JP2021014888A - 流体圧アクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転軸からの回転トルクとピストンロッドからの直線往復駆動力とを同時に容易に取り出すことのできる流体圧アクチュエータを提供すること。【解決手段】両ロッドシリンダ11および直線・回転変換装置12によって構成され、ピストンロッド25はシリンダチューブ21に対し周方向に回転不能に規制され、直線・回転変換装置12は、ピストンロッドの挿入孔25aの端部に取り付けられた雌ネジ31、雌ネジ31に螺合する雄ネジを有し挿入孔に進入することが可能に配置された回転軸32、および回転軸32を回転可能にかつ軸方向移動不能に支持する軸支持部33を有し、ピストン24の軸方向移動にともなって、ピストンロッド25が第1のカバー22および第2のカバー23を貫通した状態で軸方向移動するとともに、雌ネジ31と雄ネジとの螺合により回転軸32が回転するように構成される。【選択図】図5
Description
本発明は、流体圧による直線往復駆動を回転駆動に変換する流体圧アクチュエータに関する。
従来より、流体圧による直線往復駆動を回転駆動(揺動駆動)に変換する流体圧アクチュエータは、土木建設機械、輸送機械、精密機械、その他の各種産業機械に利用されている。
この種の従来の流体圧アクチュエータとして、流体圧シリンダによってラックを直線往復駆動させ、ピニオンによって回転駆動に変換する形式のものがある。しかしこの形式のものは、流体圧シリンダとラックとによる全長が長くなって大型化する難点がある。
また、流体圧シリンダのピストンにボールネジ機構を内設し、ピストンの直線往復運動をボールネジ機構と螺合関係にあるねじ棒の回転運動に変換し、回転トルクとして取り出す流体圧アクチュエータがシリンダ装置として提案されている(特許文献1)。
また、ケーシングに収容されたピストンの油圧による直線往復運動をシャフトの正逆切換えの回転である揺動運動に変換する油圧アクチュエータが提案されている(特許文献2)。
しかし、上に述べた特許文献1および2の流体圧アクチュエータでは、流体圧による直線往復運動を回転運動に変換して回転トルクを得ることができるが、回転トルクと同時に直線往復駆動力を取り出すことができなかった。
したがって、例えば搬送部材のハンドリングなどにおいて、搬送部材を回転させかつ移動させる場合に、回転トルクを出力する流体圧アクチュエータと直線往復駆動力を出力する流体圧シリンダの2つの駆動手段が必要となる。
また、従来の流体圧アクチュエータを使用した際に、回転トルクが一時的に不足となった場合に所定の回転動作を行えなくなることがある。そのような場合には、定格圧力の範囲内で流体圧を増大したり、駆動力のより大きな流体圧アクチュエータに取り替えることとなり、対応と作業が面倒であって現実的には極めて困難である。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので、回転軸からの回転トルクとピストンロッドからの直線往復駆動力とを同時に容易に取り出すことのできる流体圧アクチュエータを提供することを目的とする。
本発明の実施形態に係る流体圧アクチュエータは、シリンダチューブと、前記シリンダチューブの一方の端面を閉塞するように前記シリンダチューブに固定された第1のカバーと、前記シリンダチューブの他方の端面を閉塞するように前記シリンダチューブに固定された第2のカバーと、前記シリンダチューブの内周面に沿って軸方向に摺動可能なピストンと、中心部に軸方向の挿入孔が設けられ、前記ピストンと一体的に連結され、前記第1のカバーおよび前記第2のカバーを軸方向に貫通して摺動するとともに、前記シリンダチューブに対し周方向に回転不能に規制された、ピストンロッドと、前記ピストンロッドの前記挿入孔の端部に取り付けられた雌ネジと、前記雌ネジに螺合する雄ネジを有し前記挿入孔に進入することが可能に配置された回転軸と、前記シリンダチューブに対して固定的に設けられ、前記回転軸を回転可能にかつ軸方向移動不能に支持する軸支持部と、を有し、前記ピストンの軸方向移動にともなって、前記ピストンロッドが前記第1のカバーおよび前記第2のカバーを貫通した状態で軸方向移動するとともに、前記雌ネジと前記雄ネジとの螺合により前記回転軸が回転するように構成されてなる。
好ましくは、前記ピストンロッドの前記雌ネジが取り付けられた側と反対側の端部には、軸方向への駆動力を負荷に伝達するための係合部が設けられている。
また、前記ピストンロッドは、前記シリンダチューブの中心位置から偏芯した位置に設けられることによって回転不能に規制されている。
また、前記軸支持部は、前記第1のカバーまたは前記第2のカバーの外端面に固定されたブラケットに取り付けられている。前記ブラケットは、円筒状部、前記円筒状部の基端部に設けられた鍔状部、および前記円筒状部の先端部に設けられた底部を有し、前記鍔状部が前記第1のカバーまたは前記第2のカバーの外端面に固定され、前記底部に前記軸支持部が取り付けられている。前記円筒状部の外形は、前記シリンダチューブの外形よりも小さくてよい。
また、前記シリンダチューブ、前記第1のカバー、前記第2のカバー、前記ピストン、および前記ピストンロッドによって両ロッドシリンダが構成され、前記雌ネジ、前記回転軸、および前記軸支持部によって直線・回転変換装置が構成され、前記雌ネジは、前記ピストンロッドの前記挿入孔の端部において前記挿入孔の内部に挿入されている。
本発明によると、回転軸からの回転トルクとピストンロッドからの直線往復駆動力とを同時に容易に取り出すことができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る流体圧アクチュエータ1の概観を示す斜視図、図2は流体圧アクチュエータ1の平面図、図3は流体圧アクチュエータ1の右側面図、図4は流体圧アクチュエータ1の左側面、図5は図2の流体圧アクチュエータ1のAーA線矢視断面図、図6はピストンロッド25の端部の形状の他の実施例を示す断面図である。
なお、図1は流体圧アクチュエータ1の概観を示すため、図2〜図5に示す流体圧アクチュエータ1の形状とは一致しない部分もある。
図1において、流体圧アクチュエータ1は、両ロッドシリンダ11および直線・回転変換装置12を備える。
図1〜図5を参照して、両ロッドシリンダ11は、シリンダチューブ21、第1のカバー22、第2のカバー23、ピストン24、およびピストンロッド25などを備える。
シリンダチューブ21は、鋼材、アルミニウム合金、その他の合金などの金属材料からなる円筒状のものである。セラミックスまたはプラスチックなどの材料を用いたものでもよい。
第1のカバー22は、シリンダチューブ21の一方の端面を閉塞するように複数のボルト22aによって固定され、第2のカバー23は、シリンダチューブ21の他方の端面を閉塞するように複数のボルト23aによって固定されている。
第1のカバー22および第2のカバー23には、ポートPA,PBが設けられており、ポートPA,PBから圧流体を供給することにより、圧流体がシリンダチューブ21の内部のシリンダ室CA,CBに流入する。
第1のカバー22および第2のカバー23には、ピストンロッド25が貫通するために穴が設けられており、その内周面にはパッキン22b,23bがそれぞれ設けられている。
ピストン24は、シリンダチューブ21の内周面に沿って軸方向に摺動可能である。ピストン24の外周面にはパッキン24aが設けられ、シリンダチューブ21の内周面との間でシールが行われている。
ピストンロッド25は、中心部に軸方向の挿入孔25aが設けられ、その全長にわたって中空となっている。ピストンロッド25はピストン24と一体的に連結されている。つまり、ピストンロッド25は、ピストン24と一体に形成され、または別体に形成された後で一体となるよう連結されている。
ピストンロッド25は、第1のカバー22および第2のカバー23を軸方向に貫通して摺動し、第1のカバー22および第2のカバー23に設けられたパッキン22b,23bによってそれらの間のシールが行われている。
ピストンロッド25は、シリンダチューブ21に対し周方向に回転不能に規制されている。つまり、ピストンロッド25およびこれと一体のピストン24は、シリンダチューブ21に対し、軸方向には移動可能であるが、周方向には回転不能となっている。
図1〜5に示す実施形態においては、ピストンロッド25は、シリンダチューブ21の中心位置21CTから距離L1だけ偏芯した位置が中心位置25CTとなるように設けられている。このように、ピストンロッド25をシリンダチューブ21に対して偏芯させることにより、部品点数を増やすことなく回り止め機能を得ることができる。
しかし、これ以外に、例えば、ピストンロッド25を、その外形断面を四角形または六角形などの角形とすることによって回転不能となるよう規制してもよい。また、ピストン24の外形断面を卵形や楕円形などのオーバルな形状とすることによって回転不能となるよう規制してもよい。
なお、ピストンロッド25の端部25b,cに、外部の負荷を軸方向に駆動するための係合部を設けておけばよい。例えば、端部25b,cの外周面にネジを設けたり、端部25cの内周面にネジを設けたり半径方向に貫通する孔を設けてもよい。また、端部25cの端面を塞ぐカバーを設け、カバーにネジ穴などを設け、ここにフックなどを設けてもよい。
また、図6に示すように、ピストンロッド25に設ける挿入孔25Baを、ピストンロッド25の全長とすることなく、挿入孔25Baを端部25Bcにおいて閉塞した形状となるよう形成してもよい。そして、例えば、端部25Bcに、負荷との連結のためのネジ軸部25Bdを設けておけばよい。または、ネジ軸部25Bdに代えてネジ穴を設けてもよい。
このようにすると、直線往復駆動力を伝達するための負荷との連結が容易となる。
両ロッドシリンダ11は、平板状の台座26の上にシリンダチューブ21が載置された状態で、第1のカバー22および第2のカバー23と台座26との間がブラケット27a,27bによって取り付けられ、固定されている。
両ロッドシリンダ11では、ピストンロッド25は第1のカバー22および第2のカバー23の外端面から常時突出しており、ポートPAまたはPBから圧流体を交互に供給することにより、ピストンロッド25が軸方向に直線往復駆動する。
次に、直線・回転変換装置12は、雌ネジ31、回転軸32、および軸支持部33などを備える。
雌ネジ31は、ボールネジのナットであり、循環するボール31BLを備えている。雌ネジ31は、その本体がピストンロッド25の挿入孔25aの第1のカバー22の側の端部25bから内部に挿入され、雌ネジ31の外側に設けられた鍔部31aが、ピストンロッド25の端部25bに当接した状態で、ボルト31bが端部25bに設けたネジ穴にネジ込まれることにより、ピストンロッド25に取り付けられている。
回転軸32は、ボール31BLを介して雌ネジ31に螺合するネジ軸である。つまり、雌ネジ31、ボール31BL、および回転軸32によってボールネジが構成されている。回転軸32の軸心は、ピストンロッド25の軸心と一致し、ピストンロッド25の軸方向の移動にともなって挿入孔25aに進入することが可能に配置されている。
回転軸32は、外周にネジが設けられたネジ部32a、ネジが設けられていない円柱状軸部32b、円柱状軸部32bよりも径小となった径小部32c、および径小部32cの先端の出力軸部32dを有する。ネジ部32aの軸方向長さは、ピストンロッド25のストローク長さよりも長く設定されている。出力軸部32dにはキー溝が設けられ、そこに外部の負荷に回転トルクを伝達するためのキー35が装着される。
軸支持部33は、本体ハウジング33aの凹所の内周面にベアリング33bが嵌め込まれ、その端面にカバー33cが取り付けられている。本体ハウジング33aはボルト33dによってブラケット34に固定され、カバー33cはボルト33eによって本体ハウジング33aに固定されている。
なお、ブラケット34は、台座26にボルト34aによって固定されている。
回転軸32は、その径小部32cがベアリング33bの内周面に嵌入し、円柱状軸部32bと径小部32cとの段部がベアリング33bの端面に当接しており、回転軸32は回転可能でかつ軸方向移動不能に支持されている。
次に、流体圧アクチュエータ1の動作について説明する。
流体圧アクチュエータ1は、ピストン24の軸方向移動にともなって、ピストンロッド25が第1のカバー22および第2のカバー23を貫通した状態で軸方向移動するとともに、回転軸32が回転する。
すなわち、両ロッドシリンダ11のピストンロッド25が直線往復駆動すると、これにともなう雌ネジ31の直線運動が回転軸32の回転運動に変換され、出力軸部32dから回転トルクとして取り出される。
また、ピストンロッド25は直線往復駆動するので、負荷をピストンロッド25に連結しておくことによって、負荷を直線往復駆動をさせることができる。
つまり、回転軸32からの回転トルクとピストンロッド25からの直線往復駆動力とを同時に容易に取り出すことができる。
このように、流体圧アクチュエータ1は、回転トルクと直線往復駆動力とを同時に取り出すことができるので、例えば、搬送部材などの負荷を回転させかつ移動させる場合に、その駆動手段として1つの流体圧アクチュエータ1のみを用いて構成することが可能である。
また、流体圧アクチュエータ1の使用に際して、出力軸部32dから回転トルクが不足した場合には、ピストンロッド25の外側の端部25cを押し、または端部25cに取り付けたフックなどを引くことにより、回転トルクを増強することができる。したがって、別途標準的な流体圧シリンダを準備しておき、ピストンロッド25の端部25cに適当な加工を施しておくことにより、回転トルクが不足した場合にも容易に対応できる。
また逆に、ピストンロッド25による直線往復駆動力が不足した場合に、回転軸32に外部から回転トルクを与えることにより、直線往復駆動力を増強することができる。
つまり、流体圧アクチュエータ1は、直線往復駆動力と回転トルクとを相互に変換して補完することが可能である。
また、回転軸32に発電機などを連結しておくことにより、ピストンロッド25に加わる外部からの直線往復駆エネルギーを電気エネルギーに変換して得ることができる。したがって、流体圧アクチュエータ1をブレーキ装置などとして用いた場合に、ピストンロッド25にかかる外力のエネルギーを電気エネルギーとして回生することが可能である。
また、ピストンロッド25の端部25cは、両ロッドシリンダ11の第2のカバー23から突出しているので、ここにリミットスイッチなどの位置検出センサを取り付けておくことにより、ピストンロッド25の軸方向位置および回転軸32の回転角度位置を容易に検出することができる。
特に、回転軸32の回転角度位置の検出については、回転角度が360度を越えるとその検出が困難であるが、ピストンロッド25の軸方向位置は回転軸32の回転角度位置に容易に変換できるので、ピストンロッド25の軸方向位置を検出することによって360度を越える回転角度位置を容易に検出することができる。
また、そのような位置検出センサの調整およびメンテナンスも容易である。
また、両ロッドシリンダ11におけるピストン24のストローク端にクッション機構を設けておくことにより、ストローク端および回転端において滑らかに停止させることが容易に可能である。
上に述べた流体圧アクチュエータ1は、ピストンロッド25を中空とし、その中に回転軸32を収納しているので、軸方向から見た形状が全体的にほぼ円形となってコンパクトに構成される。
上述の実施形態において、雌ネジ31および回転軸32としてボールネジを用いたので、運動性能および選択肢の点で優れる。しかし、円滑に動作するものであれば、ボールネジ以外であってもよい。また、ボールネジを、その特性、例えば軸方向の移動距離と回転角度との関係の異なるものに取り替えることにより、種々の異なる機能を有する流体圧アクチュエータ1とすることができる。
上に述べた流体圧アクチュエータ1は、両ロッドシリンダ11と直線・回転変換装置12とが比較的に独立した構成となっているので、互いのメンテナンスが容易である。例えば、雌ネジ31が磨耗して新品と交換する場合に、ボルト31bを緩めて雌ネジ31をピストンロッド25から取り外すことにより、容易に雌ネジ31を交換することができる。また、直線・回転変換装置12の変換特性を変更したい場合に、直線・回転変換装置12を容易に交換することができる。このように、これらの場合に両ロッドシリンダ11を分解する必要がなく、メンテナンスなどが容易に行える。
次に、他の実施形態の流体圧アクチュエータ1Bについて説明する。
図7は本発明の他の実施形態に係る流体圧アクチュエータ1Bの断面図である。
図7において、図5に示した流体圧アクチュエータ1と同じ機能を有する要素には同じ符号を付して説明を省略する。
図7において、軸支持部33は、第1のカバー22の外端面に固定されたブラケット41に取り付けられている。
ブラケット41は、円筒状部41a、円筒状部41aの基端部に設けられた鍔状部41b、および円筒状部41aの先端部に設けられた底部41cを有する。
円筒状部41aの外形は、シリンダチューブ21の外形よりも小さい。
鍔状部41bは、第1のカバー22の外端面にボルト42により固定されており、底部41cに軸支持部33がボルト33dによって取り付けられている。なお、回転軸32の円柱状軸部32bは、底部41cに設けられた穴を貫通する。
なお、円筒状部41a、円筒状部4a、鍔状部4bは、連続面であってもなくてもよい。つまり、例えば、円筒状部4aの周面に複数の窓部が設けられてもよい。鍔状部4bはボルト42を取り付ける部分のみでもよい。
そして、流体圧アクチュエータ1を他の装置に取り付けるために、例えば第1のカバー22、第2のカバー23、またはシリンダチューブ21に取り付け用にブラケットを設けたり、ブラケット41の鍔状部4bを延設して取り付け用のブラケットを兼用するようにしてもよい。
このようなブラケット41を用いることにより、流体圧アクチュエータ1をよりコンパクトなものとすることができ、概観もすっきりしたものとなる。
上に述べた実施形態において、シリンダチューブ21、第1のカバー22、第2のカバー23、ピストンロッド25、雌ネジ31、回転軸32、軸支持部33、両ロッドシリンダ11、直線・回転変換装置12、または流体圧アクチュエータ1の全体または各部の構成、構造、配置、個数、材質、組み合わせ、寸法などは、上に述べた以外の種々のものとすることが可能である。
1,1B 流体圧アクチュエータ
11 両ロッドシリンダ
12 直線・回転変換装置
21 シリンダチューブ
22 第1のカバー
23 第2のカバー
24 ピストン
25 ピストンロッド
25a 挿入孔
25b,25c 端部
26 台座
31 雌ネジ
32 回転軸
33 軸支持部
34 ブラケット
25Bc 端部
25Bd ネジ軸部(係合部)
41 ブラケット
41a 円筒状部
41b 鍔状部
41c 底部41c
11 両ロッドシリンダ
12 直線・回転変換装置
21 シリンダチューブ
22 第1のカバー
23 第2のカバー
24 ピストン
25 ピストンロッド
25a 挿入孔
25b,25c 端部
26 台座
31 雌ネジ
32 回転軸
33 軸支持部
34 ブラケット
25Bc 端部
25Bd ネジ軸部(係合部)
41 ブラケット
41a 円筒状部
41b 鍔状部
41c 底部41c
Claims (10)
- シリンダチューブと、
前記シリンダチューブの一方の端面を閉塞するように前記シリンダチューブに固定された第1のカバーと、
前記シリンダチューブの他方の端面を閉塞するように前記シリンダチューブに固定された第2のカバーと、
前記シリンダチューブの内周面に沿って軸方向に摺動可能なピストンと、
中心部に軸方向の挿入孔が設けられ、前記ピストンと一体的に連結され、前記第1のカバーおよび前記第2のカバーを軸方向に貫通して摺動するとともに、前記シリンダチューブに対し周方向に回転不能に規制された、ピストンロッドと、
前記ピストンロッドの前記挿入孔の端部に取り付けられた雌ネジと、
前記雌ネジに螺合する雄ネジを有し前記挿入孔に進入することが可能に配置された回転軸と、
前記シリンダチューブに対して固定的に設けられ、前記回転軸を回転可能にかつ軸方向移動不能に支持する軸支持部と、
を有し、
前記ピストンの軸方向移動にともなって、前記ピストンロッドが前記第1のカバーおよび前記第2のカバーを貫通した状態で軸方向移動するとともに、前記雌ネジと前記雄ネジとの螺合により前記回転軸が回転するように構成されてなる、
ことを特徴とする流体圧アクチュエータ。 - 前記ピストンロッドの前記雌ネジが取り付けられた側と反対側の端部には、軸方向への駆動力を負荷に伝達するための係合部が設けられている、
請求項1記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記ピストンロッドは、前記シリンダチューブの中心位置から偏芯した位置に設けられることによって回転不能に規制されている、
請求項1または2記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記ピストンロッドは、外形断面が角形であることによって回転不能に規制されている、
請求項1または2記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記ピストンロッドは、前記ピストンの外形断面がオーバルであることによって回転不能に規制されている、
請求項1または2記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記軸支持部は、前記シリンダチューブが固定された台座に固定されたブラケットに取り付けられている、
請求項1ないし5のいずれかに記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記軸支持部は、前記第1のカバーまたは前記第2のカバーの外端面に固定されたブラケットに取り付けられている、
請求項1ないし5のいずれかに記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記ブラケットは、円筒状部、前記円筒状部の基端部に設けられた鍔状部、および前記円筒状部の先端部に設けられた底部を有し、
前記鍔状部が前記第1のカバーまたは前記第2のカバーの外端面に固定され、
前記底部に前記軸支持部が取り付けられている、
請求項7記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記円筒状部の外形は、前記シリンダチューブの外形よりも小さい、
請求項8記載の流体圧アクチュエータ。 - 前記シリンダチューブ、前記第1のカバー、前記第2のカバー、前記ピストン、および前記ピストンロッドによって両ロッドシリンダが構成され、
前記雌ネジ、前記回転軸、および前記軸支持部によって直線・回転変換装置が構成され、
前記雌ネジは、前記ピストンロッドの前記挿入孔の端部において前記挿入孔の内部に挿入されている、
請求項1ないし9のいずれかに記載の流体圧アクチュエータ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113494502A (zh) * | 2021-08-05 | 2021-10-12 | 六盘水师范学院 | 一种数字液压缸 |
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JPS57143403U (ja) * | 1981-03-04 | 1982-09-08 | ||
JPH01118203U (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-10 |
-
2019
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