JP2021086574A - 電子承認システム、画像形成装置とその制御方法、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来は、読取文書が差し替わっていないか、或いは文書が改竄されていないか、また、文書に署名がされているかどうかを確認していない。そのため、署名者が誤って別の文書を送信したり、故意に改竄を行ったり、署名し忘れて文書を送信しまった場合でも、電子承認ワークフローシステムに登録されてしまう。
【解決手段】少なくとも画像形成装置とサーバ装置とを有する電子承認システムであって、画像形成装置は、読取文書データの識別情報を取得し、その識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報をサーバ装置から取得する。そしてそれら取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、読取文書データの適切性を判定し、適正であると判定された読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を前記サーバ装置に送信する。サーバ装置は、電子文書を印刷するための印刷ジョブを生成するとともに、画像形成装置から送信された前記読取文書データに対応する電子文書を承認済として登録する。
【選択図】 図6
【解決手段】少なくとも画像形成装置とサーバ装置とを有する電子承認システムであって、画像形成装置は、読取文書データの識別情報を取得し、その識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報をサーバ装置から取得する。そしてそれら取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、読取文書データの適切性を判定し、適正であると判定された読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を前記サーバ装置に送信する。サーバ装置は、電子文書を印刷するための印刷ジョブを生成するとともに、画像形成装置から送信された前記読取文書データに対応する電子文書を承認済として登録する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、電子承認システム、画像形成装置とその制御方法、及び記憶媒体に関する。
電子文書と電子署名を用いて紙書面での手続きの時間とコストを削減し、承認を効率化する電子承認ワークフローシステムが運用されている。その代表的なものに、Adobe Sign(登録商標)やDocuSign(登録商標)がある。このような電子署名を用いた承認ワークフローの導入が進む一方で、紙と手書きによる直筆署名を用いる承認も必要性が高い。なぜならば、電子署名は、好きな署名の画像をコピー&ペーストして付与することが可能であるため、その署名が本人であることを証明できず、証拠能力が低いためである。一方で、手書きによる直筆署名は、筆跡鑑定を行えば署名が本人であることを証明でき、証拠能力を高められるためである。Adobe SignやDocuSignは、承認依頼された文書に署名する人(以降、署名者)がWebブラウザを利用してWebページから電子文書をダウンロードした後、その電子文書を印刷して手書きによる直筆署名を行う。そして、その署名済み文書をスキャナで読取って電子化してWebページにアップロードすることで、電子承認ワークフローシステムに直筆署名された文書を登録する仕組みを提供している。しかし、Adobe SignやDocuSignでは、署名者がファイルの指定を誤って本来アップロードしたい文書と別の文書をアップロードしてしまった場合でも、電子承認ワークフローシステムに登録されてしまうという問題があった。
そこで、特許文献1に記載されている文書ファイリングシステムは、まず、署名者が電子文書を印刷する際に、文書に対して固有の識別子を文書管理サーバで生成して付加する。その後、文書ファイリングシステムは、署名者が印刷して手書きによる直筆で署名した文書をスキャナで読取る際に、その文書と識別子とを読み取り、文書管理サーバに保存された識別子との照合により登録先アドレスを決定する。そして、文書固有の識別子から文書を登録する先のアドレスを算出して読取文書を登録する。この特許文献1に記載の発明では、文書と、その文書の登録先が一意に対応付けられている。そして、文書ファイリングシステムが読み取った識別子から自動で登録先を決定するため、署名者が登録先に対して本来の文書とは別の文書をアップロードすることを防止できる。
上記従来技術は、文書固有の識別子と文書管理サーバに保存された識別子との照合により別の文書の送信を防止しているが、読取文書が適切であるかどうかを判定していない。即ち、文書が差し替わっていないか、或いは文書が改竄されていないか、また、文書に署名がされているかどうか(以降、文書の適切性)を確認していない。そのため従来技術は、署名者が誤って別の文書を送信したり、故意に改竄を行ったり、署名し忘れて文書を送信しまった場合でも、電子承認ワークフローシステムに登録されてしまうことになる。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点の少なくとも一つを解決することにある。
本発明の目的は、署名文書を読み取る際に、その文書が本来の文書であるかどうか、及びその文書が承認されているかどうか判定できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る電子承認システムは以下のような構成を備える。即ち、
少なくとも画像形成装置とサーバ装置とを有する電子承認システムであって、
前記画像形成装置は、
文書を読み取る読取手段と、
前記読取手段で文書を読み取って得られた読取文書データの識別情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段で取得した前記識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報を前記サーバ装置から取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段で取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、前記読取手段で得られた前記読取文書データの適切性を判定する判定手段と、
前記判定手段によって適正であると判定された前記読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記電子文書を印刷するための印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記送信手段により送信された前記読取文書データに対応する電子文書を承認済として登録する登録手段と、を有することを特徴とする。
少なくとも画像形成装置とサーバ装置とを有する電子承認システムであって、
前記画像形成装置は、
文書を読み取る読取手段と、
前記読取手段で文書を読み取って得られた読取文書データの識別情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段で取得した前記識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報を前記サーバ装置から取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段で取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、前記読取手段で得られた前記読取文書データの適切性を判定する判定手段と、
前記判定手段によって適正であると判定された前記読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記電子文書を印刷するための印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記送信手段により送信された前記読取文書データに対応する電子文書を承認済として登録する登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、文書を読み取る際に、その文書が本来の文書であるかどうか、及びその文書が承認されているかどうか判定できるため、誤って別の文書を送信、署名し忘れるなどの不具合の発生を防止できる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。尚、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
本発明の実施形態1に係る電子承認ワークフローシステムの構成を示す図。
実施形態1に係る画像形成装置のハードウェア構成を説明するブロック図。
実施形態1に係るサーバ装置のハードウェア構成を説明するブロック図。
実施形態1に係る端末装置のハードウェア構成を説明するブロック図。
実施形態1に係るサーバ装置による電子文書の登録処理を説明するフローチャート。
実施形態1に係る画像形成装置における署名文書の送信処理を説明するフローチャート。
実施形態2に係るサーバ装置における電子文書の登録処理を説明するフローチャート。
実施形態2に係る画像形成装置における署名文書の送信処理を説明するフローチャート。
実施形態1に係るサーバ装置に記憶されている文書管理データベースの一例を示す図。
実施形態1に係る電子承認ワークフローシステムにおける各装置の動作例を説明するためのシーケンス図。
実施形態1に係る端末装置の表示部に表示される文書の承認状態を確認できる画面表示例を示す図。
実施形態1に係る画像形成装置における登録文書の印刷処理を説明するフローチャート。
実施形態1に係る画像形成装置における署名文書の送信処理(S1203)で、スキャナ部がスキャンして読み取る文書の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これら複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一もしくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る電子承認ワークフローシステム(電子承認システム)50の構成を示す図である。
図1は、本発明の実施形態1に係る電子承認ワークフローシステム(電子承認システム)50の構成を示す図である。
この電子承認ワークフローシステム50は、画像形成装置10、端末装置40、サーバ装置30を有し、これらはネットワーク20を介して互いに接続される。尚、画像形成装置10、端末装置40、サーバ装置30のそれぞれは、ネットワーク20に対してそれぞれが複数個接続された構成であっても良い。またこの電子承認ワークフローシステム50は、ユーザデータベースを備える。ユーザデータベースには、電子承認ワークフローシステム50を利用するユーザの固有のユーザアカウント名と、そのユーザのメールアドレスと、画像形成装置10に登録されているそのユーザアカウントが登録されている。それらの情報は互いに関連付けられて登録されている。
画像形成装置10は、プリント、スキャン、コピー等の複数の機能を実行可能な複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等で実現されるものである。印刷機能は、外部装置から送信された画像データを受信して印刷する機能である。スキャン機能は、スキャナ部14(図2)で文書を読み取って画像データに変換し、HDD104(図2)に保存する、またネットワーク20を介して端末装置40やサーバ装置30に送信する機能である。コピー機能は、スキャナ部14を介して文書を読み取って画像データに変換し印刷する機能である。尚、画像形成装置10の内部構造については、図2を参照して後述する。ネットワーク20は、LANや公衆回線(WAN)等で実現されるものであって、画像形成装置10、端末装置40、サーバ装置30はネットワーク20を介して相互にデータを送受信する。
サーバ装置30は、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)等で実現される。サーバ装置30は、画像形成装置10や端末装置40から、電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、その電子文書に署名するよう依頼されている署名者のユーザ情報を受信し、HDD304(図3)に格納する。ここで電子文書は、実施形態1ではPDFファイルとするが、例えば、JPEGファイルなどの画像ファイルであってもよい。署名フィールド情報は、署名領域の文書内の位置を表現するものであって、例えば、文書の左上を原点とする座標系における開始点(x0,y0)、及び、フィールド領域の大きさ(w,h)または終了点(x1,y1)で構成される情報である。またユーザ情報は、メールアドレスとともに登録され、画像形成装置10に登録されているユーザアカウントと紐付いているユーザ固有のアカウント名である。尚、ユーザ情報は、ユーザを特定可能な情報であればよく、例えば、メールアドレスであってもよい。
またサーバ装置30は、受信した電子文書毎に固有な識別番号を生成し、受信した電子文書、署名フィールド情報、署名者のユーザ情報、及び、生成した識別番号を関連付ける。こうして関連付けた電子文書、署名フィールド情報、署名者のユーザ情報、及び、生成した識別番号を文書関連情報として、図9を参照して後述する文書管理データベース90に登録して管理する。また、画像形成装置10や端末装置40から受信した識別番号に関連する文書関連情報の返信要求に応じて、文書管理データベース90に登録されている文書関連情報を返信する。またサーバ装置30は、ネットワーク20を介して端末装置40に、署名を依頼するユーザに対して署名依頼を行うためのWebページや、文書の承認状態を確認するためのWebページを提供する。尚、サーバ装置30の内部構造は図3を参照して後述する。
端末装置40は、一般的なパーソナルコンピュータ(PC)等で実現され、署名を依頼するユーザ(以降、署名依頼者)から、電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、署名者のユーザ情報を指定する操作を受け付ける。そして、サーバ装置30に、その指定された電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、ユーザ情報を送信する。尚、端末装置40の内部構造は図4を参照して後述する。
図2は、実施形態1に係る画像形成装置10のハードウェア構成を説明するブロック図である。
画像形成装置10は、例えば、コントローラ部11、表示部12、操作部13、スキャナ部14、プリンタ部15を有している。また画像形成装置10は、ネットワーク20を介して、端末装置40、サーバ装置30との間で、画像データ及び制御情報を相互に送受信する。コントローラ部11は、画像入力デバイスであるスキャナ部14や画像出力デバイスであるプリンタ部15と接続し、LANや公衆回線(WAN)等のネットワーク20と接続することで、画像処理のためのデータを入出力する制御部である。CPU101は、HDD104に格納されているプログラムなどをRAM102に展開し、その展開したプログラムを実行することによりコントローラ部11全体を制御する。RAM102は、CPU101が画像形成装置10を制御するためのプログラム及びデータを一時記憶する。ROM103は、CPU101が画像形成装置10を起動するためのブートプログラムを記憶している。HDD104は、例えばハードディスクドライブ等で実現され、画像形成装置10を動作させるために必要となるプログラム及びデータを格納している。またHDD104は、例えば、画像データをボックス保存するように指示された場合、画像形成装置10の内部において画像データを格納するための記憶部としても用いられる。
表示部I/F105は、コントローラ部11と表示部12との間を接続し、表示部12に表示するための画像データを表示部12に対して出力するためのインタフェースである。操作部I/F106は、コントローラ部11と操作部13との間を接続し、操作部13を介してユーザが入力した指示情報をCPU101に対して送信するためのインタフェースである。通信部I/F107は、コントローラ部11とLAN等のネットワーク20との間を接続し、画像形成装置10と端末装置40及びサーバ装置30の間で画像データ及び制御情報を送受信するためのインタフェースである。バス108は、コントローラ部11の内部で扱う画像データ及び制御情報を各処理部の間で互いに送受信する。スキャナI/F109は、コントローラ部11とスキャナ部14との間を接続し、スキャナ部14からの入力信号に対してスキャナ部のデバイス特性に合わせた補正処理を実行して得られた画像データを受信するためのインタフェースである。プリンタI/F110は、コントローラ部11とプリンタ15との間を接続し、画像データに対してプリンタ部15のデバイス特性に合わせた補正処理を実行して得られた出力信号をプリンタ部15に対して送信するためのインタフェースである。
RIP111は、CPU101でPDLデータを解釈して生成されたベクタ形式のディスプレイリストに対してレンダリング処理を実行し、ラスタ形式の画像データを出力する。表示部12は、例えば液晶ディスプレイ等で実現されるものであって、画像形成装置10の設定画面をユーザに対して表示出力する。操作部13は、タッチパネル及びハードキー等で実現され、ユーザからの画像形成装置10に対する操作入力を受信する。スキャナ部14は、文字、図表、写真等が印刷された記録媒体(原稿、用紙)を光学的に読み取って画像データを取得する。プリンタ部15は、画像形成装置10の内部の画像データを記録媒体(シート)に印刷する。
図3は、実施形態1に係るサーバ装置30のハードウェア構成を説明するブロック図である。
サーバ装置30は、例えば、CPU301、RAM302、ROM303、HDD304、データバス305、通信部I/F306を有する。また、サーバ装置30は、ネットワーク20を介して、画像形成装置10、端末装置40との間で、電子データ及び制御情報を相互に送受信する。CPU301は、サーバ装置30全体を制御するための制御部である。RAM302は、CPU301がサーバ装置30を制御するためのプログラム及びデータを一時記憶する。ROM303は、CPU301がサーバ装置30を起動するためのブートプログラム等を記憶する。HDD304は、例えばハードディスクドライブ等で実現され、サーバ装置10を動作させるために必要となるプログラム及びデータを格納する。またHDD304は、例えば、画像形成装置10及び端末装置40から受信した電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、その電子文書固有の識別番号と、署名を依頼されたユーザ情報を関連付けて管理する文書管理データベース90(図9)を格納する。バス305は、サーバ装置30の内部で扱う画像データ及び制御情報を各処理部の間で互いに送受信する。通信部I/F306は、サーバ装置30とLAN等のネットワーク20との間を接続し、サーバ装置30と画像形成装置10、端末装置40の間で画像データ及び制御情報を送受信するためのインタフェースである。サーバ装置30の起動時、CPU301は、ROM303のブートプログラムを実行してHDD304に格納されている制御プログラムをRAM302に展開し、その展開したプログラムを実行することで、このサーバ装置30の動作を制御している。
図4は、実施形態1に係る端末装置40のハードウェア構成を説明するブロック図である。
端末装置40は、例えば、CPU401、RAM402、ROM403、HDD404、表示部405、操作部406、データバス407、通信部I/F408を有している。また端末装置40は、ネットワーク20を介して、画像形成装置10、サーバ装置30との間で、電子データ及び制御情報を相互に送受信する。CPU401は、端末装置40全体を制御するための制御部である。RAM402は、CPU301が端末装置40を制御するためのプログラム及びデータを一時記憶する。ROM403は、CPU401が端末装置40を起動するためのブートプログラム等を記憶する。HDD404は、ハードディスクドライブ等で実現され、端末装置40を動作させるために必要となるプログラム及びデータ等を格納する。表示部405は、例えば液晶ディスプレイ等で実現され、端末装置40の操作画面をユーザに対して表示する。また署名を依頼された署名者に向けて、署名を依頼された旨を表すメッセージを表示する。操作部406は、例えばハードキーやマウス等で実現され、ユーザからの端末装置40に対する操作入力を受信する。また署名を依頼する署名依頼者から、電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、ユーザ情報を指定する操作を受け付ける。バス407は、端末装置40の内部で扱う電子データ及び制御情報を各処理部の間で互いに送受信する。通信部I/F408は、端末装置40とLAN等のネットワーク20との間を接続し、端末装置40と画像形成装置10、サーバ装置30の間で電子データ及び制御情報を送受信するためのインタフェースである。
図10は、実施形態1に係る電子承認ワークフローシステム50における各装置の動作例を説明するためのシーケンス図である。
ここでは署名依頼者であるユーザAが、署名者であるユーザBに手書きによる直筆署名により文書の承認を依頼するときの動作例を示している。尚、この電子承認ワークフローシステム50は、ユーザAが署名依頼の対象である電子文書を電子承認ワークフローシステム50に登録して、署名者であるユーザBに署名を依頼するまでの電子文書の登録処理(S1001〜S1008)を含む。また、署名者(ユーザB)が、その署名対象の電子文書を印刷して手書きによる直筆署名を行うまでの登録文書の印刷処理(S1101〜S1108)を含む。そして更に、署名者(ユーザB)が署名済み文書を画像形成装置10で読み取らせて電子化し、その電子化したデータを電子承認ワークフローシステム50に登録するまでの署名文書の送信処理(S1201〜S1211)を含んでいる。
まず電子文書の登録処理では、まず端末装置40のCPU401はS1001で、署名依頼者(ユーザA)の操作により、署名依頼の対象である電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、署名者であるユーザBのユーザ情報の指定を受け付ける。この指定操作は、サーバ装置30がネットワーク20を介して端末装置40に提供するWebページ上、もしくは端末装置40で実行されるアプリケーション上で行われる。そのWebページ、もしくはアプリケーションは、電子文書と、署名者のユーザ情報と、その電子文書の署名フィールド情報の入力を受け付ける。そして、その入力された電子文書と、署名者のユーザ情報と、その電子文書の署名フィールド情報とをサーバ装置30に送信する機能を備える入力フォームで実現される。その入力フォームでは、端末装置40の操作部406を介して、ユーザAに電子文書と、署名者のユーザ情報を入力させる。また入力された電子文書のプレビューを表示し、そのプレビュー上でその電子文書の署名フィールド情報を指定させる。尚、電子文書はPDFファイルとしているが、例えば、JPEGファイルなどの画像ファイルであってもよい。署名フィールド情報は前述したように、署名領域の文書内の位置を表現するものとし、文書の左上を原点とする座標系における開始点(x0,y0)、及び、フィールド領域の大きさ(w,h)又は終了点(x1,y1)で構成される情報である。署名者(ユーザB)のユーザ情報は、メールアドレスとともに登録され、画像形成装置10に登録されているユーザBのユーザアカウントと紐付いているユーザ固有のアカウント名である。このユーザ情報は、ユーザを特定可能な情報であればよく、例えば、メールアドレスであってもよい。
こうしてサーバ装置40で署名依頼者(ユーザA)による指定操作が行われると、端末装置40のCPU401はS1002で、その指定情報を、ネットワーク20を介してサーバ装置30に送信する。これによりサーバ装置30のCPU301はS1003で、HDD204等の記憶部に、その受信したその指定情報を保存する。この保存時、サーバ装置30のCPU301はS1004で、その文書に固有の識別番号を生成し、S1005で、受信したその指定情報と、その識別番号とを関連付けて文書管理データベース90に登録する。その後、サーバ装置30のCPU301はS1006で、その識別番号を埋め込んだ識別子を生成してその電子文書に付加する。そしてS1007で、その署名者(ユーザB)のアカウントに対してその電子文書の印刷ジョブを生成する。ここで、識別子は実施形態1では、QRコード(登録商標)である。次にS1008でサーバ装置30のCPU301は、署名者(ユーザB)のアカウントに、印刷ジョブを生成した旨を通知する。その通知は、例えば、そのユーザBのアカウントに紐付いているメールアドレスにメールを送信するなどして行われる。
次に登録文書の印刷処理を説明する。
画像形成装置10はS1101で、S1008で通知された印刷ジョブの生成を確認したユーザBのアカウントによってユーザBがログインし、S1102で、登録文書の印刷モードが実行される。この登録文書の印刷モードは、サーバ装置30が、画像形成装置10に登録されているユーザアカウントに対して生成した印刷ジョブを実行するためのモードである。このモードでは、ログインしたユーザに対して、サーバ装置30がそのユーザに対して生成された印刷ジョブのジョブリストが表示される。尚、登録文書の印刷モードは、この電承認ワークフローシステム50専用の印刷機能として実現されてもよいし、画像形成装置10が備える通常の印刷機能のオプション機能として実現されてもよい。
ユーザBにより登録文書の印刷モードが実行されるとS1103で画像形成装置10のCPU101は、ユーザBに対して生成された印刷ジョブをサーバ装置30に要求する。これによりサーバ装置30のCPU301はS1104で、その要求された印刷ジョブを画像形成装置10に送信する。その印刷ジョブを受信した画像形成装置10のCPU101はS1105で、その印刷ジョブのジョブリストを表示部12に表示する。そしてS1106でユーザBは、その表示されたジョブリストから、署名対象の電子文書を指定して印刷を実行するように指示する。これにより画像形成装置10はS1107で、その電子文書を印刷する。その後、ユーザBはS1108で、その印刷された名対象の文書に承認のための手書きによる直筆署名を行う。
次に署名文書の送信処理を説明する。
ユーザBはS1201で、画像形成装置10のスキャナ部14に署名済み文書を載置し、ユーザBのアカウントによってログインする。こうしてS1202で、署名文書スキャンモードが実行される。この署名文書スキャンモードは、原本画像データの取得、及び署名文書のスキャンによる読取画像データの取得を行うモードである。更に、この署名文書スキャンモードは、読取画像データと原本画像データとを比較して、その読取画像データが適切であるかどうか判定した後、読取画像データを送信するモードである。尚、署名文書スキャンモードは、この電承認ワークフローシステム専用のスキャン機能として実現されてもよく、或いは画像形成装置10が備える通常のスキャン機能のオプション機能として実現されてもよい。
こうしてユーザBにより署名文書スキャンモードが実行されると、画像形成装置10のCPU101はS1203で、スキャナ部14で署名済み文書を読み取って、その画像データを、指定された色チャンネル・解像度で取得する。そして読取画像データ中の識別子を抽出・解析して、その識別子に埋め込まれた識別番号を取得する。子の識別子は、前述したように、その署名対象の文書を特定する識別情報である。
次にS1205で画像形成装置10のCPU101は、その取得した識別番号と、その識別番号に関連付けられている電子文書、及び、署名フィールド情報をサーバ装置30に要求する。これによりサーバ装置30のCPU301はS1206で、その要求を送信した画像形成装置10に対して、その要求された識別番号に関連付けられている電子文書、及び、署名フィールド情報を送信する。
こうして、その電子文書、及び、署名フィールド情報を受信した画像形成装置10のCPU101はS1207で、図6を参照して後述する処理によって、その受信情報をもとに読取画像データが適切であるかどうか判定する。即ち、文書が差し替わっていないか、及び、文書が改竄されていないかどうか判定する。またS1208で画像形成装置10のCPU101は、その文書に署名がなされていることかどうか判定する。
こうして読取画像データが適切であり、かつ署名がなされていると判定するとS1209で画像形成装置10のCPU101は、その読取画像データを電子文書形式(PDFファイル)に変換してサーバ装置30に送信する。
これによりS1210でサーバ装置30のCPU301は、画像形成装置10から送信された電子文書と識別番号とを受信する。そして、CPU301は、その識別番号と同じ識別番号に関連付けられている署名フィールド情報及びユーザ情報を、受信した電子文書と識別番号とに関連付けて文書管理データベース90に登録する。このとき、読取文書データと原本画像データとの差異の有無を確認したこと、及び、読取文書データの署名の有無の確認をしたことを表すフラグとして、文書管理データベース90の確認908に「1」を記録する。そしてサーバ装置30のCPU301はS1211で、署名依頼者(ユーザA)のアカウントに、ユーザBの承認が完了した旨を通知する。その通知は、例えばアカウントに紐付いているメールアドレスにメールを送信するなどして行われる。
こうして承認完了の旨を確認した署名依頼者(ユーザA)はS1301で、端末装置40上を操作して、その承認状態を確認する。この確認操作は、サーバ装置30がネットワーク20を介して端末装置40に提供するWebページ、もしくは端末装置40上で実行されるアプリケーション上の画面表示を確認することで行われる。この画面表示は、例えば図11に示す、文書の承認状態を確認可能なWebページ上の画面表示で行われる。これについては図11を参照して後述する。
尚、図10に示すシーケンス図において、以下のようにしてもよい。すなわち、S1006でサーバ装置30のCPU301が電子文書に識別子を付加するのではなく、S1107で画像形成装置10のCPU101が印刷ジョブを取得する。そして、その電子文書を印刷する際に、その印刷ジョブに関連付けられている識別子をその電子文書に付加した後に印刷してもよい。その場合、S1007で印刷ジョブ生成時に、その印刷ジョブに識別子を関連付ける処理を行う。
また図10に示すシーケンス図において、S1008でユーザBに印刷ジョブの生成を通知するのではなく、ユーザBに承認が依頼された旨を通知するとともに、署名対象電子文書を受信することが可能なWebページをユーザBに提供してもよい。その場合、S1007でサーバ装置30のCPU301は印刷ジョブを生成せず、S1008で承認が依頼された通知を確認したユーザBが、端末装置40を介してそのWebページにアクセスして署名対象の電子文書を取得する。そして、端末装置40上で、その電子文書の印刷指示を出すようにしても良い。
尚、通常、文書を印刷した後、印刷した文書をスキャンすると、読取画像データに印刷に伴う画像劣化が生じる。更に、文書を印刷して、印刷した文書のスキャンを繰り返すとその画像劣化が酷くなる。特に複数人の承認が必要な場合、印刷してスキャンを繰り返すことになる。この場合、後々の承認において画像劣化が酷くなり、差分を誤検知しやすくなる。
そこで、図10の署名文書の送信処理におけるS1210で登録する電子文書は受信した電子文書そのものではなくてもよい。例えば、その電子文書に関連付けられている署名フィールド領域のみを切り出し、既に登録されている同一の電子文書の署名フィールドに貼り付けたものでもよい。この場合、その電子文書の印刷に伴う画像劣化を最小限にできる。
次に、図9を参照して、文書管理データベース90について説明する。
図9は、実施形態1に係るサーバ装置30に記憶されている文書管理データベース90の一例を示す図である。
この文書管理データベース90は、図10のS1003で端末装置40から受信した電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、その電子文書の署名者のユーザ情報と、S1004で生成したその電子文書毎に固有な識別番号とを関連付けて登録している。また図10のS1209で画像形成装置10から受信した電子文書と、識別番号と、その識別番号に関連付けられている署名フィールド情報と、署名者ユーザ情報とを関連付けて登録している。
文書管理データベース90は、文書の識別番号を記録する識別番号901、その識別番号をもつ電子文書を記録する電子文書902、その電子文書の署名フィールド情報を記録する署名フィールド903を有している。またその電子文書の署名者のユーザ情報を記録する署名者904、その電子文書の受信日時を記録する登録日時905、その電子文書をどこから受信したかを表す送信元情報を記録する送信元906を有する。更に、その電子文書の承認状態を記録する承認状態907、その電子文書の適切性を確認したかどうかを表す確認情報を記録する確認908を含んでいる。
サーバ装置30のCPU301は、画像形成装置10や端末装置40から電子文書を受信した時に、文書管理データベース90において、レコードを追加して作成する。そのレコードには、識別番号901、電子文書902、署名フィールド903、署名者904、登録日時905、送信元906、承認状態907、確認908が含まれる。この場合、そのレコードの各の初期値はNULLである。そして、受信した電子文書をHDD304に格納し、作成したレコードにおいて、その電子文書のファイルパスは電子文書902にとクロックする。更に、図5を参照して後述する識別番号は識別番号901に、署名フィールド情報は署名フィールド903に、署名者のユーザ情報は署名者904に登録する。これらの情報の登録時には、送信元情報と登録日時情報、及び、その文書の承認状態も取得し、登録日時情報は登録日時905に、送信元情報は送信元906に、承認状態は承認状態907にそれぞれ登録する。
ここで、送信元情報は、送信操作をしたユーザのアカウント、及び、送信元IPアドレスもしくはMACアドレスがわかるような文字列である。図9では、送信元には、「user:」以降にユーザアカウントが、「@」以降に送信元のIPアドレスが記録されている。登録日時情報は、サーバ装置30が画像形成装置10や端末装置40から文書管理データベース90への登録対象となる情報を受信した日時である。承認状態は、画像形成装置10或いは端末装置40から受信した電子文書が署名者に署名され承認されたかどうかを表す文字列で、例えば、受信した署名者のユーザ情報と、送信元情報として受信したユーザアカウントが合致した場合に「承認」となる。更に、画像形成装置10による署名文書の送信処理時(図10のS1210)に、フラグを確認908に登録する。このフラグは、読取文書データの適切性、即ち、文書が差し替わっていない、かつ、文書が改竄されていない、かつ、文書に署名がされていることを確認したことを表すフラグである。
図9の文書管理データベース90において、レコード90aは、図10のS1003で端末装置40から電子文書を受信した時に追加されたレコードである。図10のS1004で識別番号として、例えば「D00000001」という値が割り当てられている。レコード90bは、図10のS1209で、画像形成装置10から読取文書データに基づく電子文書を受信した時に追加されたレコードであり、図10のS1004で識別番号として、例えば「D00000001」という値が割り当てられている。尚、識別番号として割り当てられた「D00000001」は、この電子承認ワークフローシステム50全体で一意となるような番号であれば表記形態に限定はなく、連番でもよいしランダムな文字列でもよい。この文書管理データベース90は、端末装置40からWebブラウザを介して参照できるようになっており、図10の署名文書の送信処理におけるS1301で図11に示すような画面表示が行われ、Webページ上で文書の承認状態や履歴を確認することができる。
図11は、実施形態1に係る端末装置40の表示部405に表示される文書の承認状態を確認できる画面表示例を示す図である。
ここでは図10のS1004で識別番号「D00000001」が割り当てられ、図9の文書管理データベース90において識別番号901の値が「D00000001」である電子文書の承認状態を表示するWebページ上の画面の例を示す。尚、図9の文書管理データベース90において、識別番号901「D00000001」が登録されているレコードは、レコード90aとレコード90bである。
図11において、文書の最新状態欄1101には、識別番号901が「D00000001」(表示対象の識別番号)であり、かつ、登録日時905が最新であるレコード90bの情報が表示されている。文書の最新状態欄1101の表示内容1111には、レコード90bの識別番号901の値、即ち、識別番号「D00000001」が表示されている。表示内容1112には、レコード90bの電子文書902の値、即ち、「申請書.pdf」が表示されている。表示内容1114には、レコード90bの署名者904の値が表示されている。表示内容1115には、レコード90bの登録日時905の値、ここでは「2019/7/3/10:00」が表示されている。表示内容1116には、レコード90bの送信元906の値が表示されている。表示内容1117には、レコード90bの承認状態907の値、ここでは「承認」が表示されている。ここには、サーバ装置30が画像形成装置10や端末装置40から受信した署名者のユーザ情報と、送信元情報として受信したユーザアカウントとが合致して承認済であることを示す「承認」と、合致しなかった場合の「未承認」を取り得る。表示内容1118には、レコード90bの確認908の値が表示される。ここでは画像形成装置10による署名文書の送信処理(図10の署名文書の送信処理におけるS1210)において、以下のような値を取り得る。読取文書データの適切性、即ち、文書が差し替わっていない、かつ、文書が改竄されていない、かつ、文書に署名がされていることを確認して適正である場合の「1」と、確認しなかった場合の「0」を取り得る。ここで、表示内容1118の値が「1」であった場合、例えばチェックマークで表示するなどしてもよい。
文書プレビュー欄1102には、レコード90bの電子文書902で示されている電子文書のサムネイル画像が表示される。
文書の履歴欄1103には、その識別番号で、登録日時905の値が最新でないレコードの情報が古い順に表示され、ここではレコード90aの情報が表示されている。文書の履歴欄1103の表示内容1135には、レコード90aの登録日時905の値が表示されている。表示内容1136には、レコード90aの送信元906の値が表示されている。
尚、図10のS1107で、画像形成装置10が電子文書の印刷を実行した時、サーバ装置30は、その画像形成装置10から、印刷した電子文書の識別番号と、印刷日時と、その画像形成装置10の情報とを受信する。そして、それら受信した情報を文書管理データベース90に登録してもよい。ここで、その画像形成装置10の情報は、印刷実行時のユーザ情報、及び、送信元IPアドレスもしくはMACアドレスである。登録時は、受信した識別番号を識別番号901に、受信した識別番号に関連付けられている電子文書と、署名フィールド情報と、署名者ユーザ情報を、それぞれ電子文書902、署名フィールド903、署名者904に登録する。また、印刷日時を登録日時905に、その画像形成装置10の情報を送信元906に登録する。これにより、図11の文書の履歴欄1103を介して、電子文書が、いつ誰により印刷されたかの履歴を確認することができる。
図13は、実施形態1に係る画像形成装置10における署名文書の送信処理(S1203)で、スキャナ部14がスキャンして読み取る文書の一例を示す図である。
図13において、識別子領域131は、図10の電子文書の登録処理のS1006で付与された識別子を表す。ここで識別子は、文書固有の識別番号を埋め込んだQRコードである。署名フィールド領域132は、署名者が署名する欄を示す。図10に示す電子文書の登録処理のS1001において、署名依頼者は、署名フィールド情報として、その文書の左上を原点とする座標系における開始点(x0,y0)、及び、フィールド領域の大きさ(w,h)又は終了点(x1,y1)を指定する。図6を参照して後述する画像形成装置10の署名文書の送信処理において、識別子領域131、及び、署名フィールド領域132を合わせて特定領域と呼ぶ。
図5は、実施形態1に係るサーバ装置30による電子文書の登録処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU301がHDD304に格納されているプログラムをRAM302に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。
まずS501でCPU301は、端末装置40からネットワーク20を介して、署名対象の電子文書と、その電子文書の署名フィールド情報と、署名者のユーザ情報を受信する。次にS502に進みCPU301は、S501で受信した電子文書に固有の識別番号、電子承認ワークフローシステム50で一意となるような番号を生成する。そして、CPU301は、その識別番号と、受信した電子文書と、署名フィールド情報と、署名者のユーザ情報とを関連付けて文書管理データベース90に登録する。次にS503に進みCPU301は、受信した署名者のユーザ情報に対応するユーザアカウントに対して、S502で登録したユーザ情報に関連付けられている電子文書の印刷ジョブを生成する。そして、その印刷ジョブを生成した旨を、例えば、そのアカウントに紐付いているメールアドレスにメールを送信するなどして署名者に通知する。このときCPU301は、その電子文書に関連付けられている識別番号を埋め込んだ識別子、ここではQRコードを生成し、その識別子をその電子文書に付加しておく。又は、電子文書に識別子を付加するのではなく、生成した印刷ジョブに識別子を関連付けてもよい。識別子を付加する際、電子文書の印刷時に、その識別子の印刷位置が電子文書の印刷紙と同じ印刷紙面上になるように付加してもよいし、電子文書の印刷紙とは別の印刷紙面になるように付加してもよい。
これによりサーバ装置30は、署名対象の電子文書と、電子文書の署名フィールド情報と、署名者のユーザ情報とを関連付けて記憶することができる。また署名対象の電子文書を印刷する印刷ジョブを生成し、署名対象の電子文書を印刷する印刷ジョブがあることを署名者に通知することができる。
図12は、実施形態1に係る画像形成装置10における登録文書の印刷処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU101がHDD104に格納されているプログラムをRAM102に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。
先ずS121でCPU101は、署名者がログインして登録文書の印刷モードを選択したことに応じて、サーバ装置30に対して、サーバ装置30が署名者(ログインユーザ)に対して生成した印刷ジョブを要求する。次にS122に進みCPU101は、サーバ装置30から、要求した印刷ジョブを受信したかどうか判定する。印刷ジョブを受信した場合はS123に遷移し、受信できなかった場合はS124に遷移し、表示部12に署名依頼がない旨を表すメッセージを表示して、この処理を終了する。一方、S123でCPU101は、サーバ装置30から受信した印刷ジョブのリストを表示して、署名者に、そのリストから印刷対象、即ち、署名対象の電子文書を指定させる。そしてS125に進みCPU101は、S123で指定された印刷ジョブを実行して、その対象の電子文書を印刷する。
以上説明したようにこの処理によれば、署名者であるユーザは、画像形成装置にログインするだけで、そのユーザを対象とした印刷ジョブをサーバ装置から取得して、その画像形成装置により印刷させることができる。こうして署名者は、署名が依頼された電子文書を取得することができる。
図6は、実施形態1に係る画像形成装置10における署名文書の送信処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU101がHDD104に格納されているプログラムをRAM102に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。
先ずS601でCPU101は、ユーザがログインして署名文書のスキャンモードを選択したことに応じて、スキャナ部14に載置された文書を読み取り、読取画像データを取得する。次にS602に進みCPU101は、読取画像データの識別子領域を認識及び解析して、その識別子に埋め込まれた識別番号を取得する。ここで識別子はQRコードであり、識別子領域の認識及び解析は、公知のQRコード認識及び解析技術で行われる。次にS603に進みCPU101は、取得した識別番号をサーバ装置30に送信し、更に、その識別番号に関連付けられている登録日時が最新の電子文書と署名フィールド情報を要求する。
そしてS604に進みCPU101は、サーバ装置30から電子文書と署名フィールド情報を受信したかどうか判定する。ここで受信したときはS605に進むが、受信できなかった場合はS606に進む。S606でCPU101は、表示部12に、S601で読み取った文書が未登録である旨を表すメッセージを表示して再スキャンを促して、この処理を終了する。
S605でCPU101は、受信した電子文書を、読取画像データの解像度と同じ解像度でJPEGファイルに変換することで画像化して原本画像データを取得し、読取画像データと原本画像データの位置合わせをする。この位置合わせは、例えば、SIFT(Scale−Invariant Feature Transform)特徴量等の画像特徴量のマッチングをもとに行う。また電子文書の画像化において、JPEG以外のフォーマットに変換してもよい。尚、このとき電子文書の画像化、及び、位置合わせ時の座標変換処理を、署名フィールド情報で定義された署名フィールド領域にも適用する。
次にS606に進みCPU101は、位置合わせした読取画像データと原本画像データにおいて、前述の特定領域以外で、画素的な差分が閾値以上あるかどうか判定する。ここで、特定領域は、図11を参照して前述したように、識別子領域、及び、署名フィールド情報で定義された署名フィールド領域である。ここで差分が閾値以上でない場合は、文書の改竄などがないと判定してS608に遷移する。一方、差分が閾値以上の場合、即ち、読取画像データと原本画像データとの間で何らかの違いがある場合は、読取文書を間違えているか、或いは改竄された文書を読み取っていると判定してS609に遷移する。S606でCPU101は、表示部12に、文書を間違えているか、或いは文書が改竄されている可能性がある旨を表すメッセージを表示して再スキャンを促して、この処理を終了する。
S608でCPU101は、読取画像データと原本画像データにおいて、署名フィールド領域で画素的な差分が閾値以上あるかどうか判定する。ここで差分が閾値以上であればS610に遷移する。差分が閾値以上でない場合は、署名フィールドに署名がないと判定してS611に遷移し、CPU101は、表示部12に、署名がされていない旨を表すメッセージを表示して再スキャンを促して、この処理を終了する。
S610でCPU101は、読取画像データをドキュメント形式、ここではPDFファイルに変換した電子文書と、S602で取得した識別番号をサーバ装置30に送信して、この処理を終了する。尚、送信する電子文書は、読取画像データをドキュメント形式に変換した電子文書ではなく、その読取画像データの署名フィールド領域を切り出し、その署名フィールド領域を、S603で受信した電子文書の署名フィールドに貼り付けたものでもよい。この場合、前述したように、複数人の承認が必要な場合でも、印刷してスキャンを繰り返すことによる画像劣化を最小限にすることができる。
以上述説明したように実施形態1によれば、手書きによる直筆署名のために印刷した文書を読み取る際に、その文書が差し替わっていないか、或いは文書が改竄されていないかを判定できる。また、その文書に、署名者による署名がなされているかどうか判定できる。これにより、署名者が誤って別の文書を送信したり、故意に文書を改竄したり、署名しないまま文書を送信してしまう等の事態の発生を防止できる。
[実施形態2]
実施形態1では、電子文書の登録処理において、読取画像データの原本を特定するために、印刷時に文書と同一の印刷紙面、或いは別の紙面上に識別子を付加し、読取時にその識別子を認識及び解析していた。しかし、同一印刷紙面上に識別子を付加するためには、文書に識別子を付加するためのスペースを設ける必要がある。また別の紙面上に識別子を付加する場合は、識別子を印刷するための用紙別途が必要であったり、別の文書の識別子印刷紙と取り違えたりするおそれがある。そこで実施形態2では、識別子を付加するのではなく、画像形成装置10にログインしたユーザに原本の候補を提示して選択させる、或いは原本の識別番号を入力させるようにする。尚、実施形態2に係るシステムの構成、及び、各装置のハードウェア構成などは前述の実施形態1と同様であるため、それらの説明を省略する。
実施形態1では、電子文書の登録処理において、読取画像データの原本を特定するために、印刷時に文書と同一の印刷紙面、或いは別の紙面上に識別子を付加し、読取時にその識別子を認識及び解析していた。しかし、同一印刷紙面上に識別子を付加するためには、文書に識別子を付加するためのスペースを設ける必要がある。また別の紙面上に識別子を付加する場合は、識別子を印刷するための用紙別途が必要であったり、別の文書の識別子印刷紙と取り違えたりするおそれがある。そこで実施形態2では、識別子を付加するのではなく、画像形成装置10にログインしたユーザに原本の候補を提示して選択させる、或いは原本の識別番号を入力させるようにする。尚、実施形態2に係るシステムの構成、及び、各装置のハードウェア構成などは前述の実施形態1と同様であるため、それらの説明を省略する。
図7は、実施形態2に係るサーバ装置30における電子文書の登録処理を説明するフローチャートである。尚、図7は、前述の実施形態1における図5と共通する部分があるため、それら共通する部分は同じ参照番号を付してその説明を省略し、差分の説明のみを行う。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU301がHDD304に格納されているプログラムをRAM302に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。
S701でCPU301は、S501で受信した署名者のユーザ情報に対応するユーザアカウントに対して、そのユーザ情報に関連付けられている電子文書の印刷ジョブを生成する。そして印刷ジョブを生成した旨と、その電子文書に関連付けられている識別番号を、例えばアカウントに紐付いているメールアドレスにメールを送信するなどして、署名者に通知する。
これにより署名者は、署名対象の文書を印刷する印刷ジョブがあることと、その文書に関連付けられている識別番号を取得することができる。
このときの画像形成装置10における登録文書の印刷処理は、前述の実施形態1における図12と同様であるため、その説明を省略する。
図8は、実施形態2に係る画像形成装置10における署名文書の送信処理を説明するフローチャートである。尚、このフローチャートで示す処理は、CPU101がHDD104に格納されているプログラムをRAM102に展開し、その展開したプログラムを実行することにより達成される。尚、図8において、前述の図6と共通する処理は同じ参照番号を付して、それらの説明を省略する。
S801でCPU101は、署名者が操作部15を介して、S703で受信した識別番号を入力する操作を要求する。この入力操作は、例えば、文書管理データベース90を参照してログインユーザに紐付いている識別番号の一覧を作成、及び、表示部12に表示し、署名者に、受信した識別番号と同じ識別番号を選択させる。或いは、表示部12に識別番号入力フォームを表示し、署名者にS703で受信した識別番号を入力させるようにしても良い。こうしてS603でCPU101は、S801でユーザが選択した、或いはユーザが入力した識別番号をサーバ装置30に送信し、その識別番号に関連付けられている登録日時が最新の電子文書と署名フィールド情報をサーバ装置30に要求する。
以上説明したように実施形態2によれば、読取画像データの原本を特定するために、その文書に識別子を付加するのではなく、画像形成装置にログインしたユーザに原本の識別番号の候補を提示して選択させる、或いは原本の識別番号を入力させるようにする。それにより、文書に識別子を付加するために制約や、文書の読取時に生じていた制約を解消できる。
尚、上記実施形態において、読取画像データの適切性を、文書が差し替わっていない、かつ、文書が改竄されていない、かつ、文書に署名がされていることと定義した。しかし本発明はこれに限定されるものでなく、これらのうち、いずれか1つだけ満足してよい。また定義に応じて、図10の署名文書の送信処理におけるS1207(図6のS607とS609、図8のS807とS809)と、S1208(図6のS608とS611、図8のS808とS811)は実施してもしなくてもよい。
10…画像形成装置、30…サーバ装置、40…端末装置、50…電子承認ワークフローシステム、101…CPU(画像形成装置)、301…CPU(サーバ装置)、90…文書管理データベース
Claims (15)
- 少なくとも画像形成装置とサーバ装置とを有する電子承認システムであって、
前記画像形成装置は、
文書を読み取る読取手段と、
前記読取手段で文書を読み取って得られた読取文書データの識別情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段で取得した前記識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報を前記サーバ装置から取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段で取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、前記読取手段で得られた前記読取文書データの適切性を判定する判定手段と、
前記判定手段によって適正であると判定された前記読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を前記サーバ装置に送信する送信手段と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記電子文書を印刷するための印刷ジョブを生成する生成手段と、
前記送信手段により送信された前記読取文書データに対応する電子文書を承認済として登録する登録手段と、
を有することを特徴とする電子承認システム。 - 前記生成手段は、文書の署名を依頼する署名依頼者である第1ユーザから、署名対象の前記電子文書と前記署名フィールド情報を取得すると当該電子文書の識別情報と、当該電子文書を印刷する印刷ジョブとを生成することを特徴とする請求項1に記載の電子承認システム。
- 前記サーバ装置は更に、前記識別情報と前記印刷ジョブの生成を、前記電子文書の署名者である第2ユーザに通知する通知手段を有し、
前記画像形成装置は、
前記第2ユーザが前記画像形成装置にログインして当該第2ユーザに関する印刷ジョブを要求することに応じて、前記サーバ装置から前記印刷ジョブを取得して印刷することを特徴とする請求項1又は2記載の電子承認システム。 - 前記読取手段は、前記印刷ジョブに基づいて印刷されたシートを読み取って前記読取文書データを取得し、前記第1取得手段は、前記読取文書データから前記識別情報を取得することを特徴とする請求項3に記載の電子承認システム。
- 前記第2取得手段は、前記識別情報に対応する電子文書と当該電子文書における署名フィールド情報とを前記サーバ装置から取得することを特徴とする請求項4に記載の電子承認システム。
- 前記判定手段は、前記読取手段で得られた前記読取文書データの前記署名フィールド情報が示す領域以外の画像データと、前記第2取得手段で取得した前記電子文書の前記署名フィールド情報が示す領域以外の画像データとの差分が閾値以上であれば、前記読取文書データが適切でないと判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子承認システム。
- 前記判定手段は、前記読取手段で得られた前記読取文書データの前記署名フィールド情報が示す領域の画像データと、前記第2取得手段で取得した前記電子文書の前記署名フィールド情報が示す領域の画像データとの差分が閾値以上であれば、前記読取文書データが適切であると判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子承認システム。
- 前記第1取得手段は、前記読取文書データに含まれる画像を解析して前記識別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の電子承認システム。
- 前記第1取得手段は、前記サーバ装置からの通知により前記識別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の電子承認システム。
- 画像形成装置であって、
印刷手段と、
前記印刷手段により印刷した文書を読み取る読取手段と、
前記読取手段で文書を読み取って得られた読取文書データの識別情報を取得する第1取得手段と、
前記第1取得手段で取得した前記識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報を取得する第2取得手段と、
前記第2取得手段で取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、前記読取手段で得られた前記読取文書データの適切性を判定する判定手段と、
前記判定手段によって適正であると判定された前記読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を登録する登録手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記印刷手段は、
前記文書の署名を依頼する署名依頼者である第1ユーザから指定された、署名対象の前記電子文書と署名フィールド情報とに基づく印刷ジョブに基づいて印刷を実行し、
前記読取手段は、前記印刷ジョブに基づいて印刷された前記文書を読み取ることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。 - 前記電子文書の署名者である第2ユーザが前記画像形成装置にログインして前記印刷ジョブを指示したことに応じて、前記印刷手段が当該印刷ジョブに基づく印刷を実行することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
- 前記第2取得手段は、前記識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報を、前記第1ユーザから指定された、署名対象の前記電子文書と署名フィールド情報とを記憶しているサーバ装置から取得することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
- 印刷手段と文書を読み取る読取手段とを有する画像形成装置を制御する制御方法であって、
前記読取手段で文書を読み取って得られた読取文書データの識別情報を取得する第1取得工程と、
前記第1取得工程で取得した前記識別情報に対応する電子文書と、当該電子文書における署名フィールド情報を取得する第2取得工程と、
前記第2取得工程で取得した前記電子文書と署名フィールド情報とを用いて、前記読取手段で得られた前記読取文書データの適切性を判定する判定工程と、
前記判定工程によって適正であると判定された前記読取文書データと、当該読取文書データの識別番号を登録する登録工程と、
を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータに、請求項14に記載の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019217501A JP2021086574A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 電子承認システム、画像形成装置とその制御方法、及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019217501A JP2021086574A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 電子承認システム、画像形成装置とその制御方法、及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021086574A true JP2021086574A (ja) | 2021-06-03 |
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ID=76087927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019217501A Pending JP2021086574A (ja) | 2019-11-29 | 2019-11-29 | 電子承認システム、画像形成装置とその制御方法、及び記憶媒体 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021086574A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US12235906B2 (en) | 2021-09-28 | 2025-02-25 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus, data management method, and non-transitory recording medium |
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2019
- 2019-11-29 JP JP2019217501A patent/JP2021086574A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US12235906B2 (en) | 2021-09-28 | 2025-02-25 | Ricoh Company, Ltd. | Information processing apparatus, data management method, and non-transitory recording medium |
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