JP2021023563A - ウィンチ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このウィンチ装置は、車椅子に対して着脱自在に連結したベルトを介して車椅子の乗車又は降車を行うベルト巻取・送出機構を備えている。
このウィンチ装置は、ベルト巻取・送出機構から送り出されたベルトの長さが所定長さよりも短いと判断した際に、車椅子が乗車したと判定する。また、このウィンチ装置は、車椅子が乗車したと判定した際に、車椅子に連結されたベルトがベルト巻取・送出機構から自由に引き出される、いわゆるベルトフリーを禁止する。これによりウィンチ装置は、不用意に車椅子が後方車外側に移動することを確実に防止する。
本実施形態のウィンチ装置は、感圧センサにて検出した車椅子の圧力信号に基づいて、車椅子の乗車判定を行う制御部を有することを主な特徴としている。
以下では、まずこのウィンチ装置が適用される車体後部構造について説明した後に、ウィンチ装置について詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るウィンチ装置100を適用した車体後部構造の部分斜視図である。
図1に示すように、本実施形態のウィンチ装置100が適用される車両101は、例えば、ワンボックスカーやステーションワゴン、ハッチバックなどを想定している。車両101の後部には、バックドア101aが設けられている。バックドア101aは、図示しないヒンジ周りで回動して下端側が跳ね上がるように構成されている。このようにバックドア101aが跳ね上げられることによって後部フロアFを車室外に臨ませる後部開口101aが形成される。
ちなみに、図示は省略するが、このスロープ102は、延び出した3つのスライド板を三つ重ねするように元に戻すとともに、スロープ102の基端に設けられたヒンジ102a周りに回動させて起立させることで後部荷室に収納可能となっている。
図2は、ウィンチ装置100のブロック図である。
図2に示すように、本実施形態のウィンチ装置100は、ベルト4と、ベルト巻取・送出機構1と、ラチェット機構60と、ベルト4の弛取機構80と、ベルト巻取・送出機構1からのベルト4の送出長さを検出するためのエンコーダ17と、ベルト巻取・送出機構1の車体側操作盤3と、ベルト巻取・送出機構1を遠隔操作するリモートコントローラ40と、後部フロアF(図1参照)及びスロープ102(図1参照)に設けられる感圧センサ10と、このウィンチ装置100の働きを総合的に制御する制御部2と、を主に備えて構成されている。なお、ラチェット機構60は、特許請求の範囲にいう「ロックアンロック機構」に相当する。
図1に示すように、ベルト4は、次に説明するベルト巻取・送出機構1側から延び出す先端にフック部5を有している。ユーザ(主に、補助者6a)がこのフック部5を車椅子110の所定の取付部110aに引掛けることで、ベルト4と車椅子110とが着脱自在に連結される。
本実施形態でのベルト4は、着座者6bから見て車椅子110の左右両側のそれぞれに設けられる取付部110aに対応するように、1対設けられている。
これらベルト4の各基端部は、各ベルト4に対応するように設けられた一対のベルト巻取・送出機構1における後記のドラム15(図3参照)の軸芯15a(図3参照)に接続されている。
図1に示すように、ベルト巻取・送出機構1のそれぞれは、後部荷室101cの前寄りで車幅方向に並ぶように配置されている。これらのベルト巻取・送出機構1は、図示を省略するが、後部フロアFを構成するフロアパネルに所定のブラケットを介してボルトなどで締結されている。
図3に示すように、ベルト巻取・送出機構1は、電動モータ9と、ドラム15と、図示しない減速機構とを備えている。
また、ベルト巻取・送出機構1は、図2に示すように、電動モータ9とドラム15とが電磁クラッチ13を介して接続されている。
電動モータ9と、電磁クラッチ13とは、車体側操作盤3を構成する制御部2によって、後記する所定のタイミングで駆動する。
なお、電動モータ9は、正逆両方向に回転駆動するようになっている。
本実施形態でのドラム15は、電動モータ9が正回転するとベルト4を軸芯15aに巻き取り、電動モータ9が逆回転するベルト4を送り出すようになっている。しかしながら、ドラム15は、電動モータ9が逆回転するとベルト4を巻き取る構成とすることもできる。
図3に示すように、ラチェット機構60(ロックアンロック機構)は、ドラム15に固定されて一体になって回転する爪車61と、この爪車61に係脱自在に先端爪63aが噛み合う係合爪62と、この係合爪62の先端爪63aを所定のタイミングで爪車61に?み合わせ、又は噛み合わせを解くように駆動するソレノイド65と、を備えている。
弛取機構80は、図3に示すように、弛取モータ83と、ドラム15に固定されて一体になって回転するスパーギヤ81と、弛取モータ83とスパーギヤ81とを連結するウォーム減速機構86と、図示しないトルクリミッタと、を備えている。
回転するドラム15がベルト4を巻き取っていくと、弛みが解消されたベルト4には、ドラム15の回転トルクに応じて張力が生じる。
そして、本実施形態の弛取機構80においては、予め設定した張力がベルト4に生じた際に、トルクリミッタ(図示を省略)が働いて、ベルト4の張力が所定値に維持された状態となってベルト4の弛取工程が終了する。
エンコーダ17(図2参照)は、ドラム15(図2参照)の回転量(回転回数)を検出するように構成されている。本実施形態でのエンコーダ17は、光学式のエンコーダを想定しているがこれに限定されるものではない。
本実施形態でのエンコーダ17においては、ドラム15の回転部やドラム15を回転させるシャフト(図示を省略)の表面に設けられた、例えばスリット状の光学パターンからなるロータリスケールをレーザ反射光が読み取る。これによりエンコーダ17は、ドラム15の回転量を検出する。
そして、このエンコーダ17によるドラム15の回転量の検出信号は、制御部2を構成する後記のベルト送出長さ演算部26(図6参照)に送信されて、ベルト巻取・送出機構1から送り出されているベルト長さの演算に使用される。
車体側操作盤3は、図1に示すように、後部荷室101cの側壁(本実施形態では右側の側壁)の適所に取り付けられている。また、リモートコントローラ40は、このウィンチ装置100を使用するユーザ(主に、補助者6a)が携行するものを想定している。
図4(a)に示すように、車体側操作盤3は、ベルト巻取・送出機構1(図1参照)の駆動スイッチ36と、ベルト巻取・送出機構1によるベルト4(図1参照)の巻取速度切替スイッチ37と、ラチェット機構60(図2参照)をアンロック状態とするロック解除スイッチ39と、所定のタイミングで警告音を発生させるアラーム発声部38と、を備えている。図4(a)中、符号35は、未使用時のリモートコントローラ40(図1参照)を保持させるホルダである。
これら制御部2と受信部29については、後に詳しく説明する。
図4(b)に示すように、リモートコントローラ40は、ロックアンロック機構としてのラチェット機構60(図2参照)をアンロック状態とするロック解除スイッチ41と、ベルト巻取・送出機構1(図1参照)にベルト4(図1参照)を巻き取らせる巻取スイッチ42と、ベルト巻取・送出機構1にベルト4を送り出させる送出スイッチ43と、を有している。
また、リモートコントローラ40は、図示しないが、所定の回路基板、バッテリなどを内蔵している。
次に、感圧センサ10(図2参照)について説明する。
本実施形態での感圧センサ10は、フィルム状のものを想定している。この感圧センサ10は、掛かる荷重の大きさに応じて電気抵抗値が変化する感圧部を有している。具体的には、感圧センサ10は、電気的接点を形成する導電性インク層と、掛かる荷重に応じて電気的抵抗値が変化する半導電性感圧インク層とが、樹脂フィルムで挟持されて構成されている市販品を想定している。
図5に示すように、感圧センサ10の感圧部の範囲11は、後部フロアFのうち、乗車した車椅子110の固定位置よりも後方の矩形領域に設定されている。具体的には、感圧部の範囲11の前縁は、車椅子110の両輪110b,110bの接地位置よりも僅かに後方に位置している。また、感圧部の範囲11の後縁は、後部フロアFの後端に沿うように設定されている。また、感圧部の範囲11の左右両縁は、後部フロアFの左右両端に沿うように設定されている。
このような後部フロアFにおける感圧センサ10は、図示しない後部フロアパネルとフロアカーペットとの間に配置されている。
ちなみに、図5においては、作図の便宜上、後部フロアFにおける感圧センサ10と、スロープ102における感圧センサ10とが、わずかに離間しているように描かれているが、実際には、互いの感圧センサ10,10同士が連続するように前後方向に並ぶものを想定している。
そして、この感圧センサ10の検出信号は、後記する制御部2(図6参照)の乗車有無判断部25(図6参照)に送信されて、後記する制御部2の乗車判定に使用される。
次に、制御部2(図2参照)について説明する。制御部2は、前記したように、ウィンチ装置100(図2参照)の働きを総合的に制御する。
この制御部2は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、プログラムが書き込まれたROM(Read Only Memory)と、データの一時記憶のためのRAM(Random Access Memory)とを主に備えている。
図6に示すように、制御部2は、電動モータ制御部21と、電磁クラッチ制御部22と、弛取モータ制御部23と、乗車有無判断部25と、ベルト送出長さ演算部26と、ラチェット機構制御部27と、を備えて構成されている。
電磁クラッチ制御部22は、後記する所定のタイミングで電磁クラッチ13をオンにするように構成されている。
弛取モータ制御部23は、後記する所定のタイミングで弛取モータ83を駆動するように構成されている。
ベルト送出長さ演算部26は、エンコーダ17から送信されるドラム15の回転量の検出信号に基づいて、ベルト巻取・送出機構1(図1参照)から送り出されているベルト4の長さをリアルタイムで演算する。
また、本実施形態でのラチェット機構制御部27は、ユーザによるリモートコントローラ40の送出スイッチ43のオン操作によってもこれに連動してソレノイド65に通電を行ってラチェット機構60をアンロック状態とする。
次に、制御部2(図6参照)によるウィンチ装置100(図2参照)の制御手順を示しながら、本実施形態のウィンチ装置100(図2参照)の動作について説明する。
図7に示すように、車椅子110が乗車する前においては、車椅子110は、スロープ102の後端に位置する。
ウィンチ装置100は、ベルト4(図1参照)がベルト巻取・送出機構1に巻き取られた状態になっている。
つまり、ベルト4の先端に設けられたフック部5の位置P1と、このフック部5の車椅子110における取付部110aの位置P2とは、水平距離にしてLの長さで隔てられている。なお、図7中、符号10は、感圧センサである。
このようにベルト4がベルト巻取・送出機構1から送り出し可能となることによって、図1に示すように、ユーザ(主に、補助者6a)は、ベルト4のフック部5を車椅子110の取付部110aに引掛けることができる。
図8に示すように、車椅子110は、ベルト4を介して連結されたベルト巻取・送出機構1によって、図7に示す路面上の位置P2からスロープ102を介して車両101の後部フロアFに引き上げられる。
この際、車椅子110は、スロープ102及び後部フロアFに配置された感圧センサ10上を通過して図5に示した車椅子110の固定位置まで昇り詰める。
図9は、車椅子110が乗車するにあたって、制御部2(乗車有無判断部25)が、感圧センサ10からの検出信号に基づいて、ロック解除禁止モード又はロック解除許可モードの設定を行う手順を示すフローチャートである。
図9に示すように、ユーザ(主に、補助者6a(図1参照))は、リモートコントローラ40(図4(b)参照)の巻取スイッチ42(図4(b)参照)をオン[ОN]にすると、制御部2(図6参照)は、受信部29(図6参照)を介してこのオン[ОN]信号を入力する(ステップS201)。この際、フローチャートへの図示は省略するが、ラチェット機構制御部27は、巻取スイッチ42のオン[ОN]操作によってソレノイド65(図3参照)への通電を中止させる。これによりラチェット機構60は、ノーマリロックの状態になって、ベルト巻取・送出機構1(図1参照)によるベルト4の巻き取りを許可しつつも、ベルト巻取・送出機構1(図1参照)からのベルト4(図1参照)の送り出しを禁止する。
これにより弛取モータ83は、ベルト4の巻き取り方向(図3の矢示B方向)にドラム15(図3参照)を回転させる。ドラム15(図3参照)は、ベルト4の弛みを取るように、ベルト4を巻き取る。
電動モータ9(図3参照)は、ベルト4(図3参照)の巻き取り方向にドラム15(図3参照)を回転させる。そして、ベルト4がドラム15に巻き取られることによって、図1に示すように、ベルト4に連結された車椅子110は、スロープ102を車両101の後部フロアFに向かって登っていく。
ベルト送出長さ演算部26(図6参照)は、エンコーダ17(図6参照)からの検出信号を入力する。
図9に戻って、乗車有無判断部25(図6参照)は、前記のように、感圧センサ10(図6参照)からの圧力検出信号に基づいて、「車幅方向所定距離で前後方向に連続した圧力を検出したか否か」を判断する(ステップS206)。
ちなみに、本実施形態での前記「車幅方向所定距離」は、図5に示す車椅子110の一対の車輪110b,110b間の距離で規定される。また、前記「前後方向に連続した圧力」は、前方に移動する車輪110b,110bの軌跡に沿って検出される。
ちなみに、乗車有無判断部25(図6参照)が、「車幅方向所定距離で前後方向に連続した圧力を検出しない」と判断する一例としては、車椅子101の車輪110b,110bが後部フロアFの感圧センサ10を前方に越えた場合が挙げられる。
これにより乗車有無判断部25におけるロック解除禁止及びロック解除許可の各モードの設定工程が終了する。
図10に示すように、制御部2(ラチェット機構制御部27(図6参照))は、リモートコントローラ40及び車体側操作盤3(図6参照)からの信号の有無を判定してロック解除要求があったか否かを判断する(ステップS301)。
そして、ロック解除要求が無いと判断した場合には(ステップS301のNo)、このステップS301を繰り返す。
そして、ロック解除禁止モードであると判断した場合には(ステップS302のYes)、ラチェット機構制御部27(図6参照)は、ラチェット機構60(図6参照)にロック解除禁止指令を送信する。つまり、ラチェット機構60のソレノイド65(図3参照)に対する通電は行われずにラチェット機構60はロック状態が維持される。
なお、本実施形態に係るウィンチ装置100においては、ベルト送出長さ演算部26(図6参照)にて演算したベルト送出長さに応じて車椅子110が乗車中であることを推定してベルト4(図1参照)の送り出しを禁止することもできる。
したがって、車椅子110以外のものを乗車させる場合に、必要に応じて適宜に、車体側操作盤3のロック解除スイッチ39(図4(a)参照)又はリモートコントローラ40のロック解除スイッチ41(図4(b)参照)のオン操作にて、ラチェット機構60(ロックアンロック機構)のロック解除を行うことができる。
これによりウィンチ装置100のロック解除禁止又はロック解除許可の実行工程が終了する。
以上、本実施形態に係るウィンチ装置100による車椅子110の乗車工程について説明したが、車椅子110の降車工程においては、ラチェット機構60がアンロック状態に維持されるとともに、電動モータ9の逆回転駆動によるベルト4に対する送り出しトルク抵抗によって、車椅子110はスロープ102をゆっくりと下っていくこととなる。
次に、本実施形態のウィンチ装置100の奏する作用効果について説明する。
本実施形態のウィンチ装置100は、感圧センサ10にて検出した車椅子110の圧力信号に基づいて、車椅子110の乗車判定を行う制御部2を有している。
このようなウィンチ装置100によれば、従来と異なって、各種車両に適用した際にベルト長さなどの煩雑な設定を行うことなく精度よく乗車判定を行うことができる。
また、このようなウィンチ装置100によれば、車幅方向の所定距離で前後方向に連続した圧力を検出したときに乗車していると判定するので、乗車していることの判定をより一層精度よく行うことができる。
このようなウィンチ装置100によれば、乗車中においては、いかなる場合においてもベルト4の送り出しが禁止されるので、車椅子110をより安全に乗車させることができる。
このようなウィンチ装置100によれば、スロープ102上に車椅子110が移動中の場合であっても意図しないラチェット機構60(ロックアンロック機構)のロック解除を防止することができる。
このようなウィンチ装置100によれば、車幅方向の所定距離、つまり車椅子110の両輪幅で圧力が検出されない車椅子110以外のものを乗車させる場合に、必要に応じて適宜にラチェット機構60(ロックアンロック機構)のロック解除を行うことができる。
このようなウィンチ装置100によれば、後部フロアFにおいて、車椅子110の両輪幅の大小を問わず、車椅子110の乗車判定をより正確に行うことができる。
2 制御部
3 車体側操作盤
4 ベルト
5 フック部
9 電動モータ
10 感圧センサ
11 感圧部の範囲
13 電磁クラッチ
15 ドラム
17 エンコーダ
21 電動モータ制御部
22 電磁クラッチ制御部
23 弛取モータ制御部
25 乗車有無判断部
26 ベルト送出長さ演算部
27 ラチェット機構制御部
29 受信部
36 駆動スイッチ
39 ロック解除スイッチ
40 リモートコントローラ
41 ロック解除スイッチ
42 巻取スイッチ
43 送出スイッチ
44 送信部
60 ラチェット機構(ロックアンロック機構)
80 弛取機構
100 ウィンチ装置
101 車両
102 スロープ
110 車椅子
F 後部フロア
R 路面
Claims (5)
- 車両と車椅子とを連結したベルトを介して前記車椅子の乗車又は降車を行うベルト巻取・送出機構と、
前記車両のフロアに配置された感圧センサと、
前記感圧センサの検出信号に基づいて前記車両に対する前記車椅子の乗車判定を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記感圧センサによって、車幅方向の所定距離で前後方向に連続した圧力を検出した際に前記乗車判定を行うことを特徴とするウィンチ装置。 - 前記ベルト巻取・送出機構からの前記ベルトの送り出しを禁止するロック状態と、前記ベルト巻取・送出機構からの前記ベルトの送り出しを許可するアンロック状態とを切り替えるロックアンロック機構をさらに備え、
前記制御部は、前記感圧センサによって、車幅方向の所定距離で前後方向に連続した圧力を検出した際に、前記ロック状態から前記アンロック状態への切り替えを禁止することを特徴とする請求項1に記載のウィンチ装置。 - 前記感圧センサは、前記車椅子を路面から前記後部フロアへと導くスロープにも前記後部フロア側から連続するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のウィンチ装置。
- 前記制御部は、前記感圧センサが車幅方向の所定距離で前後方向に連続した圧力を検出しない場合には、前記ロック状態から前記アンロック状態への切り替えを許可することを特徴とする請求項2に記載のウィンチ装置。
- 前記感圧センサの感圧部は、前記スロープの車幅方向の長さ以上となるように配置されていることを特徴とする請求項3に記載のウィンチ装置。
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