[go: up one dir, main page]

JP2020515553A - 1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸を調製するためのプロセス - Google Patents

1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸を調製するためのプロセス Download PDF

Info

Publication number
JP2020515553A
JP2020515553A JP2019552865A JP2019552865A JP2020515553A JP 2020515553 A JP2020515553 A JP 2020515553A JP 2019552865 A JP2019552865 A JP 2019552865A JP 2019552865 A JP2019552865 A JP 2019552865A JP 2020515553 A JP2020515553 A JP 2020515553A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
compound represented
mixture
converting
catalyst
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019552865A
Other languages
English (en)
Inventor
ガロウ,ファブリス
ラステンベルゲル,フィリップ
マテス,クリスチャン
パン,チィァンビャオ
ゾウ,ベンリ
Original Assignee
ノバルティス アーゲー
ノバルティス アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノバルティス アーゲー, ノバルティス アーゲー filed Critical ノバルティス アーゲー
Publication of JP2020515553A publication Critical patent/JP2020515553A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J23/00Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
    • B01J23/38Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals
    • B01J23/40Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of noble metals of the platinum group metals
    • B01J23/44Palladium
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J27/00Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
    • B01J27/06Halogens; Compounds thereof
    • B01J27/128Halogens; Compounds thereof with iron group metals or platinum group metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D471/04Ortho-condensed systems

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

本発明は、[1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル]−酢酸を合成するための新規なプロセス及びこの種のプロセスに使用される中間体に関する。

Description

本発明は、7−アザ−インドール−3−イル酢酸誘導体中間体を利用して1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸を合成するための新規なプロセスに関する。
医薬活性化合物である1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸(「化合物A」)は、喘息及びアトピー性皮膚炎等の幾つかの疾患の治療に有用な、Th2リンパ球に発現するGタンパク質共役受容体であるケモカイン受容体相同分子(「CRTh2」)のアンタゴニストである。化合物Aは次に示す化学構造を有する:
化合物A、化合物Aを合成するための方法、及び化合物Aを用いた様々な疾患の治療方法が2011年5月10日に発行された米国特許第7,666,878号明細書において言及されており、その内容全体を参照により本明細書に援用する。
化合物Aの製造方法は、例えば、PCT/IB2016/05577号明細書及び上に引用した特許に説明されているように公知であるが、本発明は、工程数がより少なく、収率がより高く、且つ化合物Aに対する選択性がより高い化合物Aの製造方法を最初に開示するものである。本発明は、これらの特徴を、以下により詳細に説明するように、主としてアザ−インドール−3−イル酢酸誘導体中間体を使用することにより達成する。上に記載した利点を後述する実施例において例示する。
本発明は、式:

で表される化合物である1−(2−(トリフルオロメチル)−4−(メチルスルホニル)ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジンに関する。
この化合物は、化合物Aを合成するための中間体として有用である。
本発明はまた、C9を調製するための多段階プロセスにも関する。本プロセスは、まず最初に、式:

で表される化合物を、水、エタノール(EtOH)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、又は他の公知の溶媒等の1種又は2種以上の溶媒の存在下に、ヒドロキシルアミン塩酸塩を加えることによって、次式:

で表される化合物に変換することを含む。更にこの反応は、水酸化ナトリウム等の強ルイス塩基を添加することによって塩基性条件下に行われる。次いで化合物C2は、酢酸エチル(EA)及び炭素上パラジウム等の触媒の存在下に、次式:

の化合物に変換される。C3は、エタノール及びポリリン酸(PPA)等の有機溶媒の存在下に、次式:

で表される化合物と反応させることにより、次に示す化合物:

を生成する。
化合物C5は、式:

で表される化合物を、水、ジクロロメタン、EtONa等の1種又は2種以上の溶媒の存在下に、式:

(式中、R1は、クロロ、ブロモ、又はヨードからなる群から選択されるハロゲンである)で表される化合物と反応させることにより生成する。
R1がMsO又はTsOである場合も、これを使用することができる。エステルと混和性を示すNaOH、t−BuOK、t−BuONa、KOH、及びK2CO3等の他のアルコラート塩基もこのステップに使用することができる。他の実施形態において、他の試剤並びにベンゼン、トルエン、キシレン、シメン、有機酸、及び無機酸等の溶媒も使用することができる。当該技術分野においても知られているように、このステップにおいては、様々なテトラアルコキシプロパンを使用できることと同様に、様々なポルチック(portic)酸、無機酸、有機酸、又はルイス酸を使用することができる。
次いで化合物C6は、エタノール等の有機溶媒の存在下にEtONaを添加することにより、次式:

で表される化合物に変換される。
次いで化合物C7は、塩酸等の強酸及びエタノール等の溶媒の存在下に1,1,3,3−テトラメトキシプロパンと反応させることにより、次式:

で表される化合物に変換される。他の実施形態においては、当該技術分野において知られているように、他の強ルイス酸及び他の有機溶媒を使用することができる。
最後に、C8を塩酸等の強酸の存在下に酢酸(HOAc)と反応させることにより、C8をC9に変換する。或いは、当該技術分野において知られているように塩基性条件下に加水分解を行うことができる。
上に概説したステップの順序を、化合物C9を製造するための全体的なスキームとして統合することができる。このような統合されたプロセスは、一般に、本明細書に記載する好適な反応条件下に実施される以下に示すステップから構成される:
(a)C1をC2に変換するステップ;
(b)C2をC3に変換するステップ;
(c)化合物C4をハロゲン化アセトニトリルと反応させることによりC5を生成するステップ;
(d)化合物C3を化合物C5と反応させることによりC6を生成するステップ;
(e)化合物C6をC7に変換するステップ;
(f)化合物C7をC8に変換するステップ;及び
(g)化合物C8を化合物9に変換するステップ。
上述のプロセスに有用な適切な溶媒としては、エタノール、トルエン、酢酸イソプロピル、これらの混合物、又は当該技術分野において知られている任意の適切な溶媒が挙げられる。これらの溶媒のいずれか1種又はこれらの組合せを必要に応じて任意の好適な触媒と併用することができる。例えば、炭素上パラジウムを、エタノール、トルエン、酢酸イソプロピル、及びこれらの混合物と併用することができる。
更に、必要であれば、又は好都合であれば、本発明の趣旨から逸脱することなく様々な強酸及び強塩基に置き換えることができる。本発明の趣旨から逸脱することなく、有機酸、塩基等に加えて様々なルイス酸及び塩基が使用されることを当業者は容易に理解するであろう。
有利には、化合物C9は、幾つかの方法のうちの1つを介して化合物Aに変換することができる。好ましい実施形態において、化合物C9は、触媒及び有機溶媒の存在下に、次に示す構造:

を有するジアゾマロン酸ジメチルエステル(DMDA)と反応させることによって、次に示す化合物:

を生成する。
好ましい実施形態において、触媒は、第二銅系触媒、好ましくはCu(acc)2である。他の実施形態においては、他の第二銅供給源であるCuSO4、Cu(acac)2、Cu(F6−acac)2、Cu(O2CCF3)2、トリフェニルホスフィン(PPh3)、又は2,2’−ビピリジル、1,10−フェナントロリン等の配位子を有するCu(acac)2が利用される。好ましい実施形態において、溶媒はトルエンであるが、DCM、ベンゼン、キシレン等の他の有機溶媒も使用することができる。次いでC10は、エタノール等のアルコールの存在下に水酸化ナトリウムと反応させることにより化合物Aに変換される。他の実施形態においては、他の任意の有機アルコールを利用することができる。
他の実施形態において、化合物C9は、まず最初にギ酸ジメチル(DMF)等の溶媒の存在下にハロゲンと反応させることにより、次に示す化合物:

(式中、Rは、クロロ、ブロモ、ヨード、又はフルオロからなる群から選択されるハロゲン化物である)を生成する。好ましい実施形態において、Rはヨードである。次いで化合物C11は、極性非プロトン性溶媒、配位子、及び触媒の存在下にDMMと反応させることによりC10を生成する。好ましい触媒は、CuI、CuBr、及びCuCl等の銅系触媒である。好適な溶媒としては、アセトニトリル、N−ブチル−ピロリジン(NBP)、テトラヒドロフラン(THF)、メチルテトラヒドロフラン(MeTHF)、水−界面活性剤(water surfactant)、及びこれらの組合せが挙げられる。好適な配位子としては、KCOが挙げられる。
次いでC10は、エタノール等のアルコールの存在下に水酸化ナトリウムと反応させることにより化合物Aに変換される。
化合物C3を合成するための幾つかの代替的な方法を示す反応スキームである。
次の解説において言及する化合物C1〜C11及び化合物Aは上に定義した通りである。以下に示す、まず最初に中間体C9を生成することを全体の目的とする反応スキームに本発明の化合物及びプロセスを示す。C9は、次いで、幾つかの選択肢の中の1つを介して化合物Aに変換することができる。C9を生成するための全体の反応スキームを次に示す:
C9を生成するための反応スキーム

次いでC9を幾つかの反応スキームのうちの1つを介して化合物Aに変換する。これらのスキームを以下に示す。
C9から化合物Aを生成するための反応スキーム1
C9から化合物Aを生成するための反応スキーム2

本発明の本スキームにより、有利には、まず最初に中間体C9を生成することによって化合物Aの収率及び選択性が高くなる。C9は、次いで、幾つかの反応スキームのうちの1つを介して容易に化合物Aに変換される。化合物Aを製造するための全体的なスキームは、低費用であり、ロバストであり、迅速であり、例えば、サイクル時間が短く、且つこの反応は極低温反応条件を用いずに実施することができるため安全である。
このプロセススキームは、C5及びC3(それぞれ、まず最初に合成される)から中間体C6を生成することから出発する。C3を生成するために、C1を、水、エタノール(EtOH)、ジメチルスルホキシド(DMSO)、又は他の公知の溶媒等の1種又は複数種の溶媒の存在下にヒドロキシルアミン塩酸塩を添加することにより、C2に変換する。更にこの反応は、塩基性条件下に水酸化ナトリウム等の強ルイス塩基を添加することにより実施される。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は1.0〜10時間である。好適な反応温度は0〜80℃であり、10〜40℃が好ましい。
次いで化合物C2は、酢酸エチル(EA)及び炭素上パラジウム等の触媒の存在下にC3に変換される。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は10〜30時間である。好適な反応温度は0〜80℃であり、10〜50℃が好ましい。
これと平行して、C4を、水、ジクロロメタン、EtONa等の1種又は複数種の溶媒の存在下に、式:

(式中、R1は、クロロ、ブロモ、又はヨードからなる群から選択されるハロゲンである)で表される化合物と反応させることによりC5を生成する。エステルと混和性を示すNaOH、t−BuOK、t−BuONa、KOH、及びK2CO3等の他のアルコラート塩基もこのステップに使用することができる。他の実施形態において、他の試剤及びベンゼン、トルエン、キシレン、シメン、有機酸、及び無機酸等の溶媒も使用することができる。当該技術分野において知られているように、様々なテトラアルコキシプロパンを使用できるのと同様に、様々なプロトン酸、無機酸、有機酸、又はルイス酸もこのステップに使用することができる。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は5〜15時間である。好適な反応温度は0〜80℃であり、10〜40℃が好ましい。
C3を合成するための別のスキームを図1に示す。本明細書において特に言及しない限り、C3の合成は、当業者が容易に理解するであろう様々な条件下に実施される。例えば、一実施形態においては、図1に示すように、C3の生成は、化合物101を103に変換し、次いで105に変換することにより行われる。次いで化合物105は107に変換され、これが109に変換され、次いで111に変換される。次いで化合物111はC3に変換される。
他の例においては、化合物113が115に変換される。次いで化合物115は、ベンゼンスルホン酸ナトリウムの存在下に117に変換される。次いで化合物117は、Dibal−Hの存在下に119に変換され、これは次いでSOClの存在下にC3に変換される。
更なる他の例においては、化合物121が123に変換され、次いでパラジウム触媒及びZn(CN)の存在下に化合物125に変換される。次いで、化合物125を化合物117に変換するか(上の例で詳述したように進行する)、又はDibal−Hの存在下に化合物127に変換することができる。次いで化合物127は、ベンゼンスルホン酸ナトリウムの存在下に化合物119に変換される。
図1に示すように、他の例においては、化合物129がまず最初に131に変換される。次いで化合物131は、銅触媒及びTMSCFの存在下に化合物133に変換される。化合物133は、ベンゼンスルフィン酸ナトリウムの存在下に化合物135に変換され、次いでこれが化合物119に変換される。
次いでC3及びC5を、PPA及びEtOH又は他の類似の試剤の存在下に反応させることにより化合物C6を生成する。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は5〜20時間である。好適な反応温度は0〜80℃であり、10〜60℃が好ましい。
化合物C6は、エタノール等の有機溶媒及び塩酸等の酸の存在下にEtONaを添加することによりC7に変換される。他の実施形態においては、当該技術分野において知られている他の有機溶媒及び強酸を利用することができる。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好適な反応温度は0〜80℃であり、10〜40℃が好ましい。
次いでC7は、塩酸等の強酸及びエタノール等の溶媒の存在下に1,1,3,3−テトラメトキシプロパンと反応させることによりC8に変換される。他の実施形態においては、他の強ルイス酸及び他の有機溶媒を当該技術分野において知られているように使用することができる。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は1.0〜8時間である。好適な反応温度は0〜80℃であり、10〜40℃が好ましい。
次いでC8を、塩酸等の強酸の存在下に酢酸(HOAc)と反応させることにより、C8をC9に変換する。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は1.0〜10時間である。好適な反応温度は0〜150℃であり、50〜120℃が好ましい。
次いでC9は、幾つかの反応スキームのうちの1つを介して化合物Aに変換される。第1のスキームにおいては、C9は触媒及び有機溶媒の存在下DMDAと反応させることによりC10を生成する。好ましい実施形態において、触媒は第二銅系触媒であり、好ましくはCu(acc)2である。他の実施形態においては、Cu(acac)2、Cu(F6−acac)2、Cu(O2CCF3)2、トリフェニルホスフィン(PPh3)、又は2,2’−ビピリジル、1,10−フェナントロリン等の配位子を有するCu(acac)2等の他の第二銅供給源が利用される。好ましい実施形態においては、溶媒はトルエンであるが、アセトニトリル、ベンゼン等の他の有機溶媒も利用することができる。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は2〜20時間である。好適な反応温度は0〜150℃であるが、50〜120℃が好ましい。
次いでC10は、エタノール等のアルコールの存在下に水酸化ナトリウムを反応させることにより化合物Aに変換される。他の実施形態においては、他の有機アルコールを利用することができる。好適な反応時間は0.5〜48時間の範囲にある。好ましい範囲は2〜20時間である。好適な反応温度は0〜150℃であり、50〜120℃が好ましい。
他の実施形態においては、化合物C9をまず最初に、ギ酸ジメチル(DMF)等の溶媒の存在下にハロゲンと反応させることによりC11を生成する。ハロゲン化合物は、好ましくは、塩素、臭素、ヨウ素、又はフッ素からなる群から選択される化合物である。好ましい実施形態において、ハロゲンはヨウ素である。次いで化合物C11を、極性非プロトン性溶媒、配位子、及び触媒の存在下にDMMと反応させることによりC10を生成する。好ましい触媒は、CuI、CuBr、及びCUCl等の銅系触媒である。好適な溶媒としては、アセトニトリル、N−ブチル−ピロリジン(NBP)、テトラヒドロフラン(THF)、メチルテトラヒドロフラン(MeTHF)、水−界面活性剤、及びこれらの組合せが挙げられる。好適な配位子としてはKCOが挙げられる。好適な反応時間は0.5〜96時間の範囲である。好ましい範囲は5〜48時間である。好適な反応温度は0〜150℃であり、50〜120℃が好ましい。次いで化合物C10は、上に述べたように化合物Aに変換される。
実験例
以下に示す実験例は本発明のプロセスを説明するものであり、後に特許請求の範囲において定義する本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
実施例1:C2(4−(メタンスルホニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドオキシム)の調製
実施例1:手順
1.化合物C1(277g)及び95%EtOH(1320g)を20〜30℃で反応器に投入した。次いで混合物を20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.温度を20〜30℃に維持しながら、水(230g)にヒドロキシルアミン塩酸塩(91.5g)を溶解した溶液を混合物に加えた。
3.混合物を反応させるために25〜35℃に加熱した。2時間後、TLC分析用として混合物の試料を採取した。
4.混合物を蒸発させてエタノールを除去した後、水(1000g)を反応器に投入した。
5.混合物を5〜10℃に冷却し、10%NaOH溶液(630g)を10℃〜20℃で滴下することによりpH=8〜9に調整した。
6.次いで混合物をヌッチェフィルターで濾過した。濾過ケークを水(1000g)で洗浄した。
7.濾過ケークを40〜45℃で真空乾燥させることにより化合物C2を得た。
実施例2及び3:C3(4−(メタンスルホニル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)メタンアミン)の調製
実施例2及び3:手順
1.化合物C2(133.3g)及びEA(890g)を20〜30℃で反応器に投入した。次いで混合物を20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.炭素上パラジウム(Pd−C)(13g、10%)を混合物に加えた。
3.混合物に水素を2回フラッシングし、1atmの水素圧下で45〜50℃に加熱した。24時間後、TLC分析用として混合物の試料を採取した。
4.混合物をヌッチェフィルターで濾過した。濾過ケークをEA(100g)で洗浄した。濾液を合一した。
5.濃塩酸(89g)及び水(700g)から調製した1.4N塩酸を濾液に添加することにより20〜25℃でpH=1〜2に調整した。次いでこの混合物を20〜25℃で1〜2時間攪拌した。
6.水層をEA(250g)で洗浄した後、10%NaOH(1070g)を滴下することによりpH=10〜11に調整した。
7.混合物をEA(610g)で抽出した。有機層を飽和食塩水(600g)で洗浄し、蒸発させることによりC3の粗生成物を得た。
8.粗生成物を石油エーテル(1340g)中、20〜30℃で2時間攪拌した。
9.混合物をヌッチェフィルターで濾過した。濾過ケークをPE(100g)で洗浄した。
10.濾過ケークを40〜45℃で真空乾燥することによりC3を得た。
実施例4:C5(2−シアノ−3−オキソ−酪酸エチルエステル)の調製
実施例4:手順
1.EtONa(184.5g)、NaI(3.9g)、及びDCM(921g)を20〜30℃で反応器に投入した。次いで混合物を20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.温度を20〜35℃に維持しながら、C4を混合物に滴下した。
3.クロロアセトニトリルを混合物に20〜35℃で滴下した。
4.混合物を反応させるために25〜35℃に加熱した。12時間後、GC分析用として混合物の試料を採取した。
5.水(750g)を20〜25℃で混合物に加えた。
6.混合物をこの温度で30分間攪拌し、有機層を分離した。
7.水層をDCM(520g)で抽出した。有機層を合一して水(750g)で洗浄した。
8.有機物を蒸発させることによりC5の粗生成物を得た。
9.粗生成物を2回減圧蒸留し、C5の含有量が0.5%未満になるようにした。
実施例5:C6((Z)−3−(1−エトキシビニル)−4−((4−(メチルスルホニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンジル)アミノ)ペント−3−エンニトリル)の調製
実施例5:手順
1.化合物C3(126.7g)及びEtOH(1580g)を反応器に20〜30℃で投入した。次いで混合物にPPA(2.5g)を加え、20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.温度を20〜30℃に維持しながら、C5(84.5g)を混合物に滴下した。
3.混合物を反応させるために45〜50℃に加熱した。16時間後、TLC分析用として混合物の試料を採取した。
4.混合物を10〜15℃に冷却した。
5.混合物をヌッチェフィルターで濾過した。濾過ケークをEtOH(395g)で洗浄した。
6.濾過ケークを40〜45℃で真空乾燥させることにより化合物C6を得た。
実施例6及び7:C8(2−メチル−1−(4−(メチルスルホニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−カルボン酸エチル)の調製
実施例6及び7:手順
1.EtOH(1185g)及びEtONa(32.7g)を20〜30℃で反応器に投入した。次いで混合物を20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.温度を20〜30℃に維持しながら、化合物C6(161.7g)を少量ずつ混合物に加えた。
3.この温度で混合物を2時間攪拌した。TLC分析用として混合物の試料を採取した。
4.混合物を10〜20℃に冷却した後、HCl/EtOH(6.7%、656g)を反応器に投入した。
5.温度を20〜30℃に維持しながら、1,1,3,3−テトラメトキシプロパン(131.2g)を混合物に加えた。
6.混合物を20〜25℃に冷却した。
7.混合物をヌッチェフィルターで濾過した。濾過ケークを水(158g)で洗浄した。
8.EA(1800g)及び濾過ケーク(230g)を反応器に加えた。
9.混合物に10%NaOH(500g)を滴下することによりpH8〜9に調整した。
10.有機層を分離し、ブライン(bine)(200g)で洗浄した。
11.有機物を蒸発させることにより、C8の粗生成物を得た。
実施例8〜10:C9(1−(2−(トリフルオロメチル)−4−(メチルスルホニル)ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン)の調製
実施例8:手順
1.HOAc(800g)及び化合物C8(120g)を反応器に20〜30℃で投入した。次いで混合物を20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.温度を20〜30℃に維持しながら、濃塩酸(958g)を混合物に一度に加えた。
3.混合物を反応させるために、100〜105℃に加熱した。4時間後、TLC分析用として混合物の試料を採取した。
4.混合物を60〜70℃に冷却し、蒸発させた。
5.EA(900g)を反応器に加えた。
6.温度を20〜40℃に維持しながら、20%NaOH(200g)を混合物に加えることによりpH8〜9に調整した。
7.有機層を分離し、ブライン(bine)(200g)で洗浄した。
8.有機物を蒸発させることにより、C9の粗生成物を得た。
精製:
1.MeOH(1106g)及びC9の粗生成物(260g)を反応器に加えた。
2.混合物を65〜70℃に加熱した後、水(300g)を混合物に加えた。次いで、この温度で0.5時間攪拌した。
3.混合物を5〜10℃に冷却した後、ヌッチェフィルターで濾過した。濾過ケークをMeOH(120g)で洗浄した。
4.濾過ケークを40〜45℃で真空乾燥させることにより、化合物C9を得た。
実施例9及び10
実施例9及び10の出発物質は、化合物C8の出発量をそれぞれ188.1グラム(実施例9)及び260グラム(実施例10)に変更したことを除いて、ほぼ同一とした。他の出発物質は、化合物C8の出発重量の差を補うように、当量基準で調整した。手順のステップは実施例9及び10で同一とした(重量は当量基準で調整)。
実施例11〜13:C11(3−ヨード−2−メチル−1−(4−(メチルスルホニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン)の調製
実施例11:手順
1.DMF(75g)及び化合物C9(11.05g)を20〜25℃で反応器に投入した。次いでI(16.0g)を20〜25℃で混合物に加えた。
2.混合物を20〜25℃で24時間攪拌した。
3.温度を20〜25℃に維持しながら、10%Na(200g)を混合物に一度に加えた。
4.次いでEA(150g)を20〜25℃で混合物に一度に加えた。
5.混合物をこの温度で30分間攪拌した後、有機層を分離した。
6.有機層を飽和食塩水(50g)で洗浄した。
7.有機層を濃縮することによりC11の粗生成物を得た。
8.EtOH(32g)及びC9の粗生成物(20g)を反応器に加えた。
9.混合物を75〜80℃に加熱し、この温度で1時間攪拌した。
10.混合物を5〜10℃に冷却し、濾過した。ケークをEtOH(5g)で洗浄した。
11.ケークを40〜45℃で真空乾燥させた。
実施例11〜13
実施例14〜22:C11からの化合物10(2−(2−メチル−1−(4−(メチルスルホニル)−2−(トリフルオロメチル)ベンジル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−4−(メチルペルオキシ)ブト−3−イン酸メチル)の生成
実施例19:手順
1.N雰囲気下に、DMF(110g)、KCO(10.37g)、配位子(1.2g)、DMM(9.91g)、CuI(1.0g)、及び化合物C11を反応器に20〜25℃で投入した。
2.混合物を68〜75℃に加熱し、この温度を72時間維持した。次いで混合物をHPLCで分析した。
3.混合物を68〜75℃で減圧濃縮した。
4.残渣を20〜25℃に冷却した。
5.HO(100g)及びDCM(150g)を20〜25℃で混合物に加えた。
6.この温度で混合物を30分間攪拌した後、有機層を分離した。
7.有機層を適切な順序で5%NH・HO(50g)及び飽和食塩水(50g)で洗浄した。
8.有機物を濃縮することにより、C10の粗生成物を得た。
9.C10の粗生成物を、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液として酢酸エチル/石油エーテル=1:4)で精製し、純粋なC10を得た。
実施例23〜24:C10からの化合物Aの生成
実施例23:手順
1.HOAc(10g)及び化合物C10(2.49g)を反応器に20〜30℃で投入した。次いで混合物を20〜30℃で0.5時間攪拌した。
2.温度を20〜30℃に維持しながら、濃塩酸(11.7g)を混合物に一度に加えた。
3.混合物を反応させるために、100〜105℃に加熱した。4時間後、混合物をTLCで分析した。
4.混合物を60〜70℃に冷却し、濃縮した。
5.DCM(30g)を反応器に加えた。
6.温度を20〜40℃に維持しながら、混合物に20%NaOH(7g)を加えることによりpH9〜10に調整した。
7.水層を分離した。
8.温度を20〜30℃に維持しながら、混合物に濃塩酸(2.5g)を加えてpH3〜4に調整した。
9.混合物を5〜10℃に冷却した後、混合物を5〜10℃で0.5時間攪拌した。
10.混合物を濾過し、ケークを冷EtOH(2g)で洗浄した。
11.濾過ケークを50〜55℃で真空乾燥させた。
精製:
1.IPA(10g)及び化合物C9の粗生成物(2.0g)を反応器に加えた。
2.混合物を75〜80℃に加熱し、次いで水(4.0g)を混合物に加えた。次いで、この温度で0.5時間攪拌した。
3.混合物を5〜10℃に冷却し、濾過した。濾過ケークを冷IPA(2g)で洗浄した。
4.濾過ケークを50〜55℃で真空乾燥させることにより、化合物Aを得た。
実施例25〜37:C9からの化合物Aの代替的な生成
実施例31:手順
1.N雰囲気下に、トルエン(200g)、Cu(acac)、及び化合物C9(22.08g)を20〜30℃で反応器に投入した。
2.混合物を90〜100℃に加熱した。次いでDMDA(20.8g)を2.0時間かけて90〜100℃で混合物に滴下した。
3.混合物を反応させるために90〜100℃で攪拌した。20時間後、混合物をTLCで分析した。
4.混合物を50〜60℃に冷却し、真空下に濃縮した。
5.混合物を20〜30℃に冷却し、EA(300g)及び5%NH・HO(100g)を混合物に投入した。
6.混合物をこの温度で30分間攪拌し、有機層を分離した。
7.有機層を飽和食塩水(100g)で洗浄した。
8.有機物を真空下に蒸発させることにより、C10の粗生成物を得た。
9.EtOH(32g)及び化合物C10の粗生成物を反応器に加えた。
10.混合物を75〜80℃に加熱し、この温度で1.0時間攪拌した。
11.混合物を5〜10℃に冷却し、5〜10℃で0.5時間攪拌した後、濾過した。濾過ケークを冷EtOH(8g)で洗浄した。
12.濾過ケークを60〜65℃で真空乾燥し、純粋な化合物C10を得た。

Claims (18)

  1. 式:

    で表される化合物を調製するためのプロセスであって、
    (a)次式:

    で表される化合物を、次式:

    で表される化合物と、触媒及び有機溶媒の存在下に反応させることによって、次に示す化合物:

    を生成するステップと;
    (b)化合物C10を強塩基又は強酸と反応させることによって化合物Aに変換するステップと;
    を含むプロセス。
  2. 前記触媒は銅を含む、請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記触媒は、Cu(acc)、Cu(acac)2、Cu(F6−acac)2、Cu(O2CCF3)2、及びこれらの組合せからなる群から選択される、請求項1又は2に記載のプロセス。
  4. 式:

    で表される化合物を調製するためのプロセスであって、
    (a)次式:

    で表される化合物をハロゲンと反応させることにより、次に示す化合物:

    (式中、Rは、クロロ、ブロモ、ヨード、又はフルオロからなる群から選択されるハロゲン化物である)を生成するステップと;
    (b)C11をマレイン酸ジメチルと反応させることにより、次に示す化合物:

    を生成するステップと;
    (c)化合物C10を強塩基又は強酸と反応させることにより、化合物Aに変換するステップと;
    を含む、プロセス。
  5. 前記ハロゲンはヨウ素である、請求項4に記載のプロセス。
  6. C11をC10に変換する前記ステップが、C11を極性非プロトン性溶媒及び配位子の存在下にマレイン酸ジメチルと反応させることを更に含む、請求項4又は5に記載のプロセス
  7. 前記溶媒は、N−ブチル−ピロリジン(NBP)、テトラヒドロフラン(THF)、メチルテトラヒドロフラン(MeTHF)、水−界面活性剤、及びこれらの組合せからなる群から選択される少なくとも1種の溶媒である、請求項6に記載のプロセス。
  8. C11をC10に変換する前記プロセスは、触媒を利用することを更に含む、請求項4〜7のいずれか一項に記載のプロセス。
  9. 前記触媒は銅を含む、請求項8に記載のプロセス。
  10. 前記触媒は、CuI、CuBr、及びCUClからなる群から選択される少なくとも1種の銅触媒である、請求項8に記載のプロセス。
  11. 化合物C9は:
    (a)式:

    で表される化合物を、次式:

    で表される化合物に変換するステップと、
    (b)化合物C2を、次式:

    で表される化合物に変換するステップと、
    (c)化合物C3を、有機溶媒及びポリリン酸(PPA)の存在下に、次式:

    で表される化合物と反応させることにより、次に示す化合物:

    を生成するステップであって、
    化合物C5は、式:

    で表される化合物を、1種又は複数種の溶媒の存在下に、式:

    (式中、R1はクロロ、ブロモ、及びヨードからなる群から選択されるハロゲンである)で表される化合物と反応させることにより生成する、ステップと、
    (d)C6を、次式:

    で表される化合物に変換するステップと、
    (d)C7を、強酸及び溶媒の存在下に、1,1,3,3−テトラメトキシプロパンと反応させることにより、次式:

    で表される化合物に変換するステップと、
    (e)C8を酸と反応させることによってC8をC9に変換するステップと、
    を含むプロセスにより生成する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
  12. ステップ(a)は、1種又は複数種の溶媒の存在下にヒドロキシルアミン塩酸塩を添加することを含む、請求項11に記載のプロセス。
  13. ステップ(a)における前記溶媒は、水、エタノール(EtOH)、及びジメチルスルホキシド(DMSO)からなる群から選択される少なくとも1種である、請求項11又は12に記載のプロセス。
  14. ステップ(a)は、強ルイス塩基を添加することにより塩基性条件下に行われる、請求項11〜13のいずれか一項に記載のプロセス。
  15. ステップ(b)の前記変換は、酢酸エチル(EA)及び触媒の存在下に行われる、11〜14のいずれか一項に記載のプロセス。
  16. 前記触媒は炭素上パラジウムである、請求項15に記載のプロセス。
  17. ステップ(d)の前記変換は、有機溶媒及び酸の存在下にEtONaを添加することを含む、請求項11〜16のいずれか一項に記載のプロセス。
  18. ステップ(e)の前記変換は、酢酸を添加することを含む、請求項11〜17のいずれか一項に記載のプロセス。
JP2019552865A 2017-04-01 2018-03-29 1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸を調製するためのプロセス Pending JP2020515553A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CNPCT/CN2017/079244 2017-04-01
CN2017079244 2017-04-01
PCT/IB2018/052188 WO2018178926A1 (en) 2017-04-01 2018-03-29 Process for preparing 1-(4-methanesulfonyl-2-trifluoromethyl-benzyl)-2-methyl-1h-pyrrolo [2,3-b]pyridin-3-yl-acetic acid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020515553A true JP2020515553A (ja) 2020-05-28

Family

ID=62111133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019552865A Pending JP2020515553A (ja) 2017-04-01 2018-03-29 1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸を調製するためのプロセス

Country Status (11)

Country Link
US (1) US10723735B2 (ja)
EP (1) EP3606924A1 (ja)
JP (1) JP2020515553A (ja)
KR (1) KR20190134622A (ja)
CN (1) CN110461840A (ja)
AU (1) AU2018242613B2 (ja)
CA (1) CA3054266A1 (ja)
IL (1) IL268765B (ja)
JO (1) JOP20190223A1 (ja)
RU (1) RU2756507C2 (ja)
WO (1) WO2018178926A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105490A (ja) * 2018-11-07 2020-07-09 国立大学法人 東京大学 極性基含有オレフィン共重合体、及び極性基含有オレフィン共重合体組成物
JP2020105489A (ja) * 2018-11-07 2020-07-09 国立大学法人 東京大学 極性基含有オレフィン重合体の製造方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008502638A (ja) * 2004-06-17 2008-01-31 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト ピロロピリジン誘導体およびcrth2アンタゴニストとしてのそれらの使用
JP2009519274A (ja) * 2005-12-13 2009-05-14 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 疼痛の処置用医薬の製造のための、ピロロ[2,3−b]ピリジンの使用
CN106188040A (zh) * 2016-06-28 2016-12-07 浙江宏鑫染化材料有限公司 一种Fevipiprant及其中间体的制备方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0413619D0 (en) * 2004-06-17 2004-07-21 Novartis Ag Organic compounds
BRPI0815948A2 (pt) * 2007-10-10 2019-09-24 Chemietek Llc "compostos heterocíclicos como antagonistas de receptorncrth2"
JP2017519801A (ja) 2014-07-11 2017-07-20 インターベット インターナショナル ベー. フェー. 犬糸状虫に対する駆虫薬の使用
AU2016330264A1 (en) * 2015-09-29 2018-03-22 Novartis Ag Process for preparing 1-(4-Methanesulfonyl-2-trifluoromethyl-benzyl)-2-methyl-1H-pyrrolo [2,3-b]pyridin-3-yl-acetic acid

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008502638A (ja) * 2004-06-17 2008-01-31 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト ピロロピリジン誘導体およびcrth2アンタゴニストとしてのそれらの使用
JP2009519274A (ja) * 2005-12-13 2009-05-14 ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト 疼痛の処置用医薬の製造のための、ピロロ[2,3−b]ピリジンの使用
CN106188040A (zh) * 2016-06-28 2016-12-07 浙江宏鑫染化材料有限公司 一种Fevipiprant及其中间体的制备方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020105490A (ja) * 2018-11-07 2020-07-09 国立大学法人 東京大学 極性基含有オレフィン共重合体、及び極性基含有オレフィン共重合体組成物
JP2020105489A (ja) * 2018-11-07 2020-07-09 国立大学法人 東京大学 極性基含有オレフィン重合体の製造方法
JP7382797B2 (ja) 2018-11-07 2023-11-17 国立大学法人 東京大学 極性基含有オレフィン重合体の製造方法
JP7382798B2 (ja) 2018-11-07 2023-11-17 国立大学法人 東京大学 極性基含有オレフィン共重合体、及び極性基含有オレフィン共重合体組成物

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018178926A1 (en) 2018-10-04
AU2018242613B2 (en) 2020-07-02
JOP20190223A1 (ar) 2019-09-26
AU2018242613A1 (en) 2019-09-05
CN110461840A (zh) 2019-11-15
RU2756507C2 (ru) 2021-10-01
CA3054266A1 (en) 2018-10-04
EP3606924A1 (en) 2020-02-12
RU2019130495A (ru) 2021-05-05
RU2019130495A3 (ja) 2021-07-20
IL268765B (en) 2021-09-30
US10723735B2 (en) 2020-07-28
US20200031824A1 (en) 2020-01-30
IL268765A (en) 2019-10-31
KR20190134622A (ko) 2019-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105503867B (zh) 用于制备取代的5-氟-1h-吡唑并吡啶类化合物的方法
WO2016180033A1 (zh) 一种前列环素受体激动剂的制备方法
CN107141246B (zh) 一种靛红衍生物的制备方法
EP0300614A1 (en) Process for the preparation of substituted indolinone derivatives
WO2009121791A1 (en) CONVERSION OF TRYPTOPHAN INTO ß-CARBOLINE DERIVATIVES
JP2020515553A (ja) 1−(4−メタンスルホニル−2−トリフルオロメチル−ベンジル)−2−メチル−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル−酢酸を調製するためのプロセス
IL301897A (en) PROCESSES OF PREPARING 3-FLUORO-5-(((1S,2AR)-1,3,3,4,4-PENTAFLUORO-2A-HYDROXY-2,2A,3,4-TETRAHYDROSquire Patton Boggs (US) LLP - L.A.1H-CYCLOPENTA[CD]INDEN-7-YL)OXY)-BENZONITRILE
CN106938978A (zh) 一种二砜基烯烃衍生物的合成方法
CN103848774B (zh) 一种吲哚基1,2-乙二酮衍生物的合成方法
CN111004164B (zh) 一种多取代2-芳基吲哚衍生物的制备方法
CS198298B2 (en) Method of producing substituted benzylesters of vinyl cyclopropane carboxylic acids
JP2019507156A (ja) 4−アルコキシ−3−ヒドロキシピコリン酸を製造する方法
JP2012524736A5 (ja)
CN110734364B (zh) 一种1-(4-氯苯基)-2-环丙基-1-丙酮的合成方法
CN115093368A (zh) 铜催化α-溴羰基炔环化/氧化切断制备喹啉-2,4-二酮衍生物的方法
KR102246226B1 (ko) 로잘탄 대사체 exp-3174의 제조방법
CN106866638A (zh) 一种阿伐那非‑柠檬酸共晶及其制备方法
CN107721917B (zh) 一种多取代烟酸酯类化合物的绿色合成方法
CN111116576A (zh) 一种喹嗪酮类化合物及其制备方法
JP2014532058A (ja) 5−[2−[7−(トリフルオロメチル)−5−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン−3−イル]エチニル]−2−ピリジンアミンの製造方法
CN114874190B (zh) 一锅法催化制备含氟氧化吲哚衍生物的方法
CN108503583B (zh) 一种含氮氢类化合物的烷基化方法及其应用
CN118834153A (zh) 5-取代吲哚啉手性胺、其制备方法及其在赛洛多辛的制备中的应用
WO2023142857A1 (zh) 一种瑞美吉泮的制备方法
JP2013500983A (ja) フィパメゾールの調製

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220527

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220711

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230418