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JP2021015392A - 操作レバー - Google Patents

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JP2021015392A
JP2021015392A JP2019128996A JP2019128996A JP2021015392A JP 2021015392 A JP2021015392 A JP 2021015392A JP 2019128996 A JP2019128996 A JP 2019128996A JP 2019128996 A JP2019128996 A JP 2019128996A JP 2021015392 A JP2021015392 A JP 2021015392A
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JP
Japan
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mass body
space
operating lever
vibration
viscous fluid
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Pending
Application number
JP2019128996A
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English (en)
Inventor
渡邉 哲也
Tetsuya Watanabe
哲也 渡邉
池田 正
Tadashi Ikeda
正 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】制振ないし減衰の機能を簡易な構成で効果的に実現することが可能な操作レバーを提供する。【解決手段】操作レバー10は、ノブ12の内部に、質量体14と、質量体14の周囲に充填される粘性流体15と、を収容可能な空間が設けられ、質量体14は、空間13内で自重および粘性流体15の粘性力により移動しない静止状態と、所定の外力を受けると移動する運動状態と、に変位可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、操作レバーに関する。
従来、車両の変速機を操作するチェンジレバーは、エンジンの始動時等に動力伝達系(パワートレイン)から特定の周波数領域(振動パターン)の振動が入力すると、共振して大きく振動することがある。この現象は運転者に不快感を与える等、車の性能に影響するため、設計の際には一定の変位量以下に振動を抑える制振ないし減衰特性が求められる。
そこで、チェンジレバーの振動を制振ないし減衰 するために、例えば特許文献1、2に記載の技術が既に知られている。すなわち、手動変速機におけるチェンジレバーのノブ(運転者が握る部分)に、例えば走行中に動力伝達系から伝わる振動を運転者の手元に伝えないための質量体(Mass)を設けている。
特許文献1 には、シフトレバー2(チェンジレバーに相当)の先端にあるシフトノブ4の中空部6内に、錘10(質量体に相当)や錘10の移動に伴い伸縮する吸振バネ12等が設けられた構成の記載がある。特許文献1に記載の技術では、シフトレバー2に振動が作用すると、錘10の移動および吸振バネ12の伸縮によって振動が低減される。
特許文献2 には、シフトレバー1(チェンジレバーに相当)の先端にあるシフトノブ2の両側面に、錘4(質量体に相当)と、錘4が変位できるクリアランス6と、錘4の変動を吸収する弾性材料5等が設けられた構成の記載がある。特許文献2に記載の技術では、シフトレバー1の操作時に錘4の変位によって荷重変動の感触が減少される。
特開平07−019322号公報 特開2010−049329号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載の従来技術では、いずれも質量体をバネや弾性材料等の機械的な構成要素と連結して変位可能に保持するものであり、部品点数や組付工数が多く設計の自由度が低かった。
そのため、上記の従来技術では、チェンジレバーに伝わる振動として、例えば走行中の微振動やエンジン始動時の低周波振動等に対する制振ないし減衰の機能を簡易な構成で効果的に実現することは困難であった。
本開示の目的は、制振ないし減衰の機能を簡易な構成で効果的に実現することが可能な操作レバーを提供することである。
本開示の一態様は、操作レバーにおける特定部位の内部に、質量体と、前記質量体の周囲に充填される粘性流体と、を収容可能な空間が設けられ、前記質量体は、前記空間内で自重および前記粘性流体の粘性力により移動しない静止状態と、所定の外力を受けると移動する運動状態と、に変位可能である。
本開示に係る操作レバーによれば、制振ないし減衰の機能を簡易な構成で効果的に実現することが可能である。
操作レバーを例示した縦断面図 操作レバーの変形例を例示した縦断面図
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は一例であり、本開示はこの実施形態に限定されるものではない。なお、既に周知な事項の詳細な説明や、実質的に同一の構成に対する重複説明等は、適宜省略する場合がある。
<操作レバーの構成>
まず、本開示を適用する操作レバー10の一例について、図1を参照しながら以下に詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る操作レバー10を模式的に示す縦断面図である。なお、図1に示した各部位の相対的な位置関係や大きさは、あくまで説明の便宜上のものであり、正確を期すものではない。
本実施形態に係る操作レバー10は、例えば車両の変速機のチェンジレバーに適用した場合について説明する。操作レバー10は、運転者が手動操作することにより、図示省略した手動変速機(MT)における複数のギヤ段を替えるものである。
図1に示すように、操作レバー10は、操作対象である変速機(図示せず)に連結される軸11と、軸11の先端側に設けられて把持する部位となるノブ12と、を備えている。軸11は、例えば金属等により棒状に形成され、ノブ12は、例えば樹脂等により握りやすい形状に成形される。ここでノブ12は、本開示の操作レバー10における「特定部位」の一例である。
(特定部位の内部の空間)
図1に示すように、操作レバー10におけるノブ12の内部には、後記する質量体14および粘性流体15を収納可能な空間13が設けられている。空間13は、充填された粘性流体15の中で質量体14が全周方向に移動可能な状態で収納される大きさ及び形状に設計されている。
空間13は、ノブ12の内部に中空のケース12aを埋設したり、あるいはノブ12自体の材質をそのままくり抜くように形成してもよいが、いずれの場合も粘性流体15を充填するために密閉構造とする。
空間13を囲む内壁面の形状は、質量体14が自重で空間13内の定位置に通常は留まるように、例えば底面13aには高低差が設けられている。図1に示す底面13aは平面視で円形であり、その中心軸に沿った縦断面が円弧形断面となる擂鉢状の曲面に形成されている。このように底面13aの形状は、周囲から中央に向かって湾曲しながら下方に傾斜し、最下部となる中央が定位置となる。
他にも空間13の底面13aの形状は、例えば中心軸に沿った縦断面が逆円錐形断面となるように、周囲から中央に向かって直線状に下方に傾斜するように形成してもよい。あるいは、底面13aの中央ほど低くなる形状とした上で、中央に基準面より一段低い凹部を設けて定位置としてもよい。
空間13の底面13aは、いずれの形状であっても定位置に質量体14を自重で導くことができる高低差が設けられている。ただし、底面13aの高低差は、所定の外力として例えば振動が入力したとき、質量体14が自重にかかる重力および後記する粘性流体15の粘性力に抗して、定位置から離れるように移動可能であり、振動が入力しなくなれば、元の定位置に戻って静止状態となる範囲で設計されている。
空間13を囲む内壁面のうち上面13bは、底面13a上の質量体14の上端との間に隙間が確保され、質量体14が空間13内で上下方向には余り移動(変位)せず、全周方向には円滑に移動(変位)できる高さ位置に設定されている。
特に本実施形態では、図1に示すように上面13bは、底面13a上の定位置の真上に位置する中央部分が下方へ球冠状に出っ張る形状となっている。この上面13bの形状により、定位置にある質量体14の上方への移動が規制され、所定の外力として振動が入力したときに、質量体14は底面13aの中心軸よりラジアル方向へ移動する。
このような上面13bの形状は、底面13aに対して質量体14が上方へ離れる移動を規制する規制手段の一種となる。あるいは、上面13bを例えば略水平な平面とした上で、その基準面より下方へ突出するリブや突起等を設けて、これらを本開示の「規制手段」として構成してもよい。
空間13の内壁面のうち底面13aと上面13bとの間の周面13cは、例えば垂直な断面形状や、あるいは質量体14の球面に沿う半円弧形の断面形状等、適宜定め得る設計事項である。
なお、空間13の内壁面のうち底面13aや周面13cは、例えばノブ12の内部に埋設したケース12aの内壁面としたり、あるいはノブ12自体の材質により形成してもよい。また、上面13bは、例えばケース12aの上面開口を塞ぐキャップ12bにより形成したり、あるいはノブ12自体の材質により形成してもよい。
(質量体)
質量体14は、ノブ12の内部の空間13内で、自重および粘性流体15の粘性力により移動しない静止状態と、所定の外力を受けると移動する運動状態と、に変位可能である。質量体14は、比較的大きな比重を備える材質として、例えば鉄やステンレス等の金属により形成するとよい。
質量体14は、静止状態にあるとき前記した空間13を囲む内壁面の形状により自重だけでも定位置に維持される。質量体14の「静止状態」とは、完全に静止している状態に限らず、定位置に維持されて変位量は制限されているが、微小に振動しているような状態も含まれる。
質量体14は、操作レバー10に例えば変速機から振動が入力したとき、この外力の大きさが、定位置にある質量体14にかかる重力や粘性流体15の粘性力を含む静止力を越えた場合に、定位置から外れるように移動する運動状態となる。質量体14の形状は、全周方向に転がるように動作しやすい観点から球形が適している。
なお、質量体14の形状は、必ずしも球形に限られることはなく、他に例えば転がり抵抗を増すように球面上に凹凸(リブや突起、凹み等)を設けたり、あるいは多面体に形成したり、さらに転がり方向を規制するように円柱形に形成してもよい。
質量体14の重さは、空間13内を変位可能な範囲内で、操作レバー10に伝わる振動の複数の周波数領域や振幅の大きさに合わせて予め任意に設定する。同様に空間13の形状や大きさ、特に内壁面の形状も、質量体14が変位可能な範囲内で、操作レバー10に伝わる振動の複数の周波数領域や振幅の大きさに合わせて予め任意に設定する。
(粘性流体)
図1に示すように、ノブ12の内部の空間13内には、粘性流体15が質量体14の周囲に充填されている。粘性流体15は、密閉された空間13の全域(質量体14を除く)に充満されている。
粘性流体15は、空間13内における質量体14の動作に対して粘性力による粘性抵抗を生じさせるものであり、例えばオイル等が適している。粘性流体15がオイルであれば、その粘性力(粘度)を任意に選択することが可能となる。粘性流体15の具体的な粘性力は、上記した質量体14の重さ等と同様に、操作レバー10に伝わる振動の複数の周波数領域や振幅の大きさに合わせて予め任意に設定する。
<操作レバーの動作>
次に、操作レバー10の動作について、図1を参照して説明する。
図1に示す操作レバー10において、ノブ12の内部の空間13には、質量体14と粘性流体15が収納されている。質量体14は、粘性流体15の中で揺れ動くように変位可能である。質量体14は、通常は自重にかかる重力と粘性流体15の粘性力により、空間13の底面13a上で最下部となる中央の定位置から移動せずに留まる静止状態にある。静止状態にある質量体14は、僅かな振動の入力に対しては制振機能を発揮する。
すなわち、質量体14は静止状態にあるときも、全く変位しないのではなく、定位置を中心として僅かな範囲では変位可能である。質量体14の小さな変位は自重と相俟って、操作レバー10に振動を生じさせる力に対する抵抗力として作用する。これにより、例えば車両の走行中にエンジンや変速機等の動力伝達系から操作レバー10に伝わる微小な振動は抑制される。
一方、例えばエンジンの始動時および停止時や操作レバー10の駆動によって、操作レバー10に所定の外力として比較的大きな振動が加わり、この外力の大きさが、定位置にある質量体14にかかる重力や粘性流体15の粘性力を組み合わせた所定値を越えると、質量体14は定位置から外れるように底面13a上を転がり運動状態となる。このとき質量体14は、粘性流体15の粘性抵抗にも抗して、入力された振動方向とは逆方向に移動して制振ないし減衰機能を発揮する。
質量体14は、空間13の内壁面のうち円弧形断面の底面13aに沿って、底面13aの中心軸よりラジアル方向に移動する。空間13の内壁面のうち上面13bには、球冠状の出っ張りや下方へ突出するリブや突起等の規制手段を設けることで、質量体14が定位置の上方へ移動することを防ぐことができる。
質量体14の運動状態における移動に起因する慣性力が、操作レバー10の振動の減衰力として作用する。これにより、例えばエンジンの始動時等に変速機から操作レバー10に比較的大きな振動が伝わっても、振動は相殺されて低減する。ここで操作レバー10に入力する振動力が大きくなるほど、質量体14が移動する変位量も大きくなり、その分振動は相殺される。なお、操作レバー10に比較的大きな振動が伝わらなくなると、質量体14は重力により元の定位置に戻って静止状態となる。
このような操作レバー10では、空間13の内壁面のうち円弧形断面の底面13aにおける円弧形の曲率の大きさによって、質量体14の定位置への戻りやすさや、質量体14が振動ないし移動した際の抵抗等を調整することができる。
例えば底面13aの円弧形断面の曲率が小さくなるほど、質量体14が定位置に戻る力が小さくなる。よって、質量体14が粘性流体15の粘性力による粘性抵抗に抗して、定位置からラジアル方向へ移動する距離も大きくなり、振動に対する減衰性能を高めることができる。逆に、底面13aの円弧形断面の曲率が大きくなるほど、振動に対する減衰性能は低くなる。
また、質量体14の周囲に充填された粘性流体15の粘性力(粘度)の大きさによっても、振動の減衰を調整することができる。例えば粘性流体15の粘性力が大きくなるほど、質量体14の移動に対する粘性抵抗も大きくなり、粘性流体15の粘性力が小さくなるほど、質量体14の移動に対する粘性抵抗も小さくなる。
<変形例について>
次に、本開示の操作レバーの変形例について説明する。
図2に示すように、変形例の操作レバー10Aでは、ノブ12の内部の空間13内に、質量体14や粘性流体15に加えて、質量体14を定位置に維持可能な弾性体16が設けられている。なお、操作レバー10Aは、上記した操作レバー10と、弾性体16以外の基本的な構成は共通しており、同種の部位には同一符号を付して重複した説明を省略する。
弾性体16は、例えばバネ部材により構成されており、質量体14の周囲に対して複数(例えば2〜4つ等)が等間隔に配置されている。弾性体16の一端は、空間13の内壁のうち例えば周面13cに支持され、弾性体16の他端は、質量体14の表面に当接または連結されている。なお、弾性体16はバネ部材に限定されるものではなく、他に例えばゴム部材等によって構成してもよい。
弾性体16は、いずれも質量体14の運動に伴って伸縮するように弾性変形して、粘性流体15と共に振動の減衰要素として作用する。弾性体16の数や配置する位置、それに弾性体16の弾性率(バネ定数)は、粘性流体15の粘性力等と同様に、操作レバー10Aに伝わる振動の複数の周波数領域や振幅の大きさに合わせて予め任意に設定する。
<本開示の構成と作用効果>
以上に説明した本実施形態(変形例を含む)から導かれる本開示の操作レバー10は、ノブ12(特定部位)の内部に、質量体14と、質量体14の周囲に充填される粘性流体15と、を収容可能な空間が設けられ、質量体14は、空間13内で自重および粘性流体15の粘性力により移動しない静止状態と、所定の外力を受けると移動する運動状態と、に変位可能である。
このような本開示によれば、操作レバー10において、所定の外力よりも小さな振動に対しては、質量体14の静止状態による制振機能を発揮することが可能である。また、所定の外力以上の振動が加わると、質量体14は自重にかかる重力や粘性流体15の粘性力に抗して、定位置から外れるように移動する運動状態となり、振動に対する制振ないし減衰機能を発揮することが可能となる。
特に本開示によれば、操作レバー10の設計時に、質量体14の重さや空間13の内壁面の形状、それに粘性流体15の粘性力等を、それぞれ容易かつ自由に調整することができる。これにより、操作レバー10に伝わる振動に対する制振ないし減衰の機能を、より簡易な構成で効果的に実現することが可能となる。
また、本開示では、質量体14は、静止状態のとき空間13を囲む内壁面の形状により自重で定位置(底面13aの中央部)に維持される。
このような本開示によれば、簡易な構成で空間13内における質量体14の位置を、容易に定位置に維持することが可能となる。
また、本開示では、空間13を囲む内壁面のうち底面13aの形状は、周囲から中央に向かって傾斜し、最下部となる中央が定位置となる。ここでの傾斜は、直線状の傾斜のみならず曲線状の傾斜も含まれる。
このような本開示によれば、質量体14が運動状態に変位したとき、全周方向にほぼ均等な変位量を確保することができる。従って、操作レバー10に入力される振動がどの方向であっても、確実に減衰機能を発揮することが可能となる。
また、本開示では、空間13を囲む内壁面のうち上面13bに、底面13aに対して質量体14が上方へ離れる移動を規制する規制手段が設けられている。ここでの規制手段は、上面13b自体の形状として設けてもよく、あるいはリブや突起等を別途設けるようにしてもよい。
このような本開示によれば、操作レバー10に所定の外力として振動が入力したとき、質量体14を振動を減衰させる方向として、底面13aに沿わせて移動させることが可能となる。
また、本開示では、質量体14は球形である。
このような本開示によれば、質量体14は全周方向に転がるように動作しやすくなり、制振ないし減衰の機能を高めることが可能となる。
また、本開示では、空間13内に、質量体14を定位置に維持可能な弾性体16を設けた。ここで弾性体16の弾性率(バネ定数)も、操作レバー10Aに伝わる振動の複数の周波数領域や振幅の大きさに合わせて調整しておくことが可能である。
このような本開示によれば、部品点数は増えるが、操作レバー10Aの振動をよりいっそう低減することが可能となる。ただし、弾性体16は、あくまで補助的な構成要素であり必須ではない。
以上、図面を参照しながら実施形態について説明したが、本開示は上記の例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと解釈される。また、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素は任意に組み合わせてもよい。
例えば上記した実施形態では、操作レバー10を車両の手動変速機(MT)のチェンジレバーに適用した場合について説明したが、本開示はこれに限定されない。操作レバー10は、車両における上記チェンジレバー以外の操作レバーや、車両に限らず他の様々な装置における操作レバー全般に適用することも可能である。
また、上記した実施形態では、操作レバー10において空間13を設ける特定部位をノブ12とした例示について説明したが、本開示はこれに限定されない。
本開示の操作レバーは、車両における変速機のチェンジレバーに限らず、他の様々な装置における操作レバー全般に適用することが可能である。
10 操作レバー
11 軸
12 ノブ
13,13A 空間
14 質量体
15 粘性流体
16 弾性体

Claims (6)

  1. 操作レバーにおける特定部位の内部に、質量体と、前記質量体の周囲に充填される粘性流体と、を収容可能な空間が設けられ、
    前記質量体は、前記空間内で自重および前記粘性流体の粘性力により移動しない静止状態と、所定の外力を受けると移動する運動状態と、に変位可能である
    操作レバー。
  2. 前記質量体は、前記静止状態のとき自重により前記空間内の定位置に維持される
    請求項1に記載の操作レバー。
  3. 前記空間を囲む内壁面のうち底面の形状は、その中央部が最下部となるように周囲から中央に向かって傾斜し、前記中央が前記定位置となる
    請求項2に記載の操作レバー。
  4. 前記空間を囲む内壁面のうち上面には、前記質量体が前記底面から上方へ離れる移動を規制する規制手段が設けられた
    請求項3に記載の操作レバー。
  5. 前記質量体は球形である
    請求項1から4のいずれか一項に記載の操作レバー。
  6. 前記空間内に、前記質量体を前記定位置に維持可能な弾性体が設けられた
    請求項1から5のいずれか一項に記載の操作レバー。
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