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JP2021101869A - 墓碑兼用仏壇 - Google Patents

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JP2021101869A
JP2021101869A JP2019234376A JP2019234376A JP2021101869A JP 2021101869 A JP2021101869 A JP 2021101869A JP 2019234376 A JP2019234376 A JP 2019234376A JP 2019234376 A JP2019234376 A JP 2019234376A JP 2021101869 A JP2021101869 A JP 2021101869A
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JP
Japan
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plate
buddhist altar
stone
tombstone
door
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Pending
Application number
JP2019234376A
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English (en)
Inventor
広行 林田
Hiroyuki Hayashida
広行 林田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUGIMITSU CO Ltd
Original Assignee
TSUGIMITSU CO Ltd
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Publication date
Application filed by TSUGIMITSU CO Ltd filed Critical TSUGIMITSU CO Ltd
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Abstract

【課題】墓地まで赴かなくとも手元供養ができるという利点があるばかりでなく、世代交代の際に発生するおそれがある遺骨の散逸などを抑制し得る墓碑兼用仏壇を提供する。【解決手段】前面に開閉自在の扉石板2aを備え、基石台2に立設される左右の側板2b、2c及び背面石板で矩形方形状に構成する。その内部に骨壺を収容可能な空間部を形成した納骨壇5と、納骨壇空間部を閉鎖する天井石板6を設ける。扉石板2aに内部が視認可能でかつ採光可能な透明板3が取り付けられる窓枠3aを設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、墓碑兼用仏壇に関し、とくに墓地不足を解消し、通常は骨壺を自宅内に安置して仏壇として使用でき、墓地や霊園にもそのまま建立する墓碑としも兼用できるものである。
一般的に物故者の骨壺は、寺院等が管理する墓地や霊園に墓碑を載置した霊廟を建立してその中に納骨し、仏壇は位牌その他仏具を家庭内に安置して礼拝するものである。
ところが、近年の墓地用地の確保は容易ではなく、新規墓地や霊園は住宅より遠隔地に造成されることが多く、墓参のための所要時間が長くなり不便である。また、永代使用料や墓碑建立費用はますます高額となっており、新しく霊廟を建立するには大きな経済的負担が伴うという問題があった。また、仏壇は家庭内に設置して、納骨は戸外の墓地や霊園に行うのが古くからの慣習であるが、これでは仏壇への礼拝の対象は形骸的なものにとどまり、遺族は物故者に対して慰霊したという実質的な精神の安堵感が得られない。
そこで、例えば、仏壇と納骨壇とを重積結合した納骨仏壇(特許文献1参照。)や、基板の上面外周に平行な側板と、この側板を連結する奥板をコ字型に配置し、この側板の前側の間に棚石を配置するとともに側板の前側と棚石の上面を拝石で開閉可能に被覆する。そして、側板の後側と奥板の上面を芝台により被覆して、遺骨入りの骨壺を収納するための納骨室を形成するとともに芝台の上面に墓所用のモニュメントを配置することにより墓所部を形成してこの墓所部を仏壇内部の載置板に載置して仏壇内に収納配置するようにされた墓所を兼ねた仏壇(特許文献2参照。)が提案されている。
他にも、本尊や位牌等の礼拝仏具が供えられる厨子部の下方位置に棚段が設けられた納骨部を設け、粉骨化した遺骨を納めた納骨袋を収納する収納箱を縦置き又は平置きに収納可能な構成にされた納骨仏壇(特許文献3参照。)や納骨箱に開閉可能な箱扉を設け、特定人の生体認証により開錠可能にされた納骨壇が提案されている(特許文献4参照。)。
実開昭49−144597号公報 実用新案登録第3156554号公報 特開2016−209750号公報 特開2019−118806号公報
上述したように、屋内に置かれる仏壇に納骨収納部分を組み込んだものは種々提案されており、墓地まで赴かなくとも手元供養ができるという利点がある。しかしながら、供養する世代が交代する際の住宅事情等や分割相続時に起因して遺骨が散逸してしまうとった課題や屋外に霊廟を建立できる条件が整った際のことまで配慮すると、従来の製品群では不十分である。
すなわち、新たに霊廟を建立することは論外として、家屋内に置かれていた仏壇をそのまま利用して屋外に設置することは、従来技術では言及されていないばかりでなく、仮に屋外に設置しても風雨に対する耐久性及び経年劣化の点で課題が残る。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑み、墓地まで赴かなくとも手元供養ができるという利点があるばかりでなく、世代交代の際に発生するおそれがある遺骨の散逸などを抑制し得る墓碑兼用仏壇を提供することを目的とする。
そこで、本発明の墓碑兼用仏壇は、前面に開閉自在の扉石板を備え、基石台に立設される複数の側板で矩形方形状に構成され、その内部に骨壺を収容可能な空間部を形成した納骨壇と、納骨壇空間部を閉鎖する天井石板とからなる墓碑兼用仏壇であって、前記扉石板に内部が視認可能でかつ採光可能な透明板が取り付けられた窓が設けられていることを第1の特徴とする。また、扉石板の前面が、さらに透明板又は不透明石板又は金属板で被覆可能にされていることを第2の特徴とする。さらに、透明板又は不透明石板又は金属板に記入又は刻設又はエッチング加工して文字、図柄、装飾文様が描出されていることを第3の特徴とする。
本発明によれば、下記の優れた効果がある。
(1)屋内に置かれる仏壇に納骨収納部分を組み込んだので、遠隔な墓地まで赴かなくとも手元供養ができる。
(2)家屋内に置かれていた仏壇をそのまま利用して屋外に設置することができる。
(3)石板製なので、屋外に設置しても風雨に対する耐久性が高く経年劣化し難い。
本発明に係る墓碑兼用仏壇の一実施例を示す斜視図である。 図1の墓碑兼用仏壇の窓枠に物故者銘板を取り付ける状態を示す斜視図である。 図1の墓碑兼用仏壇の内部構造を示す斜視図である。 図1の墓碑兼用仏壇の内部構造を示す正面図である。 本発明に係る墓碑兼用仏壇の他の実施例を示す斜視図である。 図5の右側面斜視図である。 図5の正面図である。 図7の右側面である。 図5の墓碑兼用仏壇の内部構造を示す正面図である。 図5の墓碑兼用仏壇の前面に墓碑銘板及び側面に建立者銘板を取り付ける状態を示す斜視図である。 図1の墓碑兼用仏壇の前面に物故者銘板を取り付ける状態を示す斜視図である。 図1の墓碑兼用仏壇に前面に物故者銘板を取り付けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1乃至図4に本発明の第1の実施例を示す。この墓碑兼用仏壇1は、一般の和式霊廟の外形様になるように縦向き長方体形状に形成されている。基石台2に、長方形石板からなる右側石板2b、左側石板2c及び背面石板2dを立設させる三方を囲み、前面に扉石板2aを手掛り凹所2eを設けて開閉自在に取り付け、天石板6で塞がれる。扉石板2aの下端に固着された突片7aと、基石台2に立設固着された突片7bからなる鍵石7が設けられ、南京錠等で施錠できるようにされている。
扉石板2aには、矩形の窓枠3aが開設され、物故者の戒名、墓碑建立年月日、逝去日等を記入又は刻設又はエッチング加工した物故者銘板となるガラス板あるは合成樹脂製の透明板3が嵌め込まれ、墓碑兼用仏壇1内部が視認できるようにされている。また、右側石板2bには建立者の氏名を記入又は刻設した建立者銘板4が貼付される。透明板3は着脱自在に取り付けられているので、施主の希望に応じて異なるデザインのものに何時でも交換することができる。また、物故者の宗旨に応じて、透明板3をステンドグラス様に構成するものでも良い。
墓碑兼用仏壇1の内部には、骨壺(図示せず)を納めるための本実施例では二段の棚段5が設けられ、例えば、直径80mm程度、高さ100mm程度の小さな円柱形の骨壺を縦方向に複数個納められるように形成した納骨壇とされている。本実施例の墓碑兼用仏壇1は、概ね従来から墓石に用いられている材料と同様の石材、例えば、御影石等の天然石を用いるのが望ましい。
基石台2は厚板で、家屋内の例えばローボードやテレビ台、テーブルやタンスの上にも設置できる大きさとするとよい。本実施例は飾り棚様なので室内インテリアとして違和感なく溶け込む。
すなわち、本発明に係る墓碑兼用仏壇1は、前面に開閉自在の扉石板2aを備え、基石台2に立設される左右の側石板2b、2c及び背面石板2dで矩形方形状に構成され、その内部に骨壺を収容可能な空間部を形成した納骨壇5と、納骨壇5空間部を閉鎖する天井石板6とからなり、扉石板2aに内部が視認可能でかつ採光可能な透明板3が取り付けられた窓枠3aを設けたものである。
図5乃至図9に本発明の第2の実施例を示す。尚、第1の実施例と同様の構成要素には便宜上同一の参照符号を付して説明する。
この墓碑兼用仏壇1は、一般の様式霊廟の外形様になるように横向き長方体形状に形成されている。基石台2に、長方形石板からなる右側石板2b、左側石板2c及び背面石板2dを立設させる三方を囲み、前面に一対の扉石板2a、2aの支軸を観音開きになるように一対のホゾ穴3b、3bに開閉自在に取り付け、天井を天石板6で塞がれ、サイドボード様に構成する。
一対の扉石板2aには、各々矩形の窓枠3aが開設され、戒名等を記入又は刻設又はエッチング加工した墓碑銘板となるガラス板あるは樹脂製の透明板3が嵌め込まれ、墓碑兼用仏壇1内部が視認できるようにされている。また、右側石板2bには建立者の氏名を記入又は刻設した建立者銘板4が貼付される。
墓碑兼用仏壇1の内部には、骨壺を納めるための棚段5が設けられ、例えば、直径80mm程度、高さ100mm程度の小さな円柱形の骨壺を横方向に複数個納めるように形成した納骨壇とされている。本実施例の墓碑兼用仏壇1は、従来から墓石に用いられている材料と同様の石材、例えば、御影石等の天然石を用いるのが望ましい。
一対の扉石板2aには、一対の把手10がボルト13a及びナット13bで扉石板2aに固着して設けられその鍵穴10aを使用して南京錠等で施錠できるようにされている。また、基石台2の略中央に設けられた窪み3cとダボ11によって不意に扉が開くのを防止できるようにされている。
図10乃至図12に示すように、各実施例において、本発明の仏壇を墓碑として屋外に移設する際には、天石板6の前端に設けた溝条12a及び基台2の前端に設けた溝条12bに、扉石板2a全面を隠す大きさの矩形透明板又は不透明石板又はステンレス等の金属板3をスライド可能に取り付けて被覆可能にされている。勿論、この矩形透明板又は不透明石板3にも物故者の戒名、墓碑建立年月日、逝去日等を記入又は刻設又はエッチング加工することができる。
尚、図中、背面石板2dに設けられた9は外気を吸気する吸気口で、この納骨壇5内部に貫通して形成され、ソーラーパネルで稼働する排気ファン(図示せず)や防虫フィルター(図示せず)の取付け口となる。8はソーラーパネルの設置台、8aは配線孔である。排気ファンはソーラーパネルが発電しない雨天時及び夜間を除いて常時駆動し、納骨壇5内の湿気や悪臭を帯びた空気を外部に排出する。
1 墓碑兼用仏壇
2 基石台
2a 扉石板
2b 右側石板
2c 左側石板
2d 背面右板
2e 手掛り凹所
3 透明板(物故者銘板)
3a 矩形窓枠
3b ホゾ穴
3c 窪み
4 建立者銘板
5 棚段
6 天井石板
7 鍵石
7a 突片(扉側)
7b 突片(基台側)
8 ソーラーパネル設置台
8a 配線孔
9 ファン又は防虫フィルター用開口
10 把手
10a鍵穴
11 ダボ
12a溝条
12b溝条
13aボルト
13bナット

Claims (3)

  1. 前面に開閉自在の扉石板を備え、基石台に立設される複数の側板で矩形方形状に構成され、その内部に骨壺を収容可能な空間部を形成した納骨壇と、納骨壇空間部を閉鎖する天井石板とからなる墓碑兼用仏壇であって、前記扉板に内部が視認可能でかつ採光可能な透明板が取り付けられた窓が設けられていることを特徴とする墓碑兼用仏壇。
  2. 扉石板の前面が、さらに透明板又は不透明石板又は金属板で被覆可能にされていることを特徴とする請求項1記載の墓碑兼用仏壇。
  3. 透明板又は不透明石板又は金属板に記入又は刻設又はエッチング加工して文字、図柄、装飾文様が描出されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の墓碑兼用仏壇。
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