JP2021109474A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
【課題】樹脂製の骨格材を用いた乗物用シートにおいて、駆動ユニットの固定不良が生じることを抑制可能な乗物用シートを提供する。
【解決手段】乗物用シートでは、駆動ユニット13が金属製のブラケット15に固定されている。なお、ブラケット15は、リクライナー11の出力部11Aが連結固定され、かつ、駆動ユニット13で発生した駆動力を第1骨格材3に作用させる部材である。そして、金属製のブラケット15で発生するクリープ現象は、樹脂製の第1骨格材3で発生するクリープ現象に比べて、無視できる程度に非常に小さい。したがって、当該乗物用シートでは、クリープ現象に起因した固定不良の発生確率は極めて小さい。
【選択図】図3
【解決手段】乗物用シートでは、駆動ユニット13が金属製のブラケット15に固定されている。なお、ブラケット15は、リクライナー11の出力部11Aが連結固定され、かつ、駆動ユニット13で発生した駆動力を第1骨格材3に作用させる部材である。そして、金属製のブラケット15で発生するクリープ現象は、樹脂製の第1骨格材3で発生するクリープ現象に比べて、無視できる程度に非常に小さい。したがって、当該乗物用シートでは、クリープ現象に起因した固定不良の発生確率は極めて小さい。
【選択図】図3
Description
本開示は、乗物に搭載される乗物用シートに関する。
例えば、特許文献1に記載の乗物用シートでは、シートの骨格を構成する骨格材の一部に殻構造体(シェル構造体)が用いられている。
殻構造体の骨格材は、多くの場合、「炭素繊維で補強された樹脂」等の樹脂を主成分とする材質(以下、単に樹脂という。)で構成されている。樹脂は、継続的に荷重が作用すると、当該荷重が作用している部分の変形が時間の経過と共に増大していく現象(以下、クリープ現象という。)が発生する。
このため、樹脂製の骨格材に駆動ユニットが直接的に固定されると、時間の経過により当該骨格材にクリープ現象(経年変化)が発生し、駆動ユニットの固定不良が生じる可能性がある。
本開示は、上記点に鑑み、樹脂製の骨格材を用いた乗物用シートにおいて、駆動ユニットの固定不良が生じることを抑制可能な乗物用シートの一例を開示する。
乗物に搭載される乗物用シートは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、シート骨格の一部を構成する骨格材(3)であって、樹脂を主成分とする材質で構成された骨格材(3)と、駆動力を発揮する駆動ユニット(13)と、骨格材(3)が連結され、かつ、駆動ユニット(13)が固定された金属製のブラケット(15)とである。
これにより、当該乗物用シートでは、駆動ユニット(13)の固定不良が生じることが抑制され得る。つまり、金属製のブラケット(15)で発生するクリープ現象は、樹脂製の骨格材(3)で発生するクリープ現象に比べて、無視できる程度に非常に小さい。したがって、当該乗物用シートでは、クリープ現象に起因した固定不良の発生確率は極めて小さい。
なお、当該乗物用シートは、例えば、以下の構成であってもよい。
すなわち、骨格材(3)は変位可能であり、駆動ユニット(13)から出力された駆動力を骨格材(3)に伝達して当該骨格材(3)を変位させる出力部(11A)を有する伝達機構(11)を備え、さらに、出力部(11A)は、ブラケット(15)に連結されて当該ブラケット(15)を介して駆動力を骨格材(3)に作用させることが望ましい。
骨格材(3)を挟んで一方側に駆動ユニット(13)が配置され、骨格材(3)を挟んで他方側にブラケット(15)及び伝達機構(11)が配置されており、さらに、骨格材(3)には、駆動ユニット(13)とブラケット(15)との固定部分(13C)が嵌り込み可能な貫通穴(3C)が設けられていることが望ましい。
骨格材(3)は、シートバックの骨格を構成する殻構造体であり、伝達機構は、シートバックの傾斜角度を変更するためのリクライナー(11)であり、骨格材(3)のシート幅方向一端側に配置され、かつ、リクライナー(11)が固定された第1サイドフレーム(7A)であって、シート前後方向に延びる第1サイドフレーム(7A)と、骨格材(3)のシート幅方向他端側に配置され、シート前後方向に延びる第2サイドフレーム(7B)とを備え、駆動ユニット(13)は、第1サイドフレーム(7A)と第2サイドフレーム(7B)との間に配置されていることが望ましい。
駆動ユニット(13)とブラケット(15)とは、少なくとも1つのボルト(B2)により固定され、駆動ユニット(13)には、ボルト(B2)のねじ部と結合する雌ねじ穴又はナットが設けられ、ブラケット(15)には、ボルト(B2)の首下部が貫通した貫通穴が設けられてり、さらに、ボルト(B2)の頭部は、ブラケット(15)に対して駆動ユニット(13)と反対側に位置していることが望ましい。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されない。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されない。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に本開示に係る乗物用シートが適用された例である。各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び部材又は部位の形状等を理解し易くするために記載されたものである。
したがって、当該乗物用シートは、各図に付された方向に限定されない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。斜線が付された図は、必ずしも断面図を示さない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示された乗物用シートは、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素、並びに図示された構造部位を備える。
(第1実施形態)
<1.乗物用シートの概要>
乗物用シート1は、図1に示されるように、第1骨格材3、第2骨格材5、フレーム構造体7及びリクライニング装置9等を少なくとも備える。第1骨格材3は、シートバックの骨格を構成する殻構造体である。当該シートバックは、着席者の背部を支持する。
<1.乗物用シートの概要>
乗物用シート1は、図1に示されるように、第1骨格材3、第2骨格材5、フレーム構造体7及びリクライニング装置9等を少なくとも備える。第1骨格材3は、シートバックの骨格を構成する殻構造体である。当該シートバックは、着席者の背部を支持する。
第2骨格材5は、シートクッションの骨格を構成する殻構造体である。当該シートクッションは、着席者の臀部を支持する。第1骨格材3及び第2骨格材5は、「炭素繊維で補強された樹脂」等の樹脂を主成分とする材質(以下、単に樹脂という。)で構成されている。
フレーム構造体7は、シート本体を支持する金属製の構造体である。シート本体とは、乗物用シート1のうちシートクッション及びシートバックを含む部分をいう。フレーム構造体7は、第1サイドフレーム7A及び第2サイドフレーム7B等を少なくとも有している。
第1サイドフレーム7A及び第2サイドフレーム7Bは、シート前後方向に延びる金属製の部材である。第1サイドフレーム7Aはシート幅方向一端側に配置されている。第2サイドフレーム7Bはシート幅方向他端側に配置されている。
第1サイドフレーム7Aと第2サイドフレーム7Bとの間(以下、内側という。)には、第2骨格材5が配置されている。当該第2骨格材5は、複数のボルトが利用された固定構造にて第1サイドフレーム7A及び第2サイドフレーム7Bに固定されている。
複数のボルトそれぞれは、当該ボルトに発生する軸力(締結力)が第2骨格材5に作用しない状態で、当該第2骨格材5を貫通して2つのサイドフレーム7A、7Bそれぞれに締結固定されている。
なお、シート本体は、2つのスライド装置10を介して乗物に固定されている。第1のスライド装置10は第1サイドフレーム7Aに連結されてシート本体をスライド可能に支持する。第2のスライド装置10は、第2サイドフレーム7Bに連結されてシート本体をスライド可能に支持する。
リクライニング装置9は、シートバック(第1骨格材3)の傾斜角度を変更するための装置である。つまり、第1骨格材3は、下端側を回転中心として、第2骨格材5、第1サイドフレーム7A及び第2サイドフレーム7Bに対して回転変位可能である。
当該リクライニング装置9は、2つのリクライナー11、1つの駆動ユニット13及び1つの駆動シャフト13A等を少なくとも有して構成されている。駆動ユニット13は駆動力を発揮する。
当該駆動ユニット13は、第1サイドフレーム7Aと第2サイドフレーム7Bとの間であって、第1サイドフレーム7Aに近接した位置に配置されている。2つのリクライナー11は、上記の駆動力を利用してシートバックの傾斜角度を変更するための伝達機構を構成する。
2つのリクライナー11のうち第1のリクライナー11は第1サイドフレーム7Aの後端側に固定され、第2のリクライナー11は第2サイドフレーム7Bの後端側に固定されている。なお、2つのリクライナー11は、左右対称な構造である。
駆動シャフト13Aは、シート幅方向に延びて駆動ユニット13の発生した駆動力を2つのリクライナー11それぞれに伝達する。そして、各リクライナー11は、駆動ユニット13から出力された駆動力を第1骨格材3に伝達する。
各リクライナー11は、図2に示されるように、出力部11A及び固定部11Bを有する。出力部11Aは、第1骨格材3を変位させるための力を出力する。固定部11Bは、フレーム構造体7に固定される部位である。
具体的には、第1サイドフレーム7A側に配置されたリクライナー11の固定部11Bは、当該第1サイドフレーム7Aに溶接固定されている。第2サイドフレーム7B側に配置されたリクライナー11の固定部11Bは、当該第2サイドフレーム7Bに溶接固定されている。
<2.駆動ユニットの固定構造>
駆動ユニット13は、図3に示されるように、金属製のブラケット15に固定されている。ブラケット15には、第1骨格材3が連結固定されている。なお、ブラケット15と第1骨格材3との連結固定は、第2骨格材5と第1サイドフレーム7Aとの固定構造と略同一である。
駆動ユニット13は、図3に示されるように、金属製のブラケット15に固定されている。ブラケット15には、第1骨格材3が連結固定されている。なお、ブラケット15と第1骨格材3との連結固定は、第2骨格材5と第1サイドフレーム7Aとの固定構造と略同一である。
すなわち、第1骨格材3には、図4に示されるように、固定用ボルトB1が貫通可能な貫通穴3Aが設けられている。貫通穴3Aには、円筒状に構成された金属製のカラー3Bが嵌め込まれている。
固定用ボルトB1は、カラー3Bを貫通してブラケット15に到達している。ブラケット15のうち第1骨格材3と反対側には、ナット(本実施形態では、ウェルドナット)N1が設けられている。固定用ボルトB1は、当該ナットN1に締め込まれている。
このため、固定用ボルトB1が締め込まれても、当該固定用ボルトB1に発生する軸力はカラー3Bに作用し、第1骨格材3に作用しない。そして、第1骨格材3は、平ワッシャW1とブラケット15とにより位置決めされた状態となる。
つまり、第1骨格材3のシート幅方向の変位は、平ワッシャW1とブラケット15とにより規制される。第1骨格材3のシート幅方向と直交する方向の変位は、固定用ボルトB1が貫通穴3Aを貫通していることにより規制される。これにより、ブラケット15に第1骨格材3が連結固定された状態となる。
そして、駆動ユニット13は、図3に示されるように、第1骨格材3を挟んで一方側、つまり内側(図3では右側)に配置されている。当該第1骨格材3を挟んで他方側(以下、外側ともいう。)には、ブラケット15及びリクライナー11が配置されている。
リクライナー11の出力部11Aは、ブラケット15に連結固定されている。このため、駆動ユニット13から出力された駆動力は、ブラケット15を介して第1骨格材3に伝達される。
したがって、駆動ユニット13が稼働すると、リクライナー11の出力部11Aが回転変位して第1骨格材3がシート前後方向に回転変位する。なお、本実施形態では、ブラケット15は、出力部11Aに溶接にて連結固定されている。
駆動ユニット13は、図2に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)のボルトB2によりブラケット15に固定されている。駆動ユニット13には、ボルトB2のねじ部と結合する雌ねじ穴又はナット(本実施形態では、雌ねじ穴13B)が設けられている。
ブラケット15には、各ボルトB2の首下部が貫通した貫通穴15Aが設けられている。そして、ボルトB2の頭部は、図3に示されるように、ブラケット15に対して駆動ユニット13と反対側に位置している。つまり、2つのボルトB2は、外側から貫通穴15Aに挿入されている(図1参照)。
第1骨格材3には、図2に示されるように、駆動ユニット13とブラケット15との固定部分13Cが嵌り込み可能な貫通穴3Cが設けられている。なお、本実施形態に係る貫通穴3Cは、長径方向がシート前後方向と一致する長穴にて構成されている。
本実施形態に係る固定部分13Cは、駆動ユニット13が固定された金属製のステー部材により構成されている。当該ステー部材に前記雌ねじ穴が形成されている。なお、ステー部材は、1つ又は複数のネジ(図示せず。)により駆動ユニット13に一体化されている。
<3.本実施形態に係る乗物用シートの特徴>
本実施形態に係る乗物用シート1では、駆動ユニット13が金属製のブラケット15に固定されている。なお、ブラケット15は、リクライナー11の出力部11Aが連結固定され、かつ、駆動ユニット13で発生した駆動力を第1骨格材3に作用させる部材である。
本実施形態に係る乗物用シート1では、駆動ユニット13が金属製のブラケット15に固定されている。なお、ブラケット15は、リクライナー11の出力部11Aが連結固定され、かつ、駆動ユニット13で発生した駆動力を第1骨格材3に作用させる部材である。
そして、金属製のブラケット15で発生するクリープ現象は、樹脂製の第1骨格材3で発生するクリープ現象に比べて、無視できる程度に非常に小さい。したがって、当該乗物用シート1では、クリープ現象に起因した固定不良の発生確率は極めて小さい。
第1骨格材3には、駆動ユニット13とブラケット15との固定部分13Cが嵌り込み可能な貫通穴3Cが設けられている。これにより、第1骨格材3に継続的な荷重が作用することが抑制されるので、第1骨格材3にクリープ現象が発生することが確実に抑制され得る。
駆動ユニット13は、第1サイドフレーム7Aと第2サイドフレーム7Bとの間、つまり、乗物用シート1の内側に配置されている。これにより、当該乗物用シート1の幅方向寸法が大型化してしまうことが抑制され得る。
駆動ユニット13をブラケット15に固定するための複数のボルトB2の頭部は、ブラケット15に対して駆動ユニット13と反対側に位置している。これにより、駆動ユニット13をブラケット15に装着する際の作業者(自動組付機も含む。)は外側から当該ボルトB2を挿入でき得るので、組付作業性の低下が抑制され得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る駆動ユニット13は、第1骨格材3を変位させる駆動力を発揮するものであった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、第2骨格材5を変位させる駆動力を発揮する駆動ユニットを固定するための構造にも適用可能である。
上述の実施形態に係る駆動ユニット13は、第1骨格材3を変位させる駆動力を発揮するものであった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、第2骨格材5を変位させる駆動力を発揮する駆動ユニットを固定するための構造にも適用可能である。
上述の実施形態に係るブラケット15は、第1骨格材3を変位させる力を当該第1骨格材3に作用させる部材であった。しかし、本開示はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、ブラケット15が第1サイドフレーム7Aに固定された部材であってもよい。
上述の実施形態では、第1骨格材3に固定部分13Cが嵌り込み可能な貫通穴3Cが設けられ、かつ、駆動ユニット13が第1サイドフレーム7A側の内側に配置されていた。しかし、本開示はこれに限定されない。
上述の実施形態では、駆動ユニット13をブラケット15に固定するボルトB2の頭部は、ブラケット15に対して駆動ユニット13と反対側に位置していた。しかし、本開示はこれに限定されない。
上述の実施形態では、車両に本開示に係る乗物用シートを適用した。しかし、本明細書に開示された発明の適用はこれに限定されない。すなわち、当該開示は、例えば、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
1… 乗物用シート 3… 第1骨格材 5… 第2骨格材
7… フレーム構造体 7A… 第1サイドフレーム
7B… 第2サイドフレーム 9… リクライニング装置
10… スライド装置 11… リクライナー 11A… 出力部
11B… 固定部 13… 駆動ユニット 13A… 駆動シャフト
13C… 固定部分 15… ブラケット
7… フレーム構造体 7A… 第1サイドフレーム
7B… 第2サイドフレーム 9… リクライニング装置
10… スライド装置 11… リクライナー 11A… 出力部
11B… 固定部 13… 駆動ユニット 13A… 駆動シャフト
13C… 固定部分 15… ブラケット
Claims (5)
- 乗物に搭載される乗物用シートにおいて、
シート骨格の一部を構成する骨格材であって、樹脂を主成分とする材質で構成された骨格材と、
駆動力を発揮する駆動ユニットと、
前記骨格材が連結され、かつ、前記駆動ユニットが固定された金属製のブラケットと
を備える乗物用シート。 - 前記骨格材は変位可能であり、
前記駆動ユニットから出力された駆動力を前記骨格材に伝達して当該骨格材を変位させる出力部を有する伝達機構を備え、
さらに、前記出力部は、前記ブラケットに連結されて当該ブラケットを介して前記駆動力を前記骨格材に作用させる請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記骨格材を挟んで一方側に前記駆動ユニットが配置され、
前記骨格材を挟んで他方側に前記ブラケット及び前記伝達機構が配置されており、
さらに、前記骨格材には、前記駆動ユニットと前記ブラケットとの固定部分が嵌り込み可能な貫通穴が設けられている請求項2に記載の乗物用シート。 - 前記骨格材は、シートバックの骨格を構成する殻構造体であり、
前記伝達機構は、シートバックの傾斜角度を変更するためのリクライナーであり、
前記骨格材のシート幅方向一端側に配置され、かつ、前記リクライナーが固定された第1サイドフレームであって、シート前後方向に延びる第1サイドフレームと、
前記骨格材のシート幅方向他端側に配置され、シート前後方向に延びる第2サイドフレームとを備え、
前記駆動ユニットは、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームとの間に配置されている請求項3に記載の乗物用シート。 - 前記駆動ユニットと前記ブラケットとは、少なくとも1つのボルトにより固定され、
前記駆動ユニットには、前記ボルトのねじ部と結合する雌ねじ穴又はナットが設けられ、
前記ブラケットには、前記ボルトの首下部が貫通した貫通穴が設けられてり、
さらに、前記ボルトの頭部は、前記ブラケットに対して前記駆動ユニットと反対側に位置している請求項4に記載の乗物用シート。
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- 2020-01-07 JP JP2020000885A patent/JP2021109474A/ja active Pending
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