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JP2021034556A - 冷却装置 - Google Patents

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JP2021034556A
JP2021034556A JP2019153068A JP2019153068A JP2021034556A JP 2021034556 A JP2021034556 A JP 2021034556A JP 2019153068 A JP2019153068 A JP 2019153068A JP 2019153068 A JP2019153068 A JP 2019153068A JP 2021034556 A JP2021034556 A JP 2021034556A
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JP
Japan
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evaporator
housing
wall
liquid refrigerant
cooling device
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JP2019153068A
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English (en)
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英喜 佐々木
Hideki Sasaki
英喜 佐々木
広幸 千葉
Hiroyuki Chiba
広幸 千葉
田村 忍
Shinobu Tamura
忍 田村
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Hitachi Astemo Ltd
Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
Keihin Corp
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Abstract

【課題】蒸発器を備える冷却装置において、蒸発器から液体冷媒が排出されることを防止すると共に、蒸発器の圧力変動による変形を抑止可能とする。【解決手段】電子部品Dから受熱して液体冷媒の一部を蒸気へ相変化させる蒸発器2と、蒸気を冷却して凝縮させることで液体冷媒へ相変化させる凝縮器と、液体冷媒を凝縮器から蒸発器2に圧送するポンプとを備える冷却装置であって、蒸発器2が、液体冷媒が内部空間に供給されると共に内部空間から蒸気を排出する排出口2a6を有するハウジング2aと、ハウジング2aの内部空間における蒸気の流れ方向にて排出口2a6の手前に立設された液滴侵入防止壁2dとを備え、液滴侵入防止壁2dが、ハウジング2aの内壁面に当接されている。【選択図】図2

Description

本発明は、冷却装置に関するものである。
電気自動車やハイブリッド車には、大電流を扱うためのパワーモジュールが搭載されている。このようなパワーモジュールには、発熱量が大きな電子部品が多数設けられている。このため、発熱量の大きな電子部品を冷却するための冷却装置を設置する必要がある。例えば、特許文献1には、冷媒を蒸発させ、冷媒の潜熱によって電子部品を冷却する冷却装置が開示されている。
特開2015−220363号公報
特許文献1に開示された冷却装置は、内部空間にて冷媒が蒸発される蒸発器を備えており、蒸発器の外部に配置された電子部品を冷却している。ところが、蒸発器の内部で発生した蒸気には液体状の冷媒の液滴が含まれている。このような液体冷媒の液滴が蒸発することなく蒸発器の外部に排出されると、排出された液体冷媒の潜熱が電子部品の冷却に寄与しないこととなり、冷却装置の冷却効率を低下させることになる。また、蒸発器の内部圧力は、冷媒の蒸発状態によって変動する。このような圧力変動によって、蒸発器が変形を繰り返し、蒸発器の破損や電子部品の剥離等が発生する恐れがある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、蒸発器を備える冷却装置において、蒸発器から液体冷媒が排出されることを防止すると共に、蒸発器の圧力変動による変形を抑止可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、電子部品から受熱して液体冷媒の一部を蒸気へ相変化させる蒸発器と、上記蒸気を冷却して凝縮させることで上記液体冷媒へ相変化させる凝縮器と、上記液体冷媒を上記凝縮器から上記蒸発器に圧送するポンプとを備える冷却装置であって、上記蒸発器が、上記液体冷媒が内部空間に供給されると共に上記内部空間から上記蒸気を排出する排出部を有するハウジングと、上記ハウジングの内部空間における上記蒸気の流れ方向にて上記排出部の手前に立設された液滴侵入防止壁とを備え、上記液滴侵入防止壁が、上記ハウジングの内壁面に当接されているという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記ハウジングの外壁面に上記電子部品が配置され、上記外壁面の法線方向から見て、上記液滴侵入防止壁が、上記ハウジングの上記電子部品が配置される領域と上記排出部との間に配置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記電子部品が配置される領域に対応して上記ハウジングの上記内部空間に配置され、上記液体冷媒との接触面積を拡張する表面積拡張部材を備えるという構成を採用する。
本発明によれば、液滴侵入防止壁によって、蒸気に含まれて排出部に向かう液体冷媒の液滴が排出部に侵入することが防止されるため、液体冷媒の潜熱を電子部品の冷却に有効利用することができ、冷却効率を向上させることが可能となる。また、本発明によれば、液滴侵入防止壁がハウジングの内壁面に当接されている。このため、液滴侵入防止壁が支えることによって、ハウジングが変形することを抑止し、蒸発器の破損や電子部品の剥離等が発生することを防止することができる。
本発明の第1実施形態における冷却装置の概略構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態における冷却装置が備える蒸発器の概略構成図であり、(a)が背面側から見た縦断面図であり、(b)が(a)のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態における冷却装置が備える蒸発器の背面側から見た概略構成を示す縦断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る冷却装置の一実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本第1実施形態の冷却装置1の概略構成を示す模式図である。本実施形態の冷却装置1は、例えば電気自動車やハイブリッド車等に搭載され、パワーコントロールユニットに設けられた電子部品Dを冷却する。図1に示すように、本実施形態の冷却装置1は、蒸発器2と、凝縮器3と、循環配管4と、ポンプ5とを備えている。
蒸発器2は、電子部品Dから受熱して液体冷媒Xの一部を蒸気Yに相変化させるものである。なお、以下の説明においては、電子部品Dが配置される側を蒸発器2の正面側とする。図2は、本実施形態の冷却装置1が備える蒸発器2の概略構成図であり、(a)が背面側から見た縦断面図であり、(b)が(a)のA−A断面図である。
図2に示すように、蒸発器2は、ハウジング2aと、案内配管2bと、表面積拡張部材2cと、ガイド壁2dとを備えている。ハウジング2aは、正面側から見た投影面積が、側面側から見た投影面積よりも広く設定された略直方体形状の容器である。なお、図1に示すように、本実施形態においては、正面側から見たハウジング2aの後述する排出口2a6が上方を向くように蒸発器2が縦置きされている。ただし、蒸発器2は、正面側から見たハウジング2aの排出口2a6が水平方向を向く横置き等の他の姿勢で配置することも可能である。
このような容器からなるハウジング2aは、中空であり、内部空間が液体冷媒Xを蒸発させるための空間とされている。このハウジング2aは、図2(b)に示すように、正側と背面側とを結ぶ方向にて、一定の隙間を空けて対向配置された正面壁2a1と背面壁2a2とを備えている。また、ハウジング2aは、図2(a)に示すように、幅方向に一定の隙間を空けて対向配置された一対の側壁2a3と、高さ方向に一定の隙間を空けて対向配置された上壁2a4と底壁2a5とを有している。
ハウジング2aの上壁2a4の幅方向における中央部には、ハウジング2aの内部空間からハウジング2aの外部空間へ蒸気Yを排出するための排出口2a6(排出部)が設けられている。つまり、蒸発器2は、蒸気Yを外部に排出するための排出口2a6が上部に設けられている。また、ハウジング2aの底壁2a5には、液体冷媒Xをハウジング2aの内部空間に取り入れるための供給口2a7が設けられている。
なお、排出口2a6を設ける位置は上壁2a4に限られるものではなく、供給口2a7を設ける位置は底壁2a5に限られるものではない。例えば、排出口2a6を背面壁2a2の上部に設け、供給口2a7を背面壁2a2の下部に設けることも可能である。
また、本実施形態においては、正面壁2a1の外壁面が、電子部品Dの配置領域とされている。例えば、電子部品Dは、正面壁2a1の外壁面に当接された状態で配置され、自らが発生させた熱を蒸発器2に伝達することで冷却される。なお、図2に示すように、正面壁2a1の外壁面には、電子部品Dが複数配置されている。
案内配管2bは、供給口2a7と表面積拡張部材2cとを接続する配管であり、供給口2a7を介してハウジング2aに供給された液体冷媒Xを表面積拡張部材2cまで案内する。表面積拡張部材2cは、ハウジング2aの内部に配置されており、電子部品Dの配置領域に合わせて正面壁2a1の内壁面に当接して設けられている。つまり、本実施形態において表面積拡張部材2cは、正面壁2a1の外壁面に配置される電子部品Dと同数設けられている。
これらの表面積拡張部材2cは、内部に複数の流路が形成されたマイクロチャネルや、多孔質な焼結体によって形成されており、液体冷媒Xと蒸発器2との接触面積を拡大させるものである。つまり、表面積拡張部材2cの表面積は、表面積拡張部材2cが配置される正面壁2a1の表面積よりも大きい。このため、表面積拡張部材2cを設けることによって、正面壁2a1が直接的に液体冷媒Xと接触する場合と比較して、液体冷媒Xとの接触面積を拡大させ、電子部品Dの冷却効率を向上させることができる。
なお、案内配管2b及び表面積拡張部材2cを設けない構成を採用することも可能である。また、案内配管2b及び表面積拡張部材2cのうち案内配管2bを設けない構成を採用することも可能である。
液滴侵入防止壁2dは、ハウジング2aの内部空間にて、排出口2a6の下方に配置されている。この液滴侵入防止壁2dは、排出口2a6と電子部品Dが配置される領域との間にて、水平方向に沿って延びるように形成された板状の壁部である。なお、本実施形態においては、蒸発器2のハウジング2aの内部にて蒸気Yは、主として、下方から上方に向かって流れる。つまり、このようなハウジング2a内の蒸気Yの流れ方向(鉛直方向)にて、液滴侵入防止壁2dは、排出口2a6の手前に立設されている。
液滴侵入防止壁2dは、ハウジング2aの背面壁2a2の内壁面から立設されており、背面壁2a2側の端面が背面壁2a2と一体化されている。また、液滴侵入防止壁2dの背面壁2a2から高さ寸法は、背面壁2a2の内壁面から正面壁2a1の内壁面までの距離に一致されている。このため、液滴侵入防止壁2dの正面壁2a1側の端面は、正面壁2a1の内壁面に対して当接されている。つまり、本実施形態において液滴侵入防止壁2dは、ハウジング2aの内壁面に当接されている。
このような液滴侵入防止壁2dは、蒸気Yに含まれて排出口2a6に向かう液体冷媒Xの液滴が排出口2a6に侵入することを防止する。蒸気Yに含まれた液体冷媒Xの液滴は、液滴侵入防止壁2dと衝突することによって堰き止められる。本実施形態では、液滴侵入防止壁2dが排出口2a6の下方に配置されているため、液滴侵入防止壁2dで止められた液滴は、重力の作用によって落下することで、蒸発器2の下方に液体冷媒Xに戻される。
また、液滴侵入防止壁2dは、背面壁2a2の強度を向上させる補強リブとして機能すると共に、正面壁2a1を内部空間の内側から支持することによって正面壁2a1が内部空間に向けて凹むことを防止する。つまり、液滴侵入防止壁2dは、内部空間の内部の圧力変動によって、正面壁2a1及び背面壁2a2が変形することを防止する。
図1に戻り、凝縮器3は、循環配管4を介して蒸発器2と接続されており、蒸発器2から排出された蒸気Yを凝縮させることによって液体冷媒Xへ相変化させる。このような凝縮器3は、例えば外気との熱交換によって蒸気Yを冷却することで凝縮させる。循環配管4は、環状の流路配管であり、蒸発器2の排出口(ハウジング2aの排出口2a6)と凝縮器3の供給口とを接続すると共に、凝縮器3の排出口と蒸発器2の供給口(ハウジング2aの供給口2a7)とを接続している。ポンプ5は、凝縮器3の排出口と蒸発器2の供給口との間に配置されており、循環配管4を介して、液体冷媒Xを凝縮器3から蒸発器2に向けて圧送する。
このような構成の本実施形態の冷却装置1では、ポンプ5によって凝縮器3から蒸発器2に液体冷媒Xが供給されると、液体冷媒Xが電子部品Dの熱によって気化されて蒸気Yとなる。このような液体冷媒Xから蒸気Yへの相変化に伴う潜熱によって電子部品Dが冷却される。
蒸発器2で発生した蒸気Yは、ハウジング2aの排出口2a6から蒸発器2の外部に排出され、循環配管4を介して凝縮器3に供給される。凝縮器3に供給された蒸気Yは、凝縮器3で凝縮されることで液体冷媒Xに相変化し、再びポンプ5によって蒸発器2に供給される。
以上のような本実施形態の冷却装置1は、電子部品Dから受熱して液体冷媒Xの一部を蒸気Yへ相変化させる蒸発器2と、蒸気Yを冷却して凝縮させることで液体冷媒Xへ相変化させる凝縮器3と、液体冷媒Xを凝縮器3から蒸発器2に圧送するポンプ5とを備えている。また、本実施形態の冷却装置1は、蒸発器2が、液体冷媒Xが内部空間に供給されると共に内部空間から蒸気Yを排出する排出口2a6を有するハウジング2aと、ハウジング2aの内部空間における蒸気Yの流れ方向にて排出口2a6の手前に立設された液滴侵入防止壁2dとを備え、液滴侵入防止壁2dが、ハウジング2aの内壁面に当接されている。
本実施形態の冷却装置1によれば、液滴侵入防止壁2dによって、蒸気Yに含まれて排出口2a6に向かう液体冷媒Xの液滴が排出口2a6に侵入することが防止されるため、液体冷媒Xの潜熱を電子部品Dの冷却に有効利用することができ、冷却効率を向上させることが可能となる。また、本実施形態の冷却装置1によれば、液滴侵入防止壁2dがハウジング2aの内壁面に当接されている。このため、液滴侵入防止壁2dが支えることによって、ハウジング2aが変形することを抑止し、蒸発器の破損や電子部品の剥離等が発生することを防止することができる。よって、本実施形態の冷却装置1によれば、液体冷媒Xの有効利用により冷却効率が向上されると共に、蒸発器2の圧力変動による変形を抑止することが可能となる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、ハウジング2aの外壁面に電子部品Dが配置され、外壁面の法線方向から見て、液滴侵入防止壁2dは、ハウジング2aの電子部品Dが配置される領域と排出口2a6との間に配置されている。つまり、本実施形態の冷却装置1においては、多くの蒸気Yが通過する領域であって排出口2a6に近接した領域にて蒸気Yから液体冷媒Xの液滴を除去することができる。したがって、本実施形態の冷却装置1によれば、少ない液滴侵入防止壁2dで効率的に液体冷媒Xが排出口2a6に侵入することを防止することが可能となる。
また、本実施形態の冷却装置1においては、電子部品Dが配置される領域に対応してハウジング2aの内部空間に配置され、液体冷媒Xとの接触面積を拡張する表面積拡張部材2cを備えている。このため、電子部品Dと液体冷媒Xとの熱交換を促進し、電子部品Dの冷却効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について、図3を参照して説明する。なお、本実施形態の説明において、上記第1実施形態と同様の部分については、その説明を省略あるいは簡略化する。
図3は、本実施形態の冷却装置が備える蒸発器2を背面側から見た概略構成を示す縦断面図である。この図に示すように、本実施形態において蒸発器2は、ガイド壁2eを備えている。ガイド壁2eは、ハウジング2aの内部で発生した蒸気Yを排出口2a6に向けて案内する板状の壁部である。本実施形態においては、ガイド壁2eは、排出口2a6を中心として放射状に複数配列されている。つまり、各々のガイド壁2eは、排出口2a6を中心とする放射状の仮想線に沿った直線状に延びた形状とされている。本実施形態においては、全てのガイド壁2eが、最も排出口2a6の近くに位置する電子部品Dの配置領域(電子部品Dが配置される領域)と排出口2a6との間に配置されている。
各々のガイド壁2eは、ハウジング2aの背面壁2a2の内壁面から立設されており、背面壁2a2側の端面が背面壁2a2と一体化されている。また、各々のガイド壁2eの背面壁2a2から高さ寸法は、背面壁2a2の内壁面から正面壁2a1の内壁面までの距離に一致されている。このため、各々のガイド壁2eの正面壁2a1側の端面は、正面壁2a1の内壁面に対して当接されている。つまり、本実施形態においてガイド壁2eは、ハウジング2aの内壁面に当接されている。
このようなガイド壁2eは、電子部品Dの熱によって液体冷媒Xが気化することで発生した蒸気Yを排出口2a6に向けて案内する。また、ガイド壁2eは、背面壁2a2の強度を向上させる補強リブとして機能すると共に、正面壁2a1を内部空間の内側から支持することによって正面壁2a1が内部空間に向けて凹むことを防止する。つまり、ガイド壁2eは、内部空間の内部の圧力変動によって、正面壁2a1及び背面壁2a2が変形することを防止する。
本実施形態の冷却装置によれば、ハウジング2aの内部空間にて液体冷媒Xが蒸発することで発生した蒸気Yが、ガイド壁2eによって、ハウジング2aの排出口2a6に向けて案内される。このため、蒸気Yが排出口2a6に向かって流れ、効率的に蒸気Yが排出口2a6からハウジング2aの外部に排出される。したがって、ハウジング2aの内部の蒸気Yを円滑に排出し、ハウジング2aの内部に円滑に液体冷媒Xを供給することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記第1実施形態においては、液滴侵入防止壁2dを1つのみ備える構成を採用した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、液滴侵入防止壁2dを複数備える構成を採用することも可能である。
また、上記第2実施形態においては、ガイド壁2eを複数備える構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ガイド壁2eを1つのみ備える構成を採用することも可能である。
1……冷却装置、2……蒸発器、2a……ハウジング、2a1……正面壁、2a2……背面壁、2a3……側壁、2a4……上壁、2a5……底壁、2a6……排出口(排出部)、2a7……供給口、2b……案内配管、2c……表面積拡張部材、2d……液滴侵入防止壁、2e……ガイド壁、3……凝縮器、4……循環配管、5……ポンプ、D……電子部品、X……液体冷媒、Y……蒸気

Claims (3)

  1. 電子部品から受熱して液体冷媒の一部を蒸気へ相変化させる蒸発器と、
    前記蒸気を冷却して凝縮させることで前記液体冷媒へ相変化させる凝縮器と、
    前記液体冷媒を前記凝縮器から前記蒸発器に圧送するポンプと
    を備える冷却装置であって、
    前記蒸発器は、
    前記液体冷媒が内部空間に供給されると共に前記内部空間から前記蒸気を排出する排出部を有するハウジングと、
    前記ハウジングの内部空間における前記蒸気の流れ方向にて前記排出部の手前に立設された液滴侵入防止壁とを備え、
    前記液滴侵入防止壁は、前記ハウジングの内壁面に当接されている
    ことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記ハウジングの外壁面に前記電子部品が配置され、
    前記外壁面の法線方向から見て、前記液滴侵入防止壁は、前記ハウジングの前記電子部品が配置される領域と前記排出部との間に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の冷却装置。
  3. 前記電子部品が配置される領域に対応して前記ハウジングの前記内部空間に配置され、前記液体冷媒との接触面積を拡張する表面積拡張部材を備えることを特徴とする請求項2記載の冷却装置。
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