JP2020506102A - 物体ブロックシステムを有するモータサイクル用収納アセンブリ - Google Patents
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Abstract
蓋(2;2’)および収納コンパートメント(3;3’)を備えるモータサイクル用のアセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)が記載されており、前記収納コンパートメント(3;3’)は、コンテナ本体(31〜33)を備え、前記コンテナ本体は、アクセス開口(36)、前記アクセス開口(36)と向かい合う底部(31)、および前記底部(31)に周囲を連結されて延在する側壁(32)を備え、前記蓋(2;2’)は、蓋の第1の面(21)および蓋の反対側の第2の面(22)を備え、前記蓋(2;2’)は、開放構成と閉鎖構成とをとることができるように前記収納コンパートメント(3;3’)に動作可能に連結されており、当該開放構成では、前記アクセス開口(36)を介して前記収納コンパートメント(3;3’)にアクセスすることができ、当該閉鎖構成では、前記蓋(2;2’)が前記アクセス開口(36)を閉じ、したがって前記収納コンパートメント(3;3’)へのアクセスを妨げ、前記アセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)は、前記コンテナ本体(31、33)内に配置され、前記コンテナ本体(31、33)に収容された物体(5)をブロックするように構成された物体ブロックシステム(4;4A;4B)を備えることを特徴とし、前記物体ブロックシステム(4;4A;4B)は、互いに対して反対側にある第1の面(411、411A、411B)および第2の面(412、412A、412B)を有する弾性膜(41)または弾性網(41A;41B)を備え、前記弾性膜(41)または前記弾性網(41A;41B)は、前記蓋(2;2’)が前記閉鎖構成であるとき、蓋の前記第2の面(22)に面する前記第1の面(411、411A、411B)、および前記コンテナ本体(31〜33)の前記底部(31)に面する前記第2の面(412、412A、412B)を有するように、前記コンテナ本体(31〜33)内に配置されており、前記コンテナ本体(31〜33)の前記側壁(32)は、前記アクセス開口(36)側に位置された壁の第1の部分(321)、および前記底部(31)側に位置された壁の第2の部分(322)を備え、前記コンテナ本体(31〜33)は、前記底部(31)と前記側壁(32)との間に結合部(33)を備え、前記弾性膜または前記弾性網(41B)は、前記コンテナ本体(31〜33)の前記側壁(32)の壁の前記第2の部分(322)、または前記コンテナ本体(31〜33)の前記底部(31)、または前記結合部(33)に連結され、前記弾性膜または前記弾性網(41B)は、前記蓋(2)が前記閉鎖構成であるとき、前記物体(5)を前記コンテナ本体(31〜33)の前記底部(31)に対して弾性的にブロックするように構成されている。【選択図】図5
Description
本発明は概して、モータサイクルの分野に関する。特に、請求項1の前文に記載されているようなモータサイクルの収納アセンブリに関する。
特定の種類のモータサイクル、特に、網羅的ではないが、二輪または複数の車輪を有する原動機付きスクータでは、例えば、車両の後部部品に適用された又は一体化された、サドル下と、トップボックスなどの収納コンテナの形との両方で得られる、収納コンパートメント(収納区画)またはヘルメットコンパートメントの利用が知られている。
アンダサドルコンパートメントの場合、コンパートメント自体へアクセスするための開閉可能なサドルを使用することが普及している。モータサイクル用の伝統的なサドルは通常、ポリウレタンフォームで満たされたパッド部品を支える「サドルプレート」と呼ばれる剛性のある支持材で作られており、そして、フレームへの支持および結合手段を設けられている。そのようなサドルは典型的には、アンダサドルコンパートメントへアクセスできる開放構成と、サドルがアンダサドルコンパートメントの上部を閉じ、したがってそのようなコンパートメントへのアクセスを妨げる閉鎖構成とをとるようにフレームに連結されている。
後部部品内に配置または後部部品に締結されているトップボックスコンパートメントの場合、そのようなトップボックスは通常、収納コンパートメント、および開放構成と閉鎖構成とをとるように収納コンパートメントにヒンジ連結された蓋で構成されている。当該開放構成では、収納コンパートメントにアクセスでき、当該閉鎖構成では、蓋が収納コンパートメントを上部で閉じ、したがって収納コンパートメントにアクセスするのを妨げる。
トップボックスまたはサドルの収納コンパートメントは通常、上記のように、蓋またはサドルによって上部を閉じられるのに適した、閉じた底を備えるコンテナとして機能する剛性のある本体で構成されている。サドルは、サドルプレートによってアンダサドルコンパートメントの蓋として機能する。
従来技術のアンダサドルコンパートメントおよびトップボックスの一つの欠点は、収納コンパートメントが、一つまたは二つのヘルメット(運転手および同乗者用)を運ぶために使用されたとき、特定の場合ではヘルメットの大きさと容積に起因して、モータサイクルの使用中にコンパートメント内で少なからず動くことがある、という事実に起因する。ヘルメット自体の丈夫さの範囲内ではヘルメットが重大な損傷を受けるのを防止するが、衝突または擦れによって塗装または表面処理を損傷させ、その上、騒音を発生させる。
加えて、トップボックスまたはサドルの収納コンパートメントは、より大きな又は小さな、程度の差はあるが壊れやすい、何らかの物体を移送するためにも使用され得ることに留意する必要がある。このような状況は、特に、ヘルメットを装着した運転手によって、収納コンパートメントを有するモータサイクルが運転されるときに起こる。
従来技術の別の欠点は、収納コンパートメントがヘルメット以外の様々な大きさの物体を移送するために使用されたとき、物体をコンパートメントの壁の近くに保持するのが難しいという事実に起因するものであり、したがって、例えば、運転中にモータサイクルが受ける衝撃が発生すると、物体が収納コンパートメントの壁に衝突し、損傷することに加えて、物体が跳ね、騒音を発生させ得る。
本記載の目的は、上記欠点を解決できる又は少なくとも部分的に取り除くことができる、モータサイクルの収納アセンブリを提供することである。
この目的および他の目的は、最も一般的な実施形態において請求項1で、ある特定の実施形態において従属請求項で定められているような、蓋および収納コンパートメントを備えたモータサイクル用のアセンブリによって達成される。
請求項8で定められているようなモータサイクルはまた、本発明の目的である。
本発明は、添付図面に関して例として与えられ、したがって限定するものではない、以下の実施形態の詳細な説明からより理解できる。
添付図面の図1から図6において、同一または類似の要素は同一の符号で示されている。さらに、添付図面の図7から図12において、同一または類似の要素は同一の符号で示されている。
本明細書において、用語「内部(inner)」および「外部(outer)」は、収納コンパートメントの中央に言及していることに注目すべきである。
本明細書において、用語「上部(top)」、「下部(bottom)」、「上側(upper)」、「下側(lower)」、「垂直な(vertical)」、「水平な(horizontal)」は、モータサイクルまたはアセンブリが傾斜しておらず且つ蓋が収納コンパートメントを閉じている閉鎖構成である、通常の使用状態でのモータサイクル、またはモータサイクルと一体化された若しくは連結された蓋および収納コンパートメントを備えるアセンブリに関して意味していることに注目すべきである。
図1から図2に関して、当該図面は、第1の実施形態によるモータサイクルの収納アセンブリまたは収納コンテナの断面を概略的に示し、当該アセンブリまたはコンテナは概して全体を通して符号1で示されている。収納アセンブリまたは収納コンテナは、例においてはトップボックス1である。しかしながら、本明細書の説明は、トップボックスへの適用に限定するものではなく、例えばモータサイクルのサドルバッグ(例えば、モータサイクルの側面に沿って固定するのに適した類いのサドルバッグ)など、モータサイクルの収納コンテナの他の種類に一般的に適用されてもよいことに、に注目すべきである。一実施形態によると、トップボックス1は、原動機付きスクータと一体化されるのに適している。しかしながら、本明細書の説明は概して、収納コンテナを設けられ得る全ての二輪または三輪のモータサイクルに適用可能であることに注目すべきである。また、本明細書において、用語「モータサイクル(motorcycle)」は概して、例えば(限定するものではない)、モペッド、原動機付きスクータなどを含むように意味されていることに注目すべきである。
トップボックス1は、収納コンパートメント3を形成しているコンテナ本体31〜33、および、コンテナ本体31〜33に機能的に連結された蓋2を備える。コンテナ本体は、アクセス開口36、アクセス開口36と向かい合う底部31、および底部31に周囲を連結されて延在する側壁32を備える。蓋2は、蓋の第1の面21、および蓋の反対側の第2の面22を備える。蓋2は、開放構成および閉鎖構成をとるように、収納コンパートメント3に動作可能に連結されている。蓋2が開放構成のとき、底部31と反対にあるアクセス開口36を介して収納コンパートメント3にアクセスできる。閉鎖構成のとき、蓋2はアクセス開口36を閉じ、したがって収納コンパートメント3へのアクセスを妨げる。つまり、それ自体は知られている方法で、閉鎖構成では、蓋2は、上部で収納コンパートメント3を閉じる。
図1から図3に関して、トップボックス1は、コンテナ本体31〜33に収容された物体5(例えばヘルメット5など)をブロック(移動を阻止)するための、コンテナ本体31、33内に配置された物体ブロックシステム4を備える。特に、物体ブロックシステム4は、互いに対して反対側にある第1の面411および第2の面412を有する弾性膜41を備える。弾性膜41は、蓋2が閉鎖構成のとき、サドル2の第2の面22に面する第1の面411、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412を有するようにコンテナ本体31〜33内で準備されている。好ましい実施形態によると、弾性膜41は、外周縁413を備え、外周縁413に沿ってコンテナ本体31〜33に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性膜41は、コンテナ本体31〜33に取り外し可能に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性膜41をコンテナ本体31〜33に固定するために、物体ブロックシステム4は、弾性膜41および/またはコンテナ本体31〜33に関連付けられ得る少なくとも一つの固定部材415を備える。好ましい実施形態によると、前述の少なくとも一つの固定部材415は、複数の固定部材415を備え、好ましくは少なくとも三つの固定部材415を備える。好ましくは、そのような固定部材415は、例えば図3に示されているように、弾性膜41の外周縁413に沿って分布している。開示された例において、物体ブロックシステム4は、網羅的ではないが、複数の固定リング415を備える。複数の固定リング415は、製造され、弾性膜41の縁413に取り付けられたときに閉じられてもよい。この場合、膜41は、取り外しできない方法でコンテナ本体31〜33に連結されるだろう。しかしながら、弾性膜41を本体31〜33に固定するために代替的な固定部材がリング415に使用されてもよいことは、明らかである。例えば、いかなる限定をするものではないが、固定部材415は、複数の単純または安全なフックを備えてもよい(描かれていない)。フックは、コンテナ本体31〜33に固定され得、弾性膜41の縁に直接係合される。この場合、弾性膜41は、コンテナ本体31〜33から容易に取り外され得る。代替的に、固定部材415は、例えば、網羅的ではないが、ジッパーを備えてもよく(描かれていない)、ジッパーの第1の部分は、弾性膜41の縁413に固定され(例えば縫い付けられ)、ジッパーの第1の部分に結合されるジッパーの第2の部分は、コンテナ本体31〜33の側壁32に固定される(例えばリベットで留められる)。
弾性膜41は、コンテナ本体31〜33内で都合のよい高さで固定され得、蓋2が閉鎖構成であるとき、物体5、およびより好ましくはヘルメット5を蓋2の第2の面22に対して弾性的にブロックできることに注目すべきである。特に、コンテナ本体31〜33の側壁32は、アクセス開口36の側に位置された壁の第1の部分321、および底部31の側に位置された壁の第2の部分322を含む。一実施形態によると、壁の第1の部分321および壁の第2の部分322は、側壁32の第1のハーフ部321および第2のハーフ部322にそれぞれ対応する。好ましい実施形態によると、弾性膜41は、側壁32の壁の第1の部分321に連結されている。好都合な実施形態によると、弾性膜41は特に、側壁32の第1の縁34または上側縁34に固定されている。つまり、縁34は、収納コンパートメント3にアクセス開口36の範囲を定める側壁32の縁である。図1に関して、好ましい実施形態によると、弾性膜41は、平面的な構成(図1参照)をとるのに適しており、当該平面的な構成では、そのような膜は、張力がかかっており、収納コンパートメント3内で水平または実質的に水平に延在している。つまり、弾性膜41は、各平面的な構成で、コンテナ本体31〜33の底部31に平行または実質的に平行である。図2に関して、弾性膜41は、ブロック構成(図2参照)をとるのに適している。当該ブロック構成では、弾性膜41は、弾性的に変形し、物体5をブロックするのに適している。実質的に、弾性膜41は、ブロック構成で膜41の上に置かれている物体5(および任意の想定されるさらなる物体)を収容し、かつ運ぶのに適している。実質的に、膜41は、ブロック構成で実質的に袋状の構成に変形し、物体5はそこに収容される。弾性膜41のそのような構成では、物体5(および任意の想定されるさらなる物体)は、蓋2が閉鎖構成であるとき、弾性膜41によって蓋2の第2の面22へと押される。したがって、物体5(および弾性膜41に載っている任意のさらなる物体)は、弾性膜41の弾力性に対抗する蓋2の面22によってブロックされる。好ましい実施形態によると、蓋2の第2の面22は好都合に、弾性膜41に対して保持する物体が損傷しないように柔軟性のある材料で覆われていてもよい。好ましくは、そのような柔軟性のある材料はまた、騒音を防ぎ、または減らす防音材である。
図4を参照すると、当該図面は、第2の実施形態によるトップボックスを示し、当該トップボックスは、全体を通して符号1Aで示されている。トップボックス1Aは、収納コンパートメント3内に物体5をブロックするための物体ブロックシステム4Aを備える。トップボックス1Aは、物体ブロックシステム4Aが上記弾性膜41の代わりに弾性網41Aを備える点のみ、上記のトップボックス1と異なる。特に、弾性網41Aは、互いに対して反対側にある第1の面411Aおよび第2の面412Aを有し、コンテナ本体31〜33に連結されている。さらに、弾性網41Aは、蓋2が閉鎖構成のとき、蓋の第2の面22に面する第1の面411A、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412Aを有するように配置されている。好ましい実施形態によると、弾性網41Aは、コンテナ本体31〜33に取り外し可能に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性網41をコンテナ本体31〜33に固定するために、物体ブロックシステム4Aは、弾性網41および/またはコンテナ本体31〜33に関連付けられ得る上記の少なくとも一つの固定部材415を備える。
好ましい実施形態によると、弾性網41Aは、外周縁413Aを備え、外周縁413Aに沿ってコンテナ本体31〜33に連結されている。一般的に、物体ブロックシステム4および弾性膜41に関して上記された全ては、物体ブロックシステム4Aおよび弾性網41A用に変更すべきところは変更して、有効である。この理由により、簡潔に記載するため、物体ブロックシステム4Aおよび弾性網41Aは、さらなる詳細は記載されていない。
図5を参照すると、当該図面は、第3の実施形態によるトップボックスを示し、当該トップボックスは、全体を通して符号1Bで示されている。トップボックス1Bは、収納コンパートメント3内に物体5をブロックするための物体ブロックシステム4Bを備える。トップボックス1Bは、物体ブロックシステム4Bが、弾性網41Aに対してコンテナ本体31〜33の異なる部分に連結された弾性網41Bを備える点が、上記のトップボックス1Aと異なる。弾性網41Bは、互いに対して反対側にある第1の面411Bおよび第2の面412Bを有し、弾性網41Bは、蓋2が閉鎖構成のとき、蓋の第2の面22に面する第1の面411B、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412Bを有するように配置されている。好ましい実施形態によると、弾性網41Bは、コンテナ本体31〜33に取り外し可能に連結されている。好ましくは、弾性網41Bは、上記の少なくとも一つの固定部材415によってコンテナ本体31〜33に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性網41Bは、外周縁413Bを備え、外周縁413Bに沿ってコンテナ本体31〜33に連結されている。弾性網41Bは、コンテナ本体31〜33の側壁32の壁の第2の部分322、またはコンテナ本体31〜33の底部31、または例のように、コンテナ本体31〜33の結合部33に連結されてもよい。結合部33は、底部31と側壁32を結合している。実施形態によると、弾性網41Bは、平面的な構成をとるのに適しており、当該平面的な構成では、そのような膜は、張力がかかっており、収納コンパートメント3内で水平または実質的に水平に延在している。
好ましい実施形態によると、弾性網41Bは、弾性網41Bを通して物体5(および任意のさらなる物体)を挿入/取り出すための開口414Bを備える。明らかに、開口414Bに加えて、弾性網41Bはまた、弾性網41Bのリンク416Bに対応する複数の第2の開口416Bを備える。開口414Bは、広げられ、狭められ得る。より具体的には、主開口414Bは、広げることができ、網41Bを通って物体5を挿入および取り出すことができる一方、(好ましくは完全に閉じるまで)狭めることができ、物体5が弾性網41Bによってブロックされているときに、物体5が網41Bを横断するのを防ぐ。
実質的に、図5から図6に示された物体ブロックシステム4Bの場合、留められる物体5(および任意のさらなる物体)は、コンテナ本体(31〜33)の底部31に弾性的にブロックされる。さらに好ましくは、物体ブロックシステム4Bの場合、留められる物体5は、弾性網41Bの開口414Bを通って挿入され、弾性網41Bとコンテナ本体31〜33の底部31との間でブロックされる。基本的には、弾性網41Bは本質的に、前述の開口414B、およびコンテナ本体31〜33の結合部33に固定された外周縁413Bまたは下側縁413Bを有する袋のような形状である。一実施形態によると、当該開口414Bについて延在している紐417Bは、開口414Bに関連付けられている。紐417Bは、開口414Bを狭める又は閉じるために手動で引くことができ、弾性網41Bとコンテナ本体31〜33の底部31との間で物体5をブロックするために、好ましくは留め具418B(例えば、バックパックで使用される類いの留め具など)によって、ブロックされ得る。
代替的な実施形態によると、開口414Bについて延在し、かつ弾性網41Bとコンテナ本体31〜33の底部31との間で保持することによって物体5が外に出るのを防ぐために開口414Bを狭めるまたは閉じるのに適している環状の弾性体は、開口414Bに関連付けられてもよい。明らかに、開口414Bを実現する様々なさらなる代替的な方法が、当業者に知られており、記載を簡潔にするために記載されていない。
代替的な実施形態によると(描かれていない)、トップボックス1Bは、弾性網41Bの代わりに弾性膜を備えてもよい。この場合、弾性網41Bに対して上記された全ては、弾性膜を備えた変形形態用に変更すべきところは変更して、有効である。簡潔に記載するため、そのような変形形態は、さらなる詳細は記載されていない。
本発明のある特定の実施形態が上述されているが、単なる例として上述されたものに対して複数の改良および/または変形がされてもよいことに注目すべきである。
例えば、一般的に、蓋2が閉鎖構成であるとき、蓋2の第2の面22に対して、および/または側壁32に対して、および/または底部31に対して、弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bが物体5を弾性的にブロックするように構成されるように、弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bは、蓋2が閉鎖構成であるとき、蓋の第2の面22に面する第1の面411、411A、411B、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412、412A、412Bを有するようにコンテナ本体31〜33内で準備されてもよいことに注目すべきである。つまり、一般的に、弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bは、蓋2が閉鎖構成であるとき、蓋2の第2の面22、側壁32および底部31の中の少なくとも一つに対して弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bが物体5を弾性的にブロックするように構成されるように、コンテナ本体31〜33内で準備されてもよい。
記載を簡潔にするため、本明細書による収納コンテナを含むモータサイクルは記載されていないことに注目すべきである。しかしながら、本明細書による収納コンテナを含むモータサイクルも、本明細書で説明することを意図している。実際、モータサイクルの分野を知る当業者であれば、本明細書による収納コンテナをモータサイクルに一体化しても問題ないであろう。
上記したものによると、本明細書による収納コンテナが、どのようにして従来技術に対して上述した目的を達成することを可能にするのかを理解することができる。
特に、本明細書による収納コンテナは好都合に、移送される物体がモータサイクルの運転中に損傷される可能性を防ぐまたは減らすことと、モータサイクルの運転中の騒音を除去するまたは減らすことの両方を可能にすることに注目すべきである。したがって同時に、移送される一つ以上の物体が、非常に容易かつ早急な方法で収納コンパートメントに配置/収納コンパートメントから取り出されることを可能にする。
説明された本発明の原理、実施形態および製造の詳細は、単なる非限定的な例によって記載および説明されたものに対して、添付の特許請求の範囲で定められた発明の範囲から逸脱することなく、大きく変化し得る。
図7から図8に関して、当該図面は、第1の実施形態によるモータサイクル用のアセンブリ1’の断面を概略的に示しており、当該アセンブリ1’は、概して符号1’で全体を通して示されている。一実施形態によると、アセンブリ1’は、原動機付きスクータに一体化されるのに適している。しかしながら、本明細書の説明は概して、サドルおよびアンダサドルコンパートメントを設けられた二輪または三輪のモータサイクルに適用可能であることに注目すべきである。また、本明細書において、用語「モータサイクル(motorcycle)」は概して、例えば(限定するものではない)、モペッド、原動機付きスクータなどを含むように意味されていることに注目すべきである。
アセンブリ1’は、蓋2’および収納コンパートメント3’を備える。実施形態によると、蓋2’は、サドル2’である一方、収納コンパートメント3’は、アンダサドルコンパートメント3’である。アンダサドルコンパートメント3’は、コンテナ本体31〜33を備える。コンテナ本体31〜33は、アクセス開口36、アクセス開口36と向かい合う底部31、および底部31に周囲を連結されて延在する側壁32を備える。サドル2’は、モータサイクルの運転手のシート用に形成されたサドルの第1の面21、およびアンダサドルコンパートメント3’に面するのに適したサドルの反対側の第2の面22を備える。一実施形態によると、第2の面22は、サドル2’のサドルプレートの面、すなわち、運転手への支持を提供するように構成されたサドル2’の剛性のある部分の面である。特に、面22は好ましくは、サドル2’のサドルプレートの下側端面である。サドル2’は、開放構成および閉鎖構成をとるようにアンダサドルコンパートメント3’に動作可能に連結されている。サドル2’が開放構成のとき、アクセス開口36を介してアンダサドルコンパートメント3’へとアクセスすることができる。閉鎖構成のとき、サドル2’は、アンダサドルコンパートメント3’のアクセス開口36を閉じ、したがってアンダサドルコンパートメント3’へのアクセスを妨げる。つまり、それ自体は知られている方法で、閉鎖構成では、サドル2’は、上部でアンダサドルコンパートメント3’を閉じる蓋として機能する。
図7から図9に関して、アセンブリ1’は、コンテナ本体31〜33に収容された物体5(例えばヘルメット5など)をブロックするように構成された、コンテナ本体31内に配置された物体ブロックシステム4を備える。特に、物体ブロックシステム4は、互いに対して反対側にある第1の面411および第2の面412を有する弾性膜41を備える。弾性膜41は、サドル2’の第2の面22に面する第1の面411、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412を有するようにコンテナ本体31〜33内で準備されている。好ましい実施形態によると、弾性膜41は、外周縁413を備え、外周縁413に沿ってコンテナ本体31〜33に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性膜41は、コンテナ本体31〜33に取り外し可能に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性膜41をコンテナ本体31〜33に連結するために、物体ブロックシステム4は、弾性膜41および/またはコンテナ本体31〜33に関連付けられ得る少なくとも一つの固定部材415を備える。好ましい実施形態によると、前述の少なくとも一つの固定部材415は、複数の固定部材415を備え、好ましくは少なくとも三つの固定部材415を備える。好ましくは、そのような固定部材415は、例えば図9に示されているように、弾性膜41の外周縁413に沿って分布している。開示された例において、物体ブロックシステム4は、網羅的ではないが、複数の固定リング415を備える。複数の固定リング415は、製造され、弾性膜41の縁413に取り付けられたときに閉じられてもよい。この場合、膜41は、取り外しできない方法でコンテナ本体31〜33に連結されている。しかしながら、弾性膜41を本体31〜33に連結するために複数のリング415の代替として様々な固定部材が使用されてもよいことは、明らかである。例えば、いかなる限定をするものではないが、上記の少なくとも一つの固定部材415は、複数の単純または安全なフックを備えてもよい(描かれていない)。フックは、コンテナ本体31〜33に固定され得、弾性膜41の縁に直接係合される。この場合、弾性膜41は、コンテナ本体31〜33から容易に取り外され得る。代替的に、上記の少なくとも一つの固定部材415は、例えば、網羅的ではないが、ジッパーを備えてもよく(描かれていない)、ジッパーの第1の部分は、弾性膜41の縁413に固定され(例えば縫い付けられ)、ジッパーの第1の部分に結合されるジッパーの第2の部分は、コンテナ本体31〜33の側壁32に固定される(例えばリベットで留められる)。
弾性膜41は、コンテナ本体31〜33内で都合のよい高さで固定され得、サドル2’が閉鎖構成であるとき、物体5、およびより好ましくはヘルメット5をサドル2’の第2の面22に対して弾性的にブロックできることに注目すべきである。特に、コンテナ本体31〜33の側壁32は、アクセス開口36の側に位置された壁の第1の部分321、および底部31の側に位置された壁の第2の部分322を含む。一実施形態によると、壁の第1の部分321および壁の第2の部分322は、側壁32の第1のハーフ部および第2のハーフ部にそれぞれ対応する。好ましい実施形態によると、弾性膜41は、側壁32の第1の部分321に連結されている。好都合な実施形態によると、弾性膜41は特に、側壁32の第1の縁34または上側縁34に連結されている。つまり、縁34は、アンダサドルコンパートメント3’にアクセス開口36の範囲を定める側壁32の縁である。図7に関して、好ましい実施形態によると、弾性膜41は、平面的な構成(図7参照)をとるのに適しており、当該平面的な構成では、そのような膜は、張力がかかっており、アンダサドルコンパートメント3’内で水平または実質的に水平に延在している。つまり、弾性膜41は、各休止構成で、コンテナ本体31〜33の底部31に平行または実質的に平行である。図8に関して、弾性膜41は、ブロック構成(図8参照)をとるのに適している。当該ブロック構成では、弾性膜41は、弾性的に変形し、物体5をブロックするのに適している。実質的に、弾性膜41は、ブロック構成で膜41に置かれている物体5(および任意のさらなる物体)を収容し、かつ運ぶのに適している。膜41は、ブロック構成で実質的に袋状の構成に変形し、物体5はそこに収容される。弾性膜41のそのような構成では、物体5(および任意のさらなる物体)は、サドル2’が閉鎖構成であるとき、弾性膜41によってサドル2’の第2の面22へと弾性的に押される。したがって、物体5(および弾性膜41に載っている任意のさらなる物体)は、弾性膜41の弾力性に対抗するサドル2’の面22によってブロックされる。好ましい実施形態によると、サドル2’の第2の面22は好都合に、弾性膜41に対して保持する物体が損傷しないように柔軟性のある材料で覆われていてもよい。好ましくは、そのような柔軟性のある材料はまた、騒音を防ぎ、または減らす防音材である。
図10を参照すると、当該図面は、第2の実施形態によるアセンブリを示し、当該アセンブリは、全体を通して符号1A’で示されている。アセンブリ1A’は、コンテナ本体(31〜33)に収容された物体(5)をブロックするように構成された、コンテナ本体(31〜33)に配置された物体ブロックシステム4Aを備える。アセンブリ1A’は、物体ブロックシステム4Aが上記弾性膜41の代わりに弾性網41Aを備える点のみ、上記のアセンブリ1’と異なる。特に、弾性網41Aは、互いに対して反対側にある第1の面411Aおよび第2の面412Aを有し、コンテナ本体31〜33に連結されている。さらに、弾性網41Aは、サドル2’が閉鎖構成のとき、サドルの第2の面22に面する第1の面411A、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412Aを有するように配置されている。好ましい実施形態によると、弾性網41Aは、コンテナ本体31〜33に取り外し可能に連結されている。好ましい実施形態によると、弾性網41をコンテナ本体31〜33に連結するために、物体ブロックシステム4Aは、弾性網41および/またはコンテナ本体31〜33に関連付けられ得る上記の少なくとも一つの固定部材415を備える。
好ましい実施形態によると、弾性網41Aは、外周縁413Aを備え、外周縁413Aに沿ってコンテナ本体31〜33に連結されている。一般的に、物体ブロックシステム4および弾性膜41に関して上記された全ては、物体ブロックシステム4Aおよび弾性網41A用に変更すべきところは変更して、有効である。この理由により、簡潔に記載するため、物体ブロックシステム4Aおよび弾性網41Aは、さらなる詳細は記載されていない。
図11を参照すると、当該図面は、第3の実施形態によるアセンブリを示し、当該アセンブリは、全体を通して符号1B’で示されている。アセンブリ1B’は、アンダサドルコンパートメント3’内に物体5をブロックするための物体ブロックシステム4Bを備える。アセンブリ1B’は、物体ブロックシステム4Bが、弾性網41Aに対してコンテナ本体31〜33の異なる部分に固定された弾性網41Bを備える点が、上記のアセンブリ1A’と異なる。弾性網41Bは、互いに対して反対側にある第1の面411Bおよび第2の面412Bを有し、弾性網41Bは、サドル2’が閉鎖構成のとき、サドルの第2の面22に面する第1の面411B、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412Bを有するように配置されている。好ましい実施形態によると、弾性網41Bは、コンテナ本体31〜33に取り外し可能に固定されている。好ましくは、弾性網41Bは、上記の少なくとも一つの固定部材415によってコンテナ本体31〜33に固定されている。好ましい実施形態によると、弾性網41Bは、外周縁413Bを備え、外周縁413Bに沿ってコンテナ本体31〜33に連結されている。弾性網41Bは、コンテナ本体31〜33の側壁32の壁の下側ハーフ部322、またはコンテナ本体31〜33の底部31、または例のように、コンテナ本体31〜33の結合部33に連結されてもよい。結合部33は、底部31と側壁32を結合している。実施形態によると、弾性網41Bは、平面的な構成をとるのに適しており、当該平面的な構成では、そのような膜は、張力がかかっており、収納コンパートメント3’内で水平または実質的に水平に延在している。
好ましい実施形態によると、弾性網41Bは、弾性網41Bを通って物体5(および任意のさらなる物体)をコンテナ本体31〜33に挿入/コンテナ本体31〜33から取り出すための主開口414Bまたは開口414Bを備える。明らかに、主開口414Bに加えて、弾性網41Bはまた、弾性網41Bのリンク416Bに対応する複数の第2の開口416Bを備える。主開口414Bは、広げられ、狭められ得る。より具体的には、主開口414Bは、広げることができ、網41Bを通って物体5を挿入および取り出すことができる一方、(好ましくは完全に閉じるまで)狭めることができ、物体5が弾性網41Bによってブロックされているときに、物体5が網41Bを横断するのを防ぐ。
実質的に、図11から図12に示された物体ブロックシステム4Bの場合、留められる物体5(および任意の想定されるさらなる物体)は、弾性網41Bの主開口414Bを通って挿入され、弾性網41Bとコンテナ本体31〜33の底部31との間でブロックされる。基本的には、弾性網41Bは本質的に、前述の主開口414B、およびコンテナ本体31〜33の結合部33に固定された外周縁413Bまたは下側縁413Bを有する袋のような形状である。一実施形態によると、当該開口414Bについて延在している紐417Bは、主開口414Bに関連付けられている。紐417Bは、主開口414Bを狭める又は閉じるために手動で引くことができ、弾性網41Bとコンテナ本体31〜33の底部31との間で物体5をブロックするために、好ましくは留め具418B(例えば、バックパックで使用される類いの留め具など)によって、ブロックされ得る。
代替的な実施形態によると、主開口414Bについて延在し、かつ弾性網41Bとコンテナ本体31〜33の底部31との間で保持することによって物体5が外に出るのを防ぐために主開口414Bを狭めるまたは閉じるのに適している環状の弾性体は、主開口414Bに関連付けられてもよい。明らかに、主開口414Bを実現する様々なさらなる代替的な方法が、当業者に知られており、記載を簡潔にするために記載されていない。
代替的な実施形態によると(描かれていない)、アセンブリ1B’は、弾性網41Bの代わりに弾性膜を備えてもよい。この場合、弾性網41Bに対して上記された全ては、弾性膜を備えた変形形態用に変更すべきところは変更して、有効である。簡潔に記載するため、そのような変形形態は、さらなる詳細は記載されていない。
本発明のある特定の実施形態が上述されているが、単なる例として上述されたものに対して複数の改良および/または変形がされてもよいことに注目すべきである。
例えば、一般的に、サドル2’が閉鎖構成であるとき、サドル2’の第2の面22に対して、または側壁32に対して、または底部31に対して、弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bが物体5を弾性的にブロックするように構成されるように、弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bは、サドル2’が閉鎖構成であるとき、サドルの第2の面22に面する第1の面411、411A、411B、およびコンテナ本体31〜33の底部31に面する第2の面412、412A、412Bを有するようにコンテナ本体31〜33内で準備されてもよいことに注目すべきである。つまり、一般的に、弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bは、サドル2’が閉鎖構成であるとき、サドル2’の第2の面22、側壁32および底部31の中の少なくとも一つに対して弾性膜41、弾性網41Aまたは弾性網41Bが物体5を弾性的にブロックするように構成されるように、コンテナ本体31〜33内で準備されてもよい。
記載を簡潔にするため、本明細書によるサドル及びアンダサドルコンパートメントを備えるアセンブリを含むモータサイクルはまた、記載されていないことに注目すべきである。しかしながら、本明細書によるサドルおよびアンダサドルコンパートメントを備えるアセンブリを含むモータサイクルも、本明細書で説明することを意図している。実際、モータサイクルの分野を知る当業者であれば、本明細書によるアセンブリをモータサイクルに一体化しても問題ないであろう。
上記したものによると、本明細書によるサドルおよびアンダサドルコンパートメントを備えるアセンブリが、どのようにして従来技術に対して上述した目的を達成することを可能にするのかを理解することができる。
特に、本明細書によるアセンブリは好都合に、移送される物体がモータサイクルの運転中に損傷される可能性を防ぐまたは減らすことと、モータサイクルの運転中の騒音を除去するまたは減らすことの両方を可能にすることに注目すべきである。したがって同時に、移送される一つ以上の物体が、非常に容易かつ早急な方法でアンダサドルコンパートメントに配置/アンダサドルコンパートメントから取り出されることを可能にする。
説明された本発明の原理、実施形態および製造の詳細は、単なる非限定的な例によって記載および説明されたものに対して、添付の特許請求の範囲で定められた発明の範囲から逸脱することなく、大きく変化し得る。
Claims (8)
- 蓋(2;2’)および収納コンパートメント(3;3’)を備えるモータサイクル用のアセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)であって、前記収納コンパートメント(3;3’)は、コンテナ本体(31〜33)を備え、
前記コンテナ本体は、アクセス開口(36)、前記アクセス開口(36)と向かい合う底部(31)、および前記底部(31)に周囲を連結されて延在する側壁(32)を備え、
前記蓋(2;2’)は、蓋の第1の面(21)および蓋の反対側の第2の面(22)を備え、
前記蓋(2;2’)は、開放構成と閉鎖構成とをとることができるように前記収納コンパートメント(3;3’)に動作可能に連結されており、当該開放構成では、前記アクセス開口(36)を介して前記収納コンパートメント(3;3’)にアクセスすることができ、当該閉鎖構成では、前記蓋(2;2’)が前記アクセス開口(36)を閉じ、したがって前記収納コンパートメント(3;3’)へのアクセスを妨げ、
前記アセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)は、前記コンテナ本体(31、33)内に配置され、前記コンテナ本体(31、33)に収容された物体(5)をブロックするように構成された物体ブロックシステム(4;4A;4B)を備えることを特徴とし、前記物体ブロックシステム(4;4A;4B)は、互いに対して反対側にある第1の面(411、411A、411B)および第2の面(412、412A、412B)を有する弾性膜(41)または弾性網(41A;41B)を備え、前記弾性膜(41)または前記弾性網(41A;41B)は、前記蓋(2;2’)が前記閉鎖構成であるとき、蓋の前記第2の面(22)に面する前記第1の面(411、411A、411B)、および前記コンテナ本体(31〜33)の前記底部(31)に面する前記第2の面(412、412A、412B)を有するように、前記コンテナ本体(31〜33)内に配置されており、
前記コンテナ本体(31〜33)の前記側壁(32)は、前記アクセス開口(36)側に位置された壁の第1の部分(321)、および前記底部(31)側に位置された壁の第2の部分(322)を備え、前記コンテナ本体(31〜33)は、前記底部(31)と前記側壁(32)との間に結合部(33)を備え、前記弾性膜または前記弾性網(41B)は、前記コンテナ本体(31〜33)の前記側壁(32)の壁の前記第2の部分(322)、または前記コンテナ本体(31〜33)の前記底部(31)、または前記結合部(33)に連結され、前記弾性膜または前記弾性網(41B)は、前記蓋(2)が前記閉鎖構成であるとき、前記物体(5)を前記コンテナ本体(31〜33)の前記底部(31)に対して弾性的にブロックするように構成されている、
アセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)。 - 前記弾性膜(41)または前記弾性網(41A;41B)は、外周縁(413;413A;413B)を備え、前記外周縁(413;413A;413B)に沿って前記コンテナ本体(31〜33)に連結されている、請求項1に記載のアセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)。
- 前記弾性膜(41)または前記弾性網(41A;41B)は、前記コンテナ本体(31〜33)に取り外し可能に連結されている、請求項1または請求項2に記載のアセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)。
- 前記弾性膜(41)または前記弾性網(41A)は、前記弾性膜(41)または前記弾性網(41A)が張られ、前記収納コンパートメント(3;3’)に水平または実質的に水平に延在している平面的な構成をとるのに適している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のアセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)。
- 前記弾性膜または前記弾性網(41B)は、前記弾性膜または前記弾性網(41B)を通して前記物体(5)を挿入/取り出すための開口(414B)を備え、前記開口(414B)は、広げられ、狭められ得る、請求項1に記載のアセンブリ(1B;1B’)。
- 前記収納コンパートメントは、前記モータサイクルのアンダサドルコンパートメント(3’)であり、前記蓋は、前記モータサイクルの運転手のシート用に形成されたサドル(2’)である、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のアセンブリ(1’;1A’;1B’)。
- 前記アセンブリは、モータサイクルのトップボックスまたはサドルバッグである、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のアセンブリ(1;1A;1B)。
- 請求項1から請求項7のいずれか一項に定められたようなアセンブリ(1;1A;1B;1’;1A’;1B’)を備えるモータサイクル。
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