JP2021168734A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
Description
バランサに柔軟剤吐出部(柔軟剤投入器ともいう)を設けた場合、さらに以下のような課題がある。
(1)バランサにとって柔軟剤吐出部は付加アンバランスとなるために、これが振動低減機能に悪影響を及ぼす。
(2)柔軟剤出口からの柔軟剤がステンレス板で構成された内槽や内槽と投入部との隙間等に付着すると、柔軟剤にステンレスを錆びさせる成分が含まれているため錆などの発生により衣服が汚染されるおそれがある。
(3)バランサ内に柔軟剤が封入された構造となっているために、残留柔軟剤の清掃が充分にできない。現状は、通水作業による清掃であり、固化した柔軟剤の完全除去は困難である。なお、これに関連して、清掃を怠ると柔軟剤固化により投入が不可となるおそれがある。
(4)従来の柔軟剤投入器は、今までは主として5kg用洗濯機など小形の洗濯機に用いられていた。小形のものでは、投入する柔軟剤の量がせいぜい30cc程度と考えられていたが、最近の洗濯機の大型化で8kg用洗濯機に用いられるようになり、更に10kg用洗濯機にも用いようという動きが出ると投入すべき柔軟剤の量も40cc〜50ccにもなる。このタイプのものは、安価でかつ電気等を使わずに投入ができるので選ばれてきた。しかしながら、従来のようなバランサ内部に入れる方式では柔軟剤投入量を大容量にしようとするとバランサ機能に支障が生じたり、洗濯機投入口に大きく飛び出すような設計が必要だったりし、柔軟剤の投入自体もうまく機能しない等の問題が起き、実用的な設計が困難であった。
本発明の一態様に係る洗濯機は、外槽内に配され且つ回転軸が上下方向の洗濯脱水槽と、ケース内の柔軟剤を前記洗濯脱水槽の回転を利用して複数の貯留室を移動させて最終のすすぎ動作に合わせて吐出する柔軟剤吐出部とを備え、前記柔軟剤吐出部は前記洗濯脱水槽の内周面に設けられている。このように柔軟剤吐出部を洗濯脱水槽の内周面に設けることで、バランサにとっての負荷アンバランスを小さくできる。なお、柔軟剤の吐出は、洗濯脱水槽外(であって外槽内)にする場合、洗濯脱水槽内にする場合、洗濯脱水槽の内外にする場合を含む。
洗濯機において、最終のすすぎ動作における給水は、洗濯物の重量により設定されており、少なくとも前記第3貯留室は、前記最終のすすぎ動作における最も重量が重い設定時の給水による最高水位になると浸水する位置に設けられている。これにより、給水により柔軟剤吐出部内に残存する柔軟剤を流すことができ、例えば、ケース内に柔軟剤が残存して固化するリスクを低減でき、柔軟剤吐出部の機能を長期にわたり維持できる。また、給水により使用中に自動清掃する構成となるので、掃除の手間が省くことができる。なお、洗濯物の量が少ない際は、上記の最高水位まで給水されないように設定されている場合もあり、この場合、次の洗濯などで浸水水没すればきれいになるため、第3貯留室まで給水されなくてもよい。
洗濯機において、前記制御部は、前記洗濯コースにおいてすすぎ動作の回数が1回に指定された場合に、1回目のすすぎが終了した後の前記回転を2回行うように、制御する。これにより、柔軟剤を所定のタイミングで吐出できる。
1.概略構造
実施形態に係る洗濯機Xの概略構造について、図1〜図3を用いて説明する。
洗濯機Xは、洗濯脱水槽(「内槽」ともいう)3の回転軸が上下方向に延伸する、所謂、縦型洗濯機である。なお、単に、「周方向」又は「径方向」という場合は、洗濯脱水槽3の回転軸を基準にしている。
洗濯機Xは、図3に示すように、筐体1内に配された外槽2と、外槽2内に回転可能に支持された洗濯脱水槽3と、洗濯脱水槽3の底部に回転可能に設けられたパルセータ4と、パルセータ4及び洗濯脱水槽3を回転駆動させる駆動部5と、柔軟剤を洗濯脱水槽3内に自動的に吐出する柔軟剤吐出部6と、洗濯機Xの洗濯動作等を制御する制御部8を備える。
本体部11の上面には、洗濯機Xの洗濯操作を行う操作部19が設けられている。操作部19は、電源のON/OFF、運転スタート・一時停止、洗濯コースの選択等を行うためのボタン、スイッチ等を有し、使用者の操作を受け付ける。
洗濯脱水槽3は、周壁31に洗濯水を通過させるための多数の貫通孔32を有する。洗濯脱水槽3の内周面には、洗濯水中のくずを採取するくず採取部33と、柔軟剤吐出部6とが設けられている。なお、洗濯脱水槽3の上端部にバランサ38が設けられている。
くず採取部33は、糸くず、毛髪、土等のくずを採取し、所謂、リントフィルタ(図示省略)をケース34内に備える。ケース34は、洗濯脱水槽3内を循環する洗濯水を内部に受け入れる受入口34aと、受け入れた洗濯水であってリントフィルタを通過した水を洗濯脱水槽3内へ排出する排出口34bとを有する。なお、くず採取部33はフィルタ設置部を構成する。
柔軟剤吐出部6は、バランサ38に設けずに、洗濯脱水槽3の内周面に設けられている。柔軟剤吐出部6は、ここでは、周方向に間隔をおいて設けられた2個の糸くず採取部33間に配され、最後のすすぎ行程前又は最後のすすぎ行程の前半に、洗濯脱水槽3内に柔軟剤を吐出する。柔軟剤吐出部6については、後述する。
制御部8は、操作部19の使用者の操作により受け付けた操作内容に従って、給水部15、排水部17、駆動部5等を制御する。具体的には、使用者が選択した洗濯コースに従って、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程を行い、各行程に合わせて、駆動部5を制御して洗濯脱水槽3やパルセータ4を回転させたり、給水部15や排水部17を制御して給水・排水したりする。
制御部8は、各種洗濯コースや選択された洗濯内容を行うためのプログラムをマイクロコンピュータが実行する。プログラムは、例えば、内蔵ROMやEEPROM、RAM等のメモリーに記憶されている。
洗濯コースとしては、例えば、標準コース、お急ぎコース、ユーザ設定コース等がある。標準コースは、洗い行程、2回のすすぎ行程、脱水行程を行う。お急ぎコースは、洗い行程、1回のすすぎ行程、脱水行程を行う。ユーザ設定コースは、使用者がすすぎ行程数等を設定したコースであり、例えば、洗い行程、3回のすすぎ行程、脱水行程を行う。
図4を用いて説明する。
図4において、貯留室71〜75は、貯留室の空間を構成する部位(例えば側壁等)と区別するために、引き出し線に矢印を利用している。また、図4の(B)における左右方向は、洗濯脱水槽3の径方向であり、左側が回転軸側である。いうまでもなく、径方向の内側は回転軸に近い側であり、径方向の外側は回転軸から遠い側である。なお、柔軟剤吐出部6は洗濯脱水槽3に取り付けられるが、図4(B)において、柔軟剤吐出部6を構成する部材60B(裏壁60b)を示す線分と、洗濯脱水槽3を示す線分とを区別するために径方向に離間させている。
柔軟剤吐出部6は、洗濯脱水槽3の脱水動作を利用して、ケース60内に投入された柔軟剤を最終のすすぎ行程に合わせて複数の貯留室を移動させて洗濯脱水槽3内に吐出する。各貯留室は、洗濯脱水槽3の回転等により移動した柔軟剤が溜まる部屋である。
柔軟剤は、通常、2回目のすすぎ行程(後述の第2すすぎ行程である)のすすぎ動作で洗濯脱水槽3に吐出される必要があり、このタイミングで柔軟剤が吐出するように、洗濯脱水槽3の回転によって柔軟剤が各貯留室を移動するように構成されている。
ケース60は、柔軟剤をケース60の内部に投入する投入口60fと、内部から洗濯脱水槽3に柔軟剤を吐出する吐出口60g,60hとを有する。ケース60は上下方向に長い形状をしている。
ここでの複数の貯留室には、第4貯留室74から重力により移動してきた柔軟剤を貯留する第5貯留室75が含まれ、第5貯留室75の外側であってその下流側に吐出口60gが設けられている。
少なくとも第1貯留室71から第4貯留室74が上記のような位置関係にあることで、各洗濯コースの脱水動作により、自動的に柔軟剤が吐出される。また、第1貯留室71から第4貯留室74が縦長のケース60内に設けられ、投入口60fがケース60の上端側に設けられているため、脱水動作中やすすぎ動作中に柔軟剤がケース60外に飛散するのを防止できる。
ケース60は、径方向の分離可能な2部材(60A,60B)から構成され、径方向の内側(表側)の部材60Aには少なくとも第1貯留室71と第3貯留室73とが設けられ、径方向の外側(裏側)の部材60Bには第2貯留室72と第4貯留室74とが設けられている。ここでは、内側の部材60Aに第5貯留室75も設けられている。これにより、ケース60内に複数の貯留室71〜75を容易に設けることができるだけでなく、ケース60を容易に分解して洗浄することができ、内部の柔軟剤の固化による不具合を防ぐことができる。
第3貯留室73は洗い及びすすぎの最高水位に設定される水位より低い位置に設定され、これによりかなりの頻度で水洗いされることとなり、柔軟剤の固化による柔軟剤投入器の動作が不能となるのを防ぐことができる。
第5外壁75bは、第4底壁74aの径方向の内側端(飛散規制部74d)よりも径方向の外側にある。第5底壁75aの上方が、第4貯留室74から移動してくる柔軟剤の入口75cとなる。
ケース60は、第5貯留室75の径方向の外側に吐出口60gを少なくとも有している。吐出口60gにより、すすぎ動作中のパルセータ4の回転によりケース60内に洗濯水が流入してケース60内を洗浄できる。
ここでのケース60は、吐出口60g以外に、第5貯留室75の上方であって第4貯留室74の径方向の内側に吐出口60hを有している。吐出口60hは、ケース60の少なくとも一方の側壁60c,60dであって第4貯留室74から第5貯留室75へ柔軟剤が流される際に柔軟剤が入り込まない部位に設けられている。吐出口60hは、洗い行程の洗い動作、第1すすぎ行程のすすぎ動作、第2すすぎ行程のすすぎ動作の内、少なくとも第2すすぎ行程のすすぎ動作中の洗濯水が浸入する位置に設けられている。
(1)洗濯コース
本実施形態では、洗濯コースとして、図5(A)に示すように、洗い行程、第1すすぎ行程、第2すすぎ行程及び脱水行程を含む標準コースと、図6(A)に示すように、洗い行程、すすぎ行程及び脱水行程を含むお急ぎコースと、使用者の設定で決定されるユーザ設定コース等を含む。なお、ここでのユーザ設定コースは、一例として、図7に示すように、洗い行程、第1すすぎ行程、第2すすぎ行程、第3すすぎ行程、脱水行程であり、標準コースに対してすすぎ行程が1回多い。
図5及び図6において、(A)は洗濯コースで行われる行程と、各行程での動作を示し、(B)は各動作での洗濯脱水槽3の回転数を示し、(C)はケース60内の柔軟剤の位置等の状態を示す。なお、(A)、(B)における各すすぎ行程での脱水動作は、(C)において柔軟剤の状態を対応付けて説明するために、すすぎ行程等より便宜上長くしている。また、(C)において柔軟剤をクロスハッチングで示している。
以下、各コースにおける柔軟剤の移動について説明する。
図5を用いて説明する。
制御部8は、使用者の操作部19の操作により、標準コースが選択され、スタートボタンが操作されると、メモリーから読み出した標準コース用のプログラムをマイクロコンピュータに実行させる。
脱水動作では、柔軟剤は、図5(C)の(b)に示すように、第1貯留室71から第2貯留室72へ移動し始める。移動し終わった状態が図5(C)の(c)である。なお、図5(C)の(b)の第1すすぎの脱水行程で最初に回転数が上下に変動する2つの山があるが、ここでは柔軟剤は既に第2貯留室72に移動してしまっているので、回転の低い状態においても柔軟剤が流れ出す2Hz(120rpm)以下の回転数にはしないことは言うまでもない。
第2貯留室72内の柔軟剤は、図5(C)の(b)に示すように、上下方向に延伸する左側の線が柔軟剤の液面となる。これは、洗濯脱水槽3の回転軸が左側に位置しバランサ38との釣り合いを考慮した場合の仮想的回転軸は左側に位置するため、その軸で回転することにより遠心力が働き、静止状態では水平だった柔軟剤の液面は、図5(C)の(c)に示すように垂直に立つ。
なお、シャワーすすぎは柔軟剤が第3貯留室73から飛び出さない程度の回転(1Hz 60rpm程度)で洗濯脱水槽3をゆっくり回転させながら水を注入し、布に十分水が含まれた後で脱水(第2脱水)に入ることで、洗剤液を排出する方法である。
第1すすぎで貯めすすぎする場合は、第3貯留室73に洗い液が入らない程度の少ない水量でパルセータ4を動かす方式が採られることが多い。なお、設計開発者が水量を多くとる方式で洗濯機を作ろうと思うならば、第3貯留室73に水が入らないよう出口73dに逆止弁を設ける等の対応をすることもできる。
第2回目の脱水動作により、第3貯留室73にあった柔軟剤は遠心力で飛ばされ、図5(C)の(f)、(g)に示すように、第4貯留室74に移動する。この状態では下側に第4底壁74aがあり、回転中は柔軟剤が第4底壁74aより下方に落ちない。
しかし、第2回目の脱水動作における洗濯脱水槽3の回転が止まると、図5(C)の(i)に示すように、第5貯留室75の位置まで柔軟剤が落ちてくる。この段階で、第2すすぎ行程の第2回目のすすぎ動作が開始される。給水により水位が高くなってくると、吐出口60g,60h、そしてケース60の隙間等から流入した洗濯水に柔軟剤が流れ出る。このように、洗濯水と柔軟剤が適度に混合するようにケース60の横や下に孔(吐出口60g,60hである)を設けることが好ましい。
また、第4貯留室74から移動してきた柔軟剤が流れ出すのをある程度制限する小さい壁(第5貯留室75)を設けている。というのは、柔軟剤は原液であるため、衣類等の洗濯物に直接触れさせない方が良いためである。この観点からは、第5貯留室75は、洗濯物と柔軟剤とを分離させる分離機能を有することを意味する。
このような構造は、全自動洗濯機のフィルタ(リントフィルタ)を入れる部分やパルセータ4の回転翼によるポンプ作用を利用した糸くず取り水流等が流れる通路の一つを変えることで実現できる。
つまり、上記構成により、以下のような効果が得られる。
(b)柔軟剤吐出部6は、第1貯留室71以外の貯留室を水につける設計にできる(この水は、すすぎの水ではなく洗いの水である)ので、柔軟剤吐出部6に残存する柔軟剤の乾燥・固化に起因して、柔軟剤吐出部6に柔軟剤を投入できなくなる問題がなくなる。なお、バランサ38の内部に柔軟剤吐出部を設けたものは、その内部に柔軟剤が多少残るため、柔軟剤吐出部で柔軟剤が乾燥・固化してしまい、柔軟剤を投入できなくなる恐れがある。
(c)柔軟剤吐出部6は、図4(B)に示すように、ケース60の左側部分(太線で示す部分)60Aと右側部分60Bとを図示省略の係止構造や螺合構造で分解取り外し可能に結合することで、全ての部材60A,60Bを水で洗い流すことができる。柔軟剤の固化を防止でき、汚れなども洗浄できるので清潔でもあり、綺麗な洗濯機Xになる。
(d)柔軟剤は、ステンレス鋼(SUS)で構成された洗濯脱水槽3に原液が付着すると錆を発生させる恐れが高い。従来のバランサの部分に設けた柔軟剤吐出部は第2すすぎ行程の際に柔軟剤が放出されるが、その際に洗濯脱水槽の胴部分に触れたり、溜まったりして錆が発生していた。本発明は、柔軟剤の原液が洗濯脱水槽に付着(接触)するのを防ぐことができる。
(e)柔軟剤の原液が直接衣類等の洗濯物と接触することを防ぐことができ、付着による衣類の変色などの問題もなくなる。
お急ぎコースの場合の柔軟剤の移動について図6を用いて説明する。なお、上記「(2)の標準コース」と同じ説明は省略する場合もある。
制御部8は、使用者によりお急ぎコースの選択とスタートボタンが操作されると、メモリーから読み出したお急ぎコース用のプログラムを実行する。
制御部8は、お急ぎコースが選択されると、図6(B)に示すように、1回のすすぎ行程中の脱水動作において、一旦回転数を低下するように駆動部5を制御する。これにより、1回の脱水動作中に実質的に2回の脱水動作が行われたようにして、すすぎに合わせて柔軟剤が吐出される。
お急ぎコースの場合も、使用者により柔軟剤が予め投入されており、洗い行程、すすぎ行程の排水動作までは柔軟剤は第1貯留室71に貯留される(この状態が図6(C)の(a)である)。
制御部8は、脱水動作中に、洗濯脱水槽3の回転を所定回転数に一旦低下させる、又は回転を一旦停止する。この所定回転数は、第2貯留室72から柔軟剤が流下する回転数である。この回転数の低下により、柔軟剤は、第2貯留室72から第3貯留室73に向かい(この状態が図6(C)の(d)である)、やがて、柔軟剤の第2貯留室72から第3貯留室73への移動が終了する。この状態が図6(C)の(e)であり、柔軟剤の液面は水平状となる。
脱水動作の終盤になり、洗濯脱水槽3の回転数が低下していくと、柔軟剤は第5貯留室75へと移動し始める(この状態が図6(C)の(h)である)。そして、脱水動作が終了すると、柔軟剤の第4貯留室74から第5貯留室75への移動が終了する(この状態が図6(C)の(i)である)。
なお、ここでは、脱水動作中に回転数を低下させて直ちに上昇させているが、例えば、回転数の低下した状態を所定時間維持してもよいし、洗濯脱水槽3の回転を一旦停止させてもよい。
脱水動作中に回転数を低下させる場合、脱水動作中での最高回転数での総脱水時間を標準コースと同じようにすることで、脱水性能を維持できる。
ユーザ選択コースの場合の柔軟剤の移動について図7を用いて説明する。
制御部8は、使用者によりすすぎ行程の回数が標準コースよりも多い洗濯コースが選択されると、1回目のすすぎ行程と最終のすすぎ行程とで脱水動作を行い、他のすすぎ行程では脱水動作を行わないようにしている。
つまり、図7に示すように、制御部8は、洗い行程、第1すすぎ行程(1回目のすすぎ行程である)、第2すすぎ行程、第3すすぎ行程(最終のすすぎ行程である)、脱水行程を、この順で行う。
制御部8は、第1すすぎ行程と第3すすぎ行程において、排水動作、脱水動作、給水動作、すすぎ動作を行い、第2すすぎ行程において、排水動作、給水動作、すすぎ動作を行う。これにより、3回のすすぎ行程があっても、すすぎ行程中の合計の脱水動作が2回であるため、最終のすすぎに合わせて柔軟剤が吐出される。
なお、第2すすぎ行程の脱水動作を省くことによるすすぎ性能の悪化は、例えば、第1すすぎ行程のすすぎ動作や脱水動作時間を長くしたり、脱水動作の最高回転数を高くしたり、第3すすぎ行程のすすぎ動作中の給水量を多くしたり等で対応してもよい。
また、実施形態や変形例に記載していない例や、要旨を逸脱しない範囲の設計変更があっても本発明に含まれる。
(1)実施形態において、柔軟剤吐出部6の個数について説明していないが、個数は特に限定するものではない。但し、洗濯脱水槽の回転バランスを考慮すると、周方向に等角度で複数個配置するのが好ましい。
なお、洗濯脱水槽3に糸くず採取部33を設ける場合、回転バランスを糸くず採取部の個数を含めて考慮し、周方向に等角度で設けてもよい。例えば、糸くず採取部を1個備える場合は、当該1個の糸くず採取部に対して回転軸を挟んで対向する部位に1個の柔軟剤吐出部を設けてもよい。
(2)実施形態では、柔軟剤吐出部6を1つ設けていたが、1つのケース内に投入できる柔軟剤量が少なくなる場合、周方向に複数個設けることで対応できる。
実施形態のケース60は、矩形状又は矩形状に近い形状をしているが、例えば、上下方向を長軸とする楕円状や上下方向に長い長円状であってもよいし、縦長の台形状であってもよい。
実施形態では貯留室の数は、第1貯留室71から第4貯留室74の4個を基本としている。これは、洗濯コースの標準コースで行うすすぎ行程の回数(2回)を基準にしている。つまり、すすぎ行程に含まれる2回の脱水動作により、柔軟剤が移動して、最終のすすぎ行程のすすぎ動作前、又はすすぎ動作中に外槽2に吐出するように、貯留室数は設定されている。
したがって、標準コース中のすすぎ行程中の脱水動作が、合計で1回の場合、貯留室数は2以上となり、合計で3回の場合の貯留室数は6以上となる。
このように、貯留室数は、洗濯コースの標準コースの内容によって適宜設定されてもよい。
実施形態では、少なくとも、第1貯留室71から第4貯留室74の4種類の貯留室を有し、各種類の貯留室は1個であったが、各種類の貯留室の個数は1個又は複数個であってもよく、各種類の貯留室の個数が同じである必要はない。例えば、ケース内に、第1貯留室と第2貯留室を2個、第3貯留室と第4貯留室を1個有してもよい。
実施形態のケース60は、洗濯水をケースの内部に供給するための供給口を有していないが、図8に示す柔軟剤吐出部106のように、例えば、ケース160の表壁160aの上下方向の中央付近から洗濯脱水槽の回転軸側に膨出する膨出部162を利用して供給口163を備えてもよい。供給口163を設けることにより、最終のすすぎ行程で薄まった状態での柔軟剤を外槽2へと吐出でき、外槽2内での柔軟剤の濃度のばらつきを小さくできる。なお、供給口163は、第1すすぎ行程のすすぎ動作中の最高水位よりも上側に位置している。
実施形態では、第4貯留室74から移動してきた柔軟剤を貯留する第5貯留室75を有していたが、第4貯留室74から移動してきた柔軟剤をそのまま吐出口60gからケース60側に吐出するようにしてもよい。
洗濯コースに含まれる、脱水、すすぎ等の動作は、一例であって、これに限定するものではない。例えば、図5(B)で示す洗濯脱水槽の回転数も適宜変更してもよい。
具体的には、脱水動作では、初期段階において回転数を変動させているが、最高回転数まで一気に上昇させてもよいし、最高回転数に達した後に回転数を複数回変動させてもよい。なお、回転数の変動により、貯留室内の柔軟剤を複数回に亘って移動させることができる。
なお、すすぎ動作は、図6等に示すように、パルセータの回転の開始から、所定回転数での回転、回転の停止までをいい、脱水動作は、洗濯脱水槽の回転の開始から、所定回転数での回転、回転の停止までをいう。回転を開始してから所定回転数までに達する時間、所定回転数での回転時間、停止するまでの時間、所定回転数等は、適宜設定されている。
実施形態では、吐出口60g,60hを有しているが、例えば、吐出口60gだけとしてもよいし、吐出口60hだけとしてもよい。
(9)第1すすぎ
実施形態では、第1すすぎ行程のすすぎ動作は、所謂、シャワーすすぎであったが、第2すすぎ行程のすすぎ動作と同様の貯めすすぎであってもよい。
実施形態では、第4貯留室74と第5貯留室75との流路に柔軟剤の飛び出しを規制する飛散規制部74dを有していたが、飛散規制部74dを有しなくてもよい。
(11)第1貯留室及び第3貯留室の出口
実施形態では、第1貯留室71の出口71c及び第3貯留室73の出口73dは、第1外壁71b及び第3外壁73bの上端であって両側壁60c,60d間に亘って設けられているが、例えば、図9に示すように、第1外壁及び第3外壁の上端であって脱水回転の向きに対して先端側(例えば、左回転では、柔軟剤吐出部6を回転軸側から見て、左側である)に設けてもよい。
第1貯留室71に溜まった柔軟剤は第1貯留室71の左端の上部に設けられた第1吐出口から第2貯留室72へ脱水遠心力で吐き出される。第1外壁は真上から見ると洗濯脱水槽3の回転軸から円弧状の形をしている。第1吐出口は脱水回転の先端側に付けた形となる。ここから出た柔軟剤は第2貯留室72に溜まるが、脱水が停止すると下方に下がる。図9では、第2貯留室72の下側が見える形になり、その下側の右側に第2貯留室72の第2吐出口を設けている。第2吐出口と同じ高さに第3貯留室73の第3吐出口が設けられているが、断面で見ると第2貯留室の第2吐出口の位置は径方向で中心よりに位置する。第3貯留室73の第3吐出口は第3貯留室73の後方の壁の一部に穴が開く形に構成されており、その位置は第2貯留室72の第2吐出口とは脱水回転向きで反対側に位置している。要するにそれぞれの位置が同列に並んでいないことで柔軟剤の飛出しを防止できる。
(12)第1貯留室及び第3貯留室の外壁
実施形態では、第1貯留室71の第1外壁71b及び第3貯留室73の第3外壁73bは、垂直状に設けられているが、径方向の外側に上拡がり(上に移るにしたがって径方向の外側に移る)状の傾斜面であってもよい。これにより、柔軟剤の移動がスムーズとなる
実施形態では、第3貯留室73は、第1貯留室71の下方に配されていたが、第1貯留室71の横に配されてもよい。以下、第3貯留室が第1貯留室の回転方向の横側に配された例を図10で説明する。
第1貯留室と第3貯留室とは横に並んでいる。右上がりのハッチングで示した第1貯留室は縦に長く、最上部に第1貯留室から第2貯留室に柔軟剤を流し出す第1吐出口がある。ここでの第1吐出口は矩形状をし、右上がりの太線のハッチングで示す。
第2貯留室は、左上がりのハッチングで示した横に長い形状をしている。第2貯留室は第1貯留室に対して径方向の外側にあり、第1貯留室の横幅と第3貯留室の横幅の一部を合わせた幅広い形状である。第2貯留室は第1貯留室の径方向の外側にあるため、その一部が径方向に重なり、図10では、第1貯留室と第2貯留室の重なり部分はクロスハッチングとなっている。
図10において、第2貯留室の下部側にある黒塗り部分に、第3貯留室73に脱水終了時に柔軟剤が流れ出る第2吐出口がある。この第2吐出口の形状は、便宜上黒塗りで示しているが、図4の入口73cと同じ形状である。
第3貯留室73は、ハッチングのない(無地)部分であり、第1貯留室の横に並べてある。左側上がりの太線のハッチングで示す第3吐出口は、便宜上太線のハッチングで示しているが、図4の出口74cと同じ形状である。
第4貯留室は、図10には示していないが、第3貯留室の径方向の外側に配置されている。
このように、第3貯留室を第1貯留室の横に配置しても、柔軟剤を脱水時の回転に合わせて移動させることができる。
実施形態の第1貯留室71と第3貯留室73は、柔軟剤を貯留する以外の作用を有していないが、例えば、貯留している柔軟剤に回転を与えるリブ機構を有してもよい。
具体的には、図9に示すようなリブを設けることで、柔軟剤に回転力をいち早く付けることができるばかりでなく、回転を同期させるなどの効果もある。
3 洗濯脱水槽
6 柔軟剤吐出部
60 ケース
60f 投入口
60g 吐出口
71 第1貯留室
72 第2貯留室
73 第3貯留室
74 第4貯留室
Claims (7)
- 外槽内に配され且つ回転軸が上下方向の洗濯脱水槽と、
ケース内の柔軟剤を前記洗濯脱水槽の回転を利用して複数の貯留室を移動させて最終のすすぎ動作に合わせて吐出する柔軟剤吐出部と
を備え、
前記柔軟剤吐出部は前記洗濯脱水槽の内周面に設けられている
洗濯機。 - 前記複数の貯留室は、少なくとも、前記ケースの投入口から投入された柔軟剤を貯留する第1貯留室と、前記回転により前記第1貯留室から移動してきた柔軟剤を貯留する第2貯留室と、重力により前記第2貯留室から移動してきた柔軟剤を貯留する第3貯留室と、前記回転により前記第3貯留室から移動してきた柔軟剤を貯留する第4貯留室とを含み、
前記ケースは、重力により前記第4貯留室から移動してきた柔軟剤を吐出するための吐出口を備える
請求項1に記載の洗濯機。 - 前記複数の貯留室は、重力により前記第4貯留室から移動してきた柔軟剤を貯留する第5貯留室をさらに含み、
前記第2貯留室は、前記第1貯留室よりも径方向の外側に位置し、
前記第4貯留室は、前記第3貯留室よりも径方向の外側に位置し、
前記第5貯留室に貯留された柔軟剤は、前記吐出口から浸入してきた前記最終のすすぎ動作の洗濯水に吐出する
請求項2に記載の洗濯機。 - 最終のすすぎ動作における給水は、洗濯物の重量により設定されており、
少なくとも前記第3貯留室は、前記最終のすすぎ動作における最も重量が重い設定時の給水により浸水する位置に設けられている
請求項2又は3に記載の洗濯機。 - 使用者が選択した洗濯コースの内容に従って前記洗濯脱水槽の回転動作を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記洗濯コースにおいてすすぎ動作の回数が、前記回転による上昇力により前記柔軟剤が前記複数の貯留室を移動する回数よりも多い場合に、最終のすすぎ動作よりも前のすすぎ動作を含む行程で前記柔軟剤が移動するのを抑制するように、制御する
請求項1〜4の何れか1項に記載の洗濯機。 - 前記制御部は、前記洗濯コースにおいてすすぎ動作の回数が1回に指定された場合に、1回目のすすぎが終了した後の前記回転を2回行うように、制御する
請求項5に記載の洗濯機。 - 前記柔軟剤投入ケースは前後2つのケースに分離でき、内側ケースには第1貯留室と第3貯留室、外側ケースには第2貯留室と第4貯留室を持つことで、洗浄可能とした
請求項1〜6の何れか1項に記載の洗濯機。
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2020
- 2020-04-13 JP JP2020071995A patent/JP2021168734A/ja active Pending
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