JP2021148215A - 電動弁および冷凍サイクルシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の小型化を図りつつ弁体の推力を高めるとともに耐久性を高めることができる電動弁および冷凍サイクルシステムを提供する。【解決手段】電動弁10Aは、弁本体1Aと、弁体2と、駆動軸32を有した駆動部3と、弁体2および駆動軸32を支持する支持部4と、を備える。駆動部3は、駆動軸32を軸線L回りに回転駆動するステッピングモータ3Aと、その回転力を軸線L方向に沿った推力に変換して駆動軸32を進退させる推力変換部5と、を有する。推力変換部5は、支持部4に設けられた第1ねじ部51と、駆動軸32と一体移動可能に設けられた第2ねじ部52と、第1ねじ部51と第2ねじ部52との間に転動可能に設けられた複数の球体53と、を有するボールねじによって構成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、電動弁および冷凍サイクルシステムに関する。
従来、空気調和機の冷凍サイクルに設けられる電動弁として、内部に弁室を有して一次および二次の継手が接続される弁ハウジング(弁本体)と、コイルからの電磁力によって回転駆動されるマグネットロータおよびロータ軸(駆動軸)を有した電動モータ(駆動部)と、電動モータにより軸線方向に進退駆動される弁体と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この電動弁では、電動モータによって弁体が進退駆動されることによって、弁体のニードル弁(弁部)が弁室の弁ポートを開閉する。
特許文献1に記載されたような従来の電動弁は、一次継手および二次継手が接続された弁本体と、駆動部のマグネットロータに固定された駆動軸と、駆動軸に接続されて軸線方向に進退駆動される弁体と、弁本体に固定されて弁体を軸線方向に移動可能に支持する支持部と、を備える。弁本体は、その内部に弁室を有し、弁室の二次継手側に弁座部が設けられ、この弁座部に弁ポート(弁口)が形成されている。弁体は、その先端部に設けられて弁ポートを開閉するニードル弁(弁部)と、駆動軸の先端部に係合するとともにニードル弁が固定される円筒状の弁ホルダ(弁ホルダ部)と、弁ホルダに収容されて駆動軸に対してニードル弁を弁閉方向に付勢する弁ばねと、駆動軸の先端部と弁ホルダとの間に介装されるスラストワッシャ(摺動部材)と、を有して構成されている。
また、従来の電動弁における駆動部は、ステッピングモータのマグネットロータが磁力により回転駆動され、マグネットロータに固定された駆動軸が軸線回りに回転されるとともに、駆動軸の雄ねじが支持部の雌ねじに案内されることで、駆動軸が軸線方向に進退移動する送りねじ機構を備えている。駆動部により駆動軸が正回転されて下降すると、その先端部が当接するばね受と弁ばねを介してニードル弁が下向きに付勢されるとともに、ニードル弁に固定された弁ホルダが支持部に案内されつつ下降し、ニードル弁の先端が弁座部に着座して弁ポートが弁閉される。一方、駆動部により駆動軸が逆回転されて上昇すると、その先端部がスラストワッシャを介して弁ホルダに係合して引き上げ、弁ホルダが支持部に案内されつつ上昇し、ニードル弁の先端が弁座部から離座して弁ポートが弁開される。
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の電動弁では、駆動軸を進退させるための送りねじ機構が雄ねじと雌ねじとの螺合によって構成されているため、駆動時の摩擦抵抗が大きく、駆動部の駆動力が弁体に伝達されるまでに減衰されることから、弁体の推力を高めるためには駆動部が大型化するという問題がある。また、従来の電動弁では、弁開時に摺動部材を介して弁ホルダおよび弁体を引き上げるが、摺動部材と駆動軸の先端部や弁ホルダとの間に摺動抵抗が作用し、この摺動抵抗によっても駆動力が減衰される。さらに、摩擦抵抗が作用する送りねじ機構や摺動抵抗が作用する摺動部材は、反復動作による部材の摩耗が生じることから、耐久性を高めにくいという問題がある。
本発明の目的は、装置の小型化を図りつつ弁体の推力を高めるとともに耐久性を高めることができる電動弁および冷凍サイクルシステムを提供することである。
本発明の電動弁は、弁室および弁ポートを有する弁本体と、前記弁ポートを開閉する弁体と、前記弁体を軸線方向に沿って駆動する駆動軸を有した駆動部と、前記弁本体に対して前記弁体および前記駆動軸を支持する支持部と、を備えた電動弁であって、前記駆動部は、前記駆動軸を軸線回りに回転駆動する回転駆動部と、前記回転駆動部の回転力を軸線方向に沿った推力に変換して前記駆動軸を進退させる推力変換部と、を有し、前記弁体は、前記駆動軸の進退移動に伴い前記弁ポートに対して接離する弁部と、前記弁部を弁閉方向に付勢する弁ばねと、前記駆動軸の先端部と前記弁部とを相対回転可能に接続する転がり軸受と、を有し、前記推力変換部は、前記支持部に設けられた第1ねじ部と、前記駆動軸と一体移動可能に設けられた第2ねじ部と、前記第1ねじ部と前記第2ねじ部との間に転動可能に設けられた複数の球体と、を有するボールねじによって構成されていることを特徴とする。
このような本発明によれば、駆動部は、第1ねじ部、第2ねじ部および複数の球体を有するボールねじによって構成される推力変換部を有し、推力変換部における駆動力の変換効率が送りねじ機構よりも優れていることで、弁体に伝達される推力が減衰されにくい。また、駆動軸の先端部と弁部とが転がり軸受によって相対回転可能に接続されているので、転がり軸受における回転抵抗を低減させることができ、弁体に伝達される推力の減衰をさらに抑制することができる。従って、駆動部の駆動力が弁体に伝達されるまでの減衰が抑制されるので、駆動部を大型化して駆動力を必要以上に高めなくても弁体の推力を確保することができ、装置の小型化を図りつつ弁体の推力を高めることができる。さらに、推力変換部がボールねじによって構成されるとともに、駆動軸の先端部と弁部とが転がり軸受によって接続されているので、反復動作による摩耗が生じにくくなり、部材の耐久性を向上させることができる。
この際、前記第1ねじ部は、前記支持部の円筒状の内周面に設けられた雌ねじ部で構成され、前記第2ねじ部は、前記駆動軸の外周面に設けられた雄ねじ部で構成されていることが好ましい。
さらに、前記雌ねじ部には、こま方式、プレート方式、パイプ方式、又は、エンドデフレクタ方式によって前記複数の球体を循環させる循環手段が設けられていてもよい。また、前記雌ねじ部は、同一形状の複数の雌ねじ部材を積層して構成されていてもよい。
また、前記第1ねじ部は、前記支持部の円柱状の外周面に設けられた雄ねじ部で構成され、前記駆動部は、前記駆動軸と一体移動するマグネットロータを有し、前記第2ねじ部は、前記マグネットロータの内周面に設けられた雌ねじ部で構成されていてもよい。
また、前記弁体を進退駆動させる際の駆動力を補助する駆動力補助手段が設けられていてもよい。このような駆動力補助手段が設けられていれば、弁体の推力を高めるために大型の駆動部を用いる必要がなくなり、装置の小型化を図りつつ弁体の推力を高めることができる。
本発明の冷凍サイクルシステムは、圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、前記いずれかの電動弁が、前記膨張弁として用いられていることを特徴とする。
本発明の電動弁および冷凍サイクルシステムによれば、装置の小型化を図りつつ弁体の推力を高めるとともに耐久性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係る電動弁を図1に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の電動弁10Aは、弁本体としての弁ハウジング1と、弁体2と、駆動部3と、弁体2を支持する支持部4と、駆動部3の駆動力を弁体2に伝達する推力変換部5と、を備えている。なお、以下の説明における「上下」の概念は図1の図面における上下に対応する。また、後述する第2実施形態以降において、第1実施形態と共通する部材や部位については、共通の符号を付すとともに、説明を省略または簡略することがある。
弁ハウジング1は、筒状の弁本体1Aを有し、弁本体1Aは、その内部に円筒状の弁室1Bが形成されている。弁本体1Aには、側面側から弁室1Bに連通する第1継手管11が取り付けられ、底面側から弁室1Bに連通する第2継手管12が取り付けられている。さらに、弁本体1Aには、弁室1Bと第2継手管12とを連通する位置に弁座部13が設けられ、この弁座部13に断面円形状の弁ポート14が形成されている。支持部4は、金属製の固定部15によって弁本体1Aに溶接固定されている。支持部4は、弁座部13側に設けられて円筒状の弁ガイド部16と、駆動部4側に設けられて内周面に雌ねじが形成された円筒状の雌ねじ部17と、を有して形成されている。弁本体1Aの上端部には、ケース18が溶接等によって気密に固定されている。
弁体2は、弁座部13に対して接離して着座及び離座するニードル部21を有する弁部2Aと、弁部2Aに連続する円筒状の弁ホルダ部2Bと、弁ホルダ部2Bに圧縮状態で収容される弁ばね2Cと、後述する駆動軸32の先端部と弁ホルダ部2Bとを相対回転可能に接続する転がり軸受2Dと、を有して構成される。弁部2A、弁ホルダ部2B、弁ばね2Cおよび転がり軸受2Dは、軸線Lを中心とする同軸上に配設され、弁体2は、駆動部3および推力変換部5によって軸線L方向に沿って進退駆動される。弁ホルダ部2Bの上壁部には、駆動軸32を挿通させる挿通孔22が形成され、駆動軸32の先端部は、転がり軸受2Dを介して弁ホルダ部2Bの上壁部に係合している。
転がり軸受2Dは、内リングと、外リングと、これらの間に設けられる複数の鋼球と、を備えたベアリングであって、内リングが駆動軸32の先端部に係合され、外リングが弁ホルダ部2Bの内周面に沿って摺動可能、かつ弁ホルダ部2Bの上壁部に当接可能になっている。この転がり軸受2Dによって、駆動軸32の回転が弁ホルダ部2Bに伝達されず、駆動軸32と弁ホルダ部2Bとが相対回転可能に接続されている。弁ばね2Cは、転がり軸受2Dの外リングと弁部2Aの上面部23との間に圧縮状態で介装され、駆動軸32に対して弁閉方向に弁体2を付勢している。
駆動部3は、回転駆動部としての電動モータであるステッピングモータ3Aを備え、ステッピングモータ3Aは、外周部が多極に着磁されたマグネットロータ31と、ケース18の外周に配設された図示しないステータコイルと、マグネットロータ31に固定された駆動軸32と、を備えている。駆動軸32は、軸線Lに沿って延び、その中間部には雄ねじ部33が形成されている。雄ねじ部33と、支持部4の雌ねじ部17と、は同一のねじピッチを有した螺旋状の溝を有し、互いの溝が対向して設けられている。
推力変換部5は、支持部4に設けられた第1ねじ部51と、駆動軸32に設けられた第2ねじ部52と、第1ねじ部51と第2ねじ部52との間に転動可能に設けられた複数の球体53と、を有するボールねじによって構成されている。第1ねじ部51は、雌ねじ部17によって構成され、第2ねじ部52は、雄ねじ部33によって構成されている。この推力変換部5は、マグネットロータ31および駆動軸32が回転すると、複数の球体53が雌ねじ部17と雄ねじ部33との間を転動することで、マグネットロータ31および駆動軸32が軸線L方向に進退移動し、これに伴って弁体2も軸線Lに沿って上昇または下降する。すなわち、推力変換部5は、ステッピングモータ3Aの回転力を軸線L方向に沿った推力に変換して駆動軸32および弁体2を進退させる。
先ず、弁体2のニードル部21が弁座部13に着座していない弁開状態から弁体2を下降させる際には、ステッピングモータ3Aがマグネットロータ31および駆動軸32を正回転させ、推力変換部5によって駆動軸32に下向きの推力を付与し、転がり軸受2Dを介して弁ばね2Cを押圧することで、弁体2が下降する。ステッピングモータ3Aの正回転を継続し、ニードル部21が弁座部13に着座して弁ポート14が閉じられると、弁ばね2Cの圧縮によりニードル部21が弁座部13に押圧され、ステッピングモータ3Aが停止して弁閉状態となる。一方、弁閉状態から弁体2を上昇させる際には、ステッピングモータ3Aがマグネットロータ31および駆動軸32を逆回転させ、推力変換部5によって駆動軸32に上向きの推力を付与する。ステッピングモータ3Aの逆回転を継続し、駆動軸32の先端部の転がり軸受2Dが弁ホルダ部2Bの上壁部に係合し、弁ホルダ部2Bを引き上げることで、ニードル部21が弁座部13から離座して弁ポート14が開かれ、弁開状態となる。
なお、本実施形態の電動弁10Aは、図1に示したものに限らず、図2〜図4に示すような駆動力補助手段6を備えたものであってもよい。図2〜図4は、それぞれ第1実施形態の電動弁10Aの変形例を示す縦断面図である。
図2に示す電動弁10Aの駆動力補助手段6は、弁閉時における弁室1B内部と第2継手管12側との圧力差をキャンセルすることで、弁閉状態から弁体2を上昇させる弁開抵抗を低減させるものである。この駆動力補助手段6は、弁体2の弁部2Aを軸線L方向に貫通する第1連通孔61と、駆動軸32の先端部に設けられる第2連通孔62と、支持部4の弁ガイド部16と弁ホルダ部2Bの外周面との間をシールするパッキン63と、を備えている。第1連通孔61は、弁閉時に第2継手管12側と弁ホルダ部2Bの内部とを連通し、第2連通孔62は、弁ホルダ部2Bの内部と弁体2の背面側(支持部4の雌ねじ部17側の内部空間)とを連通し、これにより第2継手管12側と弁体2の背面側とが均圧状態となり、弁開抵抗が低減されることで、弁体2を弁開方向に駆動するための駆動力が補助されるようになっている。
図3に示す電動弁10Aの駆動力補助手段6は、ステッピングモータ3Aの回転数を減速させて駆動軸32に伝達することで、推力変換部5よりも前段階で回転力(トルク)を増幅させるものである。この駆動力補助手段6は、マグネットロータ31と駆動軸32とを接続するギア減速機64によって構成されている。ギア減速機64としては、複数の歯車を組み合わせた歯車減速機や、遊星歯車と太陽歯車を有する遊星歯車減速など、任意の減速機を採用することができる。このようなギア減速機64によってステッピングモータ3Aの回転数を減速させて駆動軸32に伝達することで、弁体2を進退駆動するための駆動力が補助されるようになっている。
図4に示す電動弁10Aの駆動力補助手段6は、弁閉状態から弁開する際に、第2継手管12側の流体を弁ホルダ部2Bの内部および弁体2の背面側に導入し、弁体2前後の圧力差をキャンセルすることで、弁閉状態から弁体2を上昇させる弁開抵抗を低減させるものである。この駆動力補助手段6は、弁体2の弁部2Aを軸線L方向に貫通する連通孔65と、駆動軸32の先端部が延長されて連通孔65を開閉するパイロット弁66と、を備えている。連通孔65は、弁閉時に第2継手管12側と弁ホルダ部2Bの内部とを連通し、パイロット弁66は、弁閉時には連通孔65を閉じ、弁開する際に駆動軸32が上昇することで連通孔65を開くように動作する。これにより弁開する際には、第2継手管12側と弁体2の背面側とが均圧状態となり、弁開抵抗が低減されることで、弁体2を弁開方向に駆動するための駆動力が補助されるようになっている。
以上の本実施形態によれば、駆動部3は、第1ねじ部51、第2ねじ部52および複数の球体53を有するボールねじによって構成される推力変換部5を有し、推力変換部5における駆動力の変換効率が送りねじ機構よりも優れていることで、弁体2に伝達される推力が減衰されにくい。また、駆動軸32の先端部と弁ホルダ部2Bとが転がり軸受2Dによって相対回転可能に接続されているので、転がり軸受2Dにおける回転抵抗を低減させることができ、弁体2に伝達される推力の減衰をさらに抑制することができる。
従って、駆動部3の駆動力が弁体2に伝達されるまでの減衰が抑制されるので、駆動部3を大型化して駆動力を必要以上に高めなくても弁体2の推力を確保することができ、装置の小型化を図りつつ弁体2の推力を高めることができる。さらに、推力変換部5がボールねじによって構成されるとともに、駆動軸32の先端部と弁ホルダ部2Bとが転がり軸受2Dによって接続されているので、反復動作による摩耗が生じにくくなり、部材の耐久性を向上させることができる。
また、図2〜図4に示すような駆動力補助手段6を備えることで、弁体2の推力を高めるために大型の駆動部3を用いる必要がなくなり、装置の小型化を図りつつ弁体2の推力を高めることができる。
次に、図5に基づき、本発明の第2実施形態に係る電動弁10Bについて説明する。本実施形態の電動弁10Bは、第1実施形態の電動弁10Aと同様に、弁ハウジング1と、弁体2と、駆動部3と、支持部4と、推力変換部5と、を備えている。一方、電動弁10Bは、推力変換部5の一部構成が電動弁10Aと相違している。以下、相違点について詳しく説明する。
本実施形態の電動弁10Bの推力変換部5は、第1ねじ部51と第2ねじ部52との間に複数の球体53が所定の周回数(例えば、5周)連続して設けられ、これらの球体53がステッピングモータ3Aの回転方向に伴う一方方向のみに転動する非リターン式のボールねじによって構成されている。この推力変換部5は、支持部4の雌ねじ部33の上下端部にストッパ54が設けられており、転動した球体53がストッパ54に当接することで、駆動軸32の回転および進退移動が停止するように構成されている。すなわち、ステッピングモータ3Aの正回転に伴って、駆動軸32が下降するとともに複数の球体53が螺旋状に下方に移動し、球体53が下側のストッパ54に当接することで、駆動軸32の下降が停止される。一方、ステッピングモータ3Aの逆回転に伴って、駆動軸32が上昇するとともに複数の球体53が螺旋状に上方に移動し、球体53が上側のストッパ54に当接することで、駆動軸32の上昇が停止される。
以上の本実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果に加えて、非リターン式のボールねじによって推力変換部5が構成されていることで、推力変換部5の構造を簡単化することができる。また、推力変換部5が球体53の転動を止めるストッパ54を備えることで、駆動軸32の回転または進退移動を停止させるための停止機構を別途に設ける必要がなくなり、装置構成を一層簡単化することができる。
次に、図6〜図11に基づき、本発明の第3実施形態に係る電動弁10Cについて説明する。本実施形態の電動弁10Cは、第1,2実施形態の電動弁10A,10Bと同様に、弁ハウジング1と、弁体2と、駆動部3と、支持部4と、推力変換部5と、を備えている。一方、電動弁10Cは、推力変換部5の一部構成が電動弁10A,10Bと相違し、本実施形態の電動弁10Cの推力変換部5は、複数の球体53を循環させる循環手段が設けられたリターン式のボールねじによって構成されている。以下、相違点について詳しく説明する。
図6に示す電動弁10Cの推力変換部5は、複数の球体53が1周回(1リード)で循環されるコマ方式のリターン式ボールねじである。この推力変換部5は、支持部4の雌ねじ部17に設けられた循環手段としてのコマ部材55を備え、コマ部材55には、3箇所の循環部55aが設けられ、推力変換部5では、3リード分の球体53がそれぞれ循環可能に設けられている。
図7に示す電動弁10Cの推力変換部5は、複数の球体53が循環されるプレート方式のリターン式ボールねじである。この推力変換部5は、支持部4の雌ねじ部17に設けられた循環手段としてのプレート56を備え、プレート56には、所定の周回数分(例えば、5周分)の上下間を連続させる循環路56aが設けられている。推力変換部5では、第1ねじ部51および第2ねじ部52間を球体53が5周回転動し、上端または下端で球体53が循環路56aにすくい上げられ、循環路56aを通って下端または上端に戻されるようにして球体53が循環可能に構成されている。
図8に示す電動弁10Cの推力変換部5は、複数の球体53が循環されるパイプ方式のリターン式ボールねじである。この推力変換部5は、支持部4の雌ねじ部17に設けられた循環手段としてのパイプ57を備え、パイプ57には、所定の周回数分(例えば、5周分)の上下間を連続させる循環路57aが設けられている。推力変換部5では、第1ねじ部51および第2ねじ部52間を球体53が5周回転動し、上端または下端で球体53が循環路57aにすくい上げられ、循環路57aを通って下端または上端に戻されるようにして球体53が循環可能に構成されている。
図9に示す電動弁10Cの推力変換部5は、複数の球体53が循環されるエンドデフレクタ方式のリターン式ボールねじである。この推力変換部5は、支持部4の雌ねじ部17の上下に設けられた循環手段としてのエンドデフレクタ58と、上下のエンドデフレクタ58間を連続させる循環路58aと、を備えている。エンドデフレクタ58は、第1ねじ部51および第2ねじ部52間から球体53をすくい上げるか、または、第1ねじ部51および第2ねじ部52間に球体53を戻すように機能する。推力変換部5では、第1ねじ部51および第2ねじ部52間を球体53が5周回転動し、上端または下端のエンドデフレクタ58で球体53が循環路58aにすくい上げられ、循環路58aを通って下端または上端のエンドデフレクタ58から第1ねじ部51および第2ねじ部52間に戻されるようにして球体53が循環可能に構成されている。
図10、図11に示す電動弁10Cの推力変換部5は、図6に示すものと同様に、複数の球体53が1周回(1リード)で循環されるボールねじである。この推力変換部5は、支持部4の雌ねじ部17が同一形状の複数の雌ねじ部材59を積層して構成されている。上下の雌ねじ部材59間に第1ねじ部51と循環部59aとが設けられ、推力変換部5では、3リード分の球体53がそれぞれ循環可能に設けられている。このように同一形状の複数の雌ねじ部材59を積層して推力変換部5を構成すれば、雌ねじ部材59の加工が容易に行えることから、図6に示すように支持部4およびコマ部材55の内部に雌ねじ部17(第1ねじ部51)および循環部55aを形成する場合と比較して、製造工程を簡略化できるとともに、雌ねじ部材59の積層段数を適宜に設定することで、球体53の周回数(リード数)を任意に選択することができる。
以上の本実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果に加えて、各種リターン式のボールねじによって推力変換部5が構成されていることで、駆動軸32の進退移動距離(弁体2の弁閉から全開までの弁開距離)に関わらず、推力変換部5の構造を共通化することができる。従って、弁開距離が異なる各種の電動弁10Cにおいて、それぞれ個別の推力変換部5を設計する必要がなくなり、設計や製造に係る手間を削減することができる。
次に、図12に基づき、本発明の第4実施形態に係る電動弁10Dについて説明する。本実施形態の電動弁10Dは、第1〜3実施形態の電動弁10A,10B,10Cと同様に、弁ハウジング1と、弁体2と、駆動部3と、支持部4と、推力変換部5と、を備えている。一方、電動弁10Dは、推力変換部5の構成が電動弁10A,10B,10Cと相違している。以下、相違点について詳しく説明する。
図12に示すように、本実施形態の電動弁10Dにおいて、駆動軸32と一体移動するマグネットロータ31の内面に雌ねじ部34が形成され、支持部4の円柱状の外周面に雄ねじ部35が形成されている。推力変換部5は、支持部4の雄ねじ部35によって第1ねじ部51が構成され、駆動部3の雌ねじ部34によって第2ねじ部52が構成され、これらの第1ねじ部51と第2ねじ部52との間に複数の球体53が転動可能に設けられている。以上の本実施形態によれば、前記第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、図1〜図12に示した各実施形態においては、弁体2の構造として、弁ホルダ部2Bと弁部2Aとを一体とし、弁ばね2Cを弁ホルダ部2Bの内部に配置したものを例示したが、この構造に限らず、駆動軸と弁部との連結構造は、駆動軸と弁部とが相対回転可能に接続されていればよく、例えば、弁ホルダ部2Bが省略された構造であってもよい。
次に、本発明の冷凍サイクルシステムを図13に基づいて説明する。図13は、実施形態の冷凍サイクルシステムを示す図である。図において、符号100は前記各実施形態の電動弁10A〜10Dを用いた膨張弁であり、200は室外ユニットに搭載された室外熱交換器、300は室内ユニットに搭載された室内熱交換器、400は四方弁を構成する流路切換弁、500は圧縮機である。電動弁100、室外熱交換器200、室内熱交換器300、流路切換弁400、および圧縮機500は、それぞれ導管によって図示のように接続され、ヒートポンプ式の冷凍サイクルを構成している。なお、アキュムレータ、圧力センサ、温度センサ等は図示を省略してある。
冷凍サイクルの流路は、流路切換弁400により冷房運転時の流路と暖房運転時の流路の2通りに切換えられる。冷房運転時には、図に実線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室外熱交換器200に流入され、この室外熱交換器200は凝縮器として機能し、室外熱交換器200から流出された液冷媒は膨張弁100を介して室内熱交換器300に流入され、この室内熱交換器300は蒸発器として機能する。
一方、暖房運転時には、図に破線の矢印で示したように、圧縮機500で圧縮された冷媒は流路切換弁400から室内熱交換器300、膨張弁100、室外熱交換器200、流路切換弁400、そして、圧縮機500の順に循環され、室内熱交換器300が凝縮器として機能し、室外熱交換器200が蒸発器として機能する。膨張弁100は、冷房運転時に室外熱交換器200から流入する液冷媒、または暖房運転時に室内熱交換器300から流入する液冷媒を、それぞれ減圧膨張し、さらにその冷媒の流量を制御する。
なお、図13においては、冷房運転時に室外熱交換器200から液冷媒が膨張弁100の第1継手管101(第1継手管11)に流入し、暖房運転時には、室内熱交換器300からの液冷媒が膨張弁100の第2継手管102(第2継手管12)に流入するように冷凍サイクルに膨張弁100を設けているが、これに限らず、冷房運転時に室外熱交換器200からの液冷媒が膨張弁100の第2継手管102に流入し、暖房運転時には室内熱交換器300からの液冷媒が膨張弁100の第1継手管101に流入するように膨張弁100を冷凍サイクルに設けてもよい。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。例えば、前記実施形態では、家庭用エアコン等の空気調和機に用いられる電動弁10A〜10Dを例示したが、本発明の電動弁は、家庭用エアコンに限らず、業務用エアコンであってもよいし、空気調和機に限らず、各種の冷凍機やヒートポンプ給湯器等にも適用可能である。また、前記実施形態では、第1継手管11から冷媒が流入し、第2継手管12から流出する旨を記載しているが、この一方向流れに限定されるものではなく、逆流しとして、第2継手管12から冷媒が流入し、第1継手管11から流出する場合にも適用可能である。
また、前記実施形態では、駆動部3がステッピングモータ3Aを備えて構成されていたが、このような構成に限らず、駆動部としては、駆動軸を回転駆動できるものであればよい。また、前記実施形態では、弁体2の弁部2Aの先端部が先細形状のニードル部21とされ、このニードル部21が弁ポート14に挿入されて着座する構成であったが、これに限らず、弁部2Aの先端が平板状に形成され、弁ポートを覆うように着座する構成であってもよい。また、前記実施形態では、弁部2Aが弁ホルダ部2Bと一体に形成されていたが、これに限らず、弁部2Aが弁ホルダ部2Bと別体に形成されて固定されるか、あるいは弁部2Aが弁ホルダ部2Bに回転可能に支持される構成であってもよい。また、前記実施形態では、弁ホルダ部2Bと駆動部3の先端部とを接続する転がり軸受2Dがベアリングで構成されていたが、これに限らず、適宜な転動部材を有した軸受けであればよい。
以上、本発明の実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
1A 弁本体
1B 弁室
2 弁体
2A 弁部
2B 弁ホルダ部
2C 弁ばね
2D 転がり軸受
3 駆動部
3A ステッピングモータ(回転駆動部)
4 支持部
5 推力変換部(ボールねじ)
6 駆動力補助手段
10A,10B,10C,10D 電動弁
14 弁ポート
17 雌ねじ部
32 駆動軸
33 雄ねじ部
34 雌ねじ部
35 雄ねじ部
51 第1ねじ部
52 第2ねじ部
53 球体
55 コマ部材(循環手段)
56 プレート(循環手段)
57 パイプ(循環手段)
58 エンドデフレクタ(循環手段)
59 雌ねじ部材
100 膨張弁
200 室外熱交換器(凝縮器または蒸発器)
300 室内熱交換器(蒸発器または凝縮器)
500 圧縮機
1B 弁室
2 弁体
2A 弁部
2B 弁ホルダ部
2C 弁ばね
2D 転がり軸受
3 駆動部
3A ステッピングモータ(回転駆動部)
4 支持部
5 推力変換部(ボールねじ)
6 駆動力補助手段
10A,10B,10C,10D 電動弁
14 弁ポート
17 雌ねじ部
32 駆動軸
33 雄ねじ部
34 雌ねじ部
35 雄ねじ部
51 第1ねじ部
52 第2ねじ部
53 球体
55 コマ部材(循環手段)
56 プレート(循環手段)
57 パイプ(循環手段)
58 エンドデフレクタ(循環手段)
59 雌ねじ部材
100 膨張弁
200 室外熱交換器(凝縮器または蒸発器)
300 室内熱交換器(蒸発器または凝縮器)
500 圧縮機
Claims (7)
- 弁室および弁ポートを有する弁本体と、前記弁ポートを開閉する弁体と、前記弁体を軸線方向に沿って駆動する駆動軸を有した駆動部と、前記弁本体に対して前記弁体および前記駆動軸を支持する支持部と、を備えた電動弁であって、
前記駆動部は、
前記駆動軸を軸線回りに回転駆動する回転駆動部と、
前記回転駆動部の回転力を軸線方向に沿った推力に変換して前記駆動軸を進退させる推力変換部と、を有し、
前記弁体は、
前記駆動軸の進退移動に伴い前記弁ポートに対して接離する弁部と、
前記弁部を弁閉方向に付勢する弁ばねと、
前記駆動軸の先端部と前記弁部とを相対回転可能に接続する転がり軸受と、を有し、
前記推力変換部は、
前記支持部に設けられた第1ねじ部と、
前記駆動軸と一体移動可能に設けられた第2ねじ部と、
前記第1ねじ部と前記第2ねじ部との間に転動可能に設けられた複数の球体と、
を有するボールねじによって構成されていることを特徴とする電動弁。 - 前記第1ねじ部は、前記支持部の円筒状の内周面に設けられた雌ねじ部で構成され、
前記第2ねじ部は、前記駆動軸の外周面に設けられた雄ねじ部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。 - 前記雌ねじ部には、こま方式、プレート方式、パイプ方式、又は、エンドデフレクタ方式によって前記複数の球体を循環させる循環手段が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の電動弁。
- 前記雌ねじ部は、同一形状の複数の雌ねじ部材を積層して構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電動弁。
- 前記第1ねじ部は、前記支持部の円柱状の外周面に設けられた雄ねじ部で構成され、
前記駆動部は、前記駆動軸と一体移動するマグネットロータを有し、
前記第2ねじ部は、前記マグネットロータの内周面に設けられた雌ねじ部で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動弁。 - 前記弁体を進退駆動させる際の駆動力を補助する駆動力補助手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電動弁。
- 圧縮機と、凝縮器と、膨張弁と、蒸発器と、を含む冷凍サイクルシステムであって、請求項1〜6のいずれか一項に記載の電動弁が、前記膨張弁として用いられていることを特徴とする冷凍サイクルシステム。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020049447A JP2021148215A (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | 電動弁および冷凍サイクルシステム |
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2020
- 2020-03-19 JP JP2020049447A patent/JP2021148215A/ja active Pending
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