JP2021128309A - 将棋対局評価判定装置、将棋対局評価判定方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
Description
棋譜データ取得手段、対局解析評価手段、パターン判定手段、評価判定データ蓄積手段、及び、評価判定データ出力手段を含み、
前記棋譜データ取得手段は、将棋の複数の対局の棋譜データを取得し、
前記対局解析評価手段は、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成し、
前記パターン判定手段は、予め定義されたパターンを参照して、対局毎にパターンを検出してパターン判定データを生成し、
前記評価判定データ蓄積手段は、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積し、
前記評価判定データ出力手段は、前記評価判定データ蓄積手段に蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する装置である。
棋譜データ取得工程、対局解析評価工程、パターン判定工程、評価判定データ蓄積工程、及び、評価判定データ出力工程を含み、
前記棋譜データ取得工程は、将棋の複数の対局の棋譜データを取得し、
前記対局解析評価工程は、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成し、
前記パターン判定工程は、予め定義されたパターンを参照して、対局毎にパターンを検出してパターン判定データを生成し、
前記評価判定データ蓄積工程は、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積し、
前記評価判定データ出力工程は、前記評価判定データ蓄積工程で蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する方法である。
前記棋譜データ取得手段による複数の対局の棋譜データの取得は、
前記棋譜データをテキスト形式で開き、前記テキスト形式のデータから、
対局日時、棋戦、手合割、先手後手、各指し手、持ち時間、及び、対戦結果の各情報を取得することにより実施される、
という態様であってもよい。ただし、本発明の将棋対局評価判定装置は、この態様に限定されるものではなく、例えば、前記棋譜データのファイル形式としては、kif形式(Bod形式)、ki2形式(伝統形式)、csa形式、sfen形式等が挙げられ、これらは、テキスト形式で開かれてもよいし、テキスト形式以外の形式で開かれてもよい。本発明の将棋対局評価判定装置には、前述のファイル形式の中でも、kif形式(Bod形式)、sfen形式が好適である。
前記対局解析評価手段は、指し手評価スコア生成手段、好手悪手判定手段、及び、詰め将棋判定手段の少なくとも一つの手段を含み、
前記指し手評価スコア生成手段は、対局の指し手毎に評価スコアデータを生成し、
前記好手悪手判定手段は、対局の指し手毎に好手及び悪手のいずれに該当するかを判定した好手悪手判定データを生成し、
前記詰め将棋判定手段は、詰め将棋における指し手の正解及び不正解を判定して正答率を求めた詰め将棋判定データを生成し、
前記対局評価データは、前記評価スコアデータ、前記好手悪手判定データ、及び、前記詰め将棋判定データの少なくとも一つを含む、
という態様であってもよい。
前記対局解析評価手段は、指し手候補生成手段を含み、
前記指し手候補生成手段は、対局における指し手候補を候補手として自動生成し、
前記指し手評価スコア生成手段は、対局の前記候補手毎に評価スコアデータを生成する、
という態様であってもよい。
前記パターン判定手段による前記パターンの検出は、対局毎において、戦型及び囲いの少なくとも一方の検出である、
という態様であってもよい。
前記評価判定データ出力手段は、グラフ出力手段を含み、
前記グラフ出力手段は、グラフデータを出力可能であり、
前記グラフデータは、横軸が対局の進行を示す軸であり、縦軸が評価判定データの評価判定を示す軸であり、
前記グラフ出力手段は、複数の対局の手数を一つのグラフの横軸に収まるように調整して評価判定データの評価判定結果をグラフの縦軸方向に出力可能である、
という態様であってもよい。
前記グラフ出力手段が出力するグラフデータの横軸が、対局開始から対局終了までの間を多段階の場面に分けられている、
という態様であってもよい。
前記棋譜データ取得工程における複数の対局の棋譜データの取得は、
前記棋譜データをテキスト形式で開き、前記テキスト形式のデータから、
対局日時、棋戦、手合割、先手後手、各指し手、持ち時間、及び、対戦結果の各情報を取得することにより実施される、
という態様であってもよい。ただし、本発明の将棋対局評価判定方法は、この態様に限定されるものではなく、例えば、前記棋譜データのファイル形式としては、kif形式(Bod形式)、ki2形式(伝統形式)、csa形式、sfen形式等が挙げられ、これらは、テキスト形式で開かれてもよいし、テキスト形式以外の形式で開かれてもよい。本発明の将棋対局評価判定方法には、前述のファイル形式の中でも、kif形式(Bod形式)、sfen形式が好適である。
前記対局解析評価工程は、指し手評価スコア生成工程、好手悪手判定工程、及び、詰め将棋判定工程の少なくとも一つの工程を含み、
前記指し手評価スコア生成工程は、対局の指し手毎に評価スコアデータを生成し、
前記好手悪手判定工程は、対局の指し手毎に好手及び悪手のいずれに該当するかを判定した好手悪手判定データを生成し、
前記詰め将棋判定工程は、詰め将棋における指し手の正解及び不正解を判定して正答率を求めた詰め将棋判定データを生成し、
前記対局評価データは、前記評価スコアデータ、前記好手悪手判定データ、及び、前記詰め将棋判定データの少なくとも一つを含む、
という態様であってもよい。
前記対局解析評価工程は、指し手候補生成工程を含み、
前記指し手候補生成工程は、対局における指し手候補を候補手として自動生成し、
前記指し手評価スコア生成工程は、対局の前記候補手毎に評価スコアデータを生成する、
という態様であってもよい。
前記パターン判定工程における前記パターンの検出は、対局毎において、戦型及び囲いの少なくとも一方の検出である、
という態様であってもよい。
前記評価判定データ出力工程は、グラフ出力工程を含み、
前記グラフ出力工程は、グラフデータを出力可能であり、
前記グラフデータは、横軸が対局の進行を示す軸であり、縦軸が評価判定データの評価判定結果を示す軸であり、
前記グラフ出力工程は、複数の対局の手数を一つのグラフの横軸に収まるように調整して評価判定データの評価判定結果をグラフの縦軸方向に出力可能である、
という態様であってもよい。
前記グラフ出力工程で出力するグラフデータの横軸が、対局開始から対局終了までの間を多段階の場面に分けられている、
という態様であってもよい。
図1は、本実施形態の将棋対局評価判定装置1の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、将棋対局評価判定装置1は、棋譜データ取得手段11、対局解析評価手段12、パターン判定手段13、評価判定データ蓄積手段14、及び、評価判定データ出力手段15を含む。本発明の将棋対局評価判定装置は、例えば、サーバに組み込まれていてもよい。また、本発明の将棋対局評価判定装置は、例えば、本発明のプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。
まず、棋譜データ取得手段11により、将棋の複数の対局の棋譜データを取得する(S11)。棋譜データ取得手段11による複数の対局の棋譜データの取得は、例えば、前記棋譜データをテキスト形式で開き、前記テキスト形式のデータから、対局日時、棋戦、手合割(ハンデキャップ)、先手後手、各指し手、持ち時間、及び、対戦結果の各情報を取得することにより実施されてもよい。図4に、前記テキスト形式のデータの一例を示す。図4に示すように、本例のテキスト形式のデータでは、「1手目 7六歩」のように、各指し手(駒を動かした履歴)が順番に書かれている。なお、図4には、テキスト形式のデータを例示したが、前述のとおり、本発明において、前記棋譜データは、テキスト形式以外の形式で取得されてもよい。取得した前記棋譜データは、例えば、記憶手段104に格納してもよい。
CPU101により、通信デバイス107を介して、ユーザの端末にログイン画面を表示することで、ユーザ認証を行う(S01)。ログイン画面の一例を、図5に示す。ユーザは、ID(identification、身分証明)及びPW(パスワード)を入力し、ログインボタンを押下する。なお、ID及びPWを所持していない初回利用のユーザは、新規登録ボタンを押下することで表示される新規登録画面にて登録を行う。前記登録には、従来公知の方法を用い得る。
次に、CPU101により、通信デバイス107を介して、ユーザの端末にパーソナルデータ画面を表示することで、ユーザ情報を出力する(S02)。パーソナルデータ画面の一例を、図6に示す。図6に示すように、パーソナルデータ画面には、例えば、ユーザに関する現在の会員状況及び利用期間、勝率の高い戦型等の情報を表示する。また、パーソナルデータ画面には、分析画面、設定画面、ログアウト画面等の各画面へ遷移するためのメニューボタンを表示してもよい。
次に、対局解析評価手段12により、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成する(S12)。対局解析評価手段12は、例えば、図1及び図2に示すように、指し手評価スコア生成手段12a、好手悪手判定手段12b、詰め将棋判定手段12c、及び、指し手候補生成手段12dを含んでもよい。なお、対局解析評価手段12において、指し手評価スコア生成手段12a、好手悪手判定手段12b、詰め将棋判定手段12c、及び、指し手候補生成手段12dは、任意の構成要素であり、必須ではない。また、対局解析評価手段12は、指し手評価スコア生成手段12a、好手悪手判定手段12b、及び、詰め将棋判定手段12cのいずれか一つを含んでもよいし、いずれか二つを含んでもよいし、三つ全てを含んでもよい。対局解析評価手段12は、指し手候補生成手段12dを含む場合には、指し手評価スコア生成手段12aも含む。
まず、指し手候補生成手段12dにより、対局における指し手候補を候補手として自動生成する(S12d)。前記候補手の自動生成は、例えば、既存のAI(Articicial Intelligence、人工知能)将棋ソフトウエアのエンジンを登録したShogiGUI(フリーソフトウエア、http://shogigui.siganus.com/download.htmlから入手可能)等を用いて実施してもよい。前記既存のAI将棋ソフトウエアとしては、例えば、やねうら王(ライセンス:GNU General Public License version 3(GPLv3)、URL:https://github.com/yaneurao/YaneuraOu/blob/master/README.md、配布元:磯崎元洋)、apery(ライセンス:GNU General Public License version 3、URL:
https://github.com/HiraokaTakuya/apery、配布元:HiraokaTakuya)、技巧(ライセンス:GNU General Public License version 3、URL:https://github.com/gikou-official/Gikou、配布元:出村洋介)等が挙げられ、これ以降において同様である。
次に、指し手評価スコア生成手段12aにより、対局の指し手毎及び対局の前記候補手毎に評価スコアデータを生成する(S12a)。前記評価スコアデータの生成は、例えば、既存のAI将棋ソフトウエアのエンジンを登録したShogiGUI等を用いて実施してもよい。
次に、好手悪手判定手段12bにより、対局の指し手毎に好手及び悪手のいずれに該当するかを判定した好手悪手判定データを生成する(S12b)。好手悪手判定データの生成は、例えば、既存のAI将棋ソフトウエアのエンジンを登録したShogiGUI等を用いて実施してもよい。
次に、パターン判定手段13により、予め定義されたパターンを参照して、対局毎のパターンを検出してパターン判定データを生成する(S13)。パターン判定手段13による前記パターンの検出は、対局毎において、戦型及び囲いの少なくとも一方の検出であってもよい。
次に、評価判定データ蓄積手段14により、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積する(S14)。
次に、評価判定データ出力手段15により、評価判定データ蓄積手段14に蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する(S15)。評価判定データ出力手段15は、例えば、図1及び図2に示すように、グラフ出力手段15aを含んでもよい。なお、評価判定データ出力手段15において、グラフ出力手段15aは、任意の構成要素であり、必須ではない。
本実施形態のプログラムは、実施形態1の将棋対局評価判定方法の各工程を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。また、本実施形態のプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。前記記録媒体としては、特に限定されず、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、ハードディスク(HD)、光ディスク等が挙げられる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
棋譜データ取得手段、対局解析評価手段、パターン判定手段、評価判定データ蓄積手段、及び、評価判定データ出力手段を含み、
前記棋譜データ取得手段は、将棋の複数の対局の棋譜データを取得し、
前記対局解析評価手段は、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成し、
前記パターン判定手段は、予め定義されたパターンを参照して、対局毎にパターンを検出してパターン判定データを生成し、
前記評価判定データ蓄積手段は、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積し、
前記評価判定データ出力手段は、前記評価判定データ蓄積手段に蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する、
将棋対局評価判定装置。
(付記2)
前記棋譜データ取得手段による複数の対局の棋譜データの取得は、
前記棋譜データをテキスト形式で開き、前記テキスト形式のデータから、
対局日時、棋戦、手合割、先手後手、各指し手、持ち時間、及び、対戦結果の各情報を取得することにより実施される、
付記1記載の将棋対局評価判定装置。
(付記3)
前記対局解析評価手段は、指し手評価スコア生成手段、好手悪手判定手段、及び、詰め将棋判定手段の少なくとも一つの手段を含み、
前記指し手評価スコア生成手段は、対局の指し手毎に評価スコアデータを生成し、
前記好手悪手判定手段は、対局の指し手毎に好手及び悪手のいずれに該当するかを判定した好手悪手判定データを生成し、
前記詰め将棋判定手段は、詰め将棋における指し手の正解及び不正解を判定して正答率を求めた詰め将棋判定データを生成し、
前記対局評価データは、前記評価スコアデータ、前記好手悪手判定データ、及び、前記詰め将棋判定データの少なくとも一つを含む、
付記1又は2記載の将棋対局評価判定装置。
(付記4)
前記対局解析評価手段は、指し手候補生成手段を含み、
前記指し手候補生成手段は、対局における指し手候補を候補手として自動生成し、
前記指し手評価スコア生成手段は、対局の前記候補手毎に評価スコアデータを生成する、
付記3記載の将棋対局評価判定装置。
(付記5)
前記パターン判定手段による前記パターンの検出は、対局毎において、戦型及び囲いの少なくとも一方の検出である、
付記1から4のいずれかに記載の将棋対局評価判定装置。
(付記6)
前記評価判定データ出力手段は、グラフ出力手段を含み、
前記グラフ出力手段は、グラフデータを出力可能であり、
前記グラフデータは、横軸が対局の進行を示す軸であり、縦軸が評価判定データの評価判定結果を示す軸であり、
前記グラフ出力手段は、複数の対局の手数を一つのグラフの横軸に収まるように調整して評価判定データの評価判定結果をグラフの縦軸方向に出力可能である、
付記1から5のいずれかに記載の将棋対局評価判定装置。
(付記7)
前記グラフ出力手段が出力するグラフデータの横軸が、対局開始から対局終了までの間を多段階の場面に分けられている、
付記6記載の将棋対局評価判定装置。
(付記8)
棋譜データ取得工程、対局解析評価工程、パターン判定工程、評価判定データ蓄積工程、及び、評価判定データ出力工程を含み、
前記棋譜データ取得工程は、将棋の複数の対局の棋譜データを取得し、
前記対局解析評価工程は、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成し、
前記パターン判定工程は、予め定義されたパターンを参照して、対局毎にパターンを検出してパターン判定データを生成し、
前記評価判定データ蓄積工程は、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積し、
前記評価判定データ出力工程は、前記評価判定データ蓄積工程で蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する、
将棋対局評価判定方法。
(付記9)
前記棋譜データ取得工程における複数の対局の棋譜データの取得は、
前記棋譜データをテキスト形式で開き、前記テキスト形式のデータから、
対局日時、棋戦、手合割、先手後手、各指し手、持ち時間、及び、対戦結果の各情報を取得することにより実施される、
付記8記載の将棋対局評価判定方法。
(付記10)
前記対局解析評価工程は、指し手評価スコア生成工程、好手悪手判定工程、及び、詰め将棋判定工程の少なくとも一つの工程を含み、
前記指し手評価スコア生成工程は、対局の指し手毎に評価スコアデータを生成し、
前記好手悪手判定工程は、対局の指し手毎に好手及び悪手のいずれに該当するかを判定した好手悪手判定データを生成し、
前記詰め将棋判定工程は、詰め将棋における指し手の正解及び不正解を判定して正答率を求めた詰め将棋判定データを生成し、
前記対局評価データは、前記評価スコアデータ、前記好手悪手判定データ、及び、前記詰め将棋判定データの少なくとも一つを含む、
付記8又は9記載の将棋対局評価判定方法。
(付記11)
前記対局解析評価工程は、指し手候補生成工程を含み、
前記指し手候補生成工程は、対局における指し手候補を候補手として自動生成し、
前記指し手評価スコア生成工程は、対局の前記候補手毎に評価スコアデータを生成する、
付記10記載の将棋対局評価判定方法。
(付記12)
前記パターン判定工程における前記パターンの検出は、対局毎において、戦型及び囲いの少なくとも一方の検出である、
付記8から11のいずれかに記載の将棋対局評価判定方法。
(付記13)
前記評価判定データ出力工程は、グラフ出力工程を含み、
前記グラフ出力工程は、グラフデータを出力可能であり、
前記グラフデータは、横軸が対局の進行を示す軸であり、縦軸が評価判定データの評価判定結果を示す軸であり、
前記グラフ出力工程は、複数の対局の手数を一つのグラフの横軸に収まるように調整して評価判定データの評価判定結果をグラフの縦軸方向に出力可能である、
付記8から12のいずれかに記載の将棋対局評価判定方法。
(付記14)
前記グラフ出力工程で出力するグラフデータの横軸が、対局開始から対局終了までの間を多段階の場面に分けられている、
付記13記載の将棋対局評価判定方法。
(付記15)
付記8から14のいずれかに記載の将棋対局評価判定方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
(付記16)
付記15記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
11 棋譜データ取得手段
12 対局解析評価手段
12a 指し手評価スコア生成手段
12b 好手悪手判定手段
12c 詰め将棋判定手段
12d 指し手候補生成手段
13 パターン判定手段
14 評価判定データ蓄積手段
15 評価判定データ出力手段
15a グラフ出力手段
Claims (10)
- 棋譜データ取得手段、対局解析評価手段、パターン判定手段、評価判定データ蓄積手段、及び、評価判定データ出力手段を含み、
前記棋譜データ取得手段は、将棋の複数の対局の棋譜データを取得し、
前記対局解析評価手段は、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成し、
前記パターン判定手段は、予め定義されたパターンを参照して、対局毎にパターンを検出してパターン判定データを生成し、
前記評価判定データ蓄積手段は、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積し、
前記評価判定データ出力手段は、前記評価判定データ蓄積手段に蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する、
将棋対局評価判定装置。 - 前記棋譜データ取得手段による複数の対局の棋譜データの取得は、
前記棋譜データをテキスト形式で開き、前記テキスト形式のデータから、
対局日時、棋戦、手合割、先手後手、各指し手、持ち時間、及び、対戦結果の各情報を取得することにより実施される、
請求項1記載の将棋対局評価判定装置。 - 前記対局解析評価手段は、指し手評価スコア生成手段、好手悪手判定手段、及び、詰め将棋判定手段の少なくとも一つの手段を含み、
前記指し手評価スコア生成手段は、対局の指し手毎に評価スコアデータを生成し、
前記好手悪手判定手段は、対局の指し手毎に好手及び悪手のいずれに該当するかを判定した好手悪手判定データを生成し、
前記詰め将棋判定手段は、詰め将棋における指し手の正解及び不正解を判定して正答率を求めた詰め将棋判定データを生成し、
前記対局評価データは、前記評価スコアデータ、前記好手悪手判定データ、及び、前記詰め将棋判定データの少なくとも一つを含む、
請求項1又は2記載の将棋対局評価判定装置。 - 前記対局解析評価手段は、指し手候補生成手段を含み、
前記指し手候補生成手段は、対局における指し手候補を候補手として自動生成し、
前記指し手評価スコア生成手段は、対局の前記候補手毎に評価スコアデータを生成する、
請求項3記載の将棋対局評価判定装置。 - 前記パターン判定手段による前記パターンの検出は、対局毎において、戦型及び囲いの少なくとも一方の検出である、
請求項1から4のいずれか一項に記載の将棋対局評価判定装置。 - 前記評価判定データ出力手段は、グラフ出力手段を含み、
前記グラフ出力手段は、グラフデータを出力可能であり、
前記グラフデータは、横軸が対局の進行を示す軸であり、縦軸が評価判定データの評価判定結果を示す軸であり、
前記グラフ出力手段は、複数の対局の手数を一つのグラフの横軸に収まるように調整して評価判定データの評価判定結果をグラフの縦軸方向に出力可能である、
請求項1から5のいずれか一項に記載の将棋対局評価判定装置。 - 前記グラフ出力手段が出力するグラフデータの横軸が、対局開始から対局終了までの間を多段階の場面に分けられている、
請求項6記載の将棋対局評価判定装置。 - 棋譜データ取得工程、対局解析評価工程、パターン判定工程、評価判定データ蓄積工程、及び、評価判定データ出力工程を含み、
前記棋譜データ取得工程は、将棋の複数の対局の棋譜データを取得し、
前記対局解析評価工程は、前記棋譜データを基に、対局毎の対局結果を解析して対局評価データを生成し、
前記パターン判定工程は、予め定義されたパターンを参照して、対局毎にパターンを検出してパターン判定データを生成し、
前記評価判定データ蓄積工程は、前記対局評価データ及び前記パターン判定データを対局毎に蓄積し、
前記評価判定データ出力工程は、前記評価判定データ蓄積工程で蓄積された前記対局評価データ及び前記パターン判定データを基に統計処理して評価判定データを生成して出力する、
将棋対局評価判定方法。 - 請求項8記載の将棋対局評価判定方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項9記載のプログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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