JP2021186633A - マッサージ器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】1個のマッサージ器具で全身のあらゆる箇所を安全にしかも簡単にマッサージでき、手指で握りしめて把持する必要がなく、手指に負担をかけずにマッサージできること。【解決手段】マッサージ器具の本体おもて面が中空半球状であること、かつ、本体おもて面の中央部に穴を設けること、かつ、本体うら面の中空半球の外周部に波型突起を設けた形状のマッサージ器具により、1個のマッサージ器具で、耳介を含めた頭部、眼球を含めた顔面部、首筋から肩部を含めた胴体部、指先を含めた手足部の身体全てを安全に、しかも簡単にマッサージすることが可能となる。また、頭部、胴体部、足部などの広い面積をマッサージする場合は、本体を指先で把持する必要がなく、本体を手の平で軽く保持するだけで手指に負担をかけずにマッサージすることが可能となる。【選択図】図3
Description
本発明は、手に保持して身体をマッサージする器具に関するものである。
肩や腰などの身体のマッサージを行うことによって、血流やリンパの流れが改善し、筋肉もほぐれ、肩こりや腰痛などの筋肉疲労も楽になる。また、現代社会では、仕事上のストレスからの緊張もあり、頭部などをマッサージすることによりリラックスできて精神的にも楽になる。
マッサージの方法として、マッサージチェアーなどの大型器具から、手に把持してマッサージする器具まで、種々様々な商品が開発されている。特に、手に把持してマッサージする器具は、便利で安価なため、施術用からセルフケア用まで種々様々な商品が普及している。
マッサージの方法として、マッサージチェアーなどの大型器具から、手に把持してマッサージする器具まで、種々様々な商品が開発されている。特に、手に把持してマッサージする器具は、便利で安価なため、施術用からセルフケア用まで種々様々な商品が普及している。
本発明の第1の課題は、1個のマッサージ器具で、全身のあらゆる箇所を、安全で簡単に、マッサージできることを課題とする。
現市場の多くのマッサージ器具は、頭なら頭、顔なら顔などの目的とする身体のある限られた場所に使用することが前提であり、1個のマッサージ器具で、耳介を含めた頭部、眼球を含めた顔面部、首筋から肩部を含めた胴体部、指先を含めた手足の身体全てを、安全で簡単にマッサージできる器具はなかった。
本発明の第2の課題は、手指で握りしめて本体を把持する必要がなく、手指に負担をかけずにマッサージできることを課題とする。
現市場の多くのマッサージ器具は、本体や把持部を指先でつかんで、指先に力を込めながらマッサージすることが必要であり、本体を指先で把持しなくてもマッサージできるマッサージ器具はなかった。
過去に、特願2015−216106において、マッサージ器具の特許出願を行ったが、欠点を改善して新たな機能を追加したので、改めてここに特許出願を行う。
加えて、前回比較検討された先行発明の2種との比較考察を行う。
現市場の多くのマッサージ器具は、頭なら頭、顔なら顔などの目的とする身体のある限られた場所に使用することが前提であり、1個のマッサージ器具で、耳介を含めた頭部、眼球を含めた顔面部、首筋から肩部を含めた胴体部、指先を含めた手足の身体全てを、安全で簡単にマッサージできる器具はなかった。
本発明の第2の課題は、手指で握りしめて本体を把持する必要がなく、手指に負担をかけずにマッサージできることを課題とする。
現市場の多くのマッサージ器具は、本体や把持部を指先でつかんで、指先に力を込めながらマッサージすることが必要であり、本体を指先で把持しなくてもマッサージできるマッサージ器具はなかった。
過去に、特願2015−216106において、マッサージ器具の特許出願を行ったが、欠点を改善して新たな機能を追加したので、改めてここに特許出願を行う。
加えて、前回比較検討された先行発明の2種との比較考察を行う。
マッサージ器具の本体おもて面が中空半球状であること、かつ、本体おもて面の中央部に穴を設けること、かつ、本体うら面の中空半球の外周部に波型突起を設けた形状のマッサージ器具の発明により、1個のマッサージ器具で、耳介を含めた頭部、眼球を含めた顔面部、首筋から肩部を含めた胴体部、指先を含めた手足部の身体全てを、安全で簡単にマッサージすることが可能となる。
特に、眼球、目の外周、耳の内側、指先のマッサージが安全に、しかも簡単にできる。
また、頭部、胴体部、足部などの広い範囲をマッサージする場合は、本体を指先で把持する必要がなく、本体を手の平で軽く保持するだけで手指に負担をかけずにマッサージすることが可能となる。
特に、眼球、目の外周、耳の内側、指先のマッサージが安全に、しかも簡単にできる。
また、頭部、胴体部、足部などの広い範囲をマッサージする場合は、本体を指先で把持する必要がなく、本体を手の平で軽く保持するだけで手指に負担をかけずにマッサージすることが可能となる。
本発明により、一個のマッサージ器具で頭、顔、腕、胴体、足、足裏はもとより、眼球(瞼を含む)、目の外周(眼窩周囲骨上の筋肉を含む)、耳の内側(耳介を含む)、指先(手足の指関節を含む)までの身体全てが安全に、しかも簡単にマッサージする事が可能となる。
前回特許申請のマッサージ器具は、ほぼ全身のマッサージが可能であったが、唯一、眼球や目の外周や耳の内側や指先のマッサージに不向きであった。
眼球(瞼を含む)をマッサージする場合は、目を閉じた状態でマッサージ器具本体おもて面の半球側を瞼に接触させて軽く圧迫してマッサージする。この時、眼球の球面とマッサージ器具本体の球面が凸と凸どうしで接触する為、眼球を過度に圧迫して危険であり、眼球のマッサージには不適であった。
また、目の外周(眼窩周囲骨上の筋肉を含む)をマッサージする場合、目の周囲に本体うら面の波型突起部を接触させようとして、目に接近させるが、マッサージ器具本体が中心から上下左右にずれて接触する。
加えて、マッサージ中に本体が中心からずれて、眼球上に接触した場合は、眼球に突起部が接触して危険でマッサージするには不適であった。
また、耳の内側(耳介を含む)をマッサージする場合、マッサージ器具の本体おもて面の球面側を耳の内側に接触させてマッサージするが、内耳の皮膚とマッサージ器具表面が密着して外耳道の空間域が密閉されて、圧力が高まり、鼓膜に圧力損傷を与えて危険でマッサージするには不適であった。
また、指先(手足の指関節を含む)をマッサージする場合、指先端のマッサージ箇所が小さく、本体うら面の波状突起部でマッサージしようとすると指先から突起部が滑ってマッサージしにくく、本体おもて面の球面側でマッサージしようとすると指先への平面圧迫に近くなり、局部マッサージの効果が半減する。
これらの問題を解決すべき方法として、本体おもて面の球面中央部に穴を設けることにより、これらの問題を全て解決できる。
眼球(瞼を含む)をマッサージする場合、眼球を過度に圧迫しないように細心の注意を払わないといけない。理想的には、眼球の局面に沿う形状のマッサージ器具が理想である。本発明の本体おもて面の球面中央部に穴を設ける事により、眼球先端の凸面とマッサージ器具の球面中央部の穴の凹面がフィットして、眼球を過度に圧迫することを防止できる。合わせて、マッサージ器具の本体おもて面の外周部が眼窩周囲骨に接触して固定され、眼球深部への過度な圧迫防止になり、眼球マッサージが安全に実施できる。
次に、目の外周の骨に付着した筋肉をマッサージ器具でマッサージする場合、マッサージ器具の本体うら面の突起部が眼球に接触すると眼球を圧迫して危険である。マッサージ中も突起部を眼球に接触させないように、常にマッサージ器具を眼球の中央部に位置させることは難しい。そこで、本体おもて面の球面中央部に穴を設けて、視野の中央に穴を見つめながらマッサージ器具を目の外周の眼窩周囲骨に接触させると、常にマッサージ器具を眼球に接触しないように中央部に安定的に配置させることができることとなる。マッサージ中も、視野の中央に穴が来るように見つめながらマッサージすると、眼球部にマッサージ器具の突起部が接触することを防止して、安全にマッサージすることが可能となる。
次に、耳の内側をマッサージ器具の本体おもて面の球面側でマッサージする場合、マッサージ器具の球面が内耳の皮膚面に密着して、外耳道が密閉された状態でマッサージする状態となり、鼓膜が密閉された空気の圧力変動で圧迫されて危険である。本体おもて面の球面中央部に穴を設けると通気口の役目を果たすため、外耳道が密閉された状態を防ぎ、空気圧変動が防止され、鼓膜を痛めないので安全である。
また、上記のメリットだけでなく、本体おもて面の球状側に穴を設けることにより、前回申請のマッサージ器具に比べて、種々のメリットが発揮される。
第1に、穴の凹部構造により、マッサージする本体おもて面の半球面と皮膚面の接触面積が減少し、接触抵抗が減少することにより、滑り易くなりマッサージ本体による皮膚への損傷が減少する。マッサージする力も軽減出来て、手の負担も減少し、連続してのマッサージが楽になる。
第2に、オイルやジェルなどのマッサージクリームを用いて本体おもて面の球面側でマッサージする場合、皮膚に接触する球面の穴にオイルやジェルだまりが発生して、マッサージ器具接触面と皮膚面がオイルやジェルなどで湿潤された状態が続き、接触抵抗が減少してスムーズなマッサージが可能となる。
第3に、本体おもて面でマッサージする場合、皮膚接触部に穴があることにより、球平面接触から凹凸面接触のマッサージとなり、皮膚面への刺激が強化されて、ほぐす効果がアップして効率的である。
第4に、マッサージ器具本体の汚れを洗浄して乾燥する場合、本体おもて面の穴から洗浄水が排泄されて球面本体の内側に水がたまらないので、乾燥時間が早くなると共に衛生的である。
第5に、本体おもて面の球面側を手の平で保持して、本体うら面の波上突起部でマッサージする場合、本体おもて面の穴の凹部が手の平の滑り止め機能の役割を果たして滑りにくくなり、手に保持しやすくなる。
第6に、陶磁器や金属材料などで制作した場合、マッサージ器具の重量がおもくなる傾向があるが、本体おもて面の穴部の材料分の重量が軽減出来て、マッサージ器具本体の軽量化につながる。
以上のように、マッサージ器具の本体おもて面が中空半球状であること、かつ、本体おもて面の中央部に穴を設けること、かつ、本体うら面の中空半球の外周部に波型突起を設けた形状のマッサージ器具の発明により、1個のマッサージ器具で、頭部、顔面、手、胴体、足、足裏に加えて、眼球、目の外周、耳の内側、指先までと、身体全ての箇所のマッサージが簡単に安全に実施できる万能のマッサージ器具を提供できる。
マッサージ器具本体の寸法としては、手に保持して使用する為、本体球面直径は60mm程度、マッサージ器具の厚み高さは40mm程度、本体おもて面の穴の直径は10mm程度が手の平に保持しやすくて使いやすい。
マッサージ器具本体の材質は、硬質で耐摩耗性があり滑り抵抗が低い磁器が最良であるが、ステンレスやアルミニウム合金などの金属やポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチックでも良い。
前回特許申請のマッサージ器具は、ほぼ全身のマッサージが可能であったが、唯一、眼球や目の外周や耳の内側や指先のマッサージに不向きであった。
眼球(瞼を含む)をマッサージする場合は、目を閉じた状態でマッサージ器具本体おもて面の半球側を瞼に接触させて軽く圧迫してマッサージする。この時、眼球の球面とマッサージ器具本体の球面が凸と凸どうしで接触する為、眼球を過度に圧迫して危険であり、眼球のマッサージには不適であった。
また、目の外周(眼窩周囲骨上の筋肉を含む)をマッサージする場合、目の周囲に本体うら面の波型突起部を接触させようとして、目に接近させるが、マッサージ器具本体が中心から上下左右にずれて接触する。
加えて、マッサージ中に本体が中心からずれて、眼球上に接触した場合は、眼球に突起部が接触して危険でマッサージするには不適であった。
また、耳の内側(耳介を含む)をマッサージする場合、マッサージ器具の本体おもて面の球面側を耳の内側に接触させてマッサージするが、内耳の皮膚とマッサージ器具表面が密着して外耳道の空間域が密閉されて、圧力が高まり、鼓膜に圧力損傷を与えて危険でマッサージするには不適であった。
また、指先(手足の指関節を含む)をマッサージする場合、指先端のマッサージ箇所が小さく、本体うら面の波状突起部でマッサージしようとすると指先から突起部が滑ってマッサージしにくく、本体おもて面の球面側でマッサージしようとすると指先への平面圧迫に近くなり、局部マッサージの効果が半減する。
これらの問題を解決すべき方法として、本体おもて面の球面中央部に穴を設けることにより、これらの問題を全て解決できる。
眼球(瞼を含む)をマッサージする場合、眼球を過度に圧迫しないように細心の注意を払わないといけない。理想的には、眼球の局面に沿う形状のマッサージ器具が理想である。本発明の本体おもて面の球面中央部に穴を設ける事により、眼球先端の凸面とマッサージ器具の球面中央部の穴の凹面がフィットして、眼球を過度に圧迫することを防止できる。合わせて、マッサージ器具の本体おもて面の外周部が眼窩周囲骨に接触して固定され、眼球深部への過度な圧迫防止になり、眼球マッサージが安全に実施できる。
次に、目の外周の骨に付着した筋肉をマッサージ器具でマッサージする場合、マッサージ器具の本体うら面の突起部が眼球に接触すると眼球を圧迫して危険である。マッサージ中も突起部を眼球に接触させないように、常にマッサージ器具を眼球の中央部に位置させることは難しい。そこで、本体おもて面の球面中央部に穴を設けて、視野の中央に穴を見つめながらマッサージ器具を目の外周の眼窩周囲骨に接触させると、常にマッサージ器具を眼球に接触しないように中央部に安定的に配置させることができることとなる。マッサージ中も、視野の中央に穴が来るように見つめながらマッサージすると、眼球部にマッサージ器具の突起部が接触することを防止して、安全にマッサージすることが可能となる。
次に、耳の内側をマッサージ器具の本体おもて面の球面側でマッサージする場合、マッサージ器具の球面が内耳の皮膚面に密着して、外耳道が密閉された状態でマッサージする状態となり、鼓膜が密閉された空気の圧力変動で圧迫されて危険である。本体おもて面の球面中央部に穴を設けると通気口の役目を果たすため、外耳道が密閉された状態を防ぎ、空気圧変動が防止され、鼓膜を痛めないので安全である。
また、上記のメリットだけでなく、本体おもて面の球状側に穴を設けることにより、前回申請のマッサージ器具に比べて、種々のメリットが発揮される。
第1に、穴の凹部構造により、マッサージする本体おもて面の半球面と皮膚面の接触面積が減少し、接触抵抗が減少することにより、滑り易くなりマッサージ本体による皮膚への損傷が減少する。マッサージする力も軽減出来て、手の負担も減少し、連続してのマッサージが楽になる。
第2に、オイルやジェルなどのマッサージクリームを用いて本体おもて面の球面側でマッサージする場合、皮膚に接触する球面の穴にオイルやジェルだまりが発生して、マッサージ器具接触面と皮膚面がオイルやジェルなどで湿潤された状態が続き、接触抵抗が減少してスムーズなマッサージが可能となる。
第3に、本体おもて面でマッサージする場合、皮膚接触部に穴があることにより、球平面接触から凹凸面接触のマッサージとなり、皮膚面への刺激が強化されて、ほぐす効果がアップして効率的である。
第4に、マッサージ器具本体の汚れを洗浄して乾燥する場合、本体おもて面の穴から洗浄水が排泄されて球面本体の内側に水がたまらないので、乾燥時間が早くなると共に衛生的である。
第5に、本体おもて面の球面側を手の平で保持して、本体うら面の波上突起部でマッサージする場合、本体おもて面の穴の凹部が手の平の滑り止め機能の役割を果たして滑りにくくなり、手に保持しやすくなる。
第6に、陶磁器や金属材料などで制作した場合、マッサージ器具の重量がおもくなる傾向があるが、本体おもて面の穴部の材料分の重量が軽減出来て、マッサージ器具本体の軽量化につながる。
以上のように、マッサージ器具の本体おもて面が中空半球状であること、かつ、本体おもて面の中央部に穴を設けること、かつ、本体うら面の中空半球の外周部に波型突起を設けた形状のマッサージ器具の発明により、1個のマッサージ器具で、頭部、顔面、手、胴体、足、足裏に加えて、眼球、目の外周、耳の内側、指先までと、身体全ての箇所のマッサージが簡単に安全に実施できる万能のマッサージ器具を提供できる。
マッサージ器具本体の寸法としては、手に保持して使用する為、本体球面直径は60mm程度、マッサージ器具の厚み高さは40mm程度、本体おもて面の穴の直径は10mm程度が手の平に保持しやすくて使いやすい。
マッサージ器具本体の材質は、硬質で耐摩耗性があり滑り抵抗が低い磁器が最良であるが、ステンレスやアルミニウム合金などの金属やポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチックでも良い。
先行発明品の実願2014−1990のカッサ用具と本発明品の差異を考察する。
ここで把持と保持の違いを述べる。一般的に把持とは、「しっかり持つこと。固く握り持つこと。」を意味する。一般的に保持とは、「保ち続けること。持っていること。」を意味する。マッサージ器具を手で把持するとは、「手指に力を込めて、しっかりと固く握り持つこと。」であり、指先に負担がかかった状態である。マッサージ器具を手の平で保持するとは、「手の平で落下しない状態を保ち続けること。」であり、指先への負担はかからない状態である。
先行発明品のカッサ用具は、原料成分として翡翠の粉末を用いることを主眼として、「本体形状が、一端が開口する半球状に形成されたカッサ本体と、前記混合物によって円筒状に形成され、前記カッサ本体の球面上に設けられた把持部と、前記カッサ本体の開口端部に形成された凹凸部と、を備えることとする。」と明記されている。先行発明品のカッサ用具は、カッサ本体に把持部を設けた構造と明確に記載されているため、指先で把持部を把持しないとマッサージできないので、本発明品での把持部が不要で、指先で把持しないことを目的とすることと真逆である。また、カッサ本体の開口端部に形成された凹凸部でマッサージすることのみで、本体反対側の球面側には把持部が取り付けられており、本体の反対側の把持部分でマッサージするには把持部が邪魔になり不可であり、本発明品での本体おもて面と本体うら面の両側でマッサージできる構造とは根本的に異なる。ましてや、先行発明品のカッサ用具での眼球のマッサージは前述のとおり眼球を圧迫して危険で不適であるし、耳介内側のマッサージは構造的に不可能である。
先行発明品の特願2006−322418のマッサージ器具と本発明品の差異を考察する。
先行発明品のマッサージ器具は、申請書[0010]箇所に記載されているように「中心部に取っ手ホールを有する本体と、前記本体の外周に設けられた摩擦用縁部とを有し、前記縁部が湾曲状の突部及び凹部を有し、前記縁部が多段になっていることを特徴とする。」と明記されており、取っ手ホールを有することは、本体の取っ手ホールを指先で把持することを意味するので、本発明品での把持部が不要で、本体を指先で把持しないことを目的とすることと真逆である。また、中心部の取っ手ホールは、申請書[0006]箇所に「取っ手ホール23は、手が挿入可能な大きさであるのが好ましい。」と記載されており、手そのものや手指を挿入して把持することを目的としている。
また、先行発明品のマッサージ器具は、本体の外周に設けられた摩擦用縁部を使ってマッサージすると明記されており、本発明品での本体おもて面と本体うら面の両側でマッサージできる構造とは根本的に異なる。ましてや、先行発明品のマッサージ器具では、眼球のマッサージは前述のとおり眼球を圧迫して危険であるし、目の外周部のマッサージは、不安定で眼球を圧迫損傷する可能性があるので不適である。
本発明品で、例えば施術者が他者の背部をマッサージする場合には、[図6]で示すように、本体おもて面を手の平の曲面部で保持しながらマッサージすると、マッサージ器具本体と5本の指先と手根部が身体に接触される。従って、マッサージ器具本体うら面の波状突起部と5本の手指と手根部の3か所でマッサージするので、効率よいマッサージが可能となる。また、手の平だけのマッサージに加えて、マッサージ器具本体を用いるので本体うら面の波状突起部でのマッサージ効果もプラスされて、皮膚への刺激力も強化され力強いマッサージが可能となる。しかも指先でマッサージ本体を把持しないので、指先の負担も軽減される。
ここで把持と保持の違いを述べる。一般的に把持とは、「しっかり持つこと。固く握り持つこと。」を意味する。一般的に保持とは、「保ち続けること。持っていること。」を意味する。マッサージ器具を手で把持するとは、「手指に力を込めて、しっかりと固く握り持つこと。」であり、指先に負担がかかった状態である。マッサージ器具を手の平で保持するとは、「手の平で落下しない状態を保ち続けること。」であり、指先への負担はかからない状態である。
先行発明品のカッサ用具は、原料成分として翡翠の粉末を用いることを主眼として、「本体形状が、一端が開口する半球状に形成されたカッサ本体と、前記混合物によって円筒状に形成され、前記カッサ本体の球面上に設けられた把持部と、前記カッサ本体の開口端部に形成された凹凸部と、を備えることとする。」と明記されている。先行発明品のカッサ用具は、カッサ本体に把持部を設けた構造と明確に記載されているため、指先で把持部を把持しないとマッサージできないので、本発明品での把持部が不要で、指先で把持しないことを目的とすることと真逆である。また、カッサ本体の開口端部に形成された凹凸部でマッサージすることのみで、本体反対側の球面側には把持部が取り付けられており、本体の反対側の把持部分でマッサージするには把持部が邪魔になり不可であり、本発明品での本体おもて面と本体うら面の両側でマッサージできる構造とは根本的に異なる。ましてや、先行発明品のカッサ用具での眼球のマッサージは前述のとおり眼球を圧迫して危険で不適であるし、耳介内側のマッサージは構造的に不可能である。
先行発明品の特願2006−322418のマッサージ器具と本発明品の差異を考察する。
先行発明品のマッサージ器具は、申請書[0010]箇所に記載されているように「中心部に取っ手ホールを有する本体と、前記本体の外周に設けられた摩擦用縁部とを有し、前記縁部が湾曲状の突部及び凹部を有し、前記縁部が多段になっていることを特徴とする。」と明記されており、取っ手ホールを有することは、本体の取っ手ホールを指先で把持することを意味するので、本発明品での把持部が不要で、本体を指先で把持しないことを目的とすることと真逆である。また、中心部の取っ手ホールは、申請書[0006]箇所に「取っ手ホール23は、手が挿入可能な大きさであるのが好ましい。」と記載されており、手そのものや手指を挿入して把持することを目的としている。
また、先行発明品のマッサージ器具は、本体の外周に設けられた摩擦用縁部を使ってマッサージすると明記されており、本発明品での本体おもて面と本体うら面の両側でマッサージできる構造とは根本的に異なる。ましてや、先行発明品のマッサージ器具では、眼球のマッサージは前述のとおり眼球を圧迫して危険であるし、目の外周部のマッサージは、不安定で眼球を圧迫損傷する可能性があるので不適である。
本発明品で、例えば施術者が他者の背部をマッサージする場合には、[図6]で示すように、本体おもて面を手の平の曲面部で保持しながらマッサージすると、マッサージ器具本体と5本の指先と手根部が身体に接触される。従って、マッサージ器具本体うら面の波状突起部と5本の手指と手根部の3か所でマッサージするので、効率よいマッサージが可能となる。また、手の平だけのマッサージに加えて、マッサージ器具本体を用いるので本体うら面の波状突起部でのマッサージ効果もプラスされて、皮膚への刺激力も強化され力強いマッサージが可能となる。しかも指先でマッサージ本体を把持しないので、指先の負担も軽減される。
1、マッサージ器具本体おもて面の中空半球
2、マッサージ器具本体うら面の波型突起
3、マッサージ器具本体おもて面の中空半球中央に設けた穴
4、眼球
5、瞼
6、眼窩周囲骨
7、耳介
8、外耳道
9、鼓膜
10、手の指先
11、手根部
12、腰部
13、中心線
2、マッサージ器具本体うら面の波型突起
3、マッサージ器具本体おもて面の中空半球中央に設けた穴
4、眼球
5、瞼
6、眼窩周囲骨
7、耳介
8、外耳道
9、鼓膜
10、手の指先
11、手根部
12、腰部
13、中心線
Claims (1)
- マッサージ器具の本体おもて面が中空半球状であること、かつ、本体おもて面の中央部に穴を設けること、かつ、本体うら面の中空半球の外周部に波型突起を設けた形状のマッサージ器具。
Priority Applications (1)
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JP2017074340A (ja) * | 2015-10-15 | 2017-04-20 | 宏 臼杵 | マッサージ器具 |
-
2020
- 2020-06-01 JP JP2020110931A patent/JP2021186633A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS52109391U (ja) * | 1976-02-17 | 1977-08-19 | ||
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