JP2021036113A - カーテンウォールユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】建築躯体に容易に固定可能なカーテンウォールユニットを得る。【解決手段】カーテンウォールユニット10は、ガラスユニットである複数の第1のユニット100と、パネルユニットである複数の第2のユニット500とを主に備える。建築物のスラブ20には、ファスナ300が取り付けられている。第1のユニット100は、スラブ20から鉛直方向下方に延びるようにファスナ300を介してスラブ20に取り付けられる。第2のユニット500は、スラブ20から鉛直方向上方に延びるようにファスナ300を介してスラブ20に取り付けられる。見付方向においては、第1のユニット100と第2のユニット500とが交互に取り付けられ、鉛直方向においては、第1のユニット100と第2のユニット500とが互いにずらされて取り付けられる。【選択図】図1
Description
本発明は、カーテンウォールユニット、より詳細にはカーテンウォールを固定する構造に関する。
従来、建築躯体に取り付けられるカーテンウォールユニットが知られている。建築躯体はファスナを備え、カーテンウォールユニットはブラケットを備え、ファスナにブラケットを結合させることにより、カーテンウォールユニットが建築躯体に取り付けられる。ブラケットは、複数のカーテンウォールユニットにおいて鉛直方向に対して同じ位置、すなわち鉛直方向上端付近に取り付けられる。2枚のカーテンウォールユニットを水平方向に並べて取り付ける場合、一方のカーテンウォールユニットのブラケットと他方のカーテンウォールユニットのブラケットとが互いに近接し、これらのブラケットは、建物躯体に設けられた同じファスナに固定される。これにより複数のカーテンウォールユニットが建物躯体に固定される(特許文献1)。
しかし、複数のカーテンウォールユニットを建築躯体に取り付けるとき、意匠性向上等を目的として、水平方向に隣接するカーテンウォールユニットどうしを鉛直方向にずらして取り付ける場合がある。この場合、建築躯体に対するブラケットの鉛直方向位置が、隣接するカーテンウォールユニットどうしの間で異なるため、隣接するカーテンウォールユニットにおいて近接するブラケットを同じファスナに固定できない。そのため、ブラケット1つ1つに対応する位置にファスナを設け、これにブラケットを固定しなければならない。ブラケット1つ1つに対応する位置にファスナを設けると、カーテンウォールユニットの取り付けに関連する部品点数が増加するとともに、建築現場における作業工数及び作業時間が増えて、取り付け作業のコストが上昇する。
本発明はこれらの課題に鑑みてなされたものであり、建築躯体に容易に固定可能なカーテンウォールユニットを得ることを目的とする。
本願発明によるカーテンウォールユニットは、建築物の躯体から鉛直方向下方に延びるように取り付けられる第1のユニットと、スラブから鉛直方向上方に延びるように取り付けられる第2のユニットとを備え、第1のユニット及び第2のユニットは、スラブに固定された同一のファスナに取り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、建築躯体に容易に固定可能なカーテンウォールユニットが提供される。
本発明の第1の実施形態によるカーテンウォールユニット10について、図1から図7を用いて説明する。図1を参照すると、カーテンウォールユニット10は建築物の躯体に取り付けられる。以下、本明細書において、建築物に取り付けられている状態において鉛直方向に沿う長さを高さ、建築物の外壁面と平行かつ水平方向に沿う長さを幅又は見付方向、建築物の外壁面と直角かつ水平方向に沿う長さを厚さ又は見込方向という。
図1から3を参照すると、カーテンウォールユニット10は、ガラスユニットである複数の第1のユニット100と、パネルユニットである複数の第2のユニット500とを主に備える。
第1のユニット100は、上枠110と、右縦枠120と、左縦枠130と、中間枠140と、下枠150と、Low−E複層ガラス160と、フロートガラス170とを主に備える。Low−E複層ガラス160は、右縦枠120と、左縦枠130と、中間枠140と、下枠150とにより囲まれるように支持されて、第1のユニット100の鉛直方向下部に取り付けられる。フロートガラス170は、上枠110と、右縦枠120と、左縦枠130と、中間枠140とにより囲まれるように支持されて、第1のユニット100の鉛直方向上部に取り付けられる。
図1及び3を参照すると、第2のユニット500は、上枠510と、右縦枠520と、左縦枠530と、中間枠540と、下枠550と、アルミ切板パネル560と、アルミ押出形材から成る化粧パネル570と、珪酸カルシウム板から成る耐火パネル580とを主に備える。アルミ切板パネル560は、上枠510と、右縦枠520と、左縦枠530と、下枠550とにより囲まれるように支持されて、第2のユニット500の室外側面に取り付けられる。化粧パネル570は、上枠510と、右縦枠520と、左縦枠530と、中間枠540とにより囲まれるように支持されて、第2のユニット500の鉛直方向上部かつ室内側面に取り付けられる。耐火パネル580は、中間枠540と、右縦枠520と、左縦枠530と、下枠550とにより囲まれるように支持されて、第2のユニット500の鉛直方向下部かつ室内側面に取り付けられる。
第1のユニット100の鉛直方向に対する長さは、第2のユニット500と同じであるが、見込方向に対する長さは第2のユニット500よりも長い。
建築物の躯体の一部を成すスラブ20には、ファスナ300が取り付けられている。ファスナ300は、見付方向において第2のユニットの全幅に渡って跨がり、かつその見付方向両端が第1のユニット100に及ぶようにスラブ20に設けられる。ファスナ300の詳細については後述される。
第1のユニット100は、スラブ20から鉛直方向下方に延びるようにファスナ300を介してスラブ20に取り付けられる。複数の第1のユニット100が鉛直方向に一列に並べられる。第2のユニット500は、スラブ20から鉛直方向上方に延びるようにファスナ300を介してスラブ20に取り付けられる。複数の第2のユニット500が鉛直方向に一列に並べられる。見付方向においては、第1のユニット100と第2のユニット500とが交互に取り付けられ、鉛直方向においては、第1のユニット100と第2のユニット500とが互いにずらされて取り付けられる。
第2のユニット500と同じ構成を有して鉛直方向上方に位置する第4のユニット500’の下枠550と、鉛直方向下方に位置する第2のユニット500の上枠510とは、後述される面外固定部材600によって、建築物の外壁面外に対して移動不可となるように互いに固定される。第1のユニット100と同じ構成を有して鉛直方向上方に位置する第3のユニット100’と鉛直方向下方に位置する第1のユニット100とは、第2のユニット500と同様に、後述される面外固定部材600によって、建築物の外壁面外に対して移動不可となるように互いに固定される。
図4及び5を用いて、第1のユニット100とスラブ20との接合部分について詳細に説明する。
スラブ20には、鋼材から成る下地材21が取り付けられる。下地材21は、鉛直方向に開口し、見付方向に伸びる2つの下地穴22を備える。下地材21の上には、ファスナ300がボルト・ナット310を用いて取り付けられる。
ファスナ300は、L字型の鉛直断面を有し、かつ見付方向に延びる鋼材から成り、水平面と平行なファスナ水平部320と鉛直方向に平行なファスナ鉛直部330とから成る。ファスナ水平部320とファスナ鉛直部330とは、直角を成すように接続される。ファスナ水平部320は、鉛直方向に開口し、下地材21の下地穴22と交差して見込方向に伸びる2つのスリット孔321を備える。ファスナ鉛直部330は、見込方向に開口する4つのファスナ固定穴331を備える。ボルト・ナット310は、スリット孔321及び下地孔22を貫通して締結され、これにより下地材21とファスナ300とが固定される。前述のように下地穴22は見付方向に伸び、スリット孔321は見込方向に伸びるため、鉛直方向から見たとき下地穴22とスリット孔321とが十字型を成すように開口する。これにより、ファスナ300を下地材21に対して水平面内で見付方向及び見込方向に適宜移動させて、水平面内におけるファスナ300の位置を調整可能である。
第1のユニット100の右縦枠120には、ブラケット121が取り付けられる。ブラケット121は、L字型の鉛直断面を有し、かつ見付方向に延びるアルミ押出形材から成り、水平面と平行なブラケット水平部121aと鉛直方向に平行なブラケット鉛直部121bとから成る。ブラケット水平部121aとブラケット鉛直部121bとは、直角を成すように接続される。ブラケット水平部121aは、鉛直方向に開口するブラケット頂部孔121cを備える。
ブラケット頂部孔121cには、高さ調整ボルト124が鉛直方向上方から挿入される。高さ調整ボルト124は、ブラケット水平部121aの頂面に設けられるナット124aと底面側に設けられる裏板124bと螺合する。裏板124bは鋼材から成る。
高さ調整ボルト124の先端は、ファスナ300の頂面332、すなわちファスナ鉛直部330の頂面と接触係合する。高さ調整ボルト124がブラケット水平部121aの底面から突出する長さを調整することにより、スラブ20に対して第1のユニット100の鉛直方向位置を調整できる。調整が完了した後にナット124aを締め込むことにより、高さ調整ボルト124がブラケット水平部121aの底面から突出する長さを固定できる。
ブラケット鉛直部121bは、室内側に向けて突出する当接部121eと、当接部121eの突出先端で見込方向に開口するブラケット固定穴121dと、当接部121eの鉛直方向上下で見込方向に開口する2つの枠固定孔121fとを備える。2つの枠固定孔121fには、ボルト122が各々挿入され、ボルト122は右縦枠120に設けられる裏板123と螺合し、これによりブラケット121が右縦枠120に固定される。ボルト125が、室内側からファスナ固定穴331及びブラケット固定穴121dを貫通し、当接部121eの室外側凹部に取り付けられるナット126と螺合する。これにより、ファスナ300とブラケット121とが互いに固定される。裏板123は鋼材から成る。
図5を参照すると、同様にして、第1のユニット100の左縦枠130にブラケット121が取り付けられ、ブラケット121がファスナ300に固定される。さらに、同様にして、第2のユニット500の右縦枠520にブラケット121が取り付けられ、左縦枠530にブラケット121が取り付けられ、ブラケット121がファスナ300に固定される。
次に、図4を用いて、面外固定部材600について説明する。面外固定部材600はアルミニウム合金から成り、下枠150に取り付けられる雌固定部材610と、上枠110に取り付けられる雄固定部材620とを備える。
雌固定部材610は、下枠150に設けられた凹部に嵌合する雌基部611と、見込方向に所定の間隔を開けて、鉛直下方に雌基部611から突出する2つの雌板部材612とを備える。また、雌固定部材610は、下枠150の幅方向に沿って延び、その全長に渡って図4に示される断面と同じ断面を有する。2つの雌固定部材610が、下枠150の幅方向に所定の間隔を空けて一列に並べられて取り付けられる。
雄固定部材620は、上枠110に設けられた凹部に嵌合する雄基部621と、雄基部621の見込方向中央から鉛直方向上方に突出する雄凸部材622とを備える。雄凸部材622の先端は、略球形を成す。また、雄固定部材620は、上枠110の幅方向に沿って延び、その全長に渡って図4に示される断面と同じ断面を有する。雌固定部材610と同様に、2つの雄固定部材620が、上枠110の幅方向に所定の間隔を空けて一列に並べられて取り付けられる。
設置済みの第1のユニット100に、鉛直方向上方から第1のユニット100と同じ構成を有する第3のユニット100’を取り付けるとき、鉛直方向上方に位置する第3のユニット100’の雌板部材612の間に、設置済みの第1のユニット100の雄凸部材622が進入し、係合する。これにより、設置済みの第1のユニット100と、第3のユニット100’とは互いに面外に対する移動が制限される。第2のユニット500もまた、同様の構成を有する面外固定部材600を備え、同様に面外に対する移動が制限される。これについては説明を省略する。
次に、図6及び7を用いて、仮固定部材400について説明する。なお、図7に記載の第2のユニット500は、図3の第2のユニット500とは異なる構成を有するが、同じ符号を付して説明する。
第2のユニット500をファスナ300で固定したときから、鉛直方向上方の第2のユニット500と面外固定部材600によって固定されるまでの期間では、第2のユニット500の頂部がいずれの部材にも固定されていないため、第2のユニット500が不安定になるおそれがある。そこで、この期間では、仮固定部材400を用いて第2のユニット500の頂部を隣接する第1のユニット100に固定して、第2のユニット500を安定させる。以下、詳細に説明する。
仮固定部材400は、L字型の水平断面を有する見付方向に延びる鋼材から成り、見込方向と平行な見込仮固定部410と見付方向に平行な見付仮固定部420とから成る。見込仮固定部410と見付仮固定部420とは、直角を成すように接続される。見付仮固定部420は、見込方向に開口する4つのファスナ固定穴421を備える。室内側から室外側に向けて見たとき、ファスナ固定穴421は2行2列を成すように並べられる。4つのファスナ固定穴421には4つのボルト122が各々挿入され、4つのボルト122は右縦枠120及び左縦枠530に設けられる裏板123と螺合する。これにより右縦枠120と左縦枠530とが固定される。また、左縦枠130及び右縦枠520についても、同様にして固定する。これにより、第2のユニット500が第1のユニット100に固定され、第2のユニット500が安定される。仮固定部材400がL字型の水平断面を有することにより、見込方向に対して変形しにくくなり、これにより第2のユニット500を第1のユニット100に強固に固定することができる。
本実施形態によれば、第1のユニット100の鉛直方向に対する位置と第2のユニット500の鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、スラブ20に固定された同一のファスナ300を用いて第1のユニット100及び第2のユニット500を躯体に取り付けることができる。そのため、第1のユニット100及び第2のユニット500毎にスラブ20にファスナを設ける必要がなく、カーテンウォールユニットの取付に関連する部品点数を減らすことができるとともに、スラブ20に取り付けるファスナの数を低減できるため、建築現場における作業工数及び作業時間を減らし、これにより取付作業のコストを低減できる。また、本実施形態により、水平方向に隣接するカーテンウォールユニットどうしを鉛直方向にずらして取り付けることを可能にすることによって、設計の自由度を確保するとともに、建築物の意匠性を向上させることができる。
なお、第1のユニット100をその上部でスラブ20に固定し、第2のユニット500をその下部でスラブ20に固定する態様について説明したが、第1のユニット100をその下部でスラブ20に固定し、第2のユニット500をその上部でスラブ20に固定してもよい。また、第1のユニット100及び/又は第2のユニット500が固定される対象はスラブ20に限定されず、建築物が鉄骨造である場合には鉄骨に固定され、建築物が他の構造によるものである場合には、建築物を構成する躯体に固定される。
また、第1のユニット100と第2のユニット500との位置関係は前述の位置関係に限定されず、第1のユニット100の鉛直方向に対する位置と第2のユニット500の鉛直方向に対する位置とが異なっていれば、本件発明による構成を用いて各々スラブ20に固定できる。
第1のユニット100の鉛直方向に対する長さは、第2のユニット500と同じでなくてもよく、見込方向に対する長さは第2のユニット500と短い又は同じであってもよい。
また、第1のユニット100の鉛直方向に対するブラケット121の位置は、前述の位置でなくてもよく、第1のユニット100の重心よりも鉛直方向上方であればよい。第2のユニット500の鉛直方向に対するブラケット121の位置は、前述の位置でなくてもよく、第2のユニット500の重心よりも鉛直方向下方であればよい。
第1のユニット100の頂端と第2のユニット500の頂端とが、鉛直方向に対して同じ位置でなければよい。第1のユニット100の底端と第2のユニット500の底端とが、鉛直方向に対して同じ位置でなければよい。
なお、仮固定部材400は、L字型の水平断面を有しなくてもよく、例えば見付仮固定部420のみから成る平面板状であってもよい。
なお、スラブ20の頂面は、室内側よりも室外側が一段下がるように段差が設けられ、下地材21は、この一段下がった部分に取り付けられてもよい。
なお、本明細書および図中に示した各部材の大きさは例示であって、これらの大きさに限定されない。また、各部材の素材は例示であって、これらの素材に限定されない。ここに付随する図面を参照して本発明の実施形態が説明されたが、記載された発明の範囲と精神から逸脱することなく、変形が各部の構造と関係に施されることは、当業者にとって自明である。
本願発明は、以下の発明を含む。
[1]
建築物の躯体から鉛直方向下方に延びるように取り付けられる第1のユニットと、
前記スラブから鉛直方向上方に延びるように取り付けられる第2のユニットとを備え、
前記第1のユニット及び第2のユニットは、前記スラブに固定された同一のファスナに取り付けられるカーテンウォールユニット。
[2]
前記第1のユニットの鉛直方向に対する位置は、前記第2のユニットの鉛直方向に対する位置と異なる、発明1に記載のカーテンウォールユニット。
第1のユニットの鉛直方向に対する位置と第2のユニットの鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、同一のファスナを用いて第1のユニット及び第2のユニットを躯体に取り付けることができる。
[3]
前記第1のユニットは、前記ファスナと接合される第1のブラケットを備え、前記第1のブラケットは、前記第1のユニットの鉛直方向上部に設けられる発明1から3のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
第1のユニットの鉛直方向に対する位置と第2のユニットの鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、同一のファスナを用いて第1のユニット及び第2のユニットを躯体に取り付けることができる。
[4]
前記第2のユニットは、前記ファスナと接合される第2のブラケットを備え、前記第2のブラケットは、前記第2のユニットの鉛直方向下部に設けられる発明1から4のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
第1のユニットの鉛直方向に対する位置と第2のユニットの鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、同一のファスナを用いて第1のユニット及び第2のユニットを躯体に取り付けることができる。
[5]
前記第1のユニットと鉛直方向に隣接する第3のユニットと前記第1のユニットとを面外方向に固定する面外固定部材をさらに備える発明1から5のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。第1のユニットを確実に建築物に固定できる。
[6]
前記第2のユニットと鉛直方向に隣接する第4のユニットと前記第2のユニットとを面外方向に固定する面外固定部材をさらに備える発明1から6のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。第2のユニットを確実に建築物に固定できる。
[7]
前記第1のユニットと前記第2のユニットとを面外方向に互いに固定する仮固定部材をさらに備える発明1から7のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
施工時において、第1のユニットと第2のユニットとを仮固定して、これらの脱落等を防止し、安全を確保できる。
[1]
建築物の躯体から鉛直方向下方に延びるように取り付けられる第1のユニットと、
前記スラブから鉛直方向上方に延びるように取り付けられる第2のユニットとを備え、
前記第1のユニット及び第2のユニットは、前記スラブに固定された同一のファスナに取り付けられるカーテンウォールユニット。
[2]
前記第1のユニットの鉛直方向に対する位置は、前記第2のユニットの鉛直方向に対する位置と異なる、発明1に記載のカーテンウォールユニット。
第1のユニットの鉛直方向に対する位置と第2のユニットの鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、同一のファスナを用いて第1のユニット及び第2のユニットを躯体に取り付けることができる。
[3]
前記第1のユニットは、前記ファスナと接合される第1のブラケットを備え、前記第1のブラケットは、前記第1のユニットの鉛直方向上部に設けられる発明1から3のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
第1のユニットの鉛直方向に対する位置と第2のユニットの鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、同一のファスナを用いて第1のユニット及び第2のユニットを躯体に取り付けることができる。
[4]
前記第2のユニットは、前記ファスナと接合される第2のブラケットを備え、前記第2のブラケットは、前記第2のユニットの鉛直方向下部に設けられる発明1から4のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
第1のユニットの鉛直方向に対する位置と第2のユニットの鉛直方向に対する位置とが異なる場合であっても、同一のファスナを用いて第1のユニット及び第2のユニットを躯体に取り付けることができる。
[5]
前記第1のユニットと鉛直方向に隣接する第3のユニットと前記第1のユニットとを面外方向に固定する面外固定部材をさらに備える発明1から5のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。第1のユニットを確実に建築物に固定できる。
[6]
前記第2のユニットと鉛直方向に隣接する第4のユニットと前記第2のユニットとを面外方向に固定する面外固定部材をさらに備える発明1から6のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。第2のユニットを確実に建築物に固定できる。
[7]
前記第1のユニットと前記第2のユニットとを面外方向に互いに固定する仮固定部材をさらに備える発明1から7のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
施工時において、第1のユニットと第2のユニットとを仮固定して、これらの脱落等を防止し、安全を確保できる。
10 カーテンウォールユニット
20 スラブ
21 下地材
100 第1のユニット
110 上枠
120 右縦枠
121 ブラケット
124 高さ調整ボルト
300 ファスナ
400 仮固定部材
500 第2のユニット
560 アルミ切板パネル
570 化粧パネル
580 耐火パネル
600 面外固定部材
20 スラブ
21 下地材
100 第1のユニット
110 上枠
120 右縦枠
121 ブラケット
124 高さ調整ボルト
300 ファスナ
400 仮固定部材
500 第2のユニット
560 アルミ切板パネル
570 化粧パネル
580 耐火パネル
600 面外固定部材
Claims (7)
- 建築物の躯体から鉛直方向下方に延びるように取り付けられる第1のユニットと、
前記躯体から鉛直方向上方に延びるように取り付けられる第2のユニットとを備え、
前記第1のユニット及び第2のユニットは、前記躯体に固定された同一のファスナに取り付けられるカーテンウォールユニット。 - 前記第1のユニットの鉛直方向に対する位置は、前記第2のユニットの鉛直方向に対する位置と異なる請求項1に記載のカーテンウォールユニット。
- 前記第1のユニットは、前記ファスナと接合される第1のブラケットを備え、前記第1のブラケットは、前記第1のユニットの鉛直方向上部に設けられる請求項1又は2に記載のカーテンウォールユニット。
- 前記第2のユニットは、前記ファスナと接合される第2のブラケットを備え、前記第2のブラケットは、前記第2のユニットの鉛直方向下部に設けられる請求項1から3のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
- 前記第1のユニットと鉛直方向に隣接する第3のユニットと前記第1のユニットとを面外方向に固定する面外固定部材をさらに備える請求項1から4のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
- 前記第2のユニットと鉛直方向に隣接する第4のユニットと前記第2のユニットとを面外方向に固定する面外固定部材をさらに備える請求項1から5のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
- 前記第1のユニットと前記第2のユニットとを面外方向に互いに固定する仮固定部材をさらに備える請求項1から6のいずれかに記載のカーテンウォールユニット。
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2019
- 2019-08-30 JP JP2019158202A patent/JP2021036113A/ja active Pending
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