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JP2021030945A - 車両 - Google Patents

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JP2021030945A JP2019154748A JP2019154748A JP2021030945A JP 2021030945 A JP2021030945 A JP 2021030945A JP 2019154748 A JP2019154748 A JP 2019154748A JP 2019154748 A JP2019154748 A JP 2019154748A JP 2021030945 A JP2021030945 A JP 2021030945A
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大樹 横山
Daiki Yokoyama
大樹 横山
寛 大月
Hiroshi Otsuki
寛 大月
鈴木 崇弘
Takahiro Suzuki
崇弘 鈴木
春美 後藤
Harumi Goto
春美 後藤
真吾 是永
Shingo Korenaga
真吾 是永
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】給油作業、充電作業及びCO2取出作業を行う際の作業者の利便性を向上させる。【解決手段】車両100は、燃料を貯蔵する燃料タンク1と、燃料タンク1に燃料を供給するための給油口4aと、充放電可能なバッテリ2と、バッテリ2に外部電源の電力を供給するための充電口4bと、CO2を回収するCO2回収装置3と、CO2回収装置3からCO2を取り出すためのCO2取出口4cと、給油口4a、充電口4b及びCO2取出口4cの3つを覆う開閉可能な1つのリッドと、を備える。給油口4a、充電口4b及びCO2取出口4cは、給油口4a、充電口4b及びCO2取出口4cが一体化されて給油作業、充電作業及びCO2取出作業を同時に実施可能な一体型接続口4とされる。【選択図】図3A

Description

本発明は車両に関する。
特許文献1には、従来の車両として、内燃機関から排出された排気中のCO(二酸化炭素)を回収するCO回収装置を搭載したものが開示されている。
特表2014−509360号公報
PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)にCO回収装置を搭載した場合には、燃料タンクに燃料を供給するための給油口、及びバッテリに外部電源の電力を供給するための充電口に加えて、CO回収装置からCOを取り出すためのCO取出口を車両に設ける必要がある。そして、給油口、充電口及びCO取出口の3つを車両に設ける場合には、それらを車両にどのように配置するかが問題となる。
本発明はこのような問題点に着目してなされたものであり、燃料タンクに対する給油作業、バッテリに対する充電作業、及びCO回収装置からのCO取出作業を行うドライバ等の作業者の利便性を考慮して、車両に給油口、充電口及びCO取出口を配置することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のある態様による車両は、燃料を貯蔵する燃料タンクと、燃料タンクに燃料を供給するための給油口と、充放電可能なバッテリと、バッテリに外部電源の電力を供給するための充電口と、COを回収するCO回収装置と、CO回収装置からCOを取り出すためのCO取出口と、給油口、充電口及びCO取出口の3つを覆う開閉可能な1つのリッドと、を備える。この車両において、給油口、充電口及びCO取出口は、給油口、充電口及びCO取出口が一体化されて給油作業、充電作業及びCO取出作業を同時に実施可能な一体型接続口とされる。
本発明のこの態様による車両によれば、給油口、充電口及びCO取出口が一体型接続口とされて1つのリッドに覆われているため、給油作業、充電作業及びCO取出作業の各作業を行う際に、リッドの開閉動作が1度で済み、また、給油口、充電口及びCO取出口へのホースやケーブル類等の接続動作も1度で済むため、各作業を行う際の作業者の負担を軽減することができる。したがって、各作業を行う際の作業者の利便性を向上させることができる。
図1は、本発明の一実施形態による車両の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施形態による車両の概略側面図である。 図3Aは、一体型接続口の例を示す図である。 図3Bは、一体型接続口の例を示す図である。 図4は、本発明の一実施形態によるCO回収装置の概略構成図である。 図5は、本発明の一実施形態による車両及びスタンドの概略構成図である。 図6は、車両側制御装置及びスタンド側制御装置で実施される本発明の一実施形態による処理の内容について説明するフローチャートである。 図7は、車両側制御装置及びスタンド側制御装置で実施される本発明の一実施形態による処理の動作について説明するタイムチャートである。 図8は、本発明の別の実施形態による車両の概略側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
図1は、本発明と関連性の高い主要な部品のみを示した本発明の一実施形態による車両100の概略構成図である。図2は、車両100の概略側面図である。
本実施形態による車両100はいわゆるPHVであって、図1に示すように、燃料タンク1と、バッテリ2と、CO回収装置3と、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4c(図3A及び図3B参照)が一体化された一体型接続口4と、リッド5と、を備える。
燃料タンク1は、燃料を貯蔵するためのタンクであって、車両100の一方の側面(本実施形態では車両100の進行方向右側の側面)に設けられた一体型接続口4の給油口4a(図3A及び図3B参照)から燃料を補充することができるように構成される。本実施形態では、燃料タンク1に貯蔵された燃料は、車両100に搭載された内燃機関6に供給される。
燃料タンク1には、燃料タンク1内に貯蔵されている燃料の表面高さ(液位)を検出することにより燃料タンク1内に貯蔵されている燃料の残量を検出するための液位センサ11が設けられる。本実施形態では、この液位センサ11の検出値に基づいて、燃料タンク1に補充することが可能な燃料量(以下「補充可能燃料量」という。)を算出している。
バッテリ2は、例えばニッケル・カドミウム蓄電池やニッケル・水素蓄電池、リチウムイオン電池などの充放電可能な二次電池であって、一体型接続口4の充電口4b(図3A及び図3B参照)から外部電源の電力を充電することができるように構成される。バッテリ2に充電された電力は、例えば車両100に搭載された駆動モータ(図示せず)などに供給される。
バッテリ2には、バッテリ2の充電量を検出するためのSOCセンサ21が設けられる。本実施形態では、このSOCセンサ21の検出値に基づいて、バッテリ2の空き容量(以下「バッテリ空き容量」という。)を算出している。
CO回収装置3は、車両100の例えばラゲッジスペース内に格納される。本実施形態によるCO回収装置3は、内燃機関6から排出された排気中のCOを回収することができるように構成されると共に、回収したCOを一体型接続口4のCO取出口4c(図3A及び図3B参照)から車外に取り出すことができるように構成される。
CO回収装置3による排気中のCOの回収方法は特に限られるものではないが、例えば以下で説明するような物理吸着法や物理吸収法、化学吸収法、深冷分離法などが挙げられる。
物理吸着法は、例えば活性炭やゼオライトなどの固体吸着剤とCO含有ガス(本実施形態では排気)とを接触させることによってCOを固体吸着剤に吸着させ、加熱(又は減圧)することによって固体吸着剤からCOを脱離させて回収する方法である。
物理吸収法は、COを溶解させることが可能な吸収液(例えばメタノールやエタノール)とCO含有ガスとを接触させて高圧・低温下で物理的にCOを吸収液に吸収させ、加熱(又は減圧)することによって吸収液からCOを回収する方法である。
化学吸収法は、COを選択的に溶解させることが可能な吸収液(例えばアミン)とCO含有ガスとを接触させることで化学反応によってCOを吸収液に吸収させ、加熱することによって吸収液からCOを解離させて回収する方法である。
深冷分離法は、CO含有ガスを圧縮、冷却してCOを液化させ、液化させたCOを選択的に蒸留させることによってCOを回収する方法である。なお深冷分離法を採用する場合には、CO含有ガスに水蒸気が含まれていると、先に水蒸気が凝縮・固化してしまうため、CO含有ガスから水蒸気を除去する処理を事前に施しておくことが望ましい。
本実施形態では、COの回収方法として物理吸着法を採用し、固体吸着剤としてのゼオライトに排気中のCOを吸着させて回収することができるようにCO回収装置3を構成している。CO回収装置3の詳細な構成については、図4を参照して後述する。
一体型接続口4は、燃料タンク1に対する給油作業、バッテリ2に対する充電作業、及びCO回収装置3からのCO取出作業を同時に実施できるように、例えば図3A及び図3Bに示すように、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cを一体化させたものである。一体型接続口4は、燃料タンク1に燃料を供給するための燃料ホース、バッテリ2に外部電源の電力を供給するための充電ケーブル、及びCO回収装置3からCOを取り出すための取出ホースを一体化させたケーブル一体型ホース41を接続することができるように構成される。一体型接続口4には、一体型接続口4にケーブル一体型ホース41が接続されたことを検出するための接続検出センサ42が設けられる。
一体型接続口4は、例えば図3Aに示すように、給油口4aの周りに充電口4bを形成すると共に、充電口4bの周りにCO取出口4cを形成した形状とすることができる。また例えば図3Bに示すように、CO取出口4cの周りに給油口4a及び充電口4bを形成した形状とすることができる。
図1及び図2に示すように、リッド5は、一体型接続口4の外側を覆う開閉可能な蓋体であって、車両100に取り付けられる。本実施形態では、一体型接続口4を1枚のリッド5で覆うようにしている。
このように、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cを一体型接続口4として1つのリッド5で覆うようにすることで、燃料タンク1に対する給油作業、バッテリ2に対する充電作業、及びCO2回収装置3からのCO取出作業を行う際のリッド開閉動作や、ホースやケーブル類の接続動作をそれぞれ1度で済ますことができる。そのため、給油作業、充電作業及びCO取出作業を行う際における作業者の負担を軽減させて、各作業時における作業者の利便性を向上させることができる。
図4は、本実施形態によるCO回収装置3の詳細について説明する図である。
CO回収装置3は、気体導入口51aと、気体排出口51bと、気体導入口51a及び気体排出口51bを連通する気体流通路51と、ラジエータ71と、冷却水循環通路72と、気体流通路51上に配置される熱交換部52及び吸着部55と、貯留部53と、液体排出口54aと、貯留部53及び液体排出口54aを連通する液体流通路54と、吸着部55及び一体型接続口4のCO取出口4cを連通する取出通路56と、COセンサ57と、を備える。
気体導入口51aは、CO回収装置3内の気体流通路51にCOを含む気体を導入するための入口である。本実施形態では気体導入口51aは、内燃機関6の排気管61を流れる排気を気体導入口51aから気体流通路51に導入することができるように、連結管62を介して排気管61に接続されている。気体導入口51aから気体流通路51に導入された排気は、気体流通路51を流れて最終的に気体排出口51bから車外に排出される。なお、必要に応じて連結管62に開閉弁を設け、排気管61の排気をCO回収装置3内の気体流通路51に導入するときにだけ開閉弁を開くようにしてもよい。
ラジエータ71は、冷却水入口部71aと、コア部71bと、冷却水出口部71cと、を備え、冷却水入口部71aから導入された高温の冷却水を、コア部71bにおいて例えば空気などの低温の気体との熱交換によって冷却して冷却水出口部71cから排出する。
冷却水循環通路72は、ラジエータ71から排出された冷却水を、CO回収装置3に導入された排気を冷却するために熱交換部52に供給した後、ラジエータ71に戻して循環させるための通路である。冷却水循環通路72は、一端部がラジエータ71の冷却水入口部71aに接続され、他端部がラジエータ71の冷却水出口部71cに接続されている。
熱交換部52は、気体流通路51及び冷却水循環通路72にそれぞれ接続されており、気体流通路51を流れる排気と冷却水循環通路72を流れる冷却水との間で熱交換を行って、気体流通路51を流れる排気、すなわちCO回収装置3内に導入された排気を冷却することができるように構成されている。
貯留部53は、熱交換部52で排気を冷却することによって生じた凝縮水を貯留する。貯留部53内の凝縮水は、液体流通路54を介して液体排出口54aからCO回収装置3の外部に排出される。
吸着部55は、その内部に熱交換部52によって冷却された排気を導入することができるように、熱交換部52よりも下流側の気体流通路51に接続される。吸着部55は、その内部に固体吸着剤としてのゼオライトを有しており、気体流通路51を介して吸着部55の内部に導入された排気中のCOを吸着する。吸着部55によってCOが吸着されてCO濃度が低減された排気は、吸着部55よりも下流側の気体流通路51を流れて気体排出口51bから外気に排出される。
吸着部55には、CO回収装置3によって回収されたCOを車外に取り出すときに、吸着部55を加熱して吸着部55の固体吸着剤に吸着されたCOを固体吸着剤から脱離させるための電気ヒータ55aが取り付けられている。
取出通路56は、吸着部55の固体吸着剤に吸着されたCOを一体型接続口4のCO取出口4cから取り出すための通路である。本実施形態では、吸着部55を加熱しつつ吸着部55を減圧することで、固体吸着剤に吸着されたCOを固体吸着剤から脱離させ、脱離させたCOを、吸着部55から吸い出して一体型接続口4のCO取出口4cから取り出すようにしている。なお、必要に応じて取出通路56に開閉弁を設けてCOの取出時にのみ開閉弁を開くようにしてもよい。
COセンサ57は、熱交換部52と吸着部55との間の気体流通路51に設けられて、吸着部55に導入される排気の流量及び排気中のCO濃度を検出する。本実施形態では、このCOセンサ57によって検出された排気流量及びCO濃度に基づいて、吸着部55に吸着されたCOの量、すなわち、車両100によって回収されたCOの量(以下「CO回収量」という。)を算出している。
次に、図5から図7を参照して、給油作業、充電作業及びCO取出作業が可能な施設(以下「スタンド」という。)200において、各作業を行う際の制御内容の一例について説明する。
図5に示すように、本実施形態による車両100は、車両側通信機110と、車両側制御装置120と、をさらに備える。
車両側通信機110は、スタンド200側に設けられた後述するスタンド側通信機210と無線通信ができるように構成された無線通信機であって、アンテナと、無線信号の変調及び復調といった無線通信に関連する各種の処理を実行する信号処理回路と、を備える。
車両側制御装置120は、双方向性バスによって相互に接続された中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入力ポート、及び出力ポートを備えたマイクロコンピュータである。
車両側制御装置120には、前述した液位センサ11やSOCセンサ21、接続検出センサ42、COセンサ57などからの信号が入力される。そして車両側制御装置120は、液位センサ11からの信号に基づいて、燃料タンク1に補充可能な燃料量(補充可能燃料量)を算出する。また車両側制御装置120は、SOCセンサ21からの信号に基づいて、バッテリ空き容量を算出する。また車両側制御装置120は、接続検出センサ42からの信号に基づいて、一体型接続口4にケーブル一体型ホース41が接続されたか否かを検出する。また車両側制御装置120は、COセンサ57からの信号に基づいて、CO回収量を算出する。また車両側制御装置120は、給油作業、充電作業及びCO取出作業を行う際に、内燃機関6や電気ヒータ55aを制御する。
スタンド200は、スタンド側通信機210と、スタンド側制御装置220と、を備える。
スタンド側通信機210は、車両側通信機110と無線通信ができるように構成された無線通信機であって、アンテナと、無線信号の変調及び復調といった無線通信に関連する各種の処理を実行する信号処理回路と、を備える。
スタンド側制御装置220は、双方向性バスによって相互に接続された中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入力ポート、及び出力ポートを備えたマイクロコンピュータである。
スタンド側制御装置220は、給油作業、充電作業及びCO取出作業を行う際に、燃料タンク1に対する給油量やバッテリ2に対する電力供給量、CO回収装置3からのCO取出量を協調的に制御する。
なお、車両側通信機110がスタンド側通信機210から受信したスタンド側制御装置220において生成された各種の情報(データ)は、車両側通信機110を介して車両側制御装置120に入力される。また、スタンド側通信機210が車両側通信機110から受信した車両側制御装置120において生成された各種の情報(データ)は、スタンド側通信機210を介してスタンド側制御装置220に入力される。
図6は、スタンド200で給油作業、充電作業及びCO取出作業を行う際に、車両側制御装置120及びスタンド側制御装置220で実施される処理の内容について説明するフローチャートである。
ステップS1において、車両側制御装置120は、一体型接続口4にケーブル一体型ホース41が接続されたか否かを検出する。車両側制御装置120は、一体型接続口4にケーブル一体型ホース41が接続されていれば、ステップS2の処理に進む。一方で車両側制御装置120は、一体型接続口4にケーブル一体型ホース41が接続されていなければ、今回の処理を終了する。
ステップS2において、車両側制御装置120は、一体型接続口4にケーブル一体型ホース41が接続されたことをスタンド200側に通知するための接続通知を、車両側通信機110を介してスタンド側通信機210に送信する。
ステップS3において、スタンド側制御装置220は、接続通知を受信したか否かを判定する。スタンド側制御装置220は、接続通知を受信していればステップS4の処理に進む。一方でスタンド側制御装置220は、接続通知を受信していなければ、今回の処理を終了する。
ステップS4において、スタンド側制御装置220は、車両側情報の送信要求通知を、スタンド側通信機210を介して車両側通信機110に送信する。
ステップS5において、車両側制御装置120は、車両側情報の送信要求通知を受信したか否かを判定する。車両側制御装置120は、車両側情報の送信要求通知を受信していればステップS6の処理に進む。一方で車両側制御装置120は、車両側情報の送信要求通知を受信していなければ、所定の間隔を空けた後に、再度、車両側情報の送信要求通知を受信したか否かを判定する。なお、接続通知を送信してから一定の時間を超えても送信要求通知を受信できなかったときには、接続通知を再送信するようにしてもよいし、一旦処理を終了するようにしてよい。
ステップS6において、車両側制御装置120は、車両側情報を、車両側通信機110を介してスタンド側通信機210に送信する。車両側情報には、車両側制御装置120によって算出された補充可能燃料量、バッテリ空き容量及びCO回収量のデータが少なくとも含まれる。
ステップS7において、スタンド側制御装置220は、車両側情報を受信したか否かを判定する。スタンド側制御装置220は、車両側情報を受信していればステップS8の処理に進む。一方でスタンド側制御装置220は、車両側情報を受信していなければ、所定の間隔を空けた後に、再度、車両側情報を受信したか否かを判定する。なお、車両側情報の送信要求通知を送信してから一定の時間を超えても車両側情報を受信できなかったときには、車両側情報の送信要求通知を再送信するようにしてもよいし、一旦処理を終了するようにしてよい。
ステップS8において、スタンド側制御装置220は、車両側情報に含まれる補充可能燃料量、バッテリ空き容量及びCO回収量に基づいて、給油計画、充電計画及びCO取出計画を作成する。
ここで本実施形態では、CO回収装置3からCOを取り出すときに、吸着部55の固体吸着剤からCOを脱離させるべく、電気ヒータ55aを駆動して吸着部55を加熱すると共に、内燃機関6を運転して高温の排気を吸着部55に導入してさらに吸着部55を加熱するようにしている。
そのため給油計画は、燃料タンク1内の燃料貯蔵量を作業者が要求する燃料貯蔵量にするために必要な燃料量に加えて、CO取出作業中に内燃機関6によって消費される燃料量を、燃料タンク1に補充することができるように、例えば単位時間当たりの給油量や給油時間などを設定したものとされる。
そして充電計画は、バッテリ2の充電量を作業者が要求する充電量にするために必要な電力量に加えて、CO取出作業中に電気ヒータ55aによって消費される電力量を、バッテリ2に供給することができるように、例えば単位時間当たりの給電量や給電時間などを設定したものとされる。
またCO取出計画は、CO回収装置3によって回収されたCO(すなわちCO回収量分のCO)を回収することができるように、内燃機関6の出力や運転時間、また電気ヒータ55aの出力や駆動時間などを設定したものとされる。
なお本実施形態では、給油時間、充電時間及びCO取出時間がそれぞれ最短となるように、各計画を作成している。すなわち、給油完了時刻、充電完了時刻及びCO取出完了時刻がそれぞれ最も早い時刻となるように、各計画を作成している。しかしながら、これに限らず、給油完了時刻、充電完了時刻及びCO取出完了時刻がそれぞれ同時刻となるように、各計画を作成してもよい。
ステップS9において、スタンド側制御装置220は、CO取出計画を、スタンド側通信機210を介して車両側通信機110に送信する。
ステップS10において、車両側制御装置120は、CO取出計画を受信したか否かを判定する。車両側制御装置120は、CO取出計画を受信していればステップS11の処理に進む。一方で車両側制御装置120は、CO取出計画を受信していなければ、所定の間隔を空けた後に、再度、CO取出計画を受信したか否かを判定する。なお、車両側情報を送信してから一定の時間を超えてもCO取出計画を受信できなかったときには、車両側情報を再送信するようにしてもよいし、一旦処理を終了するようにしてよい。
ステップS11において、車両側制御装置120は、CO取出計画に従って、内燃機関6の出力や運転時間を制御すると共に、電気ヒータ55aの出力や駆動時間を制御して、吸着部55の固体吸着剤に吸着されたCOを固体吸着剤から脱離させる。
ステップS12において、スタンド側制御装置220は、給油計画及び充電計画に従って給油及び充電を行うと共に、CO取出計画に従って吸着部55からCOを吸い出してCO回収装置3によって回収されたCOを取り出す。
図7は、給油完了時刻、充電完了時刻及びCO取出完了時刻がそれぞれ最も早い時刻となるように、各計画を作成した場合の動作の一例について説明するタイムチャートである。
時刻t1で、各計画に従って、燃料タンク1への給油、バッテリ2の充電、及びCOの取り出しがそれぞれ開始される。図7に示す例では、給油計画は、給油が完了するまで、燃料タンク1への単位時間当たりの燃料供給量を一定とした計画とされている。また充電計画も、充電が完了するまで、バッテリ2に対する単位時間当たりの電力供給量を一定とした計画とされている。
時刻t1から時刻t2までの期間では、吸着部55の温度を素早く上昇させるために、CO取出計画に従って、燃料タンク1に供給された燃料を全て使用して内燃機関6が高負荷で運転させられる。内燃機関6は、高温の排気が排出されるように、例えば点火時期や着火時期などを通常よりも遅角させて運転される。またCO取出計画に従って、バッテリ2に供給された電力を全て使用して電気ヒータ55aが最大出力で駆動される。
これにより、吸着部55の温度が徐々に上昇し、吸着部55の温度上昇に伴って、吸着部55から徐々に脱離したCOが取出ホース31を介して取り出されてCO回収量が徐々に減少していく。
時刻t2になると、上昇させた吸着部55の温度を一定に維持するために、CO取出計画に従って、燃料タンク1に供給された燃料の一部を使用して内燃機関6が低〜中負荷で運転させられる。またCO取出計画に従って、バッテリ2に供給された電力の一部を使用して電気ヒータ55aが最大出力よりも低い出力で駆動される。
これにより、時刻t2以降は、内燃機関6を運転するために使用されなかった余剰の燃料が燃料タンク1に貯蔵され、燃料タンク1の燃料貯蔵量が徐々に増加していく。また、電気ヒータ55aを駆動するために使用されなかった余剰の電力がバッテリ2に充電され、バッテリ2の充電量が徐々に増加していく。また時刻t2以降は、吸着部55の温度が一定の温度に維持されているために概ね一定の割合で吸着部55からCO2が脱離するようになるので、脱離したCOが一定の割合で取出ホース31を介して取り出され、これによりCO回収量が概ね一定の割合で減少していく。
時刻t3になると、CO取出計画に従って内燃機関6の運転が停止させられると共に、電気ヒータ55aの駆動が停止される。各計画に従うことで、基本的にこの時刻t3のタイミングで、CO回収量がゼロとなってCO回収装置3からのCOの取り出しが完了する。時刻t3以降は、内燃機関6の運転が停止されたことに伴って、燃料タンク1に供給された燃料が全て燃料タンク1に貯蔵されるようになるため、燃料タンク1の燃料貯蔵量が素早く増加していく。また電気ヒータ55aの駆動が停止されたことに伴って、外部電源から供給された電力が全てバッテリ2に充電されるようになるため、バッテリ2の充電量が素早く上昇していく。
時刻t4になると、充電計画に従ってバッテリ2への電力供給が停止される。各計画に従うことで、基本的にこの時刻t4のタイミングで、バッテリ2の充電が完了する。
時刻t5になると、給油計画に従って燃料タンク1への給油が停止される。各計画に従うことで、基本的にこの時刻t5のタイミングで、燃料タンク1の給油が完了する。
以上説明した本実施形態による車両100は、燃料を貯蔵する燃料タンク1と、燃料タンク1に燃料を供給するための給油口4aと、充放電可能なバッテリ2と、バッテリ2に外部電源の電力を供給するための充電口4bと、COを回収するCO回収装置3と、CO回収装置3からCOを取り出すためのCO取出口4cと、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cの3つを覆う開閉可能な1つのリッド5と、を備える。この車両100において、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cは、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cが一体化されて給油作業、充電作業及びCO取出作業を同時に実施可能な一体型接続口4とされる。
これにより、燃料タンク1に対する給油作業、バッテリ2に対する充電作業、及びCO回収装置3からのCO取出作業を行う際のリッド5の開閉動作や、ホースやケーブル類の接続動作をそれぞれ1度で済ますことができる。そのため、給油作業、充電作業及びCO取出作業を行う際における作業者の負担を軽減させて、各作業時における作業者の利便性を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば上記の実施形態では、CO回収装置3によって内燃機関6から排出された排気中のCOを回収していたが、これに限らず、例えば内燃機関6から排出された排気中のCOと、空気中(大気中)のCOとを、選択的に吸着部55に導入して回収することができるようにCO回収装置3を構成してもよい。
また上記の実施形態では、給油計画、充電計画及びCO取出計画をスタンド側制御装置220で作成していたが、車両側制御装置120で作成してスタンド側制御装置220に送信するようにしてもよい。
また上記の実施形態では、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cを一体化していたが、例えば図8に示すように、給油口4a、充電口4b及びCO取出口4cがそれぞれ隣接するように車両100に配置して、それらを1枚のリッド5で覆うようにしてもよい。このようにしても、リッド5の開閉動作を1度で済ますことが、またホース類を接続する際の作業者の移動距離を抑えることができる。そのため、各作業を行う作業者の負担を軽減させて、作業者の利便性を向上させることができる。
1 燃料タンク
2 バッテリ
3 CO回収装置
4 一体型接続口
4a 給油口
4b 充電口
4c CO取出口
5 リッド
100 車両

Claims (1)

  1. 燃料を貯蔵する燃料タンクと、
    前記燃料タンクに燃料を供給するための給油口と、
    充放電可能なバッテリと、
    前記バッテリに外部電源の電力を供給するための充電口と、
    COを回収するCO回収装置と、
    前記CO回収装置からCOを取り出すためのCO取出口と、
    前記給油口、前記充電口及び前記CO取出口の3つを覆う開閉可能な1つのリッドと、
    を備える車両であって、
    前記給油口、前記充電口及び前記CO取出口は、前記給油口、前記充電口及び前記CO取出口が一体化されて給油作業、充電作業及びCO取出作業を同時に実施可能な一体型接続口とされる、
    車両。
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