JP2021083471A - 生理用ナプキン - Google Patents
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Abstract
【課題】排泄部対向部においては吸収性が高く、臀部対向部においては装着感に優れる生理用ナプキンを提供する。【解決手段】肌対向面を有する表面シート12と、表面シート12の非肌対向面に配された裏面シート14と、表面シート12及び裏面シート14の間に配された吸収体とを備えた生理用ナプキン1であって、表面シート12は、排泄部に対向する排泄部対向領域と、臀部に対向する臀部対向領域とを有する縦長に形成されており、表面シート12は、臀部に対向する臀部対向領域に、主としてコットン繊維からなるコットン表面シート部12aを有する生理用ナプキン1。【選択図】図1
Description
本発明は、生理用ナプキンに関する。
従来、就寝姿勢において体液が着用者の肌を伝って臀部の方に流れて漏れ出す、いわゆる伝い漏れを防ぐために、吸収体を着用者の背側に配される後方部まで設けると共に、吸収体の幅方向外方に延出する一対の後方フラップを後方部に設け、臀部まで覆うようにした生理用ナプキンが知られている(特許文献1)。
しかしながら、特許文献1の生理用ナプキンのように、臀部まで覆う夜用の生理用ナプキンは、仰向けの就寝姿勢において臀部と接触する部分が広く、自重により強い圧が加わった状態で臀部とナプキンとが密着する時間も長いため、臀部と接触する表面に汗が多く残っていると、不快感を誘発する可能性がある。このため、特許文献1の生理用ナプキンには、臀部対向部における装着感において、改善の余地がある。
本発明は、排泄部対向部においては吸収性が高く、臀部対向部においては装着感に優れる生理用ナプキンに関する。
本発明は、肌対向面を有する表面シートと、前記表面シートの非肌対向面に配された裏面シートと、該表面シート及び裏面シートの間に配された吸収体とを備えた生理用ナプキンであって、前記前記表面シートは、排泄部に対向する排泄部対向領域と、臀部に対向する臀部対向領域とを有する縦長に形成されており、前記表面シートは、臀部に対向する臀部対向領域に、主としてコットン繊維からなるコットン表面シート部を有する生理用ナプキンに関する。
本発明によれば、排泄部対向部においては吸収性が高く、臀部対向部においては装着感に優れる生理用ナプキンを提供することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、各図は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なる場合があると共に、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる場合がある。
以下の説明において、「肌対向面」とは、着用時に着用者側に向く面をいい、「非肌対向面」とは、肌対向面の反対側の面、すなわち着用時に衣類に装着される側の面をいうものとする。また、前後方向(長手方向(図1及び図3中のX方向))は、着用時に着用者の前後方向に対応する方向であって、生理用ナプキン1の長辺軸に沿う方向をいい、幅方向(短手方向(図1及び図3中のY方向))は、該長手方向と直交する方向のうち、肌対向面や非肌対向面に沿った方向をいうものとする。なお、図1において、文字Fは生理用ナプキン1の前方を示し、文字Bは生理用ナプキン1の後方を示している。
[生理用ナプキンの全体構成]
本実施形態に係る生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、ショーツ等の衣類の肌接触面(内面)に取り付けて使用される生理用ナプキン、特に、排泄量の多い用途の夜用生理用ナプキンである。この生理用ナプキン1は、肌対向面を有する液透過性(透水性)の表面シート12と、表面シート12の非肌対向面側に配される液防漏性(防水性)の裏面シート14と、これら両シート12,14間に配置された吸収体40とを備えている。
本実施形態に係る生理用ナプキン1は、図1及び図2に示すように、ショーツ等の衣類の肌接触面(内面)に取り付けて使用される生理用ナプキン、特に、排泄量の多い用途の夜用生理用ナプキンである。この生理用ナプキン1は、肌対向面を有する液透過性(透水性)の表面シート12と、表面シート12の非肌対向面側に配される液防漏性(防水性)の裏面シート14と、これら両シート12,14間に配置された吸収体40とを備えている。
表面シート12及び裏面シート14は、吸収体40よりも大きな寸法を有し、吸収体40よりも前後方向に縦長で、かつ、吸収体40よりも幅方向に幅広な形状を有している。これら両シート12,14は、吸収体40の前後方向及び幅方向の両端からそれぞれ延出しており、両シート12,14間に吸収体40を挟持配置した状態で該吸収体40の周囲を囲うように、ヒートシール等によって互いに接着されることで、外周側に接着部17を形成している。
表面シート12及び裏面シート14は、排泄部に対向する排泄部対向領域Uと、臀部に対向する臀部対向領域Vとを有する縦長に形成されている。具体的には、表面シート12及び裏面シート14は、着用者の衣類の内面に取り付けられた際に、例えば、着用者の下腹部から排泄部(膣口等)を通って臀部に至る所定の長さ、及び両大腿部の付け根間に亘って排泄部を覆う所定の幅を有している。なお、図1においては、表面シート12及び裏面シート14は、それぞれ、平面視で見て同一外形を有する態様で示されている。
表面シート12及び裏面シート14には、吸収体40の前後方向に沿う両側縁部から幅方向の外方にそれぞれ延出するフラップ部5が形成されている。このフラップ部5には、サイドシート16が積層されており、着用時に着用者の排泄部である膣口に対向配置される排泄部対向領域Uにおいて、幅方向の外方に更に延出した一対のウイング部6,6が形成されている。また、表面シート12の幅方向周縁部に対向する領域にサイドシート16と表面シート12とを厚み方向(Z軸方向)に接合する接合部(図示せず)が形成されている。
また、フラップ部5には、着用時に排泄部対向領域Uよりも着用者の背中側に配置される臀部対向領域Vにおいて、生理用ナプキン1の幅方向外側に向かって更に延出した一対の後部フラップ7,7が設けられている。本実施形態に係る生理用ナプキン1は、その前後方向において、中央に上記排泄部対向領域Uと、この排泄部対向領域Uよりも前方Fの腹側に配置される前方領域Wと、排泄部対向領域Uよりも後方Bの臀部側に配置される臀部対向領域Vとに分けて表すことができる。
本実施形態の生理用ナプキン1は、臀部対向領域Vに幅広な後部フラップ7,7を有する夜用の生理用ナプキンである。ショーツ等の衣類の股下部に折り曲げて固定するウイング部6,6を備える場合は、このウイング部6,6の存在する領域に沿った前後方向領域が排泄部対向領域Uに対応する。
[表面シート]
表面シート12は、排泄部対向領域Uにおける吸水性が、臀部対向領域Vの吸水性よりも低くなるよう構成されている。具体的には、表面シート12は、図1に示すように、コットン繊維が含有されたコットン表面シート部12aと、コットン表面シート部12aの吸水性よりも低い吸水性を有する低吸水性表面シート部12bとを備え、低吸水性表面シート部12bが前方領域W及び排泄部対向領域Uに設けられ、コットン表面シート部12aが臀部対向領域Vに設けられている。なお、コットン表面シート部12aは親水性であり、低吸水性表面シート部12bは親水性であることが好ましい。
表面シート12は、排泄部対向領域Uにおける吸水性が、臀部対向領域Vの吸水性よりも低くなるよう構成されている。具体的には、表面シート12は、図1に示すように、コットン繊維が含有されたコットン表面シート部12aと、コットン表面シート部12aの吸水性よりも低い吸水性を有する低吸水性表面シート部12bとを備え、低吸水性表面シート部12bが前方領域W及び排泄部対向領域Uに設けられ、コットン表面シート部12aが臀部対向領域Vに設けられている。なお、コットン表面シート部12aは親水性であり、低吸水性表面シート部12bは親水性であることが好ましい。
コットン表面シート部12aにおける吸水性は、水分率として6質量%以上が好ましく、10質量%以上であることがより好ましい。また、低吸水性表面シート部12bの吸水性は、水分率として4質量%以下が好ましく、2質量%以下であることがより好ましい。
なお、水分率の測定方法は以下の通りである。
なお、水分率の測定方法は以下の通りである。
[水分率の測定方法]
水分率は、JIS P8203の水分率試験方法を準用して算出することができる。すなわち、繊維試料を温度40℃、相対湿度80%RHの試験室に24時間静置後、その室内にて絶乾処理前の繊維試料の重量W(g)を測定する。その後、温度105±2℃の電気乾燥機(例えば、株式会社いすゞ製作所製)内にて1時間静置し、繊維試料の絶乾処理を行う。絶乾処理後、温度20±2℃、相対温度65±2%の標準状態の試験室にて、旭化成(株)製サランラップ(登録商標)で繊維試料を包括した状態で、Siシリカゲル(例えば、豊田化工(株))をガラスデシゲータ内(例えば、(株)テックジャム製)に入れて、繊維試料が温度20±2℃になるまで静置する。その後、繊維試料の恒量W’(g)を秤量して、「水分率(%)=(W−W’/W’)×100」の式により繊維試料の水分率を求める。
水分率は、JIS P8203の水分率試験方法を準用して算出することができる。すなわち、繊維試料を温度40℃、相対湿度80%RHの試験室に24時間静置後、その室内にて絶乾処理前の繊維試料の重量W(g)を測定する。その後、温度105±2℃の電気乾燥機(例えば、株式会社いすゞ製作所製)内にて1時間静置し、繊維試料の絶乾処理を行う。絶乾処理後、温度20±2℃、相対温度65±2%の標準状態の試験室にて、旭化成(株)製サランラップ(登録商標)で繊維試料を包括した状態で、Siシリカゲル(例えば、豊田化工(株))をガラスデシゲータ内(例えば、(株)テックジャム製)に入れて、繊維試料が温度20±2℃になるまで静置する。その後、繊維試料の恒量W’(g)を秤量して、「水分率(%)=(W−W’/W’)×100」の式により繊維試料の水分率を求める。
また、表面シート12の排泄部対向領域Uでは、臀部対向領域Vよりも親水性が低いことが好ましい。繊維親水性の相対的な大小関係は、下記方法で測定される水との接触角に基づいて判断することができ、る。すなわち、当該接触角が小さいものが大きいものに対して親水性が高い、と判断される。また、一般的には、当該接触角が90度未満であれば親水性、90度以上であれば疎水性であると判断できる。
<接触角の測定方法>
測定対象から繊維を取り出し、その繊維に対する水の接触角を測定する。測定装置として、協和界面科学株式会社製の自動接触角計MCA−Jを用いる。接触角の測定には脱イオン水を用いる。インクジェット方式水滴吐出部(クラスターテクノロジー社製、吐出部孔径が25μmのパルスインジェクターCTC−25)から吐出される液量を20ピコリットルに設定して、水滴を、繊維の真上に滴下する。滴下の様子を水平に設置されたカメラに接続された高速度録画装置に録画する。録画装置は後に画像解析をする観点から、高速度キャプチャー装置が組み込まれたパーソナルコンピュータが望ましい。本測定では、17msec毎に画像が録画される。録画された画像において、繊維に水滴が着滴した最初の画像を、付属ソフトFAMAS(ソフトのバージョンは2.6.2、解析手法は液滴法、解析方法はθ/2法、画像処理アルゴリズムは無反射、画像処理イメージモードはフレーム、スレッシホールドレベルは200、曲率補正はしない、とする)にて画像解析を行い、水滴の空気に触れる面と繊維とのなす角を算出し、接触角とする。測定対象物から取り出した繊維は、繊維長1mmに裁断し、該繊維を接触角計のサンプル台に載せて、水平に維持する。繊維1本につき異なる2箇所の接触角を測定する。N=5本の接触角を小数点以下1桁まで計測し、合計10箇所の測定値を平均した値(小数点以下第2桁で四捨五入)を、当該繊維と水との接触角と定義する。測定環境は、室温22±2℃、湿度65±2%RHとする。
測定対象から繊維を取り出し、その繊維に対する水の接触角を測定する。測定装置として、協和界面科学株式会社製の自動接触角計MCA−Jを用いる。接触角の測定には脱イオン水を用いる。インクジェット方式水滴吐出部(クラスターテクノロジー社製、吐出部孔径が25μmのパルスインジェクターCTC−25)から吐出される液量を20ピコリットルに設定して、水滴を、繊維の真上に滴下する。滴下の様子を水平に設置されたカメラに接続された高速度録画装置に録画する。録画装置は後に画像解析をする観点から、高速度キャプチャー装置が組み込まれたパーソナルコンピュータが望ましい。本測定では、17msec毎に画像が録画される。録画された画像において、繊維に水滴が着滴した最初の画像を、付属ソフトFAMAS(ソフトのバージョンは2.6.2、解析手法は液滴法、解析方法はθ/2法、画像処理アルゴリズムは無反射、画像処理イメージモードはフレーム、スレッシホールドレベルは200、曲率補正はしない、とする)にて画像解析を行い、水滴の空気に触れる面と繊維とのなす角を算出し、接触角とする。測定対象物から取り出した繊維は、繊維長1mmに裁断し、該繊維を接触角計のサンプル台に載せて、水平に維持する。繊維1本につき異なる2箇所の接触角を測定する。N=5本の接触角を小数点以下1桁まで計測し、合計10箇所の測定値を平均した値(小数点以下第2桁で四捨五入)を、当該繊維と水との接触角と定義する。測定環境は、室温22±2℃、湿度65±2%RHとする。
コットン表面シート部12aの接触角は、30°以下であることが好ましく、25°以下であることがより好ましい。また、低吸水性表面シート部12bの接触角は、コットン表面シート部12aより大きいことを前提として、85°以下であることが好ましく、78°以下であることがより好ましい。
コットン表面シート部12aは、主としてコットン繊維を含有する不織布であり、臀部対向領域Vの略全域に亘って配されている。本明細書において、「主として」とは、コットン表面シート部12aの肌対向面におけるコットン繊維の含有割合が、55質量%以上であることをいい、70質量%以上であることがより好ましく、85質量%以上であることが更に好ましく、100質量%であることが殊更に好ましい。
コットン繊維は、例えば、木綿の原綿、精錬・漂白した綿繊維若しくは精錬・漂白後、染色を施した綿繊維、精錬・漂白した脱脂綿繊維、糸若しくは布帛になったものを解繊した反毛等、あらゆる綿繊維を使用できるが、特に綿繊維の表面に付着しているコットンワックスの天然油脂により、繊維の状態でも若干撥水性を備えた未脱脂綿を使用するのが好ましい。
コットン表面シート部12aは、コットン繊維のみからなること(コットン繊維100質量%)が好ましいが、他の繊維、例えば熱可塑性繊維を含んでいても良い。他の繊維の配合量は、優れた肌触りの観点から、45質量%未満であることが好ましく、25質量%未満であることがより好ましく、0質量%であることが更に好ましい。
コットン表面シート部12aの坪量は、25g/m2以上であることが好ましく、35g/m2以上であることがより好ましく、45g/m2以上であることが更に好ましく、また、70g/m2以下であることが好ましく、60g/m2以下であることがより好ましく、50g/m2以下であることが更に好ましい。
コットン表面シート部12aは、個々の繊維が機械的に交絡したスパンレース不織布を用いることができる。スパンレース不織布は、接着剤を使用せず、柔軟性を有する等の利点を有する。
低吸水性表面シート部12bは、液透過性を有する不織布であって、コットン表面シート部12aの吸水性よりも低い吸水性となるよう親水化処理を施した合成繊維で形成されている。低吸水性表面シート部12bの後方側の端部は、臀部対向領域V内に延在しており、コットン表面シート部12aの前方側の端部と重なっている。すなわち、コットン表面シート部12aと低吸水性表面シート部12bは、臀部対向領域Vの排泄部対向領域U側近傍の領域において、厚み方向に重なり合った重なり部13を形成している。
親水化処理を施した合成繊維としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル等が用いられる。
低吸水性表面シート部12bの坪量は、20g/m2以上であることが好ましく、30g/m2以上であることがより好ましく、40g/m2以上であることが更に好ましく、また、65g/m2以下であることが好ましく、55g/m2以下であることがより好ましく、45g/m2以下であることが更に好ましい。
低吸水性表面シート部12bは、例えばエアースルー不織布、スパンボンド不織布等を用いることができる。
コットン表面シート部12aと低吸水性表面シート部12bは、既述のとおり、臀部対向領域Vの排泄部対向領域U側近傍の領域において、厚み方向に重なり合った重なり部13を形成している。重なり部13では、コットン表面シート部12aが低親水度吸水性表面シート部12bよりも吸収体40側に配されている。コットン表面シート部12aと低親水度吸水性表面シート部12bは、ホットメルト型等接着剤等の公知の接合手段により接合されている。
重なり部13の縦方向Xの長さは、液引き込み性の観点から、10mm以上であることが好ましく、15mm以上であることがより好ましく、20mm以上であることが更に好ましく、また、臀部の快適性の観点から、50mm以下であることが好ましく、40mm以下であることがより好ましく、30mm以下であることが更に好ましい。
また、表面シート12は、前方領域Wから臀部対向領域Vに亘って、長手方向に沿って延びるように形成された一対の圧搾溝20a,20bを有している。圧搾溝20a,20bは、表面シート12及び吸収体40を圧搾加工することによって形成された線状溝として構成されており、表面シート12の肌対向面から非肌対向面に向けて筋状に凹んだ形状を有し、かつ、幅方向の中心線(図示せず)に対して平面視で見て左右対称となるような形状を有する。また、圧搾溝20a,20bは、その前方側の端部及び後方側の端部において相互に連結され、全体として環状に形成されている。
圧搾溝20a,20bは、任意の位置において、長手方向に沿って複数に分断されている。本明細書では、圧搾溝20a,20bが分断されることで圧搾溝20a,20bが形成されていない部位、すなわち、分断された圧搾溝20a,20bの端部間の領域を「不連続部」と称する。
コットン表面シート部12aと低吸水性表面シート部12bとの重なり部13は、圧搾溝20a,20bが形成されない不連続部22a,22bを有している。この不連続部22a,22bにおいて、その後方側に位置する圧搾溝20a,20bの端部は、幅方向外側を向いており、前方側に位置する圧搾溝20a,20bの端部は、幅方向内側を向いている。
[裏面シート]
裏面シート14は、液防漏性を有するシート材、例えば、ポリエチレンや防水フィルム、或いはフィルムと織布等の複合材等からなり、裏面シート14の非肌対向面には、上記ショーツ等のクロッチ部分の非肌接触面にウイング部6,6を巻き付けて固定するための粘着剤層8a、及び生理用ナプキン1をショーツ等の内面に固定するための粘着剤層8bが積層されている。これら粘着剤層には、未使用時においては図示しない剥離紙が積層されている。なお、裏面シート14及びサイドシート16は、図示の形状や上記の構成に限定されるものではなく、生理用ナプキンに通常使用されているものを任意に用いることが可能である。
裏面シート14は、液防漏性を有するシート材、例えば、ポリエチレンや防水フィルム、或いはフィルムと織布等の複合材等からなり、裏面シート14の非肌対向面には、上記ショーツ等のクロッチ部分の非肌接触面にウイング部6,6を巻き付けて固定するための粘着剤層8a、及び生理用ナプキン1をショーツ等の内面に固定するための粘着剤層8bが積層されている。これら粘着剤層には、未使用時においては図示しない剥離紙が積層されている。なお、裏面シート14及びサイドシート16は、図示の形状や上記の構成に限定されるものではなく、生理用ナプキンに通常使用されているものを任意に用いることが可能である。
[吸収体]
吸収体40は、図2に示すように、吸収性を有する吸収性コア30と、吸収性コア30を被覆するコアラップシート39とを備えている。
吸収体40は、図2に示すように、吸収性を有する吸収性コア30と、吸収性コア30を被覆するコアラップシート39とを備えている。
吸収体40は、平面視において略角丸矩形形状の外観を有している。吸収性コア30は、図3に示すように、前方領域Wに位置する前方コア部31と、排泄部対向領域Uに位置する中間コア部32と、臀部対向領域Vに位置する後方コア部33とを有する。中間コア部32の幅D2は、前方コア部31の幅D1及び後方コア部33の幅D3の双方よりも狭く形成されている。
中間コア部32は、幅方向中央に形成される高坪量部34と、高坪量部34よりも低い坪量を有する低坪量部35と、その両縁部の前端及び後端に位置するテーパ部32a,32bと、高坪量部34の外縁に沿って形成される周縁溝36と、幅方向中央に長手方向に沿って延びる縦溝37bと、吸収性コア30の幅方向に延びる複数の横溝38bとを有する。また、中間コア部32の両縁部と、テーパ部32a,32bとの間に形成された括れ領域32sを有する。
高坪量部34の坪量は、例えば、400g/m2以上1000g/m2以下であることが好ましく、500g/m2以上900g/m2以下であることがより好ましい。低坪量部35の坪量は、例えば、100g/m2以上700g/m2以下であることが好ましく、200g/m2以上600g/m2以下であることがより好ましい。
中間コア部32の幅D2は、典型的には一般的な着用者の股間幅(約30mm)よりも大きく形成され、例えば、40mm以上75mm以下であることが好ましく、50mm以上70mm以下であることがより好ましい。
前方コア部31及び後方コア部33は、吸収性コア30の長手方向に沿って延びる複数の縦溝37a,37cと吸収性コア30の幅方向に延びる複数の横溝38a,38cとを有している。複数の縦溝37a,37cは、吸収性コア30の幅方向中央と、その幅方向外側に形成されている。また、本実施形態において、前方コア部31及び後方コア部33の坪量は、低坪量部35より高い坪量を有する。すなわち、吸収性コア30では、低坪量部35、前方コア部31及び後方コア部33、高坪量部34の順に坪量は高くなる。
後方コア部33は、隣接する一対の縦溝37c,37cと、隣接する一対の横溝38c,38cとによって囲まれたブロック部41を有する。縦溝37cは、底部42を有し、横溝38cは、底部43を有する。
縦溝37c及び横溝38cは、その底部42,43における形成材料の坪量が、ブロック部41の坪量(縦溝37c及び横溝38c以外の部分における形成材料の坪量)よりも小さくなるように形成されている。底部42,43の坪量は、25g/m2以上300g/m2以下であることが好ましい。これにより、底部42,43は、ブロック部41と比較して剛性が低くなり、着用者の身体に沿って変形しやすくなり、装着感を向上させることができる。
ブロック部41の坪量は、吸収性の観点から、90g/m2以上であることが好ましく、100g/m2以上であることがより好ましく、また、体とのフィット性の観点から、500g/m2以下であることが好ましく、450g/m2以下であることがより好ましい。
吸収性コアの坪量の測定方法としては、吸収性コア30の測定対象領域を、フェザー社製片刃剃刀を用いて切断し、あらかじめ定めた面積となるように小片を得る。それらの小片の重量を電子天秤(A&D社製電子天秤GR−300、精度:小数点以下4桁)を用いて測定する。求めた重量を各部の小片の面積で除して小片の坪量を算出する。各部のそれぞれについて、小片5個の坪量の平均を坪量とする。
前方コア部31の幅D1は、例えば、60mm以上100mm以下であることが好ましく、70mm以上90mm以下であることがより好ましい。前方コア部31の厚みは、2mm以上10mm以下であることが好ましく、2.5mm以上9mm以下であることがより好ましい。前方コア部31の坪量は、90g/m2以上500g/m2以下であることが好ましく、100g/m2以上450g/m2以下であることがより好ましい。
後方コア部33の幅D3は、例えば、60mm以上100mm以下であることが好ましく、70mm以上90mm以下であることがより好ましい。後方コア部33の厚みは、2mm以上10mm以下であることが好ましく、2.5mm以上9mm以下であることがより好ましい。後方コア部33の坪量は、90g/m2以上500g/m2以下であることが好ましく、100g/m2以上450g/m2以下であることがより好ましい。
コアラップシート39は、吸収性コア30を被覆し、吸収性コア30の繊維組成物(形成材料)の漏れ出しを防止したり、吸収性コア30の位置保持性や形状安定性(保形性)を高めたりするために用いられる。また、吸収性コア30の一対の括れ領域32sにおいては、前方コア部31及び後方コア部33の間に架け渡されることで、中間コア部32の外縁部から括れ領域32sに延出している。このため、前後方向に一定の張力を付与された状態で括れ領域32sに対応する形状に維持される。コアラップシート39としては、例えば親水性のティッシュペーパー等の薄手の紙(薄葉紙)、クレープ紙、コットンやレーヨン等の親水性繊維からなる不織布、及び合成樹脂の繊維に親水化処理を施してなる不織布(例えば、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンレース不織布、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布等)等の種々の親水性シートを採用可能である。
[後部フラップ]
後部フラップ7,7は、所定量のコットン繊維が含有される不織布からなり、後部フラップ7,7の吸水性は、臀部対向領域Vにおけるコットン表面シート部12aの吸水性よりも低くなるよう形成されている。
後部フラップ7,7は、所定量のコットン繊維が含有される不織布からなり、後部フラップ7,7の吸水性は、臀部対向領域Vにおけるコットン表面シート部12aの吸水性よりも低くなるよう形成されている。
後部フラップ7,7のコットン繊維の含有割合は、臀部対向領域Vの吸汗性の観点から、5%以上であることが好ましく、10%以上であることがより好ましく、20%以上であることが更に好ましく、また、液防漏性の観点から、50%以下であることが好ましく、40%以下であることがより好ましく、30%以下であることが更に好ましい。
[本実施形態に係る生理用ナプキンの利点]
以上説明したとおり、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、表面シート12が、排泄部に対向する排泄部対向領域Uと、臀部に対向する臀部対向領域Vとを有する縦長に形成されており、臀部に対向する臀部対向領域Vに、主としてコットン繊維からなるコットン表面シート部12aを有する構成されている。
以上説明したとおり、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、表面シート12が、排泄部に対向する排泄部対向領域Uと、臀部に対向する臀部対向領域Vとを有する縦長に形成されており、臀部に対向する臀部対向領域Vに、主としてコットン繊維からなるコットン表面シート部12aを有する構成されている。
このような構成を備える生理用ナプキン1によれば、上述したように、コットン表面シート部12aは、臀部対向領域Vにコットン表面シート部12aが配されるため、臀部における汗の吸収性が向上してムレにくくなると共に、肌触りを優れたものとすることができる。また、排泄部対向領域Uには、低吸水性表面シート部12bが配されるため、コットン表面シート部12aよりも液透過性を高くすることができる。これにより、排泄部の吸収性を向上させ、かつ、臀部において装着感を向上させることが可能となる。
また、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、コットン表面シート部12aよりも低い吸水性を有する低吸水性表面シート部12bが配置されている。具体的には、親水化処理を施した合成繊維で低吸水性表面シート部12bが形成されている。このような生理用ナプキン1によれば、排泄部対向領域Uにおいて、コットン表面シート部12aよりも高い液透過性を発揮することが可能となるため、臀部対向領域Vに経血等の体液が流れにくく、コットン表面シート部12aが経血を保持し難く、濡れ感による不快感を与えにくくなる。
さらに、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、コットン表面シート部12aの少なくとも一部と低吸水性表面シート部12bの少なくとも一部とが重なり合った重なり部13を有しており、重なり部13では、コットン表面シート部12aが、低吸水性表面シート部12bよりも吸収体40側に位置している。このような生理用ナプキン1によれば、重なり部13において、低吸水性表面シート部12bの表面より吸水性が高いコットン表面シート部12aが経血等の体液を引き込むため、表面において液残りし難いという利点がある。また、コットン表面シート部12aが吸収体40に近く、表面を拡散するよりも吸収体40へ経血等の体液が引き込まれ易いため、濡れ感を抑制できる。
またさらに、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、重なり部13において、圧搾溝20a,20bが連続しない不連続部22a,22bを有する。これにより、体液等が圧搾溝20a,20bを伝ってコットン表面シート部12aに流れることを防ぎ、臀部対向領域Vにおける経血等の漏れを防ぐことができる。
また、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、吸収体40が、臀部対向領域Vにおいて、幅方向中央に長手方向に沿って延びる縦溝37cを有し、縦溝37cは、その底部42における形成材料の坪量が、縦溝37c以外の部分における形成材料の坪量よりも小さくなるよう形成されている。このような構成によれば、縦溝37cを有する通気溝として機能させることが可能となるため、コットン表面シート部12aのコットン繊維が吸収した汗を乾燥させ易くなる。
さらに、本実施形態に係る生理用ナプキン1は、後部フラップ7が所定量のコットン繊維を含有し、後部フラップ7の吸水性が表面シート12の臀部対向領域Vの吸水性よりも低い。このため、臀部全体の汗を吸収することが可能となり、臀部がムレにくいという利点を有する。
以上、本発明の好適な実施形態を例示して説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、表面シート12は、コットン表面シート部12aと低吸水性表面シート部12bとを有するものとして説明したが、これに限定されず、全域をコットン表面シート部とし、排泄部対向領域Uの吸水性が臀部対向領域Vの吸水性よりも低くなるように、排泄部対向領域Uに疎水加工を施してもよい。このような変形例によっても、上述した実施形態と同様に、排泄部対向領域Uにおいて吸収性を高めることができ、かつ、臀部対向領域Vにおいて汗の吸収性及び肌触りを高めることができる。また、全体として優れた装着感を得ることができる。
また、上述した実施形態では、重なり部13は、コットン表面シート部12aの少なくとも一部と低吸水性表面シート部12bの少なくとも一部とが重なり合っているものとして説明したが、これに限定されず、コットン表面シート部12aの一部と、低吸水性表面シート部12bの全部とが重なり合っていてもよい。
これにより、排泄部対向領域Uにおいて、吸液速度を高められるために、ドライ感を向上でき、前方領域Wにも吸汗機能を付加することが可能となる。
これにより、排泄部対向領域Uにおいて、吸液速度を高められるために、ドライ感を向上でき、前方領域Wにも吸汗機能を付加することが可能となる。
さらに、上述した実施形態では、コットン表面シート部12a及び低吸水性表面シート部12bの非肌対向面に吸収体40が配されるものとして説明したが、これに限定されず、コットン表面シート部12a及び低吸水性表面シート部12bと吸収体40との間に、セカンドシート(図示せず)を設けてもよい。このセカンドシートは、液透過性のシートであり、セカンドシートの吸水性は、コットン表面シート部12a及び低吸水性表面シート部12bの吸水性よりも高い。これにより、コットン表面シート部12a及び低吸水性表面シート部12bを介して、より一層体液等を引き込むことができ、吸収性を高めることができる。なお、セカンドシートは、前後方向に前方領域Wから臀部対向領域Vまで延びていてもよいし、一部に配されてもよい。
またさらに、上述した実施形態では、後方コア部33の縦溝37cが長手方向の全域に亘って形成されるものとして説明したが、これに限定されず、縦溝37cの一部(例えば後方側)に貫通孔(図示せず)を有していてもよい。例えば、図3における3本の縦溝37cのうち、中央に存在する縦溝37cの一部が吸収性コア30の表面から裏面まで厚み方向に貫通する形態が挙げられる。これにより、臀部対向領域Vにおける通気性が向上し、より装着感に優れたものとすることができる。
上記のような変形例が本発明の範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 : 生理用ナプキン
5 :フラップ部
6 :ウイング部
7 : 後部フラップ
8a,8b :粘着剤層
12 : 表面シート
12a : コットン表面シート部
12b : 低吸水性表面シート部
13 : 重なり部
14 : 裏面シート
16 : サイドシート
17 : 接着部
20a,20b :圧搾溝
22a,22b :不連続部
30 : 吸収性コア
31 : 前方コア部
32 : 中間コア部
33 : 後方コア部
34 : 高坪量部
35 : 低坪量部
36 : 周縁溝
37a,37b,37c :縦溝
38a,38b,38c :横溝
39 : コアラップシート
40 : 吸収体
41 : ブロック部
42 : 底部
43 : 底部
5 :フラップ部
6 :ウイング部
7 : 後部フラップ
8a,8b :粘着剤層
12 : 表面シート
12a : コットン表面シート部
12b : 低吸水性表面シート部
13 : 重なり部
14 : 裏面シート
16 : サイドシート
17 : 接着部
20a,20b :圧搾溝
22a,22b :不連続部
30 : 吸収性コア
31 : 前方コア部
32 : 中間コア部
33 : 後方コア部
34 : 高坪量部
35 : 低坪量部
36 : 周縁溝
37a,37b,37c :縦溝
38a,38b,38c :横溝
39 : コアラップシート
40 : 吸収体
41 : ブロック部
42 : 底部
43 : 底部
Claims (7)
- 肌対向面を有する表面シートと、前記表面シートの非肌対向面に配された裏面シートと、該表面シート及び裏面シートの間に配された吸収体とを備えた生理用ナプキンであって、
前記表面シートは、排泄部に対向する排泄部対向領域と、臀部に対向する臀部対向領域とを有する縦長に形成されており、
前記表面シートは、臀部に対向する臀部対向領域に、主としてコットン繊維からなるコットン表面シート部を有する
生理用ナプキン。 - 前記表面シートは、前記排泄部対向領域における吸水性が、前記臀部対向領域の吸水性よりも低い
請求項1に記載の生理用ナプキン。 - 前記表面シートは、前記排泄部対向領域及び該排泄部対向領域よりも腹側に配置される前方領域に、前記コットン表面シート部の吸水性よりも低い吸水性を有する低吸水性表面シート部が配置される
請求項1又は2に記載の生理用ナプキン。 - 前記表面シートは、前記コットン表面シート部の少なくとも一部と前記低吸水性表面シート部の少なくとも一部とが重なり合った重なり部を有しており、
前記重なり部では、前記コットン表面シート部が前記低吸水性表面シート部よりも前記吸収体側に位置する
請求項3項に記載の生理用ナプキン。 - 前記表面シートは、長手方向に沿って延びるように形成されている圧搾溝を有し、
前記重なり部は、前記圧搾溝が形成されない不連続部を有している
請求項4に記載の生理用ナプキン。 - 前記吸収体は、前記臀部対向領域において、幅方向中央に長手方向に沿って延びる縦溝を有し、
該縦溝は、その底部における形成材料の坪量が、該縦溝以外の部分における形成材料の坪量よりも小さくなるよう形成されている
請求項1〜5のいずれか1項に記載の生理用ナプキン。 - 前記臀部対向領域から幅方向外側に延出する後部フラップを更に有し、
前記後部フラップは、所定量のコットン繊維を含有し、
前記後部フラップの吸水性は、前記表面シートの臀部対向領域の吸水性よりも低い
請求項1〜6のいずれか1項に記載の生理用ナプキン。
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JP2019212289A JP2021083471A (ja) | 2019-11-25 | 2019-11-25 | 生理用ナプキン |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010279621A (ja) * | 2009-06-05 | 2010-12-16 | Daio Paper Corp | 吸収性物品 |
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JP2019162218A (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 大王製紙株式会社 | 吸収性物品の製造方法 |
JP2019198620A (ja) * | 2018-11-30 | 2019-11-21 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収性物品 |
-
2019
- 2019-11-25 JP JP2019212289A patent/JP2021083471A/ja active Pending
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