JP2021135214A - 通電コンタクトユニット、及び試験システム - Google Patents
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Abstract
【課題】コンタクトプローブに発生した通電不具合に対し、より低コストで対応可能な通電コンタクトユニット、及び試験システムを提供する。【解決手段】通電コンタクトユニット(1)は、導電性材料で形成され、通電ケーブル(200)を固定するための締結体(55a)を含むホルダーブロック(50)と、ホルダーブロックに装着され、ホルダーブロックと電気的に接続される複数のコンタクトプローブ(10)と、を備え、複数のコンタクトプローブのそれぞれは、試験体の通電部と接触する接触部(11a)を先端に有するプランジャー(11)と、プランジャーに弾性力を作用させるコイルバネ(13)と、プランジャーの少なくとも一部、及びコイルバネを収納するバレル(14)と、を備え、ホルダーブロックは、複数のコンタクトプローブのそれぞれが有するバレルを個別に着脱するための装着孔(52)を複数、備える。【選択図】図2
Description
本発明は、通電コンタクトユニット、及び試験システムに関する。
従来、モーター、インバータ、或いはパワー素子などを試験体として、その動作特性等を確認する試験が行われている。その試験では、試験体の通電部と試験装置側との間の電気的接続を確立することが必要である。その電気的接続の確立に、導電体先端部を試験体の通電部に押圧して接触させる導電用のプローブが用いられることが多くなっている。近年、コイルバネによる弾性力を作用させるプランジャーをプローブとするコンタクトプローブを複数、収納した通電コンタクトユニット(例えば、特許文献1参照)が試験に用いられるケースが多くなっている。
通電コンタクトユニットを構成するコンタクトプローブは、試験体の通電部とのコンタクトが繰り返し行われる。このコンタクトの繰り返しにより、接触部が損傷する恐れがある。例え損傷しなくとも摩耗は進行する。接触部の損傷、及び接触部の摩耗は何れも、試験体の通電部に適切に電流を供給できなくなる通電不具合を発生させる原因となる。通電不具合が発生した場合、試験を適切に行えなくなる。
接触部の損傷は、一度に全てのコンタクトプローブに発生しないのが普通である。また、接触部の摩耗の進行も、コンタクトプローブによって異なることも多い。このようなことから、通電不具合が発生するコンタクトプローブは、全体のうちの一部であることが殆どである。
複数のコンタクトプローブのうちの少なくとも一部に発生した通電不具合への対応としては、通電コンタクトユニット自体を交換することが考えられる。しかし、通電コンタクトユニットの交換は、金銭面でのコストが大きい。通電コンタクトユニットを分解修理し、通電不具合を発生させる接触部を有するプランジャーを交換するような対応も考えられる。しかし、通電コンタクトユニットの分解修理には、長い時間が必要となる。そのため、時間的な面でのコストが大きくなる。このように、金銭的、或いは時間的な面でのコストが大きいことから、通電不具合に対し、より低コストで対応できるようにすることも重要と考えられる。
本発明は、コンタクトプローブに発生した通電不具合に対し、より低コストで対応可能な通電コンタクトユニット、及び試験システムを提供することを目的とする。
本発明に係る通電コンタクトユニットは、導電性材料で形成され、通電ケーブルを固定するための締結体を含むホルダーブロックと、ホルダーブロックに装着され、ホルダーブロックと電気的に接続される複数のコンタクトプローブと、を備え、複数のコンタクトプローブのそれぞれは、試験体の通電部と接触する接触部を先端に有するプランジャーと、プランジャーに弾性力を作用させるコイルバネと、プランジャーの少なくとも一部、及びコイルバネを収納するバレルと、を備え、ホルダーブロックは、複数のコンタクトプローブのそれぞれが有するバレルを個別に着脱するための装着孔を複数、備える。
本発明に係る試験システムは、上記通電コンタクトユニットを備えている。
本発明によれば、コンタクトプローブに発生した通電不具合に対し、より低コストで対応することができる。
以下、本発明に係る通電コンタクトユニット、その通電コンタクトユニットを用いた試験システムの実施の形態を、図を参照して説明する。なお、以下に示す変形例を含む実施の形態は一例であり、これらの実施の形態に本発明は限定されるものではない。また、各実施の形態において、同じ、或いは基本的に同じ構成要素については、同一の符号を付している。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1に係る通電コンタクトユニットの外観を示す斜視図である。この通電コンタクトユニット1は、モーター、インバータ、或いはパワー素子などの試験体に設けられた通電部に接触導通するコンタクトプローブ10が複数、導電性材料で形成されたホルダーブロック50に装着された構成である。
図1は、本実施の形態1に係る通電コンタクトユニットの外観を示す斜視図である。この通電コンタクトユニット1は、モーター、インバータ、或いはパワー素子などの試験体に設けられた通電部に接触導通するコンタクトプローブ10が複数、導電性材料で形成されたホルダーブロック50に装着された構成である。
ホルダーブロック50は、コンタクトプローブ10が装着された側の反対側に通電ケーブル200を接続する接続部55を備えている。この接続部55には、通電ケーブル200をホルダーブロック50に固定するための締結体55aが含まれる。それにより、通電コンタクトユニット1は、通電ケーブル200からの電流が締結体55aを介してホルダーブロック50に供給された場合、ホルダーブロック50を介して各コンタクトプローブ10に電流が供給される構造となっている。つまり、ホルダーブロック50と各コンタクトプローブ10とは、電気的に接続される構造となっている。また、ホルダーブロック50の側面には、コンタクトプローブ10毎に開口部51が設けられている。以降、コンタクトプローブ10は、「プローブ10」と略記する。
図2は、本実施の形態1に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。図2(a)は、通電コンタクトユニット1の側面断面図、図2(b)は、通電コンタクトユニット1の底面図、つまり通電コンタクトユニット1をプローブ10が装着された側からの視点による外観図である。
図1、及び図2に示すように、各プローブ10は、ホルダーブロック50の一端面側に配列させた状態で取り付けられている。そのために、ホルダーブロック50には、プローブ10毎に、装着用の装着孔52が設けられている。締結体55aは、ホルダーブロック50の一部として形成されている。
各プローブ10は、図2(a)に示すように、プランジャー11、コイルバネ13、及びバレル14を含む構成である。プランジャー11は、先端に、試験体300の通電部310と接触させる接触部11aを有する。プランジャー11は、その接触部11aを含む先端部分、及びボス部11bが他の部分より径が太くなっている形状である。接触部11aを有するプランジャー11は、試験用に試験体300と電気的に接続させる物であるプローブに相当する。プローブ10と区別するために、接触部11a、及びプランジャー11は、試験体300と電気的に接続させる物としてのプローブの意味でも用いる。
バレル14は、全体が筒状の形状の部品である。その内部に、プランジャー11の大部分、及びコイルバネ13が収納される。プランジャー11、及びコイルバネ13は、同軸となるようにバレル14内に収納されている。それにより、試験体300の通電部310に接触部11aをコンタクトさせる際、コイルバネ13が軸線方向に縮むことによって接触の衝撃が緩和されるとともに、コイルバネ13の弾性力による付勢力がプランジャー11に作用して、通電部310に接触部11aを押し付けられる。このため、各プローブ10は、接触部11aを通電部310に確実に接触できるようになっている。
そのバレル14の開口部14kは筒状の部分よりも径が小さくなっている。そのため、プランジャー11の接触部11aを含む先端部分はバレル14から突出し、ボス部11bは、バレル14内から突出しないようになっている。そのボス部11bは、バレル14の内壁と接触させるようにすることで、バレル14を介したホルダーブロック50との間の良好な導電性を確保するようにしている。バレル14の開口部14bの反対側の端部は、対応する開口部51から視認可能な位置に存在している。そのために、本実施の形態では、プローブ10は、図2(b)に示すように、ホルダーブロック50の外周に沿って配置されている。
なお、プローブ10の数、各プローブ10の配置等は、特に限定されない。各プローブ10の通電容量も特に限定されない。それらは、想定する試験体300、想定する試験等に応じて決定すれば良いものである。
次に、ホルダーブロック50に設けた装着孔52へのプローブ10の装着方法例について、図3、及び図4を参照して具体的に説明する。図3は、ホルダーブロックに設けた装着孔へのコンタクトプローブの第1の装着方法例を示す側面断面図である。図4は、ホルダーブロックに設けた装着孔へのコンタクトプローブの第2の装着方法例を示す側面断面図である。
図3に示す第1の装着方法例では、バレル14の開口部14kの反対側にネジ部15を設け、装着孔52の奥側に、ネジ部15に対応させたネジ部52aを設けている。それにより、ネジ部15をネジ部52aに螺合させて、装着孔52にプローブ10を固定させることにより、プローブ10を装着孔52に個別に装着できるようになっている。本実施の形態1において、ネジ部15は第1のネジ部に相当し、ネジ部52aは第2のネジ部に相当する。
なお、ネジ部15は、バレル14の側面に設けても良い。その場合、ネジ部52aは、装着孔52の奥側ではなく、側面に設ければ良い。ネジ部52aを装着孔52の奥側に設ける場合、そのネジ部52aを装着孔52の側面に設ける場合と比較し、プローブ10の配置上の利点が得られる。つまり、ホルダーブロック50のプランジャー11の軸方向と直交する同じ面積を想定した場合、より多くのプローブ10を配置することができる。
図4に示す第2の装着方法例では、プローブ10の装着にソケット20を用いている。このソケット20は、プローブ10のバレル14を装着・収納させるものである。この例では、バレル14の開口部14kを除く部分、ソケット20内に収納されるようになっている。そのため、各プローブ10は、ソケット20を介してホルダーブロック50に個別に装着される。
ソケット20は、摩擦力を利用して、装着孔52内に装着させることを想定したものである。そのため、ソケット20の外径は、装着孔52にソケット20を圧入するようにさせるために、装着孔52の内径とほぼ同じ大きさとなっている。言い換えれば、ソケット20は、装着孔52内に挿入された際に外面が装着孔52の内面に接触して圧接することにより、固定できる形状となっている。
バレル14の開口部14kの反対側にはネジ部15が設けられており、ソケット20の奥側には、そのネジ部15に対応させたネジ部21が設けられている。それにより、ソケット20へのプローブ10の装着は、ネジ部15を先頭にバレル14をソケット20の開口部から挿入し、ネジ部21に螺合させて、プローブ10をソケット20に固定させることにより行うようになっている。
ソケット20を装着孔52に圧入させることから、図4に示すように、ソケット20の開口部の反対側の先端、つまりソケット20の装着孔52に挿入する側の端部は、開口部51内に位置するようになっている。それにより、端部が開口部51から視認可能となっている。そのため、作業員は、開口部51からドライバー等の部材を挿入し、挿入した部材を用いて、ソケット20を装着孔52内から押し出す方向に力を加えられるようになっている。このようなことから、開口部51は、ソケット20のホルダーブロック50からの取り外しを容易に行えるようにする。装着孔52にネジ部52aを設ける場合、プローブ10を押し出す方向に部材を用いて力を加える必要はないことから、開口部51は設けなくとも良い。
このように、本実施の形態では、各プローブ10は、ホルダーブロック50から個別に着脱させることができる。そのため、何れかのプローブ10に通電不具合が発生、例えば接触部11aの破損、変形、或いは摩耗が発生したとしても、通電不具合を発生させるプローブ10のみを交換すれば済む。ホルダーブロック50を分解しての修理等は、基本的に行う必要はない。このようなメンテナンス性の向上により、通電不具合が発生したとしても、金銭面、及び時間面の何れにおけるコストも最小限に抑えることができる。つまり、メンテナンス費用は、より抑制でき、メンテナンスに要する時間もより短くできる。この結果、より高い生産性も実現できる。
なお、本実施の形態では、プローブ10を交換する理由として、通電不具合を挙げているが、その理由は、通電不具合に限定されない。例えば接触部11aに求められる条件、例えば接触面積、圧力等により、必要なプローブ10を交換するようにしても良い。また、例えば開口部14kの部分を着脱可能にし、プランジャー11のみを交換可能にしても良い。プランジャー11のみを交換可能にした場合、少なくともメンテナンス費用は更に抑制できるようになる。
実施の形態2.
図5は、本実施の形態2に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。図5(a)は、通電コンタクトユニット1の側面断面図、図5(b)は、通電コンタクトユニット1の底面図である。ここでは、上記実施の形態1から異なる部分に着目して説明する。
図5は、本実施の形態2に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。図5(a)は、通電コンタクトユニット1の側面断面図、図5(b)は、通電コンタクトユニット1の底面図である。ここでは、上記実施の形態1から異なる部分に着目して説明する。
上記実施の形態1でホルダーブロック50に装着されたプローブ10は、基本的に、電力を試験体300に供給するためのものである。これに対し、本実施の形態では、図5に示すように、試験体300の信号の検出用のプローブ30を備えている。このプローブ30は、プローブ10と区別するために、以降「信号プローブ30」と表記する。
信号プローブ30は、図5(a)に示すように、プランジャー31、コイルバネ33、及びバレル34を含む構成である。プランジャー31は、先端に、試験体300の通電部310と接触させる接触部31aを有する。プランジャー31は、その接触部31aを含む先端部分、及びボス部31bが他の部分より径が太くなっている形状である。
バレル34は、全体が筒状の形状である。その内部に、プランジャー31の大部分、及びコイルバネ33が収納される。プランジャー31、及びコイルバネ33は、同軸となるようにバレル34内に収納されている。それにより、試験体300の通電部310に接触部31aをコンタクトさせる際、コイルバネ33が軸線方向に縮むことによって接触の衝撃が緩和されるとともに、コイルバネ33の弾性力による付勢力がプランジャー31に作用して、通電部310に接触部31aを押し付けられる。プランジャー31は、図5(a)及び図5(b)に示すように、プランジャー11と比較して細い部材である。
そのバレル34の開口部34kは筒状の部分よりも径が小さくなっている。そのため、プローブ10と同様に、プランジャー31の接触部31aを含む先端部分はバレル34から突出し、ボス部31bは、バレル34内から突出しないようになっている。そのボス部31bは、バレル34の内壁と接触させるようにすることで、バレル34とプランジャー31との間の良好な導電性を確保するようにしている。バレル34の開口部34bの反対側の端部には、信号ケーブル210が接続されている。
この信号プローブ30を装着するために、ホルダーブロック50には、開口部53、及び装着孔54が設けられている。それにより、信号プローブ30のホルダーブロック50への装着には、プローブ10と同じく、上記第2の装着方法が採用されている。本実施の形態では、図5(a)に示すように、開口部53は、信号プローブ30を装着孔54から押し出す用途の他に、信号ケーブル210を通す孔としても用いられる。このため、信号ケーブル210は、信号プローブ30をホルダーブロック50に装着した後、バレル34に接続させるようになっている。
上記のように、プローブ10には、ホルダーブロック50を介して電力が供給される。そのため、信号プローブ30は、ホルダーブロック50とは電気的に絶縁されている。この絶縁は、装着孔54とバレル34との間に絶縁材40を配置することで実現させている。絶縁材40を配置することから、バレル34を圧入できるように、バレル34の外径は装着孔54の内径よりも小さくさせている。絶縁材40は、装着孔54側に設けても良いが、バレル34の外側に設けても良い。組立性の面から、絶縁材40は、ホルダーブロック50、或いは信号プローブ30のうちの少なくとも一方に一体化させるのが望ましい。ホルダーブロック50、及び信号プローブ30の両方に絶縁材40を設けても良い。
プローブ10の近くに信号プローブ30を配置する場合、プローブ10により通電を行う通電部310の近くで、その通電により生成される信号を検出することができる。その通電部310の電圧、温度等を示す信号を、より近くで検出することができる。プローブ10による通電と同期させた信号プローブ30による信号検出のタイミング調整もより容易となる。また、信号プローブ30として用いるプローブを別に用意する場合と比較し、通電コンタクトユニット1を含む試験用の器具に要するコストをより低減できる。また、試験の準備もより容易に行えるようになる。複数のプローブ10、及び信号プローブ30を1つの通電コンタクトユニット1に設けたことから、通電コンタクトユニット1の配置により、複数のプローブ10、及び信号プローブ30により試験システムの構成も多用途に対応できるようになる。
なお、信号プローブ30の通電コンタクトユニット1における配置、及びプランジャー31の形状は、特に限定されない。それらは、想定する試験体300、試験内容等に応じて決定すれば良い。また、信号プローブ30の数も1つに限定されない。コスト面、試験の実施面から、通電コンタクトユニット1に信号プローブ30をプローブ10と共に設けることが重要である。
実施の形態3.
図6は、本実施の形態3に係る通電コンタクトユニットの各プローブの構造を説明する図である。ここでは、上記実施の形態2から異なる部分に着目して説明する。
図6は、本実施の形態3に係る通電コンタクトユニットの各プローブの構造を説明する図である。ここでは、上記実施の形態2から異なる部分に着目して説明する。
本実施の形態では、図6に示すように、プローブ10が備えるプランジャー11をボス部11bで分割し、2つの部材11d、12によりプランジャー11を形成させている。部材11dと、部材12とは、軸方向と斜めに交差する傾斜面11cで接するようにさせている。傾斜角度θは、その面と軸方向に直交する方向との成す角である。本実施の形態において、部材11dは第1の部材に相当し、部材12は第2の部材に相当する。
傾斜角度θの傾斜面11cを互いに接触させた場合、軸方向か、ほぼ軸方向に沿ってコイルバネ13が弾性力を作用させることから、部材11d、及び12のボス部11bを構成するそれぞれの部分にはバレル14の内壁に向けて押し付ける力が働くことになる。そのため、プランジャー11とバレル14との間のより高い導電性をより強固に維持できるようになる。言い換えれば、プランジャー11とバレル14との間の抵抗は、より低減できると共に、その状態をより強固に維持させることができる。それにより、試験体300の試験もより安定的、且つより適切に行えるようになる。
信号プローブ30もプローブ10と同様に、プランジャー31をボス部31bで分割し、2つの部材31d、32によりプランジャー31を形成させている。部材31dと、部材22とは、軸方向と斜めに交差する面31cで接するようにさせている。そのような面31cを互いに接触させることから、プローブ10と同様に、部材31d、及び32のボス部31bを構成するそれぞれの部分にはバレル34の内壁に向けて押し付ける力が働くことになる。そのため、プランジャー31とバレル34との間のより高い導電性をより強固に維持できるようになる。言い換えれば、プランジャー31とバレル34との間の抵抗は、より低減できると共に、その状態をより強固に維持させることができる。それにより、信号の検出はより安定的、且つより適切に行えるようになる。
本実施の形態では、プローブ10、及び信号プローブ30の各通電部310への接触をより良好に行えるように、各接触部11a、31aの形状を凸状の曲面形状にさせている。本実施の形態では、その曲面形状として、球面形状を採用している。
各接触部11a、31aを曲面形状とした場合、針状の接触部形状に対し接触させた際の通電部310の変形、傷等等の発生を抑えることができる。また、各接触部11a、31aの通電部310と実際に接触する面積が小さくなり過ぎるようなこともより回避できる。これらの利点が得られることから、各接触部11a、31aを曲面形状とするのは、試験をより適切に行うようにするうえで有効である。
なお、図7に示すように、プランジャー11の接触部11aを含む先端部分11agは、他の部分とは異なる部材としても良い。その先端部分11agは、例えば銀、或いは銀を含む部材により作製しても良い。銀は、比較的に柔らかく、且つ優れた導電性を有する。そのため、先端部分11agを銀、或いは銀を含む部材とすることにより、より望ましい通電が行えるようになる。通電部310に破損、変形等が発生するのは更に抑えることができ、実際に接触する面積もより大きくさせることができる。このような利点から、プランジャー31の接触部31aを含む先端部材を銀、或いは銀を含む部材とすることが望ましい。
実施の形態4.
図8は、本実施の形態4に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。ここでは、上記実施の形態2から異なる部分に着目して説明する。
図8は、本実施の形態4に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。ここでは、上記実施の形態2から異なる部分に着目して説明する。
通電ケーブル200からの電力は、接続部55、ホルダーブロック50、及びプローブ10を介して通電部310に供給される。電流が流れることに伴い、ジュール熱が発生し、通電コンタクトユニット1の温度が上昇する。このことから、本実施の形態では、図8に示すように、冷却媒体が流れるのを想定した通気孔60を設けている。その通気孔60は、締結体55aからホルダーブロック50を貫くものとなっている。冷却媒体は、例えば空気であるが、冷却媒体は空気に限定されない。冷却媒体は流体であれば良い。そのため、冷却媒体は、液体であっても良い。
試験の内容によっては、ホルダーブロック50、及び各プローブ10の温度を維持させなければならない場合がある。その場合、状況によっては、通気孔60に流す媒体を介して、ホルダーブロック50に熱量を供給する必要が生じることになる。このことから、通気孔60に流す媒体は、冷却媒体に限定されない。通気孔60を流す媒体とホルダーブロック50との間の熱伝達により、各プローブ10のそのプローブ10を含む電流経路、及び各信号プローブ30のその信号プローブ30を含む電流経路の各抵抗値をより適切に管理することもできる。
図8に示すような通気孔60を、冷却媒体を流すための流路孔として設けることにより、冷却媒体と接触する面積はより大きくなる。そのため、通電コンタクトユニット1から冷却媒体に伝達される熱量もより大きくなる。このことから、通電時、言い換えれば試験時における通電コンタクトユニット1の温度上昇はより抑えることができる。これは、プローブ10、及び信号プローブ30の温度上昇もより抑えられることを意味する。
なお、締結体55aは、ホルダーブロック50の一部として形成されているが、ホルダーブロック50に取り付ける別部品としても良い。別部品として作製する締結体55aとしては、例えば図9に示すように、図8に示す締結体55aを単に別部品としたようなものであっても良い。その場合、ホルダーブロック50のプローブ10が装着された側の反対側に取付孔56を設け、締結体55aの端部をその取付孔56内に挿入した後、固定用の部材57により締結体55aの端部をホルダーブロック50に固定させるようにしても良い。締結体55aに設ける通気孔61は、ホルダーブロック50に設けた通気孔60と連通させる必要がある。なお、部材57は、例えば固定ボルト57である。
また、締結体55aは、ホルダーブロック50のプローブ10が装着された側の反対側に直線状に延びる形状となっているが、その形状に限定されない。例えば図10に示すように、締結体55aは、曲がった形状であっても良い。締結体55aをホルダーブロック50とは別部品とする場合、通電コンタクトユニット1を用いた試験を行う試験体300、或いはその試験体300の設置状態等に応じて、より適切な締結体55aを選択できるようになる。このため、試験システムの構築者に対しては、試験体300の試験システムの構築がより容易に行えるようになることが期待できる。
実施の形態5.
図11は、本実施の形態5に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。ここでは、上記実施の形態4から異なる部分に着目して説明する。
図11は、本実施の形態5に係る通電コンタクトユニットの構造を説明する図である。ここでは、上記実施の形態4から異なる部分に着目して説明する。
本実施の形態では、プローブ10、及び信号プローブ30での通電不具合の発生をより抑えられるようにしたものである。そのために、本実施の形態では、図11に示すように、プローブ10、及び信号プローブ30の全ての接触部11a、31aを覆うことが可能なプローブ保護ユニット100を通電コンタクトユニット1に設けている。このプローブ保護ユニット100は、本実施の形態におけるプローブ保護部に相当する。
このプローブ保護ユニット100は、支持部101の端部に、その端部を軸にさせて、プローブ10、及び信号プローブ30の全ての接触部11a、31aを覆うことが可能な板状のカバー102を回転可能に取り付けた構成である。カバー102の接触部11a、31aと対向する側には、接触部11a、31aの配置に合わせ、プローブ10、或いは信号プローブ30の状態を判定するためのセンサとしての接触子120が設けられている。この接触子120は、例えば導体である。導体の代わりに、スイッチ、圧力センサ、等を用いることもできる。接触子120として導体を採用したのは、接触部11a、31aの存在の有無に加え、通電不具合の有無も判定可能だからである。以降、プローブの種類を区別する必要のないような場合、符号は省くことにする。
このような構成のプローブ保護ユニット100は、アクチュエータ130に移動可能に支持部101が取り付けられている。アクチュエータ130は、ホルダーブロック50に取り付けられている。プローブ保護ユニット100は、そのアクチュエータ130を介して、通電コンタクトユニット1に取り付けられている。
図12は、プローブ保護ユニットの使用方法を説明する図である。図12では、使用方法の説明のために、プローブ保護ユニット100を動かすことで実現される状態として、状態1〜4を示している。
状態1は、プローブ保護ユニット100のカバー102により、各プローブを覆うことにより、それらを保護している状態である。この状態1は、図11に示すプローブ保護ユニット100の状態である。プローブ保護ユニット100は、状態1に示す支持部101とカバー102との間の位置関係を維持可能である。それにより、状態1では、各接触子120は、対応付けられた接触部11a、或いは31aに接触させた状態を維持することができる。この状態1での支持部101とカバー102との間の位置関係は、「閉じた状態」とも表現する。
アクチュエータ130は、図11に向かって上下方向にプローブ保護ユニット100を移動可能なものである。状態2は、支持部101とカバー102との位置関係を閉じた状態のままで、プローブ保護ユニット100を通電コンタクトユニット1に対して下方に移動させた状態である。この移動は、アクチュエータ130に行わせても良いが、作業員に手作業で行わせるようにしても良い。
状態3は、状態2の支持部101とカバー102とが閉じた状態から、図13中でカバー102を右方向に90度、或いは約90度、回転させた状態である。この回転により、カバー102は、各プローブを覆う状態から覆わない状態に退避する。状態3に示す支持部101とカバー102との間の位置関係は、「開いた状態」とも表現する。
状態4は、状態3から、プローブ保護ユニット100を通電コンタクトユニット1に対して上方に移動させた状態である。この上方への移動により、プローブ保護ユニット100は、通電コンタクトユニット1の使用に支障をきたさないようにする退避が完了する。そのため、通電コンタクトユニット1の使用は、状態4で行われる。
このような状態1〜4は、状態1→状態2→状態3→状態4、の順序で移行させるか、或いは状態4→状態3→状態2→状態1、の順序で移行させることになる。プローブ10では、プランジャー11には、コイルバネ13により、外側に向けて押し出す力が作用する。その力によってカバー102を含むプローブ保護ユニット100が移動しないように、プローブ保護ユニット100の通電コンタクトユニット1との間の位置関係を維持させる必要がある。その位置関係の維持に、アクチュエータ130を用いても良い。
図13は、プローブ保護ユニットを用いて各プローブの状態を判定する仕組みの例を説明する図である。図13では、カバー102に設けられた各接触子120は検査装置150に接続されている。この検査装置150は、通電コンタクトユニット1に設けられたプローブ10、或いは信号プローブ30の状態を自動的に判定するためのプローブ状態判定部160を搭載したものである。この検査装置150は、通電コンタクトユニット1の例えばホルダーブロック50に通電可能である。それにより、プローブ状態判定部160は、通電コンタクトユニット1への通電時、各接触子120に流れる電流の値をサンプリングして参照し、接触子120に対応するプローブが接触しているか否か判定する。プローブが接触していると判定した場合、更に電流の値が適正な範囲か否かの判定を行う。それにより、プローブ状態判定部160は、通電コンタクトユニット1に存在すべきプローブの有無に加え、存在が確認されたプローブのなかで通電不具合が発生しているプローブの特定も併せて行う。
プローブ状態判定部160による判定結果は、検査装置150に設けられた表示装置上に表示させても良く、検査装置150に接続させた外部装置に出力させても良い。作業員は、その判定結果を確認することにより、通電コンタクトユニット1のメンテナンスの必要性を判断することができる。また、適切な状態の通電コンタクトユニット1をより確実に試験に使用できるようになることから、試験を適切に行ううえでの利点もある。
通電コンタクトユニット1に存在すべきプローブの有無は、通電コンタクトユニット1への通電を行わなくとも確認可能である。そのため、プローブの有無のみを確認する場合、接触子120として、スイッチ、圧力センサ等を用いても良い。
図3、及び図4に示す第1、及び第2の装着方法では、プローブ10が脱落する恐れは、第2の装着方法のほうが大きい。これは、振動、或いは衝撃により、プローブ10が脱落する恐れがあるからである。ことのことから、特に第2の装着方法を採用した場合、プローブ保護ユニット100を通電コンタクトユニット1に設けるのが望ましい。
なお、本実施の形態では、カバー102に接触子120を設けているが、接触子120は設けなくとも良い。これは、接触子120を設けなくとも、通電コンタクトユニット1の少なくとも未使用時には、外れないようにする、破損、変形、或いは摩耗しないようにする、といった各プローブの保護が行えるからである。
実施の形態6.
上記実施の形態1〜5は、通電コンタクトユニット1についてのものである。本実施の形態は、通電コンタクトユニット1を用いて構築された、試験体300を試験するための試験システムについてのものである。
上記実施の形態1〜5は、通電コンタクトユニット1についてのものである。本実施の形態は、通電コンタクトユニット1を用いて構築された、試験体300を試験するための試験システムについてのものである。
図14は、本実施の形態6に係る試験システムの構成例を示す図である。この試験システムは、試験体300とする例えばモーター駆動用のインバータの試験を行うためのものである。試験体300に設けられたU相、V相、及びW相の通電部310毎に、1つの通電コンタクトユニット1が割り当てられている。各通電コンタクトユニット1は、全て試験装置400に接続されている。それにより、試験システムは、試験装置400、及び3つの通電コンタクトユニット1を含む構成となっている。通電コンタクトユニット1は、全て信号プローブ30を備えたものである。上記のように、通電コンタクトユニット1を用いることにより、試験体300の試験はより容易に行えるようになる。
試験装置400は、図14に示すように、機能構成として、電力供給部410、信号検出部420、及び計測制御部430を備えている。電力供給部410は、計測制御部430の制御に従い、各通電コンタクトユニット1を介した電力供給を行う。信号検出部420は、各通電コンタクトユニット1が備える信号プローブ30から出力された信号を処理する。計測制御部430は、電力供給部410、及び信号検出部420を制御して、試験体300の試験を行う。
図15は、本実施の形態6に係る試験システムを構成する試験装置により行われる試験内容例を説明する図である。
図15は、試験として、試験体300の内部抵抗の計測を行う場合のものである。ここでは、U相とW相との間の抵抗320の抵抗値Ruwを4端子測定法により計測することを想定している。図15中の電源411は、電力供給部410が機能として備えるか、或いは電力供給部410によって実現されるものである。電圧検出部421は、信号検出部420が備える機能の一部である。
U相とW相との間の抵抗320の抵抗値Ruwを計測する場合、計測制御部430は、電力供給部410に、U相の通電部310、W相の通電部310の間に直流の設定電力を供給させる。計測制御部430は、この電力供給時に、U相の通電部310、W相の通電部310の間の電圧を信号検出部420に検出させる。それにより、計測制御部430は、得られた電圧値を用いて、抵抗320の抵抗値Ruwを算出する。
なお、通電コンタクトユニット1を備えた試験システムに試験させる試験体300の種類、試験内容は、特に限定されない。試験体300は、比較的に大きい電流を供給する必要のあるものであれば良い。試験内容は、試験体300に応じて決定すれば良い。このこともあり、通電コンタクトユニット1としては、信号プローブ30を備えていないものを採用しても良い。
1 通電コンタクトユニット、5 コンタクトプローブ、11 プランジャー、11a 接触部、11b ボス部、11d 部材(第1の部材)、12 部材(第2の部材)、13 コイルバネ、14 バレル、15 ネジ部(第1のネジ部)、20 ソケット、21 ネジ部、40 絶縁材、50 ホルダーブロック、51、53 開口部、52 装着孔、52a ネジ部(第2のネジ部)、55a 締結体、56 取付孔、60 通気孔(流路孔)、100 プローブ保護ユニット(プローブ保護部)、120 接触子、300 試験体、310 通電部、400 試験装置、410 電力供給部、420 信号検出部、430 計測制御部。
Claims (12)
- 導電性材料で形成され、通電ケーブルを固定するための締結体を含むホルダーブロックと、
前記ホルダーブロックに装着され、前記ホルダーブロックと電気的に接続される複数のコンタクトプローブと、を備え、
前記複数のコンタクトプローブのそれぞれは、
試験体の通電部と接触する接触部を先端に有するプランジャーと、
前記プランジャーに弾性力を作用させるコイルバネと、
前記プランジャーの少なくとも一部、及び前記コイルバネを収納するバレルと、を備え、
前記ホルダーブロックは、
前記複数のコンタクトプローブのそれぞれが有するバレルを個別に着脱するための装着孔を複数、備える、
通電コンタクトユニット。 - 前記複数のコンタクトプローブのそれぞれは、前記バレルが装着されるソケット、を更に備え、
前記ソケットは、前記装着孔内に挿入された際に外面が前記装着孔の内面に接触して圧接して固定される形状であり、
前記ホルダーブロックには、前記ソケットの前記装着孔に挿入する側の端部が視認可能な開口部が設けられている、
請求項1に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記複数のコンタクトプローブのそれぞれは、前記バレルに第1のネジ部が形成され、
前記装着孔には、前記第1のネジ部に対応する第2のネジ部が形成されている、
請求項1に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記ホルダーブロックと電気的に絶縁された信号プローブ、
を更に備える請求項1〜3の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記複数のコンタクトプローブがそれぞれ有するプランジャーは、
前記接触部を有する第1の部材と、
前記第1の部材と傾斜面で接触し、前記コイルバネによる弾性力が作用される第2の部材と、を備える、
請求項1〜4の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記接触部は、凸状の曲面形状である、
請求項1〜5の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記接触部に銀を用いている、
請求項1〜6の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記ホルダーブロックに流体を通すための流路孔を設けている、
請求項1〜7の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記締結体は、前記ホルダーブロックの別部品であり、
前記ホルダーブロックには、前記複数のコンタクトプローブが装着される側の反対側に、前記締結体を取り付けるための取付孔が形成されている、
請求項1〜8の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記複数のコンタクトプローブがそれぞれ有する接触部を覆う位置への移動、及び該位置からの退避が可能なプローブ保護部、
を更に備える請求項1〜9の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット。 - 前記プローブ保護部に設けられた、前記複数のコンタクトプローブがそれぞれ有する接触部を検出するためのセンサ、
を更に備える請求項10に記載の通電コンタクトユニット。 - 請求項1〜11の何れか1項に記載の通電コンタクトユニット、
を備える試験システム。
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