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JP2021177213A - 画像形成装置及び転写制御方法 - Google Patents

画像形成装置及び転写制御方法 Download PDF

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JP2021177213A
JP2021177213A JP2020082359A JP2020082359A JP2021177213A JP 2021177213 A JP2021177213 A JP 2021177213A JP 2020082359 A JP2020082359 A JP 2020082359A JP 2020082359 A JP2020082359 A JP 2020082359A JP 2021177213 A JP2021177213 A JP 2021177213A
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JP2020082359A
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健太郎 本田
Kentaro Honda
洋 六川
Hiroshi Mutsukawa
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】記録媒体に転写される現像剤画像の品質を向上する。【解決手段】現像剤画像担持体(31)と、記録媒体を搬送路に沿って搬送方向(D2)に搬送する媒体搬送部(40)と、現像剤画像を記録媒体(100)上に転写させる電界を形成する転写部(34a、34b)と、転写電圧発生部と、記録媒体(100)の搬送方向の先端側及び後端側の余白を除く領域である画像形成領域内に現像剤画像が転写されるように、転写電圧発生部を制御する制御部とを有し、制御部は、転写電圧発生部を制御して、画像形成領域内の先端側の第1の領域が転写位置(38)を通過するときにおける電界の強度を第1の強度にし、画像形成領域内の第1の領域より後端側の第2の領域が転写位置(38)を通過するときにおける電界の強度を第1の強度より大きい第2の強度にする。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び転写制御方法に関する。
電子写真方式を用いた画像形成装置において、記録媒体の搬送方向における記録媒体の後端部が転写位置(転写ニップ)を通過するときに転写ローラに印加される転写電圧の絶対値を、記録媒体の後端部以外が転写ニップを通過する時に転写ローラに印加される転写電圧の絶対値より大きくする制御が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−184627号公報
しかしながら、上記従来の画像形成装置では、記録媒体に転写された現像剤画像の品質が満足できない場合がある。具体的には、現像剤画像の搬送方向の後半で十分な濃度の画像が転写されずに濃度が低下する場合があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたものであり、記録媒体に転写される現像剤画像の品質を向上することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、現像剤画像を担持して搬送する現像剤画像担持体と、前記現像剤画像担持体に対向する転写位置を通過するように記録媒体を搬送路に沿って搬送方向に搬送する媒体搬送部と、前記転写位置に配置され、前記現像剤画像担持体と前記記録媒体との間に前記現像剤画像を前記記録媒体上に転写させる電界を形成する転写部と、前記転写部に電圧を印加する転写電圧発生部と、前記記録媒体の前記搬送方向の先端側及び後端側の余白を除く領域である画像形成領域内に前記現像剤画像が転写されるように、前記転写電圧発生部を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、前記画像形成領域内の前記先端側の第1の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を第1の強度にし、前記画像形成領域内の前記第1の領域より前記後端側の第2の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を前記第1の強度より大きい第2の強度にすることを特徴とする。
本発明の他の態様に係る転写制御方法は、現像剤画像を担持して搬送する現像剤画像担持体と、前記現像剤画像担持体に対向する転写位置を通過するように記録媒体を搬送路に沿って搬送方向に搬送する媒体搬送部と、前記転写位置に配置され、前記現像剤画像担持体と前記記録媒体との間に前記現像剤画像を前記記録媒体上に転写させる電界を形成する転写部と、前記転写部に電圧を印加する転写電圧発生部と、前記記録媒体の前記搬送方向の先端側及び後端側の余白を除く領域である画像形成領域内に前記現像剤画像が転写されるように、前記転写電圧発生部を制御する制御部と、を有する画像形成装置が実行する転写制御方法であって、前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、前記画像形成領域内の前記先端側の第1の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を第1の強度にし、前記画像形成領域内の前記第1の領域より前記後端側の第2の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を前記第1の強度より大きい第2の強度にすることを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体に転写される現像剤画像の品質を向上することができる。
第1の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示す断面図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。 (A)は、比較例の画像形成装置における2次転写電圧及び転写されたトナー画像の例を示す図であり、(B)は、第1の実施の形態に係る画像形成装置における2次転写電圧及び転写されたトナー画像の例を示す図である。 第1の実施の形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 図4における特殊媒体対応モードにおける画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 図3(B)における2次転写電圧に関する情報の例を表形式で示す図である。 第2の実施の形態に係る画像形成装置の構成を概略的に示す断面図である。 第2の実施の形態に係る画像形成装置における2次転写電圧の例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態に係る画像形成装置及び転写制御方法を、図面を参照しながら説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
《第1の実施の形態》
〈構成〉
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1の構成を概略的に示す断面図である。画像形成装置1は、電子写真方式によって用紙などの記録媒体100上に画像を形成する装置である。画像形成装置1は、カラー画像を形成することができるカラープリンタである。
図1に示されるように、画像形成装置1は、現像剤(トナー)によって現像剤画像(トナー画像)を形成する画像形成部3を有している。画像形成部3は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の画像をそれぞれ形成する画像形成ユニット(「イメージドラムユニット」とも言う。)10C、10M、10Y、10Kを有している。画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kは、中間転写部30の中間転写ベルト31の画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kに対向する部分の移動方向D1の上流側(図1における左側)から順に1列に配列されている。また、画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kの各々には、静電潜像を形成するための露光装置であるLEDヘッド21が備えられている。LEDヘッド21は、光プリントヘッドとも呼ばれる。また、露光装置は、レーザ走査装置であってもよい。
中間転写部30は、駆動ローラ32と、従動ローラ33と、バックアップローラ(BUローラ)34aと、逆屈曲ローラ35bと、これらに張架された無端状の中間転写媒体である中間転写ベルト31とを有している。中間転写ベルト31は、画像形成部3で形成されたトナー画像が1次転写される現像剤画像担持体としてのトナー画像担持体である。駆動ローラ32は、ベルトモータ61(後述の図2に示される。)から付与される駆動力によって回転する。中間転写部30は、中間転写ベルト31を挟んで感光体ドラム12の反対側に配置された1次転写部としての1次転写ローラ(1次転写部材)18を有している。また、中間転写部30は、中間転写ベルト31を挟んでBUローラ34aの反対側に配置された転写部としての2次転写ローラ(2次転写部材)34bと、中間転写ベルト31を挟んで逆屈曲ローラ35bの反対側に配置されたローラ35aとを有している。さらに、中間転写部30は、中間転写ベルト31の外周面に接して、中間転写ベルト31の外周面に残るトナーを除去するクリーニング部材としてのベルトクリーニングブレード36と、これによって掻き取られたトナーを収容する廃棄現像剤回収容器としての廃トナー回収容器37とを有している。
画像形成装置1は、複数の記録媒体が積載される給紙トレイ41と、複数の記録媒体から1枚ずつ記録媒体100を搬送路に送り出すホッピングローラ42と、ホッピングローラ42によって送り出された記録媒体100を案内するガイド部材43と、記録媒体100を画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kに向けて搬送する搬送ローラ44及び45と、媒体の搬送方向D2の位置を検出する位置センサである媒体センサ46と、定着器50と、ガイド部材47と、排出ローラ48とを有している。また、これらの構成は、記録媒体100を搬送方向D2に搬送するための媒体搬送部40を構成している。記録媒体100は、例えば、用紙である。記録媒体100は、ユポ(株式会社ユポ・コーポレーションの登録商標)又はPET(ポリエチレンテレフタレート)などの高抵抗媒体であってもよい。また、記録媒体100は、台紙とラベルとを有するラベル媒体、ロール紙、などの他の種類の媒体であってもよい。なお、ラベル媒体については、第2の実施の形態で説明する。
定着器50は、加熱ローラ50a及び加圧ローラ50bを有している。定着器50は、画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kから中間転写ベルト31上に1次転写され、さらに記録媒体100上に2次転写された現像剤画像であるトナー画像を、加熱及び加圧することによって記録媒体100上に定着させる。また、排出ローラ48は、トナー画像が定着された記録媒体100を画像形成装置1の外部のスタッカ上に排出する。
画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kは、その中に収容される現像剤としてのトナーの種類以外については、互いに同じ構造を有している。したがって、画像形成ユニット10C、10M、10Y、10Kの各々を、「画像形成ユニット10」とも表記する。画像形成ユニット10は、静電潜像が形成される静電潜像担持体としての感光体ドラム12と、帯電部材としの帯電ローラ13と、現像剤収容部としてのトナー収容部11と、現像剤担持体としての現像ローラ16と、感光体ドラム12用のクリーニング部としてのクリーニングブレード17と、現像剤供給部材としての供給ローラ15と、現像剤規制部材としての現像ブレード14とを有している。
感光体ドラム12は、ドラムモータ62(後述の図2に示される。)によって付与される駆動力によって回転する。感光体ドラム12の表面には静電潜像が形成される。帯電ローラ13、LEDヘッド21、及び現像ローラ16は、感光体ドラム12の周囲に配置されている。
帯電ローラ13には、帯電電圧発生部67(後述の図2に示される。)によって所定のバイアス電圧が印加されている。帯電ローラ13は、感光体ドラム12の回転に伴って従動回転し、感光体ドラム12の表面を一様に帯電させる。
LEDヘッド21は、例えば、画像形成装置1の本体構造又は本体構造に対して開閉するカバー部材の下面に取り付けられている。LEDヘッド21は、感光体ドラム12に向き合う所定位置に配置される。LEDヘッド21は、感光体ドラム12の回転軸方向である主走査方向に配列された複数のLED(Light Emitting Diode)を有するLEDアレイと、LEDアレイと感光体ドラム12との間に配置されたロッドレンズアレイとを有している。ロッドレンズアレイは、例えば、正立等倍結像レンズアレイである。印刷時には、複数のLEDは、印刷データに応じて発光及び消灯する。複数のLEDから出射された光は、ロッドレンズアレイによって感光体ドラム12の表面に結像する。LEDヘッド21によって、一様に帯電している感光体ドラム12の表面が露光されると、感光体ドラム12の表面に静電潜像が形成される。
現像ローラ16には、現像電圧発生部68(後述の図2に示される。)から所定のバイアス電圧が印加される。供給ローラ15は、現像ローラ16の表面にトナーを供給する。現像ブレード14は、現像ローラ16の表面に押圧されるように配置される。現像ブレード14は、現像ローラ16の表面に対する押圧力によって、現像ローラ16の表面に担持されるトナー層の厚さを規制(すなわち、薄層化)する。クリーニングブレード17は、感光体ドラム12の表面に接触しており、トナー画像の転写後に感光体ドラム12の表面に残存するトナーを除去する。
帯電ローラ13は、感光体ドラム12に負の電圧を印加する。LEDヘッド21により、負に帯電した感光体ドラム12上に光が照射されると、感光体ドラム12上に静電潜像が形成させる。供給ローラ15及び現像ローラ16に負の直流電圧を印加することにより、負に帯電したトナーは感光体ドラム12上に移動する。感光体ドラム12上に形成されたトナー画像は、中間転写部30の1次転写ローラ18による正の電圧により、中間転写ベルト31上に転写される。感光体ドラム12に残った残トナーは、クリーニングブレード17によって掻き取られる。
中間転写ベルト31上に転写されたトナー画像は、搬送されて2次転写ローラ34bとBUローラ34aとの間の転写位置38に進み、ここで2次転写ローラ34bに印加される正の直流電圧によって転写位置38を通過する記録媒体100上に転写される。
ベルトクリーニングブレード36は、中間転写ベルト31上に残留したトナーを掻き取り、廃トナー回収容器37は、掻取られた廃トナーを貯蔵する。定着器50は、トナー画像を記録媒体100に定着させる。その後、記録媒体100は、搬送された排出ローラ48によって排出される。
図2は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の構成を概略的に示すブロック図である。制御部としてのプリンタ制御部56は、画像形成装置1の全体にかかる機能を制御し、上位装置57からの画像データ(印刷データ)を受信するインターフェイス部58が接続される。
ベルトモータ61は、プリンタ制御部56の指示に従い駆動ローラ32の駆動を制御する。ドラムモータ62は、プリンタ制御部56の指示に従い画像形成ユニット10C、10M、10Y、10K内の感光体ドラム12、現像ローラ16、供給ローラ15の駆動を制御する。搬送モータ63は、プリンタ制御部56の指示に従い搬送ローラ44、45の駆動を制御する。ホッピングモータ64は、プリンタ制御部56の指示に従いホッピングローラ42の駆動を制御する。排出モータ66は、プリンタ制御部56の指示に従い排出ローラ48の駆動を制御する。
帯電電圧発生部67は、高圧制御部60の指示に従い帯電ローラ13への帯電電圧の生成と停止を行う。現像電圧発生部68は、高圧制御部60の指示に従い現像ローラ16への現像電圧の生成と停止を行う。供給電圧発生部69は、高圧制御部60の指示に従い供給ローラ15への現像電圧の生成と停止を行う。転写電圧発生部70は、高圧制御部60の指示に従い1次転写ローラ18へ印加される1次転写電圧及び2次転写ローラ34bへ印加される2次転写電圧を生成する。除電装置19は、プリンタ制御部56及び高圧制御部60の指示に従いに感光体ドラム12の表面電荷を除去するために行われるLED素子の発光を制御する。
環境検出部65は、画像形成装置1が設置されている環境の温度及び湿度を測定する。
メモリ80は、帯電電圧発生部67、供給電圧発生部69、現像電圧発生部68、転写電圧発生部70の設定値などを格納している。帯電電圧発生部67、供給電圧発生部69、現像電圧発生部68、転写電圧発生部70の設定値は、温度、湿度、及び記録媒体100の種類によって異なる。
図2に示される制御系の機能又は制御系の一部の機能は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの処理回路、又はソフトウェアとしての制御プログラムを格納する記憶装置としてのメモリと、この制御プログラムを実行する処理回路であるCPU(Central Processing Unit)などとによって実現可能である。
〈動作〉
図1において、高圧制御部60から感光体ドラム12の表面に接触している帯電ローラ13に−1100Vの直流電圧が印加され、感光体ドラム12の表面を均一に帯電させる。そして、現像ローラ16に−200V、供給ローラ15及び現像ブレード14に−300Vの直流電圧が印加され、除電装置19に電圧が印加される。さらに、1次転写ローラ18には、記録媒体100に応じて記憶部としてのメモリ80に格納されている所定の電圧が印加される。
次に、インターフェイス部58を介して上位装置57から送られる画像データは、ドットデータに変換され、ドットデータに基づいた露光量が算出される。続いて、LEDヘッド21により、帯電された感光体ドラム12の表面にドットデータに対応した光線が照射され、感光体ドラム12の表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム12の表面に形成された静電潜像は、現像ローラ16から供給されるトナーによって現像される。
ドラムモータ62の駆動により、感光体ドラム12が回転し、また、現像ローラ16及び供給ローラ15が回転する。トナー収容部11に収容されているトナーは、供給ローラ15に保持され、供給ローラ15と現像ローラ16間で擦られることで、負極性の電荷を担持する。そして、電荷を担持したトナーは供給ローラ15と現像ローラ16の電位差によって生じる電界により、現像ローラ16上に付着する。現像ローラ16上のトナーは現像ブレード14によって均一な厚さのトナー層になる。また、トナーは、現像ブレード14と現像ローラ16とによって擦られることにより摩擦帯電される。現像ローラ16上のトナーは、感光体ドラム12上の静電潜像まで搬送され、静電潜像と現像ローラ16の電位差により静電潜像がトナーによって現像される。感光体ドラム12上に形成されたトナー画像は、1次転写ローラ18によって、感光体ドラム12と接触している中間転写ベルト31上に1次転写される。
一方、ホッピングモータ64によってホッピングローラ22が回転することで、給紙トレイ41内の記録媒体が1枚ずつ取り出され、搬送モータ63によって回転させられた搬送ローラ44、45により中間転写ベルト31の転写位置38に記録媒体100が運ばれる。中間転写ベルト31は、ベルトモータ61によって駆動ローラ32が回転することで、移動する。
2次転写ローラ34bに面する転写位置38を記録媒体100が通過するときに、2次転写ローラ34bに2次転写電圧が印加されることで、記録媒体100が帯電され、中間転写ベルト31上のトナー画像が記録媒体100上に転写される。記録媒体100上に転写されずに中間転写ベルト31上に残留したトナーは、クリーニングブレード36によって除去される。トナー画像が転写された記録媒体100は、定着器50に搬送され、熱及び圧力によりトナー画像が溶融し、記録媒体100上に定着される。そして、記録媒体100は、排出ローラ48により画像形成装置1の外部に排出される。
ところで、記録媒体100としては、一般に、体積抵抗値が低い普通紙が用いられるが、体積抵抗値が普通紙より高い高抵抗媒体が使用されることもある。普通紙は、体積抵抗値が1013Ω/cm以下であり、媒体厚が100μmから成る媒体である。しかしながら、高抵抗媒体は、ポリエステルフィルム素材の用紙を用いて、体積抵抗値は1013Ω/cm以上であり、媒体厚が100μmから成る媒体、あるいは、ラベル媒体である。
記録媒体100の種類に応じて、2次転写ローラ34bに印加される2次転写電圧は異なる。例えば、普通紙を用いる場合、2次転写電圧は、+2000Vである。普通紙より体積抵抗値が高く普通紙より通電しにくい高抵抗媒体を用いる場合、2次転写ローラ34bに普通紙と同じ電圧を印加すると、トナーが高抵抗媒体である記録媒体100に十分に転写されず、転写カスレが発生する。そのため、高抵抗媒体を用いる場合には、普通紙の場合より高い電圧を2次転写ローラ34bに印加する必要があり、高抵抗媒体に印加される2次転写ローラ34bの電圧は、例えば、+3000Vである。
ここで、高温多湿環境下(27℃、80%)で高抵抗媒体に画像を印刷したときに発生する画像品質不良について説明する。図3(A)は、比較例の画像形成装置における2次転写電圧及び転写されたトナー画像の例を示す図であり、図3(B)は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1における2次転写電圧及び転写されたトナー画像の例を示す図である。
図3(A)に示されるように、2次転写電圧を一定とした場合、記録媒体100の後端に近づくにつれて転写電圧不足によるカスレ模様が発生する。この理由は、記録媒体100の後端に近づくにつれて、記録媒体100の表面抵抗値が上昇して、記録媒体100の帯電電荷量が増加したためと考えられる。記録媒体100の抵抗値は、高温多湿環境に十分に長い時間放置された後に印刷されているため、印刷中に大きく変化することはない。しかし、記録媒体100は、高温多湿環境に十分に長い時間放置されているため、表面抵抗値が水分によって下がっている状態であり、記録媒体100は、表面抵抗値が小さく、体積抵抗値が高い特性になり、帯電しやすい媒体となる。そのため、2次転写ローラ34bの電圧によって電荷が供給された記録媒体100は、2次転写の転写位置38を通過する前であっても帯電する。2次転写前の記録媒体100が搬送ローラ45と触れなくなると、帯電電荷は、記録媒体100の表面を伝わって、搬送ローラ45へ流れなくなる。そして、記録媒体100の後端が近づくにつれて、帯電電荷量が徐々に増えていると推測される。
そこで、第1の実施の形態では、図3(B)に示されるように、2次転写電圧を制御することによって、転写電圧不足によるカスレ模様の発生が起きないようにしている。つまり、プリンタ制御部56は、転写電圧発生部70を制御して、予め決められている画像形成領域110内の先端側の第1の領域110aが転写位置38を通過するとき(時点P0〜時点P1)における電界の強度を第1の強度にする2次転写電圧を2次転写ローラ34bに印加し、画像形成領域110内の第1の領域110aより後端側の第2の領域110bが転写位置38を通過するとき(時点P1〜時点P2)における電界の強度を第1の強度より大きい第2の強度にする2次転写電圧を2次転写ローラ34bに印加する。ここで、第2の強度は、記録媒体100の後端102が転写位置38に近づくほど電界の第2の強度を徐々に増加する。或いは、第2の強度は、記録媒体100の後端102が転写位置38に近づくほど電界の第2の強度を段階的に増加する。ここで、画像形成領域110は、記録媒体100の搬送方向D2の先端101と後端102との間の、先端側の余白121と後端側の余白122と以外の領域である。画像形成領域110と先端側の余白121との境界は、境界111として示される。
また、プリンタ制御部56は、転写電圧発生部70を制御して、画像形成領域110と後端側の余白122との境界112が転写位置38を通過するときに、電界の強度を第2の強度から第1の強度に戻すように2次転写転圧を制御する。或いは、図3(B)に示されるように、プリンタ制御部56は、転写電圧発生部70を制御して、画像形成領域110と後端側の余白122が転写位置38を通過する間に、電界の強度を第2の強度から第1の強度に戻すように2次転写転圧を制御する。
以上の説明では、トナーが負に帯電し、2次転写ローラ34bに正の直流電圧を印加する場合を例示したが、2次転写ローラ34bに正の直流電圧を印加する代わりに、BUローラ34aに負の直流電圧を印加してもよい。また、トナーが正に帯電する場合には、2次転写ローラ34bに負の電圧を印加するか、又は、BUローラ34aに正の電圧を印加してもよい。つまり、2次転写ローラ34bに、トナーの帯電極性と逆極性の電圧が印加される。或いは、BUローラ34aに、トナーの帯電極性と同極性の電圧が印加される。
メモリ80には、第1の領域110aと第2の領域110bとの境界位置を示す切替位置情報を、記録媒体の種類ごとに予め記憶する。
図4は、第1の実施の形態に係る画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。まず、画像形成装置1の電源をONにする(ステップS1)。プリンタ制御部56は、環境検出部65から装置の設置環境の温湿度情報を取得する(ステップS2)。さらに、プリンタ制御部56は、画像形成装置1本体又はプリンタドライバで設定された用紙設定から、記録媒体100の種類情報及び体積抵抗値の情報を取得する(ステップS3)。プリンタ制御部56は、印刷に使用される記録媒体が、高抵抗媒体であるか否かを判断する(ステップS4)。記録媒体100が高抵抗媒体である場合には(ステップS4においてYES)、プリンタ制御部56は、特殊媒体対応モードの処理を実行し(ステップS5)、図3(B)に示されるような特殊媒体対応モードで印刷動作を実行する(ステップS6)。記録媒体100が高抵抗媒体でない場合には(ステップS4においてNO)、プリンタ制御部56は、図3(A)に示されるような通常の印刷動作を実行する(ステップS6)。
図5は、図4における特殊媒体対応モードにおける画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。転写電圧切替えポイント(時点P1)は、記録媒体100の抵抗特性などの物性値で異なり、例えば、予め実験により求められる。図3(B)に示される、記録媒体100の先端101から転写電圧切替えポイント(時点P1)までの長さT[mm]は、記録媒体100の全体長さT1[mm]から、長さT2[mm]を差し引いた値である。長さT2[mm]は、記録媒体100が転写電圧不足によってカスレ模様が発生し始める位置P3から記録媒体100の後端102までの長さ(すなわち、第2の領域110bの長さ)に、10[mm]を加えた長さである。ここで、10[mm]は電圧立ち上がり時間等を考慮したマージンとして設定する値であり、適宜変更可能である。つまり、長さT[mm]は、以下の式で算出される(ステップS51、S52)。
T[mm]=T1[mm]−T2[mm]
次に、プリンタ制御部56は、記録媒体100の先端101から時点P1で示す位置までの範囲、すなわち、0[mm]〜T[mm]までの範囲の転写電圧を設定する(ステップS53)。転写電圧は、実験により得られたデータであり、メモリ80に予め格納されており、例えば、+3000Vである。
次に、記録媒体100の先端101から長さT[mm]の位置から後端102までの転写電圧を設定する(ステップS54)。転写電圧は、実験により得られたデータであり、メモリ80に予め格納されている。図6は、図3(B)における2次転写電圧に関する情報の例を表形式で示す図である。図6には、温度Teが高くなり、湿度Huが高くなるほど、記録媒体100の画像形成領域の後半の第2の領域110bで2次転写電圧の絶対値が高くなるようにしている。例えば、高抵抗媒体#1の場合、環境の湿度(相対値)Huが75%≦Hu≦100%の範囲内で且つ環境の温度Teが15℃≦Te<30℃の範囲内であれば、図3(B)に示されるように、第1の領域110aにおける2次転写電圧をV1とし、第2の領域110bにおける2次転写電圧の最大値V2をV1の1.2倍にし、時点P1から時点P2までの間の2次転写電圧を線形補完によって求める。
〈効果〉
以上に説明したように、第1の実施の形態に係る画像形成装置1又は転写制御方法によれば、高温多湿環境の高抵抗媒体に印刷を行う際に、高抵抗媒体へトナー画像を転写している途中から段階的又は徐々に転写電圧を高くする制御により、印刷品質を高くすることができる。つまり、記録媒体が環境に曝されたときの記録媒体の表面抵抗の低下(このとき、体積抵抗はほとんど変化しない)によって、記録媒体100の搬送方向D2の後半で記録媒体100の表面の帯電電荷の量がより多くなり転写電界が弱まった第2の領域110bに印加される2次転写電圧の絶対値を高くしているので、カスレなどの濃度不足によるトナー画像の画質の低下が生じにくい。
また、第1の実施の形態に係る画像形成装置1又は転写制御方法によれば、少なくとも記録媒体100の後端102よりも先端側で(すなわち、余白122又は境界112で)2次転写電圧を電圧V1に戻しているので、記録媒体100の後端に対するトナー汚れが発生し難い。
《第2の実施の形態》
〈構成〉
第2の実施の形態では、記録媒体が、台紙100aと、台紙100a上に配置された1つ以上のラベル100bとを有するラベル媒体である場合を説明する。プリンタ制御部56は、ラベル100bの搬送方向D2の先端101側及び後端102側の余白121、122を除く領域である画像形成領域110内にトナー画像が転写されるように、転写電圧発生部70を制御する。
図7は、第2の実施の形態に係る画像形成装置2の構成を概略的に示す断面図である。図7において、図1に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図1に示される符号と同じ符号が付される。第2の実施の形態に係る画像形成装置2は、台紙100aと台紙100a上に配列された1つ以上のラベル100bとを有する、ラベル媒体としてのラベル紙に画像を形成するために、ラベル100bの長さを検出するための検出部としてのセンサ49を備えている点が、第1の実施の形態に係る画像形成装置1と相違する。ラベルの有無検出方法としては、光透過型センサを用いる方法、台紙裏のマークを検出する方法などがある。
〈動作〉
図8は、第2の実施の形態に係る画像形成装置2における2次転写電圧の例を示す図である。図8において、図3に示される構成要素と同一又は対応する構成要素には、図3に示される符号と同じ符号が付される。図8に示されるように、第2の実施の形態では、ラベル100bが、第1の実施の形態における記録媒体100に対応する。
図8に示されるように、第2の実施の形態では、ラベルごとに2次転写電圧を切替える。これは、ラベル100bと次のラベル100bとの間には、印刷面がつながっていないため、ラベル100bの各々で転写電圧を切替える必要がある。具体的な転写電圧切り替えポイントについて、図5のステップS52の計算方法は、記録媒体100のラベル100bの長さT1[mm]、記録媒体100のラベル100bが転写電圧不足によるカスレ模様発生する手前10[mm]の位置とラベル100bの後端までの長さT2[mm]があり、以下の式から求められる。
T[mm]=T1[mm]−T2[mm]
ここで、10[mm]は電圧立ち上がり時間等を考慮したマージンとして設定する値であり、適宜変更可能である。
上記以外の点について、第2の実施の形態は第1の実施の形態と同じである。
〈効果〉
以上に説明したように、第2の実施の形態に係る画像形成装置2又は転写制御方法によれば、高温多湿環境の高抵抗媒体に印刷を行う再に、高抵抗媒体のラベル100bへトナー画像を転写している途中から段階的に転写電圧を高くする制御により、印刷品質を高くすることができる。
また、第2の実施の形態に係る画像形成装置2又は転写制御方法によれば、少なくとも記録媒体100のラベル100bの後端102よりも先端側で(すなわち、余白122又は境界112で)2次転写電圧を電圧V1に戻しているので、ラベル100bの後端に対するトナー汚れが発生し難い。
《変形例》
上記実施の形態では、画像形成装置1及び2がプリンタである場合を説明したが、プリント、コピー、ファックスなどの機能を備えた複合機能装置でもよく、本実施の形態に限定されるものではない。
また、上記実施の形態では、潜像形成手段をLEDヘッドとしたが、レーザ光源等でもよい。
1、2 画像形成装置、 3 画像形成部、 10、10C、10M、10Y、10K 画像形成ユニット、 11 トナー収容部、 12 感光体ドラム、 13 帯電ローラ、 14 現像ブレード、 15 供給ローラ、 16 現像ローラ、 17 クリーニングブレード、 18 1次転写ローラ、 19 除電装置、 21 LEDヘッド、 30 中間転写部、 31 中間転写ベルト、 32 駆動ローラ、 33 従動ローラ、 34a BUローラ、 34b 2次転写ローラ、 35b 逆屈曲ローラ、 40 媒体搬送部、 41 給紙カセット、 42 ピックアップローラ、 43、47 ガイド部材、 44、45 搬送ローラ、 46 媒体センサ、 48 排出ローラ、 50 定着器、 56 プリンタ制御部、 57 上位装置、 58 インターフェイス部、 60 高圧制御部、 61 ベルトモータ、 62 ドラムモータ、 63 搬送モータ、 64 ホッピングモータ、 65 環境検出部、 66 排出モータ、 67 帯電電圧発生部、 68 現像電圧発生部、 69 現像電圧発生部、 70 転写電圧発生部、 80 メモリ、 100 記録媒体、 101 先端、 102 後端、 110 画像形成領域、 110a 第1の領域、 110b 第2の領域、 111 先端側の境界、 112 後端側の境界、 121 先端側の余白、 122 後端側の余白、 D2 搬送方向。

Claims (13)

  1. 現像剤画像を担持して搬送する現像剤画像担持体と、
    前記現像剤画像担持体に対向する転写位置を通過するように記録媒体を搬送路に沿って搬送方向に搬送する媒体搬送部と、
    前記転写位置に配置され、前記現像剤画像担持体と前記記録媒体との間に前記現像剤画像を前記記録媒体上に転写させる電界を形成する転写部と、
    前記転写部に電圧を印加する転写電圧発生部と、
    前記記録媒体の前記搬送方向の先端側及び後端側の余白を除く領域である画像形成領域内に前記現像剤画像が転写されるように、前記転写電圧発生部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、
    前記画像形成領域内の前記先端側の第1の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を第1の強度にし、
    前記画像形成領域内の前記第1の領域より前記後端側の第2の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を前記第1の強度より大きい第2の強度にする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、前記記録媒体の後端が前記転写位置に近づくほど前記電界の前記第2の強度を徐々に増加させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、前記記録媒体の後端が前記転写位置に近づくほど前記電界の前記第2の強度を段階的に増加させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、前記画像形成領域と前記後端側の余白との境界が前記転写位置を通過するときに、前記電界の強度を前記第2の強度から前記第1の強度に戻す
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、前記後端側の余白が前記転写位置を通過する間に、前記電界の強度を前記第2の強度から前記第1の強度に戻す
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写部は、前記搬送路を挟んで前記現像剤画像担持体の反対側に配置されており、
    前記転写電圧発生部は、前記転写部に前記現像剤の帯電極性と逆極性の電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記転写電圧発生部は、前記転写部に正極性の電圧を印加する
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の領域と前記第2の領域との境界位置を示す切替位置情報を、記録媒体の種類ごとに予め記憶する記憶部を更に有し、
    前記制御部は、前記切替位置情報に基づいて前記転写電圧発生部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記記録媒体の前記搬送路における位置を検出する位置センサを更に有し、
    前記制御部は、前記位置センサによって検出された前記位置に基づいて前記転写電圧発生部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記現像剤画像担持体は、中間転写ベルトであり、
    前記転写部は、前記中間転写ベルト上に担持された現像剤画像を前記記録媒体に転写させる2次転写部材である
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記現像剤画像担持体は、露光で形成された静電潜像の現像により現像剤画像を担持する感光体ドラムであり、
    前記転写部は、前記感光体ドラム上に担持された現像剤画像を前記記録媒体に転写させる1次転写部材である
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記記録媒体は、台紙と、前記台紙上に配置された1つ以上のラベルとを有するラベル媒体であり、
    前記制御部は、前記ラベルの前記搬送方向の先端側及び後端側の余白を除く領域である前記画像形成領域内に前記現像剤画像が転写されるように、前記転写電圧発生部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 現像剤画像を担持して搬送する現像剤画像担持体と、
    前記現像剤画像担持体に対向する転写位置を通過するように記録媒体を搬送路に沿って搬送方向に搬送する媒体搬送部と、
    前記転写位置に配置され、前記現像剤画像担持体と前記記録媒体との間に前記現像剤画像を前記記録媒体上に転写させる電界を形成する転写部と、
    前記転写部に電圧を印加する転写電圧発生部と、
    前記記録媒体の前記搬送方向の先端側及び後端側の余白を除く領域である画像形成領域内に前記現像剤画像が転写されるように、前記転写電圧発生部を制御する制御部と、
    を有する画像形成装置が実行する転写制御方法であって、
    前記制御部は、前記転写電圧発生部を制御して、
    前記画像形成領域内の前記先端側の第1の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を第1の強度にし、
    前記画像形成領域内の前記第1の領域より前記後端側の第2の領域が前記転写位置を通過するときにおける前記電界の強度を前記第1の強度より大きい第2の強度にする
    ことを特徴とする転写制御方法。
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