される第1電極と、前記第1プレートの下部に配置される第2電極と、前記第1電極の上部に配置される第2プレートと、前記第2電極の下部に配置される第3プレートとを含み、前記キャビティにおいて前記第2プレート側の開口は直径が1.6mm〜1.9mmであり、前記第1プレートは厚さが0.45mm〜0.55mmであることができる。
例えば、前記開口の直径に対する前記厚さの比は0.3を超えることができる。
例えば、前記第1液体の体積は2μl〜2.4μlであり、前記第2液体の体積は0.8μl〜1μlであることができる。
例えば、前記第2液体に対する前記第1液体の体積比は2〜3であることができる。
他の実施例によるカメラモジュールは、第1開口を有する一側壁、及び前記第1開口と光軸方向に垂直な方向に対面する第2開口を有する他側壁を含むホルダーと、前記第1開口と前記第2開口内に少なくとも一部が配置される請求項1の液体レンズとを含むことができる。
例えば、前記カメラモジュールは、前記液体レンズを有する液体レンズ部と、前記ホルダーと前記液体レンズ部を結合する接着部材とを含むことができる。
例えば、前記ホルダーの内部に配置され、前記液体レンズ上に配置される第1レンズ部と、前記液体レンズの下に配置される第2レンズ部とを含み、前記第1レンズ部は3個のプラスチックレンズを含むことができる。
例えば、前記第1レンズ部の厚さは1.1mm〜1.4mmであることができる。
例えば、光軸上で前記液体レンズと前記第1レンズ部との離隔距離は0.1mm〜0.3mmであることができる。
例えば、さらに他の実施例による光学機器は、前記カメラモジュールと、前記カメラモジュールを通して入射したイメージを電気的な信号に変換するイメージセンサーと、前記電気的な信号によって色が変化する複数のピクセルからなるディスプレイモジュールとを含むことができる。
実施例による液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学機器は、温度変化によって第1液体及び第2液体の体積が減少しても液体レンズのジオプターの変化が小さいながらも、手ぶれ補正を正常に遂行し、光入射直径を確保することができる。
一実施例によるカメラモジュールの概略側面図である。 図1に示したカメラモジュールの一実施例の分解斜視図である。 図2に示したカメラモジュールの断面図である。 図1及び図3に示したホルダー及び液体レンズ部を説明するための図である。 液体レンズ部の形状を示す図である。 液体レンズ部の形状を示す図である。 一実施例による液体レンズ部の構造を示す図である。 図6の液体レンズ部と第1レンズ部の配置を示す図である。 第1液体と第2液体の温度による体積変化を示す図である。 第2液体の体積と熱膨張を示す図である。
以下、添付図面に基づいて実施例を詳細に説明する。実施例は多様な変更を加えることができ、さまざまな形態を有することができるが、特定の実施例を図面に例示し本文に詳細に説明しようとする。しかし、これは実施例を特定の開示形態に限定しようとするものではなく、実施例の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解すべきである。
“第1”、“第2”などの用語は多様な構成要素を説明するのに使えるが、このような構成要素は前記用語によって限定されてはいけない。前記用語は一構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。また、実施例の構成及び作用を考慮して特別に定義された用語は実施例を説明するためのものであるだけ、実施例の範囲を限定するものではない。
実施例の説明において、各要素(element)の“上又は下(onorunder)”に形成されるものとして記載される場合、上又は下(onorunder)は二つの要素(element)が互いに直接(directly)接触するかあるいは一つ以上の他の要素(element)が前記二つの要素(element)の間に配置されて(indirectly)形成されるものを全て含む。また“上又は下(onorunder)”と表現される場合、1個の要素(element)を基準に上方だけでなく下方の意味も含むことができる。
また、以下で使われる“上/上部/上の”及び“下/下部/下の”などの関係的用語は、そのような実体又は要素間のある物理的又は論理的関係又は手順を必ず要求するか内包しなく、ある一つの実体又は要素を他の実体又は要素と区別するために用いることもできる。
本出願で使用した用語は単に特定の実施例を説明するために使用したものであり、本発明を限定しようとするものではない。単数の表現は、文脈上明白に他に指示しない限り、複数の表現を含む。本出願で、“含む”又は“有する”などの用語は明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せが存在することを指定しようとするものであり、一つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せの存在又は付加の可能性を予め排除しないものに理解しなければならない。
特に他に定義しない限り、技術的又は科学的な用語を含めてここで使われる全ての用語は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が一般的に理解しているものと同じ意味を有することができる。一般的に使われる辞書に定義されているもののような用語は関連技術の文脈上で有する意味と一致する意味を有するものと解釈されなければならなく、本出願で明白に定義しない限り、理想的に又は過度に形式的な意味と解釈されない。
以下、実施例による液体レンズ、この液体レンズを含むレンズアセンブリー及びこのアセンブリーを含むカメラモジュールをデカルト座標系に基づいて説明するが、実施例はこれに限られない。すなわち、デカルト座標系によれば、x軸、y軸及びz軸は互いに直交するが、実施例はこれに限られない。すなわち、x軸、y軸、z軸は直交する代わりに互いに交差することができる。
以下、一実施例によるカメラモジュール100を添付図面の図4に基づいて次のように説明する。
図1は一実施例によるカメラモジュール100の概略側面図を示す。
図1を参照すると、カメラモジュール100は、レンズアセンブリー22A、制御回路24A及びイメージセンサー26Aを含むことができる。
まず、レンズアセンブリー22Aは、複数のレンズ部及び複数のレンズ部を収容するホルダーを含むことができる。後述するように、複数のレンズ部は液体レンズ部を含むことができ、第1レンズ部又は第2レンズ部をさらに含むことができる。複数のレンズ部は、第1及び第2レンズ部及び液体レンズ部を含むことができる。
制御回路24Aは液体レンズ(部)に駆動電圧(又は、動作電圧)を供給する役割を果たす。
前述した制御回路24Aとイメージセンサー26Aは単一のプリント基板(PCB:Printed Circuit Board)上に配置されることができるが、これは一例に過ぎないだけで、実施例はこれに限られない。
実施例によるカメラモジュール100が光学機器(Optical Device、Optical Instrument)に適用される場合、制御回路24Aの構成は光学機器で要求する仕様によって違うように設計されることができる。特に、制御回路24Aは単一のチップ(single chip)から具現され、レンズアセンブリー22Aに印加される駆動電圧の強度を減らすことができる。これにより、携帯用装置に搭載される光学機器の大きさがもっと小さくなることができる。
図2は図1に示したカメラモジュール100の一実施例による分解斜視図を示す。
図2を参照すると、カメラモジュール100は、レンズアセンブリー、メイン基板150及びイメージセンサー182を含むことができる。また、カメラモジュール100は、第1カバー170及びミドルベース172をさらに含むことができる。また、カメラモジュール100は少なくとも一つの接着部材をさらに含むことができる。少なくとも一つの接着部材はホルダー120に液体レンズ部140を結合させるか固定する役割を果たす。カメラモジュール100は、センサーベース178及びフィルター176をさらに含むこともできる。また、カメラモジュール100は、回路カバー154をさらに含むことができる。回路カバー154は電磁気を遮蔽する機能を果たすことができる。
実施例によれば、図2に示したカメラモジュール100の構成要素の少なくとも一つは省略することができる。もしくは、図2に示した構成要素と違う少なくとも一つの構成要素がカメラモジュール100にさらに含まれることもできる。
図3は図2に示したカメラモジュール100の断面図を示す。すなわち、図3は図2に示したカメラモジュール100をA−A’線に沿って切断した断面図を示す。説明の便宜上、図3で、図2に示した第1カバー170、回路カバー154及びコネクタ153の図示は省略されており、実際にカメラモジュール100から省略されることもできる。
図2及び図3を参照すると、レンズアセンブリーは、液体レンズ部140、ホルダー120、第1レンズ部110、110A、及び第2レンズ部130、130Aの少なくとも一つを含むことができ、図1に示したレンズアセンブリー22Aに相当することができる。このようなレンズアセンブリーはメイン基板150上に配置されることができる。
レンズアセンブリーにおいて、液体レンズ部140と区別するために、第1レンズ部110A及び第2レンズ部130、130Aを‘第1固体レンズ部’及び‘第2固体レンズ部’とそれぞれ言うこともできる。
第1レンズ部110、100Aはレンズアセンブリーの上側に配置され、レンズアセンブリーの外部から光が入射する領域であることができる。すなわち、第1レンズ部110、110Aはホルダー120内で液体レンズ部140上に配置されることができる。第1レンズ部110、110Aは単一のレンズから具現されることもでき、中心軸を基準に整列されて光学系をなす2個以上の複数のレンズから具現されることもできる。
ここで、中心軸とは、カメラモジュール100に含まれた第1レンズ部110、110a、液体レンズ部140及び第2レンズ部130、130aがなす光学系の光軸(Optical axis)LXを意味することもでき、光軸LXに平行な軸を意味することもできる。光軸LXはイメージセンサー182の光軸に相当することができる。すなわち、第1レンズ部110、110A、液体レンズ部140、第2レンズ部130、130A及びイメージセンサー182はアクティブアライン(AA:Active Align)によって光軸LXに整列されて配置されることができる。
ここで、アクティブアラインとは、より良いイメージ獲得のために、第1レンズ部110、110A、第2レンズ部130、130A及び液体レンズ部140のそれぞれの光軸を一致させ、イメージセンサー182とレンズ部110、110A、130、130A、140との間の軸又は距離関係を調節する動作を意味することができる。
一実施例として、アクティブアラインは、特定の客体から入射する光を第1レンズ部110、110A、第2レンズ部130、130A又は液体レンズ部140の少なくとも一つを介してイメージセンサー182が受信して生成したイメージデータを分析する動作によって行うことができる。例えば、アクティブアラインは次のような順に行うことができる。
一例として、ホルダー120に固定されて装着された第1レンズ部110、110A、第2レンズ部130、130A及びイメージセンサー182の間の相対的位置を調節するアクティブアライン(第1整列)が完了した後、ホルダー120に挿入された液体レンズ部140とイメージセンサー182との間の相対的位置を調節するアクティブアライン(第2整列)を行うことができる。第1整列はグリッパー(gripper)がミドルベース172を握った状態で多様な位置に可変させながら遂行することができ、第2整列はグリッパーが液体レンズ部140のスペーサー143を握った状態で多様な位置に可変させながら行うことができる。
しかし、アクティブアラインは前述した手順と違う手順に遂行することもできる。
仮に、ミドルベース172が省略される場合、グリッパーがホルダー120の突出部124を握った状態でアクティブアラインを遂行することができる。ここで、突出部124の厚さが薄い場合、アクティブアラインが正確に遂行されないこともある。これを防止するために、カメラモジュール100はホルダー120の突出部124より大きい厚さを有するミドルベース172を含むことができる。ミドルベース172の形状より相対的に複雑なホルダー120の形状を射出などによって形成するために、ホルダー120の厚さ管理が必要なこともある。アクティブオルラインのためのホルダー120部分の厚さがグリップに十分ではない場合、ミドルベース172を付け加え、ミドルベース172部分をグリップしてアクティブアラインを遂行することができる。しかし、突出部124の厚さが充分に厚い場合、ミドルベース172は省略されることができる。また、突出部124とミドルベース172は接着部材、例えばエポキシによって互いに結合されることができる。
他の例として、ホルダー120に固定されて装着された第1レンズ部110、110A、第2レンズ部130、130A及び液体レンズ部140の間の相対的位置を調節するアクティブアライン(第3整列)が完了した後、第3整列が完了したレンズアセンブリーのレンズとイメージセンサー182との間の相対的位置を調節するアクティブアライン(第4整列)を遂行することができる。第3整列は液体レンズ部140のスペーサー143を握った状態で多様な位置に可変させながら遂行することができ、第4整列はグリッパー(gripper)がミドルベース172を握った状態で多様な位置に可変させながら遂行することができる。
また、図3に例示したように、第1レンズ部110Aは、例えば2個のレンズL1、L2、L3を含むことができるが、これは例示的なものであり、第1レンズ部110Aに含まれたレンズの個数は1個又は3個以上であることができる。
また、第1レンズ部110、110Aの上側に露出レンズが配置されることができる。ここで、露出レンズとは、第1レンズ部110、110Aに含まれたレンズの中で最外殻レンズを意味することができる。すなわち、第1レンズ部110、110Aの最上側に位置するレンズL1が上方に突出するので、露出レンズの機能をすることができる。露出レンズはホルダー120の外部に突出して表面が損傷する可能性を有する。仮に、露出レンズの表面が損傷する場合、カメラモジュール100で撮影されるイメージの画質が低下することがある。よって、露出レンズの表面損傷を防止及び抑制するために、露出レンズの上部にカバーガラス(cover glass)を配置するか、コーティング層を形成するか、露出レンズの表面損傷を防止するために、他のレンズ部のレンズより剛性の高い耐磨耗性素材から露出レンズを具現することもできる。
また、第1レンズ部110Aに含まれたレンズL1、L2、L3のそれぞれの外径は下方(例えば、−z軸方向)に行くほど増加することができるが、実施例はこれに限定されない。
図4は図2及び図3に示したホルダー120と液体レンズ部140を説明するための図である。すなわち、図4はホルダー120及び液体レンズ部140の分解斜視図を示す。図4に示したホルダー120は、第1及び第2ホールH1、H2及び第1〜第4側壁を含むことができる。
図2の場合、第1連結基板141と第2連結基板144が−z軸方向にベンディングされる前の平面図を示す反面、図4の場合、第1連結基板141が−z軸方向にベンディングされた後の形状を示す。また、図3に示したように、スペーサー143は第1連結基板141と第2連結基板144との間に配置されることができ、ホルダー120の第1又は第2開口OP1、OP2の少なくとも一つから突出して配置されることができる。
また、スペーサー143はリング形状を有し、液体レンズ142の側面を取り囲むように配置されることができる。スペーサー143の上部と下部には、接着物質によって連結基板141、144との結合力を高めるために、凹凸部を含むことができる。連結基板141、144もスペーサー143の形状に対応することができ、リング形状を含むことができる。
第1及び第2ホールH1、H2はホルダー120の上部と下部にそれぞれ形成され、ホルダー120の上部と下部をそれぞれ開放させることができる。ここで、第1ホールH1及び第2ホールH2は貫通ホールでもあり得る。第1レンズ部110、110Aは、ホルダー120の内部に形成された第1ホールH1に収容、装着、着座、接触、固定、仮固定、支持、結合、又は配置されることができ、第2レンズ部130、120Aは、ホルダー120の内部に形成された第2ホールH2に収容、装着、着座、接触、固定、仮固定、支持、結合、又は配置されることができる。
また、ホルダー120の第1及び第2側壁は光軸LX方向に垂直な方向(例えば、x軸方向)に互いに対面するように配置され、第3及び第4側壁は光軸LX方向に垂直な方向(例えば、y軸方向)に互いに対面するように配置されることができる。また、図4に例示したように、ホルダー120で、第1側壁は第1開口OP1を含み、第2側壁は第1開口OP1と同一又は類似の形状の第2開口OP2を含むことができる。よって、第1側壁に配置された第1開口OP1と第2側壁に配置された第2開口OP2は光軸LX方向に垂直な方向(例えば、x軸方向)に互いに対面するように配置されることができる。
第1及び第2開口OP1、OP2によって、液体レンズ部140が配置されるホルダー120の内部空間が開放することができる。ここで、液体レンズ部140は第1又は第2開口OP1、OP2を通して挿入され、ホルダー120の内部空間に装着、着座、接触、固定、仮固定、支持、結合、又は配置されることができる。例えば、液体レンズ部140は、第1開口OP1を通してホルダー120の内部空間に挿入されることができる。
このように、液体レンズ部140が第1又は第2開口OP1、OP2を通してホルダー120の内部空間に挿入されることができるように、光軸LX方向を基準にホルダー120の第1又は第2開口OP1、OP2のそれぞれの大きさは液体レンズ部140のy軸方向とz軸方向への断面積より大きいことができる。例えば、光軸LX方向に第1及び第2開口OP1、OP2のそれぞれの大きさに相当する高さHは液体レンズ部140の厚さTOより大きいことができる。
第2レンズ部130、130Aはホルダー120の内部で液体レンズ部140の下に配置されることができる。第2レンズ部130、130Aは第1レンズ部110、110Aから光軸方向(例えば、z軸方向)に隔たって配置されることができる。
カメラモジュール100の外部から第1レンズ部110、110Aに入射した光は液体レンズ部140を通過して第2レンズ部130、130Aに入射することができる。第2レンズ部130、130Aは単一のレンズから具現されることもでき、中心軸を基準に整列されて光学系を形成する2個以上の複数のレンズから具現されることもできる。例えば、図3に例示したように、第2レンズ部130Aは3個のレンズL4、L5、L6を含むことができるが、これは例示的なものであり、第2レンズ部130、130Aに含まれたレンズの個数は2個以下又は4個以上であることができる。
また、第2レンズ部130Aに含まれたレンズL4、L5、L6のそれぞれの外径は下方(例えば、−z軸方向)に行くほど増加することができるが、実施例はこれに限定されない。
液体レンズ部140とは違い、第1レンズ部110、110A及び第2レンズ部130、130Aのそれぞれは固体レンズであり、ガラス又はプラスチックから具現されることができるが、実施例は第1レンズ部110、110A及び第2レンズ部130、130Aのそれぞれの特定の素材に限られない。
また、図3を参照すると、液体レンズ部140は第1〜第5領域A1、A2、A3、A4、A5を含むことができる。
第1領域A1はホルダー120の第1開口OP1の内部に配置された領域であり、第2領域A2はホルダー120の第2開口OP2の内部に配置された領域であり、第3領域A3は第1領域A1と第2領域A2との間の領域である。第4領域A4はホルダー120の第1開口OP1から突出する領域で、第1開口OP1側からホルダー120の外部に配置された領域である。第5領域A5はホルダー120の第2開口OP2から突出する領域で、第2開口OP2側からホルダー120の外部に配置された領域である。
第1連結基板141は液体レンズ部140に含まれた複数の第1電極(図示せず)をメイン基板150に電気的に連結することができる。第1連結基板141はフレキシブルプリント基板(FPCB:Flexible Printed Circuit Board)から具現されることができる。
また、第1連結基板141は複数の第1電極のそれぞれと電気的に連結された連結パッド(図示せず)を介してメイン基板150上に形成された電極パッド(図示せず)と電気的に連結されることができる。このために、液体レンズ部140がホルダー120の内部空間に挿入された後、第1連結基板141はメイン基板150に向かって−z軸方向にベンディング(bending)された後、連結パッド(図示せず)と電極パッド(図示せず)は伝導性エポキシ(conductive epoxy)によって電気的に連結されることができる。他の実施例として、第1連結基板141はホルダー120の表面に配置、形成、又はコートされた導電性第1ホルダー表面電極と連結され、ホルダー120の表面に配置された導電性第1ホルダー表面電極を介してメイン基板150と電気的に連結されることができるが、実施例はこれに限定されない。
第2連結基板144は第2電極(図示せず)をメイン基板150に電気的に連結することができる。第2連結基板144はFPCB又は単一メタル基板(伝導性メタルプレート)から具現されることができる。
第2連結基板144は第2電極と電気的に連結された連結パッドを介してメイン基板150上に形成された電極パッドと電気的に連結されることができる。このために、液体レンズ部140がホルダー120の内部空間に挿入された後、第2連結基板144はメイン基板150に向かって−z軸方向にベンディングされることができる。他の実施例として、第2連結基板144はホルダー120の表面に配置、形成、又はコートされた導電性第2ホルダー表面電極と連結され、ホルダー120の表面に配置された導電性第2ホルダー表面電極を介してメイン基板150と電気的に連結されることができるが、実施例はこれに限定されない。
液体レンズ142はキャビティ(cavity)CAを含むことができる。図3に示したように、キャビティCAにおいて光が入射する方向の開口面積は反対方向の開口面積より小さいことができる。もしくは、キャビティCAの傾斜方向が反対になるように液体レンズ142が配置されることもできる。すなわち、図3に示したものとは違い、キャビティCAにおいて光が入射する方向の開口面積は反対方向の開口面積より大きいこともできる。また、キャビティCAの傾斜方向が反対になるように液体レンズ142が配置されるとき、液体レンズ部142の傾斜方向によって液体レンズ部140に含まれた構成の配置全部又は一部が一緒に変わるか、キャビティCAの傾斜方向のみ変更され、残りの構成の配置は変わらないこともできる。
スペーサー143は液体レンズ142を取り囲むように配置され、液体レンズ142を外部衝撃から保護することができる。このために、スペーサー143は、液体レンズ142がその内部に装着、着座、接触、固定、仮固定、支持、結合又は配置可能な形状を有することができる。
例えば、スペーサー143は、液体レンズ142が収容される中空143H及び中央に形成された中空143Hを取り囲むフレームを含むことができる。このように、スペーサー143は中央が開いている方形平面形状(以下、‘ロ’字形という)を有することができるが、実施例はこれに限られない。
また、スペーサー143は第1連結基板141と第2連結基板144との間に配置されることができ、ホルダー120の第1又は第2開口OP1、OP2の少なくとも一つから突出して配置されることができる。すなわち、スペーサー143の少なくとも一部は第1及び第2連結基板141、144とともに光軸LXに垂直な方向(例えば、x軸方向)にホルダー120の第1又は第2側壁の少なくとも一つから突出した形状を有することができる。これはスペーサー143のx軸方向への長さがホルダー120のx軸方向への長さより長いからである。よって、スペーサー143において第1及び第2側壁から突出した部分は図3に示した第4領域A4及び第5領域A5にそれぞれ相当することができる。
また、スペーサー143がホルダー120に挿入されるとき及びアクティブアライン過程で、スペーサー143はグリッパーと接触することができる。
また、スペーサー143の少なくとも一部は第1開口OP1又は第2開口OP2の少なくとも一つの内部に配置されることができる。しかし、図3の場合、スペーサー143が第1開口OP1と第2開口OP2に配置されていないもののように図示されている。しかし、これと違い、図2及び図4に例示したように、スペーサー143は‘ロ’字形を有し液体レンズ142を取り囲むので、スペーサー143の少なくとも一部が第1及び第2開口OP1、OP2のそれぞれの内部に配置されることができることが分かる。
また、液体レンズ142の少なくとも一部は第1開口OP1又は第2開口OP2の少なくとも一つの内部に配置されることができる。図3を参照すると、液体レンズ142の構成要素である第1プレート147が第1及び第2開口OP1、OP2のそれぞれの内部に配置されることが分かる。
また、第1及び第2開口OP1、OP2のそれぞれの内部にスペーサー143の少なくとも一部のみ配置され、液体レンズ142は配置されないこともできる。
また、図3を参照すると、ホルダー120は、液体レンズ部140上に配置されたホルダー上部領域120U及び液体レンズ部140の下に配置されたホルダー下部領域120Dを含むことができる。ここで、第1及び第2接着部材のそれぞれはホルダー上部領域120Uとホルダー下部領域120Dのそれぞれと液体レンズ部140を結合させることができる。
第1カバー170はホルダー120、液体レンズ142及びミドルベース172を取り囲むように配置され、これら120、142、172を外部の衝撃から保護することができる。特に、第1カバー170が配置されることにより、光学系を形成する複数のレンズを外部衝撃から保護することができる。
また、ホルダー120に配置される第1レンズ部110、110Aが外部光に露出されるように、第1カバー170はその第1カバー170の上面に形成された上側開口170Hを含むことができる。
また、上側開口170Hには光透過性物質から構成されたウィンドウが配置されることができ、これにより、カメラモジュール100の内部にほこりや水分などの異物が浸透することを防止することができる。
また、第1カバー170はホルダー120の上面と第1〜第4側壁を覆うように配置されることができる。
図2及び図3を参照すると、ミドルベース172はホルダー120の第2ホールH2を取り囲むように配置されることができる。このために、ミドルベース172は、第2ホールH2を収容するための収容ホール172Hを含むことができる。ミドルベース172の内径(すなわち、収容ホール172Hの直径)は第2ホールH2の外径以上であることができる。
ここで、ミドルベース172の収容ホール172Hと第2ホールH2の形状はそれぞれ円形のものとして図示されているが、実施例はこれに限定されず、多様な形状に変更されることもできる。
第1カバー170の上側開口170Hと同様に、収容ホール172Hはミドルベース172の中央付近で、カメラモジュール100に配置されたイメージセンサー182の位置に対応する位置に形成されることができる。
ミドルベース172はメイン基板150上で回路素子151から離隔してメイン基板150に装着されることができる。すなわち、ホルダー120は回路素子151から離隔してメイン基板150上に配置されることができる。
メイン基板150はミドルベース172の下部に配置され、イメージセンサー182が装着、着座、接触、固定、仮固定、支持、結合、又は収容されることができる溝、回路素子151、連結部(又は、FPCB)152及びコネクタ153を含むことができる。
メイン基板150の回路素子151は液体レンズ部140及びイメージセンサー182を制御する制御モジュールを構成することができる。回路素子151は受動素子及び能動素子の少なくとも一つを含むことができ、多様な広さ及び高さを有することができる。回路素子151は複数であることができ、メイン基板150の高さより高い高さを有するとともに外部に突出することができる。複数の回路素子151はホルダー120と光軸LXに平行な方向にオーバーラップしないように配置されることができる。例えば、複数の回路素子151はパワーインダクター(power inductor)及びジャイロセンサーなどを含むことができるが、実施例は回路素子151の特定の種類に限られない。
メイン基板150は、ホルダー120が配置されるホルダー領域と、複数の回路素子151が配置される素子領域とを含むことができる。
メイン基板150はFPCB152を含むRFPCB(Rigid Flexible Printed Circuit Board)から具現されることができる。FPCB152はカメラモジュール100が装着される空間の要求によってベンディングされることがある。
イメージセンサー182は、レンズアセンブリー110、120、130、140の第1レンズ部110、液体レンズ部140及び第2レンズ部130を通過した光をイメージデータ(又は、電気的信号)に変換する機能を果たすことができる。より具体的に、イメージセンサー182は複数のピクセルを含むピクセルアレイを介して光をアナログ信号に変換し、アナログ信号に相応するデジタル信号を合成してイメージデータを生成することができる。
一方、コネクタ153は、メイン基板150をカメラモジュール100の外部の電源又はその他の装置(例えば、アプリケーションプロセッサ(application processor))と電気的に連結することができる。
一方、図2に示した複数の回路素子151の一部は電磁妨害(EMI:electromagnetic interference)やノイズを引き起こすことができる。特に、複数の回路素子151の中でパワーインダクター151−1は他の素子より多くのEMIを引き起こすことができる。このように、EMIやノイズを遮断するために、回路カバー154はメイン基板150の素子領域に配置された回路素子151を覆うように配置されることができる。
また、回路カバー154が回路素子151を覆うように配置される場合、メイン基板150の上部に配置された回路素子151を外部衝撃から保護することができる。このために、回路カバー154は、メイン基板150に配置された回路素子151の形状及び位置を考慮して、回路素子151を収容して覆うための収容空間を含むことができる。
一方、フィルター176は、第1レンズ部110、110A、液体レンズ部140及び第2レンズ部130、130Aを通過した光のうち特定の波長範囲の光をフィルタリングすることができる。フィルター176は赤外線(IR)遮断フィルター又は紫外線(UV)遮断フィルターであり得るが、実施例はこれに限定されない。フィルター176はイメージセンサー182上に配置されることができる。フィルター176はセンサーベース178の内部に配置されることができる。例えば、フィルター176はセンサーベース178の内部溝又は段差部に配置されるか装着されることができる。
センサーベース178はミドルベース172の下部に配置され、メイン基板150に付着されることができる。センサーベース178はイメージセンサー182を取り囲み、イメージセンサー182を外部の異物又は衝撃から保護することができる。
メイン基板150はセンサーベース178の下に配置され、メイン基板150上に回路素子151から離隔してセンサーベース178が装着され、センサーベース178上にミドルベース172、第2レンズ部130、130A、液体レンズ部140及び第1レンズ部110、110Aが配置されたホルダー120が配置されることができる。
図5a及び図5bは液体レンズの形状を示す図である。
液体レンズ部140は、液体レンズ142、スペーサー143、及び第1及び第2連結基板141、144を含むことができる。
液体レンズ142は、複数の異種液体LQ1、LQ2、第1〜第3プレート147、145、146、第1及び第2電極E1、E2及び絶縁層148を含むことができる。
複数の液体LQ1、LQ2は第1プレート147に設けられたキャビティCAに収容され、伝導性を有する第1液体LQ1と非伝導性を有する第2液体(又は、絶縁液体)LQ2とを含むことができる。第1液体LQ1と第2液体LQ2は互いに混じらなく、第1及び第2液体LQ1、LQ2が接する部分に界面が形成されることができる。例えば、第1液体LQ1上に第2液体LQ2が配置されることができるが、実施例はこれに限られない。
第1液体LQ1は水又はエチレングリコール(ethylene glycol)と臭化ナトリウム(NaBr)が混合されて形成されることができ、第2液体LQ2はオイル(oil)を含むことができる。
第1液体LQ1と第2液体LQ2のそれぞれは殺菌剤又は酸化防止剤の少なくとも1種を含むことができる。殺菌剤はフェノール系酸化防止剤又はリン(P)系酸化防止剤であることができる。そして、殺菌剤は、アルコール系、アルデヒド系及びフェノール系のいずれか1種の殺菌剤であることができる。このように、第1液体LQ1及び第2液体LQ2のそれぞれが酸化防止剤と殺菌剤を含む場合、第1及び第2液体LQ1、LQ2が酸化するか微生物の繁殖による第1及び第2液体LQ1、LQ2の物性変化を防止することができる。
第1プレート147の内側面はキャビティCAの側壁を成すことができる。第1プレート147は、既設定の傾斜面を有する上下の開口部を含むことができる。すなわち、キャビティCAは、第1プレート147の傾斜面、第2プレート145と接触する第3開口、及び第3プレート146と接触する第4開口で取り囲まれた領域に定義することができる。
第3及び第4開口の中でより広い開口の直径は液体レンズ142で要求する画角(FOV)又は液体レンズ142がカメラモジュール100で遂行すべき役割によって変わることができる。実施例によれば、第3開口の大きさ(又は面積、又は幅)より第4開口の大きさ(又は面積、又は幅)が大きいことができる。ここで、第3及び第4開口のそれぞれの大きさは水平方向(例えば、x軸とy軸方向)への断面積であることができる。例えば、第3及び第4開口のそれぞれの大きさとは、開口の断面が円形の場合には半径を意味し、開口の断面が正方形の場合には対角線の長さを意味することができる。
第3及び第4開口のそれぞれは円形断面を有するホール(hole)の形状を有することができ、傾斜面は55°(度)〜65°又は50°〜70°の範囲の傾斜度を有することができ、両液体LQ1、LQ2が形成する界面は駆動電圧によってキャビティCAの傾斜面に沿って動くことができる。
第1プレート147のキャビティCAに第1液体LQ1及び第2液体LQ2が充填、収容又は配置される。また、キャビティCAは第1レンズ部110、110Aを通過した光が透過する部位である。よって、第1プレート147は透明な材料からなることもでき、光の透過が容易でないように不純物を含むこともできる。
第1プレート147の一面と他面に電極がそれぞれ配置されることができる。複数の第1電極E1は第2電極E2から離隔して配置され、第1プレート147の一面(例えば、上面と側面及び下面)に配置されることができる。第2電極E2は第1プレート147の他面(例えば、下面)の少なくとも一部領域に配置され、第1液体LQ1と直接接触することができる。
また、第1電極E1はn個の電極(以下、‘個別電極’という)であることができ、第2電極E2は単一の電極(以下、‘共通電極’という)であることができる。ここで、nは2以上の正の整数であることができる。
第1及び第2電極E1、E2のそれぞれは少なくとも一つの電極セクターを含むことができる。例えば、第1電極E1は二つ以上の電極セクターを含み、第2電極E2は少なくとも一つの電極セクターを含むことができる。例えば、複数の第1電極E1は、光軸を中心に時計方向(又は、反時計方向)に沿って順次配置される複数の電極セクターを含むことができる。ここで、電極セクターとは電極の一部を意味する。
第1プレート147の他面に配置された第2電極E2の一部(すなわち、第2電極E2の電極セクター)が伝導性を有する第1液体LQ1に露出されることができる。
第1及び第2電極E1、E2のそれぞれは導電性材料からなることができ、例えば金属からなることができ、詳細にはクロム(Cr)を含むことができる。クロミウム(chromium)又はクロム(Chrom)は銀色の光沢がある堅い遷移金属であり、壊れやすくてめったに変色しなく、融点が高い。そして、クロミウムを含む合金は腐食に強くて堅いから、他の金属と合金された形態として使うことができ、特にクロム(Cr)は腐食と変色が少ないため、キャビティを満たす伝導性の第1液体LQ1にも強い特徴がある。
また、第2プレート145は第1電極E1の一面に配置されることができる。すなわち、第2プレート145は第1プレート147上に配置されることができる。具体的に、第2プレート145は第1電極E1の上面及びキャビティCA上に配置されることができる。
第3プレート146は第2電極E2の一面に配置されることができる。すなわち、第3プレート146は第1プレート147の下に配置されることができる。具体的に、第3プレート146は第2電極E2の下面及びキャビティCAの下に配置されることができる。
第2プレート145と第3プレート146は第1プレート147を挟んで互いに対向するように配置されることができる。また、第2プレート145又は第3プレート146の少なくとも一つは省略することもできる。
第2又は第3プレート145、146の少なくとも一つは方形平面形状を有することができる。第3プレート146は第1プレート147とエッジ周辺の接合領域で接触して接着されることができる。
第2及び第3プレート145、146のそれぞれは光が通過する領域であり、透光性材料からなることができる。例えば、第2及び第3プレート145、146のそれぞれはガラス(glass)からなることができ、工程の便宜上、同じ材料から形成されることができる。また、第2及び第3プレート145、146のそれぞれの縁部は方形であり得るが、必ずしもこれに限定されない。
第2プレート145は、第1レンズ部110、110Aから入射する光が第1プレート145のキャビティの内部に進行するように許容する構成を有することができる。
第3プレート146は、第1プレート147のキャビティを通過した光が第2レンズ部130、130Aに進行するように許容する構成を有することができる。第3プレート146は第1液体LQ1と直接接触することができる。
実施例によれば、第3プレート146は、第1プレート147の第3及び第4開口の中で広い開口の直径より大きな直径を有することができる。また、第3プレート146は第1プレート147から離隔した周辺領域を含むことができる。
絶縁層148は、キャビティの上部領域で第2プレート145の下面の一部を覆うように配置されることができる。すなわち、絶縁層148は、第2液体LQ2と第2プレート145との間に配置されることができる。
また、絶縁層148は、キャビティCAの側壁を成す第1電極E1の一部を覆うように配置されることができる。また、絶縁層148は、第1プレート147の下面で、第1電極E1と第1プレート147及び第2電極E2の一部を覆うように配置されることができる。これにより、第1電極E1と第1液体LQ1との間の接触及び第1電極E1と第2液体E2との間の接触が絶縁層148によって遮断されることができる
絶縁層148は、例えばパリレンC(parylene C)コーティング剤から具現されることができ、白色染料をさらに含むこともできる。白色染料はキャビティの側壁をなす絶縁層148で光が反射される頻度を増加させることができる。
絶縁層148は第1及び第2電極E1、E2の一電極(例えば、第1電極E1)を覆い、他の電極(例えば、第2電極E2)の一部を露出させることにより、伝導性を有する第1液体LQ1に電気エネルギーが印加されるようにすることができる。
少なくとも一つの基板、例えば第1連結基板141と第2連結基板144は液体レンズ142に電圧を供給する役割をする。このために、複数の第1電極E1は第1連結基板141と電気的に連結され、第2電極E2は第2連結基板144と電気的に連結されることができる。
第1連結基板141及び第2連結基板144を介して第1及び第2電極E1、E2に駆動電圧が印加されるとき、第1液体LQ1と第2液体LQ2との間の界面が変形し、液体レンズ142の曲率のような形状又は焦点距離の少なくとも一つが変更(又は、調整)されることができる。例えば、駆動電圧に応じて液体レンズ142内に形成される界面の屈曲又は傾斜度の少なくとも一つが変わって液体レンズ142の焦点距離が調整されることができる。このような界面が変形するか曲率半径が制御されれば、液体レンズ部140を含むレンズアセンブリー110、120、130、140、カメラモジュール100及び光学機器は、オートフォーカシング(AF:Auto−Focusing)機能、手ぶれ補正乃至光学式手ぶれ補正(OIS:Optical Image Stabilizer)機能などを果たすことができる。
第1連結基板141は互いに異なる4個の駆動電圧(以下、‘個別電圧’という)を液体レンズ142に伝達することができ、第2連結基板144は単一の駆動電圧(以下、‘共通電圧’という)を液体レンズ142に伝達することができる。共通電圧はDC電圧又はAC電圧を含むことができ、共通電圧がパルス形態で印加される場合、パルスの幅又はデューティーサイクル(duty cycle)は一定であることができる。第1連結基板141を介して供給される個別電圧は液体レンズ142の各角部に露出される複数の第1電極E1(又は、複数の電極セクター)に印加されることができる。
たとえ図示されていないが、第1連結基板141と複数の第1電極E1との間に伝導性エポキシが配置されることにより、第1連結基板141と複数の第1電極E1が接触、結合及び通電されることができる。また、第2連結基板144と第2電極E2との間に伝導性エポキシが配置されることにより、第2連結基板144と第2電極E2が接触、結合及び通電されることができる。
また、第1連結基板141と複数の第1電極E1は互いに別個の素子から具現されることもでき、一体型に具現されることもできる。また、第2連結基板144と第2電極E2は互いに別個の素子から具現されることもでき、一体型に具現されることもできる。
第1液体LQ1と第2液体LQ2は温度によって体積が変わることができ、例えば温度が増加することによって体積が増加することができる。ここで、図5bに示したように、キャビティCAの内部に満たされた第1液体LQ1と第2液体LQ2の体積が膨張するとき、特に第3プレート146の下面が下方に膨らむように変形されることができる。このような第1液体LQ1と第2液体LQ2の体積膨張による液体レンズ142のジオプター変化を減らすために、第1液体LQ1と第2液体LQ2を少なく使うことが好ましい。液体レンズ142の他の光学的性能を低下させないながらも第1液体LQ1と第2液体LQ2の体積を減らす必要がある。
このために、下記の表1に示した項目を変更しながら液体レンズ142の構造を変更する必要があり、表1に示した項目は図6の液体レンズに表示されることができる。
図6は一実施例による液体レンズ部の構造を示した図である。
図6に示した液体レンズ部は図5aに示した液体レンズ部140と同一であることができる。第1プレート147の厚さはt0、第2プレート145の厚さはt1、第3プレート146の厚さはt2であることができる。第3プレート146の厚さt2のうち、実際に光が通過する領域の厚さはt21であることができる。
そして、第2プレート145と接触する開口の直径はd2、第3プレート146と接触する開口の直径はd1であることができる。そして、第1プレート147の全体直径乃至長さはd0であることができ、第3プレート146の内側面の直径乃至長さはd3であることができる。そして、キャビティCAが傾いた角度をθ1で表記する。
表1は実施例1及び2による液体レンズ142の各項目を異にしながら温度によるジオプター変化などを示す。
Figure 2021532390
表1は、θ1は同一であり、t0とd2を変更することによって求めたデータを示し、dpt/℃は温度変化による液体レンズ142のジオプター変化率を示し、第1液体LQ1及び第2液体LQ2の体積はマイクロリットル(μl)で表示する。t0/d2はOIS関連ファクター(factor)であり、t0/d2が約0.30を超えるときにマクロ(62.1ジオプター)で手ぶれ補正が正常になされることができる。
実施例1の場合、OIS関連ファクターは0.32で、0.30を超えるが、d2、すなわち光が液体レンズに入射する開口の直径が1.36mmと余りにも小さくて入射光量及び画角が余りにも小さくなることができる。
実施例2の場合、OIS関連ファクターは0.31を示し、光が液体レンズ142に入射する開口の直径d2が1.61mmであり、必要な光量及び画角を確保することができる。
したがって、液体レンズ142の画角確保のために、光が入射する開口のサイズd2を1.60mm〜1.9mmの範囲内で設定することができる。d2のサイズが1.61mmより少なければ、入射する光量が余りにも少なくて画角が余りにも小さくなることができ、d2が1.9mmより大きければ、入射する光量と画角は増加するが、第1及び第2液体の量が増加して温度変化によるジオプター変化が大きくなる問題点を解決することができないことができる。
表1で、実施例2の場合、液体レンズ142において第1プレート147の厚さt0が0.5ミリメートル(mm)のものとして記載されているが、本発明による第1プレート147の厚さt0は0.45mm〜0.55mmであることができる。そして、第2プレート145に接する開口の直径d2は1.60mm〜1.9mmであることができる。キャビティCAの内側面が傾いた角度θ1は55°〜65°範囲内であることができる。そして、第1液体LQ1の体積は2マイクロリットル(μl)〜2.4μlであり、例えば2.122μlであることができ、第2液体LQ2の体積は0.8μl〜1μlであり、例えば0.81μlであることができ、第2液体LQ2の体積に対する第1液体LQ1の体積比は2〜3であることができる。そして、温度変化によるジオプター変化は0.13dpt/℃であることができ、例えば0.125dpt/℃であることができる。
図7は図6に示した液体レンズ部と第1レンズ部の配置を示した図である。
図7を参照すると、液体レンズ部上に第1レンズ部110Aを成す第1〜第3レンズL1〜L3が配置されている。ここで、第1レンズ部110Aの厚さT1は1.1mm〜1.4mmであることができ、例えば1.275mmであることができ、光軸上で液体レンズ142の第2プレート145と第3レンズL3との離隔距離g1は0.1mm〜0.3mmであることができ、例えば0.2mmであることができる。
そして、第1レンズ部110Aの画角θ2は75度(°)〜80度であることができ、例えば78.95度であることができる。ここで、画角θ2は第1レンズL1の上面の開口部から入射した光が液体レンズ142の第1プレート147の上部の開口に入射するときの角度を示す。
表2は第1液体LQ1として使用可能な伝導性液体と第2液体LQ2として使用可能な絶縁性液体の温度による体積変化を示す。
Figure 2021532390
図8は第1液体LQ1と第2液体LQ2の温度による体積変化を示した図である。図8は表2に表示された伝導性液体である第1液体LQ1と絶縁性液体である第2液体LQ2の温度による体積変化を示し、第2液体LQ2の体積膨張率が第1液体LQ1の体積膨張率より大きいことが分かる。
図9は第2液体LQ2の体積と熱膨張を示した図であり、第2液体LQ2の温度変化を同一にするとき、横軸は第2液体LQ2の体積を示し、縦軸は第2液体LQ2の体積変化量を示す。第2液体LQ2の量が増加するほど温度の上昇によって膨張する体積も大きいことが分かる。
Figure 2021532390
表3で、実施例2及び3は表1で説明した実施例1及び2とそれぞれ同一の実施例であることができる。表3は、20℃で第2液体LQ2と第1液体LQ1の体積を測定し、50℃に温度を上昇した後、第2液体LQ2の体積膨張比を求めた結果であり、例えば表3の実施例3は、20℃で第2液体LQ2の体積に比べて50℃で第2液体LQ2の体積が1.140889倍に増加することを示す。そして、総体積は50℃で第1液体LQ1と第2液体LQ2の総体積を示す。
前述した実施例によるカメラモジュールを含む光学機器(Optical Device、Optical Instrument)を具現することができる。ここで、光学機器は光信号を加工するか分析することができる装置を含むことができる。光学機器の例としては、カメラ/ビデオ装置、望遠鏡装置、顕微鏡装置、干渉計装置、光度計装置、偏光計装置、分光計装置、反射計装置、オートコリメータ装置、レンズメーター装置などがあり得、液体レンズを含むことができる光学機器に本発明の実施例を適用することができる。また、光学機器は、スマートフォン、ノートブック型コンピュータ、タブレット型コンピュータなどの携帯用装置として具現されることができる。このような光学機器は、カメラモジュール、映像を出力するディスプレイ部(又はディスプレイモジュール)、及びカメラモジュール及びディスプレイ部を実装する本体ハウジングを含むことができる。ディスプレイモジュールはイメージセンサーで生成された電気的信号によって色が変わる複数のピクセルからなることができる。光学機器は、本体ハウジングに他の機器と通信することができる通信モジュールが実装されることができ、データを記憶することができるメモリ部をさらに含むことができる。
以上で実施例に基づいて説明したが、これはただ例示のものであるだけで、本発明を限定するものではなく、本発明が属する分野の通常の知識を有する者であれば本実施例の本質的特性を外れない範囲内で以上で例示しなかったさまざまな変形及び応用が可能であることが分かるであろう。例えば、実施例に具体的に示した各構成要素は変形して実施することができるものである。そして、このような変形及び応用に関連した相違点は添付の特許請求の範囲で規定する本発明の範囲に含まれるものと解釈すべきであろう。
発明の実施のための形態
発明の実施のための形態は前述した“発明を実施するための形態”で充分に説明された。
実施例による液体レンズとこれを含むカメラモジュール及び光学機器は、カメラ/ビデオ装置、望遠鏡装置、顕微鏡装置、干渉計装置、光度計装置、偏光計装置、分光計装置、反射計装置、オートコリメータ装置、レンズメーター装置、スマートフォン、ノートブック型パソコン、タブレットパソコンなどに適用可能である。

Claims (10)

  1. 伝導性の第1液体及び非伝導性の第2液体を収容するキャビティが形成された第1プレートと、
    前記第1プレートの上部に配置される第1電極と、
    前記第1プレートの下部に配置される第2電極と、
    前記第1電極の上部に配置される第2プレートと、
    前記第2電極の下部に配置される第3プレートと、を含み、
    前記キャビティにおいて前記第2プレート側の開口は直径が1.6mm〜1.9mmであり、
    前記第1プレートは厚さが0.45mm〜0.55mmである、液体レンズ。
  2. 前記開口の直径に対する前記厚さの比は0.3を超える、請求項1に記載の液体レンズ。
  3. 前記第1液体の体積は2μl〜2.4μlであり、前記第2液体の体積は0.8μl〜1μlである、請求項1に記載の液体レンズ。
  4. 前記第2液体に対する前記第1液体の体積比は2〜3である、請求項3に記載の液体レンズ。
  5. 第1開口を有する一側壁、及び前記第1開口と光軸方向に垂直な方向に対面する第2開口を有する他側壁を含むホルダーと、
    前記第1開口と前記第2開口内に少なくとも一部が配置される請求項1の液体レンズとを含む、カメラモジュール。
  6. 前記液体レンズを有する液体レンズ部と、
    前記ホルダーと前記液体レンズ部を結合する接着部材とを含む、請求項5に記載のカメラモジュール。
  7. 前記ホルダーの内部に配置され、前記液体レンズ上に配置される第1レンズ部と、
    前記液体レンズの下に配置される第2レンズ部とを含み、
    前記第1レンズ部は3個のプラスチックレンズを含む、請求項5に記載のカメラモジュール。
  8. 前記第1レンズ部の厚さは1.1mm〜1.4mmである、請求項7に記載のカメラモジュール。
  9. 光軸上で前記液体レンズと前記第1レンズ部との離隔距離は0.1mm〜0.3mmである、請求項7に記載のカメラモジュール。
  10. 請求項5のカメラモジュールと、
    前記カメラモジュールを通して入射したイメージを電気的な信号に変換するイメージセンサーと、
    前記電気的な信号によって色が変化する複数のピクセルからなるディスプレイモジュールと、を含む、光学器機。
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