JP2021124267A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動体が移動した際の衝撃による移動体に対する網体の移動を抑制できる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器は、マイクロ波供給部と、引出部2と、金属製の網体300とを備える。マイクロ波供給部は、加熱調理室にマイクロ波を供給する。引出部2は、加熱調理室に対して引出可能である。網体300は、被加熱物を載置する。引出部2は、金属製の移動体23と、非金属製の係合部400とを有する。移動体23は、加熱調理室内の収容位置と、加熱調理室外の引出位置との間で移動する。係合部400は、移動体23に配置される。移動体23が引出位置に移動した状態で、網体300が係合部400に係合可能である。【選択図】図5
Description
本発明は、加熱調理器に関する。
特許文献1には、加熱調理器が開示されている。特許文献1に記載された加熱調理器は、加熱庫と、受皿と、レールユニットと、焼網と、ダンパとを備える。レールユニットは、加熱庫に対して受皿を出し入れする。ダンパは、引込み時の衝撃を緩和する。受皿は、焼網を載置する。焼網は、被調理物を載置する。
しかしながら、特許文献1に記載された加熱調理器では、受皿のような移動体に対して焼網のような網体が規定範囲を超えて移動することがあった。特に、マイクロ波によって被調理物を加熱する場合、網体が規定範囲を超えて移動すると、網体と他の金属部材との間の距離が小さくなった。その結果、網体と他の金属部材との間で放電が発生することがあった。
本発明は、上記課題に鑑み、移動体が移動した際の衝撃による移動体に対する網体の移動を抑制できる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の一局面によれば、加熱調理器は、マイクロ波供給部と、引出部と、金属製の網体とを備える。前記マイクロ波供給部は、加熱調理室にマイクロ波を供給する。前記引出部は、前記加熱調理室に対して引出可能である。前記網体は、被加熱物を載置する。前記引出部は、金属製の移動体と、非金属製の係合部とを有する。前記移動体は、前記加熱調理室内の収容位置と、前記加熱調理室外の引出位置との間で移動する。前記係合部は、前記移動体に配置される。前記移動体が前記引出位置に移動した状態で、前記網体が前記係合部に係合可能である。
本発明の加熱調理器によれば、移動体が移動した際の衝撃による移動体に対する網体の移動を抑制できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る引出し式加熱調理器の実施形態について説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1〜図3を参照して、本実施形態に係る引出し式加熱調理器100について説明する。図1は、引出し式加熱調理器100を示す斜視図である。図2は、引出し式加熱調理器100を示す右側面図である。図3は、引出し式加熱調理器100を示す上面図である。詳しくは、図1〜図3は、引出体2を引出した状態の引出し式加熱調理器100を示す。また、図1は、引出し式加熱調理器100を右斜め前の上方から観た外観を示す。引出し式加熱調理器100は、加熱調理器の一例である。
引出し式加熱調理器100は、被加熱物Hを加熱調理する。被加熱物Hは、例えば、食品である。図1に示すように、引出し式加熱調理器100は、加熱庫1と、引出体2と、操作パネル3と、制御部5と、記憶部6とを備える。引出体2は、引出部の一例である。
本実施形態では、引出し式加熱調理器100の操作パネル3が配置される側を引出し式加熱調理器100の前側とし、その反対側(背面側)を引出し式加熱調理器100の後側と規定する。また、引出し式加熱調理器100を前側から視たときの右側を引出し式加熱調理器100の右側とし、その反対側を引出し式加熱調理器100の左側と規定する。また、引出し式加熱調理器100の前後方向及び左右方向と直交する方向において、操作パネル3が配置される側を引出し式加熱調理器100の上側とし、その反対側(底側)を引出し式加熱調理器100の下側と規定する。なお、これらの向きは、本発明の引出し式加熱調理器100の使用時の向きを限定するものではない。
図1〜図3に示すように、加熱庫1は、箱状部材である。具体的には、加熱庫1は、右外壁1G、左外壁1H、天外壁1J、底外壁1F、及び奥外壁1Kを有する。そして、加熱庫1は、その内部に加熱調理室100Aを有する。
加熱調理室100Aは、被加熱物Hを収容する収容空間120を有する。収容空間120は、被加熱物Hが収容可能な空間として予め定められた容積を有する。加熱調理室100Aは、右壁1A、左壁1B、天壁1C、底壁1D、及び奥壁1Eを更に有する。加熱調理室100Aの形状は、例えば、略直方体である。右壁1A、左壁1B、天壁1C、底壁1D、及び奥壁1Eの材質は、例えば、金属である。加熱調理室100Aは、加熱調理室100A外と連通する開口部100Bを更に有する。詳細には、加熱調理室100Aの前側は、被加熱物Hを出し入れするために開口されている。
加熱庫1は、底壁1Dと底外壁1Fとの間に空間を更に有する。加熱庫1は、右壁1Aと右外壁1Gとの間に空間を更に有する。加熱庫1は、左壁1Bと左外壁1Hとの間に空間を更に有する。加熱庫1は、天壁1Cと天外壁1Jとの間に空間を更に有する。加熱庫1は、奥壁1Eと奥外壁1Kとの間に空間を更に有する。
操作パネル3は、操作部と、表示部とを有する。操作部は、ユーザーからの操作を受け付ける。操作部は、各種のキーを含む。表示部は、各種の情報を表示する。表示部は、液晶パネルを含む。操作パネル3は、加熱庫1の前面の上部に位置する。
記憶部6は、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)によって構成される。記憶部6は、引出し式加熱調理器100の各部の動作を制御するための制御プログラムを記憶する。記憶部6は、操作パネル3が操作されて入力された設定情報を記憶する。
制御部5は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含むハードウェア回路である。制御部5は、記憶部6に格納された制御プログラムを実行する。
続けて、図1〜図4を参照して、本実施形態に係る引出体2について説明する。図4は、引出体2を示す分解斜視図である。図1〜図4に示すように、引出体2は、第1方向D1に沿って加熱調理室100A外に引出される。第1方向D1は、後側から前側に向かう方向に沿っている。
詳細には、引出体2は、加熱庫1に対して引出し可能で、かつ引込み可能である。具体的には、引出体2は、扉部21と、載置部22と、支持部23とを有する。支持部23は、移動体の一例である。
扉部21は、加熱調理室100Aの前側の開口部100Bを開閉可能である。扉部21は、略矩形の板状部材である。扉部21は、前面21A及び後面21Bを有する。扉部21は、引出体2が加熱調理室100Aから引出された状態において、加熱調理室100Aの前側の開口部100Bを開いている。扉部21は、引出体2が加熱調理室100Aに引込まれた状態において、加熱調理室100Aの前側の開口部100Bを閉じている。なお、引出体2が加熱調理室100Aに引込まれた状態において、天壁1Cと底壁1Dとの間の距離は、奥壁1Eと後面21Bとの間の距離より短い。
載置部22は、被加熱物Hを載置可能である。載置部22は、例えば、セラミックス製、ガラス製又は合成樹脂製の板状部材であり、セラミックス製又はガラス製の板状部材であることが好ましい。その結果、載置部22は、マイクロ波を透過する。
支持部23は、扉部21の後面21Bに固定され、載置部22が水平に維持されるように、載置部22の周縁部を支持する。具体的には、支持部23は、底板部23Aと、奥板部23Bと、右側板部23Cと、左側板部23Dと、一対のローラー23Eとを有する。支持部23の材料は、例えば、金属である。
底板部23Aは、矩形状の開口部23A1を有する。矩形状の開口部23A1は、底板部23Aの略中央部に位置する。
奥板部23Bと右側板部23Cと左側板部23Dとは、底板部23Aの周縁部から上側に立設されている。載置部22は、扉部21と奥板部23Bと右側板部23Cと左側板部23Dとの間に嵌合する。そして、載置部22の周縁部は、底板部23Aの周縁部の上面に固定される。
一対のローラー23Eは、引出体2の移動に伴って回転する。具体的には、一対のローラー23Eは、右側ローラー23E1及び左側ローラー23E2を有する。そして、右側ローラー23E1は、右側板部23Cの後側の端部に取り付けられている。左側ローラー23E2は、左側板部23Dの後側の端部に取り付けられている。
そして、引出体2が引出されることにより、載置部22及び支持部23は加熱調理室100A内から外へ引出される。引出体2が引込まれた状態において、載置部22及び支持部23は加熱調理室100A内に収容される。すなわち、支持部23は、加熱調理室100A内の収容位置と、加熱調理室100A外の引出位置との間で移動する。
また、引出体2は、一対のスライド部材24と、支持部材25とを更に有する。
更に、一対のスライド部材24は、前後方向に延びており、引出体2の移動方向を定める。一対のスライド部材24は、扉部21の後面21Bに固定されている。
具体的には、一対のスライド部材24は、右側スライド部材241と、左側スライド部材242とを有する。右側スライド部材241及び左側スライド部材242の各々は、例えば、前後方向を長手方向とする部材である。右側スライド部材241と、左側スライド部材242とは、左右方向において対向する。右側スライド部材241の一端部は、扉部21の後面21Bの右側の縁部に取り付けられている。左側スライド部材242の一端部は、扉部21の後面21Bの左側の縁部に取り付けられている。
一方、加熱庫1は、右側スライドレール11と、左側スライドレール12とを更に有する。右側スライドレール11は、右壁1Aと右外壁1Gとの間の空間内で固定されている。左側スライドレール12は、左壁1Bと左外壁1Hとの間の空間内で固定されている。右側スライドレール11及び左側スライドレール12の各々は、前後方向を長手方向とする部材である。右側スライド部材241は、右側スライドレール11にスライド可能に支持される。左側スライド部材242は、左側スライドレール12にスライド可能に支持される。
支持部材25は、扉部21を支持する。詳細には、支持部材25は、第1方向D1に延びており、引出体2の移動方向を定める。支持部材25の一端部は、扉部21の後面21Bの左右方向の中央部で、かつ載置部22よりも下側に取り付けられている。支持部材25は、例えば、前後方向を長手方向とする板状部材である。支持部材25は、ラック部を有する。ラック部は複数の歯を有する。支持部材25は、1個の板状部材であってもよく、複数の板状部材であってもよい。
一方、図2に示すように、加熱庫1は、駆動機構4を更に有する。駆動機構4は、支持部材25を駆動する。そして、駆動機構4は、加熱調理室100Aの下方に位置する。具体的には、駆動機構4は、底壁1Dと底外壁1Fとの間の空間内に収容されている。駆動機構4は、例えば、駆動モーター41と、ピニオンと、駆動レール42とを有する。駆動レール42は、底壁1Dと底外壁1Fとの間の空間内で固定されている。駆動レール42は、前後方向を長手方向とする部材である。支持部材25は、駆動レール42にスライド可能に支持される。ピニオンは、駆動モーター41の先端部に取り付けられている。ピニオンは、支持部材25のラック部と噛み合う。そして、ピニオンが回転することにより、支持部材25が前後方向に移動する。その結果、引出体2は収容位置と引出位置との間で移動する。なお、駆動機構4は、支持部材25と右側スライド部材241と左側スライド部材242との内の少なくともいずれか一方を駆動してもよい。そして、右側スライド部材241と左側スライド部材242とを駆動する場合、駆動機構4は、加熱調理室100Aの側方に位置してもよい。
図5及び図6を参照して、網体300について詳細に説明する。図5は、複数の網体300及び支持部23を示す斜視図である。図6は、図5に示す網体300及び支持部23を示す一部拡大図である。引出し式加熱調理器100は、網体300を更に備える。詳細には、引出し式加熱調理器100は、少なくとも1個の網体300を更に備える。具体的には、少なくとも1個の網体300は、第1網体310と、第2網体320とを含む。
図5及び図6に示すように、支持部23は、複数の係合部400を更に有する。複数の係合部400の各々は、支持部23に配置される。具体的には、複数の係合部400は、複数の第1係合部410と、複数の第2係合部420とを含む。
複数の第1係合部410は、例えば、4個の第1係合部410を含む。4個の第1係合部410の各々は、例えば、略L字状のフックである。また、4個の第1係合部410の各々の材料は、非金属製であり、例えば耐熱性を有する合成樹脂である。そして、4個の第1係合部410のうちの2個の第1係合部410は、右側板部23Cに取付けられている。4個の第1係合部410のうちの残りの2個の第1係合部410は、左側板部23Dに取付けられている。
複数の第2係合部420は、例えば、4個の第2係合部420を含む。4個の第2係合部420の各々は、例えば、略L字状のフックである。また、4個の第2係合部420の各々の材料は、非金属製であり、例えば耐熱性を有する合成樹脂である。そして、4個の第2係合部420のうちの2個の第2係合部420は、右側板部23Cに取付けられている。4個の第2係合部420のうちの残りの2個の第2係合部420は、左側板部23Dに取付けられている。詳細には、第2係合部420は、第1係合部410の上方で支持部23に配置される。
続けて図7を参照して、第1網体310について詳細に説明する。図7は、第1網体310を示す斜視図である。
図7に示すように、第1網体310は、枠部311と、載置部312とを有する。枠部311の形状は、例えば、略四角環形状である。具体的には、枠部311は、前側金属棒311a、後側金属棒311b、右側金属棒311c及び左側金属棒311dを有する。右側金属棒311c及び左側金属棒311dの各々は、第1高部311Aと、低部311Bと、第2高部311Cとを有する。第1高部311Aと低部311Bと第2高部311Cとは、網体規制部の一例である。低部311Bは、第1高部311Aと第2高部311Cとの間に配置される。第1高部311Aと第2高部311Cとの各々の高さは、前側金属棒311aと後側金属棒311bとの各々の高さと同じである。また、低部311Bの高さは、第1高部311Aと第2高部311Cとの各々の高さより低い。
載置部312は、複数の金属棒からなる。複数の金属棒の各々は、第1方向D1に沿って延びている。具体的には、複数の金属棒の一端の各々は、前側金属棒311aと連結され、複数の金属棒の他端の各々は、後側金属棒311bと連結される。また、複数の金属棒は、第2方向D2において隣接する金属棒同士が所定間隔を空くように配置されている。第2方向D2は、第1方向D1と交差する。第2方向D2は、左側から右側に向かう方向に沿っている。複数の金属棒には、被加熱物Hが載置される。
続けて図8を参照して、第2網体320について詳細に説明する。図8は、第2網体320を示す斜視図である。
図8に示すように、第2網体320は、枠部321と、載置部322とを有する。枠部321の形状は、例えば、略四角環形状である。具体的には、枠部311は、前側金属棒321a、後側金属棒321b、右側金属棒321c及び左側金属棒321dを有する。右側金属棒321c及び左側金属棒321dの各々は、第1高部321Aと、低部321Bと、第2高部321Cとを有する。第1高部321Aと低部321Bと第2高部321Cとは、網体規制部の一例である。低部321Bは、第1高部321Aと第2高部321Cとの間に配置される。第1高部321Aと第2高部321Cとの各々の高さは、前側金属棒321aと後側金属棒321bとの各々の高さより低い。また、低部321Bの高さは、第1高部321Aと第2高部321Cとの各々の高さより低い。
載置部322は、複数の金属棒からなる。複数の金属棒の各々は、第1方向D1に沿って延びている。具体的には、複数の金属棒の一端の各々は、前側金属棒321aと連結され、複数の金属棒の他端の各々は、後側金属棒321bと連結される。また、複数の金属棒は、第2方向D2において隣接する金属棒同士が所定間隔を空くように配置されている。複数の金属棒には、被加熱物Hが載置される。
続けて図9を参照して、網体300の使用方法について説明する。図9は、網体300を示す上面図である。図9に示すように、取付時には、まず、使用者は引出体2を引出位置に移動させる。すなわち、支持部23が引出位置に移動した状態となる。
使用者は、第1網体310を複数の第1係合部410に係合する。換言すれば、支持部23が引出位置に移動した状態で、第1網体310が複数の第1係合部410に係合可能である。詳細には、第1網体310は、支持部23に対する第2係合部420の位置に対応する凹部313を更に有する。具体的には、第1網体310の四隅の各々には、凹部313が配置されている。その結果、使用者は第1網体310を複数の第1係合部410に上方から係合できる。また、取付時に水平方向への動きが含まれないので、載置部312から被加熱物Hの脱落を抑制できる。更に、第1網体310が凹部313を有するため、載置部312の面積、つまり被加熱物Hを載置できる面積を大きくできる。更に詳細には、第1高部311A及び第2高部311Cの各々が第1係合部410に係合されるとともに、低部311Bが第1係合部410と第1係合部410との間に配置される。その結果、第1高部311Aと低部311Bと第2高部311Cとは、支持部23に対する第1網体310の移動を規制する。
次に、使用者は、第2網体320を複数の第2係合部420に係合する。換言すれば、支持部23が引出位置に移動した状態で、第2網体320が複数の第2係合部420に係合可能である。使用者は第2網体320を複数の第2係合部420に上方から係合する。その結果、第2網体320は、第1網体310の上方で支持部23に配置される。また、取付時に水平方向への動きが含まれないので、載置部322から被加熱物Hの脱落を抑制できる。更に詳細には、第1高部321A及び第2高部321Cの各々が第2係合部420に係合されるとともに、低部321Bが第2係合部420と第2係合部420との間に配置される。その結果、第1高部321Aと低部321Bと第2高部321Cとは、支持部23に対する第2網体320の移動を規制する。
取外時には、まず、使用者は、引出体2を引出位置に移動させる。すなわち、支持部23が引出位置に移動した状態となる。使用者は、第2網体320を複数の第2係合部420から取外す。具体的には、使用者は第2網体320を複数の第2係合部420から上方に向かって取外す。その結果、取外時に水平方向への動きが含まれないので、載置部322から被加熱物Hの脱落を抑制できる。
次に、使用者は、第1網体310を複数の第1係合部410から取外す。具体的には、第1網体310が凹部313を有するため、使用者は第1網体310を複数の第1係合部410から上方に向かって取外すことができる。その結果、取外時に水平方向への動きが含まれないので、載置部312から被加熱物Hの脱落を抑制できる。
次に、図10を参照して、加熱庫1について更に説明する。図10は、加熱庫1の概略断面を示す図である。詳しくは、図10は、第2方向D2に直交する面で切断した加熱庫1を示す断面図である。
図10に示すように、引出し式加熱調理器100は、マイクロ波供給部15と、仕切り部材15Bとを更に備える。マイクロ波供給部15は、マイクロ波を加熱調理室100A内に供給する。
マイクロ波供給部15は、底壁1Dを介して加熱調理室100Aの外側に位置する。マイクロ波供給部15は、放射室15Aと、マグネトロン151と、導波管152と、回転アンテナ153と、アンテナモーター154とを有する。マグネトロン151はマイクロ波を発生する。導波管152は、マグネトロン151で発生したマイクロ波を放射室15Aに伝播する。
放射室15Aは、放射口15Cを有する。放射口15Cの形状は、例えば、正方形である。そして、放射口15Cは、加熱調理室100Aの下方に位置する。具体的には、放射口15Cは、底壁1Dの略中央部に位置する。回転アンテナ153は、放射室15A内に収容されている。アンテナモーター154は、回転アンテナ153を駆動する。回転アンテナ153は、マイクロ波を撹拌し、放射口15Cを通して加熱調理室100A内にマイクロ波を供給する。
仕切り部材15Bは放射口15Cを覆う。仕切り部材15Bは、放射口15Cを覆うことができる形状であればよい。仕切り部材15Bは、板状部材であることが好ましい。また、鉛直方向から視た場合に、仕切り部材15Bの形状は、例えば、正方形である。
仕切り部材15Bの材質は、セラミックス又はガラスを含む。その結果、仕切り部材15Bの材質がセラミックス又はガラスを含むことで、仕切り部材15Bは、マイクロ波を透過する。一方、放射室15A及び導波管152の材質は、金属を含む。
以上、図1から図10を参照して説明したように、本実施形態1によれば、網体300は、係合部400に係合される。従って、引出体2が移動した際の衝撃による引出体2に対する網体300の移動を抑制できる。その結果、網体300と引出体2との間の距離が小さくなりすぎることを抑制できる。よって、網体300と引出体2との間で放電が発生することを抑制できる。
更に、第1網体310と第2網体320とを含むことが好ましい。大型化させずに多量の被加熱物H1、H2を加熱できる。また、第1網体310は第1係合部410に係合され、第2網体320は第2係合部420に係合される。従って、引出体2が移動した際の衝撃による引出体2に対する第1網体310の移動を抑制できる。また、引出体2が移動した際の衝撃による引出体2に対する第2網体320の移動を抑制できる。よって、第1網体310と引出体2との間で放電が発生することを抑制できる。また、第2網体320と引出体2との間で放電が発生することを抑制できる。更に、第1網体310と第2網体320との間で放電が発生することを抑制できる。
そして、第1高部311Aと低部311Bと第2高部311Cとは、支持部23に対する第1網体310の移動を規制する。また、第1高部321Aと低部321Bと第2高部321Cとは、支持部23に対する第2網体320の移動を規制する。従って、第1網体310及び第2網体320を支持部23の規定位置に常に配置できる。その結果、第1網体310と引出体2との間で放電が発生することを、より抑制できる。また、第2網体320と引出体2との間で放電が発生することを、より抑制できる。更に、第1網体310と第2網体320との間で放電が発生することを、より抑制できる。
更に詳細には、図5及び図7に示すように、載置部312において、複数の金属棒のうち、第2方向D2の一方の金属棒312Aと、第2方向D2の他方の金属棒312Bとが互いに向かうように湾曲する。具体的には、載置部312において、複数の金属棒のうち、最も第2方向D2と反対側に位置する金属棒312Aと、最も第2方向D2側に位置する金属棒312Bとが互いに向かうように湾曲する。従って、多量の被加熱物H1、H2を加熱できる。また、使用者は金属棒312Aと左側板部23Dとの間に、手袋を装着した一方の手を挿入しやすく、金属棒312Bと右側板部23Cとの間に、手袋を装着した他方の手を挿入しやすい。その結果、使用者は支持部23から第1網体310を容易に取り外せる。
更に詳細には、図5及び図8に示すように、載置部322において、複数の金属棒のうち、第2方向D2の一方の金属棒322Aと、第2方向D2の他方の金属棒322Bとが互いに向かうように湾曲する。具体的には、載置部322において、複数の金属棒のうち、最も第2方向D2と反対側に位置する金属棒322Aと、最も第2方向D2側に位置する金属棒322Bとが互いに向かうように湾曲する。従って、使用者は、手袋を装着した一方の手で金属棒322Aを把持でき、手袋を装着した他方の手で金属棒322Aを把持できる。その結果、使用者は支持部23から第2網体320を容易に取り外せる。
更に詳細には、第1網体310は、被加熱物規制部312Cを更に有する。被加熱物規制部312Cは、第1網体310に対する被加熱物H1の移動を規制する。被加熱物規制部312Cは、載置部312の中央に配置される。具体的には、被加熱物規制部312Cは、下方に凹んだ凹部である。更に詳細には、載置部322において、複数の金属棒のうち、最も第2方向D2と反対側に位置する金属棒322A、金属棒322Aの隣の金属棒、最も第2方向D2側に位置する金属棒322B、及び、金属棒322Bの隣の金属棒以外の金属棒が、下方に湾曲する。従って、引出体2が移動した際の衝撃によって、被加熱物H1が第1網体310から落下することを更に抑制できる。また、載置部312の複数の金属棒の各々が、湾曲部分を有するため、金属棒の線材の補強やたわみの防止の効果を得ることができる。
また、図10に示すように、引出し式加熱調理器100は、グリル部16を更に備える。具体的には、グリル部16は、ヒーター161と、通電部とを有する。ヒーター161は、加熱調理室100A内に位置して、被加熱物Hを加熱する。具体的には、ヒーター161は、加熱調理室100A内の上部に位置する。ヒーター161は、鉛直方向から視た場合、略U字状である。本実施形態では、3つのグリル部16が配置されている。ヒーター161は、例えば、シーズヒーターである。通電部は、加熱調理室100Aの外側に位置する。通電部はヒーター161に通電する。通電されたヒーター161は、発熱する。
本発明の引出し式加熱調理器100によれば、加熱調理室100A内の上部にヒーター161を備え、加熱調理室100Aの下方にマイクロ波供給部15を備える。従って、ヒーター161で発生した熱を、被加熱物Hの上面に伝導することによって、被加熱物H1、H2の上面を効率よく加熱できる。また、被加熱物Hにマイクロ波を照射することをヒーター161は阻害しない。
続けて、図10及び図11を参照して、送風部13について更に説明する。図11は、第1方向D1に直交する面で切断した加熱庫1を示す断面図である。図11に示すように、引出し式加熱調理器100は、送風部13を更に備える。送風部13は、加熱調理室100A内に熱風を供給する。
具体的には、送風部13は、吸込孔部13Dと、複数の吹出孔部13Cと、仕切り部材13Bとを有する。吸込孔部13Dは、収容空間120に対して第1方向D1と反対側に位置する。複数の吹出孔部13Cの各々は、収容空間120に対して第1方向D1と反対側に位置する。詳細には、送風部13は、奥壁1Eを介して加熱調理室100Aの後方に位置する。吸込孔部13Dは、収容空間120に対して後方に位置する。複数の吹出孔部13Cの各々は、収容空間120に対して後方に位置する。
送風部13は、吸込孔部13Dを通して加熱調理室100A内の熱風を吸込むとともに、複数の吹出孔部13Cを通して熱風を加熱調理室100A内に吹出す。更に詳細には、送風部13は、加熱調理室100A内の中央部から熱風を吸込むとともに、熱風を加熱調理室100A内の周縁部に吹出す。その結果、送風部13の駆動によって加熱調理室100A内の全体を加熱できる。
更に詳細には、送風部13は、送風室13Aと、ヒーター131と、遠心ファン132と、駆動部133とを更に有する。送風室13Aは、例えば、箱状部材である。遠心ファン132は、複数の羽根を有する。
ヒーター131及び遠心ファン132は、送風室13A内に収容されている。ヒーター131は、送風室13A内の空気を加熱して、熱風を生成する。具体的には、ヒーター131の形状は、前側から後側に視た場合、円環である。そして、ヒーター131は、遠心ファン132の外周に沿って配置されている。
駆動部133は、送風室13Aの外側に位置する。駆動部133は、ヒーター131に通電するとともに、遠心ファン132を駆動する。駆動部133は、例えば、モーター及び通電部を含む。
仕切り部材13Bは、収容空間120の後方に位置する。具体的には、仕切り部材13Bは、送風室13Aと加熱調理室100Aとの間に位置する。仕切り部材13Bは、例えば、金属製の板状部材である。仕切り部材13Bの形状は、例えば、前側から後側に視た場合、長方形である。仕切り部材13Bは、奥壁1Eの略全面に配置される。吸込孔部13D及び複数の吹出孔部13Cは、仕切り部材13Bに配置される。従って、吸込孔部13D及び吹出孔部13Cを、収容空間120の後方に容易に配置できる。
詳細には、吸込孔部13Dは、例えば、複数のパンチ孔の集合体である。同様に、吹出孔部13Cも、例えば、複数のパンチ孔の集合体である。パンチ孔は、例えば、円形である。吸込孔部13D及び吹出孔部13Cの各々のパンチ孔の直径は、例えば、3.4mmである。よって、吸込孔部13D及び吹出孔部13Cの大きさは小さい。その結果、加熱調理室100A内の清掃の際に、吸込孔部13D及び吹出孔部13Cの各々に工具等がひっかかることを抑制できる。
更に詳細には、吹出孔部13Cは、仕切り部材13Bの外周に沿って配置される。具体的には、吸込孔部13Dは、仕切り部材13Bの中央部に位置する。また、吹出孔部13Cは、周縁吹出孔13C1を含む。
周縁吹出孔13C1は、奥壁1Eの縁に沿う周縁部に位置する。周縁吹出孔13C1は、加熱調理室100A内の温度を均一にするために形成されている。
ここで、熱風の流れについて詳細に説明する。まず、送風部13は、遠心ファン132によって、吸込孔部13Dを通して加熱調理室100A内の熱風を送風室13A内に吸込む。送風室13A内に吸込まれた熱風は、ヒーター131によって加熱される。送風部13は、遠心ファン132によって、吹出孔部13Cを通して送風室13A内の熱風を加熱調理室100A内に吹出す。加熱調理室100A内に周縁吹出孔13C1から吹出された熱風は、主として、右壁1A及び左壁1Bに沿って、前方に向かって移動する。その後、扉部21の後面21Bに到達した熱風は、移動方向を反転して、後方に向かって移動する。そして、被加熱物H1、H2に到達した熱風は、被加熱物H1、H2に沿って、後方に向かって移動する。後方に向かって移動する熱風は、加熱調理室100A内を移動する。その後、熱風F2は、吸込孔部13Dから送風室13A内に再度吸込まれる。このようにして、送風部13は、送風室13A内と加熱調理室100A内との間で熱風を循環させる。
以上のように、引出し式加熱調理器100によれば、吹出孔部13Cは、周縁吹出孔13C1を含む。従って、網体300に載置された被加熱物H1、H2を、より均一に加熱できる。
図12を参照して、引出し式加熱調理器100の構成について詳細に説明する。図12は、引出し式加熱調理器100の構成を示すブロック図である。本実施形態では、引出し式加熱調理器100は、加熱調理モードとして、「レンジ加熱モード」、「熱風循環加熱モード」及び「グリル加熱モード」を有する。「レンジ加熱モード」は、主として、加熱調理室100A内にマイクロ波を放射することによって、被加熱物H1、H2を加熱調理するモードである。「グリル加熱モード」は、主として、ヒーター161が発生させた熱を、被加熱物H1、H2に伝導することによって、被加熱物H1、H2を加熱調理するモードである。「熱風循環加熱モード」は、主として、加熱調理室100A内の全体に熱風を循環させて加熱調理室100A内の温度の均一化を図ることによって、被加熱物H1、H2を加熱調理するモードである。
制御部5は、記憶部6に格納された制御プログラムを実行することにより、駆動部133、マグネトロン151、アンテナモーター154、通電部、駆動モーター41、操作パネル3、駆動部133及び記憶部6を制御する。
詳細には、制御部5は、マイクロ波供給部15の駆動、送風部13の駆動、及び、グリル部16の駆動を制御する。例えば、「レンジ加熱モード」が選択された場合には、制御部5はマグネトロン151及びアンテナモーター154を駆動する。また、「グリル加熱モード」が選択された場合には、制御部5は通電部に通電する。更に、「熱風循環加熱モード」が選択された場合には、制御部5は駆動部133を駆動する。駆動部133は、ヒーター131に通電するとともに、遠心ファン132を駆動する。
続いて、図13を参照して引出し式加熱調理器100が取付けられるキャビネット200について説明する。図13は、引出し式加熱調理器100が取付けられるキャビネット200を示す図である。
図13に示すように、引出し式加熱調理器100は、キャビネット200内に取付けられて設置される。キャビネット200は、上壁200A、下壁200B、右壁200C、左壁200D、及び後壁200Eを有する。上壁200A、下壁200B、右壁200C、左壁200D及び後壁200Eは、収容部200Fを形成する。収容部200Fは、引出し式加熱調理器100が嵌め込まれる直方体状の空間である。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図1〜図13を参照して説明したように、引出し式加熱調理器100には、支持部23に複数の係合部400が配置されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、係合部400は、支持部23に嵌め込まれ、支持部23に取り付けたり、取り外したりできるようにしてもよい。なお、係合部400は、支持部23に嵌め込まれる場合、抜け防止構造や回転防止構造を有してもよい。
(2)図1〜図13を参照して説明したように、第2網体320は、被加熱物規制部を更に有しなかったが、本発明はこれに限定されない。第2網体320は、被加熱物規制部を更に有してもよい。被加熱物規制部は、載置部322の中央に配置される。具体的には、被加熱物規制部は、下方に凹んだ凹部である。従って、引出体2が移動した際の衝撃によって、被加熱物H2が第2網体320から落下することを抑制できる。また、載置部322の複数の金属棒の各々が、湾曲部分を有するため、金属棒の線材の補強やたわみの防止の効果を得ることができる。
(3)図1〜図13を参照して説明したように、引出し式加熱調理器100は、送風部13を備えるが、本発明はこれに限定されない。例えば、引出し式加熱調理器100は、送風部13とは異なる送風部を更に備えていてもよい。
(4)図1〜図13を参照して説明したように、吹出孔部13C、及び吸込孔部13Dの各々は、複数のパンチ孔の集合体であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、吹出孔部13C、及び吸込孔部13Dの各々は、1つの開口部であってもよいし、複数のスリット孔であってもよいし、網状であってもよい。
本発明は、例えば、加熱調理器の分野に有用である。
1 加熱庫
2 引出体
15 マイクロ波供給部
16 グリル部
100 引出し式加熱調理器
100A 加熱調理室
161 ヒーター
300 網体
310 第1網体
320 第2網体
322 載置部
400 係合部
410 第1係合部
420 第2係合部
2 引出体
15 マイクロ波供給部
16 グリル部
100 引出し式加熱調理器
100A 加熱調理室
161 ヒーター
300 網体
310 第1網体
320 第2網体
322 載置部
400 係合部
410 第1係合部
420 第2係合部
Claims (7)
- 加熱調理室にマイクロ波を供給するマイクロ波供給部と、
前記加熱調理室に対して引出可能な引出部と、
被加熱物を載置する金属製の網体と
を備え、
前記引出部は、
前記加熱調理室内の収容位置と、前記加熱調理室外の引出位置との間で移動する金属製の移動体と、
前記移動体に配置された非金属製の係合部と
を有し、
前記移動体が前記引出位置に移動した状態で、前記網体が前記係合部に係合可能である、加熱調理器。 - 前記網体は、前記係合部に係合した状態で、前記移動体に対する前記網体の移動を規制する網体規制部を有する、請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記引出部は、第1方向に沿って前記加熱調理室外に引出され、
前記網体は、前記第1方向に沿って延びた複数の金属棒を有し、
前記複数の金属棒は、前記第1方向と交差する第2方向に並び、
前記複数の金属棒のうち、前記第2方向の一方の金属棒と、前記第2方向の他方の金属棒とが互いに向かうように湾曲する、請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。 - 前記網体は、第1網体と、第2網体とを含み、
前記係合部は、第1係合部と、第2係合部とを含み、
前記第1網体は、前記第1係合部に係合され、
前記第2網体は、前記第2係合部に係合される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の加熱調理器。 - 前記第2係合部は、前記第1係合部の上方で前記移動体に配置され、
前記第2網体は、前記第1網体の上方で前記移動体に配置され、
前記第1網体は、前記移動体に配置された前記第2係合部の位置に対応する凹部を有する、請求項4に記載の加熱調理器。 - 前記網体は、前記網体に対する前記被加熱物の移動を規制する被加熱物規制部を有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記網体に載置された前記被加熱物を加熱するヒーターを更に備える、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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